JPH02244544A - 大画面表示装置 - Google Patents

大画面表示装置

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JPH02244544A
JPH02244544A JP6698789A JP6698789A JPH02244544A JP H02244544 A JPH02244544 A JP H02244544A JP 6698789 A JP6698789 A JP 6698789A JP 6698789 A JP6698789 A JP 6698789A JP H02244544 A JPH02244544 A JP H02244544A
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JP
Japan
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phosphor
trios
pitch
cathode ray
large screen
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Application number
JP6698789A
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English (en)
Inventor
Takehisa Natori
武久 名取
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陰極線管をマトリクス配置して成る大画面表
示装置に関する。
[発明の概要] 本発明は、前面パネル内面に複数の蛍光体トリオが所定
ピッチで配されてなる陰極線管をマトリクス配置して成
る大画面表示装置において、上記各陰極線管の最外周に
位置する複数の蛍光体トリオと該蛍光体トリオに対して
内側に隣接する蛍光体トリオのピッチを、それ以外の蛍
光体トリオ同士のピッチより小さく、かつ最外周の蛍光
体トリオに対向する前面パネルの外周面を前面パネルの
中央部平面に対して所定角度傾斜させることにより、継
ぎ目が目立たず高品質で視野角の広い大画面を得るよう
にしたものである。
(従来の技術〕 従来、大画面表示装置として、例えば第13図に示すよ
うに既存の陰極線管(41)をマトリクス配置して構成
したもの、或いは液晶表示素子を同様にマトリクス配置
して構成したものが知られている。
また、第14図に示すように、前面パネル(31)。
背面パネル(図示せず)及び側板(32)からなるガラ
ス管体(33)内に絵素となる緑、赤、青の3原色蛍光
体層G、R,Bからなるいわゆる蛍光体トリオ(34)
を複数例えば図示のように8組有した8素子表示素子等
が提案されている(特開昭60−191703号参照)
。この表示素子(35)を2次元配列し2て図示の如く
大画面表示装置を構成するようにしている。この表示装
置は、屋外でも輝度が十分で鮮明な画像を再生できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし2ながら、従来の大画面表示装置、例えば第13
図の陰極線管(41)を配列した大画面表示装置では、
第15図に示すように、陰極線管(4])と陰極線管(
41)の継ぎ目が格子縞(42)となって画面の品位を
著しく落としていた。即ち第16図に示すように内面に
蛍光面(43)が形成された通常の非平板状のパネル(
44)とをファンネル(45)とからなる管体で構成さ
れた陰極線管(41)の場合にはパネル・ファンネル接
合部での機械的強度、耐電圧の点から適当な厚さt、1
が必要であり、例えば4インチ陰極線管では肉厚として
2.5mm〜31IIInが薄くできる限度とされでい
た。この為に隣り合う陰極線管(41)及び(41)間
の無効部分(f)が多く、(但し、(In)は有効部分
)それが格子縞(42)となって画面品位が低下してい
た。
一方、ビデオカメラ用のビューファインダとして第17
