JPH0224974A - 電気化学セル - Google Patents

電気化学セル

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JPH0224974A
JPH0224974A JP1134445A JP13444589A JPH0224974A JP H0224974 A JPH0224974 A JP H0224974A JP 1134445 A JP1134445 A JP 1134445A JP 13444589 A JP13444589 A JP 13444589A JP H0224974 A JPH0224974 A JP H0224974A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高温再充電可能な電気化学蓄電セル、かかる
セルに使用される溶融塩電解質、及びかかるセルの動作
方法に係る。
本発明の1つの目的は、セルの動作温度で溶融するアル
カリ金属アノードと、アノードと同じアルカリ金属を含
みハロゲンイオンとして塩素イオンを含みセルの動作温
度で溶融するアルカリ金属アルミニウムハロゲン化物の
溶融塩電解質と、Fe、Ni、Co、 Cr及びMnか
ら成る遷移金属のグループから選択された少なくとも1
種類のカソード活物質を含み前記電解質と接触している
カソードと、アや ノードと電解質とを互い隔離すべく該アノードと該電解
質との間に配置されておリアノードのアルカリ金属のイ
オンの固体伝導体から成るセパレータとを含み、電解質
が、N2x、NY及びNAZ〔式中、Hはアノードのア
ルカリ金属、Xは二価アニオン、Yは一価アニオン、Z
は原子価への多価アニオンである〕から成るグループか
ら選択されたドーパントを含有し、前記ドーパントが電
解質のルイス酸性を低下させるべく作用することを特徴
とする高温再充電可能な電気化学蓄電セルを提供するこ
とである。
即ちドーパントは、14ANC/V、と反応式(1)〜
(IV)、(1)M2X+ MAICj!、 →214
C1+ MAffiC12X、(II )M2X+ 2
M八へC44−2MC1+ A2(tJ3Affi −
X −AlC15)、(■)NY+MANC1,→MC
f+ MANC4aY、または、(IV )MAZ+ 
M//IC1,→MC4+NA(^lc1.Z)のいず
れかに従って反応し、反応生成物MA4CN2X、A2
(C1,^f−X−^ICb>及びNA4Cj!、Yは
MAICI!4より低いルイス酸性を有し、ドープ溶融
塩電解質がHとAlとをH:Alのモル比1:1以上で
含有する。
アノード及び溶融塩電解質のアルカリ金属HはNaでよ
く、セパレータはβ−アルミナのごときナトリウムイオ
ンの固体伝導体である6代表的なセパレータはβ−アル
ミナ(例えばβ″−アルミナ)′!!。
たはナシコン(nasieon)のごときナトリウムイ
オンの固体伝導体であるが、各々カリウムまたはリチウ
ムイオンの伝導体であるカリウム−またはリチウム−β
−アルミナのごときカチオン交換β−アルミナも本発明
で同等に使用できる。
本発明のセルにおいて、カソード活物質は溶融塩電極を
内部に含浸した電解質透過性で電子伝導性のマトリック
スに分散しているのが有利である。
該マトリックスは金属形態のカソードの遷移金属から形
成されてもよく、または遷移金属と炭素、ケイ素、窒素
、ホウ素またはリンのごとき非金属との中間的な耐熱性
の硬質金属化合物でもよい。
HがNaの場合、前記反応式(I)〜(■)は、(V 
)Na2x+ NaAlC1<=Zt4aC1+ Nt
AICIhX、(■)NJI2X+ 2NaAjIC1
4−+2NaC1+ Na2(C1z^トX−AlC1
3)(■)NaY + NaAlC1< →NaCj!
 + NaAICb Y、及び、(■)NaAZ+Na
Af(/!、→NaC1+NaA(^jICf3Z)で
示される。
上記の反応式(It)及び(Vl)においてANとXと
を含有する反応生成物は式 で示される基本構造をもつ高分子のアニオンを有する。
また、より長い構造−Δ1−X−^1−X−Δl−・・
・の高分子も可能である。また、反応(1’/)及び(
■)の反応生成物に関しても同様の高分子が生成し得る
ドーパントは、A20、M2C0,,8□Sし、M2P
O,、MJL、M2S0.、MAffiO□及びHPO
、から成るグループの少なくとも1つから選択され得る
上記のごとくHの代表例はNaである。従って82Xの
定義に包含される物質の例はNa2O、Na2CO3、
Na2SO4、Na2PO,、Nazf104及びNa
zSO−であり、NYの例は、Na2CO3及びNaP
O,である。シュウ酸ナトリウム[COONa]2、ホ
ウ砂[NaJ40.o]及びビロリン酸ナトリウム[N
a=Pz07]の使用も可能である。これらの物質、は
好ましいアニオンのいくつかの例にすぎない。従って、
C1−よりも電気陰性度の低い原子または基を含有して
おりへICl3分子のC1−に置換し得るその他のアニ
オンを代替物として使用し得ることを理解されたい。出
願人の知見によれば、HがNaの場合にはドーパントが
Na2CO3であるから溶融塩電解質中のハロゲンイオ
ンが塩素イオンだけであるという利点が得られる。
上記のご)−< MAfCj!にM2(C12^f  
X  AlC1,)もしくはそのポリマー;HAj!(
J、Y、またはMA(^lc1.Z)もしくはそのポリ
マーは、HAICl、よりも低いルイス酸性を有する必
