JP2012151049A - ケーブル、及び、その製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 優れたノイズ特性を有しつつ、構造が簡易なケーブル、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】 ケーブル1は、内部導体11と、内部導体11の外周面を覆う絶縁層12と、を有する少なくとも1本の絶縁線心10と、絶縁線心10の外周面を覆うシールド層20と、を備え、シールド層20は、一方の面において露出する金属層22を有するテープ21からなり、テープ21は、一方の面を外側として長手方向に沿って折り重ねられると共に、折り線Lの一方側26における金属層22と、折り線Lの他方側25における金属層22とが互いに接触するように、絶縁線心10に巻かれることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ケーブル、及び、その製造方法に関し、特に、優れたノイズ特性を有しつつ、構造が簡易なケーブル、及び、その製造方法に関する。
電子機器同士の接続や、電子機器内部の配線において、信号線が絶縁層を介してシールド層で覆われたケーブルが用いられる場合がある。このケーブルの一つとして、金属層を有するテープが絶縁層に巻かれることにより、シールド層が形成されているケーブルが知られている。
このシールド層は、信号線から放出される電磁波を遮蔽して、ケーブルの放射ノイズを防止するものであるため、優れたシールド性を有することが好ましく、シールドの金属層が隙間なく信号線を覆っていることが好ましい。
しかし、一般的に、ケーブルのシールドに用いられるような金属層を有するテープは、樹脂フィルム上に金属層が設けられた構造であるため、テープの一部が重なるようにして、テープを隙間なく絶縁層上に巻いても、テープが重なっている部分において、金属層と金属層との間に樹脂フィルムが介在してしまう。この樹脂フィルムが介在している金属層同士の間は、電磁波を遮蔽できず、電磁的な隙間となってしまう。このような電磁的な隙間が生じると、その隙間からノイズが放射される場合がある。特に信号線により高周波の電気信号が伝送される場合においては、その隙間が僅かであっても、ノイズが放射される傾向がある。
そこで、下記特許文献1には、金属層が隙間なく信号線を覆っているケーブルが記載されている。このケーブルにおいては、樹脂フィルム上に金属層が設けられた1層目のテープが、金属層が外側を向くようにして、絶縁層の外周面上に螺旋状に巻かれている。そして、巻かれた1層目のテープの長手方向に沿った縁を覆うようにして、今度は、2層目のテープが巻かれている。この2層目のテープは、金属層が、1層目の金属層側を向くようにして巻かれている。このため、1層目のテープの金属層と、2層目のテープの金属層とが接している。従って、1層目のテープにおいて、テープ同士が重なり、金属層と金属層との間に樹脂フィルムが介在することで、上述の様な電磁的な隙間が生じても、2層目のテープの金属層が、この隙間を覆う。つまり、1層目のテープの金属層と、2層目のテープの金属層とで、隙間なく信号線を覆っており、電磁的な隙間が生じることを防止しているのである。
特開2010−33928号公報
上記特許文献1のケーブルは、上述のようにシールドが隙間なく信号線を覆っているため、優れたノイズ特性を有すると考えられるが、テープを2重に巻く必要があり、構造が複雑という問題がある。
そこで、本発明は、優れたノイズ特性を有しつつ、構造が簡易なケーブル、及び、その製造方法を提供することを目的とする。
本発明のケーブルは、内部導体と、前記内部導体の外周面を覆う絶縁層と、を有する少なくとも1本の絶縁線心と、前記絶縁線心の外周面を覆うシールド層と、を備え、前記シールド層は、一方の面において露出する金属層を有するテープから成り、前記テープは、前記一方の面を外側として長手方向に沿って折り重ねられると共に、折り線の一方側における前記金属層と、前記折り線の他方側における前記金属層とが互いに接触するように、前記絶縁線心に巻かれることを特徴とするものである。
このようなケーブルによれば、テープは、長手方向に沿った折り線の一方側における金属層と折り線の他方側における金属層とが、互いに繋がっている。さらに、テープは、折り線の一方側における金属層と、折り線の他方側における金属層とが接触するように巻かれているため、一方側における金属層と、他方側における金属層とが、連続的に接続されている。こうして、金属層同士が連続的に接続されて、電磁的な隙間が生じることを防止することができる。このため、内部導体に高周波が印加される場合においても、内部導体から放出される電磁波を遮蔽することができ、優れたノイズ特性を有することができる。また、本発明のケーブルは、このように優れたノイズ特性を有するにもかかわらず、長手方向に沿って折り重ねられて、巻かれているだけであるため、テープが2回巻かれる場合と比べて、簡易な構造にすることができる。