図に示すように平板状ガラスからなる平面パネル(51
)にファンネル(52)を突き合わせて管体(53)を
構成した陰極線管(54)が用いられている。
(55)は蛍光面、(56)は電子銃である。通常、0
.フインチ程度のビューファインダでは高圧が5kV以
下、例えば2kV程度と低いのでその管体のファンネル
(52)の厚さし2は強度的にも、耐電圧的にも1mm
程度で十分である。しかし、この構造のものを4インチ
等大きくして使う場合には強度、耐電圧ともに大きくな
って、11程度の薄いファンネルを採用することができ
ない。
また、第14図の大画面表示装置の場合には隣り合う表
示素子(35)間でも蛍光体トリオ(34)のビッヂを
等しくしているために表示素子(35)間の継ぎ目は目
立たないが、しかしガラス管体(33)としては強度、
耐電圧の点から適当な厚さが必要となり、蛍光体トリオ
(34)のピッチをより小さくして解像度を上げるには
限界があった。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、その目
的とするところは、大画面表示装置を構成する各陰極線
管におけるファンネルの画面側壁部の厚さを薄くしなく
ても、継ぎ目が目立たない高解像度の大画面を得ること
ができると共に視野角の拡大化をも図ることができる大
画面表示装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明の大画面表示袋B Lよ、前面パネル(2)の内
面に複数の蛍光体トリオ(4)が所定ピッチで配されて
なる陰極線管(A)をマトリクス配置して成る大画面表
示装置(B)において、各陰極線管(A)の最外周に位
置する複数の蛍光体トリオ(4a)とこれら蛍光体トリ
オ(4a)に対して内側に隣接する蛍光体トリオ(4b
)のピッチP、を、最外周以外に位置する蛍光体トリオ
(4b)同士のピッチP2より小さく、かつ最外周の蛍
光体トリオ(4a)に対向する前面パネル(2)の外周
面(10a)が前面パネル(2ンの中央部平面(10b
)に対して所定角度θ傾斜させるように構成する。
(作用〕 上述の本発明の構成によれば、大画面表示装置(B)を
構成する各陰極線管(A)の最外周に位置する蛍光体ト
リオ(4a)とこの蛍光体トリオ(4a)に対して内側
に隣接する蛍光体トリオ(4b)との配列ピッチP、を
最外周以外に位置する蛍光体トリオ(4b)同土間の配
列ピッチP2より小さくし、かつ最外周の蛍光体トリオ
(4a)に対向する前面パネル(2)の外周面(10a
)を前面パネル(2)の中央部平面(10b)に対して
所定角度θ傾斜させるようにしたので、最外周の蛍光体
1. IJオ(4a)が見かけ上無効部分に存すること
になって無効部分が存在しなくなるため、ファンネル(
3)の画面側壁部(3a)の厚みを薄くしなくても継ぎ
目の目立たない大画面を得ることができる。
また、無効部分の存在によって生じていた視野角の1員
失が、外周面(10a)を傾斜面とすることによって消
失するため、視野角の拡大化を図ることができる。
また、各蛍光体トリオ(4)間の配列ピッチを小にする
ことが可能となるため、高解像度の大画面を得ることが
できる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第12図を参照して本発明の詳細な説明
する。
第1図は、本実施例に係る陰極線管(即ち大画面用表示
素子として適用可能な陰極線管)(A)の側断面図、第
2図はその正面図である。
同図中、(1)は管体を示しこれはガラスよりなる前面
パネル(2)及びネック部一体のファンネル(3)とか
ら形成される。前面パネル(2)は、その内面に複数組
の絵素となる短冊状の蛍光表示部、即ち本実施例では横
8組×縦8組の合計64組のいわゆる蛍光体トリオ(4
)からなる蛍光面(5)が形成される。この蛍光体トリ
オ(4)は第2図に示すように、長さし。
幅Wを有する青発光、赤発光、緑発光の蛍光体層B、R
,Gにて構成され、後述するピッチで且つその長手方向
が表示面(6)に対して水平方向、即ちX方向に沿って
