JPH02239517A - 電磁波シールド用熱収縮チューブの製造方法 - Google Patents

電磁波シールド用熱収縮チューブの製造方法

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JPH02239517A
JPH02239517A JP6025489A JP6025489A JPH02239517A JP H02239517 A JPH02239517 A JP H02239517A JP 6025489 A JP6025489 A JP 6025489A JP 6025489 A JP6025489 A JP 6025489A JP H02239517 A JPH02239517 A JP H02239517A
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resin
conductive
tube
heat
resin layer
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JP6025489A
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English (en)
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Naoki Yoshimi
直喜 吉見
Hisao Nunokawa
布川 久夫
Toshihiko Ariyoshi
俊彦 有吉
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Nitto Denko Corp
Marelli Corp
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Calsonic Corp
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本開明は、′7”−ノル等の電線を被覆1,て内部の導
電体を電磁波を主とした外部の悪影響から保護する電磁
波シールド用熱収縮チューブの製造方法に関する。 (従来の技術) 従来、電磁波シールド用熱収縮チューブの製造方法とし
ては、特開昭6 3−2 3 9 9号公報に記載され
ているような,電磁波シールド用熱収縮チューブの製造
方法が知られている。 この従来の製造方法は、内側から同心状に導電性樹脂押
出口と絶縁性樹脂押出口とが形成されている押出成形機
を用いて、熱可デ性樹脂に導電粉が混入された導電性樹
脂と,熟可塑性謝脂のみによる絶縁性樹脂どを同時に押
し出すことにより、同心状に導電性シールド樹脂層と絶
縁性シース樹脂層とを有する電磁波シールド用熱収縮チ
ューブを成形させる方法であった。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来方法にあ一っでは、導電
材料として導電粉が用いられているために、導電性シー
ルド樹脂層のシールド効甲を確実に確保するためには、
その導電粉を導電性樹脂全体を100重I%とした場合
200〜300重量%といった高い割合で配合しなけれ
ばならない。 即ち,この従来方法により製造された熱収縮ヂ−3、ー
フには以下に列挙する問題か生じていた。 (1)比重が大きいために重い。 ■ 剛性があって固いため、ケーブル等への熱収縮によ
る被覆時間を長く必要とずる4.■ 柔軟性が不足して
いるためケーブル等への被覆債の取り扱いも困難である
。 ■ コストが高い。 そこで、本出願スは、特願昭63−2 1 2252号
や特願昭63−2 1 2253号において、少量の導
電材料の配合で優れたシールド効果をもつ電磁波シール
ド用熱収縮材を製造する方法を提案した。 しかし、チューブ成形方法として、周知の同時押出成形
を採用して電磁波シールド用熱収縮チューブを製造した
場合、導電層と絶縁層の厚みの均一・性を確保すること
が極めて困難である(特に、導電層において、しかも厚
さ1rr+m以下の場合に困難である)。厚みが均一で
ないと、体積固有抵抗のバラツキ、即ちシー・ルド効果
のバラツキが生じる場合がある。 また、熱収縮性を得るために行われるチューブの拡径が
1.5侶以上になると、導電層において導電材料の切断
が生じ、シールド効果が低下するという問題が生じる。 本発明は、上記のような問題に着目し,軽湿性及び柔軟