また、上記ケーブルにおいて、前記テープは、前記一方側の幅が、前記他方側の幅よりも大きくなるように、折り重ねられることが好ましい。
このようなケーブルによれば、テープの他方側の幅を小さくすることができ、テープを幅広く使用することができるので、テープの使用量を少なくすることができる。従って、更に安価なケーブルとすることができる。
さらに、上記ケーブルにおいて、前記テープは、前記一方側と前記他方側とが互いに折り重なっている部分が、前記一方側における前記他方側と重なっていない部分のみに重なるように巻かれることが好ましい。
テープにおいて、一方側と他方側とが折り重なっている部分は、二重になっており、一方側における折り重なっていない部分は、一重である。このようなケーブルによれば、テープが二重になっている部分同士が重ならない。従って、ケーブルの外径が太くなることを抑制することができる。
また、上記ケーブルにおいて、前記テープは、螺旋状に巻かれても良く、この場合においては、ケーブルを曲げてもテープが重なっている部分に隙間が生じづらく、ケーブルを曲げてもノイズ特性が低下することを防止することができる。
或いは、上記ケーブルにおいて、前記テープは、縦添えに巻かれても良く、この場合においては、テープを絶縁線心に簡易に巻くことができる。
また、本発明のケーブルの製造方法は、一方の面において露出する金属層を有するテープを前記一方の面を外側にして、長手方向に沿って折り重ねる折り重ね工程と、内部導体と、前記内部導体の外周面を覆う絶縁層と、を有する少なくとも1本の絶縁線心に、前記テープを、前記テープの折り線の一方側における前記金属層と、前記折り線の他方側における前記金属層とが互いに接触するように、巻く巻回工程と、を備えることを特徴とするものである。
このようなケーブルの製造方法によれば、長手方向に沿ってテープを折り重ねて、絶縁線心に巻いているため、テープを2回巻く場合と比べて、容易に金属層同士を接触させてテープを絶縁線心に巻くことができ、容易に優れたノイズ特性を有するケーブルを製造することができる。
また、上記ケーブルの製造方法において、前記テープは、前記一方側の幅が、前記他方側の幅よりも大きくなるように、折り重ねられることが好ましい。
このようにテープを折り重ねることで、テープを幅広く使用することができると共に、厳密な精度でテープを折り重ねずに済み、容易にテープを折り重ねることができる。
さらに、上記ケーブルの製造方法において、前記テープは、前記一方側と前記他方側とが互いに折り重なっている部分が、前記一方側における前記他方側と重なっていない部分のみに重なるように巻かれることが好ましい。
このようにテープを巻くことで、テープが重なる部分の幅を小さく巻くことができるので、巻回工程が容易になる。
また、上記ケーブルの製造方法において、前記テープは、螺旋状に巻かれることとしても良い。
或いは、上記ケーブルの製造方法において、前記テープは、縦添えに巻かれることとしても良い。
以上のように、本発明によれば、簡易な構造で、優れたノイズ特性を有するケーブル、及び、その製造方法が提供される。
本発明の第1実施形態に係るケーブルを示す図である。 図1のシールド層を断面にした状態のケーブルの様子を示す図である。 テープの長手方向に垂直な断面における構造の様子を示す図である。 図1に示すケーブルの製造方法の工程を示すフローチャートである。 折り重ね工程の様子を示す図である。 巻回工程の様子を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るケーブルを示す図である。 図7のケーブルの長手方向に垂直な断面における構造を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るケーブルを示す図である。 本発明の第4実施形態に係るケーブルを示す図である。 実施例1のケーブル、及び、比較例1のケーブルの周波数に応じたノイズレベルを示す図である。
以下、本発明に係るケーブル、及び、その製造方法の好適な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るケーブルを示す図である。
