JPH02252215A - 同軸型ロータリートランス - Google Patents

同軸型ロータリートランス

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JPH02252215A
JPH02252215A JP1075281A JP7528189A JPH02252215A JP H02252215 A JPH02252215 A JP H02252215A JP 1075281 A JP1075281 A JP 1075281A JP 7528189 A JP7528189 A JP 7528189A JP H02252215 A JPH02252215 A JP H02252215A
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groove
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rotary transformer
grooves
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JP1075281A
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Michio Nemoto
根本 道夫
Yuzaburo Sasaki
勇三郎 佐々木
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ0発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープレコーダー等の回転ヘッドにお
いて、信号を送受するための同軸型ロータリートランス
に関する。
〔従来の技術〕
第2図に従来の同軸型ロータリートランスの一実施例を
示す。第2図(a)は左半分が断面を示す正面の部分断
面図であり、第2図(b)は平面図を示す。ステーター
10は円筒状の強磁性体で、通常Ni−Znフェライト
が用いられ、円周面に複数個の深さdlの溝100.1
01.102が形成されており、前記溝にステーター側
巻線30.31.32が数回巻かれてコイルが形成され
ている。ステーター10の周囲にあるローターは、通常
Ni−Znフェライトからなる複数個のリング状の強磁
性体20.21.22.23を、接着剤70.71.7
2の接着により互いに積層してローターを形成している
。各々のリング状の強磁性体20゜21.22には、そ
の内壁部分に段差d2の溝200.201゜202が加
工され、各々の溝にローター側巻M40,41゜42が
複数回巻かれてコイルが形成されている。前記ローター
を形成しているリング状の強磁性体20゜21、22.
23の複合体は、ステーター10の周囲を100μ層以
下のクリアランスd3で回転し、同軸型ロータリートラ
ンスとしての機能が保持されている。
以上の従来の同軸型ロータリートランスではローターを
形成するリング状の強磁性体20.21.22゜23を
、互いに高精度の寸法に仕上げ、又、接着仕上げを行う
必要があり、製造工程の中で多くの工数を要し、高価な
ものになるという問題と、磁性体の接着に際して数10
μ厘以下の寸法精度を出す必要があり、製造の歩留りが
非常に悪いという問題を有していた。ローターの内側の
溝200.201゜202にローター側巻線40.41
.42を巻くことは、通常一般に行われている外側巻線
を施す一般の方法に比べ組み込み作業も面倒なものであ
り、巻線作業に工数を要し、高価になるという問題があ
った。
(発明が解決しようとする課題〕 本発明は、従来の同軸型ロータリートランスに比較し、
製造し易く、製造歩留りが良く、安価に構成出来る同軸
型ロータリートランスを提供することを目的とする。
口0発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 本発明は、中央に取り付は孔を設けた軟磁性体からなる
外径が円柱状で、外周面に複数の円周方向に平面が円形
の深溝を設け、溝の内径に複数回巻回した巻線を収めた
ステーターと、ステーターを包むローターを構成する円
筒状ボビンには、ステーターの溝位置に対応し、ステー
