JPH02250794A - プロッタの用紙送り機構 - Google Patents

プロッタの用紙送り機構

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JPH02250794A
JPH02250794A JP6948289A JP6948289A JPH02250794A JP H02250794 A JPH02250794 A JP H02250794A JP 6948289 A JP6948289 A JP 6948289A JP 6948289 A JP6948289 A JP 6948289A JP H02250794 A JPH02250794 A JP H02250794A
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grit
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として多層構造をした合成樹脂製などのシ
ートを所定形状に自動的にカットするプロッタに用いる
用紙送り機構に関する。
「従来の技術] 従来より、上記プロッタとして、ベンキャリッジに上記
シートをカットするカッタを装着した縦型と呼ばれるプ
ロッタがある。
このプロッタは、上記シートを蒲鉾状等をした記録面上
をその前後に移動させる用紙送り機構を備えている。ま
たそれとともに、上記カッタを装着したベンキャリッジ
を記録面上をその左右に移動させる移動手段を備えてい
る。
このプロッタによれば、上記用紙送り機構により記録面
に搭載したシートをその前後に移動させながら、カッタ
をシート上に押接させた状態で、上記移動手段によりベ
ンキャリッジを記録面に搭載したシート上をその左右に
移動させることにより、上記シートを所定形状にカット
できる。
ところで、上記プロッタによりカットする宣伝広告用や
アパレル型紙形成用等のシートは、多層構造をしていた
り、厚手の合成樹脂製フィルムを用いて形成していたり
して、高価なものが多い。
そのため、上記シートを所定形状にカットした余りのシ
ートは、そのまま捨てずに、該シートを小型の宣伝広告
用やアパレル型紙形成用等のシートとして有効利用する
ことが広(行われている。
従って、このようなシートをカットするプロッタにおい
ては、その用紙送り機構を、大小種々の幅を持つシート
をその前後に移動させることが可能なように構成してい
る。
この用紙送り機構を詳述すると、第8図に示したように
、周囲面にスリップ防止用の細かい凹凸10を持った一
本の長尺の主グリットローラ12と一本の短尺の副グリ
ットローラ14とを、所定間隔あけて直列に並べて回転
可能に備えている。
またそれとともに、上記主グリットローラ12上方に該
グリットローラ12に対向させて短尺の可動ピンチロー
ラ16を上記主グリットローラ12上方をその左右に移
動可能なように回転自在に備えている。また、上記副グ
リットローラ14上方に該グリットローラ14に対向さ
せて短尺の固定ピンチローラ18を回転自在に備えてい
る。
この用紙送り機構によれば、第8図に示したように、副
グリットローラ14と該グリットローラ14上方の固定
ピンチローラ18との間にシート20の一方の端部を挟
持させるとともに、シート20の他方の端部が位置する
主グリットローラ12上方に可動ピンチローラ16を移
動させて、該可動ピンチローラ16と主グリットローラ
12との間にシート20の他方の端部を挟持させた状態
で、上記主グリットローラ12と副グリットローラ14
とを同期させて同一周面速度で正逆に回転させることに
より、大小各種の幅を持つシート20をその前後に移動
させることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記用紙送り機構を用いて、広い幅から狭い
幅までの広範囲に亙る各種幅を持ったシート20の総て
を、該シート20の両端を副グリットローラ14と固定
ピンチローラ18との間および主グリットローラ12と
可動ピンチローラ16との間に的確に挟持させて、その
前後に移動させるには、前記主グリットローラ12の長
さを極めて長尺に形成しなければならない。
しかしながら、前記主グリットローラ12を、その長さ
を極めて長尺に形成することは、多大な手数と熟練を要
して、極めて困難である。
なぜならば、前記主グリットローラ12は、シート20
を確実に挟持可能なように、その周囲面がその挟持する
シート20表面全体に亙って片当たりすることなく常に
満遍なく当接するように形成しなければならず、そのた
めには、その直径やその真直度などを極めて高精度に形
