JPH02239393A - 自動販売機の直積み式商品払出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動販売機の直積み式商品払出し装置に関する
ものである。

従来の技術 以下、従来の自動販売機の直積み式商品払出し装置につ
いて図面を参照しながら説明する。

第４図（ａ）（ｂ）および第５図（ａ）（ｂ）は従来の
自動販売機の直積み式商品払出し装貨の縦断面図および
概略下面図であり、第４図（ａ）および第５図（ａ）は
商品払出し待機状態を示し、第４図（ｂ）および第５図
（ｂ）は商品払出し状態を示している。

第４図（ａＨｂ）および第５図（ａＨｂ）において、商
品収納ケースとしてのコラム１．２は商品３を７ラッパ
−４上縦方向に直積みして収納する。

このフランパー４は水平軸を中心に回動自在であるが、
Ａカム５により水平方向にその回妨が阻止されて商品３
を落下しないように支持している。

このＡカム５はほぼ半円形状に構成され、モータ７の軸
６に固定されて、Ａカム５の回動位ばによってフラッパ
−４の回動を阻止あるいは開放するものである。８カム
８はモータ７の軸ｂに固定され、この日カム８のカム面
で位置検出スイッチ９の接点を開閉してＡカム５の回動
位置を検出する。

また、Ｃカム１０はモータ７の軸６に固定され、その回
動によりコラム１または２のフラッパ−４上に戟隨され
た商品３のたとえば下から２番目にある商品３ａをコラ
ム１または２側のストップレパー１１を介してコラム１
または２の壁１ａまたは２ａに押圧し、商品３ａより上
にある商品の落下を阻止する。また、売切れ検出スイッ
チ１２．１３はそれぞれコラム１．２の下部に設けられ
、そのレバー１２ａ，　１３ａにより商品があるかない
かを検出する。

上記構成により、以下、その動作を説明する。

商品３の払出しの待機状態を示す第４図（ａ）および第
５図（ａ）のように、Ａカム５はコラム１．２の７ラッ
パ−４の回動を水平方向に阻止しており、フラッパ−４
上に直積みされた商品３を支持している。また、このと
き、Ｂカム８はスイッチ９の接点をオン状態にすること
によりモータ７の制御部に商品払出し待機状態であるこ
とを知らせている。

次に、商品価格のお金が役入されて、商品を選択する選
択押釦スイッチが押されると、その商品が収納されたコ
ラム１．２が制卸部により選択される。この選択された
コラム１，２のモータ７は制御部により制御されて回動
を始め、同時に、軸６を介してＡカム５も第５図（ａ）
の矢印Ａに示すように回動を始める。Ａカム５が９０゜
回動して第５図（ｂ）の位置に達すると、Ａカム５によ
り水平方向に支えられていたフラッパ−４はコラム１１
ｌ！！Ｉでその支えがなくなって回動し、フラッパ−４
上に支持されていた商品３ｂが落下して払出される。

このとき、Ｃカム１０はストップレパー１１を介して壁
１ａとの間で商品３ａを側方より押圧しているので、商
品３ａより上にある商品は落下することはない。さらに
、このとき、Ｂカム８は位置検出スイッチ９の接点をオ
フ状態にして商品が払出し状態にあることを副葬部に知
らせる。

制罪部は商品が完全に落下を完了するに足る時間として
の所定時間、この状態を保持した後、モータ７を制御し
てＡカム５を第５図（ｂ）の矢印Ｂに示すように９０゜
さらに回動させて第６図（Ｃ）の商品払出し待機状態に
する。このとき、Ｃカム１０による商品３の落下防止が
解除されてフラツパ−４上にコラム１の商品がすべて落
下する。

次に、商品価格のお金が投入されて、選択押釦スイッチ
が押され、しかも、同じ商品３が選択されると、第６図
（Ｃ）の商品払出し待機状態のＡ力ム５の回動位置から
矢印Ｃ方向に回動を始めて９０”回動し、第６図（ｄ）
の払出し状態としての第４図（ｂ）と同様の状態となる
。第４図（ｂ）の状態と異なるのはコラム１側の最下段
の商品３ｂが落下するのではなく、コラム２側の最下段
の商品３ｃｆｆｉ落下して払出されることになる。

