JPH02249646A - 熱可塑性フイルムのラミネート方法 - Google Patents
熱可塑性フイルムのラミネート方法Info
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- JPH02249646A JPH02249646A JP1070568A JP7056889A JPH02249646A JP H02249646 A JPH02249646 A JP H02249646A JP 1070568 A JP1070568 A JP 1070568A JP 7056889 A JP7056889 A JP 7056889A JP H02249646 A JPH02249646 A JP H02249646A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱可塑性フィルムのラミネート方法の改良に
関する。
関する。
従来、熱可塑性フィルムを例えばプラスチックシート又
は金属箔にラミネートする方法としては、熱融着法があ
る。
は金属箔にラミネートする方法としては、熱融着法があ
る。
この熱融着法は、エキストルージョン法に比して設備費
が安く、高い接着力が得られるという得点があり、また
、ドライラミネート法に比べて有機溶剤系の接着剤を使
用しないため作業環境に優れている。しかし、この熱融
着法は、熱可塑性フィルムをプラスチックシート又は金
属箔に重ね合わせ、これを熱可塑性フィルムの融点以上
の温度下にローラ間を通して該熱可塑性フィルムの自己
融着によりラミネートする方法であるため、ラミネート
作業中においてローラの運転を停止させた場合にはロー
ラの熱により熱可塑性フィルムが溶断したり或いはロー
うに付着したりするなどの欠点がある。
が安く、高い接着力が得られるという得点があり、また
、ドライラミネート法に比べて有機溶剤系の接着剤を使
用しないため作業環境に優れている。しかし、この熱融
着法は、熱可塑性フィルムをプラスチックシート又は金
属箔に重ね合わせ、これを熱可塑性フィルムの融点以上
の温度下にローラ間を通して該熱可塑性フィルムの自己
融着によりラミネートする方法であるため、ラミネート
作業中においてローラの運転を停止させた場合にはロー
ラの熱により熱可塑性フィルムが溶断したり或いはロー
うに付着したりするなどの欠点がある。
本発明は、上述した熱融着法における欠点および問題点
を解消するためになされたものであって、生産性が高く
かつ接着力に優れた熱可塑性フィルムの有利なラミネー
ト方法を提供することを目的とする。
を解消するためになされたものであって、生産性が高く
かつ接着力に優れた熱可塑性フィルムの有利なラミネー
ト方法を提供することを目的とする。
本発明は、熱可塑性フィルムを該熱可塑性フィルムより
も融点の高いシートに積層させるに際し、前記熱可塑性
フィルムの軟化点から融点までの温度下に前記熱可塑性
フィルムと前記シートとを熱融着させ、ついで得られる
積層体を前記熱可塑性フィルムの融点を超えて前記シー
トの融点以下の温度で静置条件下に加熱することを特徴
とする熱可塑性フィルムのラミネート方法を要旨とする
ものである。
も融点の高いシートに積層させるに際し、前記熱可塑性
フィルムの軟化点から融点までの温度下に前記熱可塑性
フィルムと前記シートとを熱融着させ、ついで得られる
積層体を前記熱可塑性フィルムの融点を超えて前記シー
トの融点以下の温度で静置条件下に加熱することを特徴
とする熱可塑性フィルムのラミネート方法を要旨とする
ものである。
以下、この手段につき詳しく説明する。
本発明において適用可能な熱可塑性フィルムの材質とし
ては、特定されるものではないが、特に、EEA (エ
チレン・アクリル酸エチル共重合物)、塩化ビニル樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを使用するのが好
適である。
ては、特定されるものではないが、特に、EEA (エ
チレン・アクリル酸エチル共重合物)、塩化ビニル樹脂
、ポリエチレン、ポリプロピレンなどを使用するのが好
適である。
この熱可塑性フィルムに積層させる融点の高いシートは
、例えば、プラスチックシート又は金属箔である。プラ
スチックシートの材質としては、上記熱可塑性フィルム
よりも融点が高いものであればいずれでもよいが、例え
ば、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム
、セルロースフィルムなどである。金属箔は、例えば、
