JPH02252791A - 分散型el素子用バインダー - Google Patents

分散型el素子用バインダー

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JPH02252791A
JPH02252791A JP1074707A JP7470789A JPH02252791A JP H02252791 A JPH02252791 A JP H02252791A JP 1074707 A JP1074707 A JP 1074707A JP 7470789 A JP7470789 A JP 7470789A JP H02252791 A JPH02252791 A JP H02252791A
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JP
Japan
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cyanoethylated
acrylonitrile
beta
binder
sample
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Pending
Application number
JP1074707A
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English (en)
Inventor
Akinori Kameyama
亀山 昭憲
Jun Wada
潤 和田
Yutaka Nakabayashi
豊 中林
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Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nitto Denko Corp
Nihon Kasei Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kasei Chemical Co Ltd
Nitto Denko Corp
Nihon Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Llよ二剋ユ遣1 本発明はアクリロニトリル、エチレンシアンヒドリン及
びβ、β′−オキシジプロビオニトリルの不純物含有量
がそれぞれ0.!41%以下であるシアノエチル化物か
らなる分散型EL素子用バインダーに関する。
従来の技術 分散型EL素子は、一般にアルミニウム箔などの金属箔
を背面電極とし、この背面電極上に酸化チタンやチタン
酸バリウ、ム等の無機高誘電体粉末を有機高誘電体バイ
ンダーに分散させた反射絶縁体層を形成し、さらにその
上に硫化亜鉛などの蛍光体粉末を有機高誘電体バインダ
ーに分散させた発光層を形成し、最後にITO(酸化イ
ンジウムと酸化スズの混合物)等の透明電極を対電極と
して設置した構造を有し、両電極間に交流電圧を印加す
ることにより蛍光体が発光するものである。
尚、直流駆動形式の分散型EL素子では背面電極と透明
電極の間に発光層のみを挟み込んだ形態のものが用いら
れている。
・ところでEL素子用バインダーに要求′される特性の
一つとしては誘電率の高いことがあげられる。
誘電率の鳥いバインダーを使用することによりEL素子
の輝度が向上する。
現在、分散型EL素子用バインダーとして、誘電率の大
きなシアノエチル化したポリオール類が使用されている
。しかしながらこれらのバインダーを用いたEL素子は
、いずれも発光の寿命が短くその改良が望まれている。
この原因の1つに、バインダー中に分散された蛍光体に
電場を印加した際に、水分あるいはバインダー中の不純
物と蛍光体が何らかの電気化学的な反応を起こし!11
度が低下し寿命が短くなることが考えられる。
問題点を解決するための 段 本発明者らは、上記問題点を解決すべく鋭意検討を行っ
