JPS61131752A

JPS61131752A - 自動輸血装置

Info

Publication number: JPS61131752A
Application number: JP60219974A
Authority: JP
Inventors: ジヨン・ウホツク; アーサー・エル・ローゼンタール; アウグスタス・フエリツクス
Original assignee: CR Bard Inc
Current assignee: CR Bard Inc
Priority date: 1984-10-02
Filing date: 1985-10-02
Publication date: 1986-06-19
Also published as: US4744785A; AU4813885A; AU589910B2; CA1251370A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（１）産業上の利用分野本発明は、外科手術の結果として、胸腔あるいは腹腔の
ごとき体腔に溜まる血液を収集及び回収するための自動
輸血装置に関する。

（２）従来技術およびその問題点自動輸血は、胸腔あるいは腹腔などの体腔内に溜まった
患者の血液２そのような腔部から抜き出して回収し患者
の血液系に再注入する手順を厚含している。血液は、直
接患者に返送されるかあるいは返送前に処理される。自
動輸血装置は患者の治療において多数の利点？提供する
。Ｎ要な利点は、患者自身の血液を患者の循環系に返送
することによって、血液供与者からの輸血の必要性が諷
少し、ある場合には、そのような輸血を不要とする。患
者自身の血液を再注入することは、これにより、患者が
供与者から輸血を受けることに起因する感染あるいは血
液学的な併発の危険性χ減少するので、非常に重要であ
る。適合試験及び血液型の試験が最少比されあるいは排
除される。本発明は改善された。使い捨て型の、より使
用に容易な自動輸血装置ン提供する。

（５）発明の目的および構成本発明の主要な目的は、改善された容易に使用すること
のできろ、自動輸血装置を提供することである。

本発明の他の目的は、廉価で一回の使用で捨てることが
できる自動輸血装置を提供することである。

本発明の他の目的は、装置の各要素間の着脱ン迅速に行
うことのできる自動輸血装置を提供することである。

本発明の更に他の目的は、血液の収集を収集した血液の
再注入と同時に行うことの可能な自動輸血装置を提供す
ることである。

本発明の装置は収集容器ン備えており、この容器の口部
には枠組立体が取り付けられている。枠組立体はアダプ
タに着脱自在に連結可能であって。

このアダプタは、患者から吸入源につながる排液管に連
結される。枠組立体は複数の孔を備えていて、これらの
孔は枠組立体の孔に挿入可能なアダプタ上のスパイク装
置χ収容する。枠組立体はまた。弁付きの空気入り口と
、再注入の間にろ過された空気を容器に供給することを
可能とするろ過装置と？備えている。

アダプタは吸入源に連結するための一つの継ぎ手と、血
液乞収集てべき患者の体腔につながる排液管に連結する
ための４ｍの継ぎ手と？備えている。

本装置はまた入り口導管に設けられて血液の凝塊ン除去
するための血液フィルタ装置７ａ１′！している。

枠組立体は５つの孔を備えている。１つの孔はアダプタ
の入りロスパイクを収容する。この入りロスパイクは患
者からの管と連通している。枠組立体の他の孔はアダプ
タの吸入スパイクを収容し。

この吸入スパイクは吸入源と連通している。枠組立体の
吸入孔は通常は閉止される一方向弁な備えており、この
一方向弁は上記孔に吸入スパイクが挿入されると開口す
る。枠組立体の第５の孔は容器の底部付近まで伸長する
空気入り口管を収容する。血液を患者に再注入するため
に転倒すると。

入り口管の端部が液体のレベルよ゛り上方に位置し、空
気を血液の上方の空間に直接導く。空気入り口管の端部
には、血液が管の中に侵入するのン防止する一方向弁が
設けられている。枠組立体はまた微生物フィルタと！猟
人り口孔を露呈するために手で取り除かれるシールとぞ
備えている。シール？取り除くと、フィルタ付きの孔は
、無菌装置として作用し、容器から患者に血液が流れる
と収集容器の中に空気が吸入されることを許容する。

