JPH02239869A - 血液保存システム - Google Patents

血液保存システム

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JPH02239869A
JPH02239869A JP2017644A JP1764490A JPH02239869A JP H02239869 A JPH02239869 A JP H02239869A JP 2017644 A JP2017644 A JP 2017644A JP 1764490 A JP1764490 A JP 1764490A JP H02239869 A JPH02239869 A JP H02239869A
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ミシェル ウィリアム ステフラー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野〕 この発明は血液保存システムに係り、特に血管、心臓、
成形外科、外傷などの患者の治療の一部として患者自身
の血液あるいは血液製剤の収集、濾過、輸血を行うため
の血液保存システムに関する。
〔発明の技術的背景〕
現今、完全に安全且つ信顛できる相同血液の供給は、得
難い。技術さえしっかりしていれば、相同血液の輸血に
伴うリスクは低減させ得るが、完全な安全性はまた得難
い。自動輸血(患者自体の血液あるいは人工血液を収集
し、濾過し、輸血すること)は、血管、心臓、成形外科
、外傷等の患者の治療に役立つ手段になりつつある。米
国医療協会(AMA) 、米国赤十字(ARC)、米国
血液銀行協会(AABB)は、自己血液輸血を、血液輸
血における「選択肢」として推奨している。
公知の匍液保存システムは、メリーランド州、オークラ
ンド市のSulco  Basle社によって、rsU
LcOTRANsJの商品名で市販されている。このシ
ステムは剛質の目盛り付袋と殺菌された単独使用型の排
水管セントとを用いるものである。しかし、輸血は、血
液収集袋から行われる。この従来技術によるシステムは
、真空あるいは重力を用いて、患者から体液を収集する
しかし、吸入源は、従来型の病院の壁に押込まれたソケ
ソ1・である。目盛は、水銀柱で80〜100ミリであ
る。輸血は、重力式あるいはハンド球型の取付具を用い
てなされ、標準型の血液管理機構が用いられる。従来型
のシステムは収集袋内に入る液体を濾過するための26
0ミクロン前置フィルタを用い、この収集袋から出る液
体のための40ミクロン後置フィルタを用いている。こ
の後、液体は患者に供給される。この従来装置は、自動
輸血用として外科匡療の現場での排気血液を収集するの
に用いられる。
本願の譲受人に譲渡された、米国特許No.4569.
674とNo.4.655,754 (弁理士の参照番
号でストライ力一 ケース 49と52)は、外科処置
の間及びその後で用いられる排液処理装置を開示してい
る。ここにおけるポータブルベースユニットは、ハソテ
リパソク、真空ポンプ、及びこのポンプの作動をコント
ロールする手段を有する。ボータプルタンクは、このベ
ースユニット内に着脱自在に挿入される。タンクが挿入
されると、逆止弁と疎水性フィルタとを介して真空ポン
プに接続され、ポンプがタンク内の液体を吸入すること
が防止される。次いで、このタンクは、逆止弁を介して
患者の水性傷に取り付けることができる。真空ポンプは
、ベースユニット内におけるタンクの物理的存在と、タ
ンク内のガス圧とに応答し、タンクのガス圧を大気圧以
下の所望範囲内に維持する。このタンクは、ベースユニ
ットから取外しできるが、取外すことにより、真空(大
気圧以下)を内部に保持する。この結果、このタンクは
、ベースユニットに接続されているかどうかに関係なく
、大気圧以下である特に傷から排液を吸引する。タンク
の頂部に柔軟部材が見える時は、その物理的形状(タン
クが大気圧以下であるとき、窪む)により、タンクの中
には大気圧以下の圧力があることが分かる。
本発明の発明者は、上記特許No.4.569674、
No.4.655,754の傷排液システムが、血液保
存システムに適用あるいはヘースとして使用するのに望
ましいものであると認識している。
〔発明の目的〕
そこでこの発明の目的は、患者から血液を受け、その後
患者の血液あるいはその一部を戻すのに用いられ、脂質
等を患者に戻す前の血液から分離し得る血液保存システ
ムを提供するにある。
このシステムによれば、さらに、外科処置の終了後に、
現場の患者から排液を吸引でき、この時病院に備え付け
の従来型吸入源にこれを接続する必要がなく、パソテリ
や真空ポンプを組込まれた可搬ベースユニットに着脱で
きる液体源を備えることができる。この時、タンクは大
気圧以下に保たれるので、可搬ヘースユニソ1〜に接続
された時でも、その後取外された時でも、外科現場から
排液を吸引することができ、タンクを公知の入手が容易
な可搬ベースユニソ1・と共に使用することができる。
〔実施例〕
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
この発明を具体化した血液保存システム10(第1図)
は、タンク11内の圧力を大気圧以下に低下させるため
の可搬ベースユニット12に着脱自在に接続できるタン
ク11を有している。このタンク11ぱ、イ吏い↑舎て
チューフ゛セソト13によって外科現場の傷(図示せず
)に取付けられる。
チューブセソト13は、従来の方法で傷内に挿入できる
排液チューブ(14で破線で示す)を有するが、この傷
からは外科処置中における重力あるいは吸入力によって
、処置中及びその後に傷から排出される排液などの液体
を除去させる。複数の排水チューブ(例えば14と14
゛)は、Y形取付具15により、単独のタンク11と接
続されたチューブセソト13の残り部分に接続される。
また、チューブセソト13は、Y形取付具を前置フィル
タ17に接続する第1チューブ16を有している。図示
の具体例における前置フィルタ16は、好ましくは、1
