JPH0225015A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置

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JPH0225015A
JPH0225015A JP17273088A JP17273088A JPH0225015A JP H0225015 A JPH0225015 A JP H0225015A JP 17273088 A JP17273088 A JP 17273088A JP 17273088 A JP17273088 A JP 17273088A JP H0225015 A JPH0225015 A JP H0225015A
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JP
Japan
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resin
semiconductor device
wire
sealed
semiconductor chip
Prior art date
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Pending
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JP17273088A
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English (en)
Inventor
Takamitsu Kanazawa
孝光 金澤
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂封止型半導体装置に関し、特に、半導体
チップの外部端子とリードとをボンディングワイヤで接
続する樹脂封止型半導体装置に適用して有効な技術に関
するものである。
〔従来の技術〕
本発明者は、入力電圧の変動にかかわらず出力電圧を一
定にする小型の3端子レギユレータの開発を行っている
。この3端子レギユレータは樹脂封止型半導体装置で構
成されている。
樹脂封止型半導体装置は、タブ上に搭載された半導体チ
ップの外部端子(ポンディングパッド)とリードとをボ
ンディングワイヤで電気的に接続し。
前記半導体チップを主体に樹脂で封止している。
タブと半導体チップとは導電性の銀(Ag)ペーストを
介在させて固着されている。タブには接地電位が印加さ
れており、したがって半導体チップの基板電位は前記タ
ブ側から供給されている。
なお、樹脂封止型半導体装置については、例えば、日経
マグロウヒル社、別冊「マイクロデバイセズJ no、
2.1984年6月11日発行、第82頁乃至第92頁
に記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明者は、前記3端子レギユレータである小型の樹脂
封止型半導体装置の開発に先立ち、次の問題点を見出し
た。
前記樹脂封止型半導体装置の半導体チップとタブとを固
着するAgペーストは導電率が低く抵抗値が高いので、
半導体チップに基板電位の供給を充分に行うことができ
ない。そこで、半導体チップの基板電位をタブ側からと
併用して表面側からも供給する構造に変更した。この基
板電位の表面側からの供給は、半導体チップの外部端子
とタブ又はこのタブに一体に構成されたリードとをボン
ディングワイヤで接続することで行われている。
ボンディングワイヤは直径約20〜25[μm]の比較
的細いAuワイヤを使用している。ところが、樹脂封止
型半導体装置は、長辺が約4[ffl]、短辺が約2[
anl、高さが約1.5[mulの夫々とする小型で構
成されているので、それに比列してタブ面積自体も小さ
くなり、基板電位を供給するボンディングワイヤの軌跡
が急峻になる。このため、基板電位を供給するボンディ
ングワイヤが半導体チップの角部分に接触してしまう。
このボンディングワイヤには基板電位が供給され、半導
体チップの基板電位と同電位であるので、短絡としての
問題はない。しかしながら、製造工程において樹脂封止
後の樹脂に作用する熱応力、又は製品完成後の使用中に
おいて樹脂に作用する熱応力によって、半導体チップの
角部に接触する部分のボンディングワイヤが切断する不
良が多発した。このため。
樹脂封止型半導体装置は、製造工程における歩留りが、
又は経時的な歩留りが低下するという問題があった。
本発明の目的は、樹脂封止型半導体装置の歩留りを向上
することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、樹脂封止型半導体装置の半導体チ
ップの角部分において、ボンディングワイヤが切断され
ることを防止し、前記目的を達成することが可能な技術
を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記目的を達成するための生産性
を向上することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち1代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
樹脂封止型半導体装置において、半導体チップの外部端
子側の表面の角部分を面取りする。
また、前記半導体チップの角部分の面取りは、ダイシン
グ工程前、ダイシング工程時又はダイシング工程後に行
う。
〔作  用〕
上述した手段によれば、前記面取りに相当する分、半導
