JP3145295B2 - データ受信装置 - Google Patents

データ受信装置

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JP3145295B2
JP3145295B2 JP35124595A JP35124595A JP3145295B2 JP 3145295 B2 JP3145295 B2 JP 3145295B2 JP 35124595 A JP35124595 A JP 35124595A JP 35124595 A JP35124595 A JP 35124595A JP 3145295 B2 JP3145295 B2 JP 3145295B2
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03114Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain non-adaptive, i.e. not adjustable, manually adjustable, or adjustable only during the reception of special signals
    • H04L25/03146Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain non-adaptive, i.e. not adjustable, manually adjustable, or adjustable only during the reception of special signals with a recursive structure

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、等化器を内蔵する
移動通信などのデータ受信装置に関し、特に、マルチパ
スフェージングの存在する回線での等化能力を向上さ
せ、受信品質の向上を可能にするものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信では、建物などによる電波の
反射により、送信側と受信側とを結ぶ電波の伝送経路が
複数形成され、短い経路を通って先に到達する信号と、
長い経路を通って遅れて到達する信号とが混じり合って
符号間干渉が発生する。ディジタル移動体通信のデータ
受信装置は、こうした符号間干渉を補償し、受信品質を
高めるための適応自動等化器を内蔵しており、その等化
器として、演算量の少ない判定帰還形等化器(DFE:
Decision Feedback Equalizer)が広く用いられている。
このDFEは、ある時刻より以後に入力する受信データ
と、その時刻以前に入力した受信データの判定値とを用
いて等化出力を演算する適応自動等化器である。
【0003】ディジタル移動体通信のPDC(personal
digital cellular)やGSM(global system of mobi
le communications)などのシステムでは、バーストの
中央に同期信号が挿入され、送信データがこの同期信号
を挟む形を取る(図8の21、22、23参照)。このような
フォーマットのデータを受信するデータ受信装置は、独
立して判定帰還形の適応等化処理を行なう2つのDFE
を具備し、その1つで同期信号より後のデータに対する
等化を行ない、もう一方で同期信号より前のデータに対
する等化を行なう。
【0004】この種の従来のデータ受信装置は、図7に
示すように、受信データを蓄える受信バッファ1と、受
信データに含まれる同期信号(既知ワード)を用いたト
レーニングにより、同期信号に続く受信データの等化に
使用されるタップ係数の初期値を計算するフォワードト
レーニング演算器3と、同期信号を用いたトレーニング
により同期信号の前に入力した受信データの等化に使用
されるタップ係数の初期値を計算するバックワードトレ
ーニング演算器4と、フォワードトレーニング演算器3
から渡されたタップ係数(フォワードタップ係数)5を
用いて同期信号に続く受信データのDFE等化処理を行
なうフォワードトラッキング演算器7と、バックワード
トレーニング演算器4から渡されたタップ係数(バック
ワードタップ係数)6を用いて同期信号の前に入力した
受信データのDFE等化処理を行なうバックワードトラ
ッキング演算器8とを備えている。
【0005】このデータ受信装置では、受信データ2が
受信バッファ1に蓄えられ、各演算器3、4、7、8の
演算に随時使用される。
【0006】フォワードトレーニング演算器3は、図8
に示すように、同期信号の受信期間に相当するフォワー
ドトレーニング区間24に渡って、既知の同期ワードと実
際に受信したデータとの差異から回線状態を推定するト
レーニングを行ない、このトレーニングで得られたフォ