要がある。言い替えると、^1cIX。
または(fJ2^1−X−AlC12)もしくは・その
ポリマー;(^zcz、z>もしくはそのポリマー;ま
たは^/fJ2Yの各々は^IC1,よりも弱いルイス
酸でなければならない。
ドーパントは溶融塩電解質中に2〜30モル%、好まし
くは5〜10モル%の割合で存在し得る。
本発明はまた、本文中に定義したM2CMY及びMAZ
から成るグループから選択されたドーパントを含有する
高温再充電可能な電気化学蓄電セル用の溶融塩電解質を
提供する。
本発明は更に、特に過充電の際に本文中に記載のごとき
セルの内部抵抗の漸増を防止する方法を提供する。該方
法は、本文中に定義したM2X、 MY及びMAZから
成るグループから選択されたドーパントをセル中の液体
電解質にドーピングすることを特徴とする。
セルの溶融塩電解質が実質的にドープされた塩化アルミ
ニウムナトリウムから成り、ハロゲンイオンとして塩素
イオンだけが含まれている前記のごとき特定の場合にお
いては、ドーパントが存在しない電解質を化学量論的に
正確なNaAlCl4として示すことができ、Na:^
lイオンのモル比は1:1である。この非ドープ電解質
(undopecl electrolyte)はAl
1ce3ルイス酸とNaCNルイス塩基との混合物と考
えることができる。ここで使用されるセパレータのβ−
アルミナは、^1203ルイス酸とNa2Oルイス塩基
とを含有し一緒に化合物Na20・IIIN2O3を形
成していると考えられる。NaAlC1,電解質が前記
Na2O・11^120.よりもルイス酸性なので、非
ドープ電解質NaAfC4’、とβ−アルミナとが式(
LM)、(IX)Naz041^120z + NaA
lC14−”2Na14+ 11^R20* + Na
Al1Cl2Oに従って反応し、β−アルミナのナトリ
ウムイオン伝導性成分であるNa2Oがβ−アルミナか
ら欠失すると考えられる。^1c13:NaCj!のモ
ル比が〉■であるときはこの反応がより容易に生じる。
場合に応じて、カリウム−またはりチウム−βアルミナ
とカリウムまたはリチウムから成るアルカリ金属の溶融
塩電解質とを使用する同様の系においても同様の欠失が
生じる。
従って、溶融塩電解質のルイス酸性を低下させる前記に
定義したドーパントM2X、 MYまたはMAZのいず
れかを溶融塩電解質に混入するト反応(IX)、)ごと
き反応が起こり難くなる。また、MA&C&、電解質が
H゛カチオン^lIC1,−アニオンとを含むと考える
と、該アニオンは、平衡反応(X) (X)^lC1,−: C1−+^lCムによって01
−アニオン及びへICl3ルイス酸分子と平衡して存在
する。この平衡を左に移し電解質中の遊離^(ICI 
3の濃度を低下させるドーパントが好ましい。
上記の反応式(1)、(II)、(III)または(I
V)から、ドーパントM2χ、NYまたはMAZをMA
fCl、に添加するコトニヨッテ、N/1C12X 、
またはM2((LΔ1−X−八1C13>もしくはその
ポリマー ;MANCe、Y;またはM(八zc1.z
)もしくはそのポリマーが生成されるであろう。これら
のアニオンは夫々、(八IC12x)″、(CNA4.
Aj!−X^IC1,)2−もしくは同様の高分子アニ
オン、(八ffJ)Y)または(八ICLZ) ” −
テアッテ、C1−7= オフ トANCIX ;または
(C12^1−X−^1cf12)もしくはそのポリマ
ー;^1cbY:または八IC12zもしくはそのポリ
マーのごときルイス酸分子と共に平衡して存在する。生
成されるルイス酸は^IC12よりも弱い酸でなければ
ならない。
例えばNa2Oをドーパントとして使用する場合、^1
clXは^IC10である。ドーパントがNazPO−
の場合、^ICeXは^1CIPO,である。ドーパン
トがNa2B04の場合、AlCl!Xli AlIC
1llO,テある。AlCl01AIICIPOイ及び
^1CfBO,はいずれも八IC1,より弱いルイス酸
である。
従ってかかるドーパントを添加すると^ICl3の総濃
度が低下し、その結果、溶融電解質の全体としてのルイ
ス酸性が低下する。この結果、前記の反応(IM)のご
とき反応が起こり難くなり、従ってβアルミナセパレー
タのNa2O欠失の速度及び/または程度が減少する。
このような欠失はセパレータの被毒(poisonin
g)形態の1つと考えられる。
添加されるドーパント、即ちその性質及び割合がセルに
対して不都合な影響を与えてはならないことは勿論であ
る。即ち、ドーパントは基本的な電気化学セル反応を妨
害してはならない。また、ドーパントによって溶融電解
質の融点が許容できないほど上昇してはならない。ドー
パントの選択において、立体要因(steric fa
ctor)がある程度重要であり、嵩高い(bulky
)アニオン(C1−よりも嵩高いアニオン)を有するド
ーパントを使用すると、HAICI2X:またはN2(
fJ!、^f−X−八1C1へ)もしくはそのポリマー
;またはMAICZ、Y、またはMA(八IC1,Z>
もしくはそのポリマーがセパレータの表面で反応(IM
)と同様にしてN20・11^120.と反応する傾向
が抑制され、有利な結果が得られる。
最後に留意すべきは、本発明によればある種のカソード
活物質例えばFe/FeCl2、ある種の遷移金属塩化
物例えばFeC1zは、高温例えば300℃以上で電気
化学的に不活性化される(即ち電気化学的用途に使用で
きない)と考えられることである。この考え方は、これ
