JP3016519B2 - 吸水性シート装着パウチの製造方法 - Google Patents

吸水性シート装着パウチの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸水性シート装着パウ
チの製造方法に関するものである。本発明の製造の対象
である吸水性シート装着パウチは、重ね合わせた2枚の
シート中に、吸水性材料を含ませて吸水作用をもたせも
のをパウチ材に装着したものであり、例えば生鮮食品の
包装材、鮮魚、肉等の包装材等に用いられ、生鮮食品の
鮮度保持用のパウチとして非常に有用なものである。
【0002】この2枚のシートは、一方を透水性、他方
を防水性としたり、両方を透水性としたり、使用分野に
応じて任意に選択することができる。また、吸水性材料
には、抗菌性材料や脱臭性材料を含ませて機能性を持た
せることができる。
【0003】
【従来の技術】機能性を有する吸水シートについては、
特開昭63−156540号公報に記載されているように、2枚
のシートの間に、高吸水性樹脂、抗菌性材料を散布した
抗菌性吸水シートが知られている。この吸水性シート
は、パウチ材に装着して使用されるものであるが、吸水
性シートのパウチ材への装着は、通常、手作業でおこな
われているため、極めて非効率でありその改善が求めら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者らは、
吸水性シートのパウチ材への装着を効率的に行う方法を
開発するため鋭意研究を行い、吸水性シートのパウチ材
への装着を機械的、連続的且つ衛生的に行う方法を発案
し、本発を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、そ
の内部に吸水性ポリマーを含むポリマーシート断片4を
二枚の基材8、9で挟着し、その幅方向両端および流れ
方向両端を接着した積層体断片6を順次間欠的に繰り出
し、その積層体断片流の下部より前記積層体断片より広
幅のパウチ原反10を連続的に供給し、次いで上部より前
記パウチ原反とほぼ同幅のパウチ原反11を連続的に供給
して前記ポリマーシート断片を間欠的に両パウチ原反で
挟着し、このパウチ原反積層体流の幅方向両端をシール
した後前記ポリマーシート断片の欠損部位で両パウチ原
反を流れ方向に対し直角方向に末端シールし、次いで前
記シールされたパウチ原反積層体7においてその一端が
開口され他端がシールされるように前記末端シールの近
接部位で前記シールされたパウチ原反積層体流を切断す
ることを特徴とする吸水性シート装着パウチの製造方法
である。
【0006】さらに、本発明は、その内部に吸水性ポリ
マーを含むポリマーシート断片4を順次間欠的に繰り出
し、そのポリマーシート流の下部より前記ポリマーシー
ト断片より広幅のパウチ原反10を連続的に供給し、次い
で上部より前記パウチ原反とほぼ同幅のパウチ原反11を
連続的に供給して前記ポリマーシート断片4を間欠的に
両パウチ原反で挟着し、このパウチ原反積層体流の幅方
向両端をシールした後前記ポリマーシート断片の欠損部
位で両パウチ原反を流れ方向に対し直角方向に末端シー
ルし、次いで前記シールされたパウチ原反積層体7にお
いてその一端が開口され他端がシールされるように前記
末端シールの近接部位で前記シールされたパウチ原反積
層体流を切断することを特徴とする吸水性シート装着パ
ウチの製造方法である。
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて用いられるその内部に吸水性ポリマーを含むポリ
マーシート断片を二枚の基材で挟着した積層体は、いず
れの方法によつて作られたものであってもよいが、例え
ば、特開閉平2−252560号公報に示す方法(図1
において、第2の積層体6の製法)により調製できる。
【0008】すなわち、 第1の基材1上に吸水性樹
脂13と機能性粉末14および結着剤15からなる混合粉末16
を散布する工程。 混合粉末16を散布した後第2の基
材2を重ね合せ加熱ロール 100間を通して挟着一体化す
る工程。 〜で作成した第1の積層体3を任意の