ワードタップ係数5をフォワードトラッキング演算器7
に出力する。
【0007】フォワードトラッキング演算器7は、同期
信号22に引き続いて受信したデータ2(23)に対し、こ
のフォワードタップ係数5を初期値に用いて、フォワー
ドトレーニング区間25に渡って判定帰還形の適応等化処
理を行ない、復調出力9を出力する。
【0008】一方、バックワードトレーニング演算器4
は、同期信号22を受信の時間順序とは逆方向に追って行
きながら、バックワードトレーニング区間26に渡ってト
レーニングを行ない、このトレーニングで得られたバッ
クワードタップ係数6をバックワードトラッキング演算
器8に出力する。
【0009】バックワードトラッキング演算器8は、同
期信号22より前に入力しているデータ1(21)に対し
て、このバックワードタップ係数6を初期値に用いて、
バックワードトラッキング区間27に渡り、受信の時間順
序とは逆方向から判定帰還形の適応等化処理を行ない、
復調出力10を出力する。フォワードトラッキング演算器
7からのフォワード復調出力9と、バックワードトラッ
キング演算器8からのバックワード復調出力10とは、時
分割で復調出力11として出力される。
【0010】図9は回線のインパルス応答を示してい
る。(a)は先行波のパワーの方が遅延波のパワーより
大きい場合であり、最小位相推移と呼ばれる状態であ
る。一方、(b)は逆に先行波のパワーより遅延波のパ
ワーの方が大きい場合であり、非最小位相推移と呼ばれ
ている。DFEを用いた等化器は、最小位相推移の場合
も非最小位相推移の場合も遅延波による歪みを補償する
ことが可能であり、そのため、このデータ受信装置で
は、データ1(21)及びデータ2(23)のそれぞれに対
して等化処理が施され、受信品質が向上する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、DFEは、信
号が前後して入力する場合に、後から入力する信号を打
ち消すことによって符号間干渉を除いている。そのた
め、最小位相推移の場合にはパワの大きい信号が残って
パワの小さい信号が打ち消されるが、非最小位相推移の
場合には、逆に、パワの小さい方の信号が残ってパワの
大きい信号が打ち消されることになり、S/N比が低下
する。従って、最小位相推移と非最小位相推移とを比べ
ると、最小位相推移の方がDFEによる効果が大きい。
【0012】ところで、従来の受信装置では、受信デー
タのデータ1及びデータ2に対して時間順序を逆にして
等化処理を行なっている。そのため、基本波と遅延波と
が存在する場合に、データ1とデータ2とでは、必ずど
ちらかが最小位相推移となり、どちらかが非最小位相推
移となる。従って、必ず半分が非最小位相推移となるの
で、受信品質の改善効果が非最小位相推移に対する効果
によって決まってしまうという問題点があった。
【0013】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、常に効果が最も発揮できる最小位相推移
に対してDFEを動作させて、受信品質の高い改善効果
を得ることができるデータ受信装置を提供することを目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のデータ
受信装置では、受信データの受信順序と同方向または逆
方向のいずれの方向がDFEに適しているかを識別する
方向選択手段を設け、この方向選択手段の選択した方向
から全スロットに渡るDFEの適応等化処理が行なわれ
るように構成している。
【0015】そのため、DFEの効果が最も発揮され、
受信品質の一層の改善を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、バーストの中央に同期信号が位置するフォーマット
の受信信号をDFEを用いて等化するデータ受信装置に
おいて、受信データを蓄える受信バッファと、受信デー
タの中の同期信号を用いてトレーニングを行ないタップ
係数を求めるトレーニング演算手段と、DFEのトラッ
キングに際して、受信データの受信順序と同方向または
逆方向のいずれの方向がDFEに適しているかを識別
し、適している方向を選択する方向選択手段と、方向選
択手段の選択した方向にトレーニングを実行したトレー
ニング演算手段から与えられるタップ係数を用いて、前
記方向に受信データをトラッキングしてDFEの演算を
行なうトラッキング演算手段とを設けたものであり、D
FEが最も効果を発揮する状態でのみ使用されるので、
マルチパスフェージングによる歪みの補償効果が向上す
る。
【0017】請求項2に記載の発明は、トレーニング演
算手段を、同期信号に対して受信順序と同方向にトレー
ニングするフォワードトレーニング演算手段と、同期信
号に対して受信順序と逆方向にトレーニングするバック