不発明の装置は、手術室２回復室、あるいは病院の病室
などに通常備えられる吸入源とともに用いることができ
る。本装置はまた１例えば米国特許出願番号６２６，４
５４　（１９８４年６月２９日出願）明細薔に記載され
るごとき、吸入手術装置である胸腔排液装置とともに用
いるように意図されている。このように、本発明の装置
は、胸腔収集装置に適合可能でかつそのような装置の患
者に設けられる管の負圧に連結されこの負圧によって作
動するようになされている。

（４）実施例第１図に示すように、装置は、採取容器１０に備えてお
り、この採取１容器は適宜なプラスチック材料から成型
することかできる。この容器１０は、首部１２Ｙ有する
ように形成され、この首部が容器の開口を画定している
。枠組立体１４（第５図）が首部１２により画定された
容器開口１６の中に嵌合している。枠組立体１４には、
吸入流動アダプタ１８’Ｙ着脱自在に連結することがで
きる。アダプタ１８は、吸入継ぎ手２０ン有しており、
この吸入継ぎ手２０は、チューブ２１で示される吸入源
に連結可能であり、かつ、胸部排出ＶＣ直の入り口管２
１となりつる。アダプタ１８は、患者から血液を運ぶ排
出導管２４．２６に連結可能な入り口継ぎ手２２乞備え
ている。排出導管２６はその端部に継ぎ手２７乞有して
おり、この継ぎ手は。

排出導管欠間胸管のごとき排出管に連結可能とする。排
出管は排出されるべき患者の腔部から直接導かれている
。

装置はまた。導管２４　、２６に設けられ全体を符号２
Ｂで示された血液フィルタ７ａ′有している。装置には
、抗凝固剤あるいは他の液体乞庄人するのに適した位置
において、注入孔２９を設けることができる。注入孔２
９には自己封止型のゴム製の隔壁５１を設けて、注射針
による密封的な侵入を行うことができるようになしてい
る。圧入孔２９は１例えばアダプタ１８の入り口継ぎ手
２２に孔２９を位置決めすることによって、容器の入り
口に設けることができる。他の注入孔２９Ｙ導管２６０
基部方回の端部に設けることができる。

第５図に示すように、枠組立体１４は、エジストマ材料
から形成することのできる。栓５０’に！している。こ
の栓５０は首部１２の上側縁部上に載置された周縁７ラ
ンジ５１馨有しており、このフランジは、首部１２にね
じ込まれた係留カラー５２によって容器１０の首部１２
上に適所で密封的に固定されている。係留カラー５２は
、拡大した中央の円形開口５６Ｙ有する頂部壁を備えて
いて、この開ロン介して栓５００頂面が露呈している（
第６図）。栓５０は、入り口孔５８．吸入孔４０、およ
び通気孔４２を含む、５つの孔を備えている。入り口孔
５８および吸入孔４０は、それぞれ入りロスパイク４４
および吸入スパイク４６を収容するようになされており
、これらスパイクは、アダプタ１８と一体的に形成され
かつこのアダプタから下方に伸長している。第６図に示
すように、栓５００Åり口孔ろ８および吸入孔４０は非
対称配置されていて、入りロスパイク４４および吸入ス
パイク４６も同様に配列され℃いろ。孔およびスパイク
のこのような非対称配列は、アダプタ１８が栓に対して
所定のかつ正しい方向においてのみ連結されることを確
実にする。入りロスパイク４４は入り口導管２４．２６
と連通しており。

吸入スパイク４６は吸入源と連通している。

枠組立体がアダプタモジュール１８から取り外さ几たと
ぎには、吸入孔４０は、この吸入孔４０と連通して栓５
０に設けられる一万同弁組立体４８によって、閉止しか
つ密閉された状態に保たれる。

弁組立体４８は、第５図に示すように、容器１０の内側
に位置するように下方に伸長している。弁組立体４８は
、スパイク４４が適所にある時を除いて常に孔４０Ｙ閉
止しかつ密封する働きｔする。

