JPH02247061A - ダイカストマシンの射出装置 - Google Patents

ダイカストマシンの射出装置

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JPH02247061A
JPH02247061A JP6347989A JP6347989A JPH02247061A JP H02247061 A JPH02247061 A JP H02247061A JP 6347989 A JP6347989 A JP 6347989A JP 6347989 A JP6347989 A JP 6347989A JP H02247061 A JPH02247061 A JP H02247061A
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molten metal
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plunger tip
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Kunio Takeya
武谷 国男
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野] 本発明は、ダイカストマシンの射出装置に係り、特に、
射出スリーブ内に注湯する溶湯量を任意に変更可能なよ
うに、射出スリーブに対するプランジャチップの相対位
置を変化させたうえ、この相対位置に保持したまま射出
スリーブを金型の所定位置にドツキング(嵌装)する射
出装置に関するものである。
[従来の技術] ダイカスト機においては、高温状態にある溶湯の温度低
下を最小限におさえて金型キャビティ内へ鋳込むことが
できるか否かが、成形品の良否に著しい影響を持ってい
る。それは、溶湯の温度低下と共に溶湯の粘度が増大し
、金型キャビティ内での湯回り不良を誘発するためであ
る。したがって、金型キャビティ内へ可能な限り短い時
間で溶湯を鋳込む必要があるため、ダイカストマシンに
は高い射出速度が要求される。ところが、射出速度を−
にげる程、射出スリーブ、もしくは、金型キャビティ内
の溶湯面は乱れ、飛散する状態どなるため、その雰囲気
を巻き込み、成形過程で気泡を含んでしまう。それ故、
その成形品には、前記溶湯の物質以外の空隙部、すなわ
ち、巣を生じ、成形品の強度、耐圧性、防液性(非漏洩
性)の面で問題となることが多かった。
以上の説明でも明らかなように、良好なダイカスト成形
品を得るには溶湯面を乱すこと無く低速度で、かつ、射
出スリーブ内の溶湯が金型キャビティ内へ移動する時間
を短くして鋳込めれば良いことになる。
[発明が解決しようとする課題] 溶湯の移動時間を短くするためには、射出スリーブから
金型キャビティまでのf8fJ%の移動距離を最短にす
れば良いが、成形品の形状によってはその体積に見合う
溶湯量が異なるため、射出スリーブとプランジャチップ
との相対位置を単一に設定されて連動するタイプの射出
装置では、可変する溶湯量に対応することができず、溶
湯量が少ないときには射出スリーブ内に収納された溶湯
上面と射出スリーブ」一端との間に大きな落差を生じる
ので、無駄な移動距離が生じる。また、落差が大きいた
め落下の際に周囲の空気を巻き込みやすい。
[課題を解決するための手段] そのため、本発明の射出装置においては、傾転した射出
スリーブに給湯した後、傾転復起して、射出スリーブを
支承するブロックと射出スリーブの底面を形成するプラ
ンジャチップおよび射出プランジャとを連動して、射出
スリーブを金型下部へトンキングする射出装置を有する
ダイカストマシンにおいて、 該プランジャチップと射出シリンダのピストンロッドと
の連結部にカラーを設け、 該カラーの下側に配設され該カラーを上方へ押し上げる
押し上げ部材と該押し」二げ部材の進退動手段を備えた
構成とした。
また、第2の発明は、押し上げ部材の進退動手段として
ブロックの外周縦方向に配設された少なくとも1つの油
圧シリンダを採用した。
[作用] 以上のように4W成したので、それまで操業してきた成
形品の鋳造を中止して、別種の成形品を鋳造する必要が
生じ、それに伴なってlショットの溶湯量が以前の溶湯
量と変化した場合には、射出スリーブに対するプランジ
ャチップの相対位置を変えてやる必要がある。すなわち
、射出スリーブに溶湯を給湯したときに、1回分の溶湯
量が射出スリーブより溢れない程度に溶湯上面が射出ス
リーブ上端近くにくるように、プランジャチップの位置
を調整し、プランジャチップと射出シリンダのピストン