ワードトレーニング演算手段とで構成し、トラッキング
演算手段が、このフォワードトレーニング演算手段また
はバックワードトレーニング演算手段のうち、方向選択
手段の選択した方向にトレーニングを実行した演算手段
の求めたタップ係数を用いてDFEの演算を行なうよう
にしたものであり、トラッキング演算手段に対して、D
FEの演算に適する方向のタップ係数の初期値を与える
ことができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、バーストの中央
に同期信号が位置するフォーマットの受信信号をDFE
を用いて等化するデータ受信装置において、受信データ
を蓄える受信バッファと、受信データの中の同期信号を
用いてトレーニングを行ないタップ係数を求めるトレー
ニング演算手段と、DFEのトラッキングに際して、受
信データの受信順序と同方向または逆方向のいずれの方
向がDFEに適しているかを識別し、適している方向を
選択する方向選択手段と、この方向選択手段の選択した
方向にトレーニングを実行したトレーニング演算手段か
ら与えられるタップ係数を用いて、前記方向に受信デー
タをトラッキングして受信データの半分についてのDF
Eの演算を行なう先行トラッキング演算手段と、先行ト
ラッキング演算手段に与えたタップ係数を回線の変動状
態を予測して修正するタップ係数推定手段と、タップ係
数推定手段から与えられる修正後のタップ係数を用い
て、方向選択手段の選択した方向に受信データをトラッ
キングして受信データの残りの半分についてのDFEの
演算を行なう後行トラッキング演算手段とを設けたもの
であり、後半の受信データのDFE演算に際して、タッ
プ係数を修正することにより、回線状態の急激な変動に
も対応できるようにしている。
【0019】請求項4に記載の発明は、タップ係数推定
手段が、先行トラッキング演算手段に与えられたタップ
係数と先行トラッキング演算手段の演算後のタップ係数
との差異に基づいて前記修正を行なうようにしたもので
あり、これらのタップ係数から回線変動を外挿して修正
後のタップ係数を求める。
【0020】請求項5に記載の発明は、トレーニング演
算手段を、同期信号に対して受信順序と同方向にトレー
ニングするフォワードトレーニング演算手段と、同期信
号に対して受信順序と逆方向にトレーニングするバック
ワードトレーニング演算手段とで構成し、先行トラッキ
ング演算手段が、このフォワードトレーニング演算手段
またはバックワードトレーニング演算手段のうち、方向
選択手段の選択した方向にトレーニングを実行した演算
手段の求めたタップ係数を用いてDFEの演算を行なう
ようにしたものであり、先行トラッキング演算手段に対
して、DFEの演算に適する方向のタップ係数の初期値
を与えることができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、方向選択手段
が、フォワードトレーニング演算手段及びバックワード
トレーニング演算手段から出力されるトレーニング時の
誤差信号を比較し、小さい誤差信号を与える方向をDF
Eに適している方向として選択するようにしたものであ
り、同期信号に対してどちらの方向からトレーニングを
した場合に、より良い結果が得られるか、を見ることに
よって、DFE演算のトラッキングの方向を選択してい
る。
【0022】請求項7に記載の発明は、受信信号と既知
データとの相関を求める相関演算手段を設け、方向選択
手段が、この相関演算手段の求めた相関結果に基づいて
DFEに適している方向を選択するようにしたものであ
り、相関結果に現れる特性から最小位相推移の方向を識
別している。
【0023】請求項8に記載の発明は、トレーニング演
算手段が、方向選択手段の選択した方向にトレーニング
を実行するようにしたものであり、トレーニング演算手
段のトレーニングが1方向だけで済むため、演算量の削
減が可能になる。
【0024】請求項9に記載の発明は、方向選択手段
が、相関結果を基に、最大インパルス応答から後の遅延
分散と最大インパルス応答より前の遅延分散とを比較
し、この比較結果に基づいてDFEに適している方向を
選択するようにしたものであり、最大インパルス応答か
ら後の遅延分散の方が小さければ、受信順序と逆の方向
を選択し、最大インパルス応答より前の遅延分散の方が
小さければ、受信順序と同じ方向を選択する。
【0025】請求項10に記載の発明は、方向選択手段
が、相関結果を基に、最大インパルス応答から後のイン
パルス応答パワーの和と最大インパルス応答より前のイ
ンパルス応答パワーの和とを比較し、この比較結果に基
づいてDFEに適している方向を選択するようにしたも
のであり、最大インパルス応答から後のインパルス応答
パワーの和の方が小さければ、受信順序と逆の方向を選
択し、最大インパルス応答より前のインパルス応答パワ