た結果、少なくとも1個のOH基を有する化合物のシア
ノエチル化物中に含まれるアクリロニトリル、エチレン
シアンヒドリン及びβ。
β′−オキシジプロビオニトリルの量をそれぞれ0.5
重量%以下にする事により、分散型EL[子用バインダ
ーとして優れた特性が得られることを見出し本発明に至
った。
バインダーとして前記不純物の含有量がそれぞれ0.5
重量%以下であるシアノエチル化物及び蛍光体を含む発
光層もしくは該発光層と前記不純物の含有量がそれぞれ
0.5重量%以下であるシアノエチル化物及び無m誘電
体を含む絶縁体層を透明電極と背面電極との間に挟持し
た分散型EL素子は、発光の寿命が長くなり、輝度の半
減期は前記不純物を除かない従来のものに比べて著しく
向上せしめることができることができた。
本発明に用いられるシアノエチル化される少なくとも1
個のOH基を有する化合物としては糖類、セルロース類
、多価アルコール、水酸基含有ポリマー或いはヒドロキ
シ(メタ)アクリレート等を挙げることができる。これ
らの少なくとも1個のOH基を有する化合物に塩基性触
媒下アクリロニトリルをマイケル付加することによりシ
アノエチル化物が得られる。シアノエチル化度は化合物
の有するOH基がすべてシアノエチル化されてもよく、
又、その一部がシアノエチル化されてもよい。
好ましくはシアノエチル化度は50%以上更に好ましく
は70%以上である。
このような少なくとも1fjUのOH基を有する化合物
のシアノエチル化物としては誘電率10以上(IKHz
、25℃)のものが好ましく、シアノエチル化エチレン
ビニルアルコール共重合体、シアノエチル化ポリビニル
アルコール、シアノエチル化ジヒドOキシ化ポリビニル
アルコール、シアノエチル化セルロース、シアノエチル
化ヒドロキシアルキルセルロース、シアノエチル化ヒド
ロキシエチルセルロース、シアノエチル化プルラン、シ
アノエチル化ジヒドロキシプルラン、シアノエチル化ス
ターチ、シアノエチル化サッカロース、シアノエチル化
アミロース、シアノエチル化ソルビトール、シアノエチ
ル化ペンタエリスリトール。
シアノエチル化マンニトール、シアノエチル化メチルグ
ルコース、シアノエチル化トリメチロールプロパン、シ
アノエチル化グリセリン、シアノエチル化ジグリセリン
、2−シアノエチル(メタ)アクリレート、等のシアノ
エチル基を有する(メタ)アクリル酸エステル誘導体を
例示することができる。かかるシアノエチル化物は単独
でもしくは混合物として用いられる。
尚、ここに示した例えば(メタ)アクリレートはメタア
クリレート又はアクリレートを示すものとする。
これらのシアノエチル化物はマイケル付加反応に際し反
応副生成物としてエチレンシアンヒドリン、β、β′−
オキシジプロビオニトリル及び未反応のアクリロニトリ
ルを混有する。
これらのシアノエチル化物をl[することにより、本発
明のアクリロニトリル、エチレンシアンヒドリン及びβ
、β′−オキシジブロピオニトリルの含有量がそれぞれ
0.511%以下更に好ましくは0.3重量%以下のシ
アノエチル化物を得た。
精製工程として、洗浄及び/又は再沈澱と乾燥などの精
製操作をくり返して行う。
)!Ji製の1例としては反応により得られたシアノエ
チル化物をよく溶解する有機溶媒例えばアセトン、N、
N’−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンな
どに溶解し、この溶液をシアノエチル化物の貧溶媒、例
えば水又は水とメタノールの混合溶媒に加えてシアノエ
チル化物を晶出せしめ洗浄する。貧溶媒は溶液の5重量
倍以上使用することが好ましい。また、貧溶媒に溶液を
加えてシアノエチル化物を晶出せしめてもよい。一般に
シアノエチル化物が固体状で得られる場合には、これら
の操作を3回以上繰返すことにより不純物の量を夫々0
.5重量%以下とすることができる。
また、シアノエチル化物が粘稠な液状で得られる場合は