配列される。蛍光体層B、R,G以外の面には光吸収層
が形成される。
前面パネル(2)及びファンネル(3)はフリットガラ
ス(7)を使用して相互に接合される。また、ファンネ
ル(3)側では、前面パネル(2)に接合される近傍領
域即ち画面側壁部(3a)の外周面がパネルの側面(2
a)と面一となるように平坦面に、即ち平面パネルの面
に対して垂直となるように形成される。
蛍光体トリオ(4)の形成としては、印刷法、スラリー
法のどちらでも良い。
また、電子銃(8)としては、単電子ビーム(e)を照
射する電子銃が用いられる。電子ビームは、3回のスイ
ッチング動作により一つの蛍光体トリオ(4)の各青蛍
光体層B、赤蛍光体層R及び緑蛍光体層Gを叩くように
して偏向ヨーク(9)により垂直、水平に走査される。
ビーム形状は蛍光体層の形状に対応するように横長ビー
ム形状(例えば長円形)であることを可とする。
尚、本実施例では、蛍光体トリオ(4)がその長手方向
をX方向に沿って配列させているため、従来の走査方法
、即ち水平(X方向)に走査させながら蛍光体iB、R
,Gを叩くという方法ではなく、垂直(Y方向)に走査
させながら蛍光体層B、R。
Gを叩くようにしている。その具体的動作、手段につい
ては後述する。
そして、かかる構成の陰極線管(A)を第3図及び第4
図に示すように、2次元的に多数配列することによって
、各隣り合う陰極線管(A)間の間隔がd(第6回参照
)の大画面の表示装置(B)として構成することができ
る。
本実施例においては、陰極線管(A)を縦方向に30個
、横方面に40個、計1200個配列して大画面表示装
置(B)を構成する。
しかして、本実施例においては、第5図に示すように、
蛍光体トリオ(4)の配列ピッチ、を一部で異なるよう
に成す。即ち、最外周に位置する蛍光体トリオ(4a)
の内、コーナ一部(10a2)を除く蛍光体トリオ(4
a、) とこの蛍光体トリオ(4a+)に対して内側に
隣接する蛍光体トリオ(4b)間の水平方向X並びに垂
直方向Yに関する配列ピッチ(以後、単に蛍光体トリオ
(4a+)、(4b)間の配列ピッチと記す)P、を、
最外周以外に位置する蛍光体トリオ(4h)同士のX方
向並びにY方向に関する配列ピッチ(以後、中に蛍光体
トリオ(4b)間の配列ピッチと記す)P2より小さく
なるように設定する( p +<P2)。また、前面パ
ネル(2)をその他主面(観視者側の面)において、例
えば第6図及び第7図に示すように、最外周に位置する
蛍光体トリオ(4a)に対向する外周面(10a)が中
央部平面(10b)に対して所定角度傾斜するように形
成する。尚、この傾斜角は後述するように、コーナ一部
(10az)を除く外周面(10a 、 )とコーナ一
部(10az)とで異なる。
今、コーナ一部(10a2)を除く外周面(10a、)
について考えると、第6図に示すように、最外周に位置
する蛍光体[・リオ(4a l)に対して電子ビーム(
0)を衝撃させて該蛍光体トリオ(4a+)を発光させ
た場合(図示の例では、代表的に赤蛍光体層Rを発光さ
せた場合を示す)、蛍光体トリオ(4a、)から前面パ
ネル(屈折率1.5) (2)の外周面(傾斜したガラ
ス界面) (10a+)に適当な入射角ψ、で入射した
光l、は、界面において屈折して中央部平面(10b)
と平行に直線n1に沿って出射される。その結果、最外
周に位置する蛍光体トリオ(4a1)が見かけ上距離り
ほど外側に位置することになる(破線で示す)。
このとき、直線n1における前面パネル(2)の厚みを
LI+外周面(傾斜面) (10a、)の傾斜角をθ。
蛍光体トリオ(4a+)からの光!、の外周面(10a
 + )に対する入射角(外周面(1,0a、)の法線
aとのなす角)をψ、とすると、上述の関係は次式で表
わされる。
1.5sinψ、  =  sinθ1     ・・
・・(1)tan(θ、−ψl)  =  D/ll 
   −−−・(2)従って、距離り及び厚みtlを設
定すれば、傾斜角θ1は上式(1)、 (2)から容易
に導かれる。
