JPH0225202A - 金属材料の熱間圧延方法 - Google Patents

金属材料の熱間圧延方法

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Publication number
JPH0225202A
JPH0225202A JP17265088A JP17265088A JPH0225202A JP H0225202 A JPH0225202 A JP H0225202A JP 17265088 A JP17265088 A JP 17265088A JP 17265088 A JP17265088 A JP 17265088A JP H0225202 A JPH0225202 A JP H0225202A
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JP
Japan
Prior art keywords
rolled
rolling
hot rolling
edge part
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17265088A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yorifuji
依藤 章
Takao Yude
弓手 崇生
Kunio Isobe
磯邉 邦夫
Hideo Abe
阿部 英夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH0225202A publication Critical patent/JPH0225202A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、金属材料の熱間圧延方法に係り、特に被圧延
材の稜部を圧延するに際し、その幅方向端部に発生する
線状表面疵を防止する方法に関する。
〈従来の技術〉 近年、金属材料の熱I…圧延時における表面性状に関し
て、需要家の要求はますます厳しくなってきている。特
に、エツジドロップの改善に伴う余幅量の減少等により
、従来軽視されていた幅方向端部の表面疵が重要問題と
してクローズアップされている。この幅方向端部の表面
疵の主たるものは、圧延方向に平行に生ずる線状疵(以
下、エツジシームと称する)であり、その発生原因とし
ては、圧延工程で被圧延材の側面部に発生した凹凸状の
しわ等が、板厚方向の圧延(以下、水平圧延と称する)
時の被圧延材の幅拡がりによって、側面部から表面板端
部へまわり込み、残存したものであることが知られてい
る。
従来からこのようなエツジシームを防止する方法として
は、例えば特公昭50−14632号や特開昭5667
07号、特開昭53−28542号公報などに記載のも
のが公知である。
特公昭50−14632号の技術は、第4図に示すよう
に、凸状カリバ付きエンジャロール4によって被圧延材
lの側端部2に鍛錬効果を与えるものであり、また特開
昭56−6707号の技術は、被圧延材を大幅圧下する
ことによりその側面に鍛錬効果を与えるものであり、両
技術はいずれも被圧延材の側面に発生する割れを鍛錬効
果によって防止しようとするものである。
一方、特開昭53−28542号の技術は、第5図に示
すように、カリバ付きエツジヤロール5のつばの部分6
によって被圧延材1の稜の部分3に圧下を加えてエッジ
ームを防止するものであり、被圧延材1の側面部2に発
生した凹凸状のしわ等を、被圧延材lの稜部3で平滑化
しようとするものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、金属材料を熱間圧延する際に、前記特公昭5
0−14632号や特開昭56−6707号の技術を適
用する場合、すなわち被圧延材の幅圧下による鍛錬効果
を利用して側面表層部の結晶粒を微細化し、割れの発生
を防止するには、非常に大きな幅圧下量を必要とするか
ら、エツジヤミルの能力が非常に大きなものになって非
経済的であり、また大幅圧下を加える場合、被圧延材の
座屈が発生し易いなどの問題点があり、エツジシーム防
止のための有効な手段とはならないのである。
また、前記特開昭53−28542号の方法を用いて被
圧延材の稜部を圧下すると、しわの倒れ込みを助長して
へげ状のエツジシームを発生させ易く、したがって、有
効なエツジシーム防止方法とはならない、さらに、カリ
バ付きエツジヤロールを用いた場合、被圧延材の通板サ
イズが限定されるので汎用的でないという欠点がある。
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであっ
て、金属材料の熱間圧延において、エツジシームの発生
を防止する圧延方法を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、金属材料の熱間圧延において、被圧延材の垂
直圧延と水平圧延とからなる粗圧延工程に、前記被圧延
材の稜部のみを研削もしくは旋削することによって、稜
部に凹凸を形成している表層の微細化されていない結晶
粒を除去し、かつ稜部を平滑化する工程を加えたことに
より、上記目的を達成しようとするものである。
〈作 用〉 本発明者らは、低炭素鋼およびステンレス鋼の熱間圧延
実験を行い、粗圧延各パス出側での被圧延材の調査を行
い、以下の知見を得た。
(1)  粗圧延工程で、被圧延材の板厚がスラブ厚の
1/2以下になると、その稜部には凹凸状のしわが生成
している。
(2)上記(1)項の凹凸状のしわの中で最も著しい凹
凸を示すのは、元スラブの側面および稜部の最表層の結
晶粒の変形能の差に起因して生成したしわである。この
しわは、結晶粒の大きさが一単位となって凹凸を形成す
るので、−度ロール等で平滑化しても、その結晶粒が微
細化されなければ後続の水平圧延によって再び同程度の
しわが形成される。しかし前述のように、これを微細化
するには非常に大きな歪量を必要とするので難しい。
(3)また、上記(2)項の元スラブの側面および稜部
の最表層の結晶粒の変形能の差に起因したしわは、長手
方向に直線的ではなく、圧延やプレスでは完全には平滑
化することができず、かえって倒れ込みを発生し、エツ
ジシームになり易い。
(4)上記(3)項のしわは、グラインダあるいはカッ
タを用いたトリミングにより除去が可能で、かつトリミ
ングにより同時に最表層の結晶粒も除去されるので、程
度の著しい凹凸の再生成をも同時に防止でき、エツジシ
ームが解消される。
したがって、粗圧延工程において、被圧延材の稜部のみ
を旋削もしくは研削して、最表層の微細化されていない
結晶粒を除去するようにすれば、エツジシームの発生を
防止することができる。
〈実施例〉 以下に、本発明について実施例を用いて詳細に説明する
第1図は、本発明方法に係る実施例を模式的に示す側面
図である。
