JPH0224216B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0224216B2 JPH0224216B2 JP56179862A JP17986281A JPH0224216B2 JP H0224216 B2 JPH0224216 B2 JP H0224216B2 JP 56179862 A JP56179862 A JP 56179862A JP 17986281 A JP17986281 A JP 17986281A JP H0224216 B2 JPH0224216 B2 JP H0224216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- roller
- ink fountain
- closing part
- fountain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/02—Ducts, containers, supply or metering devices
- B41F31/04—Ducts, containers, supply or metering devices with duct-blades or like metering devices
Landscapes
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、印刷機のためのインキ壷であつて、
前方を制限するインキ出しローラと、このインキ
出しローラに対して平行に延びるインキ出し調節
板と、インキ出しローラの軸線に対して鉛直に位
置しかつこのインキ出しローラ並びに前記インキ
出し調節板に接触する側壁とを有しており、この
側壁が、不動の外側の閉鎖部分と、この不動の閉
鎖部分に結合されかつインキ出しローラに弾性的
に接触する内側の閉鎖部分とからそれぞれ構成さ
れている形式のものに関する。
前方を制限するインキ出しローラと、このインキ
出しローラに対して平行に延びるインキ出し調節
板と、インキ出しローラの軸線に対して鉛直に位
置しかつこのインキ出しローラ並びに前記インキ
出し調節板に接触する側壁とを有しており、この
側壁が、不動の外側の閉鎖部分と、この不動の閉
鎖部分に結合されかつインキ出しローラに弾性的
に接触する内側の閉鎖部分とからそれぞれ構成さ
れている形式のものに関する。
[従来の技術]
このような形式のインキ壷は、ドイツ連邦共和
国特許出願公告第1162852号明細書により既に公
知である。この公知のインキ壷においては、弾性
的な部材によつて側壁と結合されたそれぞれ1つ
の軸受けシユーを有しており、この軸受けシユー
の、インキ出しローラの湾曲部に合致せしめられ
た面が半径方向で押しつけられている。従来形式
の複数のインキ量調量ねじで区域的に調節可能で
あるインキ出し調節板は2つの側壁の間に配置さ
れていて、インキ出し調節板のそれぞれの一方の
側面が一方の側壁及びこの一方の側壁に固定され
た支承シユーに突き当てられている。この突き当
たり位置においては、例えば製造許容誤差がある
ために、インキ量を調節する際に、又はインキ出
しローラあるいはインキ出し調節板の長さが変化
すると、インキ壷からインキが漏れ出る危険性が
必然的に存在する。
国特許出願公告第1162852号明細書により既に公
知である。この公知のインキ壷においては、弾性
的な部材によつて側壁と結合されたそれぞれ1つ
の軸受けシユーを有しており、この軸受けシユー
の、インキ出しローラの湾曲部に合致せしめられ
た面が半径方向で押しつけられている。従来形式
の複数のインキ量調量ねじで区域的に調節可能で
あるインキ出し調節板は2つの側壁の間に配置さ
れていて、インキ出し調節板のそれぞれの一方の
側面が一方の側壁及びこの一方の側壁に固定され
た支承シユーに突き当てられている。この突き当
たり位置においては、例えば製造許容誤差がある
ために、インキ量を調節する際に、又はインキ出
しローラあるいはインキ出し調節板の長さが変化
すると、インキ壷からインキが漏れ出る危険性が
必然的に存在する。