弁４８は、容器４０が輸血中に転倒した場合に、容器１
０から血液が漏洩するの？防止する。弁組立体４８は、
スパイク４４が栓５０の吸入孔に挿入されたときに、吸
入スパイクにより作動されろ。

吸入スパイク４６ケ吸入孔４０に挿入すると、弁組立体
４８が開いた状態に移行し、容器１０の内部が吸入源と
連通して血ｉＹ装置ｔ７ａ’介して収集容器１０の中に
引き入れる。

第７図ないし第１０図に更に詳細に示すように、弁組立
体４日は上端部に首状部５２ン有する円筒上のハウジン
グ５０乞備えており１首状部には、この首状部馨吸入孔
４０の内部に堅固に保持するための複数の鉤状のリング
が形５５ｉ、すれている。ハウジング５０の下方の端部
には端部キャップ５６ビ設けるのが好ましい。この端部
キャップは中央孔６０を有し上方に伸長でろ中央スリー
ブ５８’ａ’有している。孔６０は軸方向に可動な弁部
材６４０案内端部６２Ｙ：収容するよ５になされている
。

弁部材６４は、その中間部の周囲に設けられる拡大フラ
ンジ６６と、弁ハウジング５０の首状部５２の中に向け
て上方に伸長する弁ステム６８とを有している。弁部材
６４に支持されたＱ　−ＩＪング７０は弁に対する封止
要素の一つとして作用する。０＋　ＩＪング７０はフラ
ンジ６６の上側表面に載置され弁ステム６８’ｔ’［囲
している。フランジ６６および０−リング７０は、０−
リングが、ハウジング５０の主要部と首状部との遷移部
に一体的に形成された環状の肩部７２と整合するように
配列される。

弁部材６４は、第７図に示されるように、ばね７４によ
って上方に向けて押圧されていて、肩部７２に対してＱ
　＋　ＩＪングＹＷ封している。圧縮はね７４は、その
下方端部ン端部キャップ５６の環状のソケット７６の中
に収容されかつ保持すれた状態で、端部キャップ５６の
スリーブ５８上に嵌着されている。圧縮ばね７４の上端
部はフランジ６６の下側に押し当てられている。

弁ステム６８の上側端部は城郭状になされて交差型の流
通溝７８を形成して入る（第８図参照）。

交差型の流通路７８は複数のパッド８０により分離かつ
画定されており、このパッドにたいして吸入スパイク４
６の下側端部が押圧することができる。交差型の流通路
７８は垂直方向に伸長する流通路８２と連通しており、
流通路８２は弁ステム６８の外側表面の回りで円周方向
かつ下方に伸長している。吸入スパイク４６が弁ステム
６８の上側端部と係合すると（第５図）、交差型の流通
溝７８および垂直の溝８２Ｙ介して、スパイク４６を通
りかつ弁ステム５Ｂの周辺部に沼って下方に流体連通が
達成される。フラン９６６０円周方回に離間する複数の
開口８４及びハウジング５０の下側端部の孔８６によっ
て、容器１０の内部との連通が確立される。このように
、アダプタ１８が枠組立体１４に取り付けられると、吸
入スパイク４６は吸入孔４０に挿入されてステムと係合
し、さらに弁部材６４を下方に同けて開口した状態に押
圧する。反対に、吸入スパイク４６が取り除かれると、
ばね７４が弁部材６６ン苫閉した状態に押圧し、この状
態において、０−リング７０はハウジング５０の肩部７
２と密封的に係合する。

弁組立体４日は、吸入スパイク４４？通って流入する血
液が、吸入装置の中に直）に吸入されることのないよう
に、入り口孔５日に対して配列されている。でなわ５．
弁４８は、その開口８６が入りロスパイク４４の出口端
部から離れる方向に同くように配列されている。第５図
から解るように、弁開口８６はスパイク４４の出口端部
から離れた容器の首部に面しており、これによって、弁
４８に同かう吸入導管の中に血液が吸入されないことを
確実にしている。

