JPH0225229Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0225229Y2 JPH0225229Y2 JP12113884U JP12113884U JPH0225229Y2 JP H0225229 Y2 JPH0225229 Y2 JP H0225229Y2 JP 12113884 U JP12113884 U JP 12113884U JP 12113884 U JP12113884 U JP 12113884U JP H0225229 Y2 JPH0225229 Y2 JP H0225229Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- fixing member
- rotor shaft
- variable capacitor
- conventional example
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 14
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005549 size reduction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、小型バリコンに係り、とくに小型の
ラジオおよびラジオカセツト等に好適な小型バリ
コンに関する。
ラジオおよびラジオカセツト等に好適な小型バリ
コンに関する。
第3図ないし第4図にこれを示す。この従来例
において、1は先端にねじ部1Aを有するロータ
シヤフトを示し、また2,2,…は扇型のロータ
プレートを示す。前記ロータシヤフト1には、こ
の従来例においては二組の可変コンデンサ部分を
形成せしめるために第3図に示す如く三枚一組と
する二組の可変コンデンサ用のロータプレート2
部分が、上下は分かれ且つ反対方向に突出して装
備されるという構成が採られている。3,3は、
前記各ロータプレート2の相互間に組込まれたワ
ツシヤを示し、4は係止用突起4Aを有するスト
ツパを示す。
において、1は先端にねじ部1Aを有するロータ
シヤフトを示し、また2,2,…は扇型のロータ
プレートを示す。前記ロータシヤフト1には、こ
の従来例においては二組の可変コンデンサ部分を
形成せしめるために第3図に示す如く三枚一組と
する二組の可変コンデンサ用のロータプレート2
部分が、上下は分かれ且つ反対方向に突出して装
備されるという構成が採られている。3,3は、
前記各ロータプレート2の相互間に組込まれたワ
ツシヤを示し、4は係止用突起4Aを有するスト
ツパを示す。
そして、第4図に示す如く、ロータシヤフト1
に対しては、まずストツパ4が組込まれ、続いて
ワツシヤ3,3,…とロータプレート2,2,…
とが交互に順次組込まれ、特にロータプレート
2,2,…についてはその扇型部分が第3図に示
す如く配設され、しかるのちナツト部材5にて全
体が締め付けられた状態で前記ロータシヤフト1
に固着され一体化され、これによつて小型バリコ
ンのロータ部が形成されている。
に対しては、まずストツパ4が組込まれ、続いて
ワツシヤ3,3,…とロータプレート2,2,…
とが交互に順次組込まれ、特にロータプレート
2,2,…についてはその扇型部分が第3図に示
す如く配設され、しかるのちナツト部材5にて全
体が締め付けられた状態で前記ロータシヤフト1
に固着され一体化され、これによつて小型バリコ
ンのロータ部が形成されている。
しかしながら、かかる従来例においては、前述
した如く固定用ナツト部材5とストツパ4とが別
部材として装備され、これがため加工及び組立に
手間が掛り、同時に部品点数が比較的多いことか
ら小型化に支障をきたし生産性が悪いという不都
合があつた。
した如く固定用ナツト部材5とストツパ4とが別
部材として装備され、これがため加工及び組立に
手間が掛り、同時に部品点数が比較的多いことか
ら小型化に支障をきたし生産性が悪いという不都
合があつた。
本考案は、かかる従来例の有する不都合を改善
し、部品点数の削減と同時に全体的な小型化、低
価格化を図つた小型バリコンを提供することを、
その目的とする。
し、部品点数の削減と同時に全体的な小型化、低
価格化を図つた小型バリコンを提供することを、
その目的とする。
そこで、本考案においては、複数のロータプレ
ートを所定間隔をおいてロータシヤフト上に装備
し且つ該ロータシヤフトの一端部に固定部材を備
えたロータ部を有する小型バリコンにおいて、前
記固定部材の一部に、当該ロータ部が所定角度だ
け回動した場合にステータ側に係止される係止用
突起を設けるという構成を採り、これによつて前
記目的を達成しようとするものである。
ートを所定間隔をおいてロータシヤフト上に装備
し且つ該ロータシヤフトの一端部に固定部材を備
えたロータ部を有する小型バリコンにおいて、前
記固定部材の一部に、当該ロータ部が所定角度だ
け回動した場合にステータ側に係止される係止用
突起を設けるという構成を採り、これによつて前
