JPH02238064A - ジオキサジンエーテル化合物およびそれを用いて繊維材料を染色または捺染する方法 - Google Patents

ジオキサジンエーテル化合物およびそれを用いて繊維材料を染色または捺染する方法

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JPH02238064A
JPH02238064A JP1058496A JP5849689A JPH02238064A JP H02238064 A JPH02238064 A JP H02238064A JP 1058496 A JP1058496 A JP 1058496A JP 5849689 A JP5849689 A JP 5849689A JP H02238064 A JPH02238064 A JP H02238064A
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哲也 宮本
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高橋 三八生
Takahiko Fujisaki
藤崎 孝彦
Naoki Harada
原田 尚樹
Takashi Omura
尾村 隆
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    • C09B62/44Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring
    • C09B62/503Reactive dyes, i.e. dyes which form covalent bonds with the substrates or which polymerise with themselves with the reactive group not directly attached to a heterocyclic ring the reactive group being an esterified or non-esterified hydroxyalkyl sulfonyl or mercaptoalkyl sulfonyl group, a quaternised or non-quaternised aminoalkyl sulfonyl group, a heterylmercapto alkyl sulfonyl group, a vinyl sulfonyl or a substituted vinyl sulfonyl group, or a thiophene-dioxide group
    • C09B62/5033Dioxazine dyes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はヒドロキシル基及び/又はアミド基を食有する
材料、特にセルロース顧維、天然又は合成ポリアミド繊
維、ポリウレタン繊維あるいは皮革等、更にはそれらの
混紡m維を染色及び捺染するに適し、耐光堅牢かつ耐湿
潤堅牢な染色を可能にする改良された新規なジオキサジ
ン エーテル化合物、並びにその適用に関する。
く従来の技術〉 染料の分子構造中にジオキサジン骨格を有する反応染料
は公知であるが、染色性能面、例えば均染性、ピルドア
ップ性、染色速度において、あるいは堅牢度において不
充分であり、更にレベルアップが望まれている。
く発明が解決しようとする問題点〉 ヒドロキシル基及び/又はアミド基を含有する材料の染
色又は捺染物の堅牢度は特にヒドロキシル基含有繊維の
場合において、満足出来るレベルにはなく、本発明者ら
は鋭意このレベルアップに努め、上記問題を解決し得る
ジオキサジン エーテル化合物を見い出した。
く問題点を解決する為の手段〉 本発明は、遊離酸の形で下記一般式(1)〔式中、xは
ハロゲンを、Aは置換されていてもよいアルキル、アル
コキシもしくはフエノキシ基、または式 Q! WおよびW2はそれぞれ独立に置換されてい! てもよい脂肪族または芳香族の架橋基を、Q1一八一Y
6−1,B る基を、Rl e R2 * R8 * R4およびR