本発明によれば、装置は、製置の管および継ぎ手の迅速
かつ容易な脱着を可能とする迅速取り外し継ぎ手を用い
ている。第５図は迅速取り外し継ぎ手の好ましい構造ン
示している。全体を符号８８で示された迅速取り外し継
ぎ手は雄部分９０および雌部分９２を有している。第５
図に示す実施例においては、雄部分９０は、接着剤ある
いはこれと同等のもので、アダプタ１８の部分９４に固
定されており、この部分９４は吸入スパイク４６と連通
てる溝９６’！’画定している。雄部分９０はアカブタ
部分９４から外方に突出している。雄部分９０の外側に
突出する端部は、０−　ＩＪング１００ン収容しかつ係
留する円周方向の溝９８’ａ’有している。雌部分９０
にはまた一対の差し込みビン１０２が形成されている。

雄部分９０は拡大された円筒上のスリーブ１０４によっ
て包囲されるのが好ましく、このスリーブ１０４は雄部
分９０の外側の端部乞越えて先端方向に伸長して雄部分
９０を完全に包囲している。

スリーブ１０４の外側の直径は雄部分９０の外側の直径
から離間しており、コネクタの雌部分９２が収容される
環状の空間１０６’Ｙ画定している。

スリーブは雄部分の突出端部の直接的な接触ン防止しこ
の突出端部が汚染される可能性を減少する働き？してい
る。第４図及び第５図に示されるように、コネクタの雌
部分９２には雄部分９０の差し込みビニ／１０２ン収°
容する５字形状の一対の差し込みスロット１０８が設け
られている。雌部分１０２にはまた肩部１１０が形成さ
れていて、この肩部１１０は差し込み連結が固定された
ときにＯ−リング１１０と係合する。Ｏ−リング１１０
はまた雌部分９２の内側円筒状面に嵌合しこれと密封的
に係合するように犬ぎな直径にすることができる。この
ように、第５図に示て迅速取り外し装置乞用いろと、吸
入源に導く管に取り付けられる雌部分９２は所望のよう
に、迅速かつ容易に取り外したりあるいは再連結するこ
とができる。

装置はまた第１図および第２図に示される血液フィルタ
２８Ｙａ含しており、このフィルタは患者から採取容器
１０まで伸長する入り口導管２４゜２６０中に位置して
いる。血液フィルタ２８はプラスチックから成型するこ
とのできるハウジング１１２乞有している。フィルタは
入り口に迅速取り外し継ぎ手１１４を、また、他端部に
出口ニップル１１６’に有しており、出口ニップル１１
６は導管２４に、また入り口は導管２６にそれぞれ連Ｈ
されている。ノ・クジング１１２はまた自己封止型のゴ
ム製の隔壁１２０馨有する注入孔１２０を現金していて
、抗凝血剤あるいは他の液体の圧入を可能にするととも
にフィルタ室１２２からの血液の採集乞可能にしている
。血液フィルタ２８はフィルタ素子１２２を有していて
、この素子１２４はフィルタハウジング１１２の出口端
部に通じる室１２２の中に設けられている。第２図に示
すよ５に、フィルタ素子１２４は細長い管状の形状馨し
ている。フィルタ素子１２４は２６５μ程度の空隙ン有
τるポリエステルから形成することができる。管状のフ
ィルタ素子１２４はハウジング１１２ノ中に固定される
プラスチック族のフレームによって叉持てることができ
る。このフレームは基部１２７に固定される細長い一対
の側部サポート１２５ン備えることができる。基部１２
７は出口端部においてハウジングの内部に取り付けられ
ている。側部サポート１２５の上方の端部は互いに固定
されかつ頂部部材１２９によってフィルタ素子１２４の
上側端部に固定されている。

