JPH02240538A - 溶液中のオゾンの分析装置 - Google Patents

溶液中のオゾンの分析装置

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JPH02240538A
JPH02240538A JP6156989A JP6156989A JPH02240538A JP H02240538 A JPH02240538 A JP H02240538A JP 6156989 A JP6156989 A JP 6156989A JP 6156989 A JP6156989 A JP 6156989A JP H02240538 A JPH02240538 A JP H02240538A
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JP
Japan
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ozone
gas
bubbling
carrier gas
section
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Pending
Application number
JP6156989A
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English (en)
Inventor
Kenji Harada
健治 原田
Hiroshi Hoshikawa
星川 寛
Tadashi Takada
義 高田
Toshi Sakai
酒井 才
Toyoaki Aoki
青木 豊明
Koji Oguro
大黒 宏司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
New Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
New Cosmos Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は上水や下水処理のプロセスモニタとしてまた
殺菌剤としてのオゾン処理の工程管理などに使用される
溶液中のオゾンの分析装置に関する。
〔従来の技術〕
溶液中のオゾンの分析装置としては、一般にオゾンの紫
外吸光を測定する装置が使用されている。
また、近年電極法によるものも知られるようになった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら紫外吸光装置でオゾンを測定する場合は水
中の懸濁物や着色物の影響を受は定量値が正確でない、
電極によるオゾン測定は安定性が悪いことが知られてい
る。
そのために本発明者等は溶液中のオゾンをキャリアガス
中に移行させて、キャリアガス中のオゾンを半導体式の
オゾン検出素子を用いて検出することを試みた。しかし
ながらこのような装置においては、試料液を多孔性膜を
介してキャリアガスと接触させ試料中のオゾンをキャリ
アガス中に透過させるためキャリアガス中の水蒸気圧が
高く、このために装置のキャリアガス流路内壁に水分が
凝結してオゾンの再溶解、再吐出をおこし、正確なオゾ
ン定量ができないという問題があった。水分の凝結を防
ぐためキャリアガス流路の加熱も検討したがオゾンは熱
的に不安定であるため、この場合もオゾンを正確に定量
することができない。
この発明は、上述の点に鑑みてなされ、その目的は分析
装置のキャリアガス流路内壁に水分が凝結しないように
して、溶液中のオゾンを気相オゾンとして正確に定量す
る溶液中・のオゾンの分析装置を提供することにある。
CeJIBを解決するための手段〕 上述の目的はこの発明によれば 水中に溶存するオゾンを気相に移行させて行うオゾンの
分析装置において、 試料液中にバブリングガスを吹き込んで、バブルガス中
にオゾンを移行させるガスバブル部25と、疎水性の微
気孔性多孔質膜を介して試料液通過後のバブリングガス
とキャリアガスとを接触させる膜分離部8と、 キャリアガス中に移行したオゾン量を検出する検出部1
1とを備えることにより達成される。
ガスバブル部25においては試料液2中にオゾンと反応
しないバブリングガスが泡状に吹き込まれ、る、オゾン
と反応しないガスとしては例えば空気が用いられる。こ
の気液接触でオゾンは効率よく気相に移行する。膜分離
部8において疎水性の微気孔性多孔質膜20を介してキ
ャリアガスと、試料液を通過したあとのバブリングガス
とが接触する。
このとき試料液通過後のバブリングガス中のオゾン等が
多孔質膜の微気孔を通り、濃度勾配によってキャリアガ
ス中に拡散する。微気孔性多孔質膜20は疎水性であり
、水滴はキャリアガス中に移行しない。
多孔質膜としては例えばテフロン (四フッ化エチレン
樹脂であるDu Pont社の商品名)製のパイプなど
を用いることができる。
検出部としては例えば半導体式オゾン検出素子を用いる
ことができる。これはアルミナ等の電気絶縁性基板上に
In103を主成分とする金属酸化物半導体を蒸着して
薄膜化したものでオゾン吸着により抵抗変化を起こす0
例えば1.5 m幅、3+am長。
0.4閣厚さのものが素子として用いられる。
〔作用] バブルガス中には水蒸気が拡散し飽和蒸気圧に達するこ
とがある。この水蒸気は膜分離部においてその一部がキ
ャリアガス中に拡散するが、キャリアガスは飽和水蒸気
圧に達することがない。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(実施例1) 第1図にこの発明の実施例に係る分析装置の構成が示さ
れる。バブリングガスがフィルタ15を通りバブリング
ガス吹込管3.細孔体4を経由して容器l内の試料液2
に吹き込まれる。試料液2はバルブ17.16により容
器1内に導入される。細孔体4を出たガスはバブルガス
となり試料液2中のオゾンをとりこみながら気相部7を
満たしたあとポンプ6により排気管5により排出される
