JPH0223697Y2 - - Google Patents

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JPH0223697Y2
JPH0223697Y2 JP6844883U JP6844883U JPH0223697Y2 JP H0223697 Y2 JPH0223697 Y2 JP H0223697Y2 JP 6844883 U JP6844883 U JP 6844883U JP 6844883 U JP6844883 U JP 6844883U JP H0223697 Y2 JPH0223697 Y2 JP H0223697Y2
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JP
Japan
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light
duct
reflective member
elbow portion
elbow
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JP6844883U
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JPS59173835U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエルボ部に階段状のステツプを設け通
行を可能にした光ダクトに関する。
光ダクトは内面に反射部材を貼り付けたダクト
であり、一端開口部に採光口を設け、他端開口部
に放光口を備えている。一般には屋外に採光口を
配置し、地下室等の屋内に放光口を配置し、その
間の光ダクトの部分を地中に埋設する等して配設
するもので、採光口で採り入れた外来光を内面の
反射部材で反射させつつ案内し放光口より室内に
光を放ち、これによつて室内照明等に供するので
ある。
従来の光ダクト要部の縦断側面を第3図に示
し、第3図中B−B線断面図を第4図に示す。こ
れらの図に示されるように、光ダクト30の内面
には全内面について反射部材31が貼り付けられ
ており、この反射部材31で光を反射させて案内
する。ところで、斯くの如き光ダクトは比較的大
きな口径を有しており、保守、点検、清掃等の際
にはダクト内を人が通行することが可能となる。
しかし、光ダクト31の上部と下部を接続する第
3図に示される如きエルボ部30aではその下側
面が傾斜しているため反射部材の表面を滑つてし
まいその中を通行するのが難しく、無理に通行し
ようとすれば高反射率が要求される反射部材の表
面に傷を付ける等の不具合を生じる。
本考案は光ダクトにおける上記欠点を解消すべ
く成されたもので、その目的とする処は、屋外の
外来光を屋内に案内する光ダクトの内部を通行で
きるようにし、光ダクトの保守、点検、清掃等に
おける便宜を図るようにしたことにある。
而して本考案の特徴は、例えば地中に埋設さ
れ、内面の反射部材で外来光を屋内に案内せしめ
る光ダクトにおいて、エルボ部に着脱自在な反射
部材で隠蔽された踏台を設けるようにし、必要に
応じて光ダクト内を容易に通行できるように構成
したことにある。
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
第1図は本考案に係る光ダクトの縦断側面図、
第2図は第1図中A−A線断面図である。
第1図において、光ダクト1は断面が略正方形
の人がその中を通行し得る筒体であつて、この実
施例では略直角に折曲されて形成され、エルボ部
1aを有している。光ダクト1はその略々全体が
地中2に埋設され、一端は地上に現われ屋外に臨
むように配置され、他端は建物の壁部3を貫いて
屋内の部屋の中に臨むように配置される。屋外に
位置する端部4は採光口を構成し、屋内に位置す
る端部5は放光口を構成する。
上記光ダクト1の内面には、エルボ部1aの下
面側を除いてすべての面に高反射率の板状反射部
材6が貼り付けられている。そして、下部外方へ
若干膨出させたエルボ部1aの下側面の反射部材
の配設構造については、側壁1a−1,1a−2
に断面L型の長形の受材7を固設し、下面1a−
3に平行にして且つスペースS1が形成される如く
して受材7,7で側辺を支持させることにより反
射部材6aが設けられる。反射部材6aはその上
辺、下辺において他の反射部材6と連続する如く
して配設される。そして、前記スペースS1には光
ダクト1のエルボ部1aの下面1a−3に固設さ
れた階段状のステツプ8が設けられるのである。
上記において、エルボ部1aに配設される反射
部材6aは固設されるのではなく、簡易に取付
け、取外しを行うことができ、そのために所要の
係止部及び把持部が設けられる。
以上において、通常光ダクト1は採光口4から
外来光を採り入れ、反射部材6,6aで光を案内
し放光口5で光を放ち、屋内照明等の機能を有す
る。そして、光ダクト1の保守、点検、清掃等の
場合に、採光口4又は放光口5から侵入し、把持
部を持つて反射部材6aを取り外せば、下側のス
テツプ8が現われることになり、斯かるステツプ
8を踏台として利用すればエルボ部1aにおいて
滑べることなく、光ダクト1内を通行することが
可能になる。
なお踏台としては上記階段状のステツプの代わ
りに梯子などを使用することもできる。
以上の説明で明らかなように本考案によれば、
屋外と室内をつないで外来光を案内し室内に採り
入れることのできる光ダクトにおいて、傾斜面を
有する光ダクトのエルボ部にその本来の反射作用
に影響を与えることなく、着脱自在の反射部材に
よつて隠蔽して踏台を設けるようにしたため、必
要に応じて踏台を露出させることにより光ダクト
内の通行を容易に行うことができる。これによつ
て光ダクトの保守、点検、清掃を簡易に行うこと
ができ、更には非常の場合に、光ダクトを避難路
として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る光ダクトの構造を示した
縦断側面図、第2図は第1図中のA−A線断面
図、第3図は従来の光ダクト要部の縦断側面図、
第4図は第3図中のB−B線断面図である。 図面中、1は光ダクト、4は採光口、5は放光
口、6は固設された反射部材、6aは着脱自在な
反射部材、7は受材、8はステツプである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エルボ部を有する外来光案内用の光ダクトにお
    いて、エルボ部の下部に踏台を設け、この踏台上
    に踏台を隠蔽する反射部材を着脱自在に配設する
    ようにしたことを特徴とする光ダクト。
JP6844883U 1983-05-07 1983-05-07 光ダクト Granted JPS59173835U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6844883U JPS59173835U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 光ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6844883U JPS59173835U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 光ダクト

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Publication Number Publication Date
JPS59173835U JPS59173835U (ja) 1984-11-20
JPH0223697Y2 true JPH0223697Y2 (ja) 1990-06-28

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ID=30198620

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6844883U Granted JPS59173835U (ja) 1983-05-07 1983-05-07 光ダクト

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CN110107856A (zh) * 2019-04-30 2019-08-09 中国矿业大学 一种地下空间导光管伸缩救灾装置

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CN110107856A (zh) * 2019-04-30 2019-08-09 中国矿业大学 一种地下空间导光管伸缩救灾装置
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JPS59173835U (ja) 1984-11-20

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