60〜260ミクロンなので、骨片、凝血及びその他の
異物を除去するものである。第2チューブ20は、前置
フィルタ17を非還流弁21 (逆止弁あるいは一方方
、便宜上ダ・7クビル弁と呼ばれる)に接続される。こ
の弁21は、排水チューブ14からタンク11への流れ
を許容するが、逆流は確実に阻止するものである。
第3チューブ22は、非還流弁21をタンク11の頂部
に接続させて排液を排水管14からタンク11に排出さ
せる。
血液保存システム10は、輸血バソグ23を有している
。これにより、第4チューブ24は、タンク11の底に
接続されて血液を入れる。輸血バソグ23は、少なくと
も一つの出口25を備えている。これは、通常の方法で
、従来型血液管理セント(図示せず)に接続され得るの
で、バッグ内の血液をすぐ取扱う、例えば患者への再輸
血を行い、血液のある成分のみを患者に供給したり、そ
の再輸血の前に臨時に保存したりすることができる。
排水チューブ14、Y取付具15、チューブ16、20
、22、前置フィルタ17、非還流弁21、チューブ2
4、輸血バッグ23は、全て、市販されている従来品で
あるから、詳しい説明は省略する。
ベースユニット12は、この発明の譲受人から入手でき
る種類のものである。今までの型式によるベースユニッ
ト12の内部構造と作動は、この発明の譲受人に譲渡さ
れた上記米国特許No,4,569,674の明細書に
かなり詳しく開示されている。第1図に示すものと形状
が似ているベースユニットI2の最近形式のものは、上
述の米国特許No.4.,655,754 (特に、第
6、7図)に開示されているが、上述の特許の関連説明
が以下において参考のために述べられている。
可搬ベースユニット12 (第1、3図)は、上向きに
スライドし、取外しでき、再充電できるパテリパック3
0の形態にある電気供給源を有している。第3図に略示
されているように、ベースユニット12は、真空ポンプ
と制御回路を有していl6 る。制御回路は、接触センサがベースユニット12内に
下向きにタンク(例えば、11)が挿入されたことを発
信し、そして圧カセンサが同時に、タンク内圧力が所望
の大気圧以下の範囲以上にあることを発信する時に真空
側になる。真空ポンプにするためには、前述の2つの条
件が必要である。
真空ポンプは、タンク11がベースユニット12内には
めこまれない時に、オフになる。このポンプは、また、
ベースユニット12にはめられたタンク11が予めセッ
トされた所望範囲内の大気圧以下の圧力である時にも、
オフになる。この所望範囲は、例えば、大気圧と少なく
とも大気圧以下の24PSIとの間の範囲を占めること
ができる。
この範囲は、ある形態にあるベースユニット12内の真
空ボンブの能力の範囲である。
上述の米国特許No.4,655,754は、第1図の
ベースユニット12と共に傷排水用として用いるように
なされているが、血液保存(例えば自動輸血)システム
としては使えないタンクを開示している。排水タンク1
1は、第3図において、タンク1lの上向き開口びん3
6の左端を越えて36において片持ちされているカバー
35(第3図)を有し、上述の特許No.4.6557
54の排水タンクと似ている。この発明のタンク11を
ベースユニット12と共に用いる場合には、カバー35
の左側部分とオーバハング左側部分37は、上述の特許
のタンクの対応部分とかなり偵通った構造にできる。か
くして、第3図に示す如く、カバー35の左側部分には
、上向きに開く凹部41 (第3図)があるが、これは
その左端37の近くにおいてカバー35の中央部から延
設する。板状クロジャ42が凹部41内に密封して取り
付けられてその頂部を閉じる。真空あるいは吸入通路4
3は、この凹部と板状クロジャ42とによって構成され
る。脚部44は、びん36の左側に接するようにカバー
35の左端から一体的に垂下している。脚部44の大体
真中辺に、壁45が横方向に延びている。かくて、脚4
4の中空内部は、その上側の真空通路43と連通ずる上
側チャンバ46と、ベースユニット12内の圧力センサ
と真空ポンプと連通ずる下向き開口四部47とに分けら
れる。
逆止弁50は、上側の壁45内の中央穴内に取り付けら
れた同軸ステム52から垂下する通常の柔軟傘型弁ヘソ
ド51を有している。このステム52は、その自由端が
拡大されているので、壁45に対して通常密封接触する
半径方向拡大ヘソド51を堅く保持される。弁5oは、
例えば、オハイオ州、イエロウスプリング市のVern
ay社のVA3123のパーツであってもよい。壁45
の貫通穴は、凹部47内の空気圧が上側チャンハ46内
のそれより高い時、つまり、びん36内の圧力が大気圧
以下になった時に、弁ヘソド51によって閉じられる。
他方、弁ヘッド51ば、その周辺が下に曲り、真空通路
43を経てびん36から空気を吸引し、逆止弁50を経
て、ベースユニソl・1 2のポンプに送ると開く。も
し必要なら、逆止弁50は、タンク11内の限界圧力以
上の圧力にのみ応じて開かせることもできる。代わりに
、この逆止弁50を、ベースユニソ1〜12内にタンク
11を挿入させ、機械的に開かせることも可能である。
例えば、弁ヘソド51の径方向中間部分を、ヘースユニ
ソl・12から上向きになるように取り付けられたフォ
ーク状部材49により、壁45 (ステム52を半径方
向に密着して包囲する)の壁内の下向き環状溝内に上向
きに曲げると、ヘソト51の周辺ば、下に曲がって壁4
5から離れて壁45内の穴を開く。
タンク11は、以下に述べるように上述の米国特許No
.4,635,754のもとのは異なる。
第3図に示す真空通路43は、後記する目的で、びん3
6の内部にカバー35から垂下するニソプル53と連通
ずる。
タンク11は、特許No.4.635,754の排液タ
ンクより前後方向の厚さが実質的に大きく形成されてい
る。かくして、液体タンクの容量が増え、後述するタン
ク11の内部構造の増設に備えることができる。
第3、4、6図の右から左に示すように、びん36の後
縁(第5図の右方)とびん36の大体中央辺には、同軸
状で上向きと下向きの連通用ニップル54、55 (第
