JPH02246590A - コンバーゼンス計測方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビあるいはカラーデイスプレィに
おけるコンバーゼンス測定方法に関する。

〔従来の技術〕

従来、コンバーゼンスの測定には、テレビカメラによる
画像の撮像方式が多用されている。これは、例えば第１
図に示すようにクロスパターン発生回路１よりカラーテ
レビ２へ映像信号を送出して、カラーブラウン管３の画
面にクロスパターン４を映し出し、この画面をカラーカ
メラ５で撮像し、画像処理部６で演算処理することＫよ
り、各色のクロスパターンの交点位置を算出するもので
ある。前記した演算処理は、第２図に示す様Ｋ、カラー
カメラ５の計測視野７内において、縦線の明度和Ｍ　（
：ｃｌ　、横線の明度型Ｍ　（ｙｌを算出し、式（ｌ）
。

式（２）に示す荷重平均により求めた分布中心（マ。

ｙ）を格子点とする。当該処理をカラーカメラ５マ＝Σ
Ｍ　（ｚｌ・Ｘ／ΣＪｆ　（ｚｌ　　・・・・・・・・
・・・・・・・・・・（１）ｙ＝ΣＭ　（ｙ）・１７２
Ｍ　（ｙｌ　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・
（２）から得られる赤色、青色、緑色成分に対して行う
。

ミスコンバーゼンス量は基準色縁線に対する格子点の位
置ずれ量で定義する。カラーテレビの水平あるいは垂直
センター位置調整のバラツキあるいは、カメラとテレビ
との相対位置決めのバラツキ等により、クロスパターン
が必ずしも計測視野内に入るとはかぎらない。したがっ
て、計測視野内に格子点が存在しなかった場合は、所定
のアルゴリズムに従いカラーカメラ５をＸＹ力方向移動
させた後、再計測を行う様にしていた。なお、この種の
装置に関連するものに、雑誌「省力と自動化」の６８頁
に論じられているものがある。

〔発明が解決しようとするｖ４題〕 上記従来技術は、計測用パターンが計測視野内に映し出
されなかった場合、テレビカメラを移動する必要がある
ため、移動機構による装置価格の上昇、あるいは位置決
め動作に時間がかかるため高速化のネットとなる問題が
あった。

本発明の目的は、テレビカメラを移動させずに計測用パ
ターンを計測視野内に確実に映し出させることにある。

さらに、装置の低価格化および計測時間の短縮を図るこ
とＫある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、計測視野内で基準色縁の成分
の計測用パターン画像に関し、パターンの有無を検査し
、計測用パターンが存在しなかりた場合は、計測用パタ
ーンの発生位置を計測視野の半分に相対する量だけ上下
、左右に位置補正することＫより、確実に計測視野内に
計測用パターンをとらえる様にしたものである。

〔作用〕

計測用パターンの表示位置を補正して計測視野内に当該
パターンをとらえる様にできるため、カメラを移動する
ことなく、確実にコンバーゼンス計測が可能となった。

〔実施例〕

本発明が従来方法と異なる点は、後で述べるアルゴリズ
ムにより、計測用パターンの表示位置を移動させる点に
ある。以下、図面を参照しながら本発明を詳述する。

第３図は本発明の全体構成図である。まず各部の動作お
よび機能について説明する。クロスパターン発生回路８
は、カラーテレビ２へ映像信号を送出してカラーブラウ
ン管３の画面上に白黒のクロスパターン４を映し出す、
クロスパターン発生回路８は、初期状態（表示位置補正
データがＯ）で１′Ｋ、タイミングとしては、クロスパ
ターンの中心は、ブラウン管５のほぼ中心となる様にな
っている。さらに、ＣＰＵ１０から送出される、表示位
置補正データ１３に基づきクロスパターンの縦線および
横線の表示位置を初期状態位置に別してずらすことが可
能となる様に機能する。カラーカメラ５の光軸はブラウ
ン管５の中心にくる様に、図示していない固定手段によ
り位置決めされている。画像処理回路９は、ＣＰＵ１０
からの画像取り込み指令１１が入力されると、カラーカ
メラ５のカラー映像信号より赤色、緑色、青色成分に分
離し、１フレ一ム期間中の画像な各色ごとにフレームメ
モリ１２ａ〜１２ｃに格納する。ＣＰＵ１０は、フレー
ムメモリ１２α〜１２ｃに格納された画像データを基に
、従来方法で述べたコンバーゼンス計測処理を行ったり
、あるいは、クロスパターンを計測視野内に映し出させ
るための表示位置補正演算処理を行う。