ロッドの連結部に設けたカラーの下面に、その上面が接
するように押し」二げ部材の」二下位置を押し上げ部材
の進退動手段(第2の発明にあっては、油圧シリンダ)
により調節する。
そのあと、射出シリンダの入口、出口の油圧をオフ・ロ
ード(解放)とした後、ブロックを上昇させるとプラン
ジャチップはブロックと連動して上昇し、ブロックの上
部に支承された射出スリーブは金型の所定位置にドツキ
ングされる。この後、射出シリンダを前進して射出スリ
ーブに給湯されている溶湯を金型キャビティへ射出充填
する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の実施例を従来例と関連さ
せつつ詳細に説明する。
第1図は本発明に係る実施例を示す射出装置の縦断面図
、第2図は第1図のII = II視を示す平面断面図
、第3図と第4図は従来の実施例を示す縦断面図で、第
3図はスリーブの傾転時、第4図はスリーブの傾転復起
時の状態を示す。
図において、1は可動金型、2は固定金型、3は金型の
キャビティ、4は射出スリーブ、5は射出スリーブ4内
に摺動自在に設けたプランジャチップ、6は射出スリー
ブ4と一体に設けたブロック、7は先端部にプランジャ
チップ5が取付けられているプランジャ、8は射出シリ
ンダ、9は射出シリンダ8を傾転させるための軸、10
は溶湯、11はとりべ、12は射出シリンダ8のピスト
ンロッド13とプランジャ7の連結部に設けたカラーで
ある。プランジャチップ5とプランジャ7は射出プラン
ジャを形成している。
ブロック6は中空の円錐形状をなし、かつ、第2図に示
すように両端に2個のシリンダ15を形成する縦方向の
円筒空洞部を有し、2個のシリンダ15と直交方向に組
立作業用の空洞部6aを有するよう形成されている。
そして、カラー12の下側には、カラーの下面にその上
面が接する押し上げ部材21がその中心でピストンロッ
ド13を貫通し、前記空洞部6a方向に張り出して配設
され、その両端上部にはフォークエンド21a、21a
が設けられ、前記ブロック6の外周に縦方向(ブロック
の軸方向)に進退動する油圧シリンダ20がブロック6
よりサポート20bにより固設されており、下方へ伸張
するピストンロッド20aの先端で前記フォークエンド
21aとピン接合されている。したがって、ブロック6
が」一方へ移動するとき押し上げ部材21とカラー12
は同時に上方へ移動できるようになっている。
ブロック6内には垂直方向にシリンダ15を形成し、射
出シリンダ8のロッドエンド側に固定されたラム16の
先端部がこのシリンダ15中に摺動自在に嵌合されてお
り、図示していない油圧源からポートCを経由してラム
16内を通してシリンダ15内に作動油を供給し、ブロ
ック6を」二昇させ得るように構成されている。
次に、前記装置の作動を説明する。
第3図は、図示しない傾転装置によって、射出装置全体
を傾転し、射出スリーブ4にとりべ11から溶湯lOが
注湯されている状態を示している。
注湯が完了した後、つぎに、射出装置全体を傾転復起、
つまり、射出装置全体を軸9および軸受9aを中心に回
転させ、もとの直立状態にする。
これが第4図の状態である。
その後、ポートCを介してシリンダ15内に液圧を導く
ことにより、ブロック6は上昇し、射出スリーブ4は固
定金型2と嵌合する。この時、プランジャ7はブロック
6の上昇により、カラー12により引き−にげられるた
め、射出スリーブ4とプランジャチップ5の相対位置に
変化はなく、−緒に」−昇し、溶湯のゆれ(揺れ)は無
い。
次いで、ボー)aに液圧を導き射出シリンダ8のヘッド
側に圧をたてて、射出プランジャ7およびプランジャチ
ップ5の」二昇を開始し、これに伴なって、溶湯10を
金型1,2より形成させるキャビティ3に充填する。
以」二が従来装置および本発明装置の基本的な作動状態
であるが、第3図の注湯後の射出スリーブ4内の液面は
射出スリーブ4上端よりはるかに低い。したがって、既
に述べたように、キャビティ3内へ溶湯を充填する際の
移動距離は大きくそれだけ毎回の射出操作で無駄な行程
を前進後退することになり、冷却も早い。また、注湯の
際の落下距離が大きいので周囲のガスを溶湯に巻き込み
やすい欠点がある。
本発明においては、何らかの事情で、金型を変え、小物
の他の成形品を製造する必要が有り、1回の給湯量が減
少したとき、第1図に示すように、射出スリーブ4へ注
湯したあとの溶湯の表面が射出スリーブ4から溢れない
程度に射出スリーブ4上端近くになるようなプランジャ
チップ5の位置に設定すべく、射出シリンダ8を作動し
て射出プランジャ7を移動して停止した後、油圧シリン