さらに、所定時間、この払出し状態が保持された後、＃
Ｉｊ’ｔｊＪ部はモータ７を駆動させてＡカム５を回動
させ、第６図（ａ）の商品払出し待機状態にもどして、
次の商品払出しを待つ。

このように、Ａカム５が第６図（ａ）〜（ｄ）に示すよ
うに９０゜ずつ一定方向に回動して、商品払出し待機状
態および商品払出し状態をくり返すとともに、コラム１
．２に収納された同種商品がコラム１．２で交互に払出
しされることになる。

発明が解決しようとする課題 上記従来の自動販売機の直積み式商品払出し装置では、
コラム１．２で一方のコラムに収納された商品が売切れ
になった場合、モータ７の回転方向が一定なので、空の
コラムにおける商品払出し待機および商品払出しのため
のｖｆ間が無駄となり、その払出しに時間がかかり、し
かも、商品充填時、コラム１，２で商品を同数充填しな
ければならないという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決するもので、どちらか一
方のコラム内の商品が売切れになっても商品払出し時間
が伸びることのない、しかもコラムにそれぞれ同数の商
品を充填するという気配りのいらない自動販売機の直積
み式商品払出し８置を提供することを目的とするもので
ある。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の自動販売機の直積み
式商品払出し装置は、商品を支持するフラッパーの開閉
を制御するカムの回動により商品収納ケースにそれぞれ
収納された同＠類の商品を交互に払出すｖＬ賃において
、前記カムを回勧させるモータと、前記商品収納ケース
毎に商品の売切れを検出する売切検出部と、前記売切検
田部により一方の商品収納ケースの商品売切れが検出さ
れたときに、商品売切れが検出されていない商品収納ケ
ース内の商品だけを払出し可能に前記カムを回動させる
ように前記モータを制御する払出し制御部とをぬえたも
のである。

作用 上記構成により、売切検出部が各商品収納ケース内の商
品売切れを検出しないときは、払出し制御部は、商品を
支持するフラッパーの開閉をνＪＩｌｌするカムをモー
タにより所定角度一定方向に回動または中立位置より所
定角度正逆方向に往復回動ざせるように制即して各商品
収納ケースにそれぞれ収納された同種類の商品を払出し
、また、売切検出部が一方の商品収納ケースの商品売切
れを検出したときは、払出し制ＩＩｌｌ！ｌは商品売切
れが検出されていない商品収納ケース内の商品だけを払
出しするように、カムをモータにより中立位置から一方
向にのみ所定角度往復回動させて一方の商品収納ケース
の商品のみを払出す，したがって、従来のように、商品
売切れの空の商品収納ケースで払出すように動作する時
間はなくなり、その時間短縮される。また、各商品収納
ケースへの商品充填の際、各商品収納ケースに正確に同
数の商品を充填しなければならないという気配りの必要
はなくなる。

実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例を示す自動販売機の直積み式
商品払出し装置のブロック図である。第１図において、
検銭部２１は投入された商品価格のお金を計算して制１
１７１Ｋ６２２に入力する。選択部２３は商品を選択す
る押釦スイッチで構成され、その出力を制御部２２に入
力する。この制御部２２は検銭部入力と選択された商品
としての選択部入力とが対応したときに、その選択され
た商品が収納されているコラム１，２の払出し制罪部２
４に入力する。