サイズにカッティングし、ポリマーシート4を作成する
工程。 〜で作成したポリマーシート4を順次、
一定の間隔5を有するように間欠的に送り出す工程、
このポリマーシート4を二枚の第3、4基材で挟着
し、その幅方向両端をサイドシールし、流れ方向両端を
末端シールした第2の積層体6を送り出す工程、により
ポリマーシート断片を二枚の基材で挟着した積層体が得
られる。
【0009】本発明で製造される吸水性シート装着パウ
チの具体的な構造を図3により説明する。第1および第
2の基材1、2の間には、吸水性樹脂13、機能性粉末14
及び結着剤15からなる混合粉末16が散布され、第1の積
層体3が形成されている。さらに、この第1の積層体3
の下部及び両側端が第3の基材8により折り込まれてお
り、その上面は第4の基材9により覆われ、この第4の
基材9の両側端及び第3の基材8の折り込み部は接着さ
れ、さらに一定長毎に前後方向が接着されて第2の積層
体6が形成され、第2の積層体6はパウチ原反10及び11
により包み込まれており、その幅方向両端は接着され、
縦方向は一端が開口され他端がシールされて袋状となっ
ている。なお、図4は、本発明の吸水性シート装着パウ
チの他の例を示しており、第1の積層体3を第3の基材
8および第4の基材9により覆うことなく、直接パウチ
原反10及び11により包み込み、第2の積層体を形成した
ものであり、図3のものと同様に、その幅方向両端は接
着され、縦方向は一端が開口され他端がシールされて袋
状となっている。
【0010】この第1、2の基材1、2の内少なくとも
一方は通水性を有する材料、例えば紙、不織布、多孔ポ
リエチレンシート、多孔ポリプロピレンシート等の多孔
シート、セロファン、ビニロンフィルムあるいはこれら
の紙や不織布との貼合体、サイズ紙や不織布にビスコー
スによってセルロース膜を形成させたものやセルロース
膜に微細な孔を形成したもの、熱可塑性フィルムでフィ
ルム製造時微細連通孔を持つように発泡加工されたも
の、無機物または高融点の核発生剤を添加して延伸加工
して微細連通孔を形成したもの、ポリエチレンやポリプ
ロピレンとパルプとの混抄紙等のある程度の通水性を有
する限りいずれの材料でもよく、またその厚み、坪量も
ある程度の耐水性や強度を有するものであればよい。他
方については特に限定はされない。
【0011】また、第3、4の基材8, 9はお互いに接
着可能な材料から形成されている必要がある。例えば、
その一部または全部が熱可塑性樹脂からなる不織布、す
なわちレーヨン、パルプ等の繊維にポリオレフィン、ポ
リエステル、ポリアミド等熱可塑性樹脂が含浸または混
入したものあるいはポリオレフィン、ポリエステル、ポ
リアミド等の繊維からなる不織布、熱可塑性樹脂からな
る孔開きフィルム、紙に感圧型あるいは感熱型接着剤を
塗布した材料等が使用可能である。
【0012】また、パウチ原反10、11はヒートシール性
を有する熱可塑性樹脂より成るフイルムであればいずれ
でもよく、LDPE(低密度ポリエチレン)、MDPE(中密度
ポリエチレン)、HDPE(高蜜度ポリエチレン)、LLDPE
(直鎖低密度ポリエチレン) 、EVA (エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体) 、CPP(無延伸ポリプロピレン) 等の単層
フイルム、これらをシーラント層(最内層のヒートシー
ル)とした多層フイルム等が利用できる。特に内容物の
品質保持に優れる酸素バリアー性を有する多層フイルム
の利用が望ましく、ON(延伸ナイロン)/LLDPE 、KON(塩
化ビニリデンコート延伸ナイロン)/LLDPE 、KOP(塩化ビ
ニリデンコート延伸ポリプロピレン)/CPP 、KPET(塩化
ビニリデンコート延伸ポリエステル)/LDPE等が利用でき
る。また、アルミ箔を利用した多層フイルム、例えばON
/AL 箔/ON/CPP 等も遮光性、ガス遮断性があり利用でき
る。
【0013】吸水性樹脂としては、デンプン・アクリル
酸塩のグラフト重合体、カルボキシメチルセルロース架
橋体、ビニルアルコール・アクリル酸塩共重合体、ポリ
アクリルニトリル加水分解物、架橋ポリアクリル酸塩、
