JPH0224143B2 - - Google Patents

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JPH0224143B2
JPH0224143B2 JP60041556A JP4155685A JPH0224143B2 JP H0224143 B2 JPH0224143 B2 JP H0224143B2 JP 60041556 A JP60041556 A JP 60041556A JP 4155685 A JP4155685 A JP 4155685A JP H0224143 B2 JPH0224143 B2 JP H0224143B2
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JP
Japan
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receiver
end support
grip
urination
frame
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Hideaki Ikesue
Masako Kawamoto
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Publication of JPH0224143B2 publication Critical patent/JPH0224143B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G9/00Bed-pans, urinals or other sanitary devices for bed-ridden persons; Cleaning devices therefor, e.g. combined with toilet-urinals
    • A61G9/006Urinals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/44Devices worn by the patient for reception of urine, faeces, catamenial or other discharge; Portable urination aids; Colostomy devices
    • A61F5/451Genital or anal receptacles
    • A61F5/455Genital or anal receptacles for collecting urine or discharge from female member
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G2200/00Information related to the kind of patient or his position
    • A61G2200/10Type of patient
    • A61G2200/12Women

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、病人あるいは老人等(以下、本明細
書において単に病人という)が寝たままの状態で
使用できるよう構成された排尿器具に関する。
(従来技術) 従来より、病人が寝たままの状態で使用する排
尿器具は、その特質より、病人が寝たままの状態
で楽に使用でき且つ使用に際し病人の衣服あるい
はシーツ等を汚すことのないものであることが条
件となる。
そして、この種排尿器具には従来より種々のも
のがあるが、いずれも上記条件を完全に満足する
ものはなく、男性用の排尿器具もさることなが
ら、特に女性を対象とした排尿器具にはその排尿
部分の身体的特徴より、尿を衣服、シーツ等に漏
洩させずに排尿器具に回収することの困難性よ
り、現在に至るまで完全に満足できるものは未だ
提供されていない。
また、最近では上記条件の他に、病人の人間と
しての尊厳及びプライバシー等を配慮し看護人に
頼むことなく病人が自分で使用でき、且つ病院あ
るいは家庭における人手不足に鑑がみ看護人等が
その都度洗浄しなくとも繰り返し使用でき、また
使用後簡単に処理できるものが望まれるようにな
つた。
ところで、上記現況の下、現在提供されている
最も新しい排尿器具は、第5図に図示するよう
に、大別して身体にあてるレシーバRと尿収納タ
ンクP′及びこれらを接続する接続ホースHより構
成され、該レシーバRは女性用としては第5図に
図示するように断面楕円形の筒体で一端1D′が開
口し他の一端1E′にホース接続部が形成され上部
に把持部1B′と下部にスタンド2′が形成された
レシーバ枠体1′と、上記レシーバ枠体の一端1
D′の開口部に取着され身体の排尿部分に当接す
る当接部6′より構成されている。また、男性用