ーの和の方が小さければ、受信順序と同じ方向を選択す
る。
【0026】請求項11に記載の発明は、方向選択手段
が、相関結果を基に、最大インパルス応答の後に出現す
る閾値を超えるパワーを持つ成分と最大インパルス応答
の前に出現する閾値を超えるパワーを持つ成分との最大
インパルス応答時点からの時間差を比較し、この比較結
果に基づいてDFEに適している方向を選択するように
したものであり、最大インパルス応答の後に出現する閾
値を超えるパワーを持つ成分と最大インパルス応答との
間の時間差の方が小さければ、受信順序と逆の方向を選
択し、最大インパルス応答の前に出現する閾値を超える
パワーを持つ成分と最大インパルス応答との間の時間差
の方が小さければ、受信順序と同じ方向を選択する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0028】(実施の形態1)第1の実施形態のデータ
受信装置は、図1に示すように、受信データを蓄える受
信バッファ31と、受信データに含まれる同期信号を用い
て受信の時間順序と同方向にトレーニングしタップ係数
を計算するフォワードトレーニング演算器33と、受信デ
ータに含まれる同期信号を用いて受信の時間順序と逆方
向にトレーニングしタップ係数を計算するバックワード
トレーニング演算器34と、フォワード方向またはバック
ワード方向のいずれか一方を選択する方向選択器39と、
方向選択器39の選択した方向にトレーニングを行なった
トレーニング演算器の出力するタップ係数41を初期値に
用いて、方向選択器39の選択した方向に受信データのデ
ータ1及びデータ2をトラッキングしてDFEの演算を
行なうトラッキング演算器42とを備えている。
【0029】この装置が受信する受信データは、図2に
示すフォーマットを有しているものとする。受信データ
32は受信バッファ31で蓄えられ、フォワードトレーニン
グ演算器33、バックワードトレーニング演算器34及びト
ラッキング演算器42は、それを随時演算に使用すること
ができる。
【0030】フォワードトレーニング演算器33は、受信
データに含まれる同期信号52を受信の時間順序と同方向
に辿ってトレーニングを行ない、フォワードトレーニン
グ区間54に渡るトレーニングの後、得られたタップ係数
35を出力する。また、フォワードトレーニング演算器33
は、このフォワードトレーニング区間54のトレーニング
で生じた誤差を表すフォワードトレーニング誤差信号37
を方向選択器39に出力する。
【0031】一方、バックワードトレーニング演算器34
は、受信データに含まれる同期信号52を受信の時間順序
と逆方向に辿ってトレーニングを行ない、バックワード
トレーニング区間56に渡るトレーニングの後、得られた
タップ係数36を出力する。また、バックワードトレーニ
ング演算器34は、このバックワードトレーニング区間56
のトレーニングで生じた誤差を表すバックワードトレー
ニング誤差信号38を方向選択器39に出力する。
【0032】このとき、フォワード側またはバックワー
ド側のどちらかが非最小位相推移である可能性がある。
それを判別するため、方向選択器39は、フォワードトレ
ーニング誤差信号37とバックワードトレーニング誤差信
号38とを比較し、小さい誤差を与える方向を選択して、
方向選択信号40でトラッキング演算器42に伝える。
【0033】トラッキング演算器42は、方向選択信号40
の選択するフォワードタップ係数35またはバックワード
タップ係数36を初期値に用いて、データ1(51)及びデ
ータ2(53)を方向選択信号40の指定する方向にトラッ
キングして適応等化処理を行ない、復調出力43を出力す
る。
【0034】図2は、フォワードトレーニング区間54で
生じたフォワードトレーニング誤差信号37の方がバック
ワードトレーニング区間56で生じたバックワードトレー
ニング誤差38より小さい場合を表している。このとき、
方向選択器39は、方向選択信号40によりフォワード側を
選択する。その結果、トラッキング演算器42は、データ
2(53)に対して、従来と同じ方向にトラッキングし、
フォワードトレーニングで得られたタップ係数57を初期
値に用いて適応等化処理を行ない、また、データ1(5
1)に対して、フォワードトレーニングで得られたタッ
プ係数57を初期値に用いて、従来とは逆の時間方向にト
ラッキングして適応等化処理を行なう。この処理を示し
たのがトラッキング区間55である。
【0035】一方、方向選択器39によりバックワード側
が選択された場合は、トラッキング区間55の向きが逆に
なり、使用するタップ係数がバックワードトレーニング
で得られたタップ係数となる。
【0036】このように、このデータ受信装置は、適応
等化処理における受信データのトラッキングの方向が最
小位相推移となるように選択している。等化器としてD