図1に示すように、本実施形態におけるケーブルは、同軸ケーブルである。同軸ケーブル1は、中心導体としての内部導体11、及び、内部導体11の外周面を被覆する絶縁層12から成る絶縁線心10と、絶縁線心10の外周面を被覆するシールド層20と、シールド層20の外周面を被覆するジャケット30とを備える。
内部導体11は、複数の導電性線材の撚り線、或いは、導電性の線材の単線から成る。この内部導体11の材料としては、導体であれば特に制限されないが、例えば、銅やアルミ等が挙げられる。
絶縁層12は、押し出し成形等により、断面の外形が略円形上に形成されており、内部導体11を被覆している。絶縁層12の材料としては、絶縁性の樹脂であれば特に制限がないが、例えば、ポリオレフィン系樹脂が挙げられ、ポリオレフィン系樹脂としては、エチレンプロピレン共重合体系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、又はこれらの混合物等が挙げられ、また例えば、絶縁層12の材料として、ポリテトラフルオロエチレンや、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体や、テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体等のフッ素樹脂等が挙げられる。
このような内部導体11、及び、内部導体11の外周面を覆う絶縁層12により、上述のように絶縁線心10が構成されている。
シールド層20は、上述のように絶縁線心10の外周面を被覆している。図2は、図1のシールド層20を断面にした状態の同軸ケーブル1の様子を示す図である。図2に示すように、シールド層20は、テープ21から構成されている。なお。理解の容易のため、図2においては、ジャケット30が省略されている。
図3は、テープ21の長手方向に垂直な断面における構造の様子を示す図である。図3に示すように、テープ21は、帯状の樹脂製のフィルム23と、フィルム23の一方の面上に設けられている金属層22と、フィルム23の他方の面上に設けられている接着剤24とから構成されており、一方の面において金属層22が露出している。
フィルム23を構成する材料としては、特に制限されないが、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の樹脂を挙げることができ、中でもポリエチレンテレフタレートが好ましい。
金属層22は、金属箔をフィルム23の一方の面上に貼着したり、金属をフィルム23の一方の面上に蒸着したりすることにより、フィルム23の一方の面上の全体にわたって設けられている。金属層22を構成する金属としては、特に限定されないが、例えば、内部導体11に用いることのできる金属を挙げることができる。
接着剤24は、アクリル樹脂等から成る粘着性の接着剤や、ホットメルト等から成る熱融着性の接着剤を挙げることができ、フィルム23の他方の面上に塗布されている。
そして、図3に示すように、テープ21は、一方の面が外側となるようにして、長手方向に沿って折り重ねられており、金属層22が外側に露出している。なお、折り重ねられた状態でテープ21の長手方向に沿った折り線Lの他方側25の幅が一方側26の幅よりも小さくされており、テープ21は、テープ21の一方側26の一部において、他方側25と重なっておらず、他方の面(金属層22が露出している側と反対側の面)が露出するように折り重ねられている。従って、テープ21において、一方側26と、他方側25とが重なっている領域においては、テープ21の両面において金属層22が露出している。また、テープ21において、一方側26と、他方側25とが重なっていない領域においては、一方の面のみにおいて金属層22が露出し、他方の面において接着剤24が露出している。そして、テープ21は、一方側26と、他方側25とが重なっている領域において、接着剤24により、折り重ねられた状態が保持されている。
このテープ21は、図2に示すように、一方側26が外側を向いて、他方側25が内側(絶縁線心10側)を向いて、絶縁線心10の外周面上に螺旋状に巻かれて、他方側25の金属層22が、一方側26の金属層22に重なるようにして巻かれている。そして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに接触して、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに導通している。
