JPH0414883Y2 - - Google Patents

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JPH0414883Y2
JPH0414883Y2 JP1985072944U JP7294485U JPH0414883Y2 JP H0414883 Y2 JPH0414883 Y2 JP H0414883Y2 JP 1985072944 U JP1985072944 U JP 1985072944U JP 7294485 U JP7294485 U JP 7294485U JP H0414883 Y2 JPH0414883 Y2 JP H0414883Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、フエダーボリユームの改良に関す
る。
〔考案の背景〕
フエダーボリユームは、主として、カーラジオ
あるいはカーステレオ等の音量調節用として用い
られる。カーラジオおよびカーステレオはメーカ
ーによつて、あるいは機種によつて各種の仕様の
ものがあり、これら各種仕様のカーラジオおよび
カーステレオに適用するためには、軸受の長さや
直径、それに取付方向が異なる各種のフエダーボ
リユームを製造する必要がある。
第7図は従来知られているフエダーボリユーム
の一例を示す断面図であつて、10は基体、11
は基体10に取り付けられるボリユーム本体、1
2はボリユーム本体11に内装された摺動子受に
連結される回転軸、13はボリユーム本体11の
上部に被着される上部放熱板、14は固定板、1
5は上記各部材を一体に結合する連結板を示して
いる。
基体10は、第8図に示すように、下部放熱板
16と該放熱板16の下面側に延びる軸受17と
が一体に形成されており、これら放熱板16と軸
受17の中心部には、上下に貫通する回転軸挿通
孔18が開設されている。円筒形に形成された軸
受17の外周面には、第9図に示すように、平面
部19,19aが平行に面取りされており、この
平面部19,19aを除く部分に、このフエダー
ボリユームをセツトパネル等に取り付けるための
ねじ20が刻設されている。
ボリユーム本体11は、中空枠体状に形成され
た絶縁性の抵抗基板取付部材21の上下両面に、
所定の抵抗パターンが形成された上部抵抗基板2
2および下部抵抗基板23を相内向に取り付け、
両抵抗基板22,23の間に、上部摺動子24お
よび下部摺動子25が取り付けられた摺動子受2
6が回転可能に内装されている。この摺動子受2
6の中央部には、第10図に示すように、後に詳
述する回転軸12を係合するための係止突条27
が突設された回転軸取付孔28が開設されてい
る。
回転軸12は、第11図に示すように、セレー
シヨン28が刻設されたつまみ取付部12aと、
上記基体10に開設された回転軸挿通孔18およ
び上記摺動子受26に開設された回転軸取付孔2
8に貫通可能で、先端部に上記摺動子受26の回
転軸取付孔28に突設された係止突条27に係合
するためのスリツト29が形成された軸部12b
と、これらつまみ取付部12aおよび軸部12b
の連設部に張り出された鍔体12cとからなる。
この回転軸12は、軸部12bを上記軸受17の
下方から上記基体10に開設された回転軸挿通孔
18および上記摺動子受26に開設された回転軸
取付孔28に貫通し、鍔体12cを上記軸受17
の下面に当接すると共に、その先端部を上部抵抗
基板22の上面に回転可能にかしめることによつ
て、上記基体10および摺動子受26と一体化さ
れる。また、その際、回転軸12の先端部に形成
されたスリツト29に、摺動子受26の回転軸挿
通孔28に突設された係止突条27が嵌装され、
該回転軸12と上記摺動子受26とが一体として
回転可能に連結される。
上部放熱板13は、基体10に一体に形成され
た下部放熱板16と略同形に形成されており、上
記ボリユーム本体11の上部に取り付けられた上
部抵抗基板22の上面に被着される。
固定板14は、上記上部放熱板13を保護する
ためのものであつて、平板状に形成されており、
両端の相対称位置に、後に詳述する連結板15を
係止する係止爪30が突設されている。
連結板15は、第12図に示すように、上記基
体10の軸受17が挿通される透孔31が開設さ
れた底板15aと、上記基体10、ボリユーム本
体11、上部放熱板13の側面部に当接される2
つの側板15b,15cとで略コの字形に形成さ
れており、両側板15b,15cの先端部に、か
しめ用突起31が突設されている。
上記フエダーボリユームは、第7図に示すよう
に、上記基体10、ボリユーム本体11、上部放
熱板13、固定板14を順次重合し、これらの重
合体の側面を上記基体10の下方から装着された
連結板15によつて保持し、固定板14の上方に
突出したかしめ用突起31を固定板14の上面側
に折り返すことによつて、一体に組立てられる。
上記のように構成された従来のフエダーボリユ
ームは、下部放熱板16と軸受17とが一体に形
成されているため、軸受17の長さや直径が異な
る多種類のものを製造する場合、製造コストが高
価になるという問題がある。例えば、この下部放
熱板16と軸受17とが一体に形成された基体1