[発明の解決しようとする課題]
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式のイ
ンキ壷を、その側壁とインキ出しローラの端面側
との間の範囲においても、側壁部分とインキ出し
調節板との間の範囲においても、インキが流れ出
さないように改良することである。
ンキ壷を、その側壁とインキ出しローラの端面側
との間の範囲においても、側壁部分とインキ出し
調節板との間の範囲においても、インキが流れ出
さないように改良することである。
[課題を解決するための手段]
この課題を解決した本発明によれば、インキ出
し調節板がインキ出しローラよりも長く形成され
ており、このインキ出しローラに弾性的に接触す
る内側の閉鎖部分がこのインキ出しローラの端面
側に接触し、しかも、ばね弾性的な部材(例えば
押圧ばね)によつて前記インキ出し調節板に対し
て押しつけられている。
し調節板がインキ出しローラよりも長く形成され
ており、このインキ出しローラに弾性的に接触す
る内側の閉鎖部分がこのインキ出しローラの端面
側に接触し、しかも、ばね弾性的な部材(例えば
押圧ばね)によつて前記インキ出し調節板に対し
て押しつけられている。
[実施例]
次に図面に示した実施例について本発明の構成
を具体的に説明する。
を具体的に説明する。
インキ出しローラ1に接近せしめられるインキ
壷は、公知形式でインキ出しローラ1の軸方向に
延び、かつ、このインキ出しローラ1に向かつて
傾斜する横けたより成つており、その両側は側壁
によつて制限されている。インキ壷2の前方(第
1図右側)はインキ出しローラ1自体によつて制
限されている。場合によつては、第1図に詳しく
示されていない後方の壁部も使用される。
壷は、公知形式でインキ出しローラ1の軸方向に
延び、かつ、このインキ出しローラ1に向かつて
傾斜する横けたより成つており、その両側は側壁
によつて制限されている。インキ壷2の前方(第
1図右側)はインキ出しローラ1自体によつて制
限されている。場合によつては、第1図に詳しく
示されていない後方の壁部も使用される。
各側壁は、固定部材(例えば丸平頭ねじ5,
6)によつてインキ壷2に固く結合された外側の
閉鎖部分3と、この外側の閉鎖部分3に、ナツト
を備えた植込みボルト8,9,10(ねじ)によ
つて固定された内側の閉鎖部分4とから構成され
ている。それぞれ外側及び内側の閉鎖部分3,4
より構成された側壁はインキ出し調節板11上に
垂直に配置されている。このインキ出し調節板1
1はインキ出しローラ1よりも長く、その両端部
はそれぞれインキ出しローラ1の端面側Aを越え
て突出している。第3図に示されているように、
内側の閉鎖部分4は植込みボルト8,9,10を
介して、外側に固定された閉鎖部分3で保持され
ている。それというのは、この植込みボルト8,
9,10は外側の閉鎖部分3内の貫通孔を介して
内側の閉鎖部分4のねじ山付き袋孔に係合してい
るからである。
6)によつてインキ壷2に固く結合された外側の
閉鎖部分3と、この外側の閉鎖部分3に、ナツト
を備えた植込みボルト8,9,10(ねじ)によ
つて固定された内側の閉鎖部分4とから構成され
ている。それぞれ外側及び内側の閉鎖部分3,4
より構成された側壁はインキ出し調節板11上に
垂直に配置されている。このインキ出し調節板1
1はインキ出しローラ1よりも長く、その両端部
はそれぞれインキ出しローラ1の端面側Aを越え
て突出している。第3図に示されているように、
内側の閉鎖部分4は植込みボルト8,9,10を
介して、外側に固定された閉鎖部分3で保持され
ている。それというのは、この植込みボルト8,
9,10は外側の閉鎖部分3内の貫通孔を介して
内側の閉鎖部分4のねじ山付き袋孔に係合してい
るからである。
内側の閉鎖部分4は、インキ出しローラ1の端
面側Aに押しつけられているが、この場合、この
閉鎖部分4は、インキ出し調節板11上にほぼ垂
直に配置されており、このインキ出し調節板11
は、第3図で最も良く分るように、インキ出しロ
ーラ1よりも長く、これによつてその両端部はイ
ンキ出しローラ1の端面側Aを越えて突出してい
る。外側の閉鎖部分3のねじ山付き貫通孔には調