成する必要があるからである。
そのため、上記用紙送り機構を、広い幅から狭い幅まで
の広範囲に亙る各種幅を持ったシート20の総てをその
前後に移動させることの可能な用紙送り機構に形成する
ことは、多大な困難を伴い、工場等において、大量生産
するのに向かなかった。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたもので、その目的
は、極めて長尺の主グリットローラを用いずとも、広い
幅から狭い幅までの広範囲に亙る各種幅を持ったシート
をその前後に移動させることのできる、大量生産に向く
プロッタの用紙送り機構(以下、単に用紙送り機構とい
う)を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の用紙送り機構は、
第1図と第6図および第7図にその構成例を示したよう
に、シート20をグリットローラ30と該グリットロー
ラ30上方にグリットローラ30に対向させて回転自在
に備えたピンチローラ40との間に挟持して、グリット
ローラ30を回転させることにより、前記シート20を
その前後に移動させる用紙送り機構において、前記グリ
ットローラ30を一本の長尺の主グリットローラ301
に続けて複数本の短尺の副グリットローラ302.30
3.304を所定間隔ずつあけて直列に並べて形成する
とともに、前記ピンチローラ40を前記主グリットロー
ラ301上方をその左右に移動可能な短尺の主ピンチロ
ーラ401と前記所定間隔ずつあけて直列に並ぶ複数本
の副グリソトローラ302,303.304上方に亙っ
て左右に移動可能な短尺の副ピンチローラ402とを直
列に並べて形成したことを特徴とする。
なお、本発明の上記構成の用紙送り機構においては、第
2図ないし第5図にその構成例を示したように、一つの
副グリットローラ302や303の外端面と主グリット
ローラ301の外端面との間の距離Aが、前記−つの副
グリットローラ302や303に隣合う該副グリットロ
ーラ302や303より主グリットローラ301から離
れた側のもう一つの副グリットローラ303や304の
外端面と主グリットローラ301の内端面から主グリッ
トローラ301内側に主ピンチローラ401の幅分入っ
た箇所との間の距離Bと同一となるように、主グリット
ローラ301に続けて複数本の副グリソトローラ302
,303.304を所定間隔ずつあけて直列に並べるよ
うにすることが好適である。
[作用] 本発明の上記構成の用紙送り機構において、該機構によ
り、幅広いシート20をその前後に移動させる場合は、
所定間隔ずつあけて直列に並べた複数本の副グリットロ
ーラ302,303,304上方に亙って左右に移動可
能な副ピンチローラ402を、その複数本の副グリット
ローラ302゜303.304のうちの主グリットロー
ラ301から離れた側の副グリットローラ303や30
4上方に移動させる。ここで、上記副ピンチローラ40
2は、上記シー1−20の幅が広ければ広い程、主グリ
ットローラ301からより離れた側の副グリットローラ
304上方に移動させるようにする。
そして、該副グリットローラ303や304とその上方
に移動させた副ピンチローラ402との間に上記シート
20の一方の端部を挟持する。またそれとともに、その
一方の端部を副グリットローラ303や304と上記副
ピンチローラ402との間に挟持したシート20の他方
の端部が位置する主グリットローラ301上方に主ピン
チローラ401を移動させて、該主ピンチローラ401
と主グリットローラ301との間に上記シート20の他
方の端部を挟持する。そして、上記主グリットローラ3
01と副グリットローラ303や304を同期させて同
一周面速度で正逆に回転させる。
すると、上記幅広いシート20を記録面22上をその前
後に移動させることができる。
また、上記構成の用紙送り機構により、幅狭いシート2
0をその前後に移動させる場合は、所定間隔ずつあけて
直列に並べた複数本の副グリットローラ302,303
.304のうちの主グリットローラ301に近い側の副
グリソトローラ302や303上方に副ピンチローラ4
02を移動させる。ここで、上記副ピンチローラ402
は、上記シート20の幅が狭ければ狭い程、主グリット
ローラ301により近い側の副グリットローラ302上
方に移動させるようにする。そして、該副グリットロー
ラ302や303とその上方の副ピンチローラ402と
の間に上記シート20の一方の端部を挟持する。またそ
れとともに、その一方の端部を上記副グリットローラ3
02や303と副ピンチローラ402との間に挟持した