本実施例においては、図示のように、゛蛍光体トリオ(
4a+)、(4h)間の配列ピッチP、と蛍光体トリオ
(4b)間の配列ピッチP2との差(Pz  P+)を
上記距離りとするので、コーナ一部(10aJを除く蛍
光体トリオ(4a + ) 、(4b)間の配列ピッチ
P、が見かけ上世光体トリオ(4b)間の配列ピッチP
2と同じになる。即ち、コーナ一部(10az)を除く
各蛍光体トリオ(4a+)及び(4b)があたかも等ピ
ッチP2で配列された状態となされる。
一方、前面パネル(2)のコーナ一部(10at)の蛍
光体トリオ(4az)において、上述の如く、他の蛍光
体トリオ(4a l) 、(4b)との配列ピッチを見
かけ3h等ピッ千P2にするためには、第5図に示すよ
うに、対角線C上においてX方向及びY方向の補正が必
要である。この場合、第7図に示すように、対角線C上
におけるコーナ一部(10a、)の蛍光体トリオ(4a
z)の発光位置と出射光の位置(直線n2で示す)との
距離は、蛍光体トリオ(4a 1) 、(4b)間の配
列ピッチP、と蛍光体トリオ(4b)間の配列ピッチP
2との差D c−pz  PI)にα倍した距離になる
。このαは、対角線CとX軸又はY軸どのなず角により
決定され、本実施例の場合、はぼ正方形の前面パネル(
2)を用いているので、そのなす角は45″であり、α
はことなる。このとき、コーナー部(10az)の傾斜
角を02.蛍光体トリオ(4a2)からの光12のコー
ナ一部(10a、)に対する入射角をψ2.直綿n2に
おける前面パネル(2)の厚みをt2とすると、上記(
1)、 (2)式は 1.5sinθ2 = sinψ2     ・・・・
(3)となる。
そして、コーナ一部(10az)での傾斜角θ2を求め
る場合は、距離D (−P2−P、)と厚みt2により
上式(3)、 (4)を用いて算出すればよい。
尚、厚みり、及びt2は前面パネル(2)の中央部平面
(10b)における厚みT及び外周面(10a 、 )
又はコーナ一部(10a−)の部分の強度等を考慮して
任意に設定することができる性質のものである。
また、本実施例においては、各陰極線管(A)間におけ
る互いの最外周に位置する蛍光体トリオ(4a)間の配
列ピッチ(以後、単に蛍光体トリオ(4a)間の配列ピ
ッチと記す)P、を、蛍光体トリオ(4b)間の配列ピ
ッチP2に距離D(−P2 P、)の2倍を加えたピッ
チ(=P2+20)としているため、上述の出射光の作
用、即ち第6図の例で示せば蛍光体トリオ(4a+)の
位置から距離りほど外側に離間した位置から出射するこ
とから、上記の蛍光体トリオ(4a)間の配列ピッチP
、も見かけL等ピッ千Pよとなる。以上のことから、第
2図及び第4図に示すように、各蛍光体トリオ(4)が
各陰極線管(A)内及び各陰極線管(A)間において見
かけ上等ピッチP2で配列されたようになされる。
次に、本実施例の具体的寸法を示すと、蛍光体トリオ(
4a + ) 、(4b)間の配列ピッチP、は7.3
mm 。
蛍光体トリオ(4b)間の配列ピッチP2は7.8mm
 。
蛍光体トリオ(4a)間の配列ピッチP、は8.8mm
 。
前面パネル(2)の中央部平面(10b)での厚みTは
7.2mm 、コーナ一部(10a、)を除く外周面(
10al)の傾斜角θ1は13.5” 、  コーナ一
部(10a2)の(頃斜角θ2は25°である。
次に、上記大画面表示装置(B)の動作及びその動作を
実現させるための回路系統の一例を第8図〜第12図に
基づいて説明する。
まず、アンテナ(21)で受信されたTV信号(St)
は、チューナ(22)、ビデオ検波器(23)により複
合ビデオ信号(S、)として復調される。このビデオ信
号(St)は輝度・クロマ処理回路(Y/C処理回路)
(24)に供給され、原色信号B、R,Gとなされたの
ち、後段の画像処理回路(25)に供給される。
尚、上記アンテナ(21)、チューナ(22)、 ビデ
オ検波器(23)、 Y/C処理回路(24)は一般の
テレビ受信用の回路で汎用の回路が使用でき、なんら特
徴を有していないため詳細説明は省略する。