記目的を達成しようとするものである。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第2図
に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と
同一の構成部材については同一の付号を用いるこ
ととする。
に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と
同一の構成部材については同一の付号を用いるこ
ととする。
この第1図ないし第2図において、10はロー
タシヤフトを示す。このロータシヤフト10は、
ロータプレート2,2,…等を取付けるための段
部10Aを有し、図示しないステータへ組み込ん
だ場合にはその一端部10Bを突出せしめ、当該
一端部10Bにてコンデンサ容量を適当に調整す
ることができるようになつている。このロータシ
ヤフト10には、本実施例においては、前述した
従来例と同様に二組の可変コンデンサ部分を形成
せしめるため、第1図に示す如く三枚一組とする
二組の可変コンデンサ用ロータプレート2部分
が、上下に分かれ且つ反対方向に突出して装備さ
れるという構成が採られている。3,3,…は、
前述した従来例と同様に前記ロータプレート2,
2,…の相互間に組込まれたワツシヤを示し、又
11は係止用突起11Aを有する固定部材として
のストツパを示す。
タシヤフトを示す。このロータシヤフト10は、
ロータプレート2,2,…等を取付けるための段
部10Aを有し、図示しないステータへ組み込ん
だ場合にはその一端部10Bを突出せしめ、当該
一端部10Bにてコンデンサ容量を適当に調整す
ることができるようになつている。このロータシ
ヤフト10には、本実施例においては、前述した
従来例と同様に二組の可変コンデンサ部分を形成
せしめるため、第1図に示す如く三枚一組とする
二組の可変コンデンサ用ロータプレート2部分
が、上下に分かれ且つ反対方向に突出して装備さ
れるという構成が採られている。3,3,…は、
前述した従来例と同様に前記ロータプレート2,
2,…の相互間に組込まれたワツシヤを示し、又
11は係止用突起11Aを有する固定部材として
のストツパを示す。
そして、第2図に示す如く、前記ロータシヤフ
ト10に対しては、前記ワツシヤ3,3,…とロ
ータプレート2,2,…とが交互に順次組込ま
れ、特にロータプレート2,2,…については前
述した従来例の場合と同様にその扇形部分が前述
した如く配設され、しかるのちストツパ11が強
圧入され、これによつて、前記各ロータプレート
2およびワツシヤ3が当該ロータシヤフト10に
一体的に固定されるという構成となつている。こ
のため、従来はナツトによる固定であつたことか
ら、当該ナツトに係止用突起を設けた場合は組立
時に当該係止用突起の停止位置が特定できず、従
つてステータとの関連における係止用突起11A
としての用をなさない事態が生じるのに対し、係
止用突起11Aを有するストツパをロータシヤフ
ト10に強圧入するという本実施例においては、
前記係止用突起11Aの突出方向を予め特定し、
しかもロータシヤフト10への固着後も高精度に
これを維持し得るという利点がある。又部品点数
としては、まず従来例におけるナツト部材が不要
となり、又ロータシヤフトの先端のねじ加工が不
要となり、これがため生産性の改善および大幅な
原価低減を図ることができ、更にはロータ部の小
型化によりステータ部を含めた全体的な小型化を
図り得るという利点がある。
ト10に対しては、前記ワツシヤ3,3,…とロ
ータプレート2,2,…とが交互に順次組込ま
れ、特にロータプレート2,2,…については前
述した従来例の場合と同様にその扇形部分が前述
した如く配設され、しかるのちストツパ11が強
圧入され、これによつて、前記各ロータプレート
2およびワツシヤ3が当該ロータシヤフト10に
一体的に固定されるという構成となつている。こ
のため、従来はナツトによる固定であつたことか
ら、当該ナツトに係止用突起を設けた場合は組立
時に当該係止用突起の停止位置が特定できず、従
つてステータとの関連における係止用突起11A
としての用をなさない事態が生じるのに対し、係
止用突起11Aを有するストツパをロータシヤフ
ト10に強圧入するという本実施例においては、
前記係止用突起11Aの突出方向を予め特定し、
しかもロータシヤフト10への固着後も高精度に
これを維持し得るという利点がある。又部品点数
としては、まず従来例におけるナツト部材が不要
となり、又ロータシヤフトの先端のねじ加工が不
要となり、これがため生産性の改善および大幅な
原価低減を図ることができ、更にはロータ部の小
型化によりステータ部を含めた全体的な小型化を
図り得るという利点がある。
なお、上記実施例は、特に二連の場合を説明し
たが、本考案はこれに限定されず、一連であつて
も、又三連であつてもよい。
たが、本考案はこれに限定されず、一連であつて
も、又三連であつてもよい。
以上のように、本考案によると、複数のロータ
プレートを所定間隔をおいてロータシヤフト上に
装備し且つ該ロータシヤフトの一端部に固定部材