6は互いに独立に水素または置換されていてもよい低級
アルキル基を、Y1,Y,およびY8は互いに独立に置
換基を有していてもよいアルキレン、フェニレンまたは
ナフチレン基を、Z1,Z2およびZ3は互いに独立に
−S02CH=CH2または−502CH2CH2Z’
 ( Z’はアルカリの作用で脱離すそれを用いること
を特徴とする繊維材料を染色又は捺染する方法を提供す
るものである。
ここで、Xで示されるハロゲンとしては、塩素または臭
素が好ましい≧ QlおよびQ2で示される置換基を有していてもよいア
ミノ基としては、アルキルアミノ、NoN−ジアルキル
アミノ、シクロアルキルアミノ、アラールキルア又ノ、
アリールアミノ、混合置換されたアミノ基、例えば、N
−アルキルーN一シクロヘキシルアミノ及びN−アルキ
ルーN一アリールアミノ、更に複素環式基を含有するア
ミノ基(この環式基は更に付加縮合された炭素環式環を
有することができる。)、及びそのア【ノ窒素原子がN
一複素環式の環員であるようなアミノ基(このN一複素
環は湯合によっては更に別のへテロ原子を含有していて
もよい。)などが挙げられる。上記におけるアルキルは
直鎖状でも分枝状でもよく、又低分子のものでも高分子
のものでもよいが、好ましいのは01〜C4のアルキル
である。シクロアルキル、アラールキル及びアリールと
しては特にシクロヘキシル、ベンジル、フェネチル、フ
ェニルおよびナフチルなどの基が好ましい。複素環式基
の例としてはフラン、チオフェン、ピラゾール、ピリジ
ン、ピリミジン、キノリン、ペンズイミダゾール、ペン
ズチアゾールおよびペンズオキサゾールなどである。ア
建ノ窒素原子がN一複素環式環の環員であるアミノ基と
して好ましいのは6員のN一複素環式環化合物であり、
これは更にヘテロ原子として窒素、酸素及び硫黄を含有
していテモヨい。上記のアルキル、シクロアルキル、ア
ラールキル、アリール、複素環式環及びN−複素環式環
は更に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチ
ル、スルファモイル、カルバモイル、01〜C4−アル
キル、01〜C4−アルコキシ、アシルアミノ、ウレイ
ド、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホメチル及びスルホ
によって置換されていてもよい。Q1およびQ2で示さ
れるアミノ基の例としては、−NH2、メチルア竃ノ、
ヒドロキシメチルアミノ、エチルアミノ、プロビルア又
ノ、ブチルアミノ、ヘキシルア(ノ、β−メトキシエチ
ルアミノ、β一エトキシエチルアミノ、γ−メトキシブ
ロピルアミノ、N.N−ジメチルアミノ、N’,N−ジ
ヒドロキシメチルアミノ、N,N−ジエチルア竃ノ、β
−クロロエチルアミノ、β−シアノエチルアミノ、N,
N−ジーβ−ヒドロキシエチルアミノ、β−ヒドロキシ
エチルアミノ、γ−ヒドロキシブロピルアミノ、ペンジ
ルアミノ、フェネチルアミノ、シクロヘキシルアiノ、
N−メチルーN−フェニルアミノ、N一エチルーN−フ
ェニルアミノ、N−プロビルーN−フェニルアミノ、N
−ブチルーN−フェニルアミノ、N一β−シアノエチル
ーN−フェニルア主ノ、N一エチル−2−メチルフェニ
ルア【ノ、N一エチル−4−メチルフヱニルア疋ノ、N
一エチル−8−スルホフェニルアミノ、N一エチル−4
−スルホフェニルアミノ、フェニルアミノ、トルイジノ
、キシリジノ、クロルアニリノ、アニシジノ、フェネチ
ジノ、2−,8−および4−スルホアニリノ、2.4−
および2.5−ジスルホアニリノ、スルホメチルアニリ
ノ、N−スルホメチルアニリノ、8−および4−カルボ
キシフヱニルア主ノ、2−カルボキシー5−スルホフェ
ニルアミノ、2−カルボキシ−4−スルホフェニルアミ
ノ、2−メトキシ−5−スルホフェニルアミノ、2−メ
テルー5−スルホフェニルアミノ、4−スルホナフチル
ー(1)−7ミノ、3.6−ジスルホナフチル−(1)
一アミノ、8,6.8}リスルホナフチルー(1)一ア
ミノ、4,G,8−トリスルホナフチルー(1)一アミ
ノ、6−スルホナフチルー(2)一ア又ノ、4,8−ジ