ターの溝幅より狭く、又、同軸型ロータリートランスの
ローターの回転中心線を通る線を線対称とした該中心線
左右位置に直線状のほぼステーター溝内壁の径より幾ら
か大きい深さの溝に、左右外径方向に外周まで切り落と
し、溝に巻線を巻回した後、ローターの溝に溝の平面形
状とほぼ同じ寸法で平面形状が半月形をした強磁性体の
板を、ローターの巻線位置まで嵌合して本発明の同軸型
ロータリートランスのローターを形成する。従って、ロ
ーター側に巻かれた巻線は、強磁性体からなるステータ
ー側の溝内部を通り、ローターの溝を埋めた強磁性体と
共にステーターの溝の内部にステーター側、ローター側
のそれぞれのコイルを強磁性体を介し電磁気的に結合す
る。尚、ローター側の円筒状ボビンは、非磁性材の樹脂
成形体、セラミックス、磁性体例えば軟磁性フェライト
の焼結体、又は軟磁性フェライト粉末を混練して形成し
た軟磁気特性を持つプラスチックフェライトでもよい。
即ち本発明は、 1、円筒状の磁性体の円周面に、複数個の断面が円形で
深さが一定の溝を円周方向に設け、該溝に巻線を施して
第1のコイルを形成したステーターと、その内径が前記
円筒状の磁性体の外径より所定のクリアランス分だけ大
きいく、ステーターを内部に収め巻線を施した円筒状ボ
ビンのローターとを組み合せた同軸型ロータリートラン
スであって、前記ローター側円筒状ボビンは、前記ステ
ーターのそれぞれの溝位置に対応した位置に、同軸型ロ
ータリートランスの回転の中心軸を通る線に線対称位置
で直線状の溝を、左右外径方向にステーターの溝幅より
狭い幅で設け、溝の深さは、ステーター側円筒状の磁性
体の溝の内壁に近い深さとし、前記ローター側溝に巻線
を施して第2のコイルを形成し、第2のコイルの一部は
少なくとも前記ステーター側円筒状磁性体の溝の内部に
位置し、前記ローター側円筒状ボビンの平行な溝の部分
にその幅が溝部分寸法とほぼ同一寸法で平面が半月形を
した磁性体の板を装着したことを特徴とする同軸型ロー
タリートランス。
2、ローター側円筒状ボビンはその材質を非磁性体とす
ることを特徴とする請求項1記載の同軸型ロータリート
ランス。
3、ローター側円筒状ボビンは、その材質を強磁性体と
することを特徴とする請求項1記載の同軸型ロータリー
トランス。
〔作用〕
本発明による同軸型ロータリートランスのローターを形
成する円筒状ボビンは、ステーター側のコイルを収めた
溝位置に対応した位置に、円筒状ボビンの外周からステ
ーターの溝幅より幅を幾らか狭くし、はぼステーターの
溝の内壁より幾らか大きい径の位置まで、即ち同軸型ロ
ータリートランスの回転軸中ノイを中心とする直線に線
対称の位置まで、外側から平面が半月形に回転軸に直角
に切り落され、それぞれの溝に巻線を施してコイルを形
成し、後、平面が半月形のそれぞれの溝に強磁性体の板
を巻線位置まで挿入した構造としである。従ってステー
ター側巻線と、ローター側巻線はステーター側の溝内に
おいて、ステ−ター側の強磁性体と、ローター側の円筒
状ボビンの溝に装着した半月形の強磁性体板とで電磁気
的な結合を構成出来る。一方、本発明の同軸型ロータリ
ートランスのローターの巻線は極めて容易となり、従っ
て、安価な同軸型ロータリートランスを提供出来る。又
、ローター側円筒状ボビンは、樹脂製、軟磁性フェライ
トの焼結体、又は軟磁性フェライト粉末を混練した樹脂
成形体を用いる。
〔実施例〕
本発明による同軸型ロータリートランスの一実施例を第
1図に示す。第1図において、第1図(a)は正面図で
、左半面は部分断面図で、右半面は外観図を示す。1は
ステーターであり、リング状の強磁性体からなり、その
円周面に深さd4の複数個の溝11.12.13が同心
円状に加工されており、その深さd4は第2図に示す従
来の同軸型ロータリートランスの溝100.101.1
02よりも深く設定されている。溝11.12.13の
内側面にステーター側巻線3a。
3b、 3cがそれぞれ複数回巻かれて第1のコイルを
形成している。円筒状ボビン2はローターであり、第1
図(b)に示すように平面は円形で、従って円筒状をし
ており、第2図に示す従来のロータリートランスのよう
な各ブロックを接着する等の構造ではない。円筒状ボビ
ン2には、回転軸に直角な方向にステーターの溝11.
