JPH02252109A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH02252109A
JPH02252109A JP7181889A JP7181889A JPH02252109A JP H02252109 A JPH02252109 A JP H02252109A JP 7181889 A JP7181889 A JP 7181889A JP 7181889 A JP7181889 A JP 7181889A JP H02252109 A JPH02252109 A JP H02252109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
film
magnetic pole
thickness
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7181889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoyoshi Ichikawa
市川 仁吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7181889A priority Critical patent/JPH02252109A/ja
Publication of JPH02252109A publication Critical patent/JPH02252109A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、例えば磁気記録再生装置などに用いられる
薄膜磁気ヘッドに関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来の薄膜磁気ヘッドの一例を示す要部断面図
であり、図において(1)はアルミナチタンカーバイド
材からなる基板、(2)は基板(1)上に積層されアル
ミナ材からなる下部保護膜、(3)は下部保護膜(2)
上に積層された下部磁極、(4)は下部磁極(3)上に
積層されアルミナ材からなるギャップ材、(5)はギャ
ップ材(4)上に積層され樹脂材からなる第1絶縁層、
(6)は第1絶縁層(5)中に形成され銅材からなる導
体コイル、(7)はギャップ材(4)、第1絶縁層(5
)及び下部磁@ (3)上に積層された上部磁極、(8
)は上部磁極(7)上に積層されアルミナ材からなる上
部渫訳膜である。
上記のように構成された従来の薄膜磁気ヘットにおいて
は、磁気記録電流を印加すると、下部及び上部磁極(3
)、(7)は、第5図(a>に示すように、記録磁界H
,4によりほぼ一軸方向に磁化された単磁区構造となる
。また、磁気記録電流が印加されていないときには、第
5図(1〕)に示すような静的な多磁区構造となってい
る。
ところが、このような薄膜磁気ヘッドに、立ち上がり時
間又は逆に下がる時間の短い磁気記録電流を繰り返し印
加すると、下部及び上部磁極(3〉(7)は、磁壁のス
トリーミング現象により磁区構造が変化して、磁気記録
電流オフ直後に過渡的に、例えば第5図(C)のような
磁区構造となる。
このような過渡的な磁区構造は、下部及び上部磁極(3
)、、(7)の形状異方性により、100μS程度の一
定時間後には、第5図(1〕)の安定な磁区構造に変化
する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の薄膜磁気ヘッドにおいて
は、下部及び上部磁極(3)、(7)が第5図(C)に
示すような過渡的な磁区構造になっているときに磁気情
報の再生を行うと、磁性薄膜特有の磁壁の移動により、
ライラブルノイズ等が発生する。このため、再生波形に
歪みが生じやすく、第6図に示すように、再生情報に誤
りが発生する確立が相対的に高くなってしまうという問
題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、磁気記録電流オフ直後に磁気情報の再生を
行う際に、再生情報に誤りが発生するのを防止てきる薄
膜磁気ヘッドを得ることを目自勺とする。
「課題を解決するための手段コ この発明の薄膜磁気ヘッドは、プロツボ磁壁が生じる膜
厚より薄い膜厚の磁性膜と、非磁性膜とを交互に積層し
てなる磁極を用いたものである。
[作用] この発明においては、磁性膜の膜厚をブロッホ磁壁が生
じる膜厚より薄くすることにより、磁極に磁壁のスI・
リーミング現象が生しるのを防止する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図はこの発明の一実施例による薄膜磁気ヘッドを示
す要部断面図であり、第4図と同−又は相当部分には同
一符号を付し、その説明を省略する。
図において、(11)は下部保護膜(2)上に積層され
た下部磁極であり、この下部磁極(11)はアルミナ材
からなる適当な膜厚く例えば、10〜1.00人)の非
磁性膜(12)と、パーマロイからなるi−o o o
Å以下の膜厚の磁性膜(13)とを交互に積層してなっ
ている。(14)はギャップ材(4)。
第1絶縁層(5)及び下部磁極(11)上に積層された
上部磁極であり、この上部磁極(14)は下部磁わノ(
11)と同様に非磁性膜(12)と磁性膜(13)とを
交互に積層してなっている。
第2図は第1図の薄膜磁気ヘッドを示す概略の平面図で
あり、(15)は第2絶縁層である。また、上部保護膜
(8)はほぼ透明なため、第2図には図示されなでいな
い。
ところて、従来の問題点の原因である磁壁のストリーミ
ング現象を防止するためには、下部磁極(11)及び上
部磁極(14)の磁性膜(13)にプロツボ磁壁が生じ
るのを防止すればよい。このプロツボ磁壁は、所定のa
