JPH02236786A - カラースキャナの画像処理方法 - Google Patents

カラースキャナの画像処理方法

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JPH02236786A
JPH02236786A JP1058692A JP5869289A JPH02236786A JP H02236786 A JPH02236786 A JP H02236786A JP 1058692 A JP1058692 A JP 1058692A JP 5869289 A JP5869289 A JP 5869289A JP H02236786 A JPH02236786 A JP H02236786A
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Fumito Takemoto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、カラースキャナの画像処理方法に関し、特
にカラー原画を線走査して得られた色分.解信号を色修
正,鮮鋭度強調.階調変換等して後に、網掛けしてCM
Y及び墨色の印刷用色分解版を作成するようにした平面
走査型のカラースキャナの画像処理方法に関する。
(従来の技術) 近年、印刷の製版工程に使用される画像入出力システム
として第4図に示すものが提案されており(特開昭59
−11062号)、回転される人力ドラムl上に貼られ
たカラー原稿2を、ディジタイザl4で図形人力された
情報に従フて、回転ずる出力トラムlO上に貼られたカ
ラーペーパー11に点状に画像出力するようにしている
。カラー原稿2は読取ヘッド2lで点状に走査されて色
分解ざれ、その色分解信号CSは対数変換回路3に入力
される。この対数変換回路3で濃度信号DNに変換され
た後、八/D変換器4においてディジタル信号DSに変
換される。このディジタル濃度信号OSは信号処理部5
及びマイクロプロセッサ12に人力され、信号処理部5
で色修正,鮮鋭度強肩(シャープネス),階調変換など
の処理が行なわれ、この処理された画像情報DS^はD
/^変換器6でアナログ信号に変換された後、レーザビ
ームプリンタ内の変調器8に人力され、レーザ発振器7
からのレーザ光を変調して出力ヘッド(図示せず)を介
して出力ドラムlO上のカラーベーバ−11を点状に露
光するようになっている。
一方、データ及び指令人力装置としてのコンソールl6
が用意されており、コンソール!6から入力されたデー
タ等はコンピュータl3に人力され、このコンピュータ
l3で処理された情報が対話型のグラフィックディスプ
レイl5に表示されるようになっている。また、コンピ
ュータ13は更に下位システムのマイクロプロセッサl
2に接続され、マイクロプロセッサl2は^/D変換器
4からの濃度信号DSを入力し、更に信号処理郎5に接
続されて演算処理を行なっている。なお、入力ドラム1
及び出力ドラムlOの位置は図示しない検出器によって
検出され、その位置情報が動作制御部9に人力されるよ
うになっており、同時にこの動作制御部9によりこれら
入出力ドラムl及びlOの位置関係を相対的に駆動制御
するように、マイクロプロセッサl2に接続されている
。また、ディジタイザl4は装置固有の原点座標及びX
−Y軸を有するが、信号処理によって任意の点へ原点を
移動したり、座標の回転も容易に行なうことができる。
これらディジタイザl4と人カドラム1上の画像位置は
、共通する複数の位置にビン等のガイドを設けることに
より対応関係がつくようになっている。そして、ディジ
タイザl4はコンピュータl3に接続され、画像の形状
や所望の位置座標を入力できるようになっている。
しかしながら、かかる画像人出力システムは、分解条件
や処理条件の決定に熟綽オペレータを必要とし、し々)
も条件の決定に要する時間は、実際にスキャナが作動す
る時間よりもかがフでぃた。
特に信号処理に必要とされる画像のハイライト点及びシ