としては第6図に図示するように、上記レシーバ
Rは断面楕円形の筒体で一端1D′が開口し他の
一端1E′にホース接続部が形成され上部に把持部
1B′が形成されてなる。そして、使用に際して
は、女性用の場合には片手で上部の把持部1
B′を把持し、上記当接部6′の開口部分が自分の
股間部の排尿部分に位置するようあてがい、一方
男性用の場合には片手で上部の把持部1B′を把
持し単にレシーバRの開口部の中に陰茎を挿入す
る。
尚、女性用の場合には、レシーバRはその下部
のスタンド部2′でもシーツあるいは布団上に支
持される。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記排尿器具の場合、女性用のものに
おいては、片持式、即ちレシーバ上部の把持部1
B′のみで把持して下部の該レシーバRを身体に
押圧・当接させるため、力点と直線状に並んだ作
用点を該力点部分に回転モーメントを作用させる
ことにより該作用点で身体側に押圧しなければな
らない。このため、当接部6′を股間部の排尿部
分周辺の皮膚と密着させることが難しく、特に力
点より最も離れた股間部下方部(尻側部)の密着
性(押圧力)が不足するためしばしば該下方部よ
り尿が漏洩し、病人の衣服・シーツ等を汚すこと
となつていた。
一方、男性用のものにおいては使用中病人がレ
シーバのホース接続部側が常に低くなる状態で片
手で保持している必要があり、そのため使用中緊
張状態を強いられ精神的・肉体的に疲労する。
また、上記病人の汚れた衣服・シーツ等を取替
えるとともに、汚れたものを洗濯等しなければな
らなかつた。
このような事態は、排尿の度に病人に肉体的負
担はもとより、精神的負担をも強いることとな
り、安静を要する病人にとつて問題であり、また
看護人にも厄介な処理を強いることとなつてい
た。
本発明は、上記現況に鑑がみ行われたもので、
排尿に際し、病人が簡単に且つ小さな力で使用で
き、病人の衣服、シーツ等を汚すことのない排尿
器具を提供することにより、病人及び看護人を上
記苦痛から開放せんとするものである。
(問題を解決するための手段) 本発明にかかる排尿器具は、使用に際し排尿器
具を接地面に傾動自在に支持する下端支持部、レ
シーバ本体を回動自在に支持するレシーバ本体支
持部、及び使用に際し本排尿器具を把持するため
の把持部を有するレシーバ枠体と、このレシーバ
枠体に回動自在に支持され手前端に股間部に直接
あるいは間接的に当接する開口部を有するレシー
バ本体を具備する排尿器具であつて、 上記下端支持部がレシーバ枠体の下端手前側部
位に位置し、その後方上位部位に上記レシーバ本
体支持部が位置し、該レシーバ本体支持部の上方
手前側部位に上記把持部が位置するよう設けられ
るとともに、上記下端支持部の底面にグリツプ手
段が設けられていることを特徴とする。
尚、本明細書において、排尿器具の使用に際し
使用する者の股間部側から見て手前側を手前、そ
の後方側(離れた側)を後方と表現する。
(作用) しかして、上記構成を有する本排尿器具は、レ
シーバ枠体は該レシーバ枠体の下端手前側部位に
位置する下端支持部で傾動自在に接地面であるシ
ーツあるいは布団(以下、単にシーツという)に
グリツプされているため該下端支持部を中心に傾
動可能となり、また股間部に直接あるいは間接的
に当接するレシーバ本体は上記レシーバ枠体に対
して回動自在に取着されているため、上記レシー
バ枠体の傾動により身体との当接角度が拘束され
ることはなく、またレシーバ枠体の下端支持部、
レシーバ本体支持部および把持部が上述のような
位置関係にあるため、使用に際してこのレシーバ
枠体の下端支持部が「支点」となると、「力点」
となる把持部が「作用点」となるレシーバ本体の
当接部より距離的に長くなり、このため「てこの
原理」により身体への押圧力が倍加される。
その結果、レシーバ本体の手前端に形成され股
間部に当接する開口部は、「力点」である把持部
で小さな力で押圧することにより、「作用点」で
ある当接部で大きな力に倍加され、且つ上述のよ
うにレシーバ本体がレシーバ枠体に対し回動自在
に取着されているため上記開口部の下端部位も上
端部位等の他の部分と均等に身体側に押圧され、
該開口部は身体に確実にフツトする。従つて、排
尿器具、特に排尿器具の下端部から尿がシーツあ
るいは病人の衣服上に漏洩することはない。
また、本発明にかかる排尿器具は、レシーバ枠
体の下端支持部を中心にレシーバ本体側の開口部
分が回動して身体に当接するよう構成されている
ため、病人の体格等により上記開口部を当接させ
たい股間部等が高さ的に異なる場合でも、把持部
の回動角度(回動程度)を変えることによりかな
りの範囲で対応することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の実施例の一つで女性用の排尿
器具のレシーバの構成を示す斜視図、第2図は第
1図のレシーバに装着する尿収納袋を示す斜視図