鉛箔、アルミ箔、銅箔などである。
、例えば、プラスチックシート又は金属箔である。プラ
スチックシートの材質としては、上記熱可塑性フィルム
よりも融点が高いものであればいずれでもよいが、例え
ば、ポリエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム
、セルロースフィルムなどである。金属箔は、例えば、
鉛箔、アルミ箔、銅箔などである。
本発明では、上記熱可塑性フィルムを該熱可塑性フィル
ムよりも融点の高いシートに積層させるに際し、まず、
予め該フィルムの軟化点から融点までの温度下に該フィ
ルムと上記シートとを加熱して熱融着させるのである。
ムよりも融点の高いシートに積層させるに際し、まず、
予め該フィルムの軟化点から融点までの温度下に該フィ
ルムと上記シートとを加熱して熱融着させるのである。
この場合、フィルムとシートとを重ね合わせた状態で、
必要に応じて加圧しながら加熱するとよい。この予備加
熱によって、フィルムとシートとが弱く仮接着した積層
体が得られる。この予備加熱工程は、加熱ローラを使用
して連続的に巻き取る工程で行うのがよい。この工程の
一例を図に示す0図において、巻物状となったシート1
とフィルム2とが矢示のように巻き出され、これらが加
熱ローラ3,3゛間に通人して重ね合わされて加熱され
、得られる積層体4が連続的に巻き取られる。
必要に応じて加圧しながら加熱するとよい。この予備加
熱によって、フィルムとシートとが弱く仮接着した積層
体が得られる。この予備加熱工程は、加熱ローラを使用
して連続的に巻き取る工程で行うのがよい。この工程の
一例を図に示す0図において、巻物状となったシート1
とフィルム2とが矢示のように巻き出され、これらが加
熱ローラ3,3゛間に通人して重ね合わされて加熱され
、得られる積層体4が連続的に巻き取られる。
つぎに、本発明では、この積層体を上記フィルムの融点
を超えて上記シートの融点以下の温度で静置条件下に加
熱し、完全に融着させるのである。ここで、静置条件下
に加熱するとは、積層体を動かさない状態で加熱するこ
とをいい、例えば積層体をオーブン中に配置して加熱す
ることである。この場合、加熱温度の上限としては、フ
ィルムが溶融して液状となって流れ出さない温度にする
のが好ましい。このように静置条件下に加熱を行うため
、従来の熱融着法における場合のように、ローラの熱に
より熱可塑性フィルムが溶断したり或いはローラに付着
したりすることがない。
を超えて上記シートの融点以下の温度で静置条件下に加
熱し、完全に融着させるのである。ここで、静置条件下
に加熱するとは、積層体を動かさない状態で加熱するこ
とをいい、例えば積層体をオーブン中に配置して加熱す
ることである。この場合、加熱温度の上限としては、フ
ィルムが溶融して液状となって流れ出さない温度にする
のが好ましい。このように静置条件下に加熱を行うため
、従来の熱融着法における場合のように、ローラの熱に
より熱可塑性フィルムが溶断したり或いはローラに付着
したりすることがない。
以下に実施例を示す。
熱可塑性フィルムとしてEEAフィルム(厚さ100
pts 、軟化点78℃、融点122℃)を用い、これ
を鉛箔(厚さ50μm)にローラ間で120℃の温度下
に加熱して重ね合わせ、これら両者を熱融着させて積層
体を得た。この積層体におけるEEAフィルムと鉛箔と
の接着力を評価した。
pts 、軟化点78℃、融点122℃)を用い、これ
を鉛箔(厚さ50μm)にローラ間で120℃の温度下
に加熱して重ね合わせ、これら両者を熱融着させて積層
体を得た。この積層体におけるEEAフィルムと鉛箔と
の接着力を評価した。
つぎに、この積層体を135℃で3時間オーブン中に置
いて加熱した後、同様に接着力を評価した。これらの結
果を表1に示す。
いて加熱した後、同様に接着力を評価した。これらの結
果を表1に示す。
11方■鍾負1迭:
IPC−F−241Aによる90#剥離試験法による。
すなわち、1cmの幅に切り出した試験片の鉛箔側を自
由に回転するドラムに粘着テープで固定し、EEAフィ
ルム側が常に鉛箔面と90度を保つようにして、EEA
フィルムの一端を引っ張ることによった。
由に回転するドラムに粘着テープで固定し、EEAフィ
ルム側が常に鉛箔面と90度を保つようにして、EEA
フィルムの一端を引っ張ることによった。
、表」−
上記表1から明らかなように、予備加熱後に加熱を行な
う本発明の方法を実施した場合には接着力は950 g
/cmと高くなった。したがって、本発明によれば接着