なお、本実施形態においては、テープ21は、一方側26と他方側25とが互いに折り重なっている部分が、一方側26における他方側25と重なっていない部分のみに重なるように巻かれている。テープ21の他方側25と一方側26とが重なっている部分において、テープ21は二重になっており、テープ21の一方側26における他方側25と重なっていない部分において、テープ21は一重になっている。従って、このように、テープ21が巻かれることにより、テープ21は、最大三重に重なっており、テープが四重に重なることが防止されている。
こうして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、接触することにより、絶縁線心10の外周は、金属層22により隙間なく覆われている。
また、テープ21は、上述のように一方側26における他方側25と重なっていない部分において、接着剤24が露出しているため、接着剤24が絶縁線心10の外周面上に接着して、テープ21が絶縁線心10の外周面上に固定されている。
このようにテープ21が、絶縁線心10の外周面上に巻かれることにより、シールド層20が形成されている。
ジャケット30は、熱可塑性樹脂により形成されており、シールド層20の外周面を被覆するように、押し出し成型により設けられている。このような熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレンや、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体や、テトラフルオロエチレン-エチレン共重合体等のフッ素樹脂を挙げることができる。
以上説明したように、本実施形態の同軸ケーブル1によれば、テープ21は、長手方向に沿った折り線Lの一方側26における金属層22と折り線Lの他方側25における金属層22とが、互いに繋がっている。さらに、テープ21は、折り線Lの一方側26における金属層22と、折り線Lの他方側25における金属層22とが接触するように巻かれているため、一方側26における金属層22と、他方側25における金属層22とが、連続的に接続されている。従って、連続的に接続された金属層22により、電磁的な隙間が生じることを防止できる。このため、内部導体11に高周波が印加される場合においても、内部導体11から放出される電磁波を遮蔽することができ、優れたノイズ特性を有することができる。また、本実施形態の同軸ケーブル1は、このように優れたノイズ特性を有するにもかかわらず、長手方向に沿って折り重ねられて、巻かれているだけであるため、テープが2回巻かれる場合と比べて、簡易な構造にすることができる。
また、同軸ケーブル1において、テープ21は、一方側26の幅が他方側25の幅よりも大きくなるように折り重ねられているため、テープ21の他方側25の幅を小さくすることができ、テープ21を幅広く使用することができるので、テープ21の使用量を少なくすることができる。
また、本実施形態の同軸ケーブル1において、テープ21は、上述のように、一方側26と他方側25とが互いに折り重なっている部分が、一方側26における他方側25と重なっていない部分のみに重なるように巻かれている。すなわち、テープ21が二重になっている部分同士が重なっていない。従って、外径が太くなることを抑制することができる。
また、同軸ケーブル1において、テープ21は、螺旋状に巻かれているため、同軸ケーブル1を曲げてもテープ21が重なっている部分に隙間が生じづらく、同軸ケーブル1を曲げてもノイズ特性が低下することを防止することができる。
次に、同軸ケーブル1の製造方法について説明する。
図4は、図1に示す同軸ケーブル1の製造方法の工程を示すフローチャートである。
図4に示すように、同軸ケーブル1の製造方法は、内部導体11と、内部導体11の外周面を覆う絶縁層12とを有する絶縁線心10と、一方の面において露出する金属層22を含むテープ21と、を準備する準備工程P1と、テープ21を一方の面が外側となるように、長手方向に沿って折り重ねる折り重ね工程P2と、テープ21の折り線Lの一方側26における金属層22と、折り線Lの他方側25における金属層22とが互いに接触するように、テープ21を絶縁線心10に巻く巻回工程P3と、巻かれたテープ21の外周面上をジャケット30で被覆する被覆工程P4と、を備えている。
<準備工程P1>
まず、絶縁線心10を準備する。絶縁線心10の準備においては、上述の内部導体11を準備して、例えば、押し出し成型により、内部導体11の外周面を被覆するように、絶縁層12を設ける。こうして、絶縁線心10が得られる。