スルホナフチル−■)一ア【ノ、8,6.8−トリスル
ホナフチルー(2)一ア竃ノ、4,6.8−トリスルホ
ナフテルー(2)一アミノ、ピリジル−(2)一アミノ
、モルホリノ、ピペリジノ、ピペラジノ、N−β一ヒド
ロキシエチルーN−メチルア.ミノおよびN一エチルー
N−ヒドロキシメチルア竃ノ、β一カルボキシエチルア
竃ノ、β−スルホエチルアミノ、N−(β−スルホエチ
ル) 一N−メテルアミノ等をあげることができる。
Y1 * Y2およびY8で表わされる置換基を有して
いてもよいアルキレン基としては、(CH2)2−( 
CH2 ) s    ( CH2 ) 20( CH
2 ) g−などが例示される。また、置換基を有して
いてもよいフェニレン基又はナフチレン基としては、好
ましくはメチル、エチル、メトキシ、エトキシ、塩素、
臭素及びスルホの鮮から選ばれる、1又は2個の置換基
により置換されていてもよいフェニレン又はスルホ1個
で置換されていてもよいナフチレンであり、たとえば R6 t 又は一N−に通じている結合を意味する。)等をあげる
ことができる。
2′で示されるアルカリの作用で脱離する基としては、
例えば、硫酸エステル、チオ硫酸エステル、リン酸エス
テル、酢酸エステル、ハロゲン等がこれに該当する。
Rl s R9 * R@ ,R4及び′R6で示され
る置換基を有していてもよい低級アルキルとしては、C
l〜C4のアルキルが好ましく、置換されていてもよい
基としては、ヒド口キシ、シアノ、アルコキシ、ハロゲ
ン、カルバモイル、カルボキシ、アルコキシカルボニル
、アルキルカルボニルオキシ、スルホ及びスルファモイ
ルが好ましい。
特に好ましいR1, R,及びR6としては、例えば、
水素、メチル、エチル、n−プロビル、iso−プロビ
ル、n−ブチル、iso−ブチル、sec−ブチJレ、
2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピノレ、8
−ヒドロキシブロビル、2−ヒドロキシブテノレ、8−
ヒドロキシブチル、4−ヒドロキシブチノレ、2.8−
ジヒドロブロピル、8.4−ジヒドロキシプテル、シア
ノメチル、2−シアノエチノレ、8一シアノブロビル、
メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル
、2−エトキシエチノレ、8−メトキシブロビル、8−
エトキシプロピJレ、2−ヒドロキシ−8−メトキシブ
ロビル、クロロメチル、プロモメチル、2−クロロエチ
ノレ、2−プロモエチル、8−クロロブロビル、3−プ
ロモブロピル、4−クロロブテル、4−プロモブチル、
カルボキシメチル、2−カルボキシエチノレ、8−カノ
レボキレプロビル、4−カルボキシブチル1 1.2−
ジカルボキシエチル、カル/<モイルメチノレ、2−カ
ルバモイルエチル、8−カルノ{モイルプロビル、4−
カルバモイルブチル、メトキシカノレボニルメチル、エ
トキシカルボニルメチル、2−メトキレカルボニルエチ
ル、2−エトキシカルボニルエチル、8−メトキシカル
ボニルブロビル、8−エトキシカルボニルブロビル、4
−メトキシカルボニルブチル、4−エトキシカノレボニ
ルブチル、メチルカルボニルオキシメチノレ、エチルカ
ルボニルオキシメチル、2−メチノレカルボニルオキシ
エチル、2−エチルカルボニノレオキシエチル、8−メ
チルカルボニルオキシプロビル、8−エチルカルボニル
オキシブロピノレ、4−メチルカルボニルオキシブチル
、4−エチルカルボニルオキシブチル、スルホメチル、
2一スルホエテル、8−スシレホブロビル、4−スルホ
ブチル、スルファモイルメチル、2−スルファモイルエ
チル、8−スルファモイルブロビル、4−スルファモイ
ルブチルをあげることができる。
W1およびW2で示される置換されていてもよい脂肪族
架橋基としては02〜C4のアルキレン基があケラれ、
エチレン、プロピレンが特に好ましい。
W1およびW2で示される置換されていてもよい芳香族
架橋基としては、0,1.2または8個のスルホ基によ
レ置換されているフエニレン基またはナフチレン基があ
げられる。
本発明化合物は遊離酸の形でまたはその塩の形で存在し