5図)がある。排液チューブセノト13のチューブ22
の出口端は、直立ニソプル56上に密封状にかぶされる
ので、垂下ニソプル55上に密封状にかぶされる液体入
口チューブ56と連通ずる。入口チューブ56は、びん
36の底壁57に約4分の1インチ入るよう下向きにな
っている。チューブセソト13と液体入口管56を経て
、びん36内に吸引された血液およびその他の液体物は
、管56の底から出て、びん36に少しづつ満たされる
。びん36の底壁57の近くにおいて、液体人口チュー
ブ56の出口端が位置するので、進入する血液等がはね
たりすることは少なくなり、血液細胞が互いに衝突した
り、びんの硬い内壁に激しくぶつかって、進入血液が物
理的に損傷を受ける可能性は少なくなる。
管状の弁ガイド60 (第3図)は、カハー35から垂
下するように取り付けられ、びん36の内側中心に下が
っている。図示の具体例において、弁ガイド60は、び
ん36の高さの約半分近くの高さである。ガイド60の
上端部61にば縮径になされた段状部があり、カハー3
5内の穴62内にきちんと入り、適当な接着剤のような
便利な方法で固定される。垂下ガイド60をカハーに固
着させるために、このカハーには垂下環状フランジ63
があり、このフランジにガイド60の上端部61が入っ
て固着される。
管状直立弁67は、びん36の底壁57の中心を通って
密閉固着される。この直立片67は、望ましくは、底壁
57の中心に位置する。第1図に示すチューブ24は、
底壁57から垂下し、直立片67の下端を画定するニソ
プル68に密封嵌合される。直立片67は、床57の上
のある高さまで、底壁57から延びるが(具体例の場合
、約1インチ)、この寸法は、望ましくない脂質のよう
な物質の層の厚さを越える。この脂質は、傷から出る血
液と共にタンク11に流入し、血液の表面に浮かぶ層を
形成する。
垂直方向に長い弁ステム65は、管状の弁ガイド60の
細長い中心六〇〇内で上下方向に滑るよう支持される。
カイド60と弁ステム65は、直立管67上で同軸心上
に位置する。第3図において弁ステム65の下部分に位
置してたいらで柔軟な弁ディスク70は、ステム65の
底端に取り付けられ、直立片67の開口頂部に着座して
閉じる。
ステム65の底には、垂下フード67が取り付けられる
。フード71は、直立片67の形よりも少し大なる径の
下向き開口の凹部72を画定し、かくて、直立片つまり
直立管67を緩く受ける。第3図に示す如く、フード7
1は、タンク11の底壁57から短い距離、例えば、4
分の1インチ以内において弁ディスク70から垂下する
。かくして、フード71は、直立片67より縦方向にい
くらか短くなる。
ステム75の一方の側においてフード71は、直立ニッ
プル73を備えている。これは、弁ディスク70の高さ
以上に延びる。柔軟なガス排出チューブ74の下端は、
ニップル73上に密閉嵌合される。排出チューブ74は
、フード71から直立し、任意の便利な手段(接着剤あ
るいはクランプ等)によってガイド60の側部に取り付
けられる。チューブ74の上端は、例えば、4分の3イ
ンチ下方にカバー35の下側からわずかに離れてその近
くにおいて上向きに開口する。チューブ74の頂部は、
びん36内の水面が上昇し得るレベル以上にある。
弁ステム65を第3図の示す位置から、第4図の位置ま
で上昇させると、弁ディスク70は直立管67の頂部か
ら上昇し、かくして、直立管67とびん36の内部はフ
ード71の底を経て連通ずる。チューブ74は、第4図
に示す如く、横方向に撓むと、ステム65が上向きに変
位する。
第4図に示す如く、弁ステム65が最上端位置にある時
でも、フード71は、直立管67の上端の下側にしか来
ない。かくして、タンク内の浮遊血液の表面にある望ま
しくない脂質等の層は、垂下フード71によってブロソ
クされ、直立管67の開口頂部に近づけず、かくてチュ
ーブ24を経てタンク11から輸血バソグ23に逃げる
ことはない。かくして、脂質のような浮遊成分はタンク
11から輸血バッグ23(第1図)に入ることは阻止さ
れるが、タンク内の重い血液成分はフード71の下側を
通り得る(第4図)。そして、直立管67の開放頂部内
に下降し、チューブ24を経て、輸血バソグ23内に入
り、タンク11内の少なくとも液面に達し、直立管67
の上端の高さにまで下降する。
第1図に示す如く、例えば、輸血バソグ23がタンク1
1のレベルより下方にあると重力によりタンクから液体
が排出されれるが、この時ガス排気管74はフード71
の上端をびん36の内部の頂部に開口するので、上記2
つの場所における圧力は等しくなる。従って、びん36
から直立管67と管24を経て輸血バッグ23に入る排
液は、フード71内の圧力をびん36内の圧力以下に下
げることができない。このため、びん36から排液を吸
引することができず、びん36内の最低液面は、直立管
67の上面よりさらに下に下降する。
かくして、排気管74により、脂質やその他の望ましく
ない物質の浮遊層がフード71の下側に吸引され、直立
管67を経て下降することが防止される。また、直立管
67、フード71、排気管74は、協同して機能し、浮
遊物としての脂質がタンク11からの血液と共に、輸血
バソグ23内に入るのは防止される。この時、弁70は
、ステム65を第4図に示す位置にまで上昇させること
によって開かれる。
弁ガイド60内の下向き開口凹部80は、穴66の底部
と同軸であり、これを拡径している。
凹部80は、穴66内に下向き段部81を形成する。径
方向外向きに拡大するフランジ82は、弁ステム65の
中間に取り付けられる。フランジ82は、径が小さいの
で、弁ガイド60内の凹部80内で自由に滑動する。フ
ランジ82より上方のステム65の径は、凹部80の径
よりも小さい。
螺旋状の圧縮バネ83は、ステム65の周囲と凹部80
の内周壁との間の細長い環状空間内で自由に滑るように
軸方向配設される。バネ83は、ステム65上のフラン
ジ82と弁ガイド60の下向き段部81との間で軸方向
捕捉される。この結果、バネ83ぱ、弁ステム65を弁
ガイド6oに向けて下向きに且つカハー35を越えるよ
う弾力的に押圧する。このため、弁ディスク70が直立