さて、ビデオ検波器(23)からの複合ビデオ信号(S
、)は、また同期分離回路(26)に供給され、水平同
期信号(H)と垂直同期信号(V)とに分離される。
画像処理回路(25)は、フィールドメモリ回路(27
)を主体として形成されており、Y/C処理回路(24
)より入力されて原色信号B、R,Gをそれぞれフィー
ルド単位でメモリする。即ち、この画像処理回路(25
)には、第9図に示すように、原色信号B、R,Gに対
してそれぞれ書込み用のフィールドメモリ(WB) 、
 (WR) 、 (WG)と読出し用のフィールドメモ
リ(RB) 、 (RR) 、 ([?G)が設けられ
ており、合計6個のフィールドメモリが用意されている
また、本実施例による大画面表示装置(B)は、縦方向
に30個、横方向に40個、計1200個の陰極線管(
A)を使用し、さらに各陰極線管(A)には8 X 8
 =64個の螢光体トリオ(4)が用意されているので
、1つのフィールド・メモリに対して少くとも64 x
 1200 = 76800個の情報をメモリする必要
がある。このために、第8図に示すように同期分離回路
(26)からの水平、垂直同期信号(H)、(V)をタ
イミング制御回路(28)に供給し、サンプリング信号
(f7)として画像処理回路り25)に供給するように
している。即ち、タイミング制御回路(28)からは種
々のタイミング信号が得られ、上記サンプリング信号(
f 、、)によって原色信号B、R。
Gをサンプルすると共に、タイミング制御回路(28)
から送られてくる別のタイミング信号、即ち書込みアド
レス信号(WAx)及び(WAy)で制御することによ
って書込み用のフィールドメモリ(WB) 、 (W[
l) 。
(罷)に原色信号B、R,Gを順序正しく書込むように
する。この場合、サンプリング信号(f SP)の周波
数は76800個のサンプリングに見合った周波数に選
定してもよいが、−船釣な画像用フィールドメモリでは
76800個以上のサンプリング周波数を有しているの
で、その画像用フィールドメモリをそのまま用い、続出
しアドレスを制御して必要情報を得るようにするのが実
用的である。
上記のようにして書込み用フィールドメモリ(WB) 
、 (ml?) 、 (WG)にライン順に書込まれた
信号は次のフィールド走査期間、例えば垂直ブランキン
グ期間中に各陰極線管(A)の駆動用として設けられた
小型メモリ(Ml)、 (M2) 、・・・・(Mix
。。)に転送される。このため、タイミング制御回路(
28)からは転送用の制御信号(Te3)が供給される
。この制御信号(T CS )は図示の例では1本の線
で代表されているが、実際は、書込み用フィールドメモ
リ(WB) 、 (WR) 、 (WG)を読出すため
のアドレス信号、各陰極線管(A)の駆動用小型メモ+
) (Ml)、012)。
・・・・(Mix。。)に書込むためのアドレス信号、
フィールドメモリ回路(27)と小型メモリ(Ml)、
 (L) 、・・・・(Mix。。)間に設けたセレク
タ回路(S13) 、 (SR) 、 (SG)を動作
させる制御信号ライン等により構成される。
また、1つの小型メモリ内には上記フィールドメモリ回
路(27)と同様に、原色信号B、R,Gに対してそれ
ぞれ書込用の専用メモリと読出し用専用メモリの合計6
個の専用メモリが用意されている。そして、この専用メ
モリは、陰極線管(A)に8 X 8 =64&lの蛍
光体トリオ(4)が用意されているため、少くとも64
個の情報をメモリできるようになっている。
尚、上記フィールドメモリ回路(27)は、説明の便宜
」二、読出し用フィールドメモリ(RB) 、 ([l
R) 、 (RG)及び書込み用フィールドメモリ(W
B) 、 (WR) 、 (WG)とに分けたが、本実
施例では、第1O図に示すように、1つの原色信−号、
例えば青の信号Bに対して2つの読出し書込み兼用フィ
ールドメモリ(FB、)、 (FBりを用いて、スイッ
チ(St +)、(S21)を切換えることによって、
フィールドメモリ(FB + ) 、 (FB z)を