FEを用いた場合には、最小位相推移の場合も非最小位
相推移の場合も遅延波による歪みを補償することが可能
であるが、最小位相推移の方が補償効果が大きいため、
こうした方向選択を行なうことにより、従来例よりも受
信品質の改善を図ることができる。
【0037】(実施の形態2)第2の実施形態のデータ
受信装置は、既知ワードの相関を検出しその結果に基づ
いて等化処理におけるトラッキングの方向を選択してい
る。
【0038】この装置は、図3に示すように、受信デー
タを蓄える受信バッファ61と、同期信号などの既知ワー
ドと受信信号との相関値を計算する相関演算器64と、相
関演算器64の計算する相関値に基づいてトレーニング及
びトラッキングの方向を選択する方向選択器66と、受信
データに含まれる同期信号を用いて方向選択器66の選択
した方向にトレーニングを行ないタップ係数を計算する
トレーニング演算器63と、トレーニング演算器63の求め
たタップ係数41を初期値に用いて、受信データを方向選
択器66の選択した方向にトラッキングしてDFEの演算
を行なうトラッキング演算器42とを備えている。
【0039】この装置の相関演算器64は、記憶している
同期ワードなどの既知ワードと受信データとの相関値65
を計算して方向選択器66に出力する。方向選択器66は、
この相関値を基に、受信信号が最小位相推移に近いか非
最小位相推移に近いかを判断し、最小位相推移に近けれ
ば、受信の時間順序と同方向をトレーニング及びトラッ
キングの方向として選択し、また、非最小位相推移に近
ければ、受信の時間順序と逆方向をトレーニング及びト
ラッキングの方向として選択する。
【0040】方向選択器66は、受信信号が最小位相推移
に近いか非最小位相推移に近いかの判断を次のようにし
て行なう。相関演算器64から出力される相関値は、図9
に示す(a)最小位相推移の場合には、先行波の受信時
期に最大となり、その後、遅延波の受信時期に小さいピ
ークが現れる。逆に、(b)非最小位相推移の場合に
は、先行波の受信時期に小さいピークが現れ、その後、
遅延波の受信時期に最大値が現れる。そこで、方向選択
器66は、最大インパルス応答から後の遅延分散と最大イ
ンパルス応答より前の遅延分散とを比較して、最大イン
パルス応答から後の遅延分散の方が大きければ、最小位
相推移と判断し、逆に、最大インパルス応答より前の遅
延分散の方が大きければ、非最小位相推移と判断する。
【0041】あるいは、最大インパルス応答から後のイ
ンパルス応答パワーの和と最大インパルス応答より前の
インパルス応答パワーの和とを比較して、最大インパル
ス応答から後のインパルス応答パワーの和の方が大きけ
れば、最小位相推移と判断し、逆に、最大インパルス応
答より前のインパルス応答パワーの和の方が大きけれ
ば、非最小位相推移と判断する。
【0042】あるいは、また、所定の大きさの閾値を設
定し、最大インパルス応答から後に出現した閾値を超え
るパワーの成分と、最大インパルス応答より前に出現し
た閾値を超えるパワーの成分とのいずれが最大インパル
ス応答時刻に近い時点で出現しているかを比較し、最大
インパルス応答の後のパワーの成分の方が最大インパル
ス応答時刻に近い時点で出現しているときは、非最小位
相推移と判断し、逆のときは、最小位相推移と判断す
る。
【0043】方向選択器66は、こうして選択した方向を
方向選択信号67によってトレーニング演算器63とトラッ
キング演算器69とに伝える。
【0044】トレーニング演算器63は、受信信号に含ま
れる同期信号に対して、方向選択信号67で指定された方
向へのトレーニングを行ない、タップ係数68をトラッキ
ング演算器69に出力する。トラッキング演算器69は、こ
のタップ係数68を初期値に用いて、受信信号のデータ1
(51)及びデータ2(53)を方向選択信号67の指定する
方向にトラッキングして適応等化処理を行ない、復調出
力70を出力する。
【0045】この装置の方向選択器66がフォワード側を
選択した場合は、トレーニング演算器63及びトラッキン
グ演算器69における処理の順序が図2と同じになる。こ
の場合、バックワードトレーニング区間56の演算は不要
となるため、第1の実施形態に比べて、演算量を削減す
ることができる。
【0046】このように、このデータ受信装置では、常
に最小位相推移となるように方向を選択して適応等化処
理を行なうため、等化処理における補償効果が大きく、
また、少ない演算量でそれを実現することができる。
【0047】(実施の形態3)第3の実施形態のデータ
受信装置は、受信データの後半のデータに対して行なう
等化処理のタップ係数を新たに求め直すことにより、回
路状態の急激な変動に対応できるようにしている。
【0048】この装置は、図4に示すように、第1の実
施形態の装置(図1)のトラッキング演算器に代えて、
方向選択器89の選択した方向にトレーニングを行なった
