JPH01161790A - 圧電アクチュエータ用変位拡大機構 - Google Patents

圧電アクチュエータ用変位拡大機構

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JPH01161790A
JPH01161790A JP62320352A JP32035287A JPH01161790A JP H01161790 A JPH01161790 A JP H01161790A JP 62320352 A JP62320352 A JP 62320352A JP 32035287 A JP32035287 A JP 32035287A JP H01161790 A JPH01161790 A JP H01161790A
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JP
Japan
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displacement
piezoelectric actuator
thin metal
lever arms
metal plates
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JP62320352A
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Kazuhiro Mine
峯 和洋
Kei Sanada
真田 茎
Mitsuteru Ide
井手 光照
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HYOGO NIPPON DENKI KK
NEC Corp
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HYOGO NIPPON DENKI KK
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02NELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H02N2/00Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
    • H02N2/02Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
    • H02N2/04Constructional details
    • H02N2/043Mechanical transmission means, e.g. for stroke amplification

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Impact Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、圧電素子を駆動源として圧電素子の変位を機
械的に拡大する圧電アクチュエータ用変位拡大機構に関
し、特にレバーアームを薄い金属板で積層した構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の機械的変位拡大機構は、特にプリンタや
リレー等に使用されている。例えは、ドツトインパクト
プリンタの機械的変位拡大機構((以下、拡大機構とい
う)の−例を示すものとして、第6図(a)、(b)に
示す構造のものがあべ特開昭59−175386参照)
この図において、圧電素子1の両端面と取付穴20aを
有する基板20a両端面には、圧電素子1の変位/発生
力を伝達する手段としての細くくびれた形状のヒンジ部
30およびヒンジ部40により各々のレバーアーム50
を接続する。また、レバーアーム50はその先端部で作
用素子としての印字針60を有する梁70を挾むよりに
接続し、基板20には梁70のバックストップの調整ね
じ80を設けている。
この拡大機構は、圧電素子1の変位/発生力の性能を出
力端である印字針60のところで変位/発生力を最大K
、換言すれば、エネルギー交換効率を最大に高める必要
である。このためレバーアーム50、ヒンジ部30,4
0および基板20は、同一材質で高剛性の材質(たとえ
ば、SUS材、Fe材など)のもので、かつ一体成形構
造で発生力を伝達する必要がるり、そのため板厚Tが厚
い構造になっている。また、ヒンジ部30.40は、「
てこ」を形成し、変位を拡大し伝達するために幅Wは充
分に薄く曲げる弾性率が小さく、且つ伸縮弾性率が充分
に大きいことが必要である。従って、ヒンジ部30.4
0は、細くくびれだ形状とし、板厚Tと幅Wとは板厚T
が幅Wより大きい寸法関係で構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の拡大機構は、ヒンジ部30およびヒンジ