サイクリックに続出し用又は書込み用に選択するように
している。例えば1フイールド目のデータを例えばフィ
ールドメモリ(FB、I’) に書込む場合、スイッチ
(S+ +)、 (SZ+)をそれぞれ(a)、 (d
)側に倒して行なう。このとき他方のフィールドメモリ
(FBI)より前回フィールドのデータを小型メモリ(
Ml)、 (M2)・・・・(M 1z o。)側に読
出すようにしてもよい。次の2フイールド目のデータは
、スイッチ(S11)を0))側に倒して空になった他
方のフィールドメモリ(FBI)に書込むようにすると
共に、■フィールド目のデータをスイッチ(S21)を
(C)側に倒すことによって小型メモリ(Ml)、 (
M2) 、・・・・(M、□。)IWIに読出すように
する。この動作は他のフィールドメモリ(FRI)、 
(FRZ)、 (FGI)、 (FG2)でも同様に行
なわれそれぞれスイッチ(Snx)、(Szz)、(S
+:i)、(Sz:+)により続出し、書込みが選択さ
れる。そして、これらの動作を繰返し行って順次送られ
てくる原色信号B、R,Gを小型メモリ(IL)、(M
z)、・・・・(Ml□。。)側へ読出して行く。
この例は、スイッチ(S11)、($1り、(S13)
、(S21)。
(S2□)、 (S、、)を同時に動かして書込み、読
出しを同時に行なうようにしたが、入力走査の垂直ブラ
ンキング期間を利用してその期間中にスイッチ(S++
)、(Snx)−(S+3)及びスイッチ(Sz+)、
(S2り。
(sz りを位相を異にして動かし、先に一方のフィー
ルドメモリから読出しを行なうよ・)にし、その後他の
フィールドメモリに対し書込みを行なうようにしてもよ
い。
また、小型メモリ(1’L)、(Mt)、” ” (L
2on)についても上記フィールドメモリ回路(27)
と同様に、原色信号別に2つの読出し、書込み兼用の専
用メモリ(MBI)、 (MBg)、(hh+)、 (
Ml2) 、 (MCI)、 (MC2)を有しており
、スイッチ(5:11)、(S3z)、(S33)及び
スイッチ(S41)、 (342)、 (S4:I)に
てそれぞれ読出し2、書込みが選択できるようになされ
ている。
そして、フィールドメモリ回路(27)のうち、例えば
スイッチ(Sz+)を(C)側に倒すことによって読出
し状態となされたフィールドメモリ(FB、)、 (P
R,)。
(FG I )にメモリされた画像信号B、R,Gは、
次のフィールド期間(垂直ブランキング期間も含む)中
に後述するようにそれぞれセレクタ回路(SB)。
(SR) 、 (SG)を介して小型メモリ(Ml、)
、 (M2) 、・・・・(M、2゜。)のそれぞれの
専用メモリ例えば(MBυ。
(MBI) 、(MCI)へと転送される。このとき、
各陰極線管(A、)が受持つ画像領域にしたがってフィ
ールドメモリ(FBI)、 (FRI)、 (F’GI
)の情報が分割されて転送されることは言うまでもない
。即ち、各専用メモリ(門Bl)、 (MRI)、 (
MC1,)はそれぞれ64個の情報をメモリするように
制御される。
そして、各専用メモリに転送された画像信号は、次の如
く続出される。即ち、タイミング制御回路(28)から
続出し用のアドレス信号(RAx) 、 (RAy)が
各小型メモリ(1〜(Mlzoo)内の各専用メモリ(
MHI)、 (MHI)、 (MCI)に供給される。
このとき、本例では該アドレス信号(RAx) 、 (
RAy)を制御して読出し順序が画面の垂直方向となる
ようになされる。
その結果、各フィールドメモリ(FBI)、 (FBI
)、(FGl、)及び各専用メモリ(MHI)、 (M
RI)、 (MCI)で・ライン順次にかつ水平方向に
メモリされた画像信号は、読出し時には画像全体でみる
と、第12図Aに示すように、縮方向(垂直方向)に続
出されることになる。
各専用メモリ(MBI)、 (M[?1)、 (MCI
)から上述のようにして読出された信号は、次にタイミ
ング制御回路(28)から供給されるスイッチング信号
(f s、1)によってシリアル信号に変換される。即