節ねじ12,13,14がねじ込まれており、こ
れらの調節ねじ12,13,14は有利にはそれ
ぞれ袋孔を備えていて、この袋孔内に押圧ばねが
挿入されている。第3図で明らかなように、内側
の閉鎖部分4は、調節ねじ13内に配置された押
圧ばね15によつてインキ出しローラ1の端面側
に押しつけられている。このような構成によれ
ば、インキ出しローラ1が加熱されることによつ
て膨張する際に、弾性的に接触する内側の閉鎖部
分4が外側へ、つまり外側の閉鎖部分3に向かつ
て変位し、これによつて常に正確な密閉が保証さ
れると共に端面側Aに対する食い込みの危険が避
けられるという利点が得られる。有利には、イン
キ出しローラ1の端面側Aに接触する、内側の閉
鎖部分4の面は、良好な滑動特性を有する耐摩耗
性の層を備えている。
面側Aに押しつけられているが、この場合、この
閉鎖部分4は、インキ出し調節板11上にほぼ垂
直に配置されており、このインキ出し調節板11
は、第3図で最も良く分るように、インキ出しロ
ーラ1よりも長く、これによつてその両端部はイ
ンキ出しローラ1の端面側Aを越えて突出してい
る。外側の閉鎖部分3のねじ山付き貫通孔には調
節ねじ12,13,14がねじ込まれており、こ
れらの調節ねじ12,13,14は有利にはそれ
ぞれ袋孔を備えていて、この袋孔内に押圧ばねが
挿入されている。第3図で明らかなように、内側
の閉鎖部分4は、調節ねじ13内に配置された押
圧ばね15によつてインキ出しローラ1の端面側
に押しつけられている。このような構成によれ
ば、インキ出しローラ1が加熱されることによつ
て膨張する際に、弾性的に接触する内側の閉鎖部
分4が外側へ、つまり外側の閉鎖部分3に向かつ
て変位し、これによつて常に正確な密閉が保証さ
れると共に端面側Aに対する食い込みの危険が避
けられるという利点が得られる。有利には、イン
キ出しローラ1の端面側Aに接触する、内側の閉
鎖部分4の面は、良好な滑動特性を有する耐摩耗
性の層を備えている。
外側の閉鎖部分3にはホルダー16が固定され
ていて、このホルダー16はねじ山付きピン17
を介して押圧ばね18を支持しており、この押圧
ばね18の下端部(第3図参照)が、内側の閉鎖
部分4を介して常に相応の押圧力でシール部材7
をインキ出し調節板11に押しつけている。これ
によつて、内側の閉鎖部分4とインキ出し調節板
11との間の永久的な密閉が保証される。また、
内側の閉鎖部分4と、インキ出しローラの端面側
Aとの間のギヤツプは植込みボルト8,9,10
によつて調節することができる。半流動体状のイ
ンキが漏れ出さないように保証するためには、こ
のギヤツプは1/100mmよりも小さくなければなら
ない。内側の閉鎖部分4はシール部材7上に浮動
状態で載せられているが、押圧ばね15によつて
インキ出しローラ1に密着固定されており、これ
によつて振動を良好に補償することができる。ま
た植込みボルト8,9,10をゆるめることによ
つて、内側の閉鎖部分4をインキ出しローラの端
面側Aにさらに接近させることができる。
ていて、このホルダー16はねじ山付きピン17
を介して押圧ばね18を支持しており、この押圧
ばね18の下端部(第3図参照)が、内側の閉鎖
部分4を介して常に相応の押圧力でシール部材7
をインキ出し調節板11に押しつけている。これ
によつて、内側の閉鎖部分4とインキ出し調節板
11との間の永久的な密閉が保証される。また、
内側の閉鎖部分4と、インキ出しローラの端面側
Aとの間のギヤツプは植込みボルト8,9,10
によつて調節することができる。半流動体状のイ
ンキが漏れ出さないように保証するためには、こ
のギヤツプは1/100mmよりも小さくなければなら
ない。内側の閉鎖部分4はシール部材7上に浮動
状態で載せられているが、押圧ばね15によつて
インキ出しローラ1に密着固定されており、これ
によつて振動を良好に補償することができる。ま
た植込みボルト8,9,10をゆるめることによ
つて、内側の閉鎖部分4をインキ出しローラの端
面側Aにさらに接近させることができる。
第2図で分るように、外側の閉鎖部分3は、内
側の閉鎖部分4を受容する切欠きBを備えている
