JPH02251809A - ミラー駆動用圧電アクチュエータ - Google Patents

ミラー駆動用圧電アクチュエータ

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JPH02251809A
JPH02251809A JP1072516A JP7251689A JPH02251809A JP H02251809 A JPH02251809 A JP H02251809A JP 1072516 A JP1072516 A JP 1072516A JP 7251689 A JP7251689 A JP 7251689A JP H02251809 A JPH02251809 A JP H02251809A
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hinge
arm
electrostrictive
piezoelectric element
fixing member
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JP1072516A
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Mitsunori Sano
光範 佐野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光フアイバ通信や光応用計測制御に使用される
電歪あいは圧電素子を駆動源とするミラー駆動用電歪あ
るいは圧電アクチュエータにgllする。
〔従来の技術〕
従来、光信号の分岐・結合に用いられるミラーは、その
駆動源として電磁形のアクチュエータが広く用いられて
いる。
このような電磁形のアクチュエータは、コイルに電流を
流すことによって磁界を発生し、それによる磁力を利用
して可動部材を駆動する構成になっている。
このため、銅損や鉄損が生じて大きな入力エネルギを必
要とするばかりでなく、発熱や磁気干渉を生ずる等の問
題点を有している。
このため、電気・機械エネルギ変換効率が高く、かつ低
電力で駆動でき、しかも発熱量が少なく磁気干渉もない
電歪あるいは圧電素子を駆動源とするミラー駆動用圧電
アクチュエータが考えられている 第4図は従来のミラー駆動用圧電アクヂュエータの一例
を示す斜視図である。
アーム18はその他端18aに薄板状の第1のヒンジ1
9を有し、さらに、これを挟んで横方向(幅方向の両側
)に薄板状の第2および第3のヒンジ20.21を有し
ている。第1のヒンジ19は電歪あるいは圧電素子22
の伸縮方向(矢印D)の一端22aの端面に結合されて
おり、第2および第3のヒンジ20.21の−・端は固
定部材23の他端に結合されている。電歪あるいは圧電
素子22の伸縮方向の他方の端部22bも固定部材23
に結合されている。
第5図は第4図の従来例の第1、第21、第3のヒンジ
19.20.21の配設状態の詳細を示す斜視図である
。第2および第3のヒンジ20゜21は第1ヒンジ19
を挟んでその左右(幅方向の両側)に設けられており、
その高さ(厚さ)方向の位置は第1のヒンジ19の位置
とはずれていて、所定の寸法の段差を有して同じ高さに
配設されている。
このような構成を有するミラー駆動用圧電アクチュエー
タの電歪あるいは圧電素子22に電圧を印加すると、第
6図に示すような動作を行なう。
すなわち、電歪あるいは圧電素子22は矢印D1方向に
伸張し、第1のヒンジ19を矢印D1方向に変位させる
。一方、第2および第3のヒンジ20.21の一端は固
定部材23に、他端はアーム18に固定されており、し
かも第1のヒンジ19との間に段差を有するため、薄板
状の第1、第2および第3のヒンジ19,20および2
1は矢印E方向に曲げ変形を生じ、したがってアームム
18も矢印Eの方向に回動運動を起こす。この結果、ア
ーム18の側面に結合されているミラー24には、電歪
あるいは圧電素子22の変位量が拡大されて伝達され、
ミラー24は矢印E方向に動いて光ファイバや光応用計
測制御の光路を変えることができる。
〔発明が解決しようとする3題〕 上述した従来のミラー駆動用圧電アクチ1−エータは、
第1のヒンジと第2.第3のヒンジの間に段差を有する
複雑な構造となっていて、しがもアームとヒンジと固定
部材が高剛性の材料で一体成形構造となっているので、
加工が容易でなく自動化に向かないという欠点がある。
したがって、加工手段が限定される。例えばワイヤーカ
ット放電加工手段は少量生産には最適ではあるが加工時
間が大であり、コストが非常に高い欠点がある。また、
その他に、ロストワックス鋳造法、粉末冶金法による加
工手段もあるが、寸法、形状などに大ぎな制限を受ける
〔課題を解決するための手段〕
本発明のミラー駆動用圧電アクチュエータは、一方の側
面にミラーが固着されるアームと、U字形の固定部材と
、固定部材に収容されるように伸縮方向の一端が固定部
材のU字形の底部に取イ→けられた電歪あるいは圧電素
子と、前記アームの、前記ミラーが固着される側面およ
び電歪あるいは圧電素子と平行になるように両端がアー
ムと圧電素子の伸縮方向の他端に固着された薄板状の第
1のヒンジと、第1のヒンジの側面に垂直な方向に所定
の寸法の段差をもって、かつ第1のヒンジの側面に対し
て同じ側に、そして第1のヒンジの幅方向の両側に位置
ツるように一端がアームに、他端が固定部材に固着され
た薄板状の第2.第3のヒンジとを備えたミラー駆動用
圧電アクヂュエータにおいて、 前記固定部材と、第1.第2.第3のヒンジと、第1.