、特にアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩、中で
もソーダ塩、カリ塩、リチウム塩が好ましい。
本発明化合物は、例えば次の様にして製造することがで
きる。下記一般式(1) (式中、X,A,W1およびR2は前記の意味を有する
。) で示されるジオキサジン中間体と下記一般式■R! 1        (III) H−N−Y1−Z1 (式中、Rl e Y1およびZlは前記の意味を有す
る。) で示されるアミンおよび下記一般式(IV)H−Q1 (IV) (式中、Q1は詑記の意味を有する。)で示されるアミ
ン又は下記一般式■ (式中、R5,Y8およびZ8は前記の意味を有する。
) で示されるア疋ンとを、”2,4.6−}リハロゲノー
S−}リアジンに任意の順序でそれぞれを縮合させるこ
とにより得られる。
2,4.6−}リハロゲノーs−}リアジンとの縮合反
応においてはその順序は特に制限されるものではなく、
また反応条件も特に制限されないが、一次的には温度−
10゜C乃至40℃6、pH2乃至9、二次的には温度
O乃至70゜CでpH2乃至9、更に三次を行う場合に
は温度10乃至100゜CでpH2乃至7に調整しなが
ら縮合させて一般式(1)で示されるジオキサジン エ
ー自体公知であり、公知の方法によって合成される。
本発明化合物は、繊維反応性を有し、ヒドロキシ基含有
またはカルボンアミド基含有材料の染色又は捺染に使用
できる。材料は繊維材料の形で、あるいはその混紡材料
の形で使用されるのが好ましい。
ヒドロキシ基含有材料は天然又は合成ヒドロキシ基含有
材料、たとえばセルロース繊維材料又はその再生生成物
及びポリビニルアルコールである。セルロース繊維材料
は木綿、しかもその他の植物繊維、たとえばリネン、麻
、ジュート及びラ主一繊維が好ましい。再生セルロース
繊維はたとえばビスコース・ステーブル及びフィラメン
トビスコースである。
カルボンアミド基含有材料はたとえば合成及び天然のポ
リア竃ド及びポリウレタン、特に繊維の形で、たとえば
羊毛及びその他の動物毛、絹、皮革、ポリアミドー6.
6、ポリア【ドー6、ボリア主ドー11及びポリアミド
ー4である。
本発明化合物は、上述の材料上に、特に上述の繊維材料
上に、物理的化学的性状に応じた方法で、染色又は捺染
できる。
例えば、セルロース紘維上に吸尽染色する場合、炭酸ソ
ーダ、第三燐酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸結合剤の存在
下、場合により中性塩、例えば芒硝又は食塩を加え゜、
所望によっては、溶解助剤、浸透剤又は均染剤を併用し
、比較的低い温度で行われる。染料の吸尽を促進する中
性塩は、本来の染色温度に達した後に初めて又はそれ以
前に、場合によっては分割して添加できる。
パジング法に従ってセルロース繊維を染色する場合、室
温又は高められた温度でパッドし乾燥後、スチー【ング
又は乾熱によって固着でき・る。
セルロース繊維に対して捺染を行う場合、一相で、例え
ば重曹又はその他の酸結合剤を含有する捺染ペーストで
捺染し、次いで100〜160℃でスチーミングするこ
とによって、あるいは二相で、例えば中性又は弱酸性捺
染ペーストで捺染し、これを熱い電解質含有アルカリ性
浴に通過させ、又はアルカリ性電解質含有パジング液で
オーバパジングし、スチーミング又は乾熱処理して実施
できる。
捺染ペーストには、例えばアルギン酸ソーダ又は澱粉エ
ーテルのような糊剤又は乳化剤が、所望によっては、例
えば尿素のような通常の捺染助剤かつ(又は)分散剤と
併用して用いられる。
セルロース繊維上に本発明化合物を固定させるに適した
酸結合剤は、例えばアルカリ金属又はアルカリ土類金属
と無機又は有機酸あるいは加熱状態でアルカリ遊離する
化合物との水溶性塩基性塩である。特にアルカリ金属の
水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機又は有機酸の
アルカリ金属塩が挙げられ、その内、特にソーダ塩及び
カリ塩が好ましい。このような酸結合剤として、例えば
苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソーダ
、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソーダ、ケイ酸ソ
ーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げられる。
合成及び天然のポリア疋ド及びポリウレタン繊維の染色
は、まず酸性ないし弱酸性の染浴からpH値の制御下に
吸尽させ、次に固着させるため中性、場合によりアルカ
リ性のpH値に変化させることによって行える。染色は
通常60〜120゜Cの温度で行えるが、均染性を達成
するために通常の均染剤、例えば塩化シアヌルと8倍モ
ルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノナフタレンス
ルホン酸との縮合生成物あるいは例えばステアリルア竃
ンとエチレンオキサイドとの付加生成物を用いることも
できる。
本発明化合物は繊維材料に対する染色及び捺染において
優れた性能を発揮する点に特徴がある。特にセルロース
繊維材料の染色に好適であり、良好な耐光性と耐汗日光
性、優れた耐湿潤性、たとえば耐洗濯性、耐過酸化洗濯
性、耐汗性、耐酸加水分解性及び耐アルカリ性、更に良
好な耐摩擦性と耐アイロン性を有する。
また優れたピルドアププ性、均染性及びウオッシュオフ
性、さらに良好な溶解性と吸尽・固着性を有する点、染
色温度や染浴比の変動による影響を受けに《く安定した
品質の染色物が得られる点において特徴を有する。
また、得られた染色物のフィックス処理時や樹脂加工時
における変色が少なく、保存時の塩基性物質との接触に
よる変化が少ないことも特徴である。
以下、実施例により本発明を詳細に説明する。
例中、部および%は夫々重量部および重量%を表す。
(以下余白) 実施例1 実施例2 実施例1のジオキサジン中間体の代りに遊離酸の形で下
記構造式 遊離酸の形で上記構造式で表わされるジオ拓 キサジン中間体19部を水200部に入料塩化シアヌル
11部とアニリン2,5−ジスルホン酸15.2部を反
応することで得られた縮合物を含む水溶液200部を加
え、pH7〜9、lO〜80゜Cで反応が終了するま“
で撹拌した。
サラにアニリン−3−β−スルフ1−トエチルスルホン
16,9部を加え、pH2〜6、30〜70゜Cで反応
が終了するまで撹拌することによって、遊離酸の形で、
下記構造式で表わさ{ で表わされるジオキサジン中間体の等モルを用い、実施
例1と同様の方法で行うことによって、遊離酸の形で、
下記構造式で表わされるジオキサジン エーテル化合物
を得た。
(χmax=545nm,510nm)実施例3 実施例1のアニリン−2,5−ジスルホン酸の代りに等
モルの以下のアミンを用いて、実施例1と同様の操作を
行うことによって、対応するジオキサジン エーテル化
合物が得られた。
(1)オルタニル酸 (2)メタニル酸 (8)スルファニル酸 (4) 1−ア竃ノナフタレンー8.6−ジスルホン酸 (5)1−アミノナフタレン−4.6.8−}リスルホ
ン酸 (6) 2−アミノナフタレン−1.5−ジスルホン酸 (7) 2−アミノナフタレン−4.8−ジスルホン酸 (8)2−ア【ノナフタレンー8.6.8−トリスルホ
ン酸 (9)2−ア【ノナフタレン−4.6.8−  トリス
ルホン酸 (10)アニリン−2.4−ジスルホン酸(11)アニ
リン (12) N−メチルアニリン (1B) N一エチルアニリン (14) m − }ルイジン (15) p一トルイジン (16) m−クロルアニリン (1?) p−アニシジン ((3)p−アミノ安息香酸 (19)アンモニア (20)エチルア竃ン (21)β−ヒドロキシエチルアミン (4)β−アラニン (2IOタウリン (91) N−メチルタウリン 実施例4 実m例1で用いたアニリン−8−β−スルフ1−トエチ
ルスルホンの代わりに、等モルの下記のア史ンを用い実
施例1と同様の方法によって、対応するジオキサジン 
エーテル化合物を得た。
So,C,H40508H ?2N+SO■C2H40S08H ?2N−c>SO■C2H4oCocH8?O■CH=