トレーニング演算器から出力されたタップ係数を用いて
同期信号を挟む受信データの一方に対するDFE等化処
理を行なう先行トラッキング演算器92と、このタップ係
数を修正するタップ係数推定器94と、タップ係数推定器
94の算出したタップ係数を用いて同期信号を挟む受信デ
ータの他方に対する等化処理を行なう後行トラッキング
演算器96とを備えている。その他の構成は第1の実施形
態の装置と変わりがない。
【0049】この装置のフォワードトレーニング演算器
83、バックワードトレーニング演算器84及び方向選択器
89は、第1の実施形態の場合と同じ動作を行ない、方向
選択器89の方向選択信号90によって選択された方向にト
レーニングを行なったトレーニング演算器の出力するタ
ップ係数91が先行トラッキング演算器92とタップ係数推
定器94とに入力する。
【0050】先行トラッキング演算器92は、このタップ
係数91を初期値に用いて方向選択信号90の指定する方向
に受信データをトラッキングし、受信データの前半デー
タ(方向選択信号90の指定する方向がフォワード側であ
ればデータ2、指定する方向がバックワード側であれば
データ1)についてのDFEの演算を行ない、復調出力
97を出力する。
【0051】図5は方向選択器89がフォワード側を選択
した場合の動作を示しており、先行トラッキング演算器
92は、方向選択信号90の指示に従い、フォワードトレー
ニング区間104のトレーニングで得られたタップ係数107
を用いて、データ2(103)に対し、受信の時間順序と
同方向にトラッキングして適応等化処理を行ない、復調
出力97を出力する。先行トラッキング演算器92は、ま
た、トラッキング後のタップ係数108(図4の93)をタ
ップ係数推定器94に出力する。
【0052】タップ係数推定器94は、フォワードトレー
ニング後のタップ係数107(図4の91)と先行トラッキ
ング後のタップ係数108とを用いて、データ1の適応等
化処理に用いるタップ係数を新たに求める。これは、回
線の変動が激しい場合には、同期信号102付近の回線状
態とバーストの先頭での回線状態とが異なるため、デー
タ1の適応等化処理に当たって、フォワードトレーニン
グ後のタップ係数107をそのまま初期値に使用したので
は誤差が大きくなるので、これを避ける処置である。
【0053】タップ係数推定器94は、フォワードトレー
ニング後のタップ係数107と先行トラッキング後のタッ
プ係数93とから回線変動を外挿する方法等により新たな
タップ係数110(図4の95)を求め、後行トラッキング
演算器96に出力する。
【0054】後行トラッキング演算器96は、このタップ
係数110を初期値に用いて、方向選択信号90の指示に従
い、データ1(101)に対して、受信の時間順序と同方
向にトラッキングしてDFEの演算を行ない、復調出力
98を出力する。
【0055】こうして、先行トラッキング演算器92の復
調出力97と後行トラッキング演算器96の復調出力98と
が、時分割により復調出力99として出力される。
【0056】なお、方向選択器89がバックワード側を選
択した場合には、先行トラッキング演算器92は、バック
ワードトレーニング区間106のトレーニングで得られた
タップ係数86を用いて、データ1(101)に対し、受信
の時間順序と逆方向にトラッキングして適応等化処理を
行ない、復調出力97を出力するとともに、トラッキング
後のタップ係数93をタップ係数推定器94に出力する。タ
ップ係数推定器94は、このタップ係数93とトレーニング
後のタップ係数86とから新たなタップ係数を求めて後行
トラッキング演算器96に出力し、後行トラッキング演算
器96は、このタップ係数95を初期値に用いて、データ2
(103)に対して、受信の時間順序と逆方向にトラッキ
ングして適応等化処理を行ない、復調出力98を出力す
る。
【0057】このように、このデータ受信装置では、後
行トラッキング演算器の演算に際してタップ係数の初期
値を求め直しているため、回線の変動が激しい場合で
も、第1の実施形態のデータ受信装置に比べて、後行ト
ラッキング時の受信品質を向上させることができ、回線
状態の変動に的確に対応することができる。
【0058】(実施の形態4)第4の実施形態のデータ
受信装置は、第2の実施形態と第3の実施形態とを組合
せたものであり、既知データの相関結果に基づいて等化
処理におけるトラッキングの方向を選択するとともに、
回路状態の急激な変動に対応できるようにしている。
【0059】この装置は、図6に示すように、第2の実
施形態の装置(図3)のトラッキング演算器に代えて、
先行トラッキング演算器129と、タップ係数推定器131
と、後行トラッキング演算器133とを備えている。その
他の構成は第2の実施形態の装置と変わりがない。この
先行トラッキング演算器129、タップ係数推定器131及び