ち、同時に走査される各陰極線管の走査位置に対応させ
て青蛍光体層の位置ではB用メモリスイッチ(Sb)を
ONにしてそれぞれのB専用メモリ(MBI)又は(M
l2)から信号を出力させ、赤蛍光体層の位置ではR用
メモリスイッチ(Sr)をONにしてそれぞれのR専用
メモリ(MRI)又は(MRZ)から信号を出力させ、
緑蛍光体層の位置ではG用メモリスイッチ(Sg)をO
NにしてそれぞれのG専用メモリ(MG 、 )又は(
FIG2)から信号を出力させることにより、シリアル
変換されたBRG信号を得るようにしている。そしてこ
の1200個分のシリアル信号をそれぞれアンプ(へ肝
、)〜(AMP+z。。)を介して各陰極線管(AI)
〜(八、。。)に供給して画像を表示させる。
第8図ではスイッチング信号(fsW)が1本の制御線
で示されているが、実際には第9図に示すように、3木
の制御線(ffsW+) 、(fsiy□)、(rsw
、)を設けて、これら3本の制御線(f 5Wl) 、
 (f Sl、I2) 。
(f sw:+)に第11図に示すような位相のずれた
スイッチング信号を供給する構成となされる。
また、偏向についても、上述のように読出し方向を垂直
方向に変更したのに対応して変更するようにしている。
即ち、第12図Bに示すように同期分離回路(26)か
ら得られた垂直同期信号(17msee:60Hz)(
V)に基づいて各陰極線管(A)の水平方向の偏向(H
cJが同時になされ、更にタイミング制御回路(28)
から得られる垂直偏向信号(Sv)で各陰極線管(A)
の垂直偏向(V Ca1)が同時になされる。この垂直
偏向信号(Sv)は、各陰極線管(A)には垂直方向に
8本のラインがあるので、この8本のラインを1フイ一
ルド期間(1/605ec)に走査するために8 X6
0=480Hz(2m 5ec)の周波数となる。
上記の例では屋内用を主としたことにより1200個の
陰極線管しか使用していないため、入力が飛越走査の信
号であっ”ζも、奇数フィールドと偶数フィールドで同
じ場所を叩くことになる。これは1200個と個数の少
ない陰極線管で大画面表示装置を構成した場合、垂直方
向のライン数が8X30=240本しかとれないためで
ある(入力走査のライン数は520本と多い)。従って
使用する陰極線管を倍増させて飛越走査させてもよいこ
とは自明である。尚、本例においては、奇数フィールド
、偶数フィールドのどちらかを捨てるようにしてもよい
また、上記の例ではフィールドメモリ、専用メモリをB
、、R,C;に対してそれぞれ2つ設けた例を示したが
、例えば転送を垂直ブランキング期間内に行なう場合は
、各1′つのフィールドメモリ及び専用メモリを書込み
、読出しで瞬時に切換えればよいため、メモリ数を半減
することができる。
ト述の如(本例によれば、大画面表示装置(B)を構成
する陰極線管(A)における蛍光体トリオ(4a + 
) 、(4b)間の配列ピッチP、を、蛍光体トリオ(
4b)間の配列ピッチP2より小さくし、かつ最外周の
蛍光体トリオ(4a)に対向する前面パネル(2)の外
周面(10a)を中央部平面(10b)に対して所定角
度(コーナ一部(10az)を除く外周面(10a、)
においては角度θ1.コーナ一部(leat)において
は角度θ2)傾斜させるようにしたので、最外周の蛍光
体トリオ(4a)が見かけ上無効部分に存rることにな
って、各蛍光体トリオ(4)の配列ピッチが等ピッチP
2となると共に、大画面表示装置(B)を構成した場合
の陰極線管(A)間の互いの最外周に位置する蛍光体ト
リオ(4a)間の配列ピッチも等ピッチP2になるため
、その結果、ファンネル(3)の画面側壁部(3a)の
厚みを薄くしなくても、継ぎ目の目立たない高品位の画
像が得られる。次に、視野角を考えてみると、本例にお
いては、第6図及び第7図に示すように、コーナ一部(
10a、)を除く外周面(10a+)を傾斜角θ1の傾
斜面とし、コーナ一部(10a、)を傾斜角θ2の傾斜
面としているため、それぞれ外周面(10a=)及びコ
ーナ一部(10az)での視野角φ4.φ2は、通常(
