JPH0224948Y2 - - Google Patents

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JPH0224948Y2
JPH0224948Y2 JP14432684U JP14432684U JPH0224948Y2 JP H0224948 Y2 JPH0224948 Y2 JP H0224948Y2 JP 14432684 U JP14432684 U JP 14432684U JP 14432684 U JP14432684 U JP 14432684U JP H0224948 Y2 JPH0224948 Y2 JP H0224948Y2
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housing
operating shaft
bulge
large diameter
axial direction
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JP14432684U
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エンジンに備える燃料噴射弁の作動
を制御する電子式燃料制御装置に設けられるアイ
ドル調整器に関する。
(従来の技術) アイドル調整器は、実開昭59−35658号公報で
知られるように、燃料噴射弁の交換時等にアイド
ル空燃比を適正な値に保つべく使用されるもので
あり、第1図に示すように、ハウジング1内に信
号発生部材たる例えば可変抵抗器2を収納し、該
抵抗器2からの電圧信号を燃料制御装置を構成す
るマイクロコンピユータに入力し、燃料噴射弁の
アイドル時の作動特性、例えば開弁時間がこの信
号の電圧値に応じた時間に設定されるようにし、
該抵抗器2に連る回動操作軸3を該ハウジング1
の外面に突出させて、該操作軸3の操作による該
抵抗器2の調整で上記開弁時間を可変しアイドル
空燃比の調整を行い得られるようになつている。
図面で2a,2bは可変抵抗器2を構成する抵抗
体とブラシを示し、該ブラシ2bを取付けた回転
板2cに操作軸3が連結されている。
ここで、アイドル調整器は、車両のエンジンル
ーム内に設けられるコントロールボツクスaにマ
イクロコンピユータと共に収納されるを一般と
し、この場合該ボツクスaに操作軸3の延長線上
に位置させて透孔bを形成し、該軸3の外端面の
溝4に該透孔bを介してドライバーを挿入係合さ
せて該軸3の回動操作を行い得られるようにし、
常時は該透孔bにゴムキヤツプcを施して雨水等
が該ボツクスa内に侵入しないようにしている。
然し、ゴムキヤツプcはその脱着を容易にする
必要があるもので、完全なシール性を得ることは
困難であり、エンジンルーム内に生ずる走行風等
の影響で透孔bから多少とも水が流入してこれが
操作軸3の挿通孔を介してハウジング1内に侵入
し、可変抵抗器2が被水してシヨートしエンジン
不調の原因となることがある。
そこで、従来かかる不都合を解消すべく、ハウ
ジング1の外面に操作軸3を囲繞する筒部5を突
設すると共に、該軸3の外端に該筒部5の開口端
を覆う大径部6を形成し、透孔bから流入する水
のハウジング1内への侵入防止を図るようにして
いる。
(考案が解消しようとする問題点) 上記従来技術のものでは、透孔bから操作軸3
の軸方向に流入落下する水のハウジング1内への
侵入は防止できるが、実際にはこのものでもハウ
ジング1内への水の侵入を生じ、更にアイドル調
整器を操作軸3が水平になるように配置してコン
トロールボツクスaの横側面に透孔bを形成する
ような場合にも同様の問題を生ずることが判明し
た。
これは、透孔bから流入する水が振動や走行風
の影響で飛沫となつて色々な方向からハウジング
1の外面に及び、筒部5の外端面とこれに対向す
る大径部6の内端面との間の隙間から一部の飛沫
が筒部5内に侵入するためと考えられる。
本考案は、上記隙間からの水の侵入も有効に防
止し得るようにして、ハウジングの防水性を一層
確実なものとしたアイドル調整器を提供すること
をその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成すべく、エンジンに
備える燃料噴射弁の作動を制御する電子式燃料制
御装置に設けられるアイドル調整器であつて、該
噴射弁のアイドル時の作動特性設定用の信号発生
部材を内蔵するハウジングを備え、該信号発生部
材を調整自在としてこれに連る回動操作軸を該ハ
ウジングの外面に突出させると共に、該ハウジン
グの外面に該操作軸を囲繞する筒部を突設して、
該操作軸の外端を該筒部の開口端を覆う大径部に
形成するものにおいて、該筒部の外端面の内周部
分に軸方向外方に膨出する膨出部と、該外端面に
対向する該大径部の内端面の外周部分に軸方向内
方に膨出する膨出部とを形成して、該両膨出部が
径方向内外にオーバラツプされるようにしたこと
を特徴とする。
(実施例) 考案を第2図以下に示す実施例に付説明する。
実施例のものと上記従来技術との基本構成は特に
異らず、第2図以下において各部材の符号は第1
図と同一の符号を用いた。
従来技術との差異は、筒部5の外端面及びこれ
