JPH022529Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022529Y2 JPH022529Y2 JP9050884U JP9050884U JPH022529Y2 JP H022529 Y2 JPH022529 Y2 JP H022529Y2 JP 9050884 U JP9050884 U JP 9050884U JP 9050884 U JP9050884 U JP 9050884U JP H022529 Y2 JPH022529 Y2 JP H022529Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection sleeve
- inner cavity
- axis
- molten metal
- plunger tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 26
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 26
- 238000004512 die casting Methods 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業状の利用分野〉
本考案は、水平式コールドチヤンバ型ダイカス
ト機における射出スリーブに関するものである。
ト機における射出スリーブに関するものである。
〈従来の技術〉
この種ダイカスト機では、射出スリーブ内に供
給した溶湯をプランジヤロツドの先端に取付けた
プランジヤチツプにより高速高圧で射出する為、
射出スリーブの内腔の軸芯とプランジヤチツプの
軸芯は互いに常に一致させておく必要がある。
給した溶湯をプランジヤロツドの先端に取付けた
プランジヤチツプにより高速高圧で射出する為、
射出スリーブの内腔の軸芯とプランジヤチツプの
軸芯は互いに常に一致させておく必要がある。
しかし、実際問題として射出スリーブの内腔は
高温の溶湯にさらされる為、特に高温の溶湯と接
触する内腔の下側壁部が熱膨張して射出スリーブ
全体が下方へ向け弓形に変形しやすく、射出スリ
ーブの内腔の軸芯とプランジヤチツプの軸芯を互
いに常時一致させることは非常に難かしかつた。
高温の溶湯にさらされる為、特に高温の溶湯と接
触する内腔の下側壁部が熱膨張して射出スリーブ
全体が下方へ向け弓形に変形しやすく、射出スリ
ーブの内腔の軸芯とプランジヤチツプの軸芯を互
いに常時一致させることは非常に難かしかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案はこの様な技術的課題に対して、高温の
溶湯と接触する内腔の下側壁を熱膨張しにくく
し、その結果射出スリーブが弓形に変形するのを
防止し得、射出スリーブの内腔の軸芯とプランジ
ヤチツプの軸芯を互いに常時一致させることが出
来る射出スリーブを提供せんとするものである。
溶湯と接触する内腔の下側壁を熱膨張しにくく
し、その結果射出スリーブが弓形に変形するのを
防止し得、射出スリーブの内腔の軸芯とプランジ
ヤチツプの軸芯を互いに常時一致させることが出
来る射出スリーブを提供せんとするものである。
〈問題点を解決するための手段〉
係る問題点を解決するための手段として、本考
案は内腔を射出スリーブの軸芯より十分に上側位
置に形成した事を特徴としたものである。
案は内腔を射出スリーブの軸芯より十分に上側位
置に形成した事を特徴としたものである。
〈作用〉
射出スリーブの内腔を構成する下側壁部が上側
壁部より十分に肉厚くなり、従つて内腔内に供給
された溶湯の熱が下側壁部に十分行き渡らなくな
ると同時に、上側壁部は溶湯の熱を適当に受け
て、この両者の兼ね合いによつて射出スリーブが
弓形に変形することがなくなる。
壁部より十分に肉厚くなり、従つて内腔内に供給
された溶湯の熱が下側壁部に十分行き渡らなくな
ると同時に、上側壁部は溶湯の熱を適当に受け
て、この両者の兼ね合いによつて射出スリーブが
弓形に変形することがなくなる。
〈実施例〉
以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
する。
射出スリーブ１は軸方向に沿つて円形状の内腔
２が貫通形成されると共に、基端方上面に給湯口
３が形成され、その内腔２にプランジヤロツド４
の先端に取付けられたプランジヤチツプ５が摺動
自由に嵌挿入され、給湯口３から給湯された溶湯
ａが金型（図示せず）内へ射出圧送されるように
なつている。
２が貫通形成されると共に、基端方上面に給湯口
３が形成され、その内腔２にプランジヤロツド４
の先端に取付けられたプランジヤチツプ５が摺動
自由に嵌挿入され、給湯口３から給湯された溶湯
ａが金型（図示せず）内へ射出圧送されるように
なつている。
内腔２は射出スリーブ１の軸芯より十分に上
側位置に形成される。即ち、内腔２の軸芯ｍを中
心にして、内腔を構成する下側壁部１ａを上側壁
部１ｂより十分に肉厚く形成するものである。こ
の場合、射出スリーブ１の断面形状は従来通り円
形状でも良いし、図示実施例の如く略三角形状で
も良いし、また略四角形状でも他の多角形或いは
楕円形状でも良く、要は内腔２の軸芯ｍが射出ス
リーブ１の軸芯より十分に上側位置に形成され
ていれば良い。
側位置に形成される。即ち、内腔２の軸芯ｍを中
心にして、内腔を構成する下側壁部１ａを上側壁
部１ｂより十分に肉厚く形成するものである。こ
の場合、射出スリーブ１の断面形状は従来通り円
形状でも良いし、図示実施例の如く略三角形状で
も良いし、また略四角形状でも他の多角形或いは
楕円形状でも良く、要は内腔２の軸芯ｍが射出ス
リーブ１の軸芯より十分に上側位置に形成され
ていれば良い。
〈効果〉
本考案射出スリーブは斯様に構成したので、内
腔を構成する下側壁部が上側壁部より十分に肉厚
くなり、従つて内腔内に供給された溶湯の熱が下
側壁部に十分行き渡らなくなると同時に、上側壁
部は溶湯の熱を適当に受け、この両者の兼ね合い
によつて射出スリーブが弓形に変形することがな
くなる。
腔を構成する下側壁部が上側壁部より十分に肉厚
くなり、従つて内腔内に供給された溶湯の熱が下
側壁部に十分行き渡らなくなると同時に、上側壁
部は溶湯の熱を適当に受け、この両者の兼ね合い
によつて射出スリーブが弓形に変形することがな
くなる。
よつて、射出スリーブの内腔の軸芯とプランジ
ヤチツプの軸芯が互いに常時一致し、プランジヤ
チツプが射出スリーブの内腔内面にかじることが
なくなる。
ヤチツプの軸芯が互いに常時一致し、プランジヤ
チツプが射出スリーブの内腔内面にかじることが
なくなる。
図面は本考案実施の一例を示し、第１図は断面
図、第２図は第１図の２−２線端面図である。 図中、１は射出スリーブ、２は内腔、は射出
スリーブの軸芯、ｍは内腔の軸芯である。
図、第２図は第１図の２−２線端面図である。 図中、１は射出スリーブ、２は内腔、は射出
スリーブの軸芯、ｍは内腔の軸芯である。
Claims (1)
- 内腔を射出スリーブの軸芯より十分に上側位置
に形成した事を特徴とするダイカスト機の射出ス
リーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050884U JPS614857U (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | ダイカスト機の射出スリ−ブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9050884U JPS614857U (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | ダイカスト機の射出スリ−ブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS614857U JPS614857U (ja) | 1986-01-13 |
| JPH022529Y2 true JPH022529Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30645561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9050884U Granted JPS614857U (ja) | 1984-06-16 | 1984-06-16 | ダイカスト機の射出スリ−ブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS614857U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7193943B2 (ja) * | 2018-08-03 | 2022-12-21 | 東京窯業株式会社 | ダイカスト用スリーブ |
-
1984
- 1984-06-16 JP JP9050884U patent/JPS614857U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS614857U (ja) | 1986-01-13 |
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