カラーカメラの計測視野の横寸法ＪＰ’Ｊおよび縦寸法
Ｗｙは式（１）９式（２）の条件を満足する様に設定さ
れているものとする。ここでＭｓｃ、Ｍｙは各々、ミス
コンバーゼンスの横方向最大寸法、縦方向最大寸法な示
し、Ｌｘ、Ｌｙは各々、クロスパターンの縦線幅の最大
寸法、横線幅の最大寸法とする。また、Ｃｘ。

ｃｙは各々Ｍ１１ｉ１位置補正精度、横線位置補正精度
とする。

Ｗｚ　＝　２　・（ＭＪ　＋　Ｌｘ　＋　Ｃｚ　）　　
＝−−−−（１）Ｗｙ＝２　・（Ｍｙ　十Ｌｙ　＋　Ｃ
ｙ　）　　・・−・・・・・・・・・・・（２）次に、
クロスパターンの表示位置補正方法について、第５図〜
第６図を用いて説明する。基本方式は、クロスパターン
の緑色成分の縦線および横線の輝度重心が視野中心Ｋ〈
る様にクロスパターン発生回路に対し表示位置補正デー
タを送出するものである。第５図は、クロスパターン表
示位置を補正するアルゴリズムを示し、第６図は当該ア
ルコリズムにより基準色緑成分のクロスパターンが計測
視野内の中心（Ｃｘ、Ｃｙ）ＶＣ補正されてゆく様子を
示す、第５図（α）は表示位置補正前の状態を示す。こ
の状態では計測視野内には縦線および横線が存在したい
１．縦線の存在検出方法は、計測視野Ｚ内の縦方向明度
和Ｍ　（ｚ）　ＧＣ縦線検出レベル以上の点が存在する
か否かにより判定する。同様Ｋ、横線の存在検出方法は
、計測視野７内の横方向明度和Ｍ　（ｙｌに横線検出レ
ベル以上の点が存在するか否かにより判定する。計測視
野７内に縦線が存在しなかった場合、縦線表示位置を左
へＷｓａ　／　２　、右へＷｚ　／　２、さらに左へ２
・Ｗｘ／２．右へ２　・Ｗｘ　／　２と序々に補正量を
大きくしていきながら、計測視野７内に縦線検出できる
補正量をさがす。横線についても同様に行う。第５図（
ｂ）は、前記処理により縦線および横線が計測視野７内
にとらえられた状態を示す。この状ｗＡＫなった後は、
従来方法でも述べた方法と同様に、縦線の輝度分布中心
マ、横線の輝度分布中心ｙを算出し、計測視野中心位置
（Ｏｘ、Ｏｙ）との相対ずれ量分だけ線位置を補正する
。これにより、基準色緑の成分のクロスパターンの格子
点を視野中心にとらえることができる。

以後、従来方法のコンバーゼンス計測アルゴリズムニ従
い　ミスコンバーゼンス量を求める。

本発明によれば、テレビカメラを移動させることなく、
確実にコンバーゼンス計測が可能となるため、装置価格
の低減、計測時間の短縮に効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、テレビカメラを移動させることなく、
計測用パターンを計測視野内にとらえて正シくコンバー
ゼンス計測ができるので、装置の低価格化、計測時間の
短縮に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来のコンバーゼンス計測方式による装置構
成図、第２図はコンバーゼンス計測の演算処理方法を示
す図、第３図は本発明の全体構成図、第４図は計測用パ
ターンを計測視野中心に位置補正するアルゴリズムを示
すフローチャート。 第５図（ａｌ　、　（Ａｌ及び（１）は当該アルゴリズ
ムにより計測用パターンが計測視野中心に位置補正され
てゆく様子を示す図である。 １・・・・・・・・・・・・クロスパターン発生回路２
・・・・・・・・・・・・カラーテレビ５・・・・・・
・・・・・・カラーブラウン管４・・・・・・・・・・
・・クロスパターン５・・・・・・・・・・・・カラー
カメラ・・・・・・・・・・・・画像処理部 ・・・・・・・・・・・・計測視野 ・・・・・・・・・・・・クロスパターン発生回路・・
・・・・・・・・・・画像処理回路・・・・・・・・・
　ＣＰＵ 突１図 第３図 ？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カラーテレビの画面に白黒のクロスパターンを映し
   出し、この画面をカラーテレビカメラで撮影し、このカ
   ラーテレビカメラの緑色成分の信号より得られる画像情
   報から、クロスパターンの有無検出をし、カラーカメラ
   の計測視野中心に、緑色成分のクロスパターン中心がと
   らえられる様にクロスパターンの表示位置を補正する様
   にしたことを特徴とするコンバーゼンス計測方法。