シート20の他方の端部が位置する主グリットローラ3
01上方に主ピンチローラ401を移動させる。そして
、主ピンチローラ401と主グリットローラ301との
間に上記シート20の他方の端部を挟持する。そして、
上記主グリットローラ301と副グリットローラ302
や303を同期させて同一周面速度で正逆に回転させる
。すると、上記幅狭いシート20をその前後に移動させ
ることができる。
またここで、上記構成の用紙送り機構により、より広い
またはより狭い幅のシート20をその前後に移動させる
場合は、上記副グリットローラ302.303,304
に続けて主グリットローラ301からより離れた側また
は主グリットローラ301により近い側に短尺の副グリ
ットローラ(図示せず)を主グリットローラ301と直
列に並べて新たに備えて、その新たに備えた副グリット
ローラとその上方に移動させた副ピンチローラ402と
の間に上記より幅の広いまたはより幅の狭いシート20
の一方の端部を挟持する。すると、主グリットローラ3
01をより長尺に形成せずに、上述構成の用紙送り機構
により、より幅の広いまたはより幅の狭い上記シート2
0をその前後に移動させることができる。
また、一つの副グリットローラ302や303の外端面
と主グリットローラ301の外端面との間の距離Aが、
前記−つの副グリットローラ302や303に隣合う該
副グリットローラ302や303より主グリットローラ
301から離れた側のもう一つの副グリットローラ30
3や304の外端面と主グリットローラ301の内端面
から主グリットローラ301内側に主ピンチローラ40
1の幅分入った箇所との間の距1llBと同一となるよ
うに、主グリットローラ301に続けて複数本の副グリ
ットローラ302,303,304を所定間隔ずつあけ
て直列に並べるようにした用紙送り機構にあっては、第
2図ないし第5図に示したように、所定範囲に亙る幅を
持つシート20の総てを、余すところなくしかも無駄な
くその両端を主グリットローラ301と主ピンチローラ
401との間および複数本の副グリットローラ302゜
303.304のうちの一つと副ピンチローラ402と
の間に確実に挟持して、その前後に移動させることがで
きる。
その理由を説明すると、所定範囲に亙る幅を持つシート
20の総てをその両端を上記複数本の副グリットローラ
302,303.304のいずれか一つと副ピンチロー
ラ402との間および主グリットローラ301と主ピン
チローラ401との間に確実に挟持するためには、上記
複数本の副グリットローラ302,303.304のい
ずれか一つの上方に副ピンチローラ402を移動させて
、該副ピンチローラ402とその直下の副グリ・ノドロ
ーラ302,303.304のいずれか一つとの間に上
記シート20の一方の端部を挟持させた場合に、上記シ
ート20の他方の端部は、主グリットローラ301上か
ら外れずに、主グリットローラ301上に位置していな
ければならない。即ち、第2図および第4図に示したよ
うに、上記−つの副ピンチローラ302や303と副ピ
ンチローラ402との間に挟持するシート20は、その
幅が上記−つの副グリットローラ302や303の外端
面と主グリットローラ301の内端面から主グリットロ
ーラ301内側に主ピンチローラ401の幅分入った箇
所との間の距離から上記−つの副グリットローラ302
や303の外端面と主グリットローラ301の外端面と
の間の距!l1iAの範囲内にあれば、上記シート20
の両端を上記−つの副グリットローラ302や303と
副ピンチローラ402との間および主グリットローラ3
01と主ピンチローラ401との間に確実に挟持して、
上記シート20をその前後に移動させることができる。
また同様に、第3図および第5図に示したように、上記
−つの副グリットローラ302や303に隣合う該副グ
リットローラより主グリットローラ301から離れた側
のもう一つの副グリットローラ303や304と該副グ
リットローラ上方に移動させた副ピンチローラ402と
の間に挟持するシート20は、その幅が上記隣合うもう
一つの副グリットローラ303や304の外端面と主グ
リットローラ301の内端面から主グリットローラ30
1内側に主ピンチローラ401の幅分入った箇所との間
の距1IIIBから上記隣合うもう一つの副グリットロ
ーラ303や304の外端面と主グリットローラ301
の外端面との間の距離の範囲内にあれば、上記シート2
0の両端を上記隣合う一つの副グリットローラ303や
304と副ピンチローラ402との間および主グリット
ローラ301と主ピンチローラ401との間に確実に挟
持して、上記シート20を記録面22上をその前後に移