次に、テープ21を準備する。テープ21の準備においては、まず、樹脂製のフィルム23を準備する。そして、フィルム23の一方の面上に金属層22を設ける。金属層22は、上述のように、金属箔をフィルム23の一方の面上に貼着したり、金属をフィルム23の一方の面上に蒸着したりすることにより設ければ良い。次に、フィルム23の他方の面上に接着剤24を塗布する。こうして、一方の面において金属層22が露出したテープ21を得る。なお、このようなテープ21は、一般に販売されているため、このような既製品を準備しても良い。
<折り重ね工程P2>
次に、得られたテープ21を長手方向に沿って折り重ねる。図5は、折り重ね工程P2の様子を示す図である。折り重ね工程P2においては、テープ21の長手方向に沿って、接着剤24が塗布されている他方の面側が内側となるように折り線Lを入れて、その後、折り線Lの一方側26と他方側25とを折り重ね、内側の接着剤24同士を接着する。接着剤24が粘着性の接着剤である場合には、圧着により接着剤24同士を接着し、接着剤24が熱融着性の接着剤である場合には、熱により接着剤24を融解して接着剤24同士を接着する。この折り線Lは、テープ21の幅方向の中心から他方側にずれた位置とする。このように折り線Lを設定することで、一方側26の幅が、他方側25の幅よりも大きくなり、テープ21を幅広く使用することができると共に、厳密な精度でテープ21を折り返さずに済み、容易にテープ21を折り重ねることができる。こうして、テープ21は、図3に示すように、一方の面が外側となり、金属層22が外側に露出して、さらに、一方側26の一部において、接着剤24が露出した状態で折り重ねられて、一方側26と他方側25との間の接着剤24により、折り重ねられた状態が保持される。なお、本工程において、金属テープ21が折り重ねられた後の状態において、接着剤24同士が接着されていなくても良く、折り線の一方側26の接着剤24と他方側25の接着剤24とが離れていても良い。
また、本実施形態においては、折り線Lは、折り重ねる前のテープ21の縁から約4分の1とされる。従って、テープ21を折り重ねた後において、他方側25の幅は、一方側26の幅の約3分の1となり、さらに、一方側26においては、他方側25の約2倍の幅において、接着剤24が露出している。
<巻回工程P3>
図6は、巻回工程P3の様子を示す図である。巻回工程P3においては、図6に示すように、折り重ね工程P2において、折り線Lに沿って折り重ねられたテープ21を、準備工程P1で準備した絶縁線心10の外周面上に螺旋状に巻く。このときテープ21の一方側26が外側を向いて、テープ21の他方側25が内側を向くようにして巻き、一方側26の他方の面において露出している接着剤24を絶縁線心10の外周面上に接触させて、テープ21を絶縁線心10上に接着し固定する。このとき、接着剤24が粘着性の接着剤である場合には、圧着によりテープ21を絶縁線心10上に接着し、接着剤24が熱融着性の接着剤である場合には、熱により接着剤24を融解してテープ21を絶縁線心10上に接着する。なお、上述の折り返し工程P2において、折り線Lの一方側26の接着剤24と他方側25の接着剤24とが離れている場合、本工程において、折り線Lの一方側26の接着剤24と他方側25の接着剤24とが接着される。また、テープ21を巻く際、他方側25の金属層22が、一方側26の金属層22に重なるようにして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とを互いに接触させる。
なお、本実施形態においては、一方側26と他方側25とが互いに折り重なっている部分が、一方側26における他方側25と重なっていない部分のみに重なるようにして、テープ21を巻く。このようにテープ21を巻くことで、巻くことによるテープ21同士の重なり幅を小さくすることができ、テープ21の巻回の回数を減らすことができるので、巻回工程P3が容易になる。
こうして、図2に示すように、一方側26の金属層22と他方側25の金属層22とが接触して、絶縁線心10の外周が金属層22により隙間なく覆われ、シールド層20が形成される。
<被覆工程P4>
次に、テープ21が巻かれてシールド層20とされた状態において、シールド層20の外周面上にジャケット30を形成する。ジャケット30の形成は、押し出し成型法により行う。具体的には、押し出し成型法により、ジャケット30となる熱可塑性樹脂でシールド層20の外周面を被覆して、熱可塑性樹脂を固化させる。
こうして、図1に示す同軸ケーブル1を得る。