変性ポリビニルアルコール、アクリル酸塩重合体、アク
リル酸塩・アクリルアミド共重合体又はイソブチレン・
無水マレイン酸共重合体等を挙げることができ、上記の
2種以上を用いることも当然可能である。
【0014】機能性粉末としては、抗菌剤、脱臭剤、エ
チレン吸着剤等を挙げることができる。抗菌剤の例とし
て、不揮発性の抗菌性物質を担持した担体を挙げること
ができる。担体としては、ゼオライト、活性炭が使用
できる。不揮発性の抗菌性物質としては、銀、銅、亜
鉛等を挙げることができる。
【0015】脱臭剤としては、物理吸着脱臭剤、化学脱
臭剤、物理・化学脱臭剤等が使用可能であるが、悪臭を
脱臭するものであれば全く限定されない。 物理吸着脱臭剤 中性活性炭、ゼオライト、活性アルミナ、酸 性白土等 化学脱臭剤 酸性剤、アルカリ性剤、酸化剤、還元剤等 物理・化学脱臭剤 アルカリ性または酸性添着活性炭、植物製油 を吸着さ
せたゼオライト等 その他 鉄フタロシアン誘導体、酸化亜鉛等の脱硫作用する塩、
鉄 (II) 化合物とL−アスコルビン酸およびミョウバン
の混合物等。
【0016】エチレンガス吸着剤としては、臭素を吸着
させた炭素分子篩、好ましくは4〜6Åのミクロ孔を有
するもの、あるいは臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリ
ウムを溶解した酸性水を活性炭に加えて反応させた後、
乾燥、粉砕した0.01〜100μの粒径のものが挙げられ
る。一般にエチレンガス吸着剤として使用されている活
性炭、ゼオライト、大谷石等は水分があると吸着したエ
チレンガスを放出するため好ましくない。
【0017】基材1または基材2に新たな基材を重ねる
ことにより、ポリマーシートに質感を持たせたり、防水
性を付与することが可能であり、また基材6または基材
7に新たな基材を重ねることにより、全体に高級感を持
たせたり、防水性を付与することが可能である。さら
に、基材a/混合粉末A/基材b/混合粉末B/基材c
/混合粉末C/基材dのように、ポリマーシートを多層
構造とすることにより、混合した場合に不都合を生じる
物質を1枚のシートに一体化することも可能である。
【0018】本発明に用いられる装置の一例を図1を用
いて説明すると次の通りである。長尺状の第1の基材1
を第1の速度で搬送する第1の搬送機構31、当該第1の
基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末16を散布す
る散布機構40、第1の基材1の上部より、当該第1の速
度で第2の基材2を第1の基材1に重なるよう供給する
第1の供給機構(ロール22) 、混合粉末を第1の基材1
及び2の間に挟着一体化する加熱エンボスロール 100、
重ねられた第1の積層体3を所定長さに切断する第1の
カッター50、切断されたポリマーシート4を上記速度よ
り高速の第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該
第2の搬送機構の下部より、当該第2の速度で第1の基
材1, 2より広幅の第3の基材8を基材1, 2に重なる
よう供給する第2の供給機構(ロール23) 、第3の基材
8の両側端を第2の基材2の両側端上に折り込む折り込
み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の
速度で折り込み後の第3の基材8とほぼ同等の幅を有す
る第4の基材9を供給する第3の供給機構(ロール24)
、当該折り込み部分をヒートシールするサイドシール
ロール70、切断されたポリマーシート4、4間の欠損部
位を末端シールする末端シールロール80’、シールされ
た第2の積層体6を挟着一体化する加熱エンボスロール
110 、挟着一体化した第2の積層体6を切断するカッタ
ー50' 、切断された第2の積層体6を第3の速度で搬送
する第3の搬送機構33、当該第3の搬送機構の下部よ
り、当該第3の速度で切断された第2の積層体6より広
幅のパウチ原反10を第2の積層体6に重なるよう供給す
る第4の供給機構(ロール25) 、当該第4の搬送機構の
上部より、当該第3の速度で上記広幅のパウチ原反とほ