部40に、より各々レバーアーム50が接続された構造
で、圧電素子1の変位/発生力を伝達する手段として、
高剛性の材質で一体成形構造により、板厚Tが厚く、ま
たヒンジ部30.40の幅Wが板厚Tより小さく細くく
びれた形状になっている。
一方、一般のプレス打抜き加工の可能限界は、板IIT
と同等のヒンジ部の幅W程度(T≦W)までとなってい
る。従って、従来の拡大機構では板厚Tが幅Wより大き
い寸法関係ICあり、高寸法精度で量産性に最適なプレ
ス打抜き加工が全くできない。従って、レバーアーム5
0などの加工手段が限定される。例えば、ワイヤーカッ
ト放電加工手段を用いた場合、少量生産には最適ではあ
るが加工時間がかかり価格が非常に高くなる欠点がある
。また、その他にロストワックス鋳造法、粉末冶金法に
よる加工手段もあるが、寸法、形状などに制限を受け、
ヒンジ部30およびヒンジ部40の細くくびれた部分を
成形する際に、巣(ボイド)が発生しやすく、との巣(
ボイド)により機械的強度が弱くなると共に、高寸法精
度も得られない。
このように加工手段に限界があり、価格1寸法精度2機
械的強度などに多くの問題があった。
′さらに、ヒンジ部30およびヒンジ部40は、同一材
質の一体成形構造のため、加工時に小さな傷などの欠陥
があった場合は、その個所に応力集中が起き、その波及
効果により金属疲労が早く進行し、動的な寿命を短かく
する欠点もある。
本発明の目的は、これらの問題を解決し、レバーアーム
の加工に量産性にすぐれた一般のプレス加工手段が使用
出来るようKし、高寸法精度が得られ、高速の動作で耐
久性の優れた圧電アクチュエータ用変位拡大機構を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、圧電素子と、この圧電素子の変位をヒ
ンジ部を介して伝達し拡大する二本のレバーアームと、
このレバーアームで挾むよりに接続された変位拡大手段
としての梁とから構成された圧電アクチュエータ用変位
拡大機構において、前記レバーアームが前記ヒンジ部の
幅寸法よりも小さい厚さの薄い金属板を所定枚数積み重
ねた積層構造からなることを特徴とする。
〔実施例〕
次に1本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明による第1の実施例の圧電アクチュエー
タ用変位拡大機構(以下拡大機構という)の斜視図を示
す。本実施例に用いられる素子1はチタン酸ジンコン酸
鉛(PZT)の如き平板状の材料を複数枚積層し、各圧
電素子に対して共通電極を設け、電極を並列状態に接続
している。この圧電素子1の両端には、合成樹脂層など
の接着剤などで圧電素子1の変位/発生力を伝達する手
段としての細くくびれだ丁字状のヒンジ部2がYの平坦
面に接続される。このヒンジ部2は、取付穴4aを有す
る基板4の両端面に変位/発生力の伝達手段としての「
てこ」の支点にあたる平板状のヒンジ部3によりて接続
された各々のレバーアーム5に接続される。このレバー
アーム5は、あらかじめ剛性の高い0.15mm〜0.
5■厚さ程度の薄い金属板、たとえばステンレス、ニッ
ケル・鉄合金などの材料をプレス打抜き工法、ま、たけ
エツチング工法などで加工し、任意の枚数に積み重ねて
構成した積層構造のものである。レバーアーム5の先端
部で作用素子としての梁6を平リベット7の締結用機械
要素によって挾持する。これKともなって平リベット7
で積層された各々の薄い金属板5a41機械的締結され
、また圧電素子側も圧電素子1を取付ける際の合成樹脂
で固定され、レバーアーム5として構成される。梁6は
、プレス打抜きなどの加工寸法でばね性を有する材料で
製造される。
このように構成した機構においては、圧電素子1の端子
部1aに電圧を与えることによって、圧電素子1の変位
Xは、T字状の変位伝達手段としてのヒンジ部2を介し
て各々のレバーアーム5に伝えられ、レバーアーム5の
先端で変位が拡大される。しかるに、レバーアーム5に
挾持された梁6の両端には軸方向の変位が与えられ、そ
こで梁6は周知の座屈理論の如く両端に与えられた変位
に対して垂直方向(矢印方向)IIC変形し、梁6の中
央部に最大変位yが生ずる。その後印加電圧を停止する
と圧電素子1は復帰し、梁6も初期の位置に復帰する。
以上の実施例の具体的な一例を示すと、縦弾性係数(ヤ
ング率)19.7X10”KyA−のステンレス鋼板0
.4 me FXさのものをプレス打抜き加工し、10
枚積み重ねて積厚40とした拡大機構において、従来例
の同一材質で一体成形構造の同厚(4mm)の外形寸法
の拡大機構のものと性能比較した時、同等のエネルギー
置換効率(変位と発性力の積)が得られた。また、厚さ
0.4 rnrnの薄い金属板5aの積層構造のため、
0.7mmと細くくびれたヒンジ部2,3でも板厚0.