ャドー点の決定は仕上りの品質を左右するものであり、
オペレータが最も注意を払って設定していた。更に従来
のカラースキャナはオペレーションが複雑で、オペレー
タの心理的負担が大きかった。
最近では、このような欠点を解決したカラースキャナの
画像処理方法が提案されており、面倒な原稿貼りのない
操作性の良いオペレーションで、原稿データの自動解析
によるよって濃度累積ヒストグラムを求めてハイライト
点及びシャドー点の各候補点をカラーモニタに表示し、
表示画像に合せてハイライト点及びシャドー点を指定す
ることにより画像上の斤望位置に合わせて画像処理する
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述した従来の方法では、表示するハイライ
ト点及びシャドー点はある閾値を基準に一律に決定して
いるので、木来ハイライト点及びシャドー点にはなり得
ない小さなゴミによるものまでもその候補として表示さ
れてしまうという問題点があった。
この発明は上述のような事情から成されたものであり、
この発明の目的は、熟練オペレータの経験等を必要とし
ないで、真のハイライト点またはシャドー点を選定する
ことができるカラースキャナの画像処理方法を提供する
ことにある。
発明の構成; (課題を解決するための手段) この発明は、カラー原稿を収納した原稿カセットを受取
する原稿台と、この原稿台に受取された原稿カセットを
線状に照明する光源と、前記カラー原稿の線状領域の透
過光又は反射光をR , G , Bに色分解して検出
するイメージセンサと、前記カラー原稿の線走査によっ
て前記イメージセンサから出力されるRG[l画像信号
を処理してC,M,Y及び墨色の4色画像データを出力
する信号処理部と、前記4色画像データの画像を表示す
るために前記信号処理部に接続されたカラーモニタと、
前記信号処理部に必要なデータを入力すると共に、前記
信号処理部に必要なデータ人力手段、前記4色画像デー
タに網掛けをして印刷用色分解版を作成する出力手段と
を具備した平面走査型のカラースキャナの画像処理方法
に関し、この発明の上記目的は、前記画像データをブロ
ックに分割し、各プロ・ツタ毎にC,M,Yそれぞれに
ついて濃度平均値を求め、C,M,Yのそれぞれの濃度
が特定の範囲にあるハイライト空間またはシャドー空間
に属する前記ブロックについて、8方向近接ブロックの
関係にあるブロックの塊を1つのハイライト点またはシ
ャドー点とみなして、特定の面積以上の前記ハイライト
点またはシャドー点を前記カラーモニタに表示すること
によって達成される。
る。
(作用) この発明にあっては、カラー原画を線走査して得られた
色分解信号を色修正,鮮鋭度強調.階調変換等して後に
、網掛けしてCMY及び墨色の印刷用色分解版を作成す
るようにした平面走査型カラースキャナにおいて、画像
データをブロックに分割し、ハイライト空間または、シ
ャドー空間に属するブロックについて8方向近接ブロッ
クの関係にあるブロックの塊を1つのハイライト点また
はシャドー点とみなして、特定の面積以上のものを表示
することにより、ハイライト点またはシャドー点となり
得ない小さなゴミによるものを除くことができる。
(実施例) 以下、図面に基づいてこの発明の実施例について詳細に
説明する。
第1図はこの発明を適用したカラースキャナの外観構成
を示しており、中央部に原稿画像を人力するスキャナ1
00を有し、スキャナ100の上部には出力画像をカラ
ー表示するためのカラーモニタ200が設置され、スキ
ャナ100は本体デスク101の上に載置されている。
スキャナl00の前方には後述する原稿カセットを受取
し、装置内に摺動して納められカラー原稿を平面走査す
るようになっている原稿台110が設けられている。本
体デスク101の上には、更にオペレータが操作して必
要なデータ.指令等を人力するデータ人力装置300が
置かれており、本体デスク101の下方には、読取った
原稿の画像データを処理してC,M,Y及び墨(κ)の
色信号を出力する信号処理部400が設置されている.