ぼ同等の幅を有するパウチ原反を供給する第5の供給機
構(ロール26) 、得られるパウチ原反積層体7の幅方向
両端をヒートシールするサイドシールロール70' 、前記
パウチ原反積層体流における第2の積層体6断片の欠損
部位で両パウチ原反を流れ方向に対し直角方向にシール
する末端シールロール80、前記シールされたパウチ原反
積層体においてその一端が開口され他端がシールされる
ように前記末端シールの近接部位で切断するためのカッ
ター50" 、よりなる吸水性シート装着パウチの製造装置
である。
【0019】
【実施例】
【実施例1】図1を用いて説明する。まず、ロール21か
ら巻き戻された第1の基材1は、完全には図示していな
い第1搬送ベルト31を含む第1の搬送機構により、水平
にカッター50の位置まで搬送される。この搬送途上にお
いて、混合粉末16の散布機構40から混合粉末16が第1の
基材1上に散布される。混合粉末16が散布された第1の
基材1上には、その上部から第2の基材2が上記の第1
の搬送速度と同速度で、第1の基材1と同方向に重なっ
ていくように供給されると共に加熱ロール 100で挟着一
体化され、第1の積層体3の状態で第1の搬送ベルト上
を搬送される。
【0020】第1の搬送ベルト31より下流側には回転カ
ッター50が設けられている。この回転カッター50の回転
は第1の積層体3の搬送と同期しており、第1の積層体
3を一定長さに切断する。カッター50の刃は回転直径等
の寸法に応じて2個, 4個等適当数設けることができ
る。第1の積層体3はカッター50による切断後、ポリマ
ーシート4として第2の搬送ベルト32に把持される。第
2の搬送ベルト32は第1の搬送ベルト31よりわずかに高
速で駆動されているため、第1の積層体3はカッター50
により切断された後、その切断部で間隔が開き、その端
面間に一定の間隔5を有しながら搬送されることとな
る。その後ポリマーシート4は第2の搬送ローラ32以
降、完全には図示しない第2の搬送機構により搬送され
る。
【0021】この搬送経路において、ポリマーシート4
より広幅の第3の基材8が折り込み機構60の下方からそ
の端部に沿って該折り込み機構60に送り込まれ、ポリマ
ーシート4と同方向に重なっていくように供給される。
折り込み機構60では第3の基材8の両側端が、ポリマー
シート4より広幅の分だけ、ポリマーシート4の両側端
の上側に折り込まれる。
【0022】折り込みがなされた第3の基材8上には、
上部から、その幅とほぼ等しい幅を有する第4の基材9
が、上記第2の搬送速度と同速度で、第3の基材8と同
方向に重なっていくように供給され、この後、サイドシ
ールロール70に向け搬送され、その両端がサイドシール
ロール70で接着され、さらに、ヒートシール80' により
ポリマーシート4、4間の欠損部においてその進行方向
と直角方向に末端シールされる。次いで、挟着接合され
た第2の積層体6は、この第2の積層体6の搬送と同期
して回転している回転カッター50' により、その末端シ
ール部分が切断される。
【0023】第2の積層体6は、カッター50' による切
断後、第3の搬送ベルト33に把持される。第3の搬送ベ
ルト33は、第2の搬送ベルト32より僅かに早い速度で駆
動されているため、第2の積層体6はカッター50により
切断された後その切断部で間隔が開きその端部に一定の
間隔5' を形成しつつ搬送される。その後第2の積層体
6は第3の搬送ローラ33以降は図示しない搬送機構によ
りさらに搬送される。
【0024】第3の搬送ベルト33の下流において、第2
の積層体6の下方から第2の積層体6より広幅のパウチ
原反10が供給され、一方、その上部からは前記パウチ原
反とほぼ同幅のパウチ原反11が重ね合わされるように供
給され、その端部がサイドシールロール70' でシールさ
れる。次いで、上下のパウチ原反で第2の積層体6が一
定の間隔5を隔てて挟着された状態でエンドシールロー
ル80に送られ、第2の積層体6の欠損部位でパウチ原反
の流れ方向に対して直角方向にエンドシールされる。こ
のエンドシールされた積層体流は、パウチ原反積層体に
おいてその一端が開口され他端がシールされるように前