性を得るべく少量の導電材料の配合としながら優れたシ
〜ルド効果を持ち、しかもこのシールド効果がバラツキ
なく一定して確保できる電磁波シールド用熱収縮チコー
ブの製造方法の開発を課題とする。 (課題を解決するだめの手段) 上記課題を解決するために本発明の電磁波シールド用熱
収縮ヂュー・一ノの製造方法では、熱l132縮性樹脂
を素材とした中空商状のチ1−ノであって、内側には熱
可塑性樹脂に導電性繊維が混入された導電性樹脂による
導電性シールド樹脂層が形成され、かつ外側には熱可塑
性樹脂のみの絶縁性樹脂による絶縁性シース謝脂層が形
成されている電磁波シールド用熱収縮チューフの製造方
法において、樹脂集束剤により導電性繊維を集束し、こ
の導電性繊維束に樹脂を被覆した導電性樹脂ペレットと
ベース樹脂とを加熱溶融させて導電性シールド樹脂暦チ
ューブを成形するチューブ成形工程と、前記導電性シー
ルド樹脂層チュー・ブを耐熱芯体に外挿するチューブ外
挿工程と、前記外挿状態におけるチュ〜ブの外径より大
きい内径を有する絶縁性シース樹脂層チコーブを前記導
電性シールド樹脂層チ1−フに外挿し、熱収縮力の一部
を残存させたまま熱収縮により被覆する熱収縮披工工程
と、全体を冷却し、耐熱芯体を取り除く冷却芯体除去工
程とを備えでいることを特徴とする方法とした,, 尚、前肥導電性繊維と1,て1ユ、線径が8〜15l1
のスア゛ノレス鋼繊維を用い、導電性繊維束は前記ステ
ンレス鋼繊維を500〜5000本集束して形成(、5
、4電性樹脂ペレットの切断長さは、4へ・10mnr
に設定し、導電性樹脂ペレットとベース樹脂の混合比を
、導電性繊維が全体の4〜10重士% l;−なるよう
に設定するのが好ましい。 (作 用) 電磁波ンールド用熱収縮ヂコー・ブの製造1こ際しては
、上記チ〕〜フ成形工程と、チューフ外挿工程と、執収
縮被1工程と、冷却芯体除去工程とを経過することで、
内側に導電性シールド樹脂層が形成され、かつ外側に絶
縁付シース樹脂層が形成された電磁波シールド用熱収縮
チューブが製造される。 そして、樹脂集束剤により導電性繊維を集束
【7、この
導電性繊維束に樹脂を被覆した導電性樹脂ペレットとベ
ース樹脂とを加熱溶融させて導電性シールド樹脂層用シ
ートを形成するようにした為、導電性繊維の切断が少な
く全体均一分散作用を示し、軽量性及び柔軟性を得るべ
く少量の導電性繊維の配自としながら優れたシールド効
果を持つ。 また、導電性シールド樹脂層チューブを単独で成形する
ようにしたため、導電性シールド樹脂層の厚みを均一に
確保することができる。 さらに、外挿状態におけるチューブの外径より大きい内
径を有する絶縁性シース樹脂層チコーブを外挿し、熱収
縮力の一部を残存させたまま熱収縮により披1するよう
にした為5F8収縮性を利用して容易に製造出来ると共
に、製品としての電磁波シールド用熱収縮チューブの熱
収縮性も十分に確保される。 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。 まず、電磁波シールド用熱収縮ヂ〕−フHの横成につい
て第8図を9照し説明する。 この電磁波シールド用熱収縮チューブHは、熱収縮性樹
脂を素材とした中空筒状のチューブであって、内側には
熱可塑性樹脂に導電性繊維が混入された導電性樹脂によ
る導電性シールド樹脂F!100が形成され,かつ外側
には熱可デ性樹脂のみの絶縁性樹脂による絶縁性シース
樹脂M200か形成されている。 前記絶縁性シース樹脂層200は、熱収縮性付外加工可
能な熱可塑性樹脂,ゴム或いはこれらの混合物を主成分
と4る電気絶縁性組成物に形成され、必要に応じて梁橋
される。 尚、具体的には、エチレンー酢酸ビニルコポリマ工y−
レンーエヂルアクリレートコボリマーポリエチレン,ポ
リ塩化ビニル,架橋ボリエチ1ノン.エチレンブロビレ
ンゴム.フ千ルゴム.フッ素樹脂等の熱可塑性樹脂が使
用される。 前記導電性シールド樹脂暦100は,絶縁性シース樹脂
a 2 0 0で用いられた樹脂と同一または相溶性の
ある樹脂をベース樹脂ペレットとし、このベース謝脂ペ
レットと、導電性繊維を有する導電性樹脂ペレットとを
加熱溶融して形成される。 尚、4電性繊維としては、SUS304系ステンレス鋼
繊維(線径8μm−a15μm)が好ましいが、ニッケ
ルメッキガラス!!!! (線径10μm〜23grn
).ニッケルメッキ炭素繊維(線径8μm〜15μm)
