JPH02242562A

JPH02242562A - 小形パック式電池

Info

Publication number: JPH02242562A
Application number: JP1064677A
Authority: JP
Inventors: Akira Iwamura; 亮岩村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-03-15
Filing date: 1989-03-15
Publication date: 1990-09-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は小形のシール型鉛蓄電池等の積層電池をパック
した小形パック式電池に関する。

従来の技術従来から素電池を積層し、各素電池の極柱間を直列に接
続した積層電池において、この極柱を接続する方法とし
ては棚と呼ばれる鉛合金を用いたり、リード線を各極柱
間に半田付けして接続したり、相接する極柱をその先端
部を互いに寄せ合い、接触した部分を半田付けしたりし
ていた。第１１図に示したのは従来例の一例であり、極
柱２２、２３と両極端子２４．２５とはそれぞれリード
線２６、２７により接続されている。

発明が解決しようとする課題上記のような小形のパック式電池において、外径寸法を
出来るだけ小さくするためには、先ず外装ケースを丈夫
な薄い材料にすることが考えられ、この薄い材料で形成
した外装ケースを互いに固着する手段において、寸法的
なロスを生じさせないこと、又、第１１図に示すように
内部配線にリード線２６．２７等を使った場合、リード
線の太さによる寸法ロスや組立時のリード線の引回しロ
スあるいは噛み込み等のトラブルをなくすること、等が
要求される。又、外部にでる両極端子２４．２５と内部
の積層電池の極柱２２．２３とを継ぐ作業を外装ケース
の装着直前に行えることが望ましいが、第１１図の場合
では接続してからリード線の引回しをしたり、調整をお
こなわねばならない等の難点があった。

本発明の目的は−１−記問題点を解消し、リード線を用
いることなく、外装ケースを嵌着する以前にターミナル
板に両極端子を構成し、この両極端子を設けたターミナ
ル板を外装ケースを嵌着固定すると同時に取付けて電池
を完成することができるパック式電池を提供しようとす
るものである。

課題を解決するだめの手段本発明は上記目的を達成するために、先ず両極端子を有
する電池として、複数個の素電池を積層し、これら素電
池の各極柱にはプリント基板を挿入し、それぞれを直列
に接続して積層電池とし、この積層電池の陽極部及び陰
極部を前記プリント基板］−に設け、これら陽極部及び
陰極部に１字形状の端子板の一方リート部端を乗せた状
態で前記極柱と共に一体的に接続固定し、端子板の他方
を電池の両極端子としてターミナル板に装着した小形パ
ック式電池とした。又、この電池の両極端子を装着した
ターミナル板を外装ケースの嵌着と共に固定する構成と
して、四方の各辺を鉛直に折曲げて箱状ケースとし、こ
れら箱状ケースの一対をｈ：いに凹部を内側にして重ね
合わせて外装ケースとし、この外装ケースの相対接する
三方の重合部は互いに係合する凹凸嵌合部とし、残りの
一方の重合部には切欠部を設６づ、この切欠部の周縁に
係合する溝を有し［１つ電池の両極端子を装着したタミ
ナル板を設け、前記一対の箱状ケースを重ね合わせると
同時に前記切欠部に前記ターミナル板を嵌着固定した小
形パック式電池とした。

作用本発明の両極端子は２字形状の端子板のリート部端を、
積層電池のプリント基板上に設けた陽極部及び陰極部に
それぞれ乗せた状態で、各極柱と共に一体的に接続した
ので、１字形状のリート部端と両極端子とが一定間隔を
保って固定され、この両極端子を装着したターミナル板
を外装ケースに固定し易くなっている。又、端子板その
ものが積層電池の陽極部と陰極部と接続する接続体の役
目も果たしているので、接続のためにリード線を用いた
りすることなく、スペースの有効利用ができる。

又、外装ケースを構成する一対の箱状ケースは互いに四
部を内側にして重ね合わせており、外装ケースの三方の
重合部では凹凸嵌合部を設の、板厚の範囲内で嵌着固定
されるので外部に突出する部分がなく小形化が実現でき
、内部スペースが有効に利用できる。又、外装ケースの
一方には切欠部を設け、この切欠部の周縁に係合する溝
を有し、目つ両極端子を装着したターミナル板を設け、
このターミナル板を外装ケースの嵌着固定と同時に切欠
部に取付けることができるようにしたので、極めて操作
が容易になった。

実施例以−ト、図面に示した実施例につき説明する。

第１図は本発明小形パック式電池のＩＦ面図で部内部を
示した。第２図は１−面図、第３図は側面図である。

１は外装ケース、２，３は一対の箱状ケース、４．５は
両極端子、６はターミナル板、７．８は２字形状の端子
板で、Ｚ字形の一方リート部端７ａ、８ａはプリント基
板９に乗るように配設されている。１０は素電池、１１
はテープで、外装ケース１の外周に張り付けている。

第４図、第５図は要部拡大断面図で、１２はプリント部
で、プリント基板９上に設けてあり、プリント基板９は
素電池ＩＯの極柱１３．１４に串ざしに挿入され、プリ
ント部１２で素電池を直列に接続している。この極柱１
３．１４はパック式電池の電源となる。端子板７，８ｉ
１Ｚ字形状をしており、電池の両極端子４．５と素電池
ＩＯの極柱１３，１４とを接続し、リード部端７ａ、８
ａがプリント基板９−．１−、に乗った形で、前記極柱
１３．１４と一体的に接続されている。１５．１６は半
田付は部を示す。

