JPH0224102Y2 - - Google Patents

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JPH0224102Y2
JPH0224102Y2 JP1985194296U JP19429685U JPH0224102Y2 JP H0224102 Y2 JPH0224102 Y2 JP H0224102Y2 JP 1985194296 U JP1985194296 U JP 1985194296U JP 19429685 U JP19429685 U JP 19429685U JP H0224102 Y2 JPH0224102 Y2 JP H0224102Y2
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acousto
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本考案は音響光学素子用駆動回路に関するもの
である。 [従来の技術] 近年第3図に示す様な音響光学素子が、光スイ
ツチ、光変調素子、光演算素子等として盛んに用
いられ始めている。 音響光学素子は基本的には、第3図に示す様
に、超音波35を伝播する媒体34の一端面に圧
電素子33、電極32を貼着し、該電極32に駆
動回路31を接続して構成される。駆動回路31
から印加される駆動信号により圧電素子33が超
音波を発生し媒体34中を該超音波35が伝播す
る。この様な媒体34中にレーザ等により発生さ
れた光36を入射させると、該光36は前記超音
波35によりその一部が回折される。この回折光
37を検出して上述の光スイイツチング、光変
調、光演算等の動作を行わせる訳である。 ところで、上述の回折光37と回折されないで
直進する直進光38との強度比を回折効率ηとす
ると、該回折効率ηと駆動回路31から圧電素子
33に印加される電力Pとの間には、一般に、 η∝sin2 (K√) (Kは定数) という関係がある。この関係を第4図にグラフ化
して示す。 [考案の解決しようとする問題点] 音響光学素子を使用中発生源の経時変化時によ
り回折光強度が変動した場合に安定した光演算、
光変調等の動作を保つためには、回折効率ηを光
源強度の変化に合わせて変化させ回折光強度を一
定に保つ必要がある。ところが、上述した様に、
回折効率ηと印加電圧Pとは非線型の関係にある
ので、単に回折光強度の変動に比例して印加電力
を変動させたのでは一定の回折光強度を保つこと
はできない。そのため従来の音響光学素子用駆動
回路は、該駆動回路の出力信号レベルを制御する
制御回路の制御量を制御電圧を印加することによ
り制御しようとすると、制御電圧と回折効率ηと
が非線型の関係となつてしまい制御が困難である
という欠点を有していた。 本考案は従来の音響光学素子用駆動回路の如上
の欠点を解消するためになされたものであり、制
御回路の制御電圧と回折効率ηとをほぼ線型にし
た音響光学素子用駆動回路を提供することを目的
とする。 [問題点を解決するための手段] 本考案になる音響光学素子用駆動回路は、発振
回路と、該発振回路の出力信号を振幅変調する変
調回路と、該変調回路の出力信号レベルを制御す
る制御回路とを備えて成る音響光学素子用駆動回
路において、制御回路は音響光学素子の回折効率
を該制御回路に入力する制御電圧にほぼ比例する
よう前記変調回路の出力信号レベルを制御するよ
うせしめて成ることを特徴とするものである。 以下図面を参照しながら本考案を詳細に説明す
る。 第1図は、本考案になる音響光学素子用駆動回
路の一例を示すブロツク図である。図において、
発振回路1には該発振回路の出力信号を増幅する
増幅回路2が接続され、該増幅回路2の出力端子
には、該増幅回路2の出力信号を信幅変調する変
調回路3が接続されている。該変調回路3には変
調信号の入力端子4が設けられ、かつ該変調回路
3の出力端子には、該変調回路3の出力信号レベ
ルを制御する制御回路5が接続されている。該制
御回路5には制御電圧入力端子6が設けられ、該
制御電圧入力端子6に印加される制御電圧と回折
効率ηとがほぼ比例するよう前記変調回路3の出
力信号レベルが制御され、該変調回路3に接続さ
れた増幅回路7を介して該増幅回路7の出力端子
8より音響光学素子の圧電素子に印加される。 制御回路5は、制御電圧入力端子6より印加さ
れる制御電圧によりインピーダンスが変化する可
変インピーダンス素子9と変調回路3の出力電圧
を所定の大きさの範囲内に制限する半固定可変抵
抗器VR1,VR2により構成されている。 第2図は、制御回路5の具体的構成の一例を示
す回路図である。図において、入力端子21は変
調回路3の出力端子に接続され、制御回路5側で
はカツプリング用コンデンサC1に接続されてい
る。該コンデンサC1の反対側電極は、抵抗器R
を介して電源電圧入力端子22に接続されるとと
もに、カツプリング用コンデンサC2及びダイオ
ードD1のアノードに接続されている。該コンデ
ンサC2の反対側電極はコイルLを介して制御電
圧入力端子6に接続されるとともに、可変インピ
ーダンス素子として作用するダイオードD2のア
ノードに接続されている。なお、制御電圧入力端
子6には前記コイルLとともにリツプルフイルタ
として機能するコンデンサC3が接続され接地さ
れている。 ダイオードD1のカソードには交流信号分を接
地するためのコンデンサC4が接続されるととも
にダイオードD3のアノードが接続されている。
該ダイオードD3のカソードは前記ダイオードD2
のカソードに接続されるとともに、この制御回路
の出力電圧の最低電位を決定する半固定可変抵抗
器VR1に接続されている。更にダイオードD3
カソードにはカツプリング用コンデンサC5が接
続され、該コンデンサC5の反対側の電極には、
この制御回路の出力信号レベルを全体的に調整す
る可変抵抗器VR3が接続されている。該可変抵抗
器VR3の摺動端子には、この制御回路の出力電圧
の最大電位を決定する半固定可変抵抗器VR2が接
続されており、該半固定可変抵抗器VR2の他端に
はカツプリング用コンデンサC6が接続されてい
る。該カツプリング用コンデンサC6の反対側の
電極はこの制御回路5の出力端子23が接続さ
れ、該出力端子23は増幅回路7の入力端子に接
続されている。 本考案の制御回路5は、如上の第1図、第2図
の回路例に制限されるものではなく、回折効率η