等を使用することもできる。 次に、この電磁波シールド用熱収縮チューフHの製造方
法について説明する。 この製造方法は、大きくチューブ成形工程と、チューブ
外挿工程と、熱収縮被覆工程と、冷却芯体除去工程とに
分けられる。 (イ)チューフ成形工程 まず、チューブ成形工程を細分化すると,繊維集束工程
と、導電性…脂ペレット形成工程と、升ユーブ押出成形
工程と,電子線照射工程とにより成る。 前記繊維集束工程は、第1図に示すように、連続した長
い導電性繊維1を、熱可塑性樹脂を用いた集束剤2に漫
清【2、乾燥機Aで乾燥・冷却して集束させて長い導電
性繊維束3を製造する工程である。 臭体的に説明すると、導電性繊維1は、線径が8μmの
ステンレス鋼繊維を用い、また、集束剤2は、軟化温度
85℃.流動性4 0 0 9 / 1 0minのエ
チレンー酢酸ビニルコボリマ−100重量部をトリクロ
ロエチレン900重量部の溶媒に溶解したものを用いる
。 そして、この導電性繊維1を50℃に加熱した集束削2
に浸せきし、2850本集束して導電性繊維束3を形成
する。 尚、導電性繊維1を集束剤2で集束するにあたり、導電
性繊維束3に含浸する樹脂量が、導電性繊維束3の10
〜40重1%(好ましくは15重量%)となるように調
節する。 次の導電性樹脂ペレット形成工程は、第1図に示すよう
に、集束剤2に用いた熱可塑性樹脂と同種の熱可塑性樹
脂(軟化温度が85℃のエチレンー酢酸ビニルコポリマ
ー)を、押出成形機Bで前記導電性繊維束3に被1し(
樹脂被覆4)、押圧0−ルCをかけた後、切断機Dによ
り所定の長さ( 5 mm程度)に切断して、第2図に
示すような導電性樹脂ペレット5を製造する工程である
。 尚.m脂被覆4の量は,導電・注樹脂ペレット5の全体
に対し、集束剤2を含めた導電性繊if1の量が、チュ
ーフ押出成形工程において加熱溶融させた際の分敗性を
考慮して10重M%〜40重溢%(最も好ましくは20
重壷%〜30重量%)になるよう調節する。 次のチューフ押出成形工程は、押出成形機Eを用い,絶
縁性シース樹脂層200に用いた樹脂と同じ樹脂による
ベース樹脂ペレット6に導電性樹脂ペレット5を加熱溶
融させて第3図に示すように導電性シールド樹脂層チュ
ーブIを成形する工程である。 尚、ベース樹脂ペレット6としては、軟化温度135℃
.流動性1 5 9/ 1 0minのエチレン酢酸ビ
ニルコポリマーが用いられ、集束剤2や樹脂被覆4に用
いたエチレンー酢酸ビニルコポリマーの軟化温度より5
0℃高く、集束剤2や樹脂被覆4がベース樹脂ペレット
6より先に軟化するようにしている。また,導電性樹脂
ペレット5は、べ−ス樹脂+00!量部に対して4〜I
Oiiffi%配合する。 次の電子線照射工程は、第3図に示すように、押出成形
された導電性シールド樹脂層チューブ7を電子線照射機
Fに送り、この電子線照射機Fにより電子線照射してゲ
ル分率30%まで樹脂を架橋する工程である。電子線照
射により架橋された導電性シールド樹脂層チューブ7は
、巻取口ールGにより巻き取られる。 この架橋により、導電性シールド樹脂暦チューブ7の軟
化温度が200℃以上にまで上昇する。 (口)チューブ外挿工程 このチューフ外挿工程は、第4図に示すように、前記導
電性シールド樹脂層チューブ7を、所定の長さに切断し
、耐熱芯体8に外挿する工程である。耐熱芯体8は、導
電性シールド樹脂層チューブIの長さよりもやや長いも
のを用いる。 (ハ)熱収縮被覆工程 この熱収縮被覆工程は、第5図に示すように、耐熱芯体
8に外挿された導電性シールド樹脂層チューブ7の外径
より大さい内径を有する絶縁性シース樹脂層チューフ9
を導電性シールド樹脂層チューブ7に外挿し、次に第6
図に示すように,150℃で5分加熱させることで熱収
縮力の一部を残存させたまま熱収縮させて被覆する工程
である。この場合、絶縁性熱収縮チューフは、熱収縮比
(後/前)が67%以下になるような内径及び収縮比を
もつものを用いる。 前記絶縁性シース樹脂層チューブ9は、軟化温度135
℃.流動性1 5 9/ 1 0minのエチレン酢酸
ビニルコポリマーを材料とし、この材料を押出成形機に
供給してチューブ状に成形し、更に、電子線照射でゲル
分率55%まで架橋させたものを用いる。 また、導電性シールド樹脂層チューブ7と絶縁性シース
樹脂層ヂューフ9とは、熱収縮による形状連合で被覆接
着させることが可能であるが、より接着性を増大させる