12.13に向かいあい9回転軸の線に線対称でほぼス
テーターの溝内壁面に達し、互いに同一平面上で対とな
っている溝、6a・6b、 61a・61b、 62a
・62bが形成され、その溝形状は上方から見た時、互
いに回転軸中心を通る綿線対称にして半円状となってお
り、又、その溝の幅寸法は、少なくともステーター1の
溝11.12.13の間隔より小さく設定されている。
ローター側円筒状ボビン2の溝6a、 6b、 61a
、 61b、 62a、 62bの内側部分と外側円周
面とに沿ってそれぞれローター側巻線4a、 4b、 
4cが数回巻かれて第2のコイルが形成されており、ロ
ーター側巻線4a、 4b、 4cの一区間は必ずステ
ータ1の溝11.12.13の内部を通過し、ステータ
ーの強磁性体部分とローターの巻線は電磁気的に結合し
ている。尚、円筒状ボビン2の溝深さd6はローター2
からの巻線がステーター側巻A13a。
3b、 3cと所定の回転可能なためのクリアランスを
保って固定されるような範囲をとっている。この時、回
転クリアランスは約50μmないし100μm内に設定
される6円筒状ボビン2の溝6a、 6b、 61a。
61b、 62a、 62bは、巻線後に溝形状に対応
した半円形状の強磁性体の板5a、 5b、 51a、
 51b、 52a、 52bがはめ込まれており、ス
テーター側巻線3a、 3b、 3cとローター側巻線
4a、 4b、 4cとの電磁気的な結合を改善する効
果がある。
尚、本発明による円筒状ボビン2の材質は、強磁性体、
あるいは、非磁性体のどちらでも差し支えないが、溝形
状等を考慮すると一体成型が可能な樹脂等を使用するほ
うが原価面では有利である。
ハ1発明の効果 本発明による同軸型ロータリートランスは以上説明した
ように構成されているので以下に記載されるような効果
を、奏する。
1.ローターを形成する円筒状ボビンの本体は、一体物
で形成することが出来1、従来のごとく円筒状磁性体ブ
ロックを接着し積層し形成していた場合に比べて、明ら
かに寸法精度、及び工程短縮の点で有利であり、従来、
大幅に加工精度の高い組立工数を必要としていたロータ
ー側の接着と巻線の工数が全く不要となる。
2、ローターを形成する円筒状ボビンへの巻線は、外側
から巻くことが可能となり、従って、従来のように各ロ
ーターの内側溝に巻線を施す複雑な工程は必要が無くな
り、巻線工程が大幅に短縮され、製造原価の低減に寄与
する。従って、本発明により従来よりも製造し易く、又
、歩留りの良い価格の安い同軸型ロータリートランスを
提供出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による同軸型ロータリートランスの一
実施例を示す図で、(a)は正面部分断面図、(b)は
平面図。 第2図は、従来のロータリートランスを示す図で、(a
)は正面部分断面図、(b)は平面図。 1.10・・・ステーター、20.21.22.23・
・・リング状の強磁性体(従来のローター)、2・・・
円筒状ボビン(本発明のローター) 、11,12.1
3・・・溝、6a、 6b。 61a、 61b、 62a、 62b−・・溝、3a
、 3b、 3cm・・ステーター側巻線、4a、 4
b、 4c・・・ローター側巻線、5a、 5b、 5
1a。 51b、 52a、 52b−・・強磁性体の板、10
0.101.102・・・溝、200、201.202
・・・溝、30.31.32・・・ステーター側巻線、
40、41.42.・・・ローター側巻線、?0.71
.72・・・接着剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.円筒状の磁性体の円周面に、複数個の断面が円形で
    深さが一定の溝を円周方向に設け、該溝に巻線を施して
    第1のコイルを形成したステーターと、その内径が前記
    円筒状の磁性体の外径より所定のクリアランス分だけ大
    きく、ステーターを内部に収め巻線を施した円筒状ボビ
    ンのローターとを組み合せた同軸型ロータリートランス
    であって、前記ローター側円筒状ボビンは、前記ステー
    ターのそれぞれの溝位置に対応した位置に、同軸型ロー
    タリートランスの回転軸を通る線に線対称位置で、直線
    状の溝を左右外径方向にステーターの溝幅より狭い幅で
    設け、溝の深さはステーター側円筒状の磁性体の溝の内
    壁に近い深さとし、前記ローター側溝に巻線を施して第
    2のコイルを形成し、第2のコイルの一部は少なくとも
    前記ステーター側円筒状の磁性体の溝の内部に位置し、
    前記ローター側円筒状ボビンの平行な溝の部分に、その
    幅が溝の幅寸法とほぼ同一寸法で、平面が半月形をした
    磁性体の板を装着したことを特徴とする同軸型ロータリ
    ートランス。
  2. 2.ローター側円筒状ボビンはその材質を非磁性体とす
    ることを特徴とする請求項1記載の同軸型ロータリート
    ランス。
  3. 3.ローター側円筒状ボビンは、その材質を強磁性体と
    することを特徴とする請求項1記載の同軸型ロータリー
    トランス。
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