CH2 (14)  HgN−(CH2)20C2H4SO2C
2H4Cl(15)  H2N−(CH2)20C2H
4SO2CH=CH2(16)  }12N−(CH2
),QC2H4So2CH=CH2実施例6 実施例1〜4において用いたジオキサジン中間体の代り
に、等モルの遊離酸の形で下記構造式で表わされるジオ
キサジン中間体を用いることによって、対応するジオキ
サジンエーテル化合物を得た。
実施例6 実施例6の(10)のジオキサジン中間体26.7部を
水500部に入れ塩化シアヌル11部を加,tpH6〜
9、0〜8o゜cで反応が終了するまで撹拌し、さらに
メタニル酸10.4部を加え、pH13〜9、10〜4
0″Cで反応が終了するまで撹拌した。この反応液にア
ニリン−8−β−スルファートエチルスルホン16.9
部を加え、pH2〜6、80〜70’Oで反応が終了す
るまで撹拌することによって、遊離酸の形で、下記構造
式で表わされるジオキサジンエーテル化合物を得た。
(λmax=515,550nm) 実施例7 実施例6のメタニル酸の代りに等モルのアニリン−3−
β−スルファ−トエチルスルホンを用いその時の反応p
Hを5〜7とする他は実施例6と同様の操作によって、
遊離酸の形で、下記構造式で表わされるジオキサジンエ
ーテル化合物を得た。
(人max=515s 550nm) υコυ8i 実施例8 実施例1〜7に記載の各々のジオキサジンエーテル化合
物Q.1.0.8および0. 6部を各々水200部に
溶解し、芒硝lO部と木綿10部を加え、60℃に昇温
し炭酸ソーダ4部を加えて1時間染色した。水洗、ソー
ピング、水洗そして乾燥を行い、諸堅牢度に優れ、良好
なピルドアップ性を有する帯青赤色の染色物が得られた
実施例9 実施例1〜7に記載の各々のジオキサジンエーテル化合
物を用いて、以下の組成をもつ色糊を作った。
ジオキサジンエーテル化合物   5部尿    素 
               6部アルギン酸ソーダ
(5%)元糊   50部熱    II}     
          25部重    曹      
          2部バランス        1
8部 この色糊をシルケット加工綿ブロード上に印捺し、中間
乾燥後、100゜Cで5分間スチーミングを行い、場洗
い、ソーピング、湯洗いそして乾燥し、諸堅牢度に優れ
た帯青赤色の捺染物が得られた。
実施例10 遊離酸の形で上記構造式で表わされるジオキサジン中間
体18部を水200部に入れ塩化シアヌル5.5部とア
ニリン2.5−ジスルホン酸7.6部を反応す゜るξと
で得られた縮金物を含む水溶液200部を加え、pH7
〜9、10〜80゜Cで反応が終了するまで撹拌した。
さらにアニリン−8−β−スルファ−トエテルスルホン
8.4部を加え、pH2〜6、80〜70゜Cで反応が
終了するまで撹拌することによって、遊離酸の形で、下
記構造式で表わされるジオキサジン エーテル化合物を
得た。
(スmaX=542* 510nm) 実施例11 実施例10のアニリン−2.5−ジスルホン酸の代りに
等モルの、実施例8に記載の(1)〜(24)のアミン
を用いて、実施例10と同様の操作を行うことによって
、対応するジオキサジン エーテル化合物が得られた。
実施例12 実施例10で用いたアニリン−8−β−スルファ−トエ
チルスルホンの代りに等モルの、実施例4に記載の(1
)〜(16)のア疋ンを用いて、実施例lOと同様の操
作を行うことによって、対応するジオキサジン エーテ
ル化合物が得られた。
実施例18 実施例10〜12において用いたジオキサジン中間体の
代りに、等モルの遊離酸の形で下記構造式で表わされる
ジオキサジン中間体を用いることによって、対応するジ
オキサジン エーテル化合物を得た。
実施例14 実施例10〜18に記載の各々のジオキサジン エーテ
ル化合物0.1、0.8及び0. 6部を各々水200
部に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加え、60゜C
に昇温し炭酸ソーダ4部を加えて1時間染色した。水洗
、ソーピング、水洗そして乾燥を行ない、諸堅牢度に優
れ、良好なピルドアップ性を有する帯赤味青色の染色物
が得られた。