4 mmが幅0.7−よりも小2い関係にあるため、ね
じれなど加工時の欠陥個所なく一般のプレス打抜き加工
で製造でき、量産性にすぐれると共に高寸法精度を得る
ことが出来た。また、従来例の同一材質の一体成形構造
と異なり、加工時の小さな傷などの欠陥があっても、積
層構造となっているため、金属疲労がレバーアーム全体
まで波及せず高寿命となる。
第2図(a) 、 (b)、(C)は本発明の第2の実
施例の斜視図、そのかしめ部のA−A面の拡大断面図お
よびそのB−B面の拡大断面図を示す。
本実施例では、第1図の実施例で記載したレバーアーム
5の薄い金属板5aを、第2図(a)の如く4個所Kか
しめ部9を設けたものである。このかしめ部9は、第2
図(b)、 (C)の如く一部分を半抜き、または一部
抜きして、一枚づつ重ねて挾さみつけ、角型又は元型形
状Kかしめ、このかしめ部9の突起9aの切口面5bの
摩擦力で密着積層している。このように一枚づつ突起9
aでかしめ締結されるので面接合となり、第1の実施例
より高寿命の信頼性が得られる。
本実施例の具体例として、ステンレス鋼板0.4111
ffi厚さで、同じく10枚積み重ねて積1ダ4帥のも
ので、レバーアーム50個所に各2ケ所、基板4ICl
ケ所の角型形状のかしめ部9を設けたものを用いた。こ
の場合、圧電素子1に印加電圧DC100V周波数20
0市を与えた時の動的寿命は、第1の実施例では107
回であったが、本実施例では108回以上と高寿命が得
られた。また、かしめ部の突起9aが基準となって積層
されるので、積層のずれがなくなり、かつ順送り方式の
プレス金型も簡単になると共に、全加工工程の自動化が
はかれ工数削減が可能となる。
第3図(a)、 (b)は本発明の第3の実施例の斜視
図およびそのC矢視の積層部分拡大図を示す。本実施例
では、第1の実施例で記載したレバーアーム5の薄い金
属板5aを、第3図(尋の如く熱硬化型接着剤5cから
なる隔間部材を介して硬化接続させて用いてた。この乾
燥工程では乾燥炉に入れるが、レバーアーム全体をクラ
ンプ治具等で締め付けておくことが必要である。本実施
例は、1枚ずつ熱硬化型接着剤5cで面接合されている
ので、高寿命の信穎性が得られる。
本実施例の具体例として、第1の具体例と同様に、ステ
ンレス鋼板0.4 wa厚さで10枚積み重ねて積厚4
III11のもので、全面に熱硬化型接着剤5cで面接
合させた場合、剛性が高くなり、周波数特性が従来例で
は一次共振周波数で2ρ00市であったものが、本実施
例では2,400Hzと向上した。また動的寿命も第2
の実施例と同様に101回以上と充分な高寿命が得られ
た。
第4図(a)、 (b)は、本発明による第4の実施例
の斜視図、およびそのD矢視の積層部分拡大図を示す。
本実施例は、第1の実施例で記載したレバーアーム5の
薄い金属板5aK半田めっき、銀めっき等の金属被膜層
5dを付けておき、積層した状態で高温(約260℃)
の熱盤を具備した熱プレス機等を用いて溶融圧接させた
ものである。
本実施例の具体例として、第1め具体例と同様に、ステ
ンレス鋼板0.4園厚さ10枚を積み重ねて積厚4閤の
もので全面に半田めっき、銀めっき等の金属被膜層間を
付は積層し溶融圧接したものを用いた。第2の具体例と
同様の寿命試験条件で行ったとζろ10”回収玉と同じ
高寿命が得られ、厳しい環境(耐振動、耐衝撃など)に
も次発対応出来た。また、周波数特性も第3の例と同じ
2.400Hzであった。本実施例は、金属被膜層5d
で溶融圧接する際に1梁6も接合出来るので、リベット
締結が不要となり組立工数が削減出来ると共にルバーア
ーム5の製造加工面において、薄い金属板をフープ形状
で自動めっきし、自動プレスする製造形態がとれるので
量産性にすぐれ安価に出来る。
第5図(a)、 (b)は本発明による第5の実施例の
斜視図、七〇E−E面およびF−F面のかしめ部の拡大
図を示す。本実施例は、第1の実施例のレバーアーム5
の薄い金属板5aを第5図(b)、 (C)に示す如く
熱硬化型接着剤5Cと、半田めっき、#めっき等の金属
被膜間の隔間部材を介して接合するいづれかの一つと、
かしめ部9の突起9aの切口面5bの摩擦力で密着層す
る手段とで組み合せし面接合させたものである。
本実施例の具体例として第1〜第4の具体例と同様に1
それぞれの特長点が複合されて、より高い動的寿命10