管67の頂部に向けて押圧され、直立管67が密封され
るので、タンク11から排液が逃げることはない。
弁ステム65の上向き段部84ば、弁ガイド60内の下
向き段部81と対向している。第3図に示ず如く、ステ
ム65が下方に位置する時に、段部81、84は、フー
ド71の高さより実質的に少ない距離において垂直方向
に離される。この結果、弁ステム65は段部81、84
が衝突するまで上昇し、この位置においても、なお、フ
ード71ぱ、第4図に示す如く、直立管67と垂直方向
に実質的に重なる。
段部84の上方にあるステム65の縮径上部は、凹部8
0より上方の貫通穴66の部分内で安定的に垂直摺動す
る。これにより、後述するような弁機能が行われる。こ
の弁機能とは、第3図に示す如く、弁ステム65が下方
位置にある時に、びん36の内側」二部と吸入脚部44
とが連通され、ガスが吸引されてびん36内の圧力が大
気圧以下になるということである。代わりに、弁ステム
65が第4図に示す位置にあると、びん36の内部は吸
入脚部44から断絶され、代わりに、びんの内部ばカハ
ー35より上の大気圧に通じ、びん内の排液は直立管6
7から排出される。
これらの弁機能を果たさせるため、環状シール90、9
1、92、93 (第3図)は、弁ステム65上で離隔
されており、段部81」二の貫通穴66の縮径上部をシ
ールする。図示の具体例において、環状シール90〜9
3は柔軟な0リングなので好都合であるが、これらは弁
ステム65の縮径上部の全長にわたって離隔する対応環
状溝内に入る。
第3図に示す如く、柔軟管94は、吸入ニソプル53」
二に嵌合されている。柔軟管94の他端は、弁ガイド6
0の側壁を通って連通ずる凹状穴95内に取り付けられ
、バネ四部80とカハー35間で垂直方向に離隔する貫
通六66内に開口する。
管94の両端は、ニソプル53上に密月嵌合され凹状穴
95に取り付けられて、真空通路43を管状弁ガイド6
0の貫通穴と連通させる。
他の凹状穴96 (第3、6図)は、穴95とカバー3
5の間で軸方向に離れる位置において、弁ガイド60の
穴66と連通ずる。図示の具体例において、穴96は、
穴95から横方向に離れるように延設している。
管状弁ガイド60の右後方に離れて、カハー35の下側
から垂下するのは、全体的に円形のケーシング101を
有する保護ユニット1oo (第4図)である。ケーシ
ング101は、接着剤等でカハー35の下側に取り付け
られた小径上端部102(第3、6図)によってカハー
される。上側端部102内の凹状穴103は、ケーシン
グ1o1内の中央穴104と連通ずる。凹状穴1. 0
 3は、どちらかというと左向きである。柔軟管105
(第6図)の対向両端は、凹状穴96、103に密封取
り付けされ、管105は両者間において全体がS字状に
延びる。
弁ステム65においては、最上端Oリング92、93は
、ステム内の軸方向に長い環状溝106の両端において
ステムの軸方向に離されている。ステム65が第3図に
示す正常の下方位置にある時、環状8106は弁ガイド
60中の凹状穴95、96と連通しているので、吸入脚
部44は保護ユニノl− 1 0 0の上端部102内
の中央六104、管105 (第6図)、凹状穴96を
介して真空通路43と管94とに連結される。
穴66の内面上の軸方向凹部107 (第3図)は上側
Oリング93の直上の位置から延びており、○リングが
第3図において下方位置にある時は、ステム65の上端
部の周辺上において上向きとなっている。このため、凹
部107は、カバー35の頂面を通して、タンク11を
囲む大気と連通ずる。ステム65が第3図において下方
の位置にある時、上側○リング93は、タンク11が大
気と連通ずるのを防止する。他方、上方位置にある時(
第4図)、上側0リング93は軸方向凹部107の底よ
り上に持ち上げられ、この結果、タンク11を囲む大気
は、保護ユニット100の上端部102内の中央穴10
4、管105 (第6図)、凹状穴96、環状溝106
、軸方向凹部107を通してびん36の内部と通しる。
管94の下にあるステム65の上下位置にある下側Oリ
ング90、91により、付加的なシールが形成され、か
くて、排液がびんから出て弁ステム65と弁ガイド60
との間からしみ出て真空通路43と吸入脚部44に達す
るのが阻止される。
また、最下端0リング90は、弁ステム65のストロー
ク長さよりも長い距離にわたり、隣の0リング91より
も離れている。かくして、Oリング90、91のいずれ
もが接触できない。0リング90、91の間には、短い
垂直長さの弁ガイド穴66のセグメントがある。この結
果、汚染物が空気穴107を通ってタンク11に入り、
六66を通り、びん36内の液体と接触することが防止
される。
保護ユニッ}100 (.第2、4図)は、座金状の水
平に延びるデバイダ110(第4図)を有している。こ
れにより、ケーシング101の中空内部は、上と下のチ
ャンバに分けられる。上チャンハは、通常の疎水性フィ
ルタ111 (例えば、上述の米国特許No.4,65
5,754に示す種類のもの)を含むが、これは、デバ
イダ110のすぐ上の垂直方向にうすい空間112を残
して上チャンバを完全に埋める。この疎水性フィルタは
、中央直立ニソプル113を有するが、中央穴104の
底部にきちんと入っている。フィルタ111により、垂
下吸入脚部44に接続された吸入源は、びん36の内部
から空気等のガスを上方に吸引する(この時ステム65
は第3図に示す如き正常の下方位置にある)。この時、
排液が貫流するのが阻止される。他方、弁ステム65が
第4図に示す上昇位置にある時、疎水性フィルタ111
内の細孔径が十分小さいので、大気から凹部107を経
て、フィルタ112からびん36に入る周囲空気が浄化
される。この結果、空気中のバクテリア等はびん36に
入ったり、接触したりすることが防止され、最終的に血
液の汚染は防止される。
環状デバイダ1 ]. Oの下にあるケーシング1o1
の下チャンバには、浮き弁114が緩く設けられる。図
示例における浮き弁114は、内部で上下動するよう下
チャンバ内に緩くはめられた環状フロート115を有し