第゛2.第3のヒンジが固着されるアームの端部と、第
1のヒンジと電歪あるいは圧電素子の間にあって電歪あ
るいは圧電素子の変位を伝達する変位伝達部分が、任意
の薄い金属板をプレス打ち抜き加工し、その際アームの
端部と固定部材の変位伝達部分の要所要所に任意の形状
の一部を半抜きまたは全周を半抜きしてかしめ部を形成
し、1枚ずつ重ねてはさみつけ、かしめ部の半1にきし
た突起の切口面のJ?!擦力で密着積層された構造を有
している。
〔作用〕
本発明は、寸法精度の面ですぐれた加工法であるプレス
打ち抜き加工を利用して、固定部材と、第1.第2.第
3のヒンジと、第1.第2.第3のヒンジが固着される
アームの端部と、第1のヒンジと電歪あるいは圧電素子
の間にあって電歪あるい1.i圧電素子の変位を伝達す
る変位伝達部分が、任意の薄い金属板をプレス打ち抜き
加:[シ、その際アームの端部と固定部材と変位伝達部
分の要所要所に任意の形状の一部を生後きまたは全周を
゛ト抜きしてかしめ部を形成し、1枚ずつ重ねてはさみ
つけ、かしめ部の゛ト汰きした突起の切口面の摩擦力で
密着積層された構造を有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図(aJは本発明の第1の実施例のミラー駆動用圧
電アクチュエータを示す斜視図、第1図(b)は第1図
(a)のA−A断面のかしめ部の拡大断面図、第2図は
第1図(a)の実施例の動作状態を示す斜視図である。
アーム1はその端部1aに薄板状の第1のヒンジ2を有
し、これを挾んで横方向(幅方向の両側に)薄板状の第
2および第3のヒンジ3,4を有している。第1のヒン
ジ2は、電歪あるいは圧電素子5の伸縮方向く矢印B)
の一端5aの端部に結合されており、第2および第3の
ヒンジ3.4の一端は固定部材6の端面に結合されてい
る。電歪あるいは圧電素子5の変位方向の他方の端部5
bも固定部材6に結合されている。アーム1の一方の側
面にはミラー7か結合されている。また、第2および第
3のヒンジ3,4の高さ(厚さ)方向の位置は第1のヒ
ンジ2の位置とはずれていて、所定の寸法の段差を有し
ており、第2のヒンジ3と第3のヒンジ4とは同じ高さ
に配設されている。
アーム1の端部1aとヒンジ2.3.4と固定部材6と
電歪あるいは圧電素子5の伸縮方向の一端5aは、剛性
の高い金属材料の薄い金属板8(0,15〜0,5Mの
厚み)をプレス打ち抜き加工する際、アーム1の端部と
固定部材6と電歪あるいは電歪素子5の方向の一端5a
の要所要所に任意の形状の一部を半抜きまたは全周を半
1友きしてあらかじめ角型のかしめ部9を形成し、−枚
ずつ重ねてはさみつけ、かしめ部9の突起9aの切口面
8af7)摩擦力で密着積層した積層構造である。
このような構造を有するミラー駆動用圧電アクチュエー
タの電歪あるいは圧電素子5に電圧を印加すると、第2
図に示すような動作を行なう。すなわち電歪あるいはr
3:型素子5は矢印B1ブノ向に伸張し、第1のヒンジ
2を矢印B1方向に変位させる。一方、第2および第3
のヒンジ3,4の一端は固定部材6に、他端はアーム1
に固定されており、しかも第1のヒンジ2との間に段差
を有するため、薄板状の第1.第2および第3ヒンジ2
゜3および4は矢印C方向に曲げ変形を生じ、アーム1
も矢印Cの方向に回動運動する。この結果、アーム1の
側面に結合されているミラー7は、電歪あるいは圧電素
子5の変位量が拡大されて伝達され、矢印C方向に動い
て光ファイバや光応用a1測制御の光路を変えることが
できる。
第3図は本発明の第2の実施例で、複数個並列に配設さ
れて構成されたミラー駆動用圧電アクチュエータの一例
を示す斜視図である。
第3図において、複数個のアーム10は、それぞれの端
部10aに薄板状の第1のヒンジ11と、それを挟んで
幅方向(横方向の両側)に2個の薄板状の第2および第
3のヒンジ12.13を有している。第1のヒンジ11
は、それぞれに対応して設けられた電歪あるいは圧電素
子14の伸縮方向の一端14aに結合されており、第2
および第3のヒンジ12.13は、固定部材15の端部
に結合されている。各アーム10の一方の側面にはミラ
ー16が結合されている。固定部材15は1個の部材で
あって、すべてのミラー駆動用圧電アクチュエータに対
して共通に用いられる。すなわち、複数個並列に配設さ