動させることができる。そこで、上記のように、一つの
副グリットローラ302や303の外端面と主グリット
ローラ301の外端面との間の距離Aが、その一つの副
グリットローラ302や303に隣合う該副グリットロ
ーラより主グリットローラ301から離れた側のもう一
つの副グリットローラ303や304の外端面と主グリ
ットローラ301の内端面から主グリットローラ301
内側に主ピンチローラ401の幅分入った箇所との間の
距離Bと同一となるように、主グリットローラ301に
続けて複数本の副グリットローラ302,303.30
4を所定間隔ずつあけて直列に並べるようにすれば、所
定範囲に亙る幅を持つシート20の総てを、余すところ
なくしかも無駄なくその両端を上記複数本の副グリット
ローラ302,303,304のいずれか一つと副ピン
チローラ402との間および主グリットローラ301と
主ピンチローラ401との間に確実に挟持させることが
できるからである。
ちなみに、前記−つの副グリットローラ302や303
の外端面と主グリットローラ301の外端面との間の距
離Aと、前記隣合うもう一つの副グリットローラ303
や304の外端面と主グリットローラ301の内端面か
ら主グリットローラ301内側に主ピンチローラ401
の幅分入った箇所との間の距離Bとが、A>Hの場合は
、前記−つの副グリットローラ302や303と副ピン
チローラ402との間および主グリットローラ301と
主ピンチローラ401との間に挟持可能な幅を持つシー
ト20の一部が、前記隣合うもう一つの副グリットロー
ラ303や304と副ピンチローラ402との間および
主グリットローラ301と主ピンチローラ401との間
に挟持可能な幅を持つシート20の一部と重複し、逆に
A<Bの場合は、前記−つの副グリットローラ302や
303と副ピンチローラ402との間および主グリット
ローラ301と主ピンチローラ401との間に挟持可能
な幅を持つシート20と、前記隣合うもう一つの副グリ
ットローラ303や304と副ピンチローラ402との
間および主グリットローラ301と主ピンチローラ40
!との間に挟持可能な幅を持つシート20との間に、挟
持不可能な幅を持つシート20が生じてしまう。
[実施例] 次に、本発明の実施例を図面に従い説明する。
第1図と第6図および第7図は本発明の用紙送り機構の
好適な実施例を示し、第1図は該機構の概略構造を示す
正面図、第6図は該機構のグリットローラおよびピンチ
ローラ周辺の拡大側面断面図、第7図は第6図のクラン
プ軸周辺の一部拡大側面断面図である。以下、上記図中
の実施例を説明する。
図において、22は、ベンキャリッジ(図示せず)に装
着したカッタ(図示せず)によりカットするシート20
を搭載する、蒲鉾状等をした記録面である。
また、301は、上記シート20を挟持する一本の長尺
の主グリットローラであって、その周囲面にスリップ防
止用のローレット目状等をした細かい凹凸10を形成し
ている。
302.303.304は、同じく上記シート20を挟
持する複数本(図では、三本とした)の短尺の副グリッ
トローラであって、その周囲面に同じくスリップ防止用
のローレット目状等をした細かい凹凸10を形成してい
る。
そして、前記長尺の主グリットローラ301に続けて上
記複数本の短尺の副グリットローラ302.303,3
04を所定間隔ずつあけて直列に並べて備えていて、該
主グリットローラ301と複数本の副グリットローラ3
02,303.304とが、グリットローラ30を形成
している。またそれとともに、上記主グリットローラ3
01と複数本の副グリットローラ302,303,30
4とを、その一部局面を記録面22上に露出させて、記
録面22内側に備えている。
401は、上記シート20を挟持する短尺の主ピンチロ
ーラであって、前記長尺の主グリットローラ301上方
をその左右に移動可能なように、主グリットローラ30
1上方に該主グリットローラに対向させて回転自在に備
えている。
402は、同じく上記シート20を挟持する短尺の副ピ
ンチローラであって、前記短尺の副グリットローラ30
2,303.304上方に亙って左右に移動可能なよう
に、短尺の副グリットローラ302,303.304の
いずれか一つの上方に該副グリットローラに対向させて
回転自在に備えている。
そして、上記短尺の主ピンチローラ401と短尺の副ピ
ンチローラ402とを直列に並べて備えていて、該主ピ
ンチローラ401と副ピンチローラ402とがピンチロ
ーラ40を形成している。
この両生副のピンチローラ401,402を主グリット
ローラ301上方または直列に並ぶ複数本の副グリット
