JPH02252561A - 機能性を有する吸水シートの製造装置 - Google Patents

機能性を有する吸水シートの製造装置

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JPH02252561A
JPH02252561A JP1073967A JP7396789A JPH02252561A JP H02252561 A JPH02252561 A JP H02252561A JP 1073967 A JP1073967 A JP 1073967A JP 7396789 A JP7396789 A JP 7396789A JP H02252561 A JPH02252561 A JP H02252561A
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supplies
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浩三 三田
Junichi Kuroki
潤一 黒木
Shigeji Inaoka
稲岡 重司
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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MEETERU KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機能性を有する吸水シートの製造装置に関す
るものである。
本発明の製造の対象である機能性を有する吸水シートは
、重ね合わせた2枚のシート中に、吸水性材料を含ませ
て吸水作用をもたせるとともに、種々の機能材を添加し
たものであり、例えば生鮮食品の包装材、鮮魚、肉等の
包装材、紙おむつ、生理用ナプキン等に用いられ、生鮮
食品の鮮度を保ったり、抗菌作用、防臭作用等を持たせ
たりするものである。
この2枚のシートは、一方を透水性、他方を防水性とし
たり、両方を透水性としたり、使用分野に応じて任意に
選択することができる。
(従来の技術〕 機能性を有する吸水シートについては、特開昭63−1
56540号公報に記載されているように、2枚のシー
トの間に、高吸水性樹脂、抗菌性材料を散布した抗菌性
吸水シートが知られている。
従来の機能性を有する吸水シートは単に2枚のシートの
間に材料を含ませたものであるため、強度的に弱く、こ
のため、多量の水分を含ませることができず、また、こ
のシートが破れたりすると、水分や機能性材料が外部に
漏れることがあった。
また、防水性シートが一枚であると、水分が多い場合等
には十分な強度が得られず、破損して外部にしみ出す等
の欠点があった。
特に、端部においては、製造時のエンボスロールの挟着
だけで接合されているため強度が小さ(なり、破損し易
く、内容物が露出することがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
吸水シートの強度を高め、または、防水作用を十分なも
のとするために、本出願人は従来の吸水シートの外側に
さらにシートを重ね合わせることを発案した。すなわち
、吸水性材料等を包むシートを二重またはこれ以上とす
ることにより、上述の欠点を除くことができる。
さらに、単にシートの端部を挟着接合したのみでは、前
述したように、この端部における十分な強度が得られな
いため、本出願人は、一方のシート端部を折り込むよう
にして他方のシートと重ね合わせ、挟着接合することを
発案した。
本発明は、外側シートを多重とし、さらにシートの一方
の対応した端部を折り込むと共に他方の対応した端部は
ヒートシールしてなる機能性を有する吸水シートを手作
用を介することなく、材料の状態から完成品まで自動的
に製造するための製造装置の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成は、次の1〜5に記載した技術的事項から
成るものである。
】、長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送
機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合
粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より、
当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する
第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一
体化する加熱ロール100、挟着一体化された積層体3
を所定長さに切断する第1のカッター50、切断された
ポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で搬
送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部
より、当該第2の速度で基材1.2より幅広の基材6を
基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材
6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構
60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度
で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を
供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシ
ールするサイドシールロール70、サイドシールされた
積層体11のポリマーシート4とポリマーシート4間の
一定間隔部をヒートシールするエンドシールロール80
、当該エンドシール部分を切断する第2のカッター90
、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装置。
2、長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送
機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合
粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より、
当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する
第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一
体化する加熱エンボスロール100’ 、エンポスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
の第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2
の搬送機構の下部より、当該第2の速度で基材】、2よ
り幅広の基材6を基材1.2に重なるよう供給する第2
の供給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り
込む折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より
、当該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅
を有する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込
み部分をヒートシールするサイドシールロール70、サ
イドシールされた積層第11のポリマーシート4とポリ
マーシート4間の一定間隔部をヒートシールするエンド
シールロール80、当該エンドシール部分を切断する第