ために、接着剤を介在させても良い。 (二)冷却芯体除去工程 冷却芯体除去工程は、第7図に示すように、絶縁性シー
ス樹脂層ヂューフ9を加熱により熱収縮させてvi層し
たものの全体を冷却し,耐熱芯体8を取り除く工程であ
る。 以上のように、チューブ成形工程→チューブ外挿工程工
程一熱収縮被1工程→冷却芯体除去工程とを経過するこ
とで、第8図の拡大図に示すように、内側に4電性シー
ルト樹脂層100が形成され、かつ外側に絶縁性シース
樹脂層200か形成された段差筒形の電磁波シールド用
熱収縮チューブHが製造される。 次に、具体例を挙げる。 第1の具体例として、エチレン酢酸ビニルコボリマーに
よる樹脂部を100重量部とし、これに対し、ステンレ
ス繊維5を4重量部.5重量部.8重量部、10重量部
それぞれ混合して導電性シールド樹脂層100を形成し
た場合のシールド効果確認試験結果を下記の表1に示す
。 表  1 ちなみに、導電性材料としてニッケル粉末(ポリエチレ
ンによる樹脂部を100重量部とする)を用いた場合の
シールド効果確認試験結果を下記の表2に示す。 表2 上記試験結果から、実施例の場合、導電性シールド樹脂
層100において同じシールド効果を得るのに、重看的
にほばI/50という極端に少ない導電性材料で良い。 また、第2の具体例として、ステンレス繊維5重1%を
混合して形成された熱収縮チューブHをケーフルに被1
し,アース具を取り付けて,初期とヒートサイクル(−
40℃X Ihr −*−R T 5min−+85’
C X lhr −4 R T 5minを6サイクル
)後における体積固有抵抗を測定した結果を下記の表3
に示す。 表3 ちなみに、電子線を照射していない導電性シールド樹脂
層チューブを使用した場合の体積固有抵抗の測定結果を
下記の表4に示す。 表4 上記試験結果から、実施例の場合、電子線を照射してい
ない導電性シールド樹脂層チューブを使用した場合に比
べて、体積固有抵抗のバラツキが小さく、シールド効果
が高い。 以上説明したように、実施例の電磁波シールド用熱収縮
チューブHの製造方法にあっては、下記に列挙する効果
が得られる。 ■ 樹脂集束剤2により導電性繊維3を集束し、この導
電性繊維束に樹脂を被覆した導電性樹脂ペレット5とベ
ース樹脂とを加熱溶融させて導電性シールド樹脂M10
0を構成するチューブ7を形成するようにした為,導電
性繊維の切断が少なく全体均一分敗作用を示し、前記第
1の効果確認試験でも明らかなように、軽量性及び柔軟
性を得るべく少量の導電性繊維の配合としながら優れた
シ−ルド効果を持つ。 ■ 導電性シールド樹脂層100を構成する導電性シー
ルド樹脂層チューブ7を単独で押出成形するようにした
為、導電性シールド樹脂層100の厚みを均一に確保す
ることができる。そして、厚さO、5 mlI+以下の
ものも製品管理が容易となる。 (■ 耐熱芯材8に外挿した状態の導電性シールド樹脂
層チューフ7の外径より大きい内径を有する絶縁性シー
ス樹脂層ヂ−ユーフ9を導電性シールド樹脂層チューブ
7に外挿し、熱収縮力の一部を残存させたまま熱収縮に
より被覆するよ〕にした為5熱取縮を利用して容拐に製
造出来ると共に5製品としての@市波シールド用熱収縮
チューブ1→の熱収縮性も十分に確保される。また、絶
縁性シース樹脂層チューブ9は既存のものを利用するこ
とができるので、コストの低減を図る上でも有効的であ
る。 ■ 導電性シールド樹脂層チューブ7を電子線照肘する
ようにしたため、謝脂が架橋されて加熱による樹脂の軟
化,流動,変形を防止することができる。即ち,ケーブ
ル等・\の被覆時1こ過度1こ加.熱したとしても、導
電性繊維の分散均一性及び1テみ均一性を保持すること
ができるので、前記第2の試験結果でも明らかなように
、優れたシールド効果が一定して保持できる。 以上、本発明の実施例を図面により詳述j7てさたが、
q体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱し2ない範囲における設計変更等があ
っても本発明に含まれる。 例えば、実施例では、集束剤.樹脂被覆,ベース樹脂に
用いる熱可塑性樹脂の種類や、導電性樹脂ペレットの長
さ、導電性樹脂ペレットとベース樹脂の混合比等を厳密
に示したが、これらは実施例に限られるものではない。 (発明の効@) 以上説明してきたように本発明の電磁波シールド用熱収
縮チ】−フの製造方法にあっては,pA脂集束剤により