らの物質が溶融電解質中に存在するMCNまたは^lc
1.のごとき物質と反応して電気化学的に不活性な生成
物(ポリマーまたは同様の不活性相)を形成することに
基づく。従ってこの見地からも、溶融電解質中のへIC
l3濃度を低下させる(^lc1.−側に平衡をずらす
)ドーパントが有利であることが理解されよう。
次に本発明を実施例及び添付図面に基づいて説明する。
但し、これらの実施例は本発明を限定するものではない
1−ドープ   の 微細粉末形態の1.252に、のAfCI!、を0.5
48kgのNaC1と完全に混合した。この混合物をニ
ッケルポット内で加熱し、温度250℃〜300℃に約
18時間維持して、モル比1:1のNaCj!と^IC
l3とを含む溶融した非ドープクロロアルミン酸ナトリ
ウム電解質を調製した0次に非ドープ電解質にNa2C
Oiドーパント(^jIC4*1kg当たりNIL2C
O3301F)を混合した。部分的にドープされた電解
質を250〜300℃で約2時間平衡に達するまで反応
させ、金属アルミニウム粉末(八NCN、1に#当たり
約51?)をメルトに混合し、出発物質へ1C1,中に
存在していた残留酸性水素を除去し、完全にドープされ
た電解質を250〜300℃に約1時間維持して平衡状
態とした。
このようにしてβ−アルミナセパレータとFeCZ2、
N1Cj!2、CoC(g、CrCl2、M n C(
12またはこれらの遷移金属塩化物の2種以上の混合物
の形態のカソード(充電)と、を有する前記のタイプの
セルで使用できる適当なドープ溶融塩電解質(Na2C
O,をドープしたクロロアルミン酸ナトリウム)を調製
した。新規な電解質は、八NCN、、NaCj!、Na
2CO=及びアルミニウム金属の使用量から判断して、
形成された溶融塩溶液中にNa:^lをモル比1:1で
含有していた。
この要件は出発材料のNaC1を多少過剰に使用するこ
とによって容易に充足できる。Na2CO,を使用する
のでドープ電解質のルイス酸性はモル比1:1のNaC
l2:へ1C13メルト(即ちNaAjICl、)より
低い。
この溶融塩電解質を第1図のタイプのセルに使用し得る
第1図では、本発明の高温再充電可能な電気化学セル全
体が参照符号10で示される。セルは、βアルミナセパ
レータ14によってアノード室16とカソード室18と
に分割されたハウジング12を有する。アノード室は溶
融ナトリウムから成るアノード活物質20を収容し端子
棒/電流コレクタ22を備える。
カソード室は前記のごと<Na2CO=をドープしたク
ロロアルミン酸ナトリウム溶融塩電解質24を収容し、
端子棒/電流コレクタ26を備える。カソード28はカ
ソード室に配置され前記電解質24で飽和された電子伝
導性で電解質透過性の多孔質マトリックスを含み、端子
棒26は該マトリックスに埋設されている。充電状態で
カソード28は、マトリックス及び電解質24と接触し
た状態でカソード内部に分散した1種以上の前記遷移金
属塩化物、例えばNiCl2またはFeCl2をカソー
ド活物質として含む。
セル放電の際には、ナトリウムがアノード20からセパ
レータ14及び電解質24を経由してイオン形態でカソ
ードに移行する。カソードにおいてFeCl2が分解さ
れ鉄とMnC1とが生成する0次の充電段階では逆の現
象が7生じる。即ち、カソードにおいて鉄が消費されて
FeCβ2が生成し、イオン形態のナトリウムが電解質
24とセパレータ14とを経由してアノードに戻り、ア
ノードで電子を受容して溶融ナトリウムを形成する。
従って、セルの完全充電状態で電解質中のNaと^lの
モル比が1:1のときこの比は放電中にも維持されるこ
とが理解されよう。その理由は、セルの放電によって電
解質24と接触した固体形態のNaC1が生成されるの
で前記比が1=1より低い値になり電解質が酸性になる
ことはあり得ないからである。
しかしながら、安全性を高める配慮から、電解質24中
の酸性化に対する防止策として、セルの完全充電状態で
カソードマトリックス中に微粉形態で分散させて、カソ
ードに少量の過剰1;1Naclが含まれるようにして
もよい。
−を例2−1  = 本発明に従って種々の電解質を調製した。どの場合にも
ドーパントを3質量%の濃度で使用した。
以下のドーパントを試験した。
炭酸ナトリウム シュウ酸ナトリウム((COONa)2、酸化物供与体
)ビロリン酸ナトリウム(Na4P207、所謂Lux
−Flood酸)、及び ホウ砂(NaJ、0.o、所謂Lux−Flood酸の
共役塩基)。
ドープ電解雪中のドーバン1〜の濃度を最適化する試験
は全く行なわなかったこと、特定セルのドーパントの最
適濃度及び特定セル用の最適ドーパントを決定するため
に常用の実験て十分であることを強調しておく。
第2図は使用した試験セル30を示す。該セル30は炉
36の通路34に直立状態で配置されたガラスビーカー
32の形状の円筒状ハウジングを有する。ナトリウムカ
チオンの円筒状ソース/シンク38はビーカー32の底
部に同心的に支持されている。該ソース/シンク38の
組成に関しては後述する。別のソース/シンク40がソ
ース/シンク38の内部に同心的に配置されている。
2つのβ″−アルミナ管がソース/シンク38に内蔵さ
れている。即ち外側のβ″−アルミナ管42はソース/
シンク38と同心的に配置されビーカー32の底部に支
持されており、内側のβ″−アルミナ管44は管42の
内部に同心的に配置されている。ソース/シンク40も
円筒形であり、後述するごとく充電状態次第でソース/