である。図において、Rは排尿器具のレシーバ、
PはレシーバRに装着される尿収納袋を示す。
まず、第1図にもとづいてレシーバRの構成に
ついて説明すると、該レシーバRは、本実施例の
場合、大別して、レシーバ本体1と該レシーバ本
体1を回動自在に支持するレシーバ枠体2より構
成され、各々プラスチツク成型されることによつ
て形成されている。本実施例の場合、上記レシー
バ本体1は、手前端と後方端の両端が開口した断
面楕円形の筒体で、その後部上方が切り欠かれた
状態に形成され、該筒体の両側の略中央部に取着
ピン7を挿着するための取着孔1a(第1図にお
いて、レシーバ枠体2側の取着孔2aの背面に隠
れている)が形成されている。そして、上記レシ
ーバ本体1の手前側(第1図において左端側)の
開口部1bの切り口形状は、女性の股間部に略合
致(適合)するような立体形状に形成されてい
る。
一方、上記レシーバ枠体2は、側面形状が略L
字状(正確には第1図の裏面方向から見て略L字
状)をなし、後述する把持部2bの下端より下記
の下端支持部2hにいたる間が二股状に離間して
いる。
上記下端支持部2hは、使用される状態におい
て、レシーバ枠体2の下端手前部位に位置し、こ
の下端支持部2hはレシーバ枠体2をシーツ等の
設置面に傾動自在に支持する。また、この下端支
持部2hは、第1図、第3図に図示するように、
その底面が前後方向において下方側へ凸状に湾曲
した曲面で形成され、その曲面で形成された底面
にはグリツプ手段、例えば下面に凹凸を有するす
べり止めゴム2cが、貼着されている。
一方、下端支持部2hの後方に位置する本体レ
シーバ枠体2の左右の下端後部(L字状の屈曲
部)部位には、シーツあるいは床等の平面上に載
置した場合、本排尿器具が上記下端支持部2hと
あいまつて自立できるようにかかと部2dが形成
されている。
また、上記二股状に離間した部分の各々の略中
間部位には、本レシーバ本体1の設置位置(高
さ)が調整可能なように入れ子式の高さ調整手段
2eが設けられ、さらに該高さ調整手段2eの上
方、即ち上記レシーバ枠体の下端支持部2hの後
方上位位置には、上記レシーバ本体1を回転自在
に支持する取着ピン7の取着孔2aが形成されて
いる。即ち、本実施例ではこの取着孔2aがレシ
ーバ本体支持部となつている。
また、レシーバ枠体2の上端部、即ち、レシー
バ本体支持部である取着孔2aの上方手前側部位
には、使用に際し使用する者が把持する把持部2
bが形成されている。
従つて、上記レシーバ枠体2の把持部2b、レ
シーバ本体支持部である上記取着孔2a、下端支
持部2hの位置関係は、排尿器具を使用する状態
において使用する者の股間部側、即ち第1図にお
いて左端側より見て、レシーバ枠体2の下端手前
側部位に上記下端支持部2hが位置し、該下端支
持部2hの後方上位部位(第1図において右方上
位部位)に上記取着孔2aが位置し、該取着孔2
aの上方手前側部位に把持部2bが位置するよう
な位置関係になつている。
ところで、上記把持部2bには尿収納袋Pの紐
5を掛けるためのフツク2fが設けられている。
また、上記レシーバ本体1とレシーバ枠体2を回
動自在に軸支する上記取着ピン7には巻バネ(図
示せず)が巻装されその一端がレシーバ本体1側
に他の一端がレシーバ枠体2側に係合され、レシ
ーバ枠体2に対しレシーバ本体1が前傾状態にな
る方向(矢印Xで示す方向)に附勢させるように
構成されている。
尚、上記レシーバ本体1を回動自在に支持する
レシーバ枠体2には、該レシーバ本体1を開口部
1b側(身体当接側)で高く、後方で低くなるよ
うな姿勢に保つよう、突起状のストツパ2gが取
着孔2a近傍に形成されている。
ところで、上記レシーバRを備えた排尿器具
は、使用に際して、上記レシーバ本体1に尿収納
袋Pが装着されて使用されるが、この尿収納袋P
は、第2図に図示する如く、一方にのみ開口した
袋体3をその開口している側で7〜10cm程度折り
曲げ、該折り曲げ部位3bで断面積が狭くなるよ
う成型し(第4図参照)、該折り曲げ部位に筒体
4が取着されることによつて構成されている。上
記筒体4の袋体3への取着は、上記尿収納袋Pが
破損あるいは破損し易くなることのないよう、例
えば融着等の方法により接着される。また、袋体
3の先端部には該袋体3を開閉する紐5がループ
状に取着されている。そして、上記紐5には、締
め具Tが取着されている。
また、上記筒体4の前縁(手前側の縁)の切り
口形状は、上記レシーバ本体1の開口部1bと同
じように、該筒体4が女性の股間部に略合致(適
合)するような立体形状に形成されている。特
に、この筒体4の下方部分は身体にくい込んで完
全に密着するよう下端でとくに突出するような形
状に形成されている。そして、上記筒体4の前縁
には、弾性及び吸湿性がある材質(例えば、スポ
ンジや女性の生理用ナプキン等の材質)で形成さ
れた当接部6が取着されている。上記筒体4の大
きさは、女性の股間部に当接させて使用する際、
