JPH02242006A - 排ガス熱焼処理装置における逆火防止装置 - Google Patents

排ガス熱焼処理装置における逆火防止装置

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JPH02242006A
JPH02242006A JP6183889A JP6183889A JPH02242006A JP H02242006 A JPH02242006 A JP H02242006A JP 6183889 A JP6183889 A JP 6183889A JP 6183889 A JP6183889 A JP 6183889A JP H02242006 A JPH02242006 A JP H02242006A
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岩本 憲男
Noriyuki Yoneda
則行 米田
Hidehiko Kudo
英彦 工藤
Munekazu Nakamura
宗和 中村
Chiaki Kojima
千秋 小島
Kunio Kaneko
金子 邦雄
Yoshifumi Mori
森 芳文
Hideto Ishikawa
石川 秀人
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Chiyoda Corp
Sony Corp
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Chiyoda Corp
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルシン(AsH,) 、ホスフィン(PH
3)、ジボラン(ax tts )、モノシラン(Si
H4)等で代表される有毒性ガスを無害化するための燃
焼装置における逆火防止装置に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕半導体製
造工程からは、前記した如きガス状の有毒性物質を含む
有毒性排ガスが生成する。このような有毒性排ガスは人
体に対する毒性が極めて高いので、その排ガスの大気へ
の放出に際しては、それに含まれる有毒性物質の完全除
去が要求される。また排ガスの処理操作中における有毒
ガスの漏洩も防止する必要がある。
排ガス中に含まれる有毒性物質を除去するための有効な
方法の1つとして、燃焼法が知られている(特開昭62
−134414号、特開昭62−152517号)、こ
の方法は、排ガス中の有毒性物質を燃焼条件で酸化分解
し、単体元素や酸化物の固体状物質に変換させて除去す
る方法である。
燃焼法においては、安全対策上、逆火防止装置の設置が
必要とされるが、特に上記半導体製造工程からの有毒性
排ガスの燃焼法で用いる逆火装置では下記の点が問題と
なる。
(1)金網、多孔質材料による逆火防止装置では半導体
装置で生成される微粉体により閉塞されてしまうため使
用できない。
(2)水封構造の逆火防止装置では蒸気圧が高いため、
常に水を追加しながら運転しなければならない、また前
記有毒性排ガスが加水分解反応したり、溶解したりして
使用上に問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
これに対し、この発明は上記水封構造の逆火防止装置の
代りに、不燃性オイルを用いる装置を用いて前記従来の
不具合を克服したものである。つまり、不燃性オイルは
、反応性が極めて低く、排ガスに対し反応による変質を
起さず、長期間使用が可能であり、さらに蒸気圧が低く
長期間使用しても殆んど減少がみられず、従ってオイル
の補給などの手間が実質的に不要であるからである。
不燃性オイルとは例えばHを含有せずC,F、 Cnか
らなる沸点が100℃以上の化合物であり、CCΩ、 
CCQ、、CCQ2CCQ、 F、好ましくは三フッ化
塩化エチレン低重合体(CF、CF(、Q)nなどが用
いられる。
〔発明の実施例〕
この発明の実施例を図面について説明すると。
第1図はこの発明の逆火防止装置の断面図を示し、全体
は、上下面閉塞した容器状主体1に、排ガス入口配管2
を形成し、上端に近く排ガス出口配管3を形成して構成
され、容器状主体1内には上記排ガス入口配管2の下端
を浸して不燃性オイル4が封入されている。この不燃性
オイル4は、三フッ化塩化エチレン低重合体(Cz C
QFa )nなどである。
〔発明の効果〕
この構成により1通常の状態では排ガスは、排ガス人口
排管2より入って、不燃性オイル4内でバブリングし、
排ガス出口配管3より排出されて後段の燃焼処理装置で
処理され、燃焼バーナーで逆火が起きても火炎の伝播は
不燃性オイル4面で遮へいされるから排ガス入口配管2
まで及ぶことはない、又、逆火により排ガス出口配管3