シンク38と同じ組成を有する。ソース/シンク40は
管44に内蔵され該管の底部に支持され、管44の円筒
状側壁から半径内側方向に離間している。溶融塩電解質
46はビーカー32内部のソース/シンク38を浸漬さ
せるに十分な深度までビーカー32に充填されている。
管44も同様にソース/シンク40を浸漬させるに十分
な溶融塩電解質48を収容している。管44の下端は、
電子的に絶縁性のα−アルミナスペーサー50によって
管42の底部上方に支持され、管42は溶融塩電解質5
2を収容し、該電解質52は管44の下部を包囲してい
る。電解質48のレベルは電解質52のレベルより上方
にあり、電解質52のレベルは電解質46のレベルより
上方にある。
ビーカー32の頂部は、管42の頂部を包囲する環状K
aot++oo Iセラミックウールプラグ54によっ
て閉鎖されている。管42の頂部は、管44を包囲する
環状Kaowoo Iプラグ56によって閉鎖されてい
る。最後に、管44の頂部は、Kaou+oolプラグ
58によって閉鎖されている。
セルの端子60はプラグ58を貫通してソース/シンク
40と接触し、端子62はプラグ54を貫通してソ−ス
フシンク38と接触している。通路34においてビーカ
ー32の外側に温度モニター巾熱電対64が配備されて
いる。乾燥窒素雰囲気下に(図示しない)グローブボッ
クス内でセル30を組立て、充填し、作動させる。
ソース/シンク38,40は、多孔質焼結ニッケル円筒
から同様にして形成された。飽和Na1J水溶液に円筒
を浸漬して乾燥することによって円筒にNaC1を含浸
させた。次に該ソース/シンク38を電気化学セルのカ
ソードとして使用し、ソース/シンク38のニッケルを
反応 Ni+2NaC1→’Ni1j!z+2Naに従って電
気1ヒ学的に塩素化した。該セルにおいて該ソース/シ
ンク38は中性NaAlCN4(等モル量のNaCNと
^IC13)溶融塩電解質によって飽和され浸漬され、
電解質は、該溶融塩電解質で飽和したNiCl2とニッ
ケル粉末との混合物からβセパレータによって隔離され
ていた。この混合物はナトリウムイオンシンクを形成し
、ソース/シンク38が塩素化されると、上記反応によ
って生成したナトリウムが、ソースとして作用したソー
ス/シンク38から前記ニッケル粉末とNiCl2との
混合物にイオン形態で移行した。該混合物は該イオンの
シンクとして作用した。該シンクにおいてナトリウムイ
オンは反応 28a+NiC&2−ZNaC1+Niに従ってN1f
J’z粉末と反応した。
セルに電位を印加して外部回路からニッケル電流コレク
タを介して電子を粉末混合物に供給しソース/シンク3
8から取り出すことによって塩素化を生起した。このよ
うにしてソース/シンク38を5^hに充電した。
充電したソース/シンク38を次に、電解質46で飽和
した第2図のセル30に図示のごとく配置した。
乾燥NaC1を含浸させた非塩素化ソース/シンク40
を図示のごとくセル30の管44内に直接配置し電解質
48で飽和させた。電解質46及び電解質48の双方は
、tbclと八NCj!、との等モル混合物から成る中
性のNaΔIC(4電解質であり、セルを後述するごと
く使用したときにこれらの電解質が常時中性に維持され
るように十分に過剰な固体NaC1を各電解質に添加1
7た。
次に、等モルの中性NaAlCff−溶融塩を電解質5
2として使用し試験セル30のコンディショニングまた
は試験運転を行なった。即ち、ソース/シンク38のN
aCNを還元しソース/シンク40のニッケルを塩素化
するために端子60 、62に電位を印加した。次にこ
の電位を反転させて反応を逆行させた。ソース/シンク
38 、40が分% (polarization)を
全く生じることなく再現可能な約2Allの容量で終始
可逆的に動作するまで、セルに対してこのような電位反
転と電流掃引とのサイクルを十分な回数繰り返した。
どの試験においても、ベース(非ドープ)電解質として
はクロロアルミン酸ナトリウムを使用し、中性(モル比
50:50のNaC1:^IC1z)の電解質、及び、
スミ解質を試験した。
試験中、セル30の電解質46.48としては終始前記
中性電解質を使用し、電解質52として種々の電解質を
試験した。
最初にセル30を中性メルト52でコンディショニング
したとき、該セルの内部抵抗は後述する第7゜図のプロ
ット21で示すように極めて小さい。セルを通る電流の
方向にかかわりなくセル30は同じ内部抵抗を示し、電
圧と電流との関係は実質的に直線状(オーム的挙動(o
hmic behaviour))である。
また、抵抗は時間の経過に伴って少し増加したが、この
増加は酸性電解質52に関する後述の結果に比較して無
視できる値である。実際、内部抵抗は、中性メルト46
.48.52とβ″−アルミナ管42.44との抵抗か
ら予想された値と一致した。
どの場合にも、本発明のドープした電解質は、少量のメ
ルトにドーパントを添加し、これをグローブボックス内
のメルj・に乳鉢と乳棒とによって混合して調製された
。この混合物を次に管42と管44との間に予め充填し
ておいた電解質の残りの成分に粉末として添加した。種
々の酸性メルトを得るために、溶融^IC1,の適当な
少量のアリコートを管42と44との間のドープした中
性メルト52に添加しな。
各ドーパント毎に新しい組の管42.44を使用したこ
とに注目されたい。NafJ :AlCl3を種々のモ
ル比、例えば50:50.49:51.48:52.4
7:53及び43:57で使用した。各ドーパント毎に
