JPH02243241A - 加工機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明は、各種加工機の加工状態を常に好ましいもの
に保ち、安定した加工を行なうことができる加工機制御
装置に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は例えば特開昭６３−９９１３５号公報に開示さ
れた加工機制御装置の構成を示すブロック図である。図
において、（１）は制御対象である加工機、（２）は加
工機（１）を制御する制御部、（３）は加工機（１）と
制御部（２）との間でやりとりされる加工速度や送り等
の制御信号及び加工状態等の検知信号（以下制御信号等
という）　、（４ａ）は各種の加ニブログラム等を蓄積
している記憶部、（５）は制御部（２）と記憶部（４ａ
）との間でやりとりされる加ニブログラムや制御条件等
に基づく各種のデータである。

次に動作について説明する。まず記憶部（４ａ）内に記
憶されている多数の加ニブログラム等の中から、例えば
放電加工において所望する最終表面粗度を得るための加
工速度や送り等のデータ（５）が選択され、制御部（２
）に設定される。つぎに加工が開始され、制御部（２）
は上記のデータ（５）に基づいて加工機（１）を制御す
る。このとき、加工機（１）と制御部（２）との間で制
御信号等（３）がやりとりされ、制御指令に応じた加工
エネルギーが加工機（１）に対して供給される。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の加工機制御装置は以上のように構成されているの
で、加工前に加工条件の初期設定を行うことができても
、加工中における加工状態の変化に対応して的確に加工
条件を変更し、加工条件を好ましいものに保つことが困
難であるという問題があり、さらに、記憶部（４ａ）に
格納する加ニブログラム等のデータが膨大な量になるよ
うな場合は、例えば記憶部（４ａ）をＩＣメモリによっ
て構成することはコストの面で不利であり、また、これ
とは別にディスク装置等で構成すると、データの読み出
し時間が遅くなるために操作の面で不利となるなどの問
題がある。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、多種の初期加工条件設定データ等を含む加工
条件変更操作に関するデータを記憶させて格納する際に
、これらのデータは膨大な量になることが多いため、こ
れを蓄積するコスト及び操作の際の読出時間の両面にお
いて効率化を図るとともに、加工条件の初期設定を行な
い、さらに加工中の加工状態の変化に対応して加工条件
を変更し、加工状態を常に好ましいものに保つことがで
きる加工機制御装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る加工機制御装置は、比較的小さい記憶容
量を有する一次記憶部と、比較的大きい記憶容量を有す
る二次記憶部と、この二次記憶部内のデータの検索・読
出しを行なって所望のデータを一次記憶部に格納させる
検索部と、一次記憶部に格納したデータに基づいて加工
機を制御する制御部とを備えるようにしたものである。

［作　用］ この発明においては、加ニブログラム等の大容量のデー
タを有する二次記憶部内より、加工機や被加工物の特性
及び目標とする加工精度等に適応する所望のデータを検
索部により検索・読出しを行なって一次記憶部に格納し
、この格納された所望のデータに基づいて加工機を制御
する。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、（１）〜（３）　、　（５）は第３図の従
来例の構成図における同符号の部分と同−又は相当部分
であり、それぞれ加工機、制御部、制御信号等、記憶部
及びデータである。

次にこの発明による記憶部（４）の構成を説明する。（
６）はＩＣメモリで構成された一次記憶部、（７）は一
次記憶部（６）と検索部（８）との間の信号、（９）は
検索及びデータ読出しの信号、（１０）は固定ディスク
装置で構成された二次記憶部である。

次に動作について説明する。第１図において、記憶部（
４）　１．：記憶されている多数の加ニブログラム等の
データの中から、例えば所望する最終表面粗度を得るた
めの加工速度や送り等のデータ（５）が選択され制御部
（２）に設定される場合には、検索部（８）によって二
次記憶部（１０）内に格納されている大容量のデータ群
より、加工機（１）や被加工物の特性等に応じて所望の
加工成果を得るのに適合した一部のデータを検索して読
出し、これを検索部（８）を経て一次記憶部（０）に格
納する。

つぎに加工が開始され、制御部（２）は一次記憶部（６
）に記憶された小容量のデータに基づいて加工機（１）
を制御する。このとき、加工機（１）と制御部（２）と
の間で制御信号等（３）がやりとりされ、制御指令に応
じた加工エネルギーが加工機（１）に供給される。

なお、上記実施例では二次記憶部（１ｏ）を固定ディス
ク装置で構成した例について示したが、他の記憶装置例
えば磁気ディスク装置、光デイスク装置、磁気テープ装
置又は穿孔テープ装置のいずれで構成してもよく、上記
実施例と同様の効果を得ることができ、さらに二次記憶
Ｎ　＜Ｉｏ＞の内容が記憶されている媒体を取り外して
持ち運ぶことができるので、異なった場所に設置された
同一機種の加工機の操業を行うような場合、適切な加ニ
ブログラム等のデータを共有することが可能となる。

また、第２図に示すように大容量の加ニブログラム等の
データを格納する二次記憶部（１ｏ）を設け、それぞれ
に異なる機種の加工Ｉ！　（１）あるいは同一機種の加
工機（１）であっても、被加工物等による加工条件が相
異するような場合には、加工機（１）のそれぞれの制御
条件に適合したデータをデータバス（１１）を介し、そ
れぞれの加工機（１）に対応する制御部（２）、一次記
憶部（６）及び検索部（８）を設けると、条件が異なる
複数の加工機制御装置が、加工データ源として１個の二
次記憶部（１０）を設けるのみで可能となる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、大容量の加工データ
を二次記憶部に格納し、加工機制御に適応した加工デー
タのみを検索部によって読出し、これを一次記憶部に格
納し、この格納した加工データに基づいて加工機を制御
するように構成したので、初期加工条件設定データを含
む加工条件変更操作に関する膨大なデータをコスト及び
読出時間の両面において効率的に運用できるとともに、
加工条件の初期設定を行ない、さらに加工中の加工状態
の変化に対応して加工条件を変更し、常に加工状態を好
ましいものに保つことができる加工機制御装置が得られ
る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による加工機制御装置の構
成図、第２図はこの発明の他の実施例による加工機制御
装置の構成図、第３図は従来の加工機制御装置の一例を
示す構成図である。 図において、（１）は加工機、（２）は制御部、（６）
は一次記憶部、（８）は検索部、（１０）は二次記憶部
。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 比較的小さい記憶容量を有する一次記憶部と、比較的大
   きい記憶容量を有する二次記憶部と、この二次記憶部内
   のデータの検索・読出しを行なって所望のデータを上記
   一次記憶部に格納させる検索部と、上記一次記憶部に格
   納したデータに基づいて加工機を制御する制御部とを備
   えたことを特徴とする加工機制御装置。