ローラ302,303,304上方に亙って左右に移動
可能なように支持する支持機構を詳述すると、第6図お
よび第7図に示したように、主副のピンチローラ401
,402をアーム50先端に回転自在に支持していると
ともに、アーム50を支持体60に回動可能に支持して
いる。また、支持体60を記録面22上方に横架したク
ランプ軸70に該軸周囲に沿って記録面22上方を左右
に移動可能なように嵌挿している。また、クランプ軸7
0周面の一部に断面コの字状の溝701をその軸心と平
行な方向に刻設している。
また、溝701に対向する支持体60内周面に盲穴60
1を刻設していて、該盲穴601内に小球80を遊嵌し
ている。また、盲穴601内底部にへの字状をした板ば
ね90を挿入していて、鎖板ばね90が盲穴601内に
遊嵌した上記小球80を盲穴601外方に押圧している
。そして、板ばね90が上記小球80の一部周面を前記
クランプ軸70周面の溝701内底面に押接していて、
前記主副のピンチローラ401,402をアーム50を
介して支持する支持体60とともにクランプ軸70周面
をその左右の所定位置まで移動させると、上記小球80
とその一部周面を押接させたクランプ軸70周面の溝7
01とを介して、支持体60にアーム50を介して支持
した主副のピンチローラ401.402をクランプ軸7
0の所定位置にクランプ軸70の左右やクランプ軸70
の周囲に容易に動かぬように固定できる。またここで、
上記クランプ軸70周面の溝701内底部には、所定間
隔ずつあけて上記小球80を嵌入する窪み(図示せず)
を設けていて、該窪み内に小球80を嵌入することによ
り、複数の各副グリットローラ302,303.304
上方に移動させた副ピンチローラ402をクランプ軸7
0周面に位置決め固定できる。また、主副のピンチロー
ラ401゜402を支持体60に回動自在に支持するア
ーム50の後端と支持体60との間に引っ張りコイルば
ね100を張設していて、該コイルばね100がアーム
50先端に回転自在に支持した主副のピンチローラ40
1,402周面を該ピンチローラに対向する主副のグリ
ットローラ301,302゜303.304周面に所定
の押圧力で押接させている。また、記録面22上方にク
ランプ軸70を回動可能に支持していて、クランプ軸7
0を回動させて、クランプ軸70周面に嵌挿した正副の
ピンチローラ401.402を正副のグリットローラ3
01,302,303,304上方に上昇させることに
より、正副のピンチローラ401,402をクランプ軸
70周面をその左右に容易かつ円滑に摺動できる。
第1図と第6図および第7図に示した用紙送り機構は、
以上のように構成している。
次に、その作用並びにその使用例を説明する。
上述構成の用紙送り機構により、幅広いシート20を記
録面22上をその前後に移動させる場合は、クランプ軸
70を回動させて、副ピンチローラ402を副グリット
ローラ302,303.304上方に上昇させるととも
に、主ピンチローラ401を主グリットローラ301上
方に上昇させる。そして、副ピンチローラ402を、該
ピンチローラをアーム50を介して支持する支持体60
とともにクランプ軸70周面をその左右に摺動させるこ
とにより、副ピンチローラ402を所定間隔ずつあけて
直列に並べた複数本の副グリットローラ302,303
.304のうちの主グリットローラ301から離れた側
の副グリットローラ303や304上方に移動させる。
ここで、上記副ピンチローラ402は、シート20の幅
が広ければ広い程、主グリットローラ301からより離
れた側の副グリットローラ304上方に移動させるよう
にする。またそれとともに、上記副ピンチローラ402
を移動させた副グリットローラ303や304上にシー
ト20の一方の端部を載せて、該シート20の他方の端
部が位置する長尺の主グリットローラ301上方に主ピ
ンチローラ401を、該ピンチローラをアーム50を介
して支持する支持体60をクランプ軸70周囲をその左
右に摺動させることにより、移動させる。その後、クラ
ンプ軸70を回動復帰させて、副ピンチローラ402を
その直下の上記副グリットローラ303や304上に降
下させるとともに、主ピンチローラ401をその直下の
主グリットローラ301上に降下させる。そして、副ピ
ンチローラ402と副グリットローラ303や304と
の間に、シート20の一方の端部を、アーム50と支持
体60との間に亙り張設した引っ張りコイルばね100
の弾発力を用いて、所定の押圧力で挟持する。またそれ
とともに、主ピンチローラ401と主グリットローラ3
01との間にシート20の他方の端部を、アーム50と
支持体60との間に亙り張設した引っ張りコイルばね1