本装置は一般に病院に見られる集中吸入装置に直接接続
することができる。吸入継ぎ手は管２１によって吸入源
に連結することができる。導管２２の謎ぎ手２７は患者
から伸長する開胸管あるいは同様の管に接続することが
できる。本装置はまた上述の米国特許田願番号第６２６
．４５４号に開示されるごとき胸腔排液装置に容易かつ
直接接続することができる。したがって、胸腔排液Ｖｃ
ｌｔが既に患者に取り付けられている場合には１本発明
の装置を患者に使用するために患者の中に追加の管を挿
入する必要がない。胸腔排液装置からの入り口は１本発
明の自動輸血装置′？：装置と患者の管との間に挿入す
るために、率に患者からの管から取り外丁だげでよい。

このように、胸腔排液装置に対する入り口管２１は吸入
源の役割を果たし、また。

装置に対する入り口継ぎ手２．７は患者からの管に直接
接続することができる。自動輸血装置ｉヶ使用てる必要
がなくなった時には、この装置は患者の管および排出装
置の間から簡単かつ容易に取り除くことができる。排出
装置は次に患者の管に直接再連結することができその作
動は自動輸血装置とは独立して開始することができる。

本装置馨血液採取中の患者のベッドの脇に簡便に装着す
るために、吊り下げフック１２５を設けることができる
。このフックはプラスチックあるいはワイヤから形成す
ることができろ。ハンガー１１７は上方アーム１１９お
よび下方アーム１２１ケ備えており、これらはそれぞれ
導管２４および首部１２に取り付けられる。アーム１１
９，１２１にはスナップ式のＣ字型のカラーが先端部方
向に設けられていて装置に嵌着するようになされている
。

ハンガー１１７はその上方端部に一体形成されたフック
１２５を有しており、このフックによって装置はベッド
レールから吊り下げることができろ。

採取された血？［ｌ輸血したりあるいは輸血前に更に処
理するために供給する場合には、収集容器１０がアダプ
タ１８から取り外される。血液採取を継続する定めに自
動輸血装置ｔ’Ｙ引き続き設置する必要が有するときに
は他の容器と交換する。採取された血液を患者に輸血す
るために、容器１０は、一端に静脈針を他端には連結ス
パイクを有する通常の静脈放出装置に接続される。第１
１図に示すように、静脈放出装置の基部方向端部からの
スパイク１２６が入り口孔５８に挿入される。ついで。

容器１０が、血液を静脈管を通して患者に重力により供
給するために転倒した状態で吊り下げられる。この目的
のために、吊り下げタブあるいはフック１２８が容器の
底部にあるいはこの底部と一体的に形成される（第１図
）。

容器１０には、互いに転倒した一対の容量目盛り１０９
．１１１が形成されている。従って、目盛り１０９は、
血液採取の間は、面版の容量を指示する。目盛り１１１
は輸血の間に用いられ、容器１０の中に残存する血液の
容積を表示する。

血液？容器１０から流動するためには、栓６００通気孔
４２ン開けなければならない。従って、採取した血液を
輸血しようとてろ時には、タブ１５０を率に収り外丁。

通気装置は細長い通気管１５２Ｙ！しており、この通気
管はカラー１５４によって、栓５０の通気孔４２に取り
付けられている。カラー１５４は通気孔４２の中に滑合
されている。通気管１６２は容器の底部に向かつて下方
に伸長しており、その自由端部にダックビル型の一方向
弁１５６を備えている。ダックビル型の弁１５６は、通
常は閉止しているが、・管１５２を介して容器の中に空
気が流動するの？許容する。

細長い通気管１５２および弁１５６は、容器が収集位置
から輸血位置に転倒した時に、血液が通気管１５２に侵
入するのン防止する。通気管１３２は十分に長（、した
がって、容器が転倒されたときに血液の自由表面１５７
が弁１５６の下方にあって、弁がプラグ１５６の上方の
９間１５８と直接連通する。カラー１５４には内部に設
けられるフィルタが備えられており、このフィルタは、
空気をろ過して、輸血中に汚染物が容器内に侵入しない
ようにしている。フィルタ１４０は４５μ程度の孔径馨
有し、強比された疎水性の膜であるのが好ましい。通気
孔は通常は取り外し可能なシールによって密封されてお
り、このシールはタブ丁なわち耳状部」５０の形状をし
た可撓性を有するプラスチック部片から形成することが
できる（第６図）。この耳状部は通気孔４２を覆ってい
る。