データ入力装置300には、オペレータがデータを人力
するためのマウス等を有するボード部301と必要な情
報を表示するためのCRT302とが設けられている。
また、信号処理部400で処理されたデータに基づいて
綱がけフイルムを出力して色分解版を作成する出力[5
00が設置され、出力機500から出力された色分解フ
イルムを現像する自動現像機600が設けられている。
なお、各装首の配置は第1図に限定されるものではない
第2図はスキャナ100の原稿台110の構造を示して
おり、筐体状の原稿台110の全体は、これに連結され
た移動部材Illとこの移動部材illに接続されたワ
イヤ112,モータ113とによって副走査方向に走査
されるようになっている。また、原稿台110内には、
モータ114によって図示方向に回転される回転台受1
15が設けられており、回転台受115の中央部には原
稿カセット102を受容するカセット受103が設けら
れており、回転台受115の全体は、これに連結された
移動部材116とこの移動部材116に接続されたワイ
ヤ117,モータ118とによってトリミング方向に走
査されるようになっている。なお、移動部材Ill及び
116はスクリュー棒とナットの関係で走査されても良
い。また、原稿台110の副走査方向の始端部上面には
、画像の読取開始時に倍率調整用チャートを読取って光
学系を調整するための補正用領域104が設けられてい
る。
また、第3図はスキャナ100の人力部光学系を示して
おり、カセット受103に受容された原稿カセット10
2は、下方に配設されたライン状のアパーヂャ型蛍光灯
121によって照射される。原稿カセット102内には
例えばカラーリバーサルフイルム等のカラー原IIV2
oが収納されており、反射防止型の1対の透明な原稿保
持用ガラス122及び123で扶持されている。原稿カ
セット102を透過した画像光は所定倍率の結像レンズ
124に入力され、その上部に連結されている色分解プ
リズム125に人力されてR,G,[1の3原色に色分
解される。色分解されたRG8 3色の光はそれぞれC
CD等で成るイメージセンナ126R,126G.12
6Bに人力され、RGBの画像信号PSに変換される。
なお、結像レンズ124は複数個用意されており、ター
レット等によって指定倍率のレンズ系に交換できるよう
になっている。第4図は蛍光灯121 とカラー原稿1
20との走査関係を示し、線状の主走査ライン120^
が同時に読取られ、副走査方向に走査されることによっ
て全体の画像が読取られる。
さらに、第5図は出力機500の概略構成を示しており
、出力機500は信号処理部400のスレーブとして動
作し、RS−232Gによって転送されるコマンドに対
して一定の制御シーケンスを実行し、結果の状態をポス
トである信号処理部400のCPll401へ返信する
。すなわち、CPU401から出力機500にスデータ
スチェック信号が送られると、出力機500は露光でき
る状態であれば“ready”信号を送信し、次にCP
U401から送られて来る露光準備の間合せ信号に対し
て“OK”信号を返信して露光を行なう。信号処理部4
00から送られて来る画像信号は、後述する網掛回路5
31で網掛処理されることによってO N/O F F
信号に変換され、レーザダイオードで成るレーザー整形
光@, 5 0 1から発光されたレーザ光502によ
って感光材料503に露光される。レーザ光502の主
走査にはレゾナントスキャナ504が用いられ、主走査
されたレーザ光はfθレンズ505及びミラー506を
介して副走査ドラム510上の感光材料503を露光す
る。副走査ドラム510はレーザー光502に対する副
走査を行ない、ドラム回転はPLL制御のOCサーボモ
ータによフて行なわれる。また、感光材料503は感光
マガジン511内に収納されており、搬送ローラを介し
て副走査ドラム510上を経て搬送され、カッタ512
で所定長さにカットされて排出されるようになっている
網掛回路531の網掛処理は、画像信号と8ビットのし
きい値の集合(網データ)を順次比較することにより行
なうディジタル方式であり、網データは標準のものはR
OMで有し、それ以外のものはオプションとして設けら
れているフロツビディスクからロードするようになって
いる。出力機500は信号処理部40θに対して常にス
レーブであり、RS−232Cによって送られて来るコ
マンドに対して一定のシーケンスを行ない、結果の状態
を返信する機能しか有しておらず、自分自身から通信を
起勤することはない。
このような構成となっていることから、露光時の一連の