ので、閉鎖部分3,4の内側はほぼ同一平面に位
置する。閉鎖部分3,4の、インキ出し調節板1
1に向けられた面には溝が形成されており、この
溝内にはシール部材7が、インキ出し調節板11
の全幅にわたつて正確なシールが得られるように
配置されている。同時に、第2図に示されている
ように、閉鎖部分3と閉鎖部分4との間のシール
はシール部材7によつて得られる。シール部材7
が外側の閉鎖部分3の溝から出る位置と、内側の
閉鎖部分4の溝へ進入する位置との間隔は、シー
ル部材7の垂直方向に延びる脚部によつて、外側
の閉鎖部分3に対する内側の閉鎖部分4の十分な
相対移動が得られる程度に互いに離れている。こ
れによつて、インキ出し調節板11における内側
の閉鎖部分4の永久的な接触が押圧ばね18の作
用を受けて確実に行なわれる。
側の閉鎖部分4を受容する切欠きBを備えている
ので、閉鎖部分3,4の内側はほぼ同一平面に位
置する。閉鎖部分3,4の、インキ出し調節板1
1に向けられた面には溝が形成されており、この
溝内にはシール部材7が、インキ出し調節板11
の全幅にわたつて正確なシールが得られるように
配置されている。同時に、第2図に示されている
ように、閉鎖部分3と閉鎖部分4との間のシール
はシール部材7によつて得られる。シール部材7
が外側の閉鎖部分3の溝から出る位置と、内側の
閉鎖部分4の溝へ進入する位置との間隔は、シー
ル部材7の垂直方向に延びる脚部によつて、外側
の閉鎖部分3に対する内側の閉鎖部分4の十分な
相対移動が得られる程度に互いに離れている。こ
れによつて、インキ出し調節板11における内側
の閉鎖部分4の永久的な接触が押圧ばね18の作
用を受けて確実に行なわれる。
シール部材7(第1図参照)の、垂直に延びる
脚部は締めつけ条片19,20(第2図参照)を
介してねじ山付ピン21,22によつて閉鎖部分
3,4に押しつけられているので、正確なシール
が得られる。内側の閉鎖部分4を正確に案内する
ために、外側の閉鎖部分3内に案内溝23が形成
されていて、この案内溝23内に、内側の閉鎖部
分4の相応の凸部24が係合する。
脚部は締めつけ条片19,20(第2図参照)を
介してねじ山付ピン21,22によつて閉鎖部分
3,4に押しつけられているので、正確なシール
が得られる。内側の閉鎖部分4を正確に案内する
ために、外側の閉鎖部分3内に案内溝23が形成
されていて、この案内溝23内に、内側の閉鎖部
分4の相応の凸部24が係合する。
内側の閉鎖部分4は、インキ出しローラ1及び
インキ出し調節板11に接触する範囲で有利には
著しく狭く構成されているので、この狭い範囲だ
けがインキ出し調節板11に接触する。これによ
つて、インキ出し調節板11が長手方向で傾いて
も、インキの漏れ出るギヤツプが生じないという
利点が得られる。
インキ出し調節板11に接触する範囲で有利には
著しく狭く構成されているので、この狭い範囲だ
けがインキ出し調節板11に接触する。これによ
つて、インキ出し調節板11が長手方向で傾いて
も、インキの漏れ出るギヤツプが生じないという
利点が得られる。
インキ出し調節板11がインキ出しローラ1に
(端面側で見て)「接触する」位置では、内側の閉
鎖部分4はインキ出し調節板11にも接触する。
これを可能にするために、垂直方向に作用する押
圧ばね18が組み込まれていて、この押圧ばね1
8が閉鎖部分4をインキ出し調節板11に押しつ
ける。この閉鎖部分4とインキ出し調節板11と
の接触位置で、閉鎖部分4は傾斜面を有してお
り、この傾斜面の傾斜角度は、インキ出しローラ
1とインキ出し調節板11との接触角度とほぼ同
じである。
(端面側で見て)「接触する」位置では、内側の閉
鎖部分4はインキ出し調節板11にも接触する。
これを可能にするために、垂直方向に作用する押
圧ばね18が組み込まれていて、この押圧ばね1
8が閉鎖部分4をインキ出し調節板11に押しつ
ける。この閉鎖部分4とインキ出し調節板11と
の接触位置で、閉鎖部分4は傾斜面を有してお
り、この傾斜面の傾斜角度は、インキ出しローラ
1とインキ出し調節板11との接触角度とほぼ同
じである。
公知のインキ壷シールにおいて生じる欠点、す
なわち、インキ出し調節板が種々異なる強さで引