傾斜面を形成しない場合)の視野角φ3.φ4よりも広
くなる。
また、外周面(10a、)及びコーナ一部(10a、)
の傾斜角θ、及びθ2を調整することによって、蛍光体
トリオ(4)の配列ピッチを小にすることができるため
、高解像度の大画面表示装置(B)が得られる。
尚、一体形のファンネルの場合は、通常、外周面の周端
部が円弧状となっているため、コーナー部を除く外周面
においては、その円弧が形づくる傾斜を利用することが
できる。そのため、傾斜面はコーナ一部のみ形成すれば
よい。
また、」−記2つの実施例とも、蛍光体層B、R。
Gの長手方向が表示面(6)に対して水平方向Xに沿っ
て配列された陰極線管(A、 )に適用した場合を示し
たが、その他、蛍光体層B、R,Gの長手方向が表示面
(6)に対して垂直方向Yに沿って配列された陰極線管
にも適用することができる。
また、電子銃(8)についても、図示の例では単ビーム
照射型を示したが、3ビーム照射型にも適用り詣である
〔発明の効果〕
本発明に係る大画面表示装置は、前面パネル内面に複数
の蛍光体トリオが所定ピッチで配されてなる陰極線管を
マトリクス配置して成る大画面表示装置において、上記
各陰極線管の最外周に位置する複数の蛍光体トリオと該
蛍光体トリオに対して内側に隣接する蛍光体トリオのピ
ッチを、それ以外の蛍光体トリオ同士のピッチより小さ
く、かつ最外周の蛍光体トリオに対向する前面パネルの
外周面を前面パネルの中央部平面に対して所定角度傾斜
させて構成したので、各陰極線管におけるファンネルの
画面側壁部の厚さを薄くしなくても、継ぎ目が目立たな
い高解像度の大画面を得ることがでると共に、視野角の
拡大化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る陰極線管を示す側断面図、第2
図はその正面図、第3図は本実施例に係る大画面表示装
置を示す側断面図、第4図はその正面図、第5図は大画
面表示装置における前面パネルの一主面(裏面)側を示
す要部の拡大模式図、第6図は第5図におけるA−A線
上の断面図、第7図は第5図におけるB−B線上の断面
図、第8図は大画面表示装置の動作手段の−・例を示す
ブロック図、第9図は画面処理回路の動作を示すブロッ
ク図、第10図はフィールドメモリ及び専用メモリの構
成を示すブロック図、第11図はスイッチング信号のタ
イミングチャート、第12図は走査順序及び水平、垂直
偏向波形を示す説明図、第13図は従来例に係る大画面
表示装置を示す側面図、第14図は他の従来例に係る大
画面表示装置を示す要部の正面図、第15図は従来例に
係る大画面表示装置を示す正面図、第16図は従来例に
係る大画面表示装置の要部の側断面図、第17図は他の
従来例の陰極線管の側断面図である。 (A、)は陰極線管、(B)は大画面表示装置、(1)
は管体、(2)は前面パネル、(3)はファンネル、(
4)は蛍光体トリオ、(5)は蛍光面、(8)は電子銃
、(9)は偏向ヨーク、(10a)は外周面、(10b
)は中央部平面、θは傾斜角である。 l \ 第5凶h’hl乃B−8楳上−断面図 第7図 7」−三統ネ市■ミ習(

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前面パネル内面に複数の蛍光体トリオが所定ピッチで配
    されてなる陰極線管をマトリクス配置して成る大画面表
    示装置において、 上記各陰極線管の最外周に位置する複数の蛍光体トリオ
    と該蛍光体トリオに対して内側に隣接する蛍光体トリオ
    のピッチが、それ以外の蛍光体トリオ同士のピッチより
    小さく、かつ最外周の蛍光体トリオに対向する前面パネ
    ルの外周面が前面パネルの中央部平面に対して所定角度
    傾斜していることを特徴とする大画面表示装置。
JP6698789A 1989-03-17 1989-03-17 大画面表示装置 Pending JPH02244544A (ja)

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