シーケンスは信号処理部400が通信によって出力機5
00を管理することによって行なわれる。出力機500
は更に、イニシャルロ一ド,クリニング,カット,感材
残量レジスタのセットなどのfエ号処理部400のパネ
ルから起動できる機能を・持つ。ここでイニシャルロー
ドは、感材マカジン511を装着した場合あるいはジャ
ム発生でカバーを開けた場合に、感光材料503を所定
の位置まで送って光があたった(かぶった)部分をカツ
]・し、初期状態とする処理である。また、クリーニン
グは感光材料503を一定量引出しカット後に自現機6
00に送出すことによって自現機600を動作させ、現
像液、定着液、水洗水などの補給を行なわせる処理であ
り、カットは露光の為に引出された感光材料503をカ
ットして排出する処理である。さらに、感材残量レジス
タのセットは、感材マガジン511の装着時に感材残量
をセットすればカット.排出の度にこれが減算されて表
示される機能である。
カラースキャナの内部構成は第6図に示すようになって
おり、スキャナ100のイメージセンサ126R.12
6G,126Bから出力されるIIG[l画像信号ps
は信号処理部400に人力ざれる。信号処理部400は
全体の制御を行なうCPU401を有し、等価中性濃度
(Equivalent Neutral Densi
ty)変jfQ402,色修正403.拡大又は縮小4
04,鮮鋭度強調405,階調変換406,墨版生成4
07を必要に応じて行なうようになっており、必要なデ
ータの読出や格納を行なうための記憶手段としてフロッ
ピーディスク410及びハードディスク411が接続さ
れている。
また、信号処理部400にはカラーモニタ200及びデ
ータ入力装置300が接続されており、信号処理された
C,M,Y,κ (墨)の4色の色信号は出力機500
に送られ、網掛回路502及び駆動回路503を介して
レーザー整形光源501を発光する。網掛回路502及
び駆動回路503はCPII501で制御されるように
なっている。
このような構成において、その動作を第7図のフローチ
ャートを参照して説明する。
先ず、原稿カセット102をスキャナ100にセットす
るが(ステップSl) ,原稿カセット102はカセッ
ト受103に入れられ、オペレータはデータ人力装置3
00のボート部301によって条件セットアップのモー
ド(自動,プレセット.手動)を指定する(ステップS
2)。自動モードが選択されると条件設定のためのプレ
スキャンが行なわれ(ステップS3)、プレセットモー
ドが選択されると記憶手段に予め格納されている条件デ
ータが読出され(ステップS4)、手動モードが選択さ
れるとボード部301より手動で条件データを人力する
(ステップS5)。条件データとは色修正のための係数
値、鮮鋭度強調のためのシャープネス係数や階調変換の
傾ぎ等であり、プレスキャンによる自動設定は、たとえ
ば本出願人による特開昭62−111569号公報や特
開昭62−111570号公報に示される方法によって
設定する。このようにして設定された条件はCRT30
2に表示され、この条件に対して、修正が必要であれば
オペレータは手動で設定条件を修正し(ステップS6)
、その後に条件データの蓄積を行なう(ステップS7)
上述のような前処理の後、人力された原稿カセット10
2のカラー原g4120の画像を読取るが、この場合、
原稿カセット!02は回転台受115によって回転され
、移動部材116によってトリミング方向に、移動部材
Illによって副走査方向にそれぞれ移動され、第4図
に示すようなライン12OAの領域が主走査される。蛍
光灯121から照射ざれ透過した光は結像レンズ124
に人力され、色分解プリズム125でRGBに色分解さ
れてからそれぞれイメージセンサ126R,126G,
126Bに結像される。イメージセンサ12611N1
26Bからは検出されたlライン分の画像信号PSが出
力され、信号処理部400に人力されてEND変換40
2,色修正403,拡大又は縮小404.鮮鋭度強調4
05,階調変換406.墨版生成407の各処理が前記
設定さハだ条件で施される。色修正はたとえば特開昭5
8−178355号公報で示されるような方法で、鮮鋭
度強調はたとえば特開昭60−54570号公報で示さ
れるような方法で行なう。また、END変換や階調変換
を含めて、特開昭59−11062号公報で示される方
法を用いても良い。前記階調変換ではハイライト点及び
シャドー点によって変換特性が大きく異なってしまい、
この発明では以下に述べる方法を用いて決定している。
