JPH02250214A - シールド層付電線の製造方法 - Google Patents

シールド層付電線の製造方法

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JPH02250214A
JPH02250214A JP7155289A JP7155289A JPH02250214A JP H02250214 A JPH02250214 A JP H02250214A JP 7155289 A JP7155289 A JP 7155289A JP 7155289 A JP7155289 A JP 7155289A JP H02250214 A JPH02250214 A JP H02250214A
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柏崎 茂
Tsuyoshi Yamaguchi
強 山口
Yoshirou Kunugi
巧力 嘉郎
Hidemi Sasaki
佐々木 英見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電線を電磁シールドする場合において好適な
導電性テープならびに電磁シールド電線およびその製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 最近のディジタル電子機器類は、益々高密度実装化され
高精度かつ高感度化の傾向にあり、電磁的ノイズに対す
る対策が重要な課題となってきている。
上記のような電子機器類に配線される電線への電磁ノイ
ズ対策として一般に電線外周へのシールド層の設置があ
る。そして、。このシールド層を形成するために、従来
より絶縁線心の外周にスズメツキ銅線による編組、銅テ
ープ巻、アルミパイプの被覆、ポリエステルテープなど
にアルミ又は銅を蒸着したラミネートテープの巻付けあ
るいは縦添え、さらには有機高分子にカーボンや金属粉
末などの導電性付与剤を混和した導電性組成物の被覆な
どが実施されてきた。
[発明が解決しようとする課!] しかしながら、上記従来より使用されているシ−ルド手
段には、それぞれつぎのような問題点があり、用途の上
でも限定されている。
スズメツキ銅線による編組は、製造に多大の手間がかか
り、生産性の上から問題が多い。
銅テープ巻やアルミパイプ被覆は可撓性に劣るばがりで
なく、亀裂などが発生し易いという問題がある。また、
これらは小サイズのケーブルには適用が困難である。ポ
リエステルなどに銅あるいはアルミニウムを蒸着したラ
ミネートテープは上記したような問題点がなく比較的好
ましい素材である。しかし、テープの重なり部分の強固
な接着が困難であるし、重なり部では銅又はアルミ部分
同士の電気的接触が得られないという欠点がある。
有機高分子にカーボン、金属などの導電性付与剤を混和
した材料は接着加工性は良好であるが、完全なシールド
効果を得ようとするにはどうしても不十分である。
以上の通り、従来の上記シールド手段にはそれぞれに一
長一短があり、製造面あるいは効果の面から十分期待し
得るような適切なシールド技術は未だ見出されていない
のが実情であった。
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解消し、
生産効率が非常に良好な上、重なり部分の機械的電気的
接着等も容易に行なうことができ、しかも電磁シールド
効果を大[1Jに高め得る新規なシールド用複合テープ
ならびに電線およびその製造方法を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段1 本発明の要旨は、第1に電磁シールド用テープとして、
厚さが1μm以上100μm以下の金属層と熱融着可能
な導電性ゴム又はプラスチックを積層融着させたもので
あり、第2にかかる導電性テープを電線のシールド層と
して被覆したものであり、第3に上記構成よりなる導電
性テープをシールド層として被覆し、当該導電性テープ
の端縁重ね合せ部を通電電流により発熱させて熱融着さ
せるシールド層付!!lの製造方法にある。
金属層は厚い方−がシールド効果は大きくなるが、可撓
性が低下するため余り厚くすることは好ましくない、1
〜100μmの範囲の厚さが適当であり、より好ましく
は3〜20μmの厚さが適当である。このような金属層
は例えば蒸着又はメツキあるいは金属箔をラミネートす
ることで形成することができる。熱融着可能なゴム又は
プラスチック導電層は電気的接触を確保するため体積抵
抗率が10日Ω・(2)以下であることが望まれる。好
ましくは103Ω・1以下、さらには102Ω・l以F
であることがより好ましい。
実際にはゴム又はプラスチックにカーボンブラック、グ
ラファイト、金属粉末、カーボンファイバ、金属ファイ
バなどを混和して熱融着可能導電層を形成することがで
きる。厚さは5μm〜1flが好ましい、ゴム・グラス
チックとしては強度の高い材料の方か好ましいが特に限
定するものではない9Sえはポリエステル、アイオノマ
ー樹脂、エチレンエチルアクリレート樹脂、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、
ポリぶつ化ビニリデン、ポリプロピレン、ブチルゴム、
イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ポリアミド
、セルロース系樹脂、ふっ素樹脂、ポリウレタンなどを
挙げるこができるが、これらに限るものではない。
[作m] 本発明に係るテープは金属層と導電性ゴム又はプラスチ
ックの積層体よりなるから、十分な導電性を有し、完全
な電磁シールド効果を発揮することができる。しかも熱
融着が可能であるがら接合が容易である上、使用する材
料が全て導電性であるから接合部において常に電気的導
通を得ることができる。
[実施例] 以下に、本発明について実槍例を参照し説明するつ 第1図は、本発明に係る複合導電性テープ10の実施例
を示す断面図であり、1は金属層、2は熱融着可能な導
電性ゴムあるいはプラスチックよりなる導電層である2
本実施例では2層構造の例が示されているが、2層に限
定されるものではないつ必要に応じ3層あるいは4層の
多NJm造としても差支えはないのである。
第2図は、上記のように暢成される複合テープ10を導
体3上に絶縁体4を有してなる絶縁線心の周囲に被覆し
てなる本発明に係るシールド電線の具体例を示す断面図
である0図は縦添えの場合を示したが、巻付けあるいは
横巻きなど適宜な方法を用いてもよいことはいうまでも
ない。
第2図のようにチー110を被覆すれば、必然的に端縁
の接合部10Aが形成される。従来は、複合テープにお
けるこのような接合部を電気的に具合よく接続させるこ
とは回能であった。
本発明においては、例えば第3図に示すようにこの接合
部10Aを電@i20.20で挟持し、電源21よりの
通電電流をもって当該接合部10Aを発熱させる。この
ようにすれば、熱融着可能な導電層2がそれによって熱
融着を生じ、機緘的接合と電気的接続とを同時に達成す
ることができ、理想的なシールド層を形成することがで
きる。しかも、局部加熱でよいから近隣の絶縁体4に対
し余分な熱影響を及ぼすおそれもなく、生産効率の高い
完全な機械的、電気的接続を実現することができる。も
っとも、この熱融着は必ずしも通電加熱に限るものでは
なく、他の加熱手段により加熱し、加圧圧接して融着さ
せても差支えはない。
実施例1 アイオノマー樹脂(ハイミラン1557、メルトインデ
ックスMI=5.0、密度d=0.95、三井デュポン
ポリケミカル社製品1100重量部にアセチレンカーボ
ン(電気化学社製品)70重量部を混和した後、厚さ0
.2市のフィルムに成形し同時に厚さ30μmの銅テー
プを片面に加熱接着させて第1図に示す構造の中15m
mの熱融着可能な複合導電性テープを得た。なお、導電
性樹脂層の体積抵抗率は6×10Ω・■であった。
得られたテープを第3図のように重ね合せて通電電流に
より接着した。ついで接着部を引張って機械的接着を調
べ、また第3図の上層と最下層の電気的導電性をテスタ
により調べな、結果を第1表に示す9表から機械的にも
電気的にも良好な接着を得ることができることがわかる
。また、上記テープを外径1.2鴎の@線に第2図のご
とく被覆して重なり部を融着後可撓性を調べたが、非常
に良好であった。
実施例2 樹脂としてアクリフト・WD310 (MI=7、d=
0.93  住友化学(株)製)を用いて実施例1と同
機に導電性コンパウンドを作製し0.15m1+厚のテ
ープ状としな、ついで蒸着法により銅を10μm厚さに
S層した。実施例1と同様にして評価した結果を第1表
に示す9機械的、電気的接着も良好で電線の可撓性も十
分である。
比較例1 厚さ10μmの銅蒸着ポリエステルフィルム(厚さ20
μm、市販品)を用いて実施例1と同様の評価を行なっ
た。しかし機械的にも電気的にも全く接着できなかった
比較例2 厚さ200μmの銅テープに厚さ0.15o+mのハイ
ミランテーブを熱融着して、実施例1と同様の評価を行
なった。その結果、やはり電気的、機械的接続を得るこ
とはできなかった。
実施例3 導電PVC5P−7130(理研ビニル製d=1.27
1のO,inn厚フィルムを用い、銅をメツキ法により
、12μm積層したテープを得た。
実施例1と同様に評価した結果、第1表の通り好適なシ
ールド電線を得ることができた。
2 : 3 : 4 : 10 : 10A : 20 : 21 : 熱融着可能な導電層、 導体、 絶縁体、 複合テープ、 テープ接合部、 電極、 電源。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚さが1μm以上100μm以下の金属層と熱融
    着可能な導電性ゴム又はプラスチックを積層融着させて
    なる複合導電性テープ。
  2. (2)熱融着可能な導電性ゴム又はプラスチックの体積
    抵抗率を106Ω・cm以下としてなる請求項1記載の
    複合導電性テープ。
  3. (3)請求項1又は2記載の導電性テープをシールド層
    として被覆してなる電線。
  4. (4)請求項1又は2記載の導電性テープを線心の外周
    にシールド層として被覆し、当該導電性テープの端縁重
    ね合せ部を通電電流により発熱させて熱融着させるシー
    ルド層付電線の製造方法。
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