に対向する大径部6の内端面の形状であり、以下
この点につき詳述する。
本考案によれば、筒部5の外端面の内周部分に
軸方向外方に膨出する膨出部5aと、大径部6の
内端面の外周部分に軸方向内方に膨出する膨出部
6aとを形成し、該両膨出部5a,6aが径方向
内外にオーバラツプされるようにするもので、こ
の場合これら膨出部5a,6aは第3図に示すよ
うに段付形状、或いは第4図に示すようにテーパ
状何れにも形成可能であるが、テーパ状に形成し
た場合は、筒部5の外端面と大径部6の内端面と
の間の隙間管理のために筒部5と操作軸3との軸
方向寸法精度を高める必要があるのに対し、段付
形状に形成した場合は、軸方向寸法を高精度に管
理しなくとも、両膨出部5a,6aのオーバラツ
プ部における径方向の隙間は一定となり有利であ
る。
又、実施例のものでは、筒部5の底面にOリン
グ7を装着し、筒部5内に仮に水が侵入しても該
Oリング7によりハウジング1内への水の侵入が
防止されるようにしたが、操作軸3の操作荷重を
軽減する上で該Oリング7を筒部5の底面とこれ
に対向する操作軸3の段部との間で強く挾圧する
ことはできず、これだけでシール性を確保するに
は無理があり、上述した本案の構成が必要とな
る。
(作用) 本考案の作用を上記実施例に基いて説明する
に、コントロールボツクスa内に透孔bから流入
する水は上述したように飛沫となつてその一部が
筒部5や大径部6の周面に及ぶことがあるもの
で、この場合従来のように筒部5の外端面と大径
部6の内端面との間の隙間が径方向外方に真直に
開放されていると、飛沫がこの隙間から筒部5内
に侵入し易くなるが、本考案によれば、筒部5の
外端面内周に形成される膨出部5aと大径部6の
内端面外周に形成される膨出部6aとが径方向内
外にオーバラツプされて、筒部5と大径部6との
間の隙間がこのオーバラツプ部分において軸方向
に屈曲され、径方向外方から侵入する水のそれ以
上の侵入が防止される。
(考案の効果) この様に本考案によるときは、筒部の外端面と
大径部の内端面とに各形成する膨主部が径方向内
外にオーバラツプされて、これら端面間の隙間か
らの筒部内への水の侵入が可及的に防止され、ハ
ウジング内への水の侵入による信号発生部材の作
動不良に起因したエンジン不調等の不具合の発生
を回避でき、而もその構造は各端面に膨出部を形
成するだけで足り、コスト的にも有利である効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアイドル調整器の截断側面図、
第2図は本案アイドル調整器の1例の截断側面
図、第3図はその要部の拡大截断側面図、第4図
はその変形例の要部の拡大截断側面図である。 1……ハウジング、2……可変抵抗器(信号発
生部材)、3……操作軸、5……筒部、6……大
径部、5a,6a……膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンに備える燃料噴射弁の作動を制御する
    電子式燃料制御装置に設けられるアイドル調整器
    であつて、該噴射弁のアイドル時の作動特性設定
    用の信号発生部材を内蔵するハウジングを備え、
    該信号発生部材を調整自在としてこれに連る回動
    操作軸を該ハウジングの外面に突出させると共
    に、該ハウジングの外面に該操作軸を囲繞する筒
    部を突設して、該操作軸の外端を該筒部の開口端
    を覆う大径部に形成するものにおいて、該筒部の
    外端面の内周部分に軸方向外方に膨出する膨出部
    と、該外端面に対向する該大径部の内端面の外周
    部分に軸方向内方に膨出する膨出部とを形成し
    て、該両膨出部が径方向内外にオーバラツプされ
    るようにしたことを特徴とするエンジンの電子式
    燃料制御装置におけるアイドル調整器。
JP14432684U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0224948Y2 (ja)

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JP14432684U JPH0224948Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JP14432684U JPH0224948Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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Publication Number Publication Date
JPS6159870U JPS6159870U (ja) 1986-04-22
JPH0224948Y2 true JPH0224948Y2 (ja) 1990-07-09

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JPS6159870U (ja) 1986-04-22

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