耳状部１５０はカラー１５４に直接ヒートシールするこ
とのできる熱可塑性材料から形成されるのが好ましく、
このカラーもまた熱可塑性の材料から形成される。また
取り外し可能なシールは接着剤によって取り付けること
ができる。

上述のことから、構造が簡単で、容易に用いることがで
き、更に、廉価な自動輸血装置が提供されることが理解
されよう。本装置は比較的低コストのプラスチック成壓
品から製造することができ。

更に、一旦使用した後に捨てることができるようになさ
れている。本装置は、輸血を行っている間に血液採取操
作χ停止する必要がなく、両方の操作ン同時に行うこと
？可能とする。また、本装置は、胸腔排液装置あるいは
通常使用される医療吸入装置と共に簡便に使用すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の装置ｙ！′構成する、収集容器。枠組立体、アダプタ、血液フィルタ、及び他の関連する
管を示す斜視図、第２図は、第１図の２−２線に浴って
血液フィルタを示す断面図、第５図は。第２図の５−５緑に楢って血液フィルタを示す断面図、
第４図は、第１図の４−４線に沿って収集容器およびア
ダプタを部分的に断面で示す平面図、第５図は、第４図
の５−５線に市って、組み立てられた枠組立体及びアダ
プタχ示で断面図、第６図は、第５図の６−６線に沼っ
て枠組立体及びアダプタを示で断面図、第７図は、枠組
立体の吸入孔内の一方向弁組立体を示す拡大断面図、第
８図は、第７図の８−８線に洛って一方向弁の上方端部
乞示す平面図、第９図は、第７図の９−９線に溢って一
万同弁ン示す断面図、第１０図は、第７図の１０−１０
線に沼って一方回弁馨示す断面図。第１１図は、患者に対して輸血するために転倒した状態
にされた容器χ第６図の１ｌ−ｉｉ服に削って示す部分
断面図である。１０：収集容器　　　　１２：首部１４：枠組立体　　　　１６：容器の開口１８：アダプ
タ　　　　２０，２２：継ぎ手２１：入り口管　　　２
４．２６：導管２８：血液フィルタ　　２９：注入管５０：栓　　　　　　４０：吸入孔４２：通気孔　　　４４：入りロスメイク４６：吸入ス
パイク　　４８ニ一方向弁組立体５０：ハウジング　　
　６８：弁ステム７２：肩部　　　　７４：ばね７８：溝１さ−１

