JPH02252035A - 磁気ディスク内領域のファイルへの割り当て方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク内の領域の、ファイルへの、効
率のよい割り当て方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、知られている磁気ディスク内の領域の割り当て方
法としては、ディスク内を同じ大きさのページ（ブロッ
ク）に分割し、ビットマツプ（ビットテーブル）で管理
する方式と、単純に、要求された大きさの空き領域を捜
して、割り当てる方式とが、データベースデザイン（マ
クグロウヒル社１９８１年）第３２１頁から第３２５頁
（ＤＡＴＡＢＡＳＥＤ　Ｅ　Ｓ　Ｉ　Ｇ　Ｎ、　　Ｍｃ
Ｇｒａｗ　　Ｈｉｌｌ　　１９８１　　ｐｐ３２１−３
２５に記載されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術のうち、ビットマツプを用いて、各ファイ
ルに対し必要に応じて１ページずつ割り当てる方式は、
スペース効率の上ではすぐれている。しかし各ファイル
に属するページはディスク上で広く飛び飛びに分散する
ことになり、ファイルのアクセス時に入出力回数が多い
という問題がある。一方で、ファイル作成時に要求され
た大きさの連続した空き領域を捜して割り当てる方式で
は処理能力上は効率がよい、しかし、ファイルの作成と
削除を繰り返すと、次第にディスク内が空き領域の細片
の集まりとなり、大きなファイルが割り当てられなくな
りスペース効率が悪化するという問題がある６本発明の
目的は、ビットマツプ方式のスペース効率のよさを保ち
つつ、ファイルの領域が分散しないような、ディスク内
領域管理方式を実現することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、磁気ディスク装置内の各ページの使用／未
使用を、ビットマツプで管理すると共に、磁気ディスク
内の領域を同一ページ数からなるブロックに分割し各々
のブロックの状態と属性を管理するエントリからなるテ
ーブルを磁気ディスク内に格納することにより達成され
る。上記エントリには、該当するブロック内のページの
使用状態（全ページ空き、全ページ使用中、等）及び、
ブロックの予約属性（予約されている。未予約１等）を
示すコードが記録される。

〔作用〕

ファイルに対して磁気ディスク内の領域を割り当てる場
合、本発明の方法では、まず要求された大きさに相応す
る個数のブロックを予約状態にし次に、予約されたブロ
ックの中で未使用のページをビットマツプで検索して順
次使用していく。従って、ファイルに属するページは少
なくともブロック単位にまとまり、分散することがない
、また、ファイルの領域内で空きページが無くなった場
合、磁気ディスク内の未使用ブロックを新規に予約して
使用し、未使用ブロックが無くなった場合は。

他ファイルに予約されたブロックで全ページ未使用のも
のを確保して使用する。従って、ディスク内のスペース
は、効率よく使用される。しかも。

これらの処理は、ブロックを管理するテーブルの参照／
更新だけで済むための、処理能力がよい。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。

第１図〜第５図に本発明の方法により磁気ディスク上の
領域をファイルに割り当てる様子を示す、１は磁気ディ
スク装置、２はブロック。

３はページを示す、ページは最小の入出力単位を表わし
、各ブロックは１６ページからなる。４に示す制御ペー
ジの中に、５で示すページビットマツプと、６で示すブ
ロックテーブルが格納されている。ページビットマツプ
の各ビットは、それぞれ１ページに対応し、ビットが０
ならば未使用、ｌならば使用中である。ブロックテーブ
ルの各バイトは、それぞれ１ブロツクに対応し、ブロッ
クの状態・属性を示すコードが格納される。

第１図は初期状態を示し、磁気ディスク内は使われてい
ない、第２図は、１ブロツク分の領域がファイルＡに予
約された状態を示す、ブロックテーブルの先頭エントリ
に予約状態が書き込まれているが、ページは使用されて
いない、第３図では。

ファイルＡに予約された領域の中で、３ページが使用さ
れ、ビットマツプの該当ビットが１になっている。第４
図では、ファイルＡに予約された領域は全ページが使用
され、また、ディスク中の残り領域はファイルＢに予約
されている。

ファイルＡが、更にページを使用したい場合。

ファイルＢに予約されたブロックの中で、ページが未使
用のものを確保して使用できる。これが、第５図の状態
である。確保されたブロックに相当するブロックテーブ
ル・エントリには特別なコード７が設定されている。

また、第６図に別の種類の予約を示す、第６図では、フ
ァイルＣに対し、２ブロツクの領域が予約されているが
、これらのブロックは、ページが未使用であっても、他
ファイルにより確保されることはない、ブロックテーブ
ルの該当エントリには、それを示すコード８が設定され
ている。

次に、第７図と第８図とに、ファイル領域の予約および
、ページ確保の処理のフローチャートを示す。

ファイル領域の予約処理においては、まず、ブロックテ
ーブルが検索され（７０２）、空きブロックを予約状態
にする。また、予約したブロックの位置は、ファイルの
定義情報の中に記録する（７０３）。

この処理を、必要量に達するまで、繰り返す（７０１）
。

一方、ファイルに対するレコードの追加などのために、
新しいページが必要な時は、まず、ファイルの定義情報
の中から、そのファイルに対して予約されているブロッ
クの位置を読み出しく８０２）。

次）こそのブロックに対応するビットマツプを参照して
未使用ページを取り出す（８０５）。この処理を、必要
ページ数に達するまで繰り返す（８０１）。もし、予約
ブロック数が不足したら（８０３）、領域の追加予約処
理を、行う（８０４）。

〔発明の効果〕

本発明の方法によれば、磁気ディスク内の各ページをビ
ットマツプで管理しつつ、より大きなブロックの単位で
、予約／予約解除の操作および、空き領域の検索を行う
ことができる。そのため、各ファイルに割り当てられる
領域が飛び飛びになることがない。従って、ファイルを
アクセスする際に、磁気ディスクから主記憶に読み込む
単位を大きくすることにより、処理能力の向上が期待で
きる。また、−度あるファイルに予約されたブロックで
あっても、未使用であれば、他のファイルから確保可能
であるため、ブロックの単位で、各ファイルへ割り当て
られた領域が再配分されることになる。従って、特定の
ファイルが、無駄に領域を専有し続けることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は、本発明の一実施例の磁気ディスク内
の領域がファイルＡとファイルＢとに予約され、ページ
が使用されていく様子を示す説明図、第６図は、磁気デ
ィスク内の領域が、ファイルＣに予約された状態を示す
説明図、第７図、第８図はファイル領域の予約およびペ
ージ確保の処理のフローチャートである。 １・・・磁気ディスク装置、 ２・・・１６ページからなるブロック、３・・・ページ
、　　　　　　４・・・制御ページの内容。 ５・・・ページビットマツプ、 ６・・・ブロックテーブル。 纂２図 ８＋図 纂 図 集 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、領域割り当てに際して、各々のページの使用状態を
   管理するビットマップに加えて、複数ページからなる各
   ブロックの使用状態・予約属性を管理するブロックテー
   ブルを用いることにより、ファイルが、ブロック単位に
   ディスク領域を予約した後にその領域内のページを使用
   していくことを特徴とする磁気ディスク内領域のファイ
   ルへの割り当て方式。