実施例16 実施例10〜18で使用したと同じジオキサジン エー
テル化合物のそれぞれを用いて、以下の組成をもつ色糊
を作った。
ジオキサジン エーテル化合物  5部尿    素 
              5部アルギン酸ソーダ(
6%)元糊   50部熱    @        
        26部重    曹        
        2部バランス        18部 この色糊をシルケット加工綿ブロード上に印捺し、中間
乾燥後、lOO゜Cで5分間スチーミングを行い、湯洗
い、ソービング、湯洗いそして乾燥し、諸堅牢度に優れ
た帯青赤色の捺染物が得られた。
(以下余白) 手続補正書(自発) 1.事件の表示 平成1年特許願第58496号 2.発明の名称 ジオキサジンエーテル化合物およびそれを用いて繊維材
料を染色または捺染する方法 8.補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市中央区北浜四丁目6番88号 (209)住友化学工業株式会社 代表者  森    英 雄 4.代理人 大阪市中央区北浜四丁目6番88号 6.補正の内容 (1)明細書の第8頁、第12行〜同第18行に「8−
および4−カルボキシフェニルアミノ」とあるを、r2
−,8−および4−カルボキシフェニルアミノ」と訂正
する。
(2)明細書の第12頁、第7行;こ「2,8−ジヒド
ロブロピル」とあるを、「2.3−ジヒドロキシブロビ
ル」と訂正する。
(8)明細書の第24頁、第18行と同第14行との間
に、r(25)o−アミノ安息香酸」を加入式(9)お
よび(10)を下記のとおり訂正する。
明細書の第8 8頁、 下から9行目に 「〜 (24)J とあるを、 [〜(2 5 )J と訂正する。
以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)遊離酸の形で、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Xはハロゲンを、Aは置換されていてもよいア
    ルキル、アルコキシもしくはフェノキシ基、または式 ▲数式、化学式、表等があります▼で示される基を、 W__1およびW__2はそれぞれ独立に置換されてい
    てもよい脂肪族または芳香族の架橋基を、Q_1および
    Q_2はそれぞれ独立に置換されていてもよいアミノ基
    または式▲数式、化学式、表等があります▼で 示される基を、R_1、R_2、R_3、R_4および
    R_5は互いに独立に水素または置換されていてもよい
    低級アルキル基を、Y_1、Y_2およびY_3は互い
    に独立に置換基を有していてもよいアルキレン、フェニ
    レンまたはナフチレン基を、Z_1、Z_2およびZ_
    3は互いに独立に−SO_2CH=CH_2または−S
    O_2CH_2CH_2Z′(Z′はアルカリの作用で
    脱離する基を表わす。) を表わす。〕 で示されるジオキサジンエーテル化合物。
  2. (2)W_1およびW_2がそれぞれ独立にC_2〜C
    _4のアルキレン又は1〜2個のスルホ基を有したフェ
    ニレンである請求項1に記載の化合物。
  3. (3)Xが塩素または臭素である請求項1または2に記
    載の化合物。
  4. (4)請求項1〜3のいずれかに記載のジオキサジンエ
    ーテル化合物を用いることを特徴とする繊維材料を染色
    又は捺染する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63170463A (ja) * 1987-01-07 1988-07-14 Sumitomo Chem Co Ltd ジオキサジン化合物及びそれを用いて繊維材料を染色又は捺染する方法
JPS63207859A (ja) * 1987-02-24 1988-08-29 Sumitomo Chem Co Ltd ジオキサジン化合物及びそれを用いて繊維材料を染色または捺染する方法

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