2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水シート
の製造装置。
3、長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送
機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合
粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より、
当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する
第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一
体化する加熱エンボスロールioo’ 、エンボスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
の第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2
の搬送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2よ
り幅広の基材6を基材1.2に重なるよう供給する第2
の供給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り
込む折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より
、当該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅
を有する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込
み部分をヒートシールするサイドシールロール70、サ
イドシートされた積層体11をエンボスシングする加熱
エンボスロール110、エンボスシングされた積層第1
2のポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔
部ヲヒートシールするエンドシールロール80、前記エ
ンドシール部分を切断する第2のカッター90、よりな
る機能性を有する吸水シートの製造装置。
4、長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送
機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合
粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より、
当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する
第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一
体化する加熱エンボスロール100’ 、エンポスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
の第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬
送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅
広の基材6を基材1゜2に重なるよう供給する第2の供
給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む
折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当
該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有
する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部
分をヒートシールするサイドシールロール70、サイド
シールされた積層第11のポリマーシート4とポリマー
シート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシー
ルロール80、エンドシールされた積層体8をエンポス
シングする加熱エンボスロール110. 前記エンドシ
ール部分を切断する第2のカッター90、よりなる機能
性を有する吸水シートの製造装置。
5、長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送
機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合
粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より、
当該第1の速度で基材2を基材1の重なるよう供給する
第1の供給機構、混合粉末を基材l及び2の間に挟着一
体化する加熱エンボスロール100’ 、エンボスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
の第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬
送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅
広の基材6を基材1゜2に重なるよう供給する第2の供
給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む
折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当
該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有
する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部
分をヒートシールするサイドシールロール70、サイド
シールされた積層体11のポリマーシー!・4とポリマ
ーシート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシ
ールロール80、サイドシールされた積層体8の当該エ
ンドシール部分を切断する第2のカッター90、切断さ
れた積層体10を加熱エンボスシングする加熱エンボス
ロール110、よりなる機能性を有する吸水シートの製
造装置や 本発明で製造される吸水シートの具体的構造を第6図を
用いて説明する。
基材1及び基材2の間には、吸水性樹脂13、機能性粉
末14、及び結着剤15からなる混合粉末16が散布さ
れ、積層体3が形成されている。さらに、この積層体3
の下部及び両側端が基材6により包み込まれており、そ
の上面は基材7により覆われ、この基材7の両側端及び
基材6の折り込み部は接着されている。
この基材1,6と基材2,7の内生なくとも一方は通水
性を有する材料、例えば紙、不織布、多孔ポリエチレン
シート、多孔ポリプロピレンシート等の多孔シート、セ
ロファン、ビニロンフィルムあるいはこれらの紙や不織
布との貼合体、サイズ紙や不織布にビスコースによって
セルロース膜を形成させたものやセルロース膜に微細な
孔を形成したもの、熱可塑性フィルムでフィルム製造時
微細連通孔を持つように発泡加工されたもの、無機物ま
たは高融点の核発生剤を添加して延伸加工して微細連通
孔を形成したもの、ポリエチレンやポリプロピレンとパ
ルプとの混抄紙等のある程度の通水性を有する限りいず
れの材料でもよく、またその厚み、坪量もある程度の耐
水性や強度を有するものであればよい。他方については
特に限定はされない。
また、基材6,7はお互いに接着可能な材料から形成さ
れている必要がある0例えば、その一部または全部が熱
可塑性樹脂からなる不織布、すなわちレーヨン、バルブ
等の繊維にポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド
等熱可ぜ性樹脂が含浸または混入したものあるいはポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の繊維からな
る不織布、熱可塑性樹脂からなるフィルム、あるいはそ
れらをラミネートしたフィルム、感圧型接着剤を塗布し
た材料、感熱型接着剤を塗布した材料等が使用可能であ
る。
吸水性樹脂としては、デンプン・アクリル酸塩のグラフ
ト重合体、カルボキシメチルセルロース架橋体、ビニル
アルコール・アクリル酸塩共重合体、ポリアクリルニト
リル加水分解物、架橋ポリアクリル酸塩、変性ポリビニ
ルアルコール、アクリル酸塩重合体、アクリル酸塩・ア
クリルアミド共重合体又はイソブチレン・無水マレイン
酸共重合体等を挙げることができ、上記の2種以上を用
いることも当然可能である。
機能性粉末としては、抗菌剤、脱臭剤、エチレン吸着剤
等を挙げることができる。
抗菌剤の例として、不揮発性の抗菌性物質を担持した担
体を挙げることができる。
■担体としては、ゼオライト、活性炭が使用できる。
■不揮発性の抗菌性物質としては、銀、銅、亜鉛等を挙
げることができる。
脱臭剤としては、物理吸着脱臭剤、化学脱臭剤、物理・
化学脱臭剤等が使用可能であるが、悪臭を脱臭するもの
であれば全く限定されない。
■物理吸着脱臭剤 中性活性炭、ゼオライト、活性アルミナ、酸性白土等 ■化学説臭荊 酸性側、アルカリ性荊、酸化側、還元割等■物理・化学
脱臭剤 アルカリ性または酸性添着活性炭、植物製油を吸着させ
たゼオライト等 ■その他 鉄フタロシアン誘導体、酸化亜鉛等の脱砕作用する塩、
鉄(n)化合物とL−アスコルビン酸およびミツウバン
の混合物等。
エチレンガス吸着剤としては、臭素を吸着させた炭素分
子篩、好ましくは4〜6人のミクロ孔を有するもの、あ
るいは臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウムを溶解し
た酸性水を活性炭に加えて反応させた後、乾燥、粉砕し
た0、01〜100μの粒径のものが挙げられる。一般
にエチレンガス吸着剤として使用されている活性炭、ゼ
オライト、大谷石等は水分があると吸着したエチレンガ
スを放出するため好ましくない。
基材1または基材2に新たな基材を重ねることにより、
ポリマーシートに質感を持たせたり、防水性を付与する
ことが可能であり、また基材6または基材7に新たな基
材を重ねることにより、全体に高級感を持たせたり、防
水性を付与することが可能である。
さらに、基材a/混合粉末A/基材bり混合粉末B/基
材C/混合粉末C/基材dのように、ポリマーシートを
多層構造とすることにより、混合した場合に不都合を生
じる物質を1枚のシートに一体化することも可能である
〔実施例〕
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
但し、本発明はこの実施例により限定されるものでない
実施例1 第1図を用いて説明する。同図において、21゜22、
23.24はそれぞれ基材1,2.6.7が巻き取られ
たロール、31.32はそれぞれ第1.第2の搬送ベル
ト、40は吸水性樹脂13、機能性粉末14及び結着側
15からなる混合粉末の散布機構100は加熱ロール、
50は第1のカッター、60は折り込み機構、70はサ
イドシールロール、80はエンドシールロール、90は
第2のカッターである。
ロール21から巻き戻された基材1は、完全には図示し
ていない第1搬送ベルト31を含む第1の搬送機構によ
り、水平にカッター50の位置まで搬送される。この搬
送途上には混合粉末16の散布機構40が設けられてい
る。この散布機構40は逆台形状の容器41を有してい
る。この容器の下側は粉末が漏れないように溝付きロー
ラ42により塞がれており、溝付きローラ42の回転に
より溝43内の粉末のみが外部に排出されるようになっ
ている。44は溝上の余分の粉末を掻き取る爪であり、
これにより排出される粉末の量が常に一定となるよう設
定される。シート1イあたりの吸水性樹脂の散布量とし
ては、0゜1〜200gの範囲内が望ましく、特に1〜
50gの範囲内が望ましい、また、シート1があたりの
機能性粉末の散布量としては、機能性を奏するのに充分
な範囲であれば全く限定されない。
混合粉末16が散布された基材1上には、その上部から
基材2が上記の第1の搬送速度と同速度で、基材1と同
方向に重なっていくように供給されると共に加熱ロール
100で扶養一体化され、積層体3の状態で第1の搬送
ベルト上を搬送される。
第1の搬送ベルト31より下流側には回転カッター50
が設けられている。この回転カッター50の回転は積層
体3の搬送と同期しており、積層体3を一定長さに切断
する。カッター50の刃は回転直径等の寸法に応じて2
個、4個等、適当数設けることができる。
積層体3はカッター50による切断後、ポリマーシート
4として第2の搬送ベルト32に把持される。
第2の搬送ベルト32は第1の搬送ベルト31よりわず
かに高速で駆動されているため、積層体3はカッター5
0により切断された後、その切断部で間隔が開き、その
端面間に一定の間隔5を有しながら搬送されることとな
る。その後ポリマーシート4は第2の搬送ローラ32以
降は図示しない第2の搬送機構により搬送される。
この搬送経路において、ポリマーシート4より広幅の基
材6が折り込み機構60の下方からその端部に沿って該
折り込み機構60に送り込まれポリマーシート4と同方
向に重なっていくように供給される。折り込み機構60
では基材6の両側端が、ポリマーシート4より広幅の分
だけ、ポリマーシート4の両側端の上側に折り込まれる
。この動作態様を第8図に示す。
まず、第8図(a)において、折り込み機構60の底面
部65の幅方向長さり、は基材6のIi L tよりも
短く、ポリマーシート4の幅り、よりもわずかに長く、
すなわち、L x > L I> L sを満たすよう
に設定されている。折り込み機構60の折り曲げ部61
の上流側縁62は上からみて徐々に内側に向っている。
そして、この曲面の曲率半径は下流側で小さくなってい
る。したがって、今、基材6及びポリマーシート4が矢
印Pの方向に搬送されると、基材6の両側端は、上記上
流側縁62の作用により折り込まれ、折り曲げ部61に
よりさらに鋭角に折り畳まれることになる。折り畳まれ
た基材6は第8図(b)に示される通り押え部材63に
より押えられる。この押え部材63は、ポリマーシート
4の下側で基材6が折り込まれることを防止するもので
ある。なお、折り曲げ機構の下流側には、必要に応じて
ブラシロール64が設けられ、折り込み部分が元に戻ら
ないよう保持される。さらに、第8図(C)は、1枚の
金属を折り曲げて折り込み機構60を形成した例であり
、第8図(ゆはこの折り込み機構60に押え部材63を
装着した例である。
折り込みがなされた基材6上には、上部から、その幅と
ほぼ等しい幅を有する基材7が、上記第2の搬送速度と
同速度で、基材6と同方向に重なっていくように供給さ
れ、この後、サイドシールロール70に向は搬送される
。サイドシールロール70は第9図に示すように折り込
み部に対応する位置に2つの加熱ローラを有しており、
基材6,7の搬送速度と同速度で回転される。このロー
ラ表面は平坦でも、エンボス状でもどちらでもよい。
サイドシールロール70に側端を挟着接合された積層体
重1は、上下基材6,7内でポリマーシート4が一定の
間隔5で並んだ状態でエンドシールロール80に送られ
る。エンドシールロール8oは第101に示すように、
一定の間隔5に略、相当する幅を有するエンドシール部
81が上記第2の搬送速度と同じ速さで常時回転してお
り、そのエンドシール部81が間隔5の部分に丁度対応
する位置に来るよう同期設定されている。エンドシール
部81は回転直径等の寸法に応じ適当散設けられ、また
、その表面は平坦でもエンボス状でもどちらでもよい。