体チップの角部分とボンディングワイヤとを離隔させ、
ボンディングワイヤに応力が集中しなくなるので、ボン
ディングワイヤの切断を防止し、樹脂封止型半導体装置
の歩留りを向上することができる。あるいは、半導体チ
ップの角部分の鋭い形状を面取りで緩和し、この角部分
にボンディングワイヤが接触してもボンディングワイヤ
に作用する応力を分散させることができるので。
ボンディングワイヤの切断を防止し、樹脂封止型半導体
装置の歩留りを向上することができる。
また、半導体ウェーハの複数個の半導体チップの角部分
の面取りを1度で行うことができるので、樹脂封止型半
導体装置の生産性を向上することができる。
以下、本発明の構成について、3端子レギユレータであ
る小型の樹脂封止型半導体装置に本発明を適用した一実
施例とともに説明する。
なお、実施例を説明するための全回において。
同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返し
の説明は省略する。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例である3端子レギユレータを構成する
樹脂封止型半導体装置を第1図(部分断面斜視図)で示
す。
第1図に示すように、3@子レギユレータである樹脂封
止型半導体装置1は、タブ2A上に導電性(又は絶縁性
でもよい)接着剤3を介在させて半導体チップ4を搭載
している。
前記タブ2Aは基板電位(接地電位)用のリード2Bに
一体に構成されている。このリード2Bの両側に夫々対
向する位置には、入力電圧用のり−ド2C5出力電圧用
のり−ド2Dの夫々が設けられている。この樹脂封止型
半導体装置1は、前記リード2B、2C12Dの夫々が
一列に配置された5IP(シングル・インライン・パッ
ケージ)型で構成されている。タブ2A、リード2B、
2C12Dの夫々は、例えばCu系材料やFe−Ni系
材料で形成され、その表面には半田が被覆されている。
前記導電性接着剤3は例えば安価なAgペーストを使用
する。また、導電性接着剤3は、これに限定されず、A
u−8i系接着剤を使用してもよい。
半導体チップ4は、単結晶珪素からなる半導体基板で構
成されており、その表面には例えばバイポーラトランジ
スタ等の半導体素子が設けられている。半導体チップ4
の表面の周辺領域には複数個(本実施例は3個)の外部
端子(ポンディングパッド)4Aが配置されている。外
部端子4Aは半導体チップ4の半導体素子間を接続する
配線例えばアルミニウム配線と同一導電層で構成されて
いる。特に制限はしないが、外部端子4A上にはボンダ
ビリティを向上する金属層が設けられている。
前記半導体チップ4の夫々の外部端子4Aは、ボンディ
ングワイヤ5を介在させてタブ2A(又はリード2B)
、リード2C,リード2Dの夫々に接続されている。外
部端子4Aとタブ2Aとを接続するボンディングワイヤ
5は、樹脂封止型半導体装置1が小型で構成されかつタ
ブ2A自体の面積が小さいので、急峻な軌跡を描いてボ
ンディングされている。また、外部端子4Aとリード2
Bの両側に配置されたリード2G、2Dの夫々とを接続
するボンディングワイヤ5は、リード2C。
2Dの夫々のインナ一部分がタブ2A及びリード2Bに
比べて若干高い位置に構成されているので、緩やかな軌
跡を描いてボンディングされている。
ボンディングワイヤ5は例えば直径約20〜25[μm
]の比較的細いAuワイヤを使用している。
ボンディングワイヤ5は例えばボール・ウェッジ・ボン
ディング法で接続されている。
前記半導体チップ4、タブ2Aの表面側、リード2B、
2C,2Dの夫々のインナー側及びボンディングワイヤ
5は樹脂封止部(レジン)6で封止されている6樹脂封
止部6は例えばエポキシ系樹脂で形成されている。この
樹脂封止部6は、例えば、長辺が約4[膿コ、短辺が約
2[+m]、高さが約1.5[m]で構成されており、
樹脂封止型半導体装置1は非常に小型で構成されている
この樹脂封止型半導体装置1は、同第1図に示すように
、半導体チップ1の外部端子4Aが設けられた側の表面
の角部分4Bが面取りされている。
この角部分4Bの面取りは約15〜25[μm]の寸法
において約45c度コの角度で行われている。
このように構成される樹脂封止型半導体装置1は、前記
面取りに相当する分、半導体チップ4の角部分4Bとボ
ンディングワイヤ5とを離隔させ、樹脂封止部6の熱応
力が作用しても、ボンディングワイヤ5に応力が集中し
なくなるので、ボンディングワイヤ5の切断を防止し、
製造工程、或は経時的な歩留りを向上することができる
また、このように構成される樹脂封止型半導体装置1は
、半導体チップ4の角部分4Bの鋭い形状を面取りで緩
和し、この角部分4Bにボンディングワイヤ5が接触し
ても、ボンディングワイヤ5に作用する応力を分散させ
ることができるので、ボンディングワイヤ5の切断を防
止し、製造工程。
或は経時的な歩留りを向上することができる。
次に、前記樹脂封止型半導体装置1の半導体チップ4の
角部分4Bに面取りを行う方法について、第2図乃至第
5図(各製造工程毎に示す半導体ウェーハの要部断面図
)を用いて簡単に説明する。
まず、第2図に示すように、半導体ウェーハ4Cを用意
する。半導体ウェーハ4Cは例えば約3oO〜40o[
μm]程度の厚さで形成されている。
この半導体ウェーハ4Cの表面には、所定間隔で規則的
にかつ行列状に複数配置された半導体チップパターン形
成領域4D、それらの間に形成されたダイシングエリア
4Eの夫々が設けら九でいる。
ダイシングエリア4Eは、この寸法に限定されないが、
約60〜100[μm]程度の幅寸法で形成されている