厚(限界膜厚)以下の薄い磁性膜には生じない。この限
界膜厚は、磁性材により異なるが、パーマロイでは10
00人程度である。
上記の薄膜磁気ヘッドにおいては、磁性膜(13)の膜
厚を1000Å以下とし、磁性膜(13)にプロツボ磁
壁が生しるのを防止したため、磁壁のストリーミング現
象の発生も防止される。このため、下部磁極(11)及
び上部磁極(14)が、第5図(C)のような過渡的な
磁区構造状態になることがなく、磁気記録電流オフ直後
に再生をする際に、再生情報に誤りが生じるのを防止て
きる。
第3図は磁気記録電流オフ直後の磁性膜(13)の膜厚
と再生情報誤り発生確立相対値との関係を示すが、この
図のように磁性JB!(13)の膜厚を1000Å以下
にすることにより、再生情報に誤りか生じる確立は、急
激に少なくなる。
また、磁性膜<13)の膜厚は、1000Å以下であれ
ばよいが、あまり薄いと磁極として働かなくなる。また
、300Å以下のV、厚では製膜か難しく、均一性など
の膜特性に問題が生じることがあるので、300Å以上
の膜厚も好ましい。これらの点から、パーマロイの磁性
膜(13)の膜厚は、600〜900人程度であっても
好ましい。
なお、上記実施例ではパーマロイからなる磁性膜(13
)を示したが、例えばセンダストやアモルファスなどの
他の磁性材からなるものであってもよい。これらの渇き
の磁性膜の膜厚も、それぞれブロッホ磁壁が生じる膜厚
より薄くすればよい。
また、非磁性M(14)の材質、膜厚は上記実施例に限
定されない。
さらに、基板(1)、下部保護膜(2)、ギヤップ材(
4)、第1絶縁層(5)、導体コイル(6)及び上部保
護膜(8)などの材質、膜厚も特に限定されない。
さらにまた、上記実施例では下部磁極(11)及び上部
磁極(14)の両方にこの発明を適用したが、いずれか
一方であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の薄膜磁気ヘッドは、プ
ロツボ磁壁が生じる膜厚より薄い膜厚の磁性膜と、非磁
性膜とを交互に積層してなる磁極を用いたので、磁極に
磁壁のストリーミング現象が生しるのを防止でき、磁気
記録電流オフ直後に磁気情報の再生を行う際に、再生情
報に誤りが発生ずるのを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による薄膜磁気t\ラッド
示す要部断面図、第2図は第1図の薄膜磁気ヘッドを示
す概略の平面図、第3図は磁気記録電流オフ直後の第1
図の磁性膜の膜厚と再生情報誤り発生確立相対値との関
係を示す関係図、第4図は従来の薄膜磁気ヘッドの一例
を示す要部断面図、第5図(a)〜(C)は従来の薄膜
磁気ヘッドの磁極の磁区構造を示す概略の説明図てあり
、第5図(a)は磁気記録電流印加時の状態、第5図(
に+)は磁気記録電流が印加されていないときの状態、
第5図(C)は磁気記録電流のオフ直後の状態をそれぞ
れ示している。第6図は従来の薄膜磁気ヘッドの記録動
作停止後経過時間と再生情報誤り発生確立相対値との関
係を示す関係図である。 図において、(11)は下部磁極、(12)は非磁性膜
、(13)は磁性膜、(14)は上部磁極である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブロッホ磁壁が生じる膜厚より薄い膜厚の磁性膜と、非
    磁性膜とを交互に積層してなる磁極を備えたことを特徴
    とする薄膜磁気ヘッド。
JP7181889A 1989-03-27 1989-03-27 薄膜磁気ヘッド Pending JPH02252109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181889A JPH02252109A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 薄膜磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181889A JPH02252109A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 薄膜磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02252109A true JPH02252109A (ja) 1990-10-09

Family

ID=13471516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7181889A Pending JPH02252109A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 薄膜磁気ヘッド

Country Status (1)

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JP (1) JPH02252109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5576098A (en) * 1992-07-08 1996-11-19 Fuji Electric Co., Ltd. Thin film magnetic head

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5576098A (en) * 1992-07-08 1996-11-19 Fuji Electric Co., Ltd. Thin film magnetic head

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