分液洗浄を3回以上繰返すことにより精製する。洗浄時
、貧溶媒の液温を室温から90℃までの間で調整して効
率を向上させることもできる。
上述の如き洗浄・再沈澱の如き精製操作を適宜組合わせ
て行った後、脱水し乾燥好ましくは減圧乾燥することに
よりm製シアノエチル化物を得る。
本発明の少なくとも1個のOH基を有する化合物のシア
ノエチル化物中のアクリロニトリル、エチレンシアンヒ
ドリンおよびβ、β′−オキシジプロピオニトリルの定
量は、シアノエチル化物を一定濃度のN、N’ −ジメ
チルホルムアミドの溶液とし、ガスクロマトグラフィー
を用いて行なわれる。
測定条件としては、アクリロニトリルは、カラム長3m
、内径3 tart 、担体として80〜100メツシ
ユノanaqron Qに固定相液体P E G −2
0Mを10%担持したカラムを用い、キャリアガスとし
て窒素、キャリアガス流140m!/l1in 、検出
器FID、カラム温度110℃、内部標準物質エチルセ
ロソルブを用いた内部標準法で行う。
又、エチレンシアンヒドリン、β、β′−オキシジプロ
ピオニトリルは、PEG−20Mをコーティングしたカ
ラム長、30m1内径0.3關、のキャピラリーカラム
を用い、キャリアガスとして窒素、キャリアガス流11
.Od/l1in 、検出器FID。
カラム温度は、初期温度120℃、最終温度190℃、
昇温速度4℃/l1in 、スプリット比’l :  
100、内部標準物質として安息香酸ベンジルを用いた
内部標準法で測定する。
このようにして得られたシアノエチル化物は不純物が極
めて少ないため、分散型EL素子のバインダーとしてす
ぐれている。すなわち、硫化亜鉛等の蛍光体粉末を本発
明のバインダーに分散させた発光層又は該発光層仁酸化
チタン等の無機高誘電体粉末を本発明のバインダーに分
散させた絶縁体層を透明電極と背面電極の間に挟持した
分散型El素子は極めて長い輝度の寿命を有する。
本発明のシアノ比エチル化物をバインダーとして使用す
る場合、液状のものは直接蛍光体粉末又は無機高誘電体
粉末を分散させた後、熱又は放射線等で硬化し、固体状
のものは溶媒に溶解、その溶液中に蛍光体粉末、又は無
機高誘電体粉末を分散させ、次いで溶媒を蒸発せしめ、
発光層、絶縁体層を形成せしめる。蒸発(乾燥)の条件
は任意の温度、時間でよいが蒸発可能な限り低温、短時
間が好ましい。
このようにして得られた発光層、絶縁体層を備えた分散
型EL素子は公知の方法によって製造され、発光層、絶
縁体層は蛍光体粉末、無機高誘電体粉末、バインダー以
外に公知のスペーサー、増感剤等を含んでいてもよい。
発明の効果 本発明のバインダーはアクリロニトリル、エチレンシア
ンヒドリン及びβ、β′−オキシジプロピオニトリルの
含有量がそれぞれ0.5重量%以下のシアノエチル化物
からなり、このバインダーを分散型EL素子の発光層、
絶縁体層に使用した場合、電場印加に際し、不純物が発
光層中の蛍光体と電気化学的な反応を起すことがなく、
′n度の寿命が著しく長くなる。
[実施例] 以下に実施例により具体的に説明するが、これらは本発
明の一例であり、これらに限定されるものではない。
実施例1 攪拌機、冷却器、温度計の付いた4つロセパラブルフラ
スコに、グラニュー糖34.2重量部、5%水酸化ナト
リウム水溶液20重量部を仕込み撹拌してグラニユー糖
を溶解させた後、アクリロニトリル250重量部を加え
、反応温度50℃で5時間反応させた。冷却後、反応液
の7倍量のイオン交換水で反応液を水洗し粗シアノエチ
ル化サッカロースを得る。
得られた粗シアノエチル化サッカロースを良溶媒のアセ
トンと貧溶媒の水の組合せで再沈澱・洗浄を繰返し、最
後に減圧乾燥を行って水及びアセトン等の溶媒を除去し
た。
この様にして得られたシアノエチル化サッカロース中の
アクリロニトリル、エチレンシアンヒドリン、β、β′
−オキシジプロピオニトリルの分析を行った。
分析条件は、アクリロニトリルは、島津製作所製GC−
