JPH02252321A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JPH02252321A
JPH02252321A JP7355189A JP7355189A JPH02252321A JP H02252321 A JPH02252321 A JP H02252321A JP 7355189 A JP7355189 A JP 7355189A JP 7355189 A JP7355189 A JP 7355189A JP H02252321 A JPH02252321 A JP H02252321A
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JP
Japan
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matrix
correlation matrix
inverse matrix
inverse
input signal
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Pending
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JP7355189A
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English (en)
Inventor
Futoshi Takahashi
太 高橋
Hisashi Sakamaki
久 酒巻
Yoichi Sato
洋一 佐藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は嬰傳芋1塙を回線状態を等化するため等化器出
力エラー信号を最小にする受信装置に関する。
[従来の技術] 入力信号系列と出力信号系列から自動的に係数を更新し
、m未知の伝送路特性の逆特性を適応的に実現していく
適応自動等化の技術は、今日、高速データ通信の分野で
不可欠なものとなっている。適応型FIRフィルタであ
る自動等化器のタップ係数の逐次更新アルゴリズムは、
いわゆる適応アルゴリズムと呼ばれており、従来、様々
なアルゴリズムが提案されてきた。それらのうち、今日
量も広(用いられている代表的アルゴリズムにLMSア
ルゴリズムがある。
LMSアルゴリズムは適応フィルタの係数の更新に要す
る演算量が少なく実用化が容易である反面、収束特性が
悪く、特に入力信号が有色系列で、入力信号自己相関行
列の固有値の分布の幅が広いとき、その収束速度は著し
く低下する。
かかる収束特性を改善すべ(例えば、参考文献り、N、
Godard ’Channel  equaliza
tionusing a  Kalman filte
r for fast dataf r a n s 
m i s s i o n ” (I B M  J
 、 Re s 、 D e v e 1 o p 。
Vo118.1974年)には、上に述べたようなLM
Sアルゴリズムの収束特性を改善する方式として、今日
、逐次最小二乗法(RLS法)と呼ばれる適応アルゴリ
ズムが提案されている。Godardの方法によると、
適応等化器のタップベクトルCの更新は、等化開始時点
から現時刻までの、受信入力推定シンボル@hと、等化
器出力シンボルZ h ” Yh’ ” Cnの差の2
乗値(2乗誤差)の総和、 Σ (Zh−ah)”             ・・
・ ■を最小にするよう逐次的に求められる。(時刻n
=現在時刻)。
前記文献に提案されるGodardの適応アルゴリズム
では、LMSアルゴリズムに見られるような入力信号系
列の統計的性質に依存する収束特性の劣化をなくすこと
ができ、常に最適タップベクトルへの高速収束が可能で
ある。
[発明が解決しようとしている問題点]しかしながらG
odardの方法では等化器タップ更新のための演算を
遂行する際に、丸め誤差等の演算誤差の考慮がなされて
いない。実際の通信システムへの応用にあたっては、こ
の種の演算誤差は不可避のものであり、この演算誤差が
Godardの方法に重大な影響をもたらすことが知ら
れている。すなわち、通常はゴダール法の演算結果、即
ち等化器タップ係数の最適解は回線の歪みを等化する様
に回線の歪に応じた値に収束する。しかしながら、前述
の丸め誤差等の影響によって解が収束せずに、発散する
現象が生ずる。この時、当然自動等化器の動作は全く異
常なものとなり、正しい伝送路の等化がなされない。
また、今までの説明は、全てトランスバーザルフィルタ
の遅延素子がデータのシンボル周期と等しい通常のボー
レート等化器についてであワたが、Godardの方法
を、データのシンボル周期以下の遅延時間を有する遅延
素子で構成される、いわゆるPSE (Fractio
nally tap−spaced Equalize
r)に適用しようとすると、その入力信号相関行列Φが
元々非正則である(ゼロ固有値を持つ)ために、原理的