0をダイキヤストにて製造する場合、金型形状が
複雑化、大型化し、金型の製造コスト、即ち、フ
エダーボリユームの製造コストが高価になる。
かかる不具合は、下部放熱板16と軸受17を
別体に製造し、仕様に合せて適宜所要の軸受を下
部放熱板に組合せるようにすれば解消することが
できる。しかしながら、下部放熱板16と軸受1
7を単に別体に製造しただけでは、下部放熱板1
6の向きに対する軸受17の平面部19,19a
の向きを使用個所に合せて適宜変更可能なフエダ
ーボリユームとすることができない。そのため、
例えば、第13図に示すように、水平に設定され
たプリント配線基板に取り付けたとき、軸受17
の平面部19,19aが水平方向に向くようなフ
エダーボリユーム、および、第14図に示すよう
に、垂直に設定されたプリント配線基板に取り付
けたとき、軸受17の平面部19,19aの向き
が水平方向に向くようなフエダーボリユームを同
一の下部放熱板と軸受とで製造することができな
いという問題が生ずる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の問題点を
解消し、各種仕様のものを安価に製造可能なフエ
ダーボリユームを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、上記の目的を達成するため、放熱板
と軸受とを別体に形成し、上記軸受の上記放熱板
と対向する側および上記放熱板の上記軸受と対向
する側に、上記放熱板に対する上記軸受の取付方
向を90度変更する際に用いる位置決め手段を形成
したことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
第1図は本発明に係るフエダーボリユームの全
体の構成を示す断面図、第2図は第1図のフエダ
ーボリユームの分解斜視図、第3図は軸受の断面
図、第4図は軸受の正面図、第5図は下部放熱板
の断面図、第6図は下部放熱板の底面図である。
これらの図において、1は軸受、2は下部放熱
板を示し、その他、第7図乃至第12図に示した
と同様の部材については、同一の符号を表示して
詳細なる説明を省略する。
軸受1には、第3図および第4図に示すよう
に、ねじ部2と、該ねじ部2の軸心X−Xに対し
て直角方向に延びる嵌合部3とが一体に形成され
ており、これらねじ部2と嵌合部3の中心部に回
転軸挿通孔4が開設されている。上記嵌合部3
は、第4図に示すように、正面から見た形状が正
方形に形成されており、そのうちの相対向する2
辺3a,3bに沿つて4つの位置決め突子3c,
3d,3e,3fが突設されている。上記軸受1
のねじ部1aの外周面には、第4図に示すよう
に、上記位置決め突子3c,3d,3e,3fが
突設された嵌合部3の2辺3a,3bと平行に、
平面部5,5aが平行に面取りされている。
下部放熱板2は、第5図および第6図に示すよ
うに、ボリユーム本体11が重合される基板6の
一側縁に沿つて、複数個の放熱フイン7が一体に
形成されている。基板6の下面には、第5図に示
すように、上記軸受1に突設された嵌合部3を嵌
合可能な凹陥部8が凹設されている。また、第6
図に示すように、その凹陥部8の2辺8a,8b
に沿つて、上記軸受1の位置決め突子3c,3
d,3e,3fを嵌合するための凹溝9a,9
b,9c,9dと、凹陥部8の他の2辺8c,8
dに沿つて、上記軸受1の位置決め突子3c,3
d,3e,3fを嵌合するための凹溝9e,9
f,9g,9hが凹設されている。
上記フエダーボリユームは、第1図および第2
図に示すように、回転軸12が装着されたボリユ
ーム本体11の上部および下部に、上部放熱板1
3および下部放熱板2を被着し、該下部放熱板2
の凹陥部8に軸受1を嵌合する。この場合、軸受
1の嵌合部3より突設された位置決め突子3c,
3d,3e,3fを、下部放熱板2に凹設された
凹溝のうち、一方の2辺8a,8bに沿つて凹設
された凹溝9a,9b,9c,9dに嵌合する
か、あるいは他方の2辺8c,8dに沿つて凹設
された凹溝9e,9f,9g,9hに嵌合するか
によつて、軸受1のねじ部2に形成された平面部
5,5aの向きを所要の方向にする。そして、上
記上部放熱板13の上面に固定板14を重合し、
上記軸受1の下方から連結板15を装着し、連結
板15のかしめ用突起31を固定板14の上面側
に折り返すことによつて、一体に組立られる。
上記実施例のフエダーボリユームは、軸受1と
下部放熱板2とを別体に形成したので、軸受1の
長さや直径が異なる多種類のものを製造する場
合、単に軸受1だけを交換すれば良く、従来のよ
うに、軸受と下部放熱板とが一体に形成された高
価な部品を交換する必要がないので、製造コスト
を低減することができる。また、軸受1の嵌合部
3に位置決め突子3c,3d,3e,3fを突設
すると共に、下部放熱板2に凹設された上記軸受
1の嵌合部3を嵌合するための凹陥部8に、上記
軸受1の平面部5,5aを凹陥部8の一方の2辺
8a,8bと平行に設定するための凹溝9a,9
b,9c,9dと、それを凹陥部8の他方の2辺
8c,8dと平行に設定するための凹溝9e,9
f,9g,9hを凹設したので、下部放熱板2に