ダ20を作動してカラー12の下面と押し」二げ部材2
1の上面が接するように位置設定し、その後、傾転、注
湯、傾転復起し、射出シリンダ8の油圧をオフ・ロード
とした後、前述のようにブロック6を」二昇させる。こ
のとき、ブロック6の上昇に伴ないブロック6に固設さ
れた油圧シリンダ20のピストンロッド20aに連接さ
れた押し−Lげ部材21はカラー12の下面を上方へ持
ち」−げるので、射出スリーブ4とプランジャチップ5
は連動してにAする。
金型のドツキングが終った後、射出シリンダ8の作動に
よりプランジャチップ7を前進(上昇)させて金型へ溶
湯を充填する。
押し上げ部材21とブロック6との相対位置を油圧シリ
ンダ20を使用して変更する必要があるのは、次回の給
湯量が前回の給湯量と変化する場合であり、毎回の給湯
量が同じであれば位置変更の必要はない。
以上説明したように本発明においては、ダイカストマシ
ンの成形品が変更となり、給湯量が変化しても、それに
応じて射出スリーブに対するプランジャチップの相対位
置を射出シリンダの作動で変更し、その後、カラーの下
面と押し」−げ部材の上面を接触するよう油圧シリンダ
で位置調節することにより、射出スリーブとプランジャ
チップを連動して金型へのドツキング作業ができる。ま
た、給湯量を変更しない限りブロックと押し上げ部材と
の相対位置を変える必要がないので操業上簡便である。
[発明の効果] 本発明においては、極めて簡単な操作により、給湯量に
合わせて適宜プランジャチップの位置を変えて、常に射
出プランジャ内溶湯の表面を射出スリーブ上端近くに保
持できるので、無駄な移動距離がなく、そのため溶湯の
冷却固化も少なく最適な射出状態を確保できる。
したがって、給湯の温度低下、溶湯の粘度の増大、金型
内での湯回り不良を極力防止できるとともに、注湯時の
空気の巻き込みも少ないので、強度、耐圧性、防液性の
優れた高品質の射出成品を確実容易に得ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例を示す射出装置の縦断面図
、第2図は第1図のII −II視を示す平面断面図、
第3図と第4図は従来の実施例を示す縦断面図で、第3
図はスリーブの傾転時、第4図はスリーブの傾転復起時
の状態を示す。 l・・・・・・固定金型、   2・・・・・・可動金
型、3・・・・・・キャビティ、   4・・・・・・
射出スリーブ、5・・・・・・プランジャチップ、 6・・・・・・ブロック、    7・・・・・・射出
プランジャ、8・・・・・・射出シリンダ、12・・・
・・・カラー13・・・・・・ピストンロッド、 15・・・・・・シリンダ、   16・・・・・・ラ
ム、20・・・・・・油圧シリンダ、20a・・・ピス
トンロッド、20b・・・サポート、   21・・・
・・・押し上げ部材、21a・・・フォークエンド。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)傾転した射出スリーブに給湯した後、傾転復起し
    て、射出スリーブを支承するブロックと射出スリーブの
    底面を形成するプランジャチップおよび射出プランジャ
    とを連動して、射出スリーブを金型下部へドッキングす
    る射出装置を有するダイカストマシンにおいて、 該プランジャチップと射出シリンダのピストンロッドと
    の連結部にカラーを設け、 該カラーの下側に配設され該カラーを上方へ押し上げる
    押し上げ部材と該押し上げ部材の進退動手段を備えた ダイカストマシンの射出装置。
  2. (2)請求項1の押し上げ部材の進退動手段をブロック
    の外周縦方向に配設された少なくとも1つの油圧シリン
    ダとするダイカストマシンの射出装置。
JP1063479A 1989-03-17 1989-03-17 ダイカストマシンの射出装置 Expired - Lifetime JP2617130B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147764A (ja) * 1983-02-15 1984-08-24 Ube Ind Ltd ダイカスト機における射出方法および装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59147764A (ja) * 1983-02-15 1984-08-24 Ube Ind Ltd ダイカスト機における射出方法および装置

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