ている。短軸116は、保護ユニットケーシング101
の底部117に取り付けられて上方に延びている。浮き
115は、下向き開口する中心凹部を有する。この凹部
には、浮き115の上下動を確実にガイドするため軸方
向摺動するようにきちんとはめられた短軸116が設け
られる。浮き115から上方に延びる中心ペグ120は
、柔軟な座金形弁部材121を固定支持する。カソプ形
ケーシング101は、その側壁内に穴125を有してい
る。これにより、排液は浮き115と接触し、よ,って
、浮きはびん36内の液面レベルの変動に応じて上下動
する。
液面が所望の最高レベル以下である時は、浮き115は
、かような液体で上昇することがなく、第4図に示す最
下方位置あるいはその近くに維持される。かくして、弁
千段121は、中心穴(弁座)122と接触する程上昇
しない。
他方、びん36内の液面が浮き115を浮かす程(第3
図)上昇すると、浮き115が上昇し、環状弁部材12
1はデバイダ110内の下向きに拡がる弁座123と接
触し、これを閉じてシールする。このため、びん36の
内部は、大気107、真空通路43、吸入脚部44から
隔離される。
ステム65の上面に取りつけられてカバー35を貫通し
て上に延びるフック130により、ステム65は、第3
図と第4図の位置間において、上下動する。弁ステム6
5を上下動させるため、倒立されたL形断面のハンドル
131 (第3、4図)は、横軸132を有している。
この横軸には、フソク130が係合される。ハンドル1
33は、垂下側壁133を有している。側壁133は、
下側の右隅において梃134を有している。ハンドル1
31は、ハンドルを右端を上下動させることによりこの
梃を中心にして枢動する。
カバー35内の穴に取り付けられた柔軟ディスク136
 (第2図)は、図示のように撓むので、びん36の内
部が大気圧以下になると外形が変わって・\こむ。かく
て、ディスク136の外形をみるだけで、びん36の内
部の状態が分かる。
この装置の製作材料は何でもよい。この発明による一具
体例によれば、柔軟管はpvcで形成され、タンクの開
室部は成形プラスチック剤、例えばポリカーボネートで
形成される。
次に、この実施例の作用を説明する。
タンク11は、次のようにして組立てられる。
望ましくも、保護ユニソl− 1 0 0は、短軸11
6を、上向き開口のカップ形ケーシング101の底にあ
る中心穴にきちんと挿入し、しかるのち浮き115を(
取り付げられた柔軟弁座121と共に)ケーシング10
1内に落下し、短軸116の上端に緩く嵌合し、かくし
て液面の上下動と共に自由に]二下する。
座金状水平デハイダ110は、この時、カップ状ケーシ
ング101内に取り付&Jられる(例えば、番号なしで
第3図に示される狭い上向き段部に着座することにより
)。疎水性フィルタ111は、上端部102内の中心穴
104内に嵌入された直立中心ニソブル113を有する
。上端部102ば、下側のフィルタ111と共に、次に
ケーシング101の開口端内に嵌入される。上述のよう
に一体的に取り付けられた部品は、接着剤のような適当
な手段で一体保持される。保護ユニノ1〜100の上端
部102の頂部は、接着剤等で、カハー35の下側に取
り付けられる。
弁ガイド60は、その上端部がカハー35内の中心六6
2内にきちんと挿入されて取り付けられ、これにより、
カハー35の下側に垂下して取りイ」けられる。バネ8
3は、弁ステム65の頂部上にはめ込まれる。このステ
ムは接着剤等により底に取り付けられた弁ディスク70
と共に、弁ガイド60内に」一向きに挿入されるので、
フック状の上端130が頂上のカハー35より上に突き
出る。
Oリング90〜93は、図示のようにしてステム65の
上部に予備組何けられている。
ハンドル131が、第3図の右に示ずカハー35の頂上
にある時、ステム65は弁ガイド60内において可能な
限り手で押し上げられる。かくして、ハンドル131ぱ
左に滑り、弁ステ五65の上端にあるフソク130の下
側において横軸132と並ぶ。次いで、弁ステム65が
、落下可能となるので、フック130は下降してハンド
ル13Iの横軸132を捕捉する。この結果、弁とハン
ドル・は第3、4図に示すように着脱自在に連結された
ことになる。
この時、管105 (第6図)の両端は、密封状態で、
凹状穴96、103内に挿入されて固定される。管94
も同様にニソプル53上にきちんと且つ固定的に嵌合さ
れ弁ガイド60の側面に上端が取り付けられる。
弁ガイド60と管74、94、105間の連結状態は、
ニソプル53に管94に取り付けるように、接着剤等に
よって確実にすることができる。
この点において、傘状逆止弁50は、中空吸入脚部44
内の壁45の中心穴を通して上向きに挿入される。板状
のフタ42の縁に接着剤を付けることにより、カハー3
5内の平坦凹部41をカバーずべくこのフタを取り付け
ることができる。
排液人口管5Gは、上端を垂下ニソプル55上に嵌合す
ることができるが、もし必要ならば、接着剤により取り
付けられる。また、直立管67は、びん36の底57内
の中心穴76を通るように上向きに挿入される。ここに
おいて、直立管67の径方向外向きに延びるフランジは
、その真中辺において離隔している。このフランジは、
穴76内に固定的に嵌入されており、接着剤等で固着さ
れる。
この点において、上述の部品を担持するカバー35をび
ん36の頂上に置くことができ、弁ステム65を直立管
67の上方に同軸心」二に位置させることができる。次
いで、カハー35は、接着剤のような好都合な方法でび
ん36の上面に取り付けられる。かくて、タンク11の
組立が完了する。
タンク11が血液の収集を容易に行うように、タンク1
1にぱ管セソト13が取り付けられる。
より特定的には、このセソト13の管22は、カバー3
5上の直立ニップル54上にきちんと且つ密封的に嵌合
される。排水管14(もしY取付具15がある場合は、
14と14′)は、排液処置すべき傷内に挿入される。
輸血バソグ23の入口管24は、第1図に示す如く、び
ん36の下側にある下向き突出しニソプル68上に半永