き締められる区域敵なインキ量調量ねじによつて
その端部が高くなつて、これによつて閉鎖部分と
インキ出し調節板との間にギヤツプが生じるとい
う欠点は、本発明のインキ壷によれば避けられ
る。何故ならば、内側の閉鎖部分4は押圧ばね1
8によつてその全範囲にわたつて弾性的に押しつ
けられるからである。インキ壷の側壁の取り付け
及び取りはずしは、少数のねじを解除することに
よつて著しく簡単かつ迅速に行なうことができ
る。
なわち、インキ出し調節板が種々異なる強さで引
き締められる区域敵なインキ量調量ねじによつて
その端部が高くなつて、これによつて閉鎖部分と
インキ出し調節板との間にギヤツプが生じるとい
う欠点は、本発明のインキ壷によれば避けられ
る。何故ならば、内側の閉鎖部分4は押圧ばね1
8によつてその全範囲にわたつて弾性的に押しつ
けられるからである。インキ壷の側壁の取り付け
及び取りはずしは、少数のねじを解除することに
よつて著しく簡単かつ迅速に行なうことができ
る。
[効果]
以上のように本発明によれば、側壁とインキ出
しローラの端面側との間の範囲及び、側壁とイン
キ出し調節板との間の範囲でインキが漏れ出さな
いように良好にシールされたインキ壷が得られ
た。
しローラの端面側との間の範囲及び、側壁とイン
キ出し調節板との間の範囲でインキが漏れ出さな
いように良好にシールされたインキ壷が得られ
た。
第1図は本発明の一実施例によるインキ壷の、
部分的に破断した側面図、第2図は第1図に示し
たインキ壷の、部分的に破断した平面図、第3図
は第1図の―線に沿つた断面図である。 1…インキ出しローラ、2…横けた、3,4…
閉鎖部分、5,6…丸平頭ねじ、7…シール部
材、8,9,10…植込みボルト、11…インキ
出し調節板、12,13,14…調節ねじ、15
…押圧ばね、16…ホルダー、17…ねじ山付き
ピン、18…押圧ばね、19,20…締めつけ条
片、21,22…ねじ山付きピン、23…案内
溝、24…凸部、A…インキ出しローラ1の端面
側、B…切欠き。
部分的に破断した側面図、第2図は第1図に示し
たインキ壷の、部分的に破断した平面図、第3図
は第1図の―線に沿つた断面図である。 1…インキ出しローラ、2…横けた、3,4…
閉鎖部分、5,6…丸平頭ねじ、7…シール部
材、8,9,10…植込みボルト、11…インキ
出し調節板、12,13,14…調節ねじ、15
…押圧ばね、16…ホルダー、17…ねじ山付き
ピン、18…押圧ばね、19,20…締めつけ条
片、21,22…ねじ山付きピン、23…案内
溝、24…凸部、A…インキ出しローラ1の端面
側、B…切欠き。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 印刷機のためのインキ壷であつて、前方を制
限するインキ出しローラ1と、このインキ出しロ
ーラ1に対して平行に延びるインキ出し調節板1
1と、インキ出しローラ1の軸線に対して直角に
位置しかつこのインキ出しローラ1並びに前記イ
ンキ出し調節板11に接触する側壁とを有してお
り、この側壁が、不動の外側の閉鎖部分3と、こ
の不動の閉鎖部分3に結合されかつインキ出しロ
ーラ1に弾性的に接触する内側の閉鎖部分4とか
らそれぞれ構成されている形式のものにおいて、
前記インキ出し調節板11がインキ出しローラ1
よりも長く構成されており、該インキ出しローラ
1に弾性的に接触する内側の閉鎖部分4がこのイ
ンキ出しローラ1の端面側Aに接触しつつばね弾
性的な部材18によつて前記インキ出し調節板1
1に対して押しつけられていることを特徴とす
る、印刷機のためのインキ壷。 2 インキ出しローラ1に弾性的に接触する内側
の閉鎖部分4が、この閉鎖部分4に対して平行に
延びかつ不動な外側の閉鎖部分3の、インキ出し
ローラ1の近くに位置する範囲に固定されてお
り、これら2つの閉鎖部分3,4の間に押圧ばね
15が配置されていて、この押圧ばね15によつ
て、内側の閉鎖部分4がインキ出しローラ1の端
面側Aに押しつけられている、特許請求の範囲第
1項記載のインキ壷。 3 インキ出しローラ1に弾性的に接触する内側
の閉鎖部分4が、不動な外側の閉鎖部分3で支え