記エンドシールの近接部位でカッター50" により切断さ
れる。
【0025】
【実施例2】図2は本発明の製造方法の他の実施例を実
施するための装置を示しており、この装置は実施例1の
装置における、ポリマーシート4を第3、第4の基材
8、9で包持挟着するための手段を除去したものであ
り、他の構成は同一であるので説明は省略する。この装
置を用いて実施される製造方法によって図4に示す吸水
性シート装着パウチが得られる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、直線状の搬送経路に複
数の構成材料を供給し、同時に種々の処理工程を設ける
ことにより、手作業を要しない完全自動化された吸水シ
ート装着パウチの連続生産が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図。
【図3】本発明の製造の対象である吸水シート装着パウ
チの構造を示す図。
【図4】本発明の製造の対象である他の吸水シート装着
パウチの構造を示す図。1,2,8,9…基材、10、11
…パウチ原反、3,6,7…積層体、4…ポリマーシー
ト、5…一定の間隔、21, 22, 23, 24、25、26…ロー
ル、31…第1の搬送ベルト、32…第2の搬送ベルト、33
…第3の搬送ベルト、40…混合粉末の散布機構、50, 5
0',50" …カッター、60…折り込み機構、70,70'…サイ
ドシールロール、80,80'…末端シールロール、100, 110
…加熱エンボスロール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 里美 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 稲岡 重司 静岡県沼津市原1137番地 (56)参考文献 特開 平3−243(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 31/10 B65D 81/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その内部に吸水性ポリマーを含むポリマ
    ーシート断片4を二枚の基材8、9で挟着し、その幅方
    向両端および流れ方向両端を接着した積層体断片6を順
    次間欠的に繰り出し、その積層体断片流の下部より前記
    積層体断片より広幅のパウチ原反10を連続的に供給し、
    次いで上部より前記パウチ原反とほぼ同幅のパウチ原反
    11を連続的に供給して前記ポリマーシート断片を間欠的
    に両パウチ原反で挟着し、このパウチ原反積層体流の幅
    方向両端をシールした後前記ポリマーシート断片の欠損
    部位で両パウチ原反を流れ方向に対し直角方向に末端シ
    ールし、次いで前記シールされたパウチ原反積層体7に
    おいてその一端が開口され他端がシールされるように前
    記末端シールの近接部位で前記シールされたパウチ原反
    積層体流を切断することを特徴とする吸水性シート装着
    パウチの製造方法。
  2. 【請求項2】 その内部に吸水性ポリマーを含むポリマ
    ーシート断片4を順次間欠的に繰り出し、そのポリマー
    シート流の下部より前記ポリマーシート断片より広幅の
    パウチ原反10を連続的に供給し、次いで上部より前記パ
    ウチ原反とほぼ同幅のパウチ原反11を連続的に供給して
    前記ポリマーシート断片4を間欠的に両パウチ原反で挟
    着し、このパウチ原反積層体流の幅方向両端をシールし
    た後前記ポリマーシート断片の欠損部位で両パウチ原反
    を流れ方向に対し直角方向に末端シールし、次いで前記
    シールされたパウチ原反積層体7においてその一端が開
    口され他端がシールされるように前記末端シールの近接
    部位で前記シールされたパウチ原反積層体流を切断する
    ことを特徴とする吸水性シート装着パウチの製造方法。
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