”回があると共に1周波数特性も2.500 Hzと向
上して高信頼性のものが得られた。
従って、さらに厳しい環境(耐振動、耐衝撃なεにも充
分対応できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、圧電素子の変位を伝達し
拡大するための二本のレバーアームを積層構造とし、接
合手段としてかしめ締結、合成樹脂接着、金属溶融接合
あるいは複合接合を用いることKより、 1)プレス加工手段が可能で、自動化も容易となり高寸
法精度、複雑形状に作製でき、かつ量産にすぐれ、安価
に出来る。
2)中空構造体、段付きまたは底付き形状体も製作でき
る。
3)任意の積厚が可能で、剛性が高められるので、拡大
機構に対する種々の変位/発生力の性能要求に柔軟に生
産対応出来る。
4)同一材質の一体成形構造より、さらに高寿命高周波
数特性で高信頼性の変位拡大機構が得られる。
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の斜視図、第2図(a)
 、(b) 、(c)は本発明の第2の実施例の斜視図
、そのA−A面およびB−B面のかしめ部の拡大断面図
、第3図(吃(b)は本発明の第3の実施例の斜視図、
およびそのC矢視による積層の部分拡大図、第4図(a
)、 (b)は本発明の第4の実施例の斜視図、および
そのD矢視による積層の部分拡大図、第5図(a)、 
(b)、 (c)は本発明の第5の実施例の斜視図、そ
のE−E面およびF−F面のかしめ部の拡大断面図、第
6図(a)、 (b)は従来の拡大機構の一例を示す正
面図、およびその側面図である。 1・・・・・・圧電素子、la・・・・・・端子部、2
,3.30.40・・・・・・ヒンジ部、4.20−・
・・・・基板、4a、 20a・・・・・・取付穴、5
.50・・・・・・レバーアーム、5a・・・・・・薄
い金属板、5b・・・・・・切口面、5c・・・・・・
熱硬化型接着剤、5d・・・・・・金属被膜層、6.7
0・・・・・・梁、7・・・・・・平リベット、9・・
・・・・かしめ部、9a・・・・・・突起、60・・・
・・・印字針、80・・・・・・viI整ねじ。 X・・・・・・圧電素子1の変位、y・・・・・・最大
変位。 代理人 弁理士  内 原   晋 第1 ■ I久 (α)         (り 第2 図 第4 切 第6図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電素子と、この圧電素子の変位をヒンジ部を介
    して伝達し拡大する二本のレバーアームと、このレバー
    アームで挾むよりに接続された変位拡大手段としての梁
    とから構成された圧電アクチュエータ用変位拡大機構に
    おいて、前記レバーアームが前記ヒンジ部の幅寸法より
    も小さい厚さの薄い金属板を所定枚数積み重ねた積層構
    造からなることを特徴とする圧電アクチュエータ用変位
    拡大機構。
  2. (2)レバーアームの薄い金属板の積層構造が、所定個
    所で一部分を半抜き、または一部抜きして、一枚ずつ重
    ねて挾みつけたかしめ部を設けたものである特許請求の
    範囲第1項記載の圧電アクチュエータ用変位拡大機構。
  3. (3)薄い金属板の積層構造が、熱硬化型接着剤からな
    る隔間部材を介して接続されたものである特許請求の範
    囲第1項記載の圧電アクチュエータ用変位拡大機構。
  4. (4)薄い金属板の積層構造が、これら各金属板に半田
    めっき、銀めっき等の金属被膜層を設けこれらを溶融接
    続したものである特許請求の範囲第1項記載の圧電アク
    チュエータ用変位拡大機構。
  5. (5)薄い金属板の積層構造が、熱硬化型接着剤による
    接続され、あるいは半田めっき、銀めっき等の金属被膜
    層による溶融接続されると共に、かしめ部により密着積
    層されたものである特許請求の範囲第1項記載の圧電ア
    クチュエータ用変位拡大機構。
JP62320352A 1987-12-17 1987-12-17 圧電アクチュエータ用変位拡大機構 Pending JPH01161790A (ja)

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