位置検出部２５は従来例におけるＢカム８とスイッチ９
に相当し、第２図（ａ）〜（Ｃ）に示す、商品を支持す
るフラッパーのびＤ閉を制御するＡカム２６の位置が商
品払出し待機位１１！Ｏ゜かコラム１．２毎の商品払出
し位置＋９０゜　−９０゛かを検出して払出し制御部２
４に入力する。モータ２８はＡカム２６を商品払出し待
機位置Ｏ゜からコラム１．２毎の商品払出し位置＋９０
゜．−９０゜に往復回動させるものである。払出制一部
２４は売切検出部２７が各コラム共売切れを検出しない
とき、各コラム１，２にそれぞれ収納された同種類の商
品を交互に払出すようにモータ２８を制御し、Ａカム２
６を第２図（ａ）の商品払出し待機位置０゜から第２図
（ｂ）のコラム１の払出し位置＋９０゜まで矢印Ｄの方
向に、あるいは第２図（Ｃ）のコラム２の払出し位＠−
９０゜まで矢印Ｅの方向に交互に回動させる。また、払
出１１１０部２４は、売切検出部２４が一方のコラム２
の売切れを検出したとき、商品の売切れが検出されてい
ない他方のコラム１内の商品だけを払出すようにモータ
２８をｆｌｌａシ、Ｍ２図（ａ）の商品払出し待機位［
０”から第２図（ｂ）のコラム１の商品払出し位置＋９
０゛　までの間をくり返してＡカム２６を往復回妨させ
る。さらに、払出し制御部２４は、売切検出部２１が各
コラム１．２共、売切れを検出したとき、モータ２８を
駆動しないように働く。

上記構成により、以下、その動作を説明する。

第３図は直積み式商品払出し装置のフローチャートであ
る。第３図において、自動販売機に商品価格のお金が投
入されて商品選択押釦スイッチが押されると、制即部２
２は検銭部２１と選択部２３との入力が対応したとき、
選択された商品が収納される払出し部２９が選択され、
ステップ３０の商品払出しがスタートする。ステップ３
１で、売切検出部２７により、コラム１に収納される商
品が売切れかどうかをチェックし、売切れでないとき、
ステップ３２で、コラム２に収納される商品が売切れか
どうかをチェックする。すなわち、コラム１．２とも商
品が売切れでないとき、ステップ３３で、前回払出され
た商品がコラム１あるいは２どちらから払出されたかを
判別し、たとえば、コラム１で払出されたときを正転フ
ラグ「＝０、コラム２で払出されたときを正転フラグＦ
＝１として、正転フラグＦ−１かどうかを判別する。前
回の払出しがコラム２で払出されて、正転フラグＦ＝１
とすると、ステップ３４で、払出しシ１御部２４はモー
タ２８を正転させる。続いて、ステップ３５で、位置検
出部２　Ｓ　ｈｔらの信号よりＡカム２６が払出し待機
位＠Ｏ゜から払出し位置＋９０”まで達したかどうかを
チェックし、達したときに、ステップ３６で払出し制罪
部２４はモータ２８の駆動を停止する。続いて、払出し
制御部２４は、ステップ３７でコラム１側で商品を払出
すのに充分な時間Ａカム２６を商品払出し位置で保持す
る。商品払出しの機構は従来と同様、商品払出し位置へ
のＡカム２６の回動により、商品が直積みされたフラツ
バーの水平方向から垂直方向への回動が解除され、商品
はそのフラツバーの支えがなくなり、落下して払出され
る。その所定時間後、払出し制御部２４はステップ３８
でモータ２８を逆転させ、ステップ３つで商品払出し位
置＋９０゜から払出し待橢位置Ｏ゜へ達したかどうかを
チェックし、達したとぎ、ステップ４０で払出し制御部
２４はモータ２８の駆動を停止する。ステップ４１で正
転フラッグＦ＝Ｏとする。

次に、商品価格のお金が投入され、同種の商品が選択さ
れ、しかも、コラム１，２ともに売切れでないとき、ス
テップ３３では正転フラッグＦ＝０であって、Ｆ＝１で
はないと判別されて、ステップ４２で、払出し制御部２
４はモータ２８を逆転させる。

以降ステップ３５〜４０と同様の動作をするが、これら
ステップ３５〜４０の場合はコラム１の商品が払出され
たのに対してステップ４３〜４８の場合はコラム２の商
品が払出されるところが異なる。そして、ステップ４９
で、正転フラッグＦ＝１にする。