次に、第3図に示すように、半導体ウェーハ4Cの表面
のダイシングエリア4Eを断面V字状に切削し、半導体
チップ4の角部分4Bに相当する部分に面取りを施す、
この面取りは半導体チップパターン4Dとの間に約20
[μml程度の余裕寸法を確保して行われる0面取りは
、例えば断面V字形状のダイヤモンドカッターを用い、
ダイシング工程と同様な手法で行う。
次に、第4図に示すように、半導体ウェーハ4のダイシ
ングエリア4Eにおいて、前記面取りされた部分の中央
部分にダイシングを施し、半導体チップ4として分割す
るための溝4Fを形成する。
この溝4Fの幅寸法は例えば約20[μm]程度で形成
されている。溝4Fは例えば断面方形状のダイヤモンド
カッターを用いて形成する。
次に、第5図に示すように、前記半導体ウェーハ4Cの
ダイシングエリア4Eに形成された溝4Fに沿って半導
体チップパターン4Dを複数に分割し、複数個の半導体
チップ4を形成する。
このように、前記樹脂封止型半導体装置1の半導体チッ
プ4の角部分4Bの面取りは、ダイシング工程前に行う
(半導体ウェーハ4Cの状態で行う)ことによって、半
導体ウェーハ4Cの複数個の半導体チップパターン4D
(半導体チップ4に相当する)の角部分4Cの面取りを
一度に行うことができるので、生産性を向上することが
できる。
本発明は、前記半導体チップ4の角部分4Bの面取りを
ダイシング工程後に、又は断面V字形状及び断面方形状
を有するダイシング用カッタを用いてダイシング工程時
に行フてもよい、特に、後者の場合、面取り工程をダイ
シング工程中に組み込んでいるので1面取り工程に相当
する分、樹脂封止型半導体装置1の製造プロセスを低減
することができる。
以上1本発明者によってなされた発明を、前記実施例に
基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは勿論である。
例えば、本発明は、前記SIP型の樹脂封止型半導体装
置に限定されず、DILP等、ボンディングワイヤを使
用する樹脂封止型半導体装置に広く適用することができ
る。
また1本発明は、半導体チップの外部端子とリードとを
ボンディングワイヤで接続し、この部分に樹脂をポツテ
ング法で塗布し、この半導体チップ等をセラミック封止
部で封止するセラミック封止型半導体装置に適用するこ
とができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
樹脂封止型半導体装置において、ボンディングワイヤが
切断されることを防止し、製造工程或は経時的な歩留り
を向上することができる。
また、前記樹脂封止型半導体装置の生産性を向上するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例である3端子レギユレータ
を構成する樹脂封止型半導体装置の部分断面斜視図、 第2図乃至第5図は、各製造工程毎に示す、前記樹脂封
止型半導体装置の半導体チップを形成する半導体ウェー
ハの要部断面図である。 図中、1・・・樹脂封止型半導体装置、2A・・・タブ
、2B〜2D・・・リード、3・・・接着剤、4・・・
半導体チップ、4A・・・外部端子、4B・・・角部分
、4C・・・半導体ウェーハ、5・・・ボンディングワ
イヤ、6・・・樹脂封止部である。 第1図 第3図 第5図 G C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体チップの外部端子とリードとをボンディング
    ワイヤで接続する樹脂封止型半導体装置において、前記
    半導体チップの外部端子側の表面の角部分を面取りした
    ことを特徴とする樹脂封止型半導体装置。 2、前記半導体チップの角部分の面取りは、半導体ウェ
    ーハを半導体チップに分割するダイシング工程前、ダイ
    シング工程時又はダイシング工程後に行われていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の樹脂封止型
    半導体装置。 3、前記半導体チップの角部分の面取りは、半導体ウェ
    ーハを半導体チップに分割するダイシングエリア内にお
    いて行われていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の樹脂封止型半導体装置。
JP17273088A 1988-07-13 1988-07-13 樹脂封止型半導体装置 Pending JPH0225015A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8358018B2 (en) 2008-05-07 2013-01-22 Panasonic Corporation Resin sealing structure for electronic component and resin sealing method for electronic component

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US8358018B2 (en) 2008-05-07 2013-01-22 Panasonic Corporation Resin sealing structure for electronic component and resin sealing method for electronic component

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