全部のモル比を試験したわけではない。各ドーパント毎
に最初に50=50のモル比を直ちにまたはいくつかの
場合には後述する特定の時間後に試験した。次にモル比
49:51を与える十分な八IC1,を添加しこれを直
ちにまたは後述する特定の時間後に試験した。更に次の
モル比48:52を与える八IC!、を添加し同様にし
て試験した6以後同様にして43:57になるまで八I
C1,の割合を漸増し、特定ドーパントに対して同じ管
42゜44を使用しながら試験を継続した。
ナトリウムドーパント 表Iに示すような種々の配合比の電解質に対してこのド
ーパントを試験しな。
電解質 宍」− ベース電解質中の量 NafJ(tl$$)  AlCl、(t82)添加ド
ーパントの 質量濃度($m/m) 0(対照) セル30(第2図)の試験においては、どの場合にも同
量の上記配合電解質を使用し、端子60.62の電圧を
少量ずつ逓増し、どの場合にもセルを通る電流を測定し
、結果を第3図にプロットした。セルを300℃に加熱
直後及び300℃に到達後の種々の時点で試験した。
第3図において、プロット1は電解質1を使用したセル
を300°Cに加熱直後に測定した結果を示す、プロッ
ト2は電解質2を使用し300℃に2時間維持した後の
試験結果を示す。プロット3は電解質3を使用し300
℃に加熱20時間後の試験結果を示す。電解質3を30
0 ’Cに加熱120時間後に試験した。電解質4及び
電解質5を300℃に加熱20時間後に試験した。電解
質2を加熱直後に試験した。
これらの4つの試験はすべて、プロット1とプロット4
との間の極めて近接したプロット、即ち第3図の斜線領
域に存在するプロットを与えた。
シュウ ナト1ウムドーパント 以下の表Hに示す配合比の電解質に対してシュウ酸ナト
リウムドーパントを使用し前記の炭酸ナトリウムドーパ
ントと同様に試験した。
友り 電解質 ベース電解質中の量  添加1・−パン1〜の
NaC1(モル2) 八ff1(J!z(モル$)  
質量)農度(Km/m)F3   43    57 
    39   47、   53     312
   49    51     0(対照)結果を第
4図に示す。第4図のプロワl〜5は電解質7を300
°Cに加熱直後に試験した結果、プロット6は電解質8
を300°Cに加熱直後に試験した結果、プロット7は
電解質83300℃に加熱4時間後に試験した結果、ブ
ロワl−8は電解質12を300℃に加熱20時間後に
試験した結果を夫々示す。電解質9 Jo、11を30
0℃に加熱20時間後に試験すると、これらの3つの電
解質はプロット5とプロ・ント9との間、即ち第4図の
斜線領域に存在するプロ・ントを与えた。
ビロリン すトリウムNa2P 207)ドーパン1へ
以下の表■に示す配合比の電解質に対してNa2Pz0
7ドーパントを使用し前記の炭酸ナトリウムドーパント
と同様に試験した。
友1 電解質 ベース電解質中の量  添加ドーノ(ントのN
aCff(モル2) AlICN5(モル$)ττ量;
農度($ +n / m )17   49    5
1     0(対照)結果を第5図に示す、第5図の
プロット10は電解質13を300℃に加熱直後に試験
した結果を示し、ブロワl〜11は電解質14を300
℃に加熱直後に試験した結果を示し、プロワ1−12は
電解質14を300℃に加熱20時間後の結果を示し、
プロット13は電解質17を300℃に加熱20時間後
の結果を示す、電解質15及び16を300℃に加熱2
0時間後に試験するとこれらの結果はプロット10とプ
ロット14との間のプロット、即ち第5図の斜線領域に
存在するプロットを与えた。
ホウ NaB<O3o ドーパント 以下の表■に示す配合比の電解質に対しホウ砂ドーパン
トを使用して前記の炭酸ナトリウムドーパントと同様に
試験した。
青」し 電解質 ベース電解質中の量 NaCN(モル$) 八IC13(モル2)]8   
50    50 添加ドーパントの 質量濃度($m/m) 0(対照) 結果を第6図に示す。第6図においてプロット15は電
解質18を300°Cに加熱直後に試験した結果を示し
、プロット16は電解質20を300℃に加熱直後の結
果を示し、プロワI〜17は電解質20を300℃に加
熱20時間後の結果を示し、プロット18は電解買19
を300℃に加熱vL後の結果を示し、プロット19は
電解質19を300℃に加熱20時間後の結果を示し、
プロット20は電解質21を300℃に加熱20時間後
の結果を示す。
第3図から第6図より、第3図の炭酸すl・リウムドー
パントが最も有効であることが判明した。
プロット2はNaC1:^IC1,をモル比43:57
で配合した電解質2の20時間後の抵抗増加が比較的少
ないことを示す。また、電解質3の20時間後の抵抗も
プロット1で示すモル比50:50の対照よりも少し増
加しただけである。
第4図によれば、シュウ酸ナトリウムもメルトの酸性条
件に対してメルト及び/またはβ″−アルミナ管に耐性
を与える有効なドーパントであると考えられる。 Na
CN:^ICl3のモル比43:57の電解買っだけが
20時間後にぼ著な抵抗増加を示した(プロット7)。
ピロリン酸ナトリウムドーパントを使用した場合にはく
第5図)、NafJ :八ff1cN3のモル比が47
:53になるまで^IC1,を増加させたときにはじめ
て有意な抵抗増加が生じたくプロット12)。八/CN
、の添加を20時間おきに行なうので、緩慢な抵抗増加
