JPH02243327A - 合成樹脂製容器蓋の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製容器蓋の製造方法

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JPH02243327A
JPH02243327A JP2028376A JP2837690A JPH02243327A JP H02243327 A JPH02243327 A JP H02243327A JP 2028376 A JP2028376 A JP 2028376A JP 2837690 A JP2837690 A JP 2837690A JP H02243327 A JPH02243327 A JP H02243327A
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JP
Japan
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liner material
top wall
lid body
synthetic resin
liner
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JP2028376A
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Hidehiko Omi
英彦 近江
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Nippon Closures Co Ltd
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Japan Crown Cork Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、合成樹脂製容器蓋の製造方法、更に詳しくは
、型押成形されたライナーを備えた合成樹脂製容器蓋の
製造方法に関する。
〔従来の技術〕
周知の如く、種々の容器のための容器蓋として、天面壁
及びこの天面壁の周縁から垂下するスカート壁を有する
合成樹脂製容器蓋が実用に供されている。かかる合成樹
脂製容器蓋は、強度及び剛性等の点から、一般に、比較
的硬質の合成樹脂材料から成形されるが、この場合、容
器の口頭部端縁に係合せしめられる部位(即ち、天面壁
の内面周縁部)に充分な柔軟性乃至クツション性が得ら
れず、それ故に高速の密封が困難である。従って、金属
製容器蓋の場合と同様に、蓋本体の天面壁の内面に比較
的柔軟な材料から形成されたライナーを配設することが
一般に必要である。
上記ライナーの配設は、金属製容器蓋の場合と同様に、
成形された蓋本体の天面壁の内面中央部に溶融状態のラ
イナー素材を供給し、次いでこのライナー素材を所定形
状のライナーに型押成形することによって、好都合に達
成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
而して、合成樹脂製容器蓋の場合、上記ライナーの配設
に関して、次の通りの解決すべき問題がある。即ち蓋本
体が金属製である場合には、一般に、蓋本体を形成して
いる金属材料の内面に適宜の接着層が被覆されており、
それ故に、蓋本体の天面壁の内面中央部に溶融状態のラ
イナー素材を供給すると、上記接着層の作用によってラ
イナー素材が供給位置に充分確実に保持される。然るに
、蓋本体が合成樹脂製である場合には、上記接着層が存
在せず、それ故に、蓋本体の天面壁に供給されたライナ
ー素材は供給位置に充分確実に保持されない。従って、
天面壁の内面中央部にライナー素材が供給された蓋本体
を、ライナー素材供給域からライナー型押成形域に搬送
する際、特に高速で搬送する際に、ライナー素材が供給
位置、即ち天面壁の内面中央部から移動してしまう傾向
がある。ライナー素材のかような移動が若干であれば特
に重大な問題は生じないが、ライナー素材が相当量移動
して、例えば天面壁の内面の特定角度位置にてスカート
壁の内面に接触乃至近接する状態になると、ライナー素
材を所要形状にライナーに型押成形することが不可能乃
至著しく困難になる。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、その
技術的課題は、蓋本体の天面壁の内面中央部に供給され
たライナー素材の許容し得ない移動を確実に防止するこ
とができる、改良された合成樹脂製容器蓋の製造方法を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の解決手段は、(1)蓋本体の成形の際に、蓋本
体の天面壁の内面中央部に環状突条を形成し、ライナー
素材を上記環状突条内に位置せしめて°ライナー素材が
天面壁の内面に対して相対的に移動することを阻止する
こと、或いは(2)蓋本体の成形の際に、蓋本体の天面
壁の内面中央部に凹部を形成し、ライナー素材を上記凹
部内に位置せしめてライナー素材が天面壁の内面に対し
て相対的に移動することを阻止すること、である。
即ち、本発明によれば、天面壁及び該天面壁の周縁から
垂下する筒状スカート壁を有する合成樹脂製蓋本体を形
成し、次いで該蓋本体の該天面壁の内面中央部に溶融状
態のライナー素材を供給し、しかる後に該ライナー素材
を所要形状のライナーに型押成形する、合成樹脂製容器
蓋の製造方法において; 該蓋本体の成形の際に、該蓋本体の該天面壁の内面中央
部に環状突条を形成し、該ライナー素材を該環状突条内
に位置せしめて該ライナー素材が該天面壁の内面に対し
て相対的に移動することを阻止する、ことを特徴とする
合成樹脂製容器蓋の製造方法が提供される。
更にまた、本発明によれば、天面壁及び該天面壁の周縁
から垂下する筒状スカート壁を有する合成樹脂製蓋本体
を形成し、次いで咳蓋本体の該天面壁の内面中央部に溶
融状態のライナー素材を供給し、しかる後に該ライナー
素材を所要形状のライナーに型押成形する、合成樹脂製
容器蓋の製造方法において; 該蓋本体の成形の際に、該蓋本体の該天面壁の内面中央
部に凹部を形成し、該ライナー素材を該凹部内に位置せ
しめて該ライナー素材が該天面壁の内面に対して相対的
に移動することを阻止する、ことを特徴とする合成樹脂
製容器蓋の製造方法が提供される。
〔作用〕
本発明の製造方法においては、蓋本体の天面壁の内面中
央部に形成された環状突条或いは凹部内にライナー素材