。気相部7には膜分離部8が設けられる。膜分離部8は
微気孔性多孔質膜である微気孔性テフロン管20(τB
OO2,ジャパンゴアテックス社製)が使用される。内
径2m、外径2.8−である、微気孔性テフロン管の長
さは測定感度に影響するので例えば500嘗の長さにし
て使用される。微気孔性テフロン管20の内部にはフィ
ルタ14を通り、乾燥清浄化された空気がキャリアガス
流人管9を経て流される。
このキャリアガス中には微気孔性テフロン管の気孔中を
通過したオゾンが拡散する。オゾンを含んだキャリアガ
スは、キャリアガス流出管lOを経て検出部11に至り
、オゾンの検出が行われる。キャリアガスはポンプ13
により吸引される。検出部11の信号は記録計12に入
力される。フィルタ15. バブリングガス吹込管3.
細孔体4.ポンプ6、排気管5.容器1.試料液2.パ
ルプ16.17がガスバブル部25を構成する。
次にバブリングガスとして空気を500−/winキャ
リアガスをLoom/■inの流量で流し試料液として
125−を用いてo、 epp■のオゾンを含む試料液
を測定した。検出部の出力経時変化が第3図に示される
6時点Aでオゾン水を導入し、時点Bで再び純水を導入
した。オゾン水を導入後、45秒で出力最大値が得られ
、その後出力は徐々に低下した。この低下は溶存オゾン
の減少によると考えられる。純水を導入すると直ちに出
力が低下し、4分後には元の値に戻った。第4図に試料
液中の溶存オゾン濃度と検出部出力との検量関係が示さ
れる。0.1〜2.0pp−の範囲で良好な直線性が得
られた。ここで、各測定値は第3図の最大値を用いた。
また、オゾン4度0.lppmの試料液を用いて5回の
連続測定を行い、CV値を算出した。この値は3%以下
と良好な再現性を示した。連続試験を1週間にわたり行
ったところ、分析装置のキャリアガス流路内壁には水分
の凝結は認められなかった。
共存物質の影響を検討するために、クロム (■、マン
ガン(■)、過酸化水素、フタル酸、アルブミンをそれ
ぞれl ppmになるように添加し、測定を行った。い
ずれの物質も出力は1mV以下の値であった。この値は
、オゾン濃度o、otpp−に対応する出力よりも小さ
く、妨害はオゾン濃度換算で0.01pp−以下である
ことがi!認できた。
(実施例2) 第2図にこの発明の他の実施例に係る分析装置の構成が
示される。この例においては膜分離部8はガスバブル部
25と分離して設けられるのが実施例1の場合と異なる
。ガスバブル部25と膜分離部8はバブルガス管21に
より結合される。膜分離部8は微気孔性テフロン膜@2
0とキャリアガス室23およびバブルガス室22からな
っている。微気孔性テフロン膜板としてミクロテックス
NTF−5200(日東電気工業)を用いた。
〔発明の効果ン この発明によれば、 水中に溶存するオゾンを気相に移行させて行うオゾンの
分析装置において、 試料液中にバブリングガスを吹きこんで、バブルガス中
にオゾンを移行させるガスバブル部と、疎水性の微気孔
性多孔質膜を介して試料液通過後のバブリングガスとキ
中リアガスとを接触させる膜分離部と、 キャリアガス中に移行したオゾン量を検出する検出部と
を備えるのでバブルガス中に拡散した水蒸気の一部がキ
ャリアガス中に移行することとなるが、キャリアガス中
の水蒸気圧は飽和水蒸気圧よりも小さくその結果分析装
置のキャリアガス流路内には水蒸気が凝結することがな
り、溶液中のオゾンを正確に定置できるオゾン分析装置
が得られる。
また、検出部に半導体式オゾン検出素子を用いているの
で、オゾンを選択的に、かつ無試薬で測定を行うことが
可能となる。さらに、装置の小型化、低価格化も実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例に係る分析装置の構成を示す
配置図、第2図はこの発明の他の実施例に係る分析装置
の構成を示す配置図、第3図はこの発明の実施例に係る
分析装置の応答特性を示す線図、第4図はこの発明の実
施例に係る分析装置の検量関係を示す線図である。 s:ll*分離部、11:検出部、25:ガスバブル部
。 劣3(2) 第4閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)水中に溶存するオゾンを気相に移行させて行うオゾ
    ンの分析装置において、 試料液中にバブリングガスを吹き込んで、バブルガス中
    にオゾンを移行させるガスバブル部と、疎水性の微気孔
    性多孔質膜を介して試料液通過後のバブリングガスとキ
    ャリアガスとを接触させる膜分離部と、 キャリアガス中に移行したオゾン量を検出する検出部と
    を備えることを特徴とする溶液中のオゾンの分析装置。
JP6156989A 1989-03-14 1989-03-14 溶液中のオゾンの分析装置 Pending JPH02240538A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106644665A (zh) * 2017-01-17 2017-05-10 天津师范大学 一种气液分离装置
CN106680226A (zh) * 2017-01-17 2017-05-17 天津师范大学 一种用于原子光谱仪气态进样的气液分离方法和装置

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JPS58205835A (ja) * 1982-05-26 1983-11-30 Toshiba Corp 溶存オゾン測定装置
JPS62215853A (ja) * 1986-03-18 1987-09-22 Kuromato Sci Kk 水中オゾンの測定装置
JPS63298148A (ja) * 1987-05-29 1988-12-05 Shinkosumosu Denki Kk 薄膜型オゾンセンサ

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