00の弾発力を用いて、所定の押圧力で挟持する。そし
て、上記主副のグリットローラ301と303や304
を同期させて同一周面速度で正逆に回転させる。すると
、上記幅広いシート20を記録面22上をその前後に移
動させることができる。
また、上述構成の用紙送り機構により、幅狭いシート2
0を記録面22上をその前後に移動させる場合は、前記
幅広いシート20を記録面22上をその前後に移動させ
る場合と同様にして、クランプ軸70を回動させて、所
定間隔ずつあけて直列に並べた複数本の短尺の副グリッ
トローラ302.303,304のうちの長尺の主グリ
ットローラ301に近い側の副グリットローラ302や
303上方に副ピンチローラ402を、該ピンチローラ
をアーム50を介して支持する支持体60をクランプ軸
70周囲をその左右に摺動させることにより、移動させ
る。ここで、上記副ピンチローラ402は、シート20
の幅が狭ければ狭い程、より主グリットローラ301に
近い側の副グリットローラ302上方に移動させる。ま
たそれとともに、上記副ピンチローラ402を移動させ
た副グリットローラ302や303上にシート20の一
方の端部を載せて、該シート20の他方の端部が位置す
る長尺の主グリットローラ301上方に短尺の主ピンチ
ローラ401を、該ピンチローラをアーム50を介して
支持する支持体60をクランプ軸70周囲をその左右に
摺動させることにより、移動させる。その後、クランプ
軸70を回動復帰させて、副ピンチローラ402をその
直下の上記副グリットローラ302や303上に降下さ
せるとともに、主ピンチローラ401をその直下の主グ
リットローラ301上に降下させる。そして、上記副グ
リットローラ302や303と副ピンチローラ402と
の間に上記シート20の一方の端部を、前記引っ張りコ
イルばね100の弾発力を用いて、所定の押圧力で挟持
する。またそれとともに、上記主ピンチローラ401と
主グリットローラ301との間に上記シート20の他方
の端部を、前記引っ張りコイルばね100の弾発力を用
いて、所定の押圧力で挟持する。そして、上記主副のグ
リットローラ301と302や303を同期させて同一
周面速度で正逆に回転させる。
すると、上記幅狭いシート20を記録面22上をその前
後に移動させることができる。
なおここで、上述構成の用紙送り機構により、より広い
またはより狭い幅のシート20を記録面22上をその前
後に移動させる場合は、上記複数本の副グリットローラ
302,303,304に続けて主グリットローラ30
1からより離れた側または主グリットローラ301によ
り近い側に短尺の副グリットローラ(図示せず)を主グ
リットローラ301と直列に並べて新たに備えて、その
新たに備えた副グリットローラと該グリットローラ上方
に移動させた副ピンチローラ402との間に上記より幅
の広いまたはより幅の狭いシート20の一方の端部を挟
持する。すると、主グリットローラ301をより長尺に
形成せずに、上述構成の用紙送り機構により、より幅の
広いまたはより幅の狭いシート20を記録面22上をそ
の前後に移動させることができる。
またここで、上述構成の用紙送り機構において、第2図
ないし第5図に示したように、一つの副グリットローラ
302や303の外端面と主グリットローラ301の外
端面との間の距離Aが、その一つの副グリットローラ3
02や303に隣合う該副グリットローラより主グリッ
トローラ301から離れた側のもう一つの副グリットロ
ーラ303や304の外端面と主グリットローラ301
の内端面から主グリットローラ301内側に主ピンチロ
ーラ401の幅分入った箇所との間の距離Bと同一とな
るように、主グリットローラ301に続けて複数本の副
グリットローラ302,303゜304を所定間隔ずつ
あけて直列に並べるようにすれば、[作用]の項で詳述
したように、所定範囲に亙る幅を持つシート20の総て
を、該シートの両端を主グリットローラ301と該グリ
ットローラ上方を左右に所定距離移動させた主ピンチロ
ーラ401との間および複数本の副グリットローラ30
2,303.304のうちの一つと該グリットローラ上
方に移動させた副ピンチローラ402との間に余すとこ
ろなくしかも無駄なく確実に挟持させて、記録面22上
をその前後に移動させることができて良い。
また、本発明の用紙送り機構は、ベンキャリッジにペン
等の筆記具を装着したプロッタにも利用可能であり、該
プロッタに用いれば、広狭の各種幅を持った用紙をその
前後に送ることの可能なプロッタを形成できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の用紙送り機構においては
