JPH0224162Y2 - - Google Patents

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JPH0224162Y2
JPH0224162Y2 JP1986034668U JP3466886U JPH0224162Y2 JP H0224162 Y2 JPH0224162 Y2 JP H0224162Y2 JP 1986034668 U JP1986034668 U JP 1986034668U JP 3466886 U JP3466886 U JP 3466886U JP H0224162 Y2 JPH0224162 Y2 JP H0224162Y2
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JP
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desiccant
lens
housing
support
flat plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野} 本考案は、灯室内に乾燥剤を収納し、灯室内の
湿気を吸収する車輛用灯具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のこの種の車輛用灯具は、実開昭60−
170903号公報に記載のものに代表されるように、
灯室内のハウジングの光源から直射されない個所
に凹部を設け、その凹部中に乾燥剤を収納したも
のがある。
また、実開昭61−6206号公報に示すように、乾
燥剤の支承部材を兼ねた遮熱板をハウジングの前
面のレンズ装着溝とハウジングの内面に設けた突
起に係合させて乾燥剤をハウジングの内面にそつ
て支承したものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記実開昭60−170903号公報に記載
の従来の車輛用灯具は、凹部中に乾燥剤を収納す
るので、吸湿効果があまり良くないという問題が
ある。また、前記実開昭61−6206号公報に記載の
車輛用灯具は、バルブ点灯時に光が最も強く当る
位置に乾燥剤が設けられているので、乾燥剤が吸
収した水分をバルブ点灯時に灯室内に放出すると
いう問題がある。
本考案は、前記の如き従来技術の問題点を改善
し、吸湿効果が良く、しかも、乾燥剤が吸収した
水分を灯室内に再び放出するおそれがない車輛用
灯具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の如き目的を達成せんがため、
凹回転放物面状をなす反射部とその反射部をとり
囲む平板部とによりハウジングを構成し、そのハ
ウジングの平板部の全周縁にレンズ装着溝を形成
し、そのレンズ装着溝中にレンズ周縁の脚部を挿
入接着すべくなした車輛用灯具において、金属板
からなる乾燥剤の支持具と、乾燥剤とを備え、前
記支持具には、該支持具と一体をなす係合部をレ
ンズ装着溝に係合させると支持具を前記ハウジン
グの周縁の平板部上においてレンズに面して空間
に浮いた状態で位置させる係合部と、乾燥剤を露
出させた状態で把持し得る脱落防止爪とを設け、
該脱落防止爪により乾燥剤を把持した支持具を、
前記係合部によりハウジングの平板部上において
レンズ面に面して空間に浮いた状態で位置せしめ
たことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の車輛用灯具は、前記の如く、乾燥剤を
把持した金属板からなる支持具をハウジングの平
板部上においてレンズに面して空間に浮いた状態
で位置させているので、灯室内の空気の対流によ
り湿気を吸収しやすくなり、かつ、乾燥剤はハウ
ジングの平板部によつて構成された最も低温部に
配設されており、しかも、金属板製の支持具は前
面レンズに面しているのでさらに冷却されやすく
なつていて、バルブ点灯時に乾燥剤が吸収した水
分を灯室内に再び放出するおそれがなく、かつ、
消灯時には支持具が早く冷却されて吸湿作用を効
果的に行なうことができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車輛用灯具を添付図面を参
照して説明する。
この実施例における本考案の車輛用灯具は、前
照灯の例を示す。図において、1は合成樹脂製の
ハウジングであつて、このハウジング1は、中央
の凹回転放物面状の反射部12と、この反射部を
とり囲む長方形形状の平板部10と、その平板部
10の前面の全周縁に設けたレンズ装着溝11と
からなり、反射部12の前面にアルミ蒸着を施し
て反射面13を形成する。
2は硬質ガラス製のレンズであつて、このレン
ズ2は長方形形状の平板部20の後面の全周縁に
脚部21を一体に突設し、平板部20の後面にプ
リズム22を刻設し、かくしてなるレンズ2の脚
部21をハウジング1のレンズ装着溝11中に挿
入し、レンズ装着溝11とレンズ脚部21とをホ
ツトメルト3で接着する。
4はハウジング1およびレンズ2により画成さ
れた灯室40内に配設したバルブである。
5は支持具であつて、この支持具5は金属板か
らなり、長方形状の天板部50の後面の全周縁に
壁部51を一体に突設して収納部52を設け、そ
の壁部51の先端を外方に折り曲げてフランジ部
53を形成し、さらに、上述の壁部51の内の一
方の短辺のフランジ部の中央部分を切除し、その
壁部51の先端の中央から内方に延設して乾燥剤
の脱落防止用爪54を形成する。また、上記の壁
部51の内の一方の長辺および他方の短辺の壁部
51の中央にハウジングのレンズ装着溝に係合し
得る係合部55を形成する。この係合部55は、
天板部50から壁部51より若干外方に延設した
水平天板550と、その先端部を壁部51と同方
向に折り曲げてなる壁板551と、さらにその先
端を外方に折り曲げてなる水平足板552とから
なり、この係合部55の両側の壁部51に切り欠
き56を設けて係合部55に弾性を持たせる。な
お、上記係合部55の壁板551の高さは壁部5
1の高さより高くする。
6は乾燥剤であつて、この乾燥剤6は図示しな
い不織布により被覆されている。この乾燥剤6を
支持具5の収納部52中に乾燥剤6が露出した状
態で収納し、脱落防止用爪54により把持させ
る。
上述のハウジング1のレンズ装着溝11とレン
ズ2の脚部21とをホツトメルト3により接着す