第７図〜第１Ｏ図は外装ケース示すもので、２．３は一
対の箱状ケースて、四力の各辺を鉛面に折曲げてあり、
これら箱状ケース２．３の凹部を内側にして重ね合わせ
て外装ケース１としている。

１７、１８は凹凸嵌合部で、箱状ケース２．３の：方の
重合部に設けられている、凹凸は箱状ケース２．３間で
互いに嵌合できるように対称的に側面部に形成されてい
る。１９はストッパーで、箱状ケース２の重合部の一部
に形成され、箱状ケースの板厚分を内側に絞り込み、こ
の段部に箱状ケース３の側面に設けた首部２０が落し込
まぜるようになっている。２１は切欠部で、箱状ケース
２．：３の方の重合部に設けられ、この部分にターミナ
ル板６を嵌着するようになっている。ターミナル板６は
切欠部２１の周縁に係合する溝６ａを外周部の全体に有
する。ターミナル板６は第１図、第５図に示すように、
両極端子４．５を装着しており、外装ケース１を構成す
るため、一対の箱状ケース２．３の凹凸嵌合部１７．１
８を重ね合わせると同時に切欠部２１の周縁に溝６ａが
係合して、係着固定される。

凹凸嵌合部１７．１８は箱状ケース２．３の側面に形成
されているので、板厚以上の厚みが必要でなく、コンパ
クトに嵌合することができる。従って、金属製の板金等
を使用すればより効果的である。

なお、第２図、第３図に示したテープ１１は十記重合部
としての凹凸嵌合部１７．１８部をシールしたものであ
る。テープ１１は裏面に粘着剤をコーティングした薄く
丈夫なシールテープを用いることが望ましく、このテー
プ１１によって箱状ケース２゜３を確実に固定し、凹凸
嵌合部１７．１８の嵌着目尻部を覆うことができ、浮き
上がりや離脱防止に効果的である１、又、テープは極め
て薄いので、電池としての容積効率に悪影響を及ぼさな
い。

発明の効果本発明はに記のような構成をとったので、複数個の素電
池を積層して直列に接続すると共にプリント基板を介し
て極柱と１字形状の端子板の一力とを一体的に接続し、
端子板の他方を電池の両極端子としてターミナル板に装
着することにより、−・対の箱状ケースを重ね合わせて
外装ケースを完成する直前に半田付は等による接続が可
能で、タミナル板を外装ケースに嵌着固定すれば固定が
容易且つ確実に行われる。又、１字形状の端子板を用い
ているので、リート線等の配線と異なり、かさ張る部分
がなく、コンパクトな配線ができ、作業工程も極めて少
なく合理化にも資する等その効果は大きい。

又、外装ケースが箱状ケースを重ね合わせることによっ
て構成でき、その側面部には凹凸嵌合部が板厚の範囲内
で構成されているため、スペースが十分にとれ、内蔵す
る素電池の容積に対する電池容量が同士して、電池の容
積効率を改善する効果がある。一対の箱状ケースを嵌着
固定するためにネジ１［め部分や溶着部分を不要とし、
肉厚部分も生じないので、コンパクトな構成が得られる
。

しかも、両極端子を装着したターミナル板の固定にも一
対の箱状ケースの嵌着固定と同時に完成できる等の効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明電池の一部内部を示した正面図、第２図
は同平面図、第３図は同側面図である。第４図はターミ
ナル部の拡大断面で内部を示した平面図、第５図は拡大
断面で内部を示した正面図、第６図は拡大断面で内部を
示し側面図、第７図は外装ケースの正面図、第８図は平
面図、第９図、第１０図は側面図、第１１図は従来例の
内部を示す＋Ｅ面図である。１・・・外装ケース　　２，３・・・箱状ケース４．５
・・・両極端子　　６・・・ターミナル板６ａ・・・溝
　　７，８・・・端子板７ａ、８ａ・・・リード部端　　９・・・プリント基板
１０・・・素電池　　１３．１４・・・極柱］　０＋７゜１８・・・凹凸嵌合部２１・・・切欠部

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数個の素電池を積層し、これら素電池の各極柱
にはプリント基板を挿入し、それぞれを直列に接続して
積層電池とし、この積層電池の陽極部及び陰極部を前記
プリント基板上に設け、これら陽極部及び陰極部にＺ字
形状の端子板の一方リード部端を乗せた状態で前記極柱
と共に一体的に接続固定し、端子板の他方を電池の両極
端子としてターミナル板に装着したことを特徴とする小
形パック式電池。
（２）四方の各辺を鉛直に折曲げて箱状ケースとし、こ
れら箱状ケースの一対を互いに凹部を内側にして重ね合
わせて外装ケースとし、この外装ケースの相対接する三
方の重合部は互いに係合する凹凸嵌合部とし、残りの一
方の重合部には切欠部を設け、この切欠部の周縁に係合
する溝を有し且つ電池の両極端子を装着したターミナル
板を設け、前記一対の箱状ケースを重ね合わせると同時
に前記切欠部に前記ターミナル板を嵌着固定したことを
特徴とする小形パック式電池。