本実施形態における同軸ケーブル1の製造方法によれば、長手方向に沿ってテープ21を折り重ねて、絶縁線心10に巻いているため、テープを2回巻く場合と比べて、容易に金属層22同士を接触させてテープ21を絶縁線心10に巻くことができ、容易に優れたノイズ特性を有する同軸ケーブル1を製造することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図7は、本発明の第2実施形態に係るケーブルを示す図であり、図8は、ケーブルの長手方向に垂直な断面の構造の様子を示す図である。
図7に示すように、本実施形態のケーブルも同軸ケーブルである。同軸ケーブル2は、シールド層20が、テープ21が縦添えに巻かれることで、構成されている点において、第1実施形態の同軸ケーブル1と異なる。
本実施形態においては、図3に示す第1実施形態と同様に折り重ねられたテープ21が、図7、図8に示すように縦添えに巻かれている。本実施形態においても、テープ21は、一方側26が外側を向いて、他方側25が内側を向くようにして、他方側25の金属層22が、一方側26の金属層22に重なるようにして巻かれている。そして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに接触して、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに導通している。
なお、本実施形態においても、第1実施形態の同軸ケーブル1と同様に、一方側26と他方側25とが互いに折り重なっている部分が、一方側26における他方側25と重なっていない部分のみに重なるようにして、テープ21は、絶縁線心10に巻かれている。
このような同軸ケーブル2を製造するには、第1実施形態と同様にして、準備工程P1、及び、折り重ね工程P2を行う。
そして、巻回工程P3において、図5に示すように折り線Lに沿って折り重ねられたテープ21を縦添えにして、絶縁線心10の外周面上に巻く。このとき、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、テープ21の一方側26が外側を向いて、テープ21の他方側25が内側を向くようにして巻き、一方側26の他方の面において露出している接着剤24を絶縁線心10の外周面上に接触させて、テープ21を絶縁線心10上に固定する。また、テープ21を巻く際、他方側25の金属層22が、一方側26の金属層22に重なるようにして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とを互いに接触させる。そして、本実施形態においても、一方側26と他方側25とが互いに折り重なっている部分が、一方側26における他方側25と重なっていない部分のみに重なるようにテープ21を巻く。このようにテープを巻くことで、テープ21同士の重なり幅を小さくすることができ、幅の小さなテープ21を使用することができ、更に、巻回工程P3が容易になる。
本実施形態による同軸ケーブル2及びその製造方法によれば、テープ21を絶縁線心10に簡易に巻くことができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図9は、本発明の第3実施形態に係るケーブルを示す図である。
図9に示すように、本実施形態のケーブルは、複数の絶縁線心10の外周面が、シールド層20により覆われている複合ケーブルである点において、第1実施形態と異なる。なお、本実施形態の複合ケーブル3は、図9に示すように、絶縁線心10が2本である場合のツイナックス線である。
シールド層20は、テープ21から成り、テープ21の具体的な構成は、第1実施形態のテープ21と同様であり、テープ21は、複数の絶縁線心10の外周面全体に巻かれている点を除いて、第1実施形態の同軸ケーブル1と同様に巻かれている。
そして、複数の絶縁線心10の外周面を覆うシールド層20の外周面は、ジャケット30により被覆されている。
本実施形態の複合ケーブル3によれば、複数の絶縁線心のそれぞれの内部導体11からノイズが放射される場合においても、テープ21の金属層が隙間なく内部導体を覆っているため、ノイズを遮蔽することができる。
このような複合ケーブル3を製造するには、準備工程P1において、複数の絶縁線心10を準備すると共に、第1実施形態と同様にして、テープ21を準備する。複数の絶縁線心10を準備するには、第1実施形態と同様の方法で、それぞれの絶縁線心10を準備すれば良い。そして、第1実施形態と同様にして折り重ね工程P2を行う。