る前工程において、まずハウジング1の4つのコ
ーナーの内任意のコーナーに支持具5をセツトす
る。すなわち、ハウジング1のレンズ装着溝11
の内側の立壁14に支持具5の係合部55を係合
させ、かつ支持具5のフランジ部53を当接させ
る。この支持具5の係合部55の弾性係合とフラ
ンジ部53の当接とにより、ハウジング1の立壁
14に挟着させる。次に、ハウジング1のレンズ
装着溝11の底にセツトした支持具5の係合部5
5の水平足板552上にレンズ2の脚部21をセ
ツトし、レンズ装着溝11、レンズ脚部21およ
び係合部55をホツトメルト3により一体に接着
する。その結果、乾燥剤6を収納した支持具5の
収納部52がハウジングの平板部10上において
レンズに面して空間に浮いた状態で位置されるこ
ととなる。
本考案の車輛用灯具は、以上の如き構成よりな
り、以下その作用について説明する。
支持具5は係合部55によりハウジング1の平
板部10上においてレンズに面した灯室40内の
温度の最も低い所に設置される。また、支持具5
は、ハウジングの平板部10上においてレンズに
面した空間に浮いた状態で位置する。このため、
収納部52の周囲に灯室内の空気の対流が生じ、
灯室内の湿気を効率よく乾燥剤6で吸収すること
ができる。また、支持具5は、前記の如く平板部
10上においてレンズに面した温度の最も低い所
に設置されているので、点灯時に乾燥剤が吸収し
た水分を灯室内に放出することを防ぐことがで
き、かつ、消灯時には支持具が冷却されて吸湿作
用を効果的に行なうことができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の車輛用灯具によれ
ば、空気の対流により灯室内の湿気を効率よく吸
収すると共に、バルブ点灯時に乾燥剤が吸収した
水分を再び灯室内に放出することを防止し、か
つ、消灯時には支持具が早く冷却されて吸湿作用
を効果的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案に係る車輛用灯具の一実施例
を示し、第1図は正面図、第2図は第1図におけ
る−線拡大断面図、第3図は支持具をハウジ
ングに係合させた状態の一部斜視図、第4図は支
持具の正面図、第5図は第4図における−線
断面図、第6図は同じく−線断面図、第7図
および第8図は第4図の矢視図および矢視図
である。 1……ハウジング、10……平板部、11……
レンズ装着溝、12……反射部、2……レンズ、
21……レンズ脚部、40……灯室、5……支持
具、52……収納部、54……脱落防止用爪、5
5……係合部、6……乾燥剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 凹回転放物面状をなす反射部とその反射部をと
    り囲む平板部とによりハウジングを構成し、その
    ハウジングの平板部の全周縁にレンズ装着溝を形
    成し、そのレンズ装着溝中にレンズ周縁の脚部を
    挿入接着すべくなした車輛用灯具において、金属
    板からなる乾燥剤の支持具と、乾燥剤とを備え、
    前記支持具には、該支持具と一体をなす係合部を
    レンズ装着溝に係合させると支持具を前記ハウジ
    ングの周縁の平板部上においてレンズに面して空
    間に浮いた状態で位置させる係合部と、乾燥剤を
    露出させた状態で把持し得る脱落防止爪とを設
    け、該脱落防止爪により乾燥剤を把持した支持具
    を、前記係合部によりハウジングの平板部上にお
    いてレンズ面に面して空間に浮いた状態で位置せ
    しめたことを特徴とする車輛用灯具。
JP1986034668U 1986-03-12 1986-03-12 Expired JPH0224162Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986034668U JPH0224162Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986034668U JPH0224162Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62165602U JPS62165602U (ja) 1987-10-21
JPH0224162Y2 true JPH0224162Y2 (ja) 1990-07-03

Family

ID=30843441

Family Applications (1)

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JP1986034668U Expired JPH0224162Y2 (ja) 1986-03-12 1986-03-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7217314B2 (en) * 2005-01-10 2007-05-15 Gore Enterprise Holdings, Inc. Venting system for minimizing condensation in a lighting assembly

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JPS616206B2 (ja) * 1982-10-04 1986-02-25 Hitachi Shipbuilding Eng Co

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS616206U (ja) * 1984-06-18 1986-01-14 市光工業株式会社 自動車用灯具

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JPS616206B2 (ja) * 1982-10-04 1986-02-25 Hitachi Shipbuilding Eng Co

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Publication number Publication date
JPS62165602U (ja) 1987-10-21

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