後行トラッキング演算器133の動作は、第3の実施形態
で説明したものと同じである。
【0060】このデータ受信装置では、回線の変動が激
しい場合でも、第2の実施形態のデータ受信装置に比べ
て、後行トラッキング時の受信品質を向上させることが
できる。
【0061】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のデータ受信装置は、同期信号を間に挟むフォーマット
の受信データに対して、DFEを用いて適応等化処理を
行なったときの受信品質の改善効果を高めることができ
る。
【0062】また、タップ係数推定器を設けた装置で
は、回線状態の変動が激しい場合でも、受信品質の改善
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図
【図2】第1の実施形態のデータ受信装置の動作を示す
説明図
【図3】本発明の第2の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第3の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図
【図5】第3の実施形態のデータ受信装置の動作を示す
説明図
【図6】本発明の第4の実施形態におけるデータ受信装
置の構成を示すブロック図
【図7】従来のデータ受信装置の構成を示すブロック図
【図8】従来のデータ受信装置の動作を説明する説明図
【図9】最小位相推移と非最小位相推移とを示す説明図
【符号の説明】
1、31、61、81、121 受信バッファ 2、32、62、82、122 受信データ 3、33、83 フォワードトレーニング演算器 4、34、84 バックワードトレーニング演算器 5、35、85 フォワードタップ係数 6、36、86 バックワードタップ係数 7 フォワードトラッキング演算器 8 バックワードトラッキング演算器 9 フォワード復調出力 10 バックワード復調出力 11、43、70、99、136 復調出力 21、51、101 データ1 22、52、102 同期信号 23、53、103 データ2 24、54、104 フォワードトレーニング区間 25 フォワードトラッキング区間 26、56、106 バックワードトレーニング区間 27 バックワードトラッキング区間 37、87 フォワードトレーニング誤差信号 38、88 バックワードトレーニング誤差信号 39、66、89、126 方向選択器 40、67、90、127 方向選択信号 41、68、91、128 タップ係数 42、69 トラッキング演算器 55 トラッキング区間 57、107 フォワードトレーニング後タップ係数 63、123 トレーニング演算器 64、124 相関演算器 65、125 相関値 92、129 先行トラッキング演算器 93、108、130 先行トラッキング後タップ係数 94、109、131 タップ係数推定器 95、132 推定タップ係数 96、133 後行トラッキング演算器 97、134 先行復調出力 98、135 後行復調出力 105 先行トラッキング区間 110 後行トラッキング用タップ係数初期値 111 後行トラッキング区間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/005 H04B 3/10 H03H 21/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーストの中央に同期信号が位置するフ
    ォーマットの受信信号をDFE(Decision Feedback Eq
    ualizer)を用いて等化するデータ受信装置において、 受信データを蓄える受信バッファと、 受信データの中の同期信号を用いてトレーニングを行な
    いタップ係数を求めるトレーニング演算手段と、 DFEのトラッキングに際して、受信データの受信順序
    と同方向または逆方向のいずれの方向がDFEに適して
    いるかを識別し、適している方向を選択する方向選択手
    段と、 前記方向選択手段の選択した方向にトレーニングを実行
    した前記トレーニング演算手段から与えられるタップ係
    数を用いて、前記方向に受信データをトラッキングして
    DFEの演算を行なうトラッキング演算手段とを備える
    ことを特徴とするデータ受信装置。
  2. 【請求項2】 前記トレーニング演算手段が、前記同期
    信号に対して受信順序と同方向にトレーニングするフォ
    ワードトレーニング演算手段と、前記同期信号に対して
    受信順序と逆方向にトレーニングするバックワードトレ
    ーニング演算手段とから成り、前記トラッキング演算手
    段が、前記フォワードトレーニング演算手段またはバッ
    クワードトレーニング演算手段のうち、前記方向選択手