また、商品価格のお金が投入されて、商品が選択される
毎に、ステップ３２でたとえば、一方のコラム２に収納
されている商品だけが売切れになっていることを売切検
出部２７が検出すると、コラム１に収納されている商品
だけを払出すようにカム２Ｇが第２図（ａ）（ｂ）の待
機位置Ｏ゜とコラム１の商品払出し位置＋９０゜との間
を往復回動し、ステップ３４〜４１がくり返されること
になる。

また、同様に、商品価格のお金が投入されて、商品が選
択される毎に、ステップ３１でコラム１に収納されてい
る商品が売切れとなり、さらに、ステップ５０ではコラ
ム２に収納されている商品が売切れていないことを売切
検出部２７が検出すると、コラム２に収納されている商
品だけを払出ずようにＡカム２６が第２図（ａ）（ｃ）
の待糎位Ｉｌ！０゜と払出し位Ｉｌｌ　−　９０”　と
の間を往復回動じ、ステップ４２〜４９がくり返されて
商品が払出される。

さらに、スデツプ５０で、コラム２に収納されている商
品も売切れている場合には、ステップ５１でモータ２８
は駆動されない。

したがって、コラム１．２共に商品が売切れていないと
きにはコラム１．２交互に商品が払出され、また、コラ
ム１．２どちらか一方の商品が売切れているときには、
売切れていないコラムの商品のみが、Ａカム２６の商品
払出し待機位置Ｏ゛と商品払出し位画＋９０゜または−
９０’の間のみの回肋により払出ざれ、さらに、コラム
１．２共に売切れているときにはモータ２８は駆！ｌノ
されない。

なお、本実施例においてコラム１．２共に売切れていな
いときは、Ａカム２６をモータで中立位置より所定角度
正逆方向に往復回動させて同種類の商品を交互に払出し
ているが、所定角度づつ一定方向にＡカム２６を回動さ
せて同種類の商品を交互に払出してもよい。あるいは、
片側の商品のみを売切れになるまで払い出して、売切れ
後は、もう一方の商品を払い出してもよい。

発明の効果 以上のように本発明によれば、売切検出部が一方の商品
収納ケースの商品売切れを検出したときに、商品売切れ
が検出されていない商品収納ケース内の商品だけの払出
しを行うので、どちらか一方の商品収納ケース内の商品
が売切れになっても、従来のように、商品売切れの空の
商品収納ケースで払出すように動作する時間はなくなっ
て、商品払出し時間の無駄を省くことができ、その時間
を短縮することができる。さらに、各商品収納ケースに
冊数の商品を充填しなければならないということはなく
なり、その気配りをなくすことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す自動販売機の直積み式
商品払出し装置のプロック図、第２図（ａ）〜（Ｃ）は
間直積み式商品払出し装置のカムの商品払出し待機位置
および商品払出し位置を示す図、第３図は同直積み式商
品払出し装置のフローチャート、第４図（ａ）（ｂ）お
よび第５図（ａ）（ｂ）は従来の自動販売機の直積み式
商品払出し装置の払出し動作を説明するための縦断面図
および概略下面図、第６図（ａ）〜（ｄ）は従来の直積
み式商品払出し装置のカムの商品払出し待機位置および
商品払出し位置を示す図である。 １．２・・・コラム、３，３ａ〜３Ｃ・・・商品、４・
・・フラッパー、５．２６・・・Ａカム、７，２８・・
・モータ、８・・・Ｂカム、９・・・スイッチ、１０・
・・Ｃカム、１２．　１３・・・売切れ検出スイッチ、
１２ａ，　１３ａ・・・レバー、２４・・・払出し制御
部、２５・・・位置検出部、２７・・・売切れ検出部、
２９・・・払出し部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、商品を支持するフラッパーの開閉を制御するカムの
   回動により商品収納ケースにそれぞれ収納された同種類
   の商品を交互に払出す装置において、前記カムを回動さ
   せるモータと、前記商品収納ケース毎に商品の売切れを
   検出する売切検出部と、前記売切検出部により一方の商
   品収納ケースの商品売切れが検出されたときに、商品売
   切れが検出されていない商品収納ケース内の商品だけを
   払出し可能に前記カムを回動させるように前記モータを
   制御する払出し制御部とを備えた自動販売機の直積み式
   商品払出し装置。