にΦ−1は存在せず、従って、逆行列推定手順が安定に
遂行されない、という欠点があった。PSEは任意の固
定的なタイミング位相誤差を吸収できる優れた方式であ
るが、従来は上述のように、この方式の自動等化器に対
して、Godardの方法を適用することができなかっ
た。
本発明はかかる問題を解決して回線の歪みを速やかに等
化することが出来る受信装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は上述の目的を達成するため、等化器出力エラー
信号の所定期間の和を最小とすべ(受信信号列の相関行
列の逆行列を演算する受、信装置であって、前記相関行
列が特異となることを防止する手段を有することを特徴
とする。
あり、11はベースバンド伝送路、12は相関行列を正
則化するためノイズを付加する部分である。13は遅延
時間がデータの変調周期以下の遅延素子からなるPSE
、14は逆行列計算部、15はゲインベクトル計算部、
16は等化器出力シンボルzn=1in“・C6−1を
判定して、推定シンボル会。を出力する判定器、17は
(an−zn)を計算するエラー計算部、18はタップ
更新部である。タップ更新部18の処理は以下の式で示
される。タップベクトルCnと、−時刻前の時刻(n−
1)における最適タップベクトルCn−1との間の更新
式は次で与えられる。
Cn””Cn−++にn  C8n  7’n’−Cy
l−+)      −■又、各計算部14. 15の
計算は夫々以下の■。
■で与えられる。
Pn”Pn−1−K。* y’ n’−P n−1・・
・■Po−ρ工  (ρは十分大きい正数) ・・・■
但しく y’ n = yn+n ) nとはyに直交する白色雑音ベクトルでありで、y’o
n=o  n+erB= e e613  (ε〉0)
なる性質をみたすよう受信部で生成される。
(2N+1)項タテベクトルKnは、時刻nにおけるカ
ルマンゲイン・ベクトルと呼ばれる。また、式■、■は
、入力信号相関行列に対する逆行列補題(MIL)と呼
ばれており、初期値行列P0を0式に従ってρI(Iは
(2N+1)X (2N+1)単位行列)に選ぶと、逐
次更新が進むにつれ、(2N+1) X(2N+1)行
列Pnは、入力信号相関行列Φの逆行列Φ1に近づいて
いく。特に本実施例では入力信号列y。にnを加えてい
る。この相関行列正則化部の作用により、逆行列が求め
られるべき相関行列Φ′ は、 Φ’ =E [(y+n)’・(y+n)]=E[y′
・yコ +E[n“ ・ n]=Φ+ε弓 (Iは(2N+1)X (2N+1)単位行列)となり
、本来の相関行列Φがたとえ非正則であっても、つねに
Φ′ は正則となり、安定に逆行列P。
の推定が行なわれるのである。
このように、入力信号相関行列Φの逆行列を逐次的にし
かも安定して得ることで相関行列の単位行列化を図るの
で、相関行列発散を押さえることができ、入力信号系列
の時系列的な性質によらず、良好かつ高速な収束特性を
示すことがわかる。
次に第1図に示した実施例の別の実施例について第2図
を用いて説明する。
第2図において説明する実施例では、さらに自動等化部
の、ゆるやかな時変動要因に対する追随能力を高めるた
めに、前記0式に示した評価量の代わりに 免β”= ・(Zh −B h)”  (β<i、0)
  ・・・■で表わされるエラー評価量を最小にすべ(
タップ更新を行なうよう構成される。■式のエラー評価
量は、各時刻の誤差量に対し、過去に向かって減少して
いくような重みづけがなされており、このことによって
自動等化器のタイミング周波数誤差等のゆるやかな時変
動要因に対する追随能力を高めようとするものである。
第2図に示す実施例において第1図と同じ機能の要素に
ついては同じ符号を付し説明を省略する。
第2図の実施例では第1図の実施例と異なり、相関行列
正則化部112を受信信号列ynの入力部に設けずに逆
行列計算部14に設けている。更にかかる正則化部11
2から、入力信号相関行列の逆行列を計算する逆行列計
算部に、ある十分小さい正定数εを供給することにより
、上記タップ係数の逐次更新アルゴリズム中に含まれる
、入力信号相関行列の逆行列推定手順が安定に行なわれ
る。
以下本実施例の動作を説明する。
第2図においてタップベクトル更新部118は、エラー
評価量■式を最小にすべくタップ係数の逐次更新を以下
の式によって行なう。
Cn=Cn−1+Kn (Ifi n□yn’ *Cn
−1)      −@1又、第2図においてゲインベ
クトル計算部115、逆行列計算部114は夫々以下の
■、■式の計算を実行する。
Kn’:”Pn−+争’in            
  ”’■(Tr (Pn−+)は行列Pn−1の対角
和をあられず)第2図の実施例では、第2図中の114
. 115゜118の各部は各々、■式、■式、[相]
式を1タイムスロツト毎に計算する。最終的にタップ更
新部118で計算された等化部タップベクトルCnは、
FSE13にフィードバックされ、次の時刻ではこのC
nを使用して、入力信号とのたたみ込み演算がなされる