を備え、この固定部材により前記ロータプレート
を固定し支持する構造のロータ部を有する小型バ
リコンにおいて、前記固定部材に、当該ロータ部
が所定角度だけ回動した場合にステータ側に係止
される係止用突起を設けるとともに、当該固定部
材を前記ロータプレートの一端部に圧入するとい
う構成を採用したので、前述した従来例が固定部
材と係止部材とを別々に装備していたのに対し、
本考案では固定部材一個でロータプレート等の固
着とステータに対する係止機能という二つの機能
を成すことが可能となり、従つて使用する部材が
少なくなり、これがため全体的な小型化および原
価低減を図ることができ、前述した如く固定部材
をロータシヤフトに圧入するという構成を採用し
たことから係止用突起の配設位置を高精度に定め
ることができ、更には生産性を著しく向上せしめ
ることができるという従来にない実用的な小型バ
リコンを提供することができる。
プレートを所定間隔をおいてロータシヤフト上に
装備し且つ該ロータシヤフトの一端部に固定部材
を備え、この固定部材により前記ロータプレート
を固定し支持する構造のロータ部を有する小型バ
リコンにおいて、前記固定部材に、当該ロータ部
が所定角度だけ回動した場合にステータ側に係止
される係止用突起を設けるとともに、当該固定部
材を前記ロータプレートの一端部に圧入するとい
う構成を採用したので、前述した従来例が固定部
材と係止部材とを別々に装備していたのに対し、
本考案では固定部材一個でロータプレート等の固
着とステータに対する係止機能という二つの機能
を成すことが可能となり、従つて使用する部材が
少なくなり、これがため全体的な小型化および原
価低減を図ることができ、前述した如く固定部材
をロータシヤフトに圧入するという構成を採用し
たことから係止用突起の配設位置を高精度に定め
ることができ、更には生産性を著しく向上せしめ
ることができるという従来にない実用的な小型バ
リコンを提供することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すロータ部分の
正面図、第2図は第1図の一部省略した分解斜視
図、第3図は従来例を示すロータ部分の正面図、
第4図は第3図の一部省略した分解斜視図であ
る。 2……ロータプレート、10……ロータシヤフ
ト、11……固定部材としてのストツパ、11A
……係止用突起。
正面図、第2図は第1図の一部省略した分解斜視
図、第3図は従来例を示すロータ部分の正面図、
第4図は第3図の一部省略した分解斜視図であ
る。 2……ロータプレート、10……ロータシヤフ
ト、11……固定部材としてのストツパ、11A
……係止用突起。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 複数のロータプレートを所定間隔をおいてロー
タシヤフト上に装備し且つ該ロータシヤフトの一
端部に固定部材を備え、この固定部材により前記
ロータプレートを固定し支持する構造のロータ部
を有する小型バリコンにおいて、 前記固定部材に、当該ロータ部が所定角度だけ
回動した場合にステータ側に係止される係止用突
起を設けるとともに、当該固定部材を前記ロータ
プレートの一端部に圧入することにより固着した
ことを特徴とする小型バリコン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12113884U JPS6138923U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 小型バリコン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12113884U JPS6138923U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 小型バリコン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6138923U JPS6138923U (ja) | 1986-03-11 |
JPH0225229Y2 true JPH0225229Y2 (ja) | 1990-07-11 |
Family
ID=30679935
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12113884U Granted JPS6138923U (ja) | 1984-08-07 | 1984-08-07 | 小型バリコン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6138923U (ja) |
-
1984
- 1984-08-07 JP JP12113884U patent/JPS6138923U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6138923U (ja) | 1986-03-11 |
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