エンドシールされた積層体8はカッター50と同様のカ
ッター90でシート状に切断される。
実施N2 第2図に示す、実施例1とは、加熱ロール1o。
0代りに加熱エンボスロール100′が設けられている
点で異なる。このエンボスロール100は基材1上に基
材2が重ねられる位置のすぐ下流に設けられている。こ
のエンボスロール100は両基材を例えば波状にエンド
シールするものであり、平滑な加熱ロールによる場合に
比較して一層良好な挟着一体化が行われ、しかも両基材
がずれないようにするとともに、シートに厚みをもたせ
ることにより、集水性、吸水性を良くし、また弾力性、
ソフト感、美感を与えるものである。
実施例3 第3図に示す、実施例2とは、加熱エンボスロール11
0が設けられている点で異なる。エンボスロール110
の作用効果は実施例2と同様である。
このエンボスロール110は吸水シートの用途に応じて
設けられる。
実施例4 第4図に示す、実施例3とは、エンドシールロール80
と加熱エンボスロール110の工程を逆とした点で異な
る。
実施例5 第5図に示す0本寞施例は加熱エンボスロール110を
カッター90の後段に設けた点で実施例3及び4と異な
る。
〔発明の効果〕
本発明の製造装置によれば、直線状の搬送経路に複数の
基材を供給し、同時に種々の処理工程を設けることによ
り、手作業を要しない、完全自動化された機能性を有す
る吸水シートの連続生産が可能となった。
製造された吸水シートは外側シートを多重としており、
この結果、シートの強度を増大させることができ、破れ
等による内容物の露出を防止することができる。特に端
部においては、一方の対応した端部の基材が折り込まれ
た状態で挟着接合されており、他方の対応した端部はヒ
ートシールされているため、端部における強度が大きく
、破損が防止できる。
また、混合粉末の散布機構として、溝つきローラを用い
たため、常に一定量の供給を可能とすることができる。
シートの折り込み機構については、基材の側端をスムー
ズにガイドする折り込み縁を設けることにより、効率良
く、確実に折り込みことができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はそれぞれ本発明の実施例1〜5を示す図で
ある。第6図は本発明の製造の対象である機能性を有す
る吸水シートの構造を示す図、第7図は混合粉末の散布
機構を示す図、第8図は折り込み機構を示す図、第9図
はサイドシールロールを示す図、第10図はエンドシー
ルロールを示す図である。 1.2,6.7・・・基材、3. 8. 9.10.1
1゜12・・・積層体、4・・・ポリマーシート、5・
・・一定の間隔、2]、、 22.23.24・・・ロ
ール、31・・・第1の搬送ベルト、32・・・第2の
搬送ベルト、40・・・混合粉末の散布機構、50.9
0・・・カッター、60・・・折り込み機構、70・・
・サイドシールロール、80・・・エンドシールロール
、100・・・加熱ロール、ioo’ 、 110・・
・加熱エンボスロール。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. 長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬
    送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混
    合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より
    、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給す
    る第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着
    一体化する加熱ロール100、挟着一体化された積層体
    3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
    たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
    搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下
    部より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6
    を基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基
    材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機
    構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速
    度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7
    を供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒート
    シールするサイドシールロール70、サイドシールされ
    た積層体11のポリマーシート4とポリマーシート4間
    の一定間隔部をヒートシールするエンドシールロール8
    0、当該エンドシール部分を切断する第2のカッター9
    0、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装置。
  2. 2. 長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬
    送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混
    合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より
    、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給す
    る第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着
    一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
    グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
    50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
    の第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2
    の搬送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2よ
    り幅広の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2
    の供給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り
    込む折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より
    、当該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅
    を有する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込
    み部分をヒートシールするサイドシールロール70、サ
    イドシールされた積層第11のポリマーシート4とポリ
    マーシート4間の一定間隔部をヒートシールするエンド
    シールロール80、当該エンドシール部分を切断する第