対する軸受け1の平面部5,5aの位置決めを容
易に行うことができる。
尚、本発明の要旨は、放熱板と軸受とを別体に
形成し、軸受の放熱板と対向する側および放熱板
の軸受と対向する側に、放熱板に対する軸受の取
付方向を90度変更する際に用いる位置決め手段を
形成した点に存するのであつて、位置決め手段と
しては上記実施例の如き位置決め突子3c,3
d,3e,3fと凹溝9a,9b,9c,9d,
9e,9f,9g,9hの組合せに限定されるも
のではない。例えば。軸受1の一端に正方形の嵌
合部を突設すると共に、下部放熱板2の下面に正
方形の凹陥部を凹設したものであつても良い。
また、上記実施例においては、上部放熱板13
および下部放熱板2からなる放熱板を備えたフエ
ダーボリユームについてのみ説明したが、本考案
の要旨はこれに限定されるものではなく、下部放
熱板のみからなる放熱板のみを備えたフエダーボ
リユーム、あるいは上部放熱板および下部放熱板
が一体に形成された放熱板を備えたフエダーボリ
ユームなど、任意のフエダーボリユームに適用す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のフエダーボリユ
ームは、放熱板と軸受を別体に製造し、仕様に合
せて適宜所要の軸受のみを交換するようにしたの
で、製造コストを低減することができる。また、
軸受の放熱板と対向する側および放熱板の軸受と
対向する側に、放熱板に対する軸受の取付方向を
90度変更する際に用いる位置決め手段を形成した
ので、組立時、放熱板に対する軸受の平面部の位
置決めを容易に行うことができ、この点からも製
造コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフエダーボリユームの実
施の一例を示す断面図、第2図は第1図のフエダ
ーボリユームの分解斜視図、第3図は第1図のフ
エダーボリユームに適用される軸受の断面図、第
4図はその軸受の正面図、第5図は第1図のフエ
ダーボリユームに適用される下部放熱板の断面
図、第6図はその下部放熱板の凹陥部側から見た
正面図、第7図は従来知られているフエダーボリ
ユームの一例を示す断面図、第8図は第7図のフ
エダーボリユームに適用される基体の断面図、第
9図はその基体の軸受側から見た正面図、第10
図は公知例および実施例のフエダーボリユームに
適用されるボリユーム本体の平面図、第11図は
公知例および実施例のフエダーボリユームに適用
される回転軸の正面図、第12図は公知例および
実施例のフエダーボリユームに適用される連結板
の斜視図、第13図および第14図はフエダーボ
リユームの取付方向のバリエーシヨンを説明する
説明図である。 1……軸受、2……ねじ部、3……嵌合部、4
……回転軸挿通孔、5,5a……平面部、6……
基板、7……放熱フイン、8……凹陥部、11…
…ボリユーム本体、12……回転軸、13……上
部放熱板、14……固定板、15……連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸と、回転軸に固着された摺動子受と、こ
    の摺動子受に取り付けられた摺動子との間で所定
    の電気回路を構成する抵抗パターンが形成された
    抵抗基板とからなるボリユーム本体と、該ボリユ
    ーム本体の周囲に配設される放熱板と、上記回転
    軸を回転可能に保持する軸受とを備えたフエダー
    ボリユームにおいて、上記放熱板と軸受とを別体
    に形成し、上記軸受の上記放熱板と対向する側お
    よび上記放熱板の上記軸受と対向する側に、上記
    放熱板に対する上記軸受の取付方向を90度変更す
    る際に用いる位置決め手段を形成したことを特徴
    とするフエダーボリユーム。
JP1985072944U 1985-05-18 1985-05-18 Expired JPH0414883Y2 (ja)

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JP1985072944U JPH0414883Y2 (ja) 1985-05-18 1985-05-18

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JP1985072944U JPH0414883Y2 (ja) 1985-05-18 1985-05-18

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JPS61190104U JPS61190104U (ja) 1986-11-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6031209Y2 (ja) * 1977-09-14 1985-09-18 アルプス電気株式会社 回転形可変抵抗器

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JPS61190104U (ja) 1986-11-27

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