7Aを用い、カラム長3m、内径3闇、担体として80
〜100メツシユのanaqron Qに固定相液体P
 E G −20Mを10%担持したカラムを用い、キ
ャリアガスとして窒素、キャリアガス流fJi 40d
/lin、検出器FID、カラム温度110℃、内部標
準物質としてエチルセロソルブを用いた内部標準法で行
った。
又、エチレンシアンヒドリン、β、β′−オキシジブロ
ビオニトリルは、P E G −20Mをコーティング
したカラム長30m 1内径0,3闇、のキャピラリー
カラムを用い、キャリアガスとして窒素、キャリアガス
流量1.0d/nin 、検出器FID。
カラム温度は、初期温度120℃、最終温度190℃、
昇温速度4℃/1n、スプリット比1:100、内部標
準物質として安息香酸ベンジルを・用いた内部標準法で
測定した。
ガスクロマトグラフィーの測定結果より、本実施例で得
られたシアノエチル化サッカロース中のアクリロニトリ
ル、エチレンシアンヒドリンは未検出、β、β′−オキ
シジブロピオニトリル量は0.211%であった。尚、
シアノエチル化サッカロースの精製後の誘電率はε−3
3(1KHz、25℃)であった。
実施例2 実施例1と同じ反応装置を用い、プルランPF−20(
林原株式会社製)10重恒量、5%水酸化ナトリウム水
溶液10重Φ部を仕込み撹拌しながらプルランを溶解し
た後、アクリロニトリル7.5重量部とアセトン7.5
1ff1部の混合物を加え、室温で24時間反応させた
。反応終了後、木酢@ 0.75重量部で中和し反応液
の10倍倍吊イオン交換水中に反応液を撹拌しながら注
いでシアノエチル化プルランを晶出させた。粗シアノエ
チル化プルランをアセトンに溶解し再び水中で晶出し、
脱水後、減圧乾燥してシアノエチル化プルラン(試料A
)を得た。
アセトン溶解、水晶量の精製操作を試料Aよりさらに3
回多く行い、脱水後減圧乾燥してシアノエチル化プルラ
ン(試料B)を得た。
得られた試料A1試料Bを実施例1と同じ条件でガスク
ロマトグラフィー分析を行った所、試料A中のアクリロ
ニトリルは未検出、エチレンシアンヒドリン酸は0.6
5重山気、β、β′−オキシジプロピオニトリル量は4
.2重量%であった。
一方、試料B中のアクリロニトリル、エチレンシアンヒ
ドリン量は未検出、β、β′−オキシジブロピオニトリ
ル量は0.3@ 量%であった。
尚、シアノエチル化プルランの試料への誘電率はa=1
9(I Kt−(z、 25℃)、試料Bの誘電率はε
=18(IKHz、25℃>−Qありだ。
実施例3 実施例1と同じ反応装置を用い、スターチ(日本食品加
工株式会社製、ハイアミロース品) 16.29、アク
リロニトリル318g、5%水酸化すトリウム水溶液2
49を仕込み、撹拌しながら反応温度60℃で5時間反
応させた。反応終了後冷却して酢酸1.5gで中和した
。反応液の約10倍量の90℃以上に加温したイオン交
換水中に撹拌しながら反応液を注ぎ、粗シアノエチル化
スターチを得た。
これをアセトンに溶解し今度は水に晶出し、脱水後、減
圧乾燥を行いシアノエチル化スターチを得た。(試料C
) 上記の晶出精製を試料Cの条件より、さらに2回多く行
って同様の操作によりシアノエチル化スターチを得た。
(試料D) 実施例1と同じガスクロマトグラフィー条件にて分析し
た所、試料Cにはアクリロニトリルは未検出、エチレン
シアンヒドリンが0.41ffi%、β、β′−オキシ
ジプロピオニトリルが1.31!1%含まれていた。試
料りはすべて未検出であった。
シアノエチル化スターチの誘電率は試料Cがε=18(
I KHz、 25℃)で試料りがa=171’あった
実施例4 実施例1と同じ反応装置を用い、ポリビニルアルコール
(日本合成化学株式会社製、NH−20)の13.2%
水溶液409.12%水酸化ナトリウム水溶液40gを
撹拌混合し、さらにアクリロニトリル639とアセトン
63gの混合液を加え、反応温度30℃で7時間反応す