、シートを挟持するグリットローラを、長尺の主グリッ
トローラに続けて複数本の短尺の副グリットローラを所
定間隔ずつあけて直列に並べて形成していて、上記主グ
リットローラに続けて直列に並べる副グリットローラの
数を、主グリットローラ側から離れた側や主グリットロ
ーラに近い側に次々と増やすことにより、広狭の広範囲
に亙る幅を持つシートをその前後に移動させることがで
きる。
そのため、本発明の用紙送り機構によれば、主グリット
ローラをより長尺に形成することなしに、該主グリット
ローラに続けて直列に並べる副グリットローラの数をそ
の前後に増やすだけで、広狭の広範囲に亙る幅を持つシ
ートをその前後に送ることの可能な、大量生産に適した
用紙送り機構を形成できる。
また、一つの副グリットローラの外端面と主グリットロ
ーラの外端面との間の距離が、その一つの副グリットロ
ーラに隣合う該副グリットローラより主グリットローラ
から離れた側のもう一つの副グリットローラの外端面と
主グリットローラの内端面から主グリットローラ内側に
主ピンチローラの幅分入った箇所との間の距離と同一と
なるように、主グリットローラに続けて複数本の副グリ
ットローラを所定間隔ずつあけて直列に並べるようにし
た本発明の用紙送り機構にあっては、所定範囲に亙る幅
を持つシートの総てを余すところな(しかも無駄なくそ
の前後に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の用紙送り機構の概略構造を示す正面図
、第2図と第3図と第4図と第5図はそれぞれ本発明の
用紙送り機構の副グリットローラの配列構造を示す正面
図、第6図はグリットローラおよびピンチローラ周辺の
拡大側面断面図、第7図は第6図のクランプ軸周辺の一
部拡大側面断面図、第8図は従来の用紙送り機構の概略
構造を示す正面図である。 20・・・シート、 22・・・記録面、30・・・グ
リットローラ、 301・・・主グリットローラ、 302.303,304・・・副グリットローラ、40
・・・ピンチローラ、 401・・・主ピンチローラ、 402・・・副ピンチローラ、  5o・・・アーム、
60・・・支持体、 70・・・クランプ軸、80・・
・小球、 90・・・板ばね、100・・・引っ張りコ
イルばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シートをグリットローラと該グリットローラ上方に
    グリットローラに対向させて回転自在に備えたピンチロ
    ーラとの間に挟持して、グリットローラを回転させるこ
    とにより、前記シートをその前後に移動させる用紙送り
    機構において、前記グリットローラを一本の長尺の主グ
    リットローラに続けて複数本の短尺の副グリットローラ
    を所定間隔ずつあけて直列に並べて形成するとともに、
    前記ピンチローラを前記主グリットローラ上方をその左
    右に移動可能な短尺の主ピンチローラと前記所定間隔ず
    つあけて直列に並ぶ複数本の副グリットローラ上方に亙
    って左右に移動可能な短尺の副ピンチローラとを直列に
    並べて形成したことを特徴とするプロッタの用紙送り機
    構。 2、一つの副グリットローラの外端面と主グリットロー
    ラの外端面との間の距離が、前記一つの副グリットロー
    ラに隣合う該副グリットローラより主グリットローラか
    ら離れた側のもう一つの副グリットローラの外端面と主
    グリットローラの内端面から主グリットローラ内側に主
    ピンチローラの幅分入った箇所との間の距離と同一とな
    るように、主グリットローラに続けて複数本の副グリッ
    トローラを所定間隔ずつあけて直列に並べるようにした
    請求項1記載のプロッタの用紙送り機構。
JP1069482A 1989-03-22 1989-03-22 プロッタの用紙送り機構 Expired - Lifetime JPH0725060B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61128092U (ja) * 1985-01-30 1986-08-11
JPS6377798A (ja) * 1986-09-19 1988-04-07 岩崎通信機株式会社 自動製図機の用紙送り機構

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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