そして、巻回工程P3において、複数の絶縁線心10を束ねた状態で、折り線Lに沿って折り重ねられたテープ21を複数の絶縁線心10の全体に巻く。具体的な巻き方は、第1実施形態1における巻回工程P3と同様に行えば良い。
次に、第1実施形態の被覆工程P4と同様の方法で、巻かれたテープ21の外周面上に、ジャケット30を設ける。
こうして、図9に示す複合ケーブル3を得る。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図10を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等の構成要素については、特に説明する場合を除き、同一の参照符号を付して重複する説明は省略する。図10は、本発明の第4実施形態に係るケーブルを示す図である。
図10に示すように、本実施形態におけるケーブルは、絶縁線心10が1本であり、同軸ケーブルである。
同軸ケーブル4は、テープ21が、他方側25が外側を向いて、一方側26が内側を向くようにして、巻かれている点において、第1実施形態の同軸ケーブル1と異なる。別言すれば、本実施形態におけるシールド層20は、第1実施形態における長手方向に沿って折り重ねられたテープ21が、裏返しにされて、絶縁線心10の外周面上に巻かれている。そして、本実施形態においては、一方側26の金属層22の一部が、他方側25の金属層22に重なるようにして巻かれて、第1実施形態と同様にして、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに接触して、他方側25の金属層22と一方側26の金属層22とが、互いに導通している。こうして、テープ21によりシールド層20が形成されている。なお、本実施形態においては、図10に示すように、不要な接着を避けるため、テープの一方側26における他方側25と重なっていない領域に接着剤24が塗布されていない。
また、本実施形態においては、絶縁線心10の外周面上に図示しない接着剤が塗布されていることが、テープ21が絶縁線心10上に適切に固定できる観点から好ましい。
このような同軸ケーブル4を製造するには、第1実施形態と同様にして、準備工程P1、及び、折り重ね工程P2を行う。
そして、巻回工程P3において、他方側25が外側を向いて、一方側26が内側を向くようにして、テープ21を絶縁線心10の外周面上に巻く。つまり、上述のように、第1実施形態における巻回工程P3において、テープ21を裏返しにした状態で、テープ21を巻けば良い。
このとき、折り線Lの一方側26の金属層22が、他方側25の金属層22に重なるようにして、一方側26の金属層22と他方側25の金属層22とを互いに接触させる。
次に、第1実施形態と同様の方法で、被覆工程P4を行い、ジャケット30を設ける。
本実施形態による同軸ケーブル4によっても、金属層22が隙間なく絶縁線心10を覆っているため、優れたノイズ特性とすることができる。
以上、本発明について、第1〜第4実施形態を例に説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態において、テープ21は、樹脂製のフィルム23の一方の面上に金属層22が設けられているとしたが、金属層22がフィルム23の両面上に設けられていても良い。この場合、接着剤24は、一方の金属層22上に設ければ良い。さらに、テープ21は、フィルム23を有しておらず、金属の箔の一方の面上に接着剤が塗布された構成でも良い。更に、テープ21は、接着剤24を備えていなくても良い。
また、第3実施形態において、絶縁線心10の数を3本以上としても良く、更に、第2実施形態のようにテープ21を縦添えに巻いても良い。
また、第2実施形態や第3実施形態において、第4実施形態のように、テープ21が、他方側25が外側を向いて、一方側26が内側を向くようにして巻かれていても良い。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の内容をより具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは無い。
(実施例1)
直径が0.4mmで軟銅線の内部導体の外周面を、外径が1.5mmとなるようにポリエチレン製の絶縁層で被覆して、絶縁線心とした。また、幅が8mmで厚さが10μmのポリエチレンテレフタレート製のフィルムの一方の面上に、厚さ18μmのアルミから成る金属層を設け、フィルムの他方の面上に厚さ7μmで接着剤を塗布し、幅が8mmのテープとした。こうして、絶縁線心、及び、テープを準備した。