力を十分に向上させることが4゜ できる、また、事前の120℃の予備加熱工程を行わな
いで直接135℃にローラ間で加熱した場合には、ラミ
ネート作業中においてローラの運転を停止させた場合に
はローラの熱によりEEAフィルムが溶断したり或いは
ローラに付着したりしたが、本発明の方法の場合にはこ
のような不都合が生じなかった。
う本発明の方法を実施した場合には接着力は950 g
/cmと高くなった。したがって、本発明によれば接着
力を十分に向上させることが4゜ できる、また、事前の120℃の予備加熱工程を行わな
いで直接135℃にローラ間で加熱した場合には、ラミ
ネート作業中においてローラの運転を停止させた場合に
はローラの熱によりEEAフィルムが溶断したり或いは
ローラに付着したりしたが、本発明の方法の場合にはこ
のような不都合が生じなかった。
以上説明したように本発明によれば、得られる積層体に
おけるフィルムとシートとの接着力を十分に向上させる
ことができる(1回のラミネート操作で十分な接着力が
得られる)。また、従来の熱溶融法におけるようにラミ
ネート作業中においてローラの運転を停止させた場合に
ローラの熱によりフィルムが溶断したり或いはローラに
付着したりすることがないので、操作が簡素となり、こ
のため生産性を高めることができ、さらに、設備費の軽
減をはかることが可能となる。
おけるフィルムとシートとの接着力を十分に向上させる
ことができる(1回のラミネート操作で十分な接着力が
得られる)。また、従来の熱溶融法におけるようにラミ
ネート作業中においてローラの運転を停止させた場合に
ローラの熱によりフィルムが溶断したり或いはローラに
付着したりすることがないので、操作が簡素となり、こ
のため生産性を高めることができ、さらに、設備費の軽
減をはかることが可能となる。
図は、本発明において熱可塑性フィルムの軟化点から融
点までの温度下に熱可塑性フィルムとシートとを熱融着
させる工程の一例を示す工程図である。 l・・・シート、2・・・フィルム、3,3°・・・加
熱ローラ、4・・・積層体。
点までの温度下に熱可塑性フィルムとシートとを熱融着
させる工程の一例を示す工程図である。 l・・・シート、2・・・フィルム、3,3°・・・加
熱ローラ、4・・・積層体。
Claims (1)
- 熱可塑性フィルムを該熱可塑性フィルムよりも融点の高
いシートに積層させるに際し、前記熱可塑性フィルムの
軟化点から融点までの温度下に前記熱可塑性フィルムと
前記シートとを熱融着させ、ついで得られる積層体を前
記熱可塑性フィルムの融点を超えて前記シートの融点以
下の温度で静置条件下に加熱することを特徴とする熱可
塑性フィルムのラミネート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070568A JPH02249646A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 熱可塑性フイルムのラミネート方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1070568A JPH02249646A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 熱可塑性フイルムのラミネート方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02249646A true JPH02249646A (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=13435282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1070568A Pending JPH02249646A (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | 熱可塑性フイルムのラミネート方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02249646A (ja) |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1070568A patent/JPH02249646A/ja active Pending
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