が供給され、かくして天面壁の内面に対してライナー素
材が相対的に移動することが確実に阻止され、ライナー
素材は天面壁中央部に充分確実に保持される。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明の合成樹脂製容器蓋
の製造方法の実施例について詳細に説明する。
本発明に従う合成樹脂製容器蓋の製造方法においては、
最初に、第1図に図示する如き形態の合成樹脂製蓋本体
2を成形する。蓋本体2の成形は、射出成形又は圧縮成
形等のそれ自体は周知の適宜の成形方法によって遂行す
ることができる。蓋本体2は、適宜の合成樹脂から形成
することができるが、硬質ポリエチレン又はポリプロピ
レンの如き比較的硬質の合成樹脂から形成するのが好ま
しい。第1図に倒立状態で図示している蓋本体2は、円
形天面壁4とこの天面壁4の周縁から垂下する(第1図
においては上方に延びている)円筒形スカート壁6とを
有する。スカート壁6の内面には図示していない容器の
口頚部の外周面に形成されている雄螺条に螺合される雌
螺条8が形成されている。所望ならば、スカート壁6の
裾部(第1図において上端部)に、それ自体は周知の種
々の形態のピルファープルーフ帯を形成し、かくして容
器蓋にピルファープルーフ特性を付与することもできる
本発明に従う合成樹脂製容器蓋の製造方法においては、
蓋本体2の成形に際し、天面壁4の内面中央部に環状突
条10を形成する。円形環状でよい環状突条10には、
所望ならば、周方向に適宜の間隔をおいて中断部を形成
することもできる。
蓋本体2の成形の後に、蓋本体2をライナー素材供給域
に搬送し、第2図に図示する如く、蓋本体2の天面壁4
の内面中央部に溶融状態7のライナー素材12を供給す
る。この際には、上記環状突条10内にライナー素材1
2を位置せしめ、天面壁4の内面中央部からライナー素
材12が移動することが環状突条10によって確実に阻
止されるようになすことが重要である。ライナー素材1
2は塩化ビニル樹脂又は軟質ポリエチレンの如き比較的
軟質の合成樹脂であるのが好ましい。蓋本体2の天面壁
4の内面中央部へのライナー素材12の供給自体は、例
えば特公昭57−8649号公報に開示されている如き
装置によって好都合に遂行することができる。
次いで、ライナー素材12が供給された蓋本体2をライ
ナー素材供給域から搬出し、ライナー型押成形域に搬入
する。この際に、高速製造ラインにおいては、蓋本体2
は相当高速で搬送され、従って蓋本体2内に存在するラ
イナー素材12には慣性に起因して相当大きな力が作用
する。しかしながら、上述した通り環状突条10によっ
てライナー素材12が天面壁4の内面中央部から移動す
ることが阻止される故に、蓋本体2の搬送の際にライナ
ー素材12が天面壁4の内面に対して相対的に移動して
天面壁4の内面周縁部に偏って位置されてしまうことは
ない。
ライナー型押成形域においては、第3図に図示する如く
、アンビル14上に倒立状態で位置付けられている蓋本
体2内に、それ自体は周知の適宜の形態でよい型押工具
16が挿入され、かかる型押工具16の作用によって、
ライナー素材12が所要形状のライナー18に型押成形
される。
次いで、蓋本体2内に挿入された型押工具16を上昇せ
しめて蓋本体2から離脱せしめると、型押成形されたラ
イナー18を備えた合成樹脂製容器蓋が完成される。
第4図は、本発明の合成樹脂製容器蓋の製造方法の他の
実施例を図示している。この実施例においては、蓋本体
2の天面壁4の内面中央部に、環状突条10に代えて円
形でよい凹部20を形成する。そして、天面壁4の内面
に供給されるライナー素材12をこの凹部20内に位置
せしめて、天面壁4の内面中央部からライナー素材12
が移動するのを確実に阻止する。
〔発明の効果〕
本発明の合成樹脂製容器蓋の製造方法においては、天面
壁の内面中央部に供給されたライナー素材は、天面壁の
内面中央部に形成されている環状突条或いは凹部によっ
て、供給された所定位置に確実に保持され、従って高速
製造においてもライナーの型押成形は充分容易且つ確実
に遂行され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う合成樹脂製容器蓋の製造方法の
一実施例における蓋本体を示す断面図。 第2図は、第1図の蓋本体にライナー素材を供給した状
態を示す断面図。 第3図は、ライナー素材を型押成形している状態を示す
断面図。 第4図は、本発明に従う合成樹脂製容器蓋の製造方法の
他の実施例における蓋本体にライナー素材を供給した状
態を示す断面図。 2・・・・・蓋本体 4・・・・・天面壁 6・・・・・スカート壁 10・・・・・環状突起 12・・・・・ライナー素材 18・・・・・ライナー 20・・・・・凹部 特許出願人  日本クラウンコルク株式会社窯1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカー
    ト壁を有する合成樹脂製蓋本体を形成し、次いで該蓋本
    体の該天面壁の内面中央部に溶融状態のライナー素材を
    供給し、しかる後に該ライナー素材を所要形状のライナ
    ーに型押成形する、合成樹脂製容器蓋の製造方法におい
    て;該蓋本体の成形の際に、該蓋本体の該天面壁の内面
    中央部に環状突条を形成し、該ライナー素材を該環状突
    条内に位置せしめて該ライナー素材が該天面壁の内面に
    対して相対的に移動することを阻止する、ことを特徴と
    する合成樹脂製容器蓋の製造方法。 2、天面壁及び該天面壁の周縁から垂下する筒状スカー
    ト壁を有する合成樹脂製蓋本体を形成し、次いで該蓋本
    体の該天面壁の内面中央部に溶融状態のライナー素材を
    供給し、しかる後に該ライナー素材を所要形状のライナ
    ーに型押成形する、合成樹脂製容器蓋の製造方法におい
    て;該蓋本体の成形の際に、該蓋本体の該天面壁の内面
    中央部に凹部を形成し、該ライナー素材を該凹部内に位
    置せしめて該ライナー素材が該天面壁の内面に対して相
    対的に移動することを阻止する、ことを特徴とする合成
    樹脂製容器蓋の製造方法。
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Cited By (3)

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