次に、テープの長さ方向に沿った縁から2mm場所に折り線を設けて、折り線の一方側を幅6mmとし、折り線の他方側を幅2mmとして、金属層が外側になるようにして、折り線の一方側と他方側とを折り重ねた。そして、接着剤により折り重ねた状態を保持した。
次に、折り線の一方側を外側に向け、折り線の他方側を絶縁線心側に向けて、テープを6mmのピッチで、螺旋状に絶縁線心の外周面上に巻いた。
(比較例1)
実施例1の絶縁線心と同様の絶縁線心を準備した。また、幅が6mmであること以外は、実施例1のテープと同様のテープを準備した。
そして、長手方向に沿って折り重ねることなく、実施例1と同様にして、絶縁線心上に巻いた。
次に、実施例1及び比較例1の金属層を接地すると共に、実施例1及び比較例1の内部導体のそれぞれに、1MHz〜10GHzの周波数の信号を印加した。そして、それぞれのケーブルから1mm離れた場所における、ノイズを測定した。その結果を図11に示す。
図11は、実施例1のケーブル、及び、比較例1のケーブルの周波数に応じたノイズレベルを示す図である。図11に示すように、実施例1のケーブルは、比較例1のケーブルに比べて、ノイズを最大で25dB低減することができ、平均でもノイズを約10dB低減できた。
この結果より、本発明によるケーブルは、ノイズ特性に優れることが分かった。
以上説明したように、本発明によれば、簡易な構造で、優れたノイズ特性を有するケーブル、及び、その製造方法が提供される。
1、2、4・・・同軸ケーブル
3・・・複合ケーブル
10・・・絶縁線心
11・・・内部導体
12・・・絶縁層
20・・・シールド層
21・・・テープ
22・・・金属層
23・・・フィルム
24・・・接着剤
25・・・他方側
26・・・一方側
30・・・ジャケット
L・・・折り線
P1・・・準備工程
P2・・・折り返し工程
P3・・・巻回工程
P4・・・被覆工程

Claims (10)

  1. 内部導体と、前記内部導体の外周面を覆う絶縁層と、を有する少なくとも1本の絶縁線心と、
    前記絶縁線心の外周面を覆うシールド層と、
    を備え、
    前記シールド層は、一方の面において露出する金属層を有するテープからなり、
    前記テープは、前記一方の面を外側として長手方向に沿って折り重ねられると共に、折り線の一方側における前記金属層と、前記折り線の他方側における前記金属層とが互いに接触するように、前記絶縁線心に巻かれることを特徴とするケーブル。
  2. 前記テープは、前記一方側の幅が、前記他方側の幅よりも大きくなるように、折り重ねられることを特徴とする請求項1に記載のケーブル。
  3. 前記テープは、前記一方側と前記他方側とが互いに折り重なっている部分が、前記一方側における前記他方側と重なっていない部分のみに重なるように巻かれることを特徴とする請求項2に記載のケーブル。
  4. 前記テープは、螺旋状に巻かれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のケーブル。
  5. 前記テープは、縦添えに巻かれることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のケーブル。
  6. 一方の面において露出する金属層を有するテープを前記一方の面を外側にして、長手方向に沿って折り重ねる折り重ね工程と、
    内部導体と、前記内部導体の外周面を覆う絶縁層と、を有する少なくとも1本の絶縁線心に、前記テープを、前記テープの折り線の一方側における前記金属層と、前記折り線の他方側における前記金属層とが互いに接触するように、巻く巻回工程と、
    を備えることを特徴とするケーブルの製造方法。
  7. 前記テープは、前記一方側の幅が、前記他方側の幅よりも大きくなるように、折り重ねられることを特徴とする請求項6に記載のケーブルの製造方法。
  8. 前記テープは、前記一方側と前記他方側とが互いに折り重なっている部分が、前記一方側における前記他方側と重なっていない部分のみに重なるように巻かれることを特徴とする請求項7に記載のケーブルの製造方法。
  9. 前記テープは、螺旋状に巻かれることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のケーブルの製造方法。
  10. 前記テープは、縦添えに巻かれることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のケーブルの製造方法。
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