れて構成したミラー駆動用圧電アクチュエータを構成す
る部材の一部であって、すべてのミラー駆動用圧電アク
チュエータの第2および第3のヒンジ12.13に対応
して設けられており1、それぞれを固定するように構成
されている。第1のヒンジ11と第2のヒンジ12およ
び第3のヒンジ13との位置関係は、第1図の実施例と
同様であって、第2および第3のヒンジ12.13が第
1のヒンジ11を挟lυでその幅方向の両側に設けられ
ており、その厚さ方向に第1のヒンジ11との間に段差
を有して、両者が同じ高さに配置されている。
第2の実施例においても、アーム10とヒンジ11.1
2.13と固定部材15と電歪あるいは圧電素子14の
伸縮方向の一端14aは剛性の高い金属材料の薄い金属
板16にあらかじめかしめ部17を形成するようにブレ
ス加二[シ、−枚ずつ重ねてはさみつけ、かしめ部17
の突起の切口面の摩擦力で密着V4層した積層構造であ
る。
このように複数個並列に配設されて構成されたミラー駆
動用圧電アクチユエータは、第1の実施例のミラー駆動
用圧電アクチュエータと同様の動作を行い、したがって
同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、プレス打ち抜き加工を用
い、ミラー駆動用圧電アクチュエータのアームと、ヒン
ジと、固定部材と、電歪あるいは圧電素子と第1ヒンジ
の間にあって電歪あるいは圧電素子の変位を第1ヒンジ
に伝達する部分を積層構造とし、接合手段としてかしめ
締結を用いることにより、製造の自動化も容易となり、
圧電アクチュエータを高寸法精度に製作できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の実施例のミラー駆動用圧
電アクチュエータを示す斜視図、第1図(b)Gt第1
図(a)のA−AIFi面のかしめ部の拡大断面図、第
2図は第1図の実施例の動作状態を示す斜視図、第3図
は本発明の第2の実施例ミラー駆動用圧電アクチュエー
タを示す斜視図、第4図は従来のミラー駆動用圧電アク
チュエータの一例を示す斜視図、第5図は第4図の従来
例におけるヒンジの配置を示す拡大斜視図、第6図は第
4図の従来例の動作状態を示す斜視図である。 1.10.18・・・アーム、2,11.19・・・第
1のヒンジ、3.12.20・・・第2のヒンジ、4゜
13.21・・・第3のヒンジ、5.14.22・・・
電歪あるいは圧電素子、6.15.23・−・固定部材
、7.16.24・・・ミラー、8.16・・・薄い金
属板、9.17・・・かしめ部、5a、14a、22a
・・・変位伝達部分。 (a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一方の側面にミラーが固着されるアームと、U字形
    の固定部材と、固定部材に収容されるように伸縮方向の
    一端が固定部材のU字形の底部に取付けられた電歪ある
    いは圧電素子と、前記アームの、前記ミラーが固着され
    る側面および電歪あるいは圧電素子と平行になるように
    両端がアームと圧電素子の伸縮方向の他端に固着された
    薄板状の第1のヒンジと、第1のヒンジの側面に垂直な
    方向に所定の寸法の段差をもつて、かつ第1のヒンジの
    側面に対して同じ側に、そして第1のヒンジの幅方向の
    両側に位置するように一端がアームに、他端が固定部材
    に固着された薄板状の第2,第3のヒンジとを備えたミ
    ラー駆動用圧電アクチユエータにおいて、 前記固定部材と、第1,第2,第3のヒンジと、第1,
    第2,第3のヒンジが固着されるアームの端部と、第1
    のヒンジと電歪あるいは圧電素子の間にあって電歪ある
    いは圧電素子の変位を伝達する変位伝達部分が、任意の
    薄い金属板をプレス打ち抜き加工し、その際アームの端
    部と固定部材と変位伝達部分の要所要所に任意の形状の
    一部を半抜きまたは全周を半抜きしてかしめ部を形成し
    、1枚ずつ重ねてはさみつけ、かしめ部の半抜きした突
    起の切口面の摩擦力で密着積層された構造を有すること
    を特徴とするミラー駆動用圧電アクチュエータ。
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