JPH0225081Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0225081Y2
JPH0225081Y2 JP12505485U JP12505485U JPH0225081Y2 JP H0225081 Y2 JPH0225081 Y2 JP H0225081Y2 JP 12505485 U JP12505485 U JP 12505485U JP 12505485 U JP12505485 U JP 12505485U JP H0225081 Y2 JPH0225081 Y2 JP H0225081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
circuit
water
integral
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12505485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6232959U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12505485U priority Critical patent/JPH0225081Y2/ja
Publication of JPS6232959U publication Critical patent/JPS6232959U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0225081Y2 publication Critical patent/JPH0225081Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は給湯器に関するものである。
(従来の技術) 従来、給湯器においては、第2図に示すよう
に、熱交換器11に接続される入水路12に、入
水量検出器13及び入水温検出器14を設け、熱
交換器11からの出湯路15に出湯温検出器16
を設け、熱交換器11を加熱するバーナ17への
ガス路18には燃焼量(ガス量)を制御する比例
弁8を設けている。又、出湯路15末端のカラン
等の湯使用場所には、温度設定器20を設けてい
る。そして、上記入水量検出器13、入水温検出
器14、出湯温検出器16、温度設定器20から
の各信号を入力し、比例弁8へ駆動信号を出力す
る湯温制御装置21を有し、該湯温制御装置21
には、第3図に示すように、上記各検出器からの
信号を検出する入水量検出回路1、入水温検出回
路2、出湯温検出回路6、及び温度設定器20か
らの設定温度信号を検出する温度設定回路3が内
蔵されると共に、上記各回路の信号から燃焼量を
演算する燃焼量演算回路4及びその燃焼量を補正
する燃焼量補正回路7が設けられている。
そして燃焼量演算回路4にて入水量、入水温、
設定温度とから燃焼量を演算して燃焼量補正回路
7に出力する。一方、出湯温と設定温度との差が
比例積分回路5にて算出されており、燃焼量補正
回路7は、該比例積分値を前記燃焼量に補正して
比例弁8に出力する。このようにして燃焼量が制
御され、出湯温を設定温度に近づけている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、流量が大きく変化した場合には出湯温
が設定温度を一時的に大きく上回つたり下回つた
りすることがある。この解決を計つたものに特開
昭58−79928号公報に示されるものがあるが、こ
れは出湯温度の変化に応答しているため応答性が
悪いものであつた。
本考案は、上記従来の欠点を解消したものであ
り、流量変化によつて発生する出湯特性の劣化の
防止を応答性よく行なう給湯器を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成させるために本考案は次のよう
な構成としている。すなわち、熱交換器に接続さ
れる入水路に、入水量検出器及び入水温検出器を
設け、熱交換器からの出湯路に出湯温検出器を設
け、熱交換器を加熱するバーナへのガス路には燃
焼量を制御する比例弁を設け、出湯路末端の湯使
用場所には温度設定器を設けてなる給湯器におい
て、入水量、入水温、設定温度より燃焼量を演算
出力する燃焼量演算回路と、出湯温と設定温度と
の差を補正する比例積分回路と、燃焼量演算回路
の出力と比例積分回路との両出力を合成して比例
弁駆動出力を出す燃焼量補正回路と、入水量検出
回路と比例積分回路との間に入水量の急激な変化
を捉える入水量変化検出回路と、不要な積分量を
取り除く積分量キヤンセル回路とを有する湯温制
御装置を設けたことを得徴としている。
(実施例) 本考案の実施例を説明する。給湯器の全体構成
としては第2図のものと同じであり、その説明は
省略する。湯温制御装置21の構成を第1図にお
いて説明すれば、1は入水量検出器13からの信
号を検出する入水量検出回路、2は入水温検出器
14からの信号を検出する入水温検出回路、3は
温度設定器20からの設定温度信号を検出する温
度設定回路である。4は前記入水量検出回路1と
入水温検出回路2及び温度設定回路3からのそれ
ぞれの信号を受け取り燃焼量を演算する燃焼量演
算回路である。5は温度設定回路3からの信号と
6の出湯温検出回路からの信号を受けてその差を
比例積分する比例積分回路で、7は燃焼量演算回
路4に該比例積分回路5からの信号を加えて燃焼
量を補正する燃焼量補正回路である。8は該燃焼
量補正回路7の出力信号に応じて燃料を比例出力
する比例弁である。9は急激な入水量の変化を検
知する入水量変化検出回路で、10は入水量変化
検出回路によつて駆動され、比例積分回路内の積
分量を一旦零にする積分量キヤンセル回路であ
る。
上記構成における作用を説明すると、一定の入
水量、入水温、温度設定で使用しているとき、湯
温制御装置21は、出湯温検出回路6と温度設定
回路3の出力を常に比例積分回路5によつて比較
し、比例積分を行ない、燃焼量演算回路4からの
出力に燃焼量補正分を燃焼量補正回路7に供給し
ている。この出湯温と温度設定との差によつて出
力される比例積分出力のうち積分量は時間と共に
蓄積されていくため、入水量が急激に減少した場
合でも直前の流量時の積分量が新しい燃焼量演算