尿道口上方から肛門近傍に至る部分を上記筒体4
の開口している部分が覆うよう設定されている。
そして、使用する際には第3図に図示するよう
に、尿収納袋Pをレシーバ本体1の開口部1bに
挿着し、該尿収納袋Pの袋体3の折り曲げ部位3
bと該袋体3の開口している端部の間でレシーバ
本体1の外側に折り曲げてレシーバ本体1の開口
部1bの前縁外側を包み込むような状態で使用す
る。また、上記袋体3を開閉する紐5のループ終
端5aを、レシーバ枠体2の把持部2b近傍に形
成されたフツク2fに掛けておく。
以下、第3図を参照して本排尿器具の使用方法
について説明する。予め、使用する者の体格等に
合せて高さ調整手段2eによりレシーバ本体1の
高さを調節しておく。そして、両足を少し拡げ、
尿収納袋Pを装着した本排尿器具を股間部前方位
置に配設し、片手で上記把持部2bを把持し、上
記レシーバ本体1に挿着された尿収納袋Pの当接
部6で形成する開口している部分が尿道口上方か
ら肛門近傍に至る部分を覆うような状態になるよ
うレシーバ枠体2の下端支持部2hをシーツ上に
位置決めし、その状態で把持部2bを手前に回動
(傾動)させる。かかる際、身体と当接している
当接部6は、該当接部6を保持しているレシーバ
本体1が上記レシーバ枠体2の回動に伴つてこの
回動の方向と逆の方向に傾動(回動)するため、
またレシーバ枠体2の下端支持部2hにすべり止
めのゴム2cが取着されて確実にシーツ上に位置
決めされるため、該レシーバ枠体2の回動により
身体とレシーバ本体1の当接部位が変化すること
はない。また、上記レシーバ枠体2の下端支持部
2hの底面が上述のように下方側へ凸状に湾曲し
た曲面で構成されているため、該レシーバ枠体2
の傾動に伴つて該傾動の支点となつている下端支
持部2h(すべり止めゴム2c部)のシーツ側と
の接触部が股間部側に転動して移動する。このよ
うに、レシーバ枠体2の傾動により、レシーバ本
体1の当接部の下部が身体側に移動するため、よ
り当接力(押圧力)が強くなる。この状態におい
て、レシーバ枠体2の把持部2bをさらに手前側
に回動すると、当接部6を介してレシーバ本体1
は取着ピン7部分で身体に固定される。従つて、
把持部2bを第1図において反時計方向に回動す
るとレシーバ枠体2の下端支持部2hにも反時計
方向に回動しようとする力が生じ、底面が上記曲
面で形成されている下端支持部2hでは後方に押
しつける力とともに下方に(シーツ面を)押しつ
けようとする力が生ずる。このため、レシーバ枠
体2の下端支持部2hはシーツ上に強固に固定さ
れる。このように、支点となるレシーバ枠体2の
下端支持部2hと作用点となるレシーバ本体1側
の当接部6がともに強固に固定されるため、該当
接部6が身体により強固に密着する。この際、レ
シーバ枠体2の下端支持部2hが支点となり、把
持部2bが力点、当接部6が作用点となるため、
「てこの原理」により、支点から力点までの距離
と、支点から作用点までの距離に比例して把持部
2bでの押圧力は倍加されて当接部6に作用す
る。従つて、上記当接部6の弾性及び吸湿作用と
ともに女性の股間部の形状に適合した形状とあい
まつて、当接部6へ上記大きな押圧力が作用する
ため、当接部6、特にその下部が身体に食い込む
ように密着する。上述のように、小さな力でもつ
て当接部6で大きな押圧力が得られるため、また
シーツ上に強固に固定するため把持部2bで下方
向に押しつけなくとも把持部2bを手前に引くこ
とによりレシーバ枠体2の下端支持部2hを下方
に押しつけることができるため、肉体的に脆弱な
病人も疲労することなく容易に使用できる。
そして、かかる状態で排尿すれば、尿は漏洩す
ることなく上記筒体4内に飛翔し筒体4に一体的
に形成されている袋体3に収納され、そして排尿
が完了すると、尿はシーツ上の上記袋体3底部に
溜る。そして、病人は把持部2bの手を離して、
その状態で紐5をフツク2fから外し手前上方に
引けば、レシーバ本体1は取着ピン7を中心に上
方に回動し、その際袋体3の折り曲げた部分3a
が自動的に反転して汚れている当接部6を袋体内
側に包み込む。次ぎに、締め具Tを用いて尿収納
袋Pの開口している端部にいたるまでの上端部で
締めると、該尿収納袋Pは締めた部分でU字状に
屈曲し、この開口している部分は密閉される。
つぎに、尿収納袋PをレシーバR側から抜脱
し、布団等から取り出して、ベツドあるいはその
近傍に付設されている所定の引つ掛け金具等(図
示せず)に掛けておけばよい。従つて、排尿後、
当接部6に手を触れなくともその部分がきれいな
袋体3で包んでしまわれるため、また締め具Tに
より密閉されるため、布団から取り出す際に布団
等を汚す心配もない。また、上述のとおり尿収納
袋Pの上端部を締め具Tを介して紐5で水密状に
密閉することができるため、誤つてシーツ上等に
こぼす懸念もない。
上述のように、本実施例にかかる排尿器具は、
レシーバ本体1の開口部1bに取り外し式の尿収