すなわち、第8図のフローに示すように、先ず読取った
画像データを第lO図のようにnxn画素の小ブロック
に分割し、各ブロック毎に[:,M,Yそれぞれについ
て濃度平均値を求める(ステッフS101。このとき、
第9図に示すようにc,M,Y ?a度についての3次
元空間内にハイライト空間及びシャドー空間を想定する
。すなわち、グレー軸を中心として、例えば濃度の低い
部分に円錐台を想定してハイライト空間とみなし、濃度
の高い部分に円錐台を想定してシャドー空間とみなす。
そこで、想定したハイライト空間及びシャドー空間内に
含まれるブロックの数の全体に対する割合(頻度)を求
める(ステップSll)。次に、求めたそれぞれの頻度
が、任意に定めた閾値α(例えば1%)より大きいか小
さいかを判定する(ステップ512)。閾値αより共に
小さければ、ハイライト点及びシャドー点はないものと
みなす(ステップS13)。
一方、閾値αより大きければ、シャドー点については、
第11図に示すような8方向近接ブロックの位置関係に
あるブロック群を1つのシャドー点とみなし、それらに
ついてある面積以上のものをカラー千二夕200に表示
する(ステップs14)。また、ハイライト点について
も 先ず同様に8方向近接ブロックの位置関係にあるブ
ロック群を一つのハイライト点とみなし、それらについ
てある面積以上のものを求めてハイライト点候補(第1
2図参照)とする(ステップSl5)。次に、各ハイラ
イト点候補について、3次元空間内におけるそのブロッ
クの分布により、それがハイライト点か否かを判断する
。その判断の方法を第13図に基づいて説明する。そこ
で、各ハイライト点候補について、そのハイライト点を
構成している各ブロックから3次元空間内における重心
を求め、その重心のグレー軸からの距@dを求める。ま
た、そのハイライト点を構成している各ブロックからそ
のブロックのばらつきの方向を求め、その方向ベクトル
とグレー軸の方向ベクトルとの内積を演算することによ
り、ブロックのばらつきの方向ベクトルとグレー軸との
平行度(角度θ)を求める。また、そのハイライト点を
構成している各ブロックとばらつきの方向ベクトルとの
相関度を求める。
このように、各ハイライト点候補について、そのブロッ
クの重心とグレー軸との距@d,そのブロックの方向ベ
クトルとグレー軸との平行度.及び方向ベクトルと各ブ
ロックの相関度を求める。そして、その距jjllld
がある閾値より小さく、その平行度及び相関度がある程
度以上のハイライト点候補をハイライト点として選択す
る。その根拠は、本来のハイライト点周辺というのは色
あいはなく(グレー釉に近い)明度のみが変化するもの
であり、色かぶりなどの影響で多少色あいが加わっても
(グレー軸から隔れでも)その特性は保たれていなけれ
ばならないからである。つまり、距離dがある程度大き
くなっても、その平行性及び相関性は保たれる。
そして、このようにして得られたハイライト点をカラー
モニタ200に表示する(ステップ516)。
尚、ハイライト空間及びシャドー空間をシャドー側に広
がる円錐台としたのは、シャドー側に近づくにつれて視
感度が落ちるからである。
以上のようにして、得られるべき真のハイライト点及び
シャドー点が自勅的に求められて表示される。
(変形例) 尚、上述した実施例においては、シャドー点及びハイラ
イト点候補を限定する際にある面積以上のものとしたが
、この方法に限られることはなく、例えば面積の大きい
ものから個数を限定する方法でもよい。
また、ハイライト空間及びシャドー空間の設定のしかた
も、画像データの特性等に応じて可変にすることも考え
られる。
更に、白黒画像に対しても8方向近接ブロックの概念は
有効であるので木来ハイライト点及びシャドー点にはな
り得ないものは自動的に除外される。
発明の効果; 以上のようにこの発明のカラースキャナの画像処理方法
によれば、画像データをブロックに分割し、ハイライト
空間及びシャドー空間に属するブロックについて8方向
近接ブロックの関係にあるブロックの塊を1つのハイラ
イト点またはシャドー点とみなして特定の面積以上のも
のを表示することにより、ハイライト点またはシャドー
点とはなり得ない小さなゴミを除いて、熟練オペレータ
の経験等を必要としないで真のハイライト点またはシャ
ドー点を選定することがきる。
また、ハイライト空間またはシャドー空間の領域を、C
,M,Yの3次元濃度空間において、グレー軸を中心と
してそれぞれ濃度の低い領域における円錐台または濃度
の高い領域における円錐台の内部とすることにより、ハ
イライト点及びシャドー点の定義を明確化できると共に