ことになる。本構成をとることにより、本来的に非正則
行列であるPSEの入力信号相関行列Φを、正則行列Φ
′=Φ+ε■に変換し、このΦ′に対して高速収束性の
期待できるGodardの方法が適用できるので、結果
として得られる自動等化器は、任意のタイミング位相誤
差を吸収し、かつ高速収束の可能な良好な性質を持つも
のとなる。またエラー評価量■式の重みづけ系列(β’
=] h−o、1.−・、nにより、時変的な劣化要因
、たとえばタイミング周波数誤差等に対する追随特性の
改善も期待できる。
特に、第2の実施例においては、第1の実施例と比較し
て、所定の性質を持つノイズnを各タイムスロット毎に
生成する必要がなく、演算量が削減されている。
[他の実施例] 以上の実施例においては、ベースバンド伝送方式を例に
とって説明したが、これを複素信号に拡張して、QAM
、QPSK変調方式に適用してもよいことは明らかであ
る。その際、入力信号Y、タップベクトルCなどの要素
はすべて複素数であるとして、適応アルゴリズム■、■
式が次のように書き換えられる。
に6 = P n−1” ’in ” ・・・■′ ただしyoはYの共役複素ベクトルである。
尚、一般にGodardの方法について考慮すべき他の
問題点は、ゆるやかに時変動する伝送路特性に対する、
等化器の追従能力がわずかなことである。Godard
法・では、ある時刻nで0式を最小にする最適なタップ
ベクトルCoptに収束してしまうと、それ以上適応的
なタップ更新がなされなくなる。即ち、伝送路上に、サ
ンプリング・タイミング位相変化(=タイミング周波数
誤差)等の、時間的にゆるやかに変動する劣化要因が存
在しても、この変化への等化器の追随はもはや期待でき
ないことを意味している。現在の高速データ通信におい
て、送受信間クロックの相異により起こるタイミング位
相誤差・タイミング周波数誤差を防止することは重要な
問題であるが、上に述べたように従来の方式のままでは
、いずれの劣化要因に対しても対応できない、という欠
点が有った。
しかしながら本実施例に依れば0式或いは0′式に示す
様に「β」(0くβ<1)を用いているので前述の等化
器の追従能力を向上させることが出来る。
以上説明してきたように、本実施例による自動等化器に
おいては、最適タップベクトルCoptへの高速収束性
を保持しつつ、任意のタイミング位相誤差を吸収し、か
つタイミング周波数誤差等の時変的な伝送路特性の変化
にも追随可能であるという、良好な効果がある。
[発明の効果] 以上説明した様に、本発明に依れば相関行列が特異とな
ることを防止しているので等化特性を速やかに収束させ
て伝送効率を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
、 第2図は本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。 12は相関行列正則化部、13はFSE、15はゲイン
ベクトル計算部、14は逆行列計算部、18はタップベ
クトル更新部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)等化器出力エラー信号の所定期間の和を最小とす
    べく受信信号列の相関行列の逆行列を演算する受信装置
    であって、前記相関行列が特異となることを防止する手
    段を有することを特徴とする受信装置。
  2. (2)前記防止する手段は前記相関行列の逆行列を演算
    する前に受信信号列に所定の性質のノイズを付加する手
    段であることを特徴とする請求項(1)記載の受信装置
  3. (3)前記防止する手段は前記逆行列を演算するに際し
    て特定のパラメータを付加して演算する手段であること
    を特徴とする請求項(2)記載の受信装置。
  4. (4)前記エラー信号は受信入力推定シンボルと等化器
    出力シンボルの差の自乗であることを特徴とする請求項
    (1)記載の受信装置。
  5. (5)前記等化器はデータシンボルの変調周期以下の遅
    延時間を有する遅延素子から成るタップ付き遅延線であ
    ることを特徴とする請求項(1)記載の受信装置。
  6. (6)前記所定期間の和は前記エラー信号の得られた時
    点に応じた重み付けを行って得られた和であることを特
    徴とする請求項(1)記載の受信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6197916B1 (ja) * 2016-06-03 2017-09-20 Nttエレクトロニクス株式会社 補償係数算出方法

Cited By (4)

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WO2017208686A1 (ja) * 2016-06-03 2017-12-07 Nttエレクトロニクス株式会社 補償係数算出方法
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