納袋Pを装着して使用しているため、尿収納袋P
に収納された尿はレシーバRから抜脱し所定の汚
物処理箱等に廃棄すればよい。従つて、かかる形
式の場合には、病人はレシーバRに新しい尿収納
袋Pを装着すればいつでも衛生的に繰り返し使用
できる。従つて、看護人も使用の都度当接部を洗
浄し且つタンク内に所定の尿が溜ると該タンク内
の尿をすててタンク・接続ホース等を洗浄し又汚
れた衣服・シーツ等を洗浄する等の煩雑さから開
放される。
また、上記実施例は女性の場合について説明し
たが、本排尿器具を男性が使用することもできる
ことは言うまでもない。かかる場合には、女性の
場合のように当接部6を身体の股間部に押圧する
ことなく、単に当接部6の下端縁部に陰茎の下面
を当接させて陰茎の先を尿収納袋Pの中に位置さ
せて使用すればよい。かかる場合に、体格等によ
りレシーバ本体1の高さを調整するのは女性の場
合と同様である。
また、上記実施例において、排尿器具のレシー
バ本体1の上部等に洗浄用のノズルを設置し、洗
浄用のスイツチを把持部等に設ければ、排尿後、
尿道口近傍等尿により汚れた部分を洗浄すること
ができる。また、上記袋体3に透明のものを用い
これに目盛を設けておけば、病人の尿を計量する
こともできる。
尚、本排尿器具は、上記病人の他にキヤンプ等
のレジヤー用として使用できることは言うまでも
ない。そして、かかる場合には尿収納袋は不透明
のものを用いるとよい。
尚、上記実施例は尿収納袋が取替式のものにつ
いて説明したが、本発明の技術的思想は、従来例
で示すような尿収納用のタンクが別途設けられた
形式の排尿器具の本体部分(身体に当接して尿を
受ける部分)についても利用でき、かかる場合に
も本発明の作用効果である、小さい力でもつて、
レシーバ本体の下端部から漏尿するような欠点を
解消する効果を発揮する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明にかかる排尿器具
を使用すれば、両手あるいは一方の手が自由に動
かせる病人であれば、小さな力で自分で簡単に小
用を足すことができるため、病人も人間としての
尊厳及びプライバシーを侵されることもなく、ま
た取替式の尿収納袋を使用すれば、その都度新し
いものと取り替えれば、従来のようにその都度洗
浄することなく繰り返し使用でき、一方その小用
により病人の衣服・シーツ等が汚れることもなく
且つ排尿後の処理も従来のようにその都度排尿器
具を洗浄しなくてもよいため看護人も重労働から
開放される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる排尿器具のレシーバの
構成を示す斜視図、第2図はレシーバに装着する
尿収納袋を示す斜視図、第3図はレシーバに尿収
納袋をセツトした状態を示す斜視図、第4図は尿
収納袋の折り返し部位の構造を示す平面図、第5
図、第6図は従来例を示す斜視図である。 R……レシーバ、P……尿収納袋、1……レシ
ーバ本体、1b……開口部、2……レシーバ枠
体、2a……取着孔(レシーバ本体支持部)、2
b……把持部、2c……すべり止めゴム(グリツ
プ手段)、2h……下端支持部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 使用に際し排尿器具を接地面に傾動自在に支
    持する下端支持部、レシーバ本体を回動自在に支
    持するレシーバ本体支持部、及び使用に際し本排
    尿器具を把持するための把持部を有するレシーバ
    枠体と、このレシーバ枠体に回動自在に支持され
    手前端に股間部に直接あるいは間接的に当接する
    開口部を有するレシーバ本体を具備する排尿器具
    であつて、 上記下端支持部がレシーバ枠体の下端手前側部
    位に位置し、その後方上位部位に上記レシーバ本
    体支持部が位置し、該レシーバ本体支持部の上方
    手前側部位に上記把持部が位置するよう設けられ
    るとともに、上記下端支持部の底面にグリツプ手
    段が設けられていることを特徴とする排尿器具。 2 前記排尿器具を接地面に傾動自在に支持する
    下端支持部の底面が、前後方向において下方側へ
    凸状に湾曲した曲面で形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の排尿器具。 3 前記開口部の当接する部分の形状が、尿道口
    上方より肛門近傍に至る股間部形状に適合する立
    体形状であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の排尿器具。 4 前記レシーバ本体がレシーバ枠体に対して上
    下に調節可能に構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の排尿器具。
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