、融通性を持たせることができる. 更に、特定の面積以上のハイライト点から、3次元濃度
空間において、構成する各ブロックの物理的重心が前記
グレー軸から特定の距隙以内にあり、且つ各ブロックの
分布方向ベクトルがグレー軸と特定の平行度以上を保ち
、尚且つ各ブロックが分布方向ベクトルと特定の相関度
以上を保っているハイライト点を限定して表示すること
により、真のハイライト点を特定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す外観構成図、第2図
はこの発明の原稿台の一例を示す構造図、第3図は画像
人力部の光学系を示す図、第4図は光源と原稿との関係
を示す図、第5図は出力機の一例を示す構造図、第6図
はこの発明の回路系を示すブロック図、第7図はこの発
明の動作例を示すフローチャート、第8図はこの発明の
動作例を示すフローチャート、第9図はC,M,Yの3
次元濃度空間におけるハイライト空間及びシャドー空間
を示す図、第lO図は画像データのブロック分割を説明
するための図、第11図は8方向近接ブロックの位置関
係を説明するための図、第12図はハイライト点候補の
表示例を示す図、第13図はハイライト点の限定方法を
説明するための図、第14図は従来の画像入出力システ
ムの一例を示すブロック図である。 100・・・スキャナ、102・・・原稿カセット、1
1G・・・原稿台、200・・・カラーモニタ、300
・・・データ人力装置、301・・・ボード部、302
・・・CRT , 400・・・信号処理部、4lO・
・・フロッピーディスク、411・・・ハードディスク
、500・・・出力機、600・・・自動現像機.佑 
I 目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラー原稿を収納した原稿カセットを受取する原稿
    台と、この原稿台に受取された原稿カセットを線状に照
    明する光源と、前記カラー原稿の線状領域の透過光又は
    反射光をR、G、Bに色分解して検出するイメージセン
    サと、前記カラー原稿の線走査によって前記イメージセ
    ンサから出力されるRGB画像信号を処理してC、M、
    Y及び墨色の4色画像データを出力する信号処理部と、
    前記4色画像データの画像を表示するために前記信号処
    理部に接続されたカラーモニタと、前記信号処理部に必
    要なデータを入力すると共に、前記カラーモニタの表示
    位置を指示するデータ入力手段と、前記4色画像データ
    に網掛けをして印刷用色分解版を作成する出力手段とを
    具備したカラースキャナの画像処理方法において、前記
    画像データをブロックに分割し、各ブロック毎にC、M
    、Yのそれぞれの濃度平均値を求め、C、M、Yのそれ
    ぞれの濃度が特定の範囲にあるハイライト空間またはシ
    ャドー空間に属する前記ブロックについて、8方向近接
    ブロックの関係にあるブロックの塊を1つのハイライト
    点またはシャドー点とみなして、特定の面積以上の前記
    ハイライト点またはシャドー点を前記カラーモニタに表
    示するようにしたことを特徴とするカラースキャナの画
    像処理方法。 2、前記ハイライト空間またはシャドー空間は、C、M
    、Yの3次元濃度空間において、グレー軸を中心として
    それぞれ濃度の低い領域における円錐台または濃度の高
    い領域における円錐台をその領域とするようにした請求
    項1に記載のカラースキャナの画像処理方法。 3、特定の面積以上の前記ハイライト点から、前記3次
    元濃度空間において、構成する各ブロックの物理的重心
    が前記グレー軸から特定の距離以内にあり、且つ各ブロ
    ックの分布方向ベクトルが前記グレー軸と特定の平行度
    以上を保ち、尚且つ各ブロックが前記分布方向ベクトル
    と特定の相関度以上を保っているハイライト点を限定し
    て前記カラーモニタに表示するようにした請求項1に記
    載のカラースキャナの画像処理方法。 4、前記ハイライト空間またはシャドー空間に属する前
    記ブロックの数の全体ブロック数に対する割合が特定の
    値以下の場合には、ハイライト点及びシャドー点はない
    ものとするようにした請求項1に記載のカラースキャナ
    の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH10191062A (ja) * 1996-11-08