回路4から出力される燃焼量に補正されてしま
う。すなわち、燃焼量演算回路4では、変化後の
入水量に基づいて燃焼量の演算を行なうが、比例
積分回路5は、入水量の変化後遅れをもつて変化
する出湯温を入力としているので、補正量が入水
量変化前の大きな値のままとなつてしまうのであ
る。これがそのまま出力されると、変化後の入水
量に対応した燃焼量よりも大きな燃焼量が供給さ
れてしまい、出湯温が設定温度を大きく越えてし
まう(オーバーシユート)。又、出湯温が設定温
度を越えると、比例積分回路5は負の補正量を出
力し、燃焼量を絞り、今度はその影響で出湯温が
設定温度を下回つたりする(アンダーシユート)。
ところが、入水量が急激に変化すると入水量変化
検出回路9がこれを検出し、積分量キヤンセル回
路を作動させ、比例積分回路内積分量のキヤンセ
ルを行なう。すなわち、入水量の変化後ある一定
時間は積分量ゼロの補正を行なうのである。そう
すると、入水量の変化直後の燃焼量は過大な燃焼
量にならず、オーバーシユート量も小さく、従つ
てアンダーシユート量も小さくなり、短時間で出
湯温度が安定する。そして、出湯温度が安定する
頃合いをみはからつて積分量の補正を再開すれ
ば、出湯温を設定温度とのズレを適確に補正でき
るのである。
(考案の効果) 以上のように本考案は入水量検出回路と比例積
分回路の間に入水量変化検出回路と積分量キヤン
セル回路を設けて入水量の急激な変化を捉え不要
な積分量を取り除くことによつて極めて安定した
出湯特性を得ることができる。しかも、入水量の
変化を直接検出しているため、その応答性も非常
によいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。第2図は本考案の一実施例の給湯器の全体
回路図である。第3図は従来例を示すブロツク図
である。 1……入水量検出回路、2……入水温検出回
路、3……温度設定回路、4……燃焼量演算回
路、5……比例積分回路、6……出湯温検出回
路、7……燃焼量補正回路、8……比例弁、9…
…入水量変化検出回路、10……積分量キヤンセ
ル回路、11……熱交換器、12……入水路、1
3……入水量検出器、14……入水温検出器、1
5……出湯路、16……出湯温検出器、17……
バーナ、18……ガス路、20……温度設定器、
21……湯温制御装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器に接続される入水路に、入水量検出器
    及び入水温検出器を設け、熱交換器からの出湯路
    に出湯温検出器を設け、熱交換器を加熱するバー
    ナへのガス路には燃焼量を制御する比例弁を設
    け、出湯路末端の湯使用場所には温度設定器を設
    けてなる給湯器において、入水量、入水温、設定
    温度より燃焼量を演算出力する燃焼量演算回路
    と、出湯温と設定温度との差を補正する比例積分
    回路と、燃焼量演算回路の出力と比例積分回路と
    の両出力を合成して比例弁駆動出力を出す燃焼量
    補正回路と、入水量検出回路と比例積分回路との
    間に入水量の急激な変化を捉える入水量変化検出
    回路と、不要な積分量を取り除く積分量キヤンセ
    ル回路とを有する湯温制御装置を設けたことを特
    徴とする給湯器。
JP12505485U 1985-08-13 1985-08-13 Expired JPH0225081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12505485U JPH0225081Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12505485U JPH0225081Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6232959U JPS6232959U (ja) 1987-02-26
JPH0225081Y2 true JPH0225081Y2 (ja) 1990-07-10

Family

ID=31017619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12505485U Expired JPH0225081Y2 (ja) 1985-08-13 1985-08-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0225081Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6232959U (ja) 1987-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0225081Y2 (ja)
JPS6157529B2 (ja)
JP2734390B2 (ja) 給湯器の出湯温度制御方法
JP2637837B2 (ja) 給湯器
JPS60232425A (ja) 燃焼制御装置
JPH0325026Y2 (ja)
JP3005317B2 (ja) 給湯器
JPH0123070Y2 (ja)
JPH0240444Y2 (ja)
SU1068908A1 (ru) Способ управлени теплопроизводительностью группы водогрейных котлов
JP3073090B2 (ja) 瞬間式給湯器における再出湯直前の混合比制御方法
JPH059704B2 (ja)
JP2513092B2 (ja) バイパスミキシング制御方式
JPS6131847A (ja) ガス瞬間給湯器
JPH0650604A (ja) バイパス混合制御方式
JP3033415B2 (ja) 給湯制御装置
JP3098126B2 (ja) 湯水混合制御装置
JP2939843B2 (ja) 主管圧力制御装置
JPH0450498B2 (ja)
JPS5952721B2 (ja) 湯沸装置の温度制御装置
JPH0786329B2 (ja) 熱電併給装置
JPH01150741A (ja) 給湯機の出湯温度制御装置
JPS61239303A (ja) フイ−ドフオワ−ド式制御方法
JPH0198801A (ja) 水管ボイラ
JPS5974425A (ja) 給湯制御装置