久的且つ密封状に嵌合される。
充電されたハソテリ30がベースユニット12(第1図
)内に挿入されると、タンク11ば、上記米国特許No
.4,655,754に示す方法でベースユニット内に
下向き挿入される。もし、タンク内のガス圧が、所定の
大気圧以下の作動圧力範囲内にない時はベースユニット
12内の真空ポンプがオンになされる。弁ステム65が
第3図に示すように下方位置にある時、ベースユニット
12内の真空ポンプは、保護ケーシング101内の穴1
25を経て、びん36の内部からガス(通常は空気)を
関口弁座123、フィルタ111、中心穴104、凹状
穴103、管105(第6図)、凹状穴96、環状溝1
06、管94、真空通路43、吸入脚部44内の逆止弁
を通してペースユニット12とその真空ポンプへ吸引さ
せる。弁ステム65が第3図に示す下方位置にある時、
ステム65は、びん36の軸方向凹部・107(大気へ
の排気口)と直立管67への連通を閉止する。かくして
、ベースユニット12は、びん36内の圧力を低下させ
、所定範囲の大気圧以下の圧力にさせる。ベースユニッ
ト12がセントできる典型的な大気圧以下圧力は、例え
ば、大気圧以下0.  5PSI〜2.4PSIである
びん36の低気圧により、血液、多くの場合望ましくな
い脂質やその他の油脂物のような浮遊物は、傷口から管
セント13 (第1図)を経て、タンク11へ吸引され
る。上述のように、前置フィルタ17の作用で、骨片等
の固形物が流れから除去される。
ベースユニット12は、可搬式であるが、タンク11を
ベースユニットから外すのが良い場合がある。つまり、
タンク11がベースユニット12に取り付けられていな
い時、軽く、小型にすべきだからである。ベースユニッ
ト12から外ずされても、タンク11内の低圧力は逆止
弁50を自動的に閉じることによって維持され、この結
果、タンクは傷口から管セソト13を経て排液を吸引し
つづける。
この結果、タンク内の液面は上昇し始める。進入した排
液はフード71の上面を越えて上昇する(第3図)排気
管74により、液体は、フード71の外側で上昇するの
で、内側でも上昇する。
上述のように、疎水性フィルタ111により、びん36
から吸引される空気のようなガスが吸引されても、貫流
することはない。かくして、排液が保護ユニット100
にしぶきや、タンクの傾斜等の理由で入った場合、浮き
弁121、123が閉じなかった場合、疎水性フィルタ
111によってベースユニット12内のポンプが汚染さ
れることが防止される。
液面が十分上昇した場合、液は浮き115と接触してこ
れを上昇させ、浮きが弁座123に向けて環状弁手段1
21を押圧し、浮き弁を閉じる。
かくして、ガスや排液が疎水性フィルタ111にまで上
昇することが阻止される。浮き弁121、123が一度
閉じてタンク11がベースユニット12内に嵌入される
と、中央穴104、穴103、96、管94、真空通路
43、吸入脚部44内の圧力は急速に低下し、この圧力
が所定圧以下になると、ベースユニット12内の真空ポ
ンプが閉止される。この作動は、上述の米国特許No.
4,655,754に記載されている。同時に、閉じた
浮き弁121、123と上昇した液面により、排液がさ
らにタンク11内に吸引されることが防止される。
排液、特に血液は、必要に応じてびん36から完全に排
除できる。例えば、びん36内の血液は、管24を経て
、下記のように輸血バッグ36内に排出される。ハンド
ル131は、手で弁ステム65を弁ガイド60に対して
上昇させることにより、第3図の位置から第4図の状態
へ押される。
第4図に示す如く、この作用はいくつかの効果を有する
第1に、管94を通る真空通路が対応する0リング92
を上昇させることにより、穴96から切り離される。こ
の結果、びん36内の液面は十分降下し、そして浮き1
15が落下して浮き弁121、123を開く。このため
、びん36の内部は、真空通路43からの分離状態に維
持される。
第2に、弁ディスク70は、上昇して直立管67の上面
から離される。血液のような重い排液は、フード71の
底の下を通って直立管67の頂部越え、管24を通って
排出される。脂質等のような軽い廃液は、血液上におい
て多少とも分離された層として浮かぶ。血液は、廃液の
頂部が第4図に示す如く、直立管67の頂部と大体同レ
ヘルになるまでタンク11から排出されつづける。タン
クからの排水がなくなると、浮遊物の上面は直立管67
の上端と同高になり、その下端はフード71の底に向か
って下向きに存在しなくなるので、望ましくない浮遊物
層Lのかなりの部分かびん36から出て輸血ハソグ23
に流入することがない。この結果、輸血ハングには、排
液等が存在しない。フード71の頂部から柔軟管74を
介して排気することにより、フード71の下側のガス圧
をびん36の残部における圧力と等しく維持させること
ができる。この結果、廃液を排出管54内から重力で吸
引しても、フード71の底より下方の望ましくない浮遊
脂質層Lを吸入し、あるいはサイホン作用で、フード内
に上昇させ、直立管67内に降下させることはできない
この結果、上述の装置により、血液の全部あるいはその
大部分をびん36から輸血ハソグ23に排除し、つづい
て患者に輸血し、同時に望ましくない脂質を除去するこ
とができる。
第3に、第4図に示す上昇位置に弁ステム65がある時
、びん36の内部は、浮き弁121、123、疎水性フ
ィルタ111、穴103と96、そして環状溝106と
軸方向凹部107を経て、タンク111の回りの大気に
連通ずる。これにより、排気が行われ、びん36は、直
立管67を経て上述のように排水される。
びん3Gから排液が完全に排出されると、ハンドル13
1は反時計方向に枢動されて第3図に示す休止位置に戻
され、かくしてバネ83により弁ステム65は第3図に
示す下方位置に戻る。この結果、直立管67の頂部と軸
方向排気凹部107の通路が閉じられ、疎水性フィルタ
と浮き弁を介する真空通路43からびん36までの連通
が行われ、かくして、びん内の圧力が回復して所望の範
囲内に再び入る。
第4図に示す如く、びん36の上部を大気に開放してい