Claims

【特許請求の範囲】

（１）収集容器と；該収集容器の中へあるいは収集容器
から血液を流動させる流動孔装置と；前記容器と連通し
、該容器を吸入源に連結する吸入孔装置と；該吸入孔装
置に設けられて通常は前記吸入孔装置を閉止し、吸入源
が吸入孔と連結することに応じて作動するようになされ
た一方向弁装置と；前記容器に設けられ、収集された液
体が前記流動孔装置を介して容器から流動する間に、容
器の通気を許容する通気装置と；を備えて成る血液の収
集および再注入をする自動輸血装置。
（２）前記容器が開口を有しており、該開口の中に栓が
設けられ、前記各の流動孔装置及び通気装置が前記栓の
中に形成され、更に、該栓に設けられる前記吸入孔装置
と連結される流体流通路および吸入通路を有するアダプ
タと、所定の形状以外の栓がアダプタと連結されること
を防止するようになされた整合装置とを備えたことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動輸血装置。
（３）前記整合装置が、前記栓上に非対称配列される前
記流動孔装置および吸入孔装置と；前記栓に非対称配列
された前記孔装置と合致する形状に前記アダプタ上で非
対称配列され、前記流体流動通路および吸入通路を画定
するスパイクを備えたアダプタと；から構成されること
を特徴とする特許請求の範囲第２項記載の自動輸血装置
。
（４）前記容器に連結可能なアダプタを備えており、こ
のアダプタが、前記容器に血液を運ぶ第１の導管および
前記容器を前記吸入源と連通する第２の導管に連結可能
になされており、更に、前記アダプタは、前記第１の導
管が前記流動孔装置と連通し、前記第２の導管が前記吸
入装置と連通するように、前記容器に着脱自在に連結可
能になされることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の自動輸血装置。
（５）前記第１の導管が流動孔装置と連通しかつ前記第
２の導管が吸入孔装置と連通する形状の容器以外のもの
がアダプタと連結されることを防止する整合装置を備え
ることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の自動輸
血装置。
（６）アダプタ上の前記第１及び第２の導管が前記孔装
置の中に伸長するようになされたスパイクを備えたこと
を特徴とする特許請求の範囲第５項記載の自動輸血装置
。
（７）前記一方向弁装置が、前記吸入孔装置に設けられ
た通常閉止される弁装置と、前記吸入スパイクが吸入孔
装置から引き込まれたときに前記弁装置を閉状態に押圧
する装置とを備えており、前記弁装置が、吸入孔装置を
介して侵入可能な作動部材を有しており、この作動部材
が、前記アダプタが前記容器に連結されたときにアダプ
タ上の吸入スパイクと係合可能に設けられていることを
特徴とする特許請求の範囲第６項記載の自動輸血装置。
（８）前記弁装置が容器の内部と連通する流動孔を有し
ており、前記弁装置、流動孔および流動孔装置は、血液
が流動孔装置から弁装置の吸入開口に流動することを防
止するように構成されたことを特徴とする特許請求の範
囲第７項記載の自動輸血装置。
（９）前記アダプタの入り口孔に連結可能な出口を有す
る血液フィルタ装置を備えており、この血液フィルタ装
置が患者から血液を運ぶようになされた血液流動導管に
たいして着脱自在に連結可能な入り口端部を有している
ことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の自動輸血
装置。
（１０）血液に対する前記入り口が前記血液導管に対し
て迅速に着脱自在になされた迅速取り外し継ぎ手を有し
ており、前記アダプタにたいする吸入継ぎ手が、アダプ
タを吸入源から迅速に取り外し、これにより装置を患者
から迅速に取り外す、迅速脱着コネクタを有しているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動輸血装
置。
（１１）前記通気装置が、前記容器の外部と連通する１
端部と、前記容器の内部で該容器の底部付近に向かつて
伸長する他端部とを有する通気管と；該通気管の端部に
設けられ容器の中への空気の流動は許容するが通気管を
通る血液の外方への流動は防止する一方向弁と；通常は
前記通気装置と容器の外部との間の連通を防止するため
に通気装置に設けられるシールと；から構成されること
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の自動輸血装置
。
（１２）前記シールが手で引き裂くことができるように
なされることを特徴とする特許請求の範囲第１１項記載
の自動輸血装置。
（１３）前記通気通路に設けられ該通気通路を通る空気
流をろ過するフィルタ装置を備えることを特徴とする特
許請求の範囲第１１項記載の自動輸血装置。
（１４）前記流動孔装置、吸入孔装置、一方向弁装置及
び通気装置が容器の上方端部に設けられ、更に、前記容
器を直立位置に吊り下げる装置と、前記容器を転倒した
位置に吊り下げる装置とを備えることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の自動輸血装置。
（１５）容器を吊り下げる前記２つの装置が、容器の上
方端部に設けられこの上方端部に着脱自在に連結可能な
クリップを有しており、更に、容器を転倒した位置に吊
り下げる装置が容器の底部に取り付けられるハンガー装
置を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第１４
項記載の自動輸血装置。