内の圧力が上昇した場合は円筒容器状主体1内の圧力が
高まって、排ガス入口配管2内の不燃性オイル4の液面
が上昇して排ガス入口配管2内は充分の不燃性オイル4
が充てんされた状態となり排ガスの通路が遮断されて逆
火が防止される。
次に、第2図は第1図の変形例を示し、この場合は排ガ
ス入口配管2の下端縁にバブリング孔5・・・が周設さ
れている。その他の部分は第1図と同じ符号で示されて
いる。この構成においては、バブリング時の気泡を小さ
くすることができるからミストの発生、およびバブリン
グによる圧力変動を小さくすることができ、このバブリ
ングによる圧力変動が小さいことによってバーナの火炎
を安定化させることができる。
次に第3図は、この発明の逆火防止装置を組み込んだ燃
焼処理装置の一例を示す、同図において、有毒性排ガス
は、逆火防止装置の排ガス入口配管2から、主体1に入
り排ガス出口配管3から排出されバーナ9の先端で支燃
ガス(酸素又は空気)と共に燃焼される。
燃焼炉本体10上部には、旋回水導管12から供給され
る水と圧縮ガス導入管11から供給される圧縮ガス(空
気)との混合物が噴射される。この噴射水は旋回流とな
り炉内壁面には上端部から下流へ向けて流れる水膜13
が形成される。水膜は有毒性排ガスを燃焼処理した時に
生成する固体微粉末を捕捉吸収する為のものである。
燃焼炉下部にはスプレーノズル14が設置され水滴を炉
内に噴射し、燃焼ガスに衝突させガスを冷却すると共に
炉内壁水膜と併せて燃焼ガス中の固体微粉末を除去する
。固体微粉末の除去された燃焼ガスは、燃焼ガス排出口
15より排気される。
すなわち、上記第3図によれば、有毒性排ガスを、燃焼
炉本体10の炉壁内面にその上端部がら下端部へ流下す
る水膜を形成した炉体内で燃焼処理し、この燃焼処理に
より生成した固体状粉末を水膜に捕捉させて炉外に排出
させることにより、燃焼反応による酸化分解に悪影響を
及ぼすことなく燃焼炉内において燃焼と除塵を一工程で
行うことができ、併せて燃焼処理における逆火防止を確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の逆火防止装置の縦断面図、第2図は
第1図の変形例を示す縦断面図、第3図はこの発明の逆
火防止装置を備えた排ガス燃焼処理装置の縦断面図であ
る。 l・・・容器状主体、 3・・・排ガス出口配管。 5・・・バブリング孔、 10・・・燃焼炉本体、 12・・・旋回水源水管、 15・・・燃焼ガス排出口。 2・・・排ガス入口配管、 4・・・不燃性オイル、 9・・・バーナ、 11・・・圧縮ガス導入管、 14・・・スプレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下面閉塞した容器状主体に、排ガス入口配管な
    らびに上端に近く排ガス出口配管を各形成し、かつ内部
    に上記排ガス入口配管の下端を浸して不燃性オイルを封
    入してなる排ガス燃焼処理装置における逆火防止装置。
  2. (2)上下面閉塞した容器状主体に、周面下縁にバブリ
    ング孔を有する排ガス入口配管ならびに上端に近く排ガ
    ス出口配管を各形成し、かつ内部に上記排ガス入口配管
    の下端を浸して不燃性オイルを封入してなる排ガス燃焼
    処理装置における逆火防止装置。
  3. (3)内部上方に拡散型バーナおよび内面を流下する水
    膜形成用の給水機構を備え、下端に燃焼ガス排口を有す
    る縦型燃焼炉の上記拡散型バーナに、別に上下面閉塞し
    た円筒容器状主体に、その上面中心を貫く立管を垂設し
    て排ガス入口配管ならびに上端に近く横管を連設して排
    ガス出口配管を各形成し、かつ内部に上記排ガス入口配
    管の下端を浸して不燃性オイルを封入した逆火防止装置
    を接続してなる排ガス燃焼処理装置。
JP6183889A 1989-03-13 1989-03-13 排ガス熱焼処理装置における逆火防止装置 Expired - Fee Related JP2688658B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009063194A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 炳霖 ▲楊▼ 燃焼ガス供給路に設置される水式逆火防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009063194A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 炳霖 ▲楊▼ 燃焼ガス供給路に設置される水式逆火防止装置

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