る間、疎水性フィルタ111は、例えば、0.45ミク
ロンの1ミクロン前後の極めて小さい孔径を有するので
、バクテリア等の進入を機械的に阻止し、これにより、
びんに入る空気を殺菌することができる。
管14、16、20、22、24、56は、望ましくは
、pvcのような柔軟弾性材料がよい。
この発明の好適具体例を説明してきたが、部品の配置変
更を含む開示装置の変形は、発明の範囲内にあると認め
られる。
〔発明の効果〕
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
患者から血液を受け、その後患者の血液あるいはその一
部を戻す際に、脂質等を患者に戻す前の血液から分離さ
せ得る。
また、外科処置の終了後に、現場の患者から排液を吸引
でき、この時病院に備え付けの従来型吸入源にこれを接
続する必要がなく、八ソテリや真空ポンプを組込まれた
可搬ベースユニットに着脱できる液体源を備えることが
でき、この時、タンクは大気圧以下に保たれるので、可
搬ベースユニットに接続された時でも、その後取外され
た時でも、外科現場から排液を吸引することができ、タ
ンクを公知の入手が容易な可搬ベースユニットと共に使
用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示し、血液保存システムの
図である。 第2図は第1図のタンクを第1図とは異なる角度から視
た図である。 第3図は、第2、6図のm−m線で実質的に切断した拡
大中央切断図であって、排液出目弁が閉じている状態を
示す図である。 第4図は、第3図と同様の図であって、出口弁が開かれ
ている状態を示す図である。 第5図は、第3図の■一■線で切った図であって、特に
タンクへの排液入口ラインを示す図である。 第6図は、第3図のvr−vh線で切った断面図であっ
て、弁ステムから第3図の疎水性フィルタの頂部へのベ
ント・吸入通路を示す図である。 図において、10は血液保存システム、11はタンク、
12はベースユニット、36はびん、60は弁ガイドで
ある。 代理人 弁理士  西 郷 義 美

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンク、患者からの血液を含む体液を受けるべく前
    記タンクを患者に着脱自在に設けるための手段、前記タ
    ンクから血液を受けるための輸血手段、前記タンクから
    血液を前記輸血手段に輸送するとともに脂質が前記タン
    クから輸血手段に移動するのを阻止する手段を有して患
    者からの血液および脂質を受容できることを特徴とする
    血液保存システム。 2、前記輸送手段は、前記タンクからの排液を受けるた
    め前記タンクの底より上方のレベルにおいて開口する直
    立管、この直立管上に緩くはめられた到立カップ形フー
    ド、この直立管の開口を開閉するための弁手段を有する
    輸送手段である特許請求の範囲第1項に記載の血液保存
    システム。 3、前記直立管は前記タンクの床から上方に延設し、前
    記弁手段は前記フードの閉端の下側に取りつけられた弁
    部材を有し、前記直立管の開口はその上端にあり、前記
    フードを上下動すると前記直立管の開口が開閉される特
    許請求の範囲第2項に記載の血液保存システム。 4、前記直立管は、前記タンクの床を介して前記輸血手
    段と連通する直立管である特許請求の範囲第3項に記載
    の血液保存システム。 5、前記フードを排気し、前記タンクが前記直立管の上
    端より下方において排水が阻止されるように前記フード
    の頂部を前記タンク内の高い位置に接続させる空気抜き
    手段を有する特許請求の範囲第2項に記載の血液保存シ
    ステム。 6、タンク、患者からの血液を含む体液を受けるべく前
    記タンクを患者に着脱自在に設けるための手段、前記タ
    ンクから血液を受けるための輸血手段、前記タンクから
    の血液を排出するよう機能する弁手段、前記タンクの上
    端近くの壁を貫通して延びる弁ステム、前記タンクから
    前記輸血手段に血液を輸送するための手段から成り、前
    記タンクは前記ステムを案内するためのガイド手段と前
    記弁ステムを動かして前記弁手段を開閉できる手段とを
    有して患者からの血液を受けられることを特徴とする血
    液保存システム。 7、前記弁ステムを動かすために作動する前記手段は、
    前記タンクの外側にあって前記タンクの外にまで延びる
    前記弁ステムの一部分に連結された手動ハンドルを有す
    る手段である特許請求の範囲第6項に記載の血液保存シ
    ステム。 8、前記ハンドルは、中間において前記弁ステムに連結
    された細長い部材と前記ステムとは離隔する梃を形成す
    る手段とを有し、この梃により前記ハンドルは前記タン
    ク上で枢動して該弁手段を開く特許請求の範囲第7項に
    記載の血液保存システム。 9、前記弁ステムは前記タンク内において上下方向に往
    復動でき、前記ガイド手段は垂直管状部材を有し、この
    管状部材内で前記弁ステムは上下方向にスライドする特
    許請求の範囲第6項に記載の血液保存システム。 (10)前記弁ステムと前記ガイド手段との間に圧縮バ
    ネを収容し、このバネは前記ステムを押圧して前記弁手
    段を閉じる方向に向けられている特許請求の範囲第9項
    に記載の血液保存システム。 11、前記弁ステムは前記ガイド手段内の穴と前記弁ス
    テムの穴に沿って配設されたシール手段との内部にきち
    んと嵌合して摺動し、前記タンクは吸引源に接続できる
    吸入通路、前記タンクの内部に開く吸引口、前記吸入通
    路と吸引口との間にあり、前記ステムの一部と穴によっ
    て画定されるので、前記弁ステムを上昇させて弁手段を
    開くと、前記タンクから血液が排出され、吸入通路は吸
    引口から分離されるようになされた吸入弁手段、前記タ
    ンクの外側の大気と該吸引口との間の排気弁手段を有し