を制御電圧にほぼ比例するように変調回路3の出
力信号レベルを制御せしめ得る回路構成でさえあ
れば良い。 なお、音響光学素子の回折光37をハーフミラ
ーで分光し、一方の光を光検出器で受光し電気信
号に変換してフイードバツクし、制御回路5の入
力端子6に印加せしめるようにすれば、自動的に
回折効率ηを一定に保つことができる。 [作用] 発振回路1で発振された信号は、増幅回路2で
増幅され、変調回路3で振幅変調される。この際
変調信号の入力端子4にパルス信号を印加すれば
音響光学素子をオン・オフ制御することができ
る。変調信号は正弦波信号のような連続信号であ
つても良いことは勿論である。 変調回路3で振幅変調された駆動信号は、制御
回路5で制御電圧と回折効率とがほぼ比例するよ
うにその電圧レベルが制御される。この動作を第
2図の回路例に基づいて説明する。入力端子21
に印加された駆動信号はコンデンサC1,C2で直
流分が除去されてダイオードD2のアノード電極
に印加される。また、該ダイオードD2のアノー
ド電極には制御電圧入力端子6より制御電圧Vc
が印加され前記駆動信号に重畳される。この制御
電圧Vcは該ダイオードD2のアノード電極の直流
電位を決定する。一方、該ダイオードD2のカソ
ード側には電源電圧入力端子22に印加される電
源電圧が、抵抗器R、ダイオードD1,D3を介し
て印加され、前記ダイオードD2のカソード側の
直流電位を決定する。このカソード側直流電位は
半固定可変抵抗器VR1で変えることができ、該ダ
イオードD2のカソード側電位の最低レベルを設
定することとなる。この様にしてダイオードD2
のアノード及びカソードの直流電位が設定され、
半固定可変抵抗器VR1をある位置に設定した後
は、上記電位差は制御電圧Vcに比例して変化す
る。 このダイオードD2のアソード・カソード間電
圧Vdが0.7V以下程度である間は該ダイオードD2
のアソード・カソード間のインピーダンスRdは
電圧Vdに応じて変化するので、制御電圧Vcに応
じて該インピーダンスRdが変化することとなる。
従つて、制御電圧Vcを変化させることにより、
駆動信号のレベルを変化させることができ、それ
により、第5図に示す様な、制御電圧Vcに対す
る回折効率ηの変化特性を得ることができる。 ダイオードD2を経た駆動信号はコンデンサC5
により直流分が除去され、可変抵抗器VR3で全体
の振幅を調整されて半固定可変抵抗器VR2に印加
される。該半固定可変抵抗器VR2は、前記可変抵
【表】 この様にして回折効率ηの変化し得る範囲を
ηmaxとηminの間に設定した後に可変抵抗器VR3
を変化させた場合には、第6図に示す様に回折効
率ηが変化する。 [考案の効果] 本考案の音響光学素子用駆動回路においては、
回折効率を制御回路の制御電圧にほぼ比例するよ
うにしたので、制御電圧の操作に応じた回折光強
度が得られ、容易に回折光強度を修正できるとと
もに自動的に回折光強度を一定に保つよう構成す
ることも出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一例を示すブロツク図、第2
図は本考案の駆動回路の制御回路の一例を示す回
路図、第3図は音響光学素子の構成例を示す図、
第4図は駆動電力と回折効率の関係を示すグラ
フ、第5図、第6図は制御電圧と回折効率の関係
を示すグラフである。 1……発振回路、3……変調回路、5……制御
回路、9……可変インピーダンス素子、31……
駆動回路、33……圧電素子、34……媒体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 発振回路と、該発振回路の出力信号を振幅変
    調する変調回路と、該変調回路の出力信号レベ
    ルを制御する制御回路とを備えて成る音響光学
    素子用駆動回路において、制御回路は音響光学
    素子の回折効率を該制御回路に入力する制御電
    圧にほぼ比例するよう前記変調回路の出力信号
    レベルを制御するようせしめて成ることを特徴
    とする音響光学素子用駆動回路。 (2) 制御回路は、制御電圧によりインピーダンス
    の変化する可変インピーダンス素子と変調回路
    の出力電圧を所定の大きさの範囲内に制限する
    制限回路とを有する実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の音響光学素子用駆動回路。 (3) 制御回路は、半固定可変抵抗器により構成さ
    れる実用新案登録請求の範囲第2項記載の音響
    光学素子用駆動回路。 (4) 変調回路は、該変調回路の出力信号の電圧の
    大きさをOVの状態か所定の高電位レベルのオ
    ン・オフ制御する実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載の音響光学素子用駆動回路。
JP1985194296U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0224102Y2 (ja)

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JPS62104227U JPS62104227U (ja) 1987-07-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997016708A1 (fr) * 1995-10-31 1997-05-09 Kyoto Daiichi Kagaku Co., Ltd. Appareil pour source lumineuse et procede de mesure

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59198425A (ja) * 1983-04-26 1984-11-10 Mitsubishi Electric Corp 超音波光変調器

Family Cites Families (1)

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JPH0650018Y2 (ja) * 1982-01-27 1994-12-14 理化学研究所 高圧電源

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