が明らかになるまでには時間がかかる。
最後に第6図によれば、電解質20の抵抗増加は僅かで
あり(プロット16及び17)、電解質19の抵抗増加
は特に20時間後に項著である(プロット18及び19
)、 Lかしながら電解質19の結果は非ドープ対照で
ある電解質21のプロット20よりもはるかによい。
非ドープ電 、一対照 以下の表Vに示す種々の配合比の非ドープ電解質を同様
に試験した。
六N− 電解質 ベース電解質中の量 NaC4(t#$)  AlC13(thZ)結果を第
7図に示す。第7図のプロット21は電解質22を30
0℃に加熱直後に試験した結果であり、プロット22は
電解質23を加熱直後に試験した結果であり、プロット
23は電解質23を300℃に加熱20時間後に試験し
た結果であり、プロット24は電解質24を300℃に
加熱直後に試験した結果であり、プロット25は電解質
24を300°Cに加熱20時間後に試験した結果であ
る。
この場合、モル比49:51の電解質23のメルトでさ
えも即座にかなりの抵抗増加を生じ(プロット22)、
20時間後には測的な抵抗増加を示した(プロ7)−2
3)、これはβ″−アルミナ/メルト界面で被毒(po
 1son ing)及び濃度分% (concent
ration polarization)の双方が生
じたことを示唆する。モル比40:60の電解質24の
場合には即時の抵抗増加が極度に大きく、従って極めて
小さい電流の場合にもセルの電圧を測定するのが難しい
3−゛  セル0 多孔質ニッケルカソードマトリックスとN:C12カソ
ード活物質とを使用して第1図のタイプのセルを製造し
た。過剰のNa1Jを含有しない実施例1のタイプの溶
融塩電解質をセルに充填した。電解質中のNaC1’ 
二^ICl3のモル比は50:50であり、電解質は3
質量%の炭酸ナトリウムを含有していた。
セルは、完全放電状態でNaCN1y当量あたり0 、
1八りになるようにカソードが充填された低負荷セルで
ある。
セルを300℃で放電させ複数の充放電サイクルを繰り
返した。このサイクルにはセルを故意に過充電させるサ
イクルがいくつか含まれる。完全充電状態でNaC1:
^lc1.のモル比が前記の50:50になるようにセ
ルの組立及び充填を行なった。このセルは、容量1^h
だけ過充電されると前記モル比が47.7・52.3で
あり、容量2^hだけ過充電されると前記モル比が45
:55であり、3^hだけ過充電されると前記モル比が
42.2:57.8であった。過充電状態からのセルの
放電中に前記比は完全充電状態のモル比50:50にも
どり、その後の放電中は前記モル比50:50が実質的
に維持され、放電反応生成物NaC1は電解質に不溶な
固体形態で生成した。
セルを充電電流0.5Δ(10m^/Cm2に等価)で
充電し、電流1.0Δ(20m^/cm2)で放電した
。第8図は選択された充放電サイクルの電圧対放電総量
をプロットする。即ち、セルの充電状態をセルの理論容
量で示す。抵抗率は2.889Ωcm2であった。この
タイプのセルの過充電されないときの通常の抵抗率は2
.5〜30Ωcm2の範囲内であるから、抵抗率は過放
電後も正常であった。
4〜6−   セル− 3質量%のNa、P2O7(実施例4)、シュウ酸すl
・リウム(実施例5)及びホウ砂(実施例6)をドーパ
ントとして夫々使用し実施例3と同様に試験した。
結果を夫々第9図(Na、P2O,)、第10図(シュ
ウ酸ナトリウム)及び第11図(ホウ砂)にプロットし
た。
第8図〜第11図は該当セルにおける過充電に対するド
ープしたメルトの耐性を示す。出願人がこれまでに試験
した非ドープ電解質な用いた同様のセルは、過充電によ
ってかなりの内部抵抗増加を示した。これらは実施例2
の結果及び第3図〜第7図の結果と一致する。
実施例3〜6では実施例3の炭酸ナトリウムドーパント
が最良結果を与えた。このセルを2^hだけ過充電して
も(80%過充電)、セル抵抗の増加は全く生じない。
3^h(tzo%過充電)後にはじめて抵抗増加が生じ
る。最も効果の小さいドーパントはホウ砂(実施例6)
であった、またシュウ酸ナトリウムはビロリン酸ナトリ
ウムよりもよい結果を示した。
本発明に従ってドーピング処理した該当タイプのセルに
おいてカソード室に酸性メルトが存在することはかなり
不利である。過去において出願人は、動作中、すべての
充電状態、特に完全充電状態において、溶融塩電解質と
接触している固体NaCL→を確実に存在させることに
よって溶融塩電解質の酸性化(即ちメルト中のNaCN
 :^zcp、がモル比1,1未満になること)を防い
だ。
言い替えると、過去においてはセルの容量が、放電カソ
ード中に存在し充電の際に使用されるべきNi(または
使用されるその他の遷移金属カソード活物質)の量によ
って実際には予め規定されていた。従って、有効なカソ
ード活物質遷移金属の塩素化を許容しまた過充電の際に
溶融塩電解質中の酸性化を防ぐ過剰tJacflを与え
るために、完全放電後のセルが、溶融塩電解質と接触し
たカソード室中にNaCff1のごときアルカリ金属塩
化物を十分に含有している必要があった。
この過剰Na(1!または同様のアルカリ金属塩化物は
それ自体問題を大む。該NaCNは、電気(ヒ学的に無
効の重量となるだけでなく、過充電のときに、カソード
室のニッケルまたはその他の遷移金属をセルのカソード
活物質として有効な量より過剰に塩素化する傾向がある
。この種のセルは多くの場合、溶融塩電解質によって飽
和された電解π透過性多孔質マトリックスの形状の遷移