る。反応終了後、酢酸的7.2gで中和し、分液ロート
で有機層と水層を分離し、有機層を反応液の約4倍量の
イオン交換水へ撹拌しながら注ぎ晶出した。
晶出物をアセトンに溶解後、水とメタノールの(1:1
)混合液に晶出し精製する。これを脱水後、減圧乾燥し
てシアノエチル化ポリビニルアルコールを得た。(試料
E) 上記の水とメタノール混合液への晶出精製をさらにもう
1回繰返し同様の操作でシアノエチル化ポリビニルアル
コールを得た。(試料「)実施例1と同じガスクロマト
グラフィー条件にて分析した所、試料Eには、アクリロ
ニトリルが0、3重1%、エチレンシアンヒドリンが0
.911%、β、β′−オキシジブロビオニトリルが2
,3型間%含まれていた。
試料Fにはアクリロニトリル、エチレンシアンヒドリン
は未検出で、β、β′−オキシジブロピオニトリルは0
.1重1%含まれていた。
シアノエチル化ポリビニルアルコールの誘電率は試料E
が16(1KHz、25℃)、試料Fが17であった。
実施例5〜8 実施例1〜4で得られたシアノエチル化物を単独もしく
は第1表に示された所定の配合比で混合したものをバイ
ンダーとして使用した。これらのバインダーをN、N’
−ジメチルホルムアミドに溶解後、シアノエチル化物1
重量部に対しチタン酸バリウム(富士チタン製、BT−
100) 4重量部を加え、混合・分散し、アルミ板上
に乾燥後の厚さが50mになる様に均一に塗布し絶縁体
層を形成した。
同様に実施例1〜4で得られたシアノエチル化物単独も
しくは混合物をN、N’−ジメチルホルムアミドに溶解
後、シアノエチル化物1型最部に対して電場発光性蛍光
体(シルバニア製# 723) 3重量部を加え、混合
・分散し、前記絶縁体層上に乾燥後の厚さが50−にな
る様に均一に塗布し発光層を形成した。これらの積層物
を10cIIX10αの太きさに切り、リード端子を取
り付けた後、乾燥させた。
一方、PETの片面にITO膜を形成した透明導電性フ
ィルムを同じり10α×10αの大きさに切り、リード
端子を取り付けた後に、前述の積層物の発光層と透明導
電フィルムのITO面とを加熱、ラミネートした後、す
ばやく、ポリ三フッ化塩化エチレンフィルムで封止した
得られたEL素子の両電極間に1oov −400H2
の交流電場を印加した時の輝度、及び20℃−70%R
Hの環境条件下で点灯し続けた時、輝度が半減するまで
の時間を第1表に示した。
比較例1〜4 市販のシアノエチル化サッカロース(イーストマンコダ
ック社製)を実施例1のガスクロマトグラフィー条件で
分析すると、アクリロニトリルが0.1重量%、エチレ
ンシアンヒドリンが1.2重量%、β、β′−オキシジ
プロビオニトリルが10゜5重量%含まれている。不純
物の多いシアノエチル化プルラン(試料A)、シアノエ
チル化ポリビニルアルコール(試料E)、シアノエチル
化プルラン(試料A)と市販シアノエチルサッカロース
を1:1に混合したもの及びシアノエチル化スターチ(
試料C)と市販シアノエチルサッカロースを1:1に混
合したものを夫々バインダーとして用い、実施例5〜8
と同様の操作でEL素子を作り、同様の試験を行ってそ
の結果第2表に示した。実施例5〜8と比較して輝度半
減時間がはるかに短いことが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アクリロニトリル、エチレンシアンヒドリン及
    びβ,β′−オキシジプロピオニトリルの含有量がそれ
    ぞれ0.5重量%以下である、少なくとも1個のOH基
    を有する化合物のシアノエチル化物からなる分散型EL
    素子用バインダー。
JP1074707A 1989-03-27 1989-03-27 分散型el素子用バインダー Pending JPH02252791A (ja)

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