導電性繊維を集束し、この導電性繊維束に樹脂を披エし
た4電性樹脂ペレットとベース樹脂とを加熱溶融させて
導電性シールド樹脂層チ.l−ブを成形1るチューフ成
形工程と,前記導電性シールド樹脂層チューブを耐熱芯
体に外挿するチューブ外挿工程と、前記外挿状態におけ
るチューブの外径より大きい内径を有する絶縁性シース
樹脂層チューフを前記導電性シールド樹脂層チューフに
外挿し、熱収縮力の一部を残存させたまま熱収縮により
被1する熱収縮被1工程と、全体を冷却し、耐熱芯体を
取り除く冷却芯体除去工程とを備えている方法とした為
、軽量性及び柔軟性を得るべく少量の導電材料の配合と
しながら優れたシールド効果を持ち、且つ、ケーブル等
への被濯後においてもこのシールド効果がバラツキなく
一定して保持できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の@磁波シールド用熱収縮チューフの製
造方法のチューフ成形工程に含まれる繊維集束及び樹脂
ペレット形成工程を示す説明図、第2図は導電性樹脂ペ
レットを示す斜視図、第3図はチューブ成形工程に含ま
れるチコーフ押出成形工程と次の電子線照射工程を示す
図、第4図はチューブ外挿工程を示す図、第5図は絶縁
性シス樹脂層チューブを外挿した状態を示す図、第6図
は絶縁性シース樹脂層チューブを熱収縮させた状態を示
す図、第7図は耐熱芯体を取り除いた状態を示す図、第
8図は実施例の製造方法により製造された電磁波シール
ド用熱収縮チューフのh面図である。 H・・・熱収縮チューブ 100・・・導電性シールド樹脂層 200・・・絶縁性シース樹脂層 1・・・導電性繊維 2・・・集束剤 3・・・導電性繊維束 4・−・樹脂被覆 5・・・導電性樹脂ペレット 6・・・ベース樹脂ペレット Y・・一導電性シールド樹脂層チューブ8・・一耐熱芯
体 9・・一絶縁性シース樹脂層チューフ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 熱収縮性樹脂を素材とした中空筒状のチューブで
    あって、内側には熱可塑性樹脂に導電性繊維が混入され
    た導電性樹脂による導電性シールド樹脂層が形成され、
    かつ外側には熱可塑性樹脂のみの絶縁性樹脂による絶縁
    性シース樹脂層が形成されている電磁波シールド用熱収
    縮チューブの製造方法において、 樹脂集束剤により導電性繊維を集束し、この導電性繊維
    束に樹脂を被覆した導電性樹脂ペレットとベース樹脂と
    を加熱溶融させて導電性シールド樹脂層チューブを成形
    するチューブ成形工程と、前記導電性シールド樹脂層チ
    ューブを耐熱芯体に外挿するチューブ外挿工程と、 前記外挿状態におけるチューブの外径より大きい内径を
    有する絶縁性シース樹脂層チューブを前記導電性シール
    ド樹脂層チューブに外挿し、熱収縮力の一部を残存させ
    たまま熱収縮により被覆する熱収縮被覆工程と、 全体を冷却し、耐熱芯体を取り除く冷却芯体除去工程と
    を備えていることを特徴とする電磁波シールド用熱収縮
    チューブの製造方法。 2) 前記導電性繊維としては、線径が8〜15μのス
    テンレス鋼繊維を用い、導電性繊維束は前記ステンレス
    鋼繊維を500〜5000本集束して形成し、導電性樹
    脂ペレットの切断長さは、4〜10mmに設定し、導電
    性樹脂ペレットとベース樹脂の混合比を、導電性繊維が
    全体の4〜10重量%になるように設定した請求項1に
    記載の電磁波シールド用熱収縮チューブの製造方法。
JP6025489A 1989-03-13 1989-03-13 電磁波シールド用熱収縮チューブの製造方法 Pending JPH02239517A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08267633A (ja) * 1995-03-18 1996-10-15 Sun Ki Kim 熱収縮シールドチューブおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08267633A (ja) * 1995-03-18 1996-10-15 Sun Ki Kim 熱収縮シールドチューブおよびその製造方法

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