金属電流コレクタまたは支持体(backbone)を
有する。このマトリックス金属が過充電の際に塩素化さ
れると、その後のセルの放電中の金属マトリックスの再
生が難しい。従って、セルの内部抵抗が増加し永久的な
部分容量損失が生じる。また、過剰のNaC1が消費さ
れ電解質が酸性になると、FeCj2及びN1CLのご
ときカソード活物質が内部に溶解し、カソードの浸食ま
たは溶解が生じ、容量が低下する。
対照的に本発明は、バッファとして作用するトド−パン
l−を使用し、NaC1:Al2CR3のモル比か1・
1未満に低下したときには溶融塩電解質のルイス酸性度
を緩衝する。完全充電セルの溶融塩電解質中に前記のご
とき過剰Na(f’が不要となり、無効重量の問題が解
決され、電流収集に必要なニッケルよたけその他の遷移
金属マトリックスまたは支持材料の塩素化を抑制する。
本発明の別の重要な利点は、ドーパント非添加の同種の
従来技術のセルよりも高速での充電が可能なことである
。従来のセルでは、過剰の固体NaC1が過充電による
被毒から電解質を防御しているが、電解質の酸性化及び
β″−アルミナまたは同様の固体電解質の被毒並びにカ
ソードの溶解及び浸食は発生し得る。高速充電によって
カッ−1〜のいくつかのゾーンでNaCj!の局部的欠
乏が生じ、欠乏電解質と接触した固体Nall!はルイ
ス酸中性を維持するに十分な速さでこれらの欠乏ゾーン
に溶解及び/または拡散することができない。従ってカ
ソード内のかかる酸性ゾーンではヌル1〜内の八(lc
l。
によってNa2O欠失が生じ、その結果β″−またはβ
−アルミナの前記被毒並びにカソードの前記浸食及び溶
解に至る。メルトに溶解したルイス酸性のバッファを提
供して、本発明のドーパントはこの問題を解消するかま
たは少なくとも軽減する。
同種のセルは使用中に種々の理由、特に電池内で直列及
び/または並列に接続されることによって過充電状態に
なる。本発明によれば、ドーパントのメカニズムまたは
作用がどのようなものであるにせよ、溶融塩電解πの過
充電及びこれに付随する酸性化に伴う内部抵抗の漸増を
抑制し得ることが知見された。
第3図〜第7図は、溶融塩電解質が酸性であるときに固
体電解質/溶融塩電解買界面で内部抵抗増加が生しるこ
とをはっきりと示す。酸性が強いほど抵抗増加が大きい
。また、固体電解質が高温酸性メルトと接触する時間が
長いほど抵抗増加が大きい。本発明のドーパン1〜の使
用によって内部抵抗の増加速度は劇的に低下し、モル比
50:50の中性溶融塩電解質で測定される値をやや上
回る値にしかならない。
特に第8図は約1^h及び2Ahの過充電後に夫々生じ
る5番目及び6番目の放電サイクルが、過充電0の4番
目の放電サイクルと実質的に同じ電圧で行なわれたこと
を示す。かなりの過充電(定格セル容量を3Ah上回る
)後の8番目のサイクルの後にセルの内部抵抗の増加の
指標となるセル電圧の低下がはじめて観察された。
同様に第9図においては、1^hの過充電後の4番目の
放電サイクルは過充電Oの3番目の放電サイクルに比較
して1.Ahの過充電後に電圧降下または内部抵抗増加
を全く示さなかった。2Ahの過充電後の5番目の放電
サイクルではじめて電圧降下及び内部抵抗増加を示した
。同様に第10図においては、6番目の放電サイクル中
の電圧降下及び内部抵抗増加が生起するためには2^1
1の過充電ひ要した。
しかし第11図においては僅か1^hの過充電後に電圧
降下が生じた。
本発明の利点は、放/充電サイクルに伴う内部抵抗の漸
増を防止するセル、電解質及びセル動作方法が提供され
ることである。このような内部抵抗の増加は、酸性溶融
塩電解質によって生じたNa2O欠失によってセパレー
タが次第に阻害されることに起因すると考えられる。ま
た、酸性電解πに起因するカソードの溶解または浸食も
抑制できると期待される。
本発明のタイプのセル、即ち、記載のごとき遷移金属を
使用しこれらの遷移金属が充電の際にハロゲン化される
タイプのセルは、ナトリウム/イオウセルと違って、過
充電のときに電流を流すことができるという利点を有す
る。本発明によれば、このような遷移金属カソードを用
いたセルは、故意の過充電の際には電流を通過させ易い
利点を活かし、また不測の過充電の際に耐性が大きく、
電解質の酸性1ヒに起因する不測の過充電の弊害が抑制
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気(ヒ学セルの概略側面断面図、第
2図は本発明の溶融塩電解質の試験に使用した試験セル
の概略側面断面図、第3図がら第6図は本発明の種々の
溶融塩電解質を使用した第2図の試験セルの電圧(V)
対電流(A)のプロットを示すグラフ、第7図は従来技
術(対照)の溶融塩電解質の第3図から第6図と同様の
プロットを示すグラフ、第8図から第11図は第1図に
示す本発明のセルのセル電圧(V)対容量(Ah)の充
/放電曲線のブロワI・を示すグラフである。 10・・・・・・セル、12・・・・・ハウジング、1
4・・・・・セパレータ、16・・・・・・アノード室
、18・・・・・・カソード室、20・・・・・・アノ
ード活物質、22 、26・・・・・・端子棒/電流コ
レクタ、24・・・・・・電解質、30・・・・・・セ
ル、32・・・・・ビーカー34・・・・・通路、36
・・・・・・炉、38.40・・・・・ソース/シンク
、42.44・・・・・・管、46,48.52・・・
・・・電解質、50・・・・スペーサー、54,56.