図において、10は、リバース式の粗圧延機であり、エ
ツジヤ11と4段の水平圧延機12から構成される装 13は、被圧延材1の各稜部3.3.・・・をトリミン
グするトリミング装置であり、第2図に要部を部分拡大
して示すように、高温研削用のディスク状の砥石14.
この砥石14を回転自在に支持する支持部材15.砥石
14の回転駆動用モータ16.砥石14の押し付は装置
17から構成される装置全体が図示しないハウジングに
より保持される。
なお、1日は被圧延材Iの上反り押えロールであり、1
9は被圧延材1の板幅方向のセンタリング用のガイドロ
ールである。
被圧延材としては、材質がSO3304で、寸法が板厚
:  180mX仮幅:1025+msX長さ: 75
00閣のスラブを20本用いて、第1表に示すリバース
によって7パスの粗圧延を行い、その後、6スタンドタ
ンデム圧延機で圧延して、板厚3閤に仕上げた。
この粗圧延の圧延方向Bの4バス目と6バス目に、本発
明のトリミング装置13を用いて、稜部のトリミングを
施し、それぞれの仕上り製品の幅方向端部の表面および
裏面の疵の有無を目視検査した。
なお、用いた砥石14の寸法は、直径:650−φ第 
 1  表 ×幅:80鏑で、そのときの研削深さは約2〜5m程度
とし、その押し付は力は約100〜200kgf程度と
した。また、稜部のトリミングの速度は、水平圧延4i
!12の入側速度に合わせて0.5〜0.6 m/ s
とした。
ここで、本発明の効果を比較するために、従来法の■エ
ツジヤによる幅圧下、■カリバ付きエツジヤロールによ
る幅圧延(同時に、カッパロールのっぽで稜部も圧下)
の2方法についても、同一仕様のスラブ各20本ずつの
圧延を試み、それぞれの仕上り製品の仮端部の表面およ
び裏面の疵の有無を目視検査した。
上記3方法による仕上り製品の目視検査の結果を第3図
に示した。この図は、板幅方向端部から20園以内にお
けるエツジシームの存在する割合を示したものである。
図から明らかなように、本発明方法を用いることによっ
て製品鋼板のエツジシームが非常に軽減されることがわ
かる。
ここで、本発明を通用した場合の歩留りの低下は約0.
1%であり、これはエツジシーム軽減による余幅の減少
効果を考えれば問題の無い値である。
なお、上記した本実施例では、被圧延材の稜部に生成し
た凹凸状のしわを研削により除去する装置についてのみ
示したが、同部分を、平フライスや溝フライス状のカッ
タを用いて、トリミングして除去しても同様の効果が得
られることはいうまでもない。
また、上記実施例では、トリミング装置13の設’It
 tab所を水平圧延機12の出側としたが、本発明は
この位置に限るものではなく、例えばエツジヤ11の前
方でもよく、また、多スタンド粗圧延機の場合にはその
スタンド間に設置してもよい、ただし、元スラブから本
発明を適用する第1バスまでの被圧延材の圧下率が50
%を超えないように設置することが望ましい。また、本
発明を複数パスに適用するのはより有効である。
さらに、研削時に発生する研削粉は、圧延機入側の高圧
水を用いたデスケーラにより、被圧延材表面のスケール
とともに除去されるので全く問題はない。
〈発明の効果〉 以上説明したことから明らかなように、本発明によれば
被圧延材の稜部に凹凸を生先する表層の微細化されてい
ない結晶粒を除去するようにしたので、金属材料の熱間
圧延時に発生する表面疵を防止することができ、製品の
品質向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法に係る実施例を模式的に示す側面
図、第2図は、要部を部分拡大して示す正面図、第3図
は、本発明の効果を従来法と比較して示す特性図、第4
図は、カッパ(寸き工、ジ島ロールにより側端部を圧下
する従来例を示す概略図、第5図は、カリバ付きエツジ
ヤロールのっぽ部により稜部を圧下する従来例を示す概
略図である。 1・・・被圧延材(金属材料)、  3・・・稜 部。 10・・・粗圧延機、    11・・・エツジヤ。 12・・・水平圧延機、13・・・トリミング装置14
・・・砥 石、16・・・回転駆動用モータ。 17・・・押し付は装置、18・・・上反り押えロール
。 19・・・ガイドロール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属材料の熱間圧延において、被圧延材の垂直圧延と水
    平圧延とからなる粗圧延工程に、前記被圧延材の稜部の
    みを研削もしくは旋削することによって、稜部に凹凸を
    形成している表層の微細化されていない結晶粒を除去し
    、かつ稜部を平滑化する工程を加えたことを特徴とする
    金属材料の熱間圧延方法。
JP17265088A 1988-07-13 1988-07-13 金属材料の熱間圧延方法 Pending JPH0225202A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17265088A JPH0225202A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 金属材料の熱間圧延方法

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JPH0225202A true JPH0225202A (ja) 1990-01-26

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JP17265088A Pending JPH0225202A (ja) 1988-07-13 1988-07-13 金属材料の熱間圧延方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5613390A (en) * 1993-11-24 1997-03-25 Kawasaki Steel Corporation Corner reduction device equipped with corner rolls, control device thereof, and method of rolling by using these devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5613390A (en) * 1993-11-24 1997-03-25 Kawasaki Steel Corporation Corner reduction device equipped with corner rolls, control device thereof, and method of rolling by using these devices

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