られた押圧ばね18によつてインキ出し調節板1
1に対して押しつけられている、特許請求の範囲
第1項記載のインキ壷。 4 インキ出しローラ1に弾性的に接触する内側
の閉鎖部分4が、この内側の閉鎖部分4に対して
平行に延びる不動な外側の閉鎖部分3の切欠きB
内に配置されている、特許請求の範囲第1項記載
のインキ壷。 5 インキ出しローラ1に弾性的に接触する内側
の閉鎖部分4と不動な外側の閉鎖部分3との間に
ほぼ逆T字状のシール部材7が配置されていて、
このシール部材7の、インキ出しローラ1に向か
つて延びる一方の下方の脚部が、前記不動な部分
3とインキ出し調節板11との間で、並びに前記
内側の閉鎖部分4とインキ出し調節板11との間
でインキ壷2をシールし、このインキ壷2から上
方にほぼ垂直に延びる、前記シール部材7の他方
の脚部が前記2つの閉鎖部分3,4を互いに結合
し、前記内側の閉鎖部分4が、シール部材7の、
ほぼ垂直に延びる前記他方の脚部に沿つて移動可
能であるように構成されている、特許請求の範囲
第1項記載のインキ壷。 6 2つの閉鎖部分3,4の、インキ出し調節板
11に向けられた端面が、インキ出しローラ1に
向かつて延びる、シール部材7の一方の脚部を受
容するための溝を備えていて、該シール部材7
の、ほぼ垂直に延びる他方の脚部が、不動な外側
の閉鎖部分3の切欠きB内で締めつけ条片19,
20によつて前記閉鎖部分3,4に対して押しつ
けられている、特許請求の範囲第5項記載のイン
キ壷。 7 インキ出しローラ1に弾性的に接触する内側
の閉鎖部分4が、不動な外側の閉鎖部分3で支え
られたねじ8,9,10によつて、押しばね15
の作用に抗して前記不動な外側の閉鎖部分3に向
かつて引つ張られている、特許請求の範囲第1項
記載のインキ壷。 8 インキ出し調節板11がインキ出しローラ1
に接触する位置では、このインキ出しローラ1に
弾性的に接触する内側の閉鎖部分4もインキ出し
調節板11に接触しており、この接触する位置
で、該内側の閉鎖部分4は傾斜面を備えており、
この傾斜面の角度が、前記インキ出し調節板11
がインキ出しローラ1に接触する接触角度と同じ
か又はほぼ同じである、特許請求の範囲第1項記
載のインキ壷。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19803043234 DE3043234A1 (de) | 1980-11-15 | 1980-11-15 | Farbkasten fuer eine druckmaschine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57109657A JPS57109657A (en) | 1982-07-08 |
JPH0224216B2 true JPH0224216B2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=6116933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56179862A Granted JPS57109657A (en) | 1980-11-15 | 1981-11-11 | Ink bottle for printer |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4414900A (ja) |
EP (1) | EP0052196B1 (ja) |
JP (1) | JPS57109657A (ja) |
DE (2) | DE3043234A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4590855A (en) * | 1984-06-18 | 1986-05-27 | Printco Industries, Ltd. | Reverse angle doctor blade assembly with stationary end seal |
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