    段の選択した方向にトレーニングを実行した演算手段の
    求めたタップ係数を用いて前記DFEの演算を行なうこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  3. 【請求項3】 バーストの中央に同期信号が位置するフ
    ォーマットの受信信号をDFEを用いて等化するデータ
    受信装置において、 受信データを蓄える受信バッファと、 受信データの中の同期信号を用いてトレーニングを行な
    いタップ係数を求めるトレーニング演算手段と、 DFEのトラッキングに際して、受信データの受信順序
    と同方向または逆方向のいずれの方向がDFEに適して
    いるかを識別し、適している方向を選択する方向選択手
    段と、 前記方向選択手段の選択した方向にトレーニングを実行
    した前記トレーニング演算手段から与えられるタップ係
    数を用いて、前記方向に受信データをトラッキングして
    受信データの半分についてのDFEの演算を行なう先行
    トラッキング演算手段と、 前記先行トラッキング演算手段に与えたタップ係数を回
    線の変動状態を予測して修正するタップ係数推定手段
    と、 前記タップ係数推定手段から与えられる修正後のタップ
    係数を用いて、前記方向選択手段の選択した方向に受信
    データをトラッキングして受信データの残りの半分につ
    いてのDFEの演算を行なう後行トラッキング演算手段
    とを備えることを特徴とするデータ受信装置。
  4. 【請求項4】 前記タップ係数推定手段が、前記先行ト
    ラッキング演算手段に与えられたタップ係数と前記先行
    トラッキング演算手段の演算後のタップ係数との差異に
    基づいて前記修正を行なうことを特徴とする請求項3に
    記載のデータ受信装置。
  5. 【請求項5】 前記トレーニング演算手段が、前記同期
    信号に対して受信順序と同方向にトレーニングするフォ
    ワードトレーニング演算手段と、前記同期信号に対して
    受信順序と逆方向にトレーニングするバックワードトレ
    ーニング演算手段とから成り、前記先行トラッキング演
    算手段が、前記フォワードトレーニング演算手段または
    バックワードトレーニング演算手段のうち、前記方向選
    択手段の選択した方向にトレーニングを実行した演算手
    段の求めたタップ係数を用いて前記DFEの演算を行な
    うことを特徴とする請求項3または4に記載のデータ受
    信装置。
  6. 【請求項6】 前記方向選択手段が、前記フォワードト
    レーニング演算手段及びバックワードトレーニング演算
    手段から出力されるトレーニング時の誤差信号を比較
    し、小さい誤差信号を与える方向をDFEに適している
    方向として選択することを特徴とする請求項2または5
    に記載のデータ受信装置。
  7. 【請求項7】 前記受信信号と既知データとの相関を求
    める相関演算手段を設け、前記方向選択手段が、前記相
    関演算手段の求めた相関結果に基づいてDFEに適して
    いる方向を選択することを特徴とする請求項1または3
    に記載のデータ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記トレーニング演算手段が、前記方向
    選択手段の選択した方向に前記トレーニングを実行する
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記方向選択手段が、前記相関結果を基
    に、最大インパルス応答から後の遅延分散と最大インパ
    ルス応答より前の遅延分散とを比較し、この比較結果に
    基づいてDFEに適している方向を選択することを特徴
    とする請求項7に記載のデータ受信装置。
  10. 【請求項10】 前記方向選択手段が、前記相関結果を
    基に、最大インパルス応答から後のインパルス応答パワ
    ーの和と最大インパルス応答より前のインパルス応答パ
    ワーの和とを比較し、この比較結果に基づいてDFEに
    適している方向を選択することを特徴とする請求項7に
    記載のデータ受信装置。
  11. 【請求項11】 前記方向選択手段が、前記相関結果を
    基に、最大インパルス応答の後に出現する閾値を超える
    パワーを持つ成分と最大インパルス応答の前に出現する
    閾値を超えるパワーを持つ成分との最大インパルス応答
    時点からの時間差を比較し、この比較結果に基づいてD
    FEに適している方向を選択することを特徴とする請求
    項7に記載のデータ受信装置。
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