    2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水シート
    の製造装置。
  3. 3. 長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬
    送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混
    合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より
    、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給す
    る第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着
    一体化する加熱エンボスロール100′エンボスシング
    された積層体3を所定長さに切断する第1のカッター5
    0、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速の
    第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2の
    搬送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より
    幅広の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の
    供給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込
    む折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、
    当該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を
    有する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み
    部分をヒートシールするサイドシールロール70、サイ
    ドシートされた積層体11をエンボスシングする加熱エ
    ンボスロール110、エンボスシングされた積層第12
    のポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部
    をヒートシールするエンドシールロール80、前記エン
    ドシール部分を切断する第2のカッター90、よりなる
    機能性を有する吸水シートの製造装置。
  4. 4. 長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬
    送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混
    合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より
    、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給す
    る第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着
    一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
    グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
    50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
    の第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬
    送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅
    広の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供
    給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む
    折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当
    該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有
    する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部
    分をヒートシールするサイドシールロール70、サイド
    シールされた積層第11のポリマーシート4とポリマー
    シート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシー
    ルロール80、エンドシールされた積層体8をエンボス
    シングする加熱エンボスロール110、前記エンドシー
    ル部分を切断する第2のカッター90、よりなる機能性
    を有する吸水シートの製造装置。
  5. 5. 長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬
    送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混
    合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部より
    、当該第1の速度で基材2を基材1の重なるよう供給す
    る第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着
    一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
    グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
    50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速
    の第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬
    送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅
    広の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供
    給機構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む
    折り込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当
    該第2の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有
    する基材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部
    分をヒートシールするサイドシールロール70、サイド
    シールされた積層体11のポリマーシート4とポリマー
    シート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシー
    ルロール80、サイドシールされた積層体8の当該エン
    ドシール部分を切断する第2のカッター90、切断され
    た積層体10を加熱エンボスシングする加熱エンボスロ
    ール110、よりなる機能性を有する吸水シートの製造
    装置。
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