    、前記排気弁手段は前記弁ステムの他の部分とガイド手
    段とによって画定されるので、前記弁ステムを上昇させ
    て弁手段を開き前記タンクから血液を排出すると前記タ
    ンクもまた外部の大気に排気する特許請求の範囲第9項
    に記載の血液保存システム。 12、前記血液輸送手段は、前記タンクの底近くにあっ
    て、前記タンクから輸血手段に廃液を流すように機能す
    る第1弁手段、吸引源に接続され得る吸入通路と前記タ
    ンク内の吸引口との間に介在されており体液を患者に吸
    引するべく前記タンクを空にする開口状態と、前記タン
    クと吸引源との連通を阻止する閉止状態とを有する第2
    弁手段、前記タンクを周囲の大気に対して交互に開閉す
    るための第3弁手段を有する特許請求の範囲第1項に記
    載の血液保存システム。 13、前記タンクは吸引源を接続する手段を有し、この
    手段は前記タンクの頂部の近くの吸入通路と、この吸入
    通路と前記タンクの連通状態を交互に開閉するべく機能
    する弁手段とを有する特許請求の範囲第1項に記載の血
    液保存システム。 14、前記弁手段は、比較的高いレベルに上昇した前記
    タンク内の液により収縮し得る浮き弁を有する弁手段で
    ある特許請求の範囲第13項に記載の血液保存システム
    。 15、前記弁手段は、前記タンク内の排液が該吸入通路
    内に入らないよう阻止する疎水性フィルタ手段を有する
    弁手段である特許請求の範囲第13項に記載の血液保存
    システム。 16、前記タンクを大気に排気し得る他の弁手段、排液
    が吸入通路に入るのを阻止し、周囲大気から前記タンク
    に吸引される空気を浄化するに適した細孔サイズを持つ
    疎水性フィルタ手段を有し、前記第1と第2の弁手段は
    疎水性フィルタ手段への通路と吸入通路とタンク周囲大
    気との間に位置する特許請求の範囲第13項に記載の血
    液保存システム。 17、前記タンク内の大気圧以下の圧力の存在あるいは
    不存在を視覚的に示すために前記タンク上に位置する真
    空インジケータを有する特許請求の範囲第1項に記載の
    血液保存システム。 18、タンク、血液を含む体液を患者から受けるため前
    記タンクを患者に着脱自在に設けるための手段、吸引源
    と前記タンクに開かれた吸引口とに接続する吸入通路、
    前記タンク内の圧力をコントロールするために前記吸入
    通路と前記吸引口との間に介在された手動吸引弁を備え
    た弁手段を有し、前記吸引弁は前記通路と前記吸引口と
    を交互に接続し且つ切ったりするように構成され、患者
    から血液を輸送することを特徴とする血液保存システム
    。 19、前記吸入通路を吸引口から切り離す吸引弁、大気
    に前記タンクを排気させるためのこの吸引弁と共に作用
    する排気弁、前記吸引弁が吸入通路を吸引口から切り離
    す時前記吸引弁と共に機能して血液を前記タンクから排
    出させるための出口弁を前記弁手段が有する特許請求の
    範囲第18項に記載の血液保存システム。 20、前記弁手段は、略直立している弁ステム、この弁
    ステムが内部で軸方向に摺動するようになされた前記タ
    ンク内のガイド、血液受け位置と排出位置との間で前記
    弁ステムを前記ガイド上で移動させるために前記タンク
    の外側にある手段を有し、前記弁ステムは血液受け位置
    にある時吸入通路を吸引口に接続し前記タンク内の圧力
    を大気圧以下にして患者の血液を前記タンク内に吸引す
    るための手段を有し、血液排出位置にある時吸入通路を
    吸引口から切り離して前記タンクの上端を外の大気に排
    気すると同時に前記タンクの下端を、前記タンクからの
    血液を受ける手段に接続するための手段を有する特許請
    求の範囲第18項に記載の血液保存システム。 21、前記タンクから排液が吸入通路に入るのを阻止す
    るために前記弁ステムと前記吸引口との間に介在された
    浮き弁と疎水性フィルタとを有し、このフィルタは前記
    吸引口から前記タンク内に吸引される空気を浄化殺菌す
    るために前記吸引口と前記タンクの間に介在されている
    特許請求の範囲第20項に記載の血液保存システム。 22、バッテリとこのバッテリによって駆動される真空
    ポンプとを備えた可搬ベースユニットと、吸引源とを有
    する特許請求の範囲第18項に記載の血液保存システム
    。 23、吸引源、この吸引源を付勢するバッテリを有する
    可搬ベースユニット、大気圧以下の圧力を付勢するため
    に前記ベースユニットに係合しあるいは交互に大気圧以
    下の圧力中において前記ベースユニットから離れた場所
    に患者と共に移送し得る可搬タンクびんを画定する手段
    、このびんがベースユニットと係合し、前記びんの真空
    口が真空源と接続されて前記ベースユニットを大気圧以
    下にするようになっている時前記びんの密封手段を開放
    するためベースユニットに設けられた手段、前記タンク
    びんから血液を受けて少なくともその一部を患者に再供
    給するべく前記びんに連結された輸血手段を有し、前記
    タンクびんはびんを外科現場の患者に連結してびんが前
    記ベースユニットと係合し且つこのユニットから離れて
    いる時血液を含む体液を吸引するための口を有し、前記
    びんをシールするための密封手段付真空口を有し且つこ
    の密封手段はびんが大気圧以下であってしかも前記ベー
    スユニットから離れている間は通常閉じており、前記び
    んはびんを排気すると同時に体液を前記輸血集団に連通
    させるための手段を有し、患者からの血液を受け患者に
    戻すことを特徴とする血液保存システム。
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