58・・・・・・プラグ、60.62・・・・・・セル
端子、64・・・・・・熱電対。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セルの動作温度で溶融するアルカリ金属アノード
    と、アノードと同じアルカリ金属を含みハロゲンイオン
    として塩素イオンを含み且つセルの動作温度で溶融する
    アルカリ金属アルミニウムハロゲン化物の溶融塩電解質
    と、Fe、Ni、Co、Cr及びMnから成る遷移金属
    のグループから選択された少なくとも1種のカソード活
    物質を含み且つ前記電解質と接触しているカソードと、
    アノードと電解質とを互いに隔離すべく該アノードと該
    電解質との間に配置されておリアノードのアルカリ金属
    イオンの固体伝導体から成るセパレータとを含み、前記
    電解質が、M_2X、MY及びM_AZ〔式中、Mはア
    ノードのアルカリ金属、Xは二価アニオン、Yは一価ア
    ニオン、Zは原子価Aの多価アニオンである〕から成る
    グループから選択されたドーパントを含有し、前記ドー
    パントが電解質のルイス酸性を低下させるべく作用する
    ことを特徴とする高温再充電可能な電気化学蓄電セル。
  2. (2)アノード及び溶融塩電解質のアルカリ金属がNa
    であり、セパレータがβ−アルミナであることを特徴と
    する請求項1に記載のセル。
  3. (3)ドーパントがM_2O、M_2CO_3、M_2
    SO_4、M_2PO_4、M_2BO_4、M_2S
    O_3、MAlO_2及びMPO_3から成るグループ
    から選択された少なくとも1種のものであ ることを特徴とする請求項1または2に記載のセル。
  4. (4)溶融塩電解質中にドーパントが2〜30モル%の
    割合で存在することを特徴とする請求項1から3のいず
    れかに記載のセル。
  5. (5)溶融塩電解質中にドーパントが5〜10モル%の
    割合で存在することを特徴とする請求項4に記載のセル
  6. (6)カソード活物質が、溶融塩電極を内部に含浸した
    電解質透過性で電子伝導性のマトリックス中に分散して
    いることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    のセル。
  7. (7)塩素イオンを含むアルカリ金属アルミニウムハロ
    ゲン化物から成り、2〜30モル%のドーパントを含有
    し、該ドーパントがM_2X及びMY〔式中、Mはアノ
    ードのアルカリ金属、Xは二価アニオン、Yは一価アニ
    オン〕から成るグループから選択され、前記ドーパント
    がMAlCl_4と反応式( I )〜(III)、( I )
    M_2X+MAlCl_4→2MCl+MAlCl_2
    X、(II)M_2X+2MAlCl_4→2MCl+M
    _2(Cl_3Al−X−AlCl_3)、または、 (III)MY+MAlCl_4→MCl+MAlCl_
    3Yのいずれかに従って反応し、反応生成物MAlCl
    _2X、M_2(Cl_3Al−X−AlCl_3)及
    びMAlCl_3YはMAlCl_4より低いルイス酸
    性を有し、ドープした溶融塩電解質がMとAlとをM:
    Alのモル比1:1以上で含有することを特徴とする高
    温再充電可能な電気化学蓄電セル用の溶融塩電解質。
  8. (8)MがNaであり、ドーパントの割合が5〜10モ
    ル%であることを特徴とする請求項7に記載の電解質。
  9. (9)ドーパントがM_2O、M_2CO_3、M_2
    SO_4、M_2PO_4、M_2BO_4、M_2S
    O_3、MAlO_2及びMPO_3から成るグループ
    から選択された少なくとも1種のものであることを特徴
    とする請求項7または8に記載の電解質。
  10. (10)セルの動作温度で溶融するアルカリ金属アノー
    ドと、アノードと同じアルカリ金属を含みハロゲンイオ
    ンとして塩素イオンを含みセルの動作温度で溶融するア
    ルカリ金属アルミニウムハロゲン化物の溶融塩電解質と
    、Fe、Ni、Co、Cr及びMnから成る遷移金属の
    グループから選択された少なくとも1種類のカソード活
    物質を含み前記電解質と接触しているカソードと、アノ
    ードと電解質とを互いに隔離すべく該アノードと該電解
    質との間に配置されアノードのアルカリ金属イオンの固
    体伝導体から成るセパレータとを含む高温再充電可能な
    電気化学蓄電セルの内部抵抗の漸増を防止する方法にお
    いて、該方法が、M_2X及びMY〔式中、Mはアノー
    ドのアルカリ金属、Xは二価アニオン、Yは一価アニオ
    ンである〕から成るグループから選択されたドーパント
    を電解質にドーピングし、該ドーパントがMAlCl_
    4と反応式( I )〜(III)、( I )M__2+MA
    lCl_4→2MCl+MAlCl_2X、(II)M_
    2X+2MAlCl_4→2MCl+M_2(Cl_3
    Al−X−AlCl_3)、または (III)MY+MAlCl_4→MCl+MAlCl_
    3Yのいずれかに従って反応し、反応生成物MAlCl
    _2X、M_2(Cl_3Al−X−AlCl_3)及
    びMAlCl_3YがMAlCl_4より低いルイス酸
    性を有しており、ドープした溶融塩電解質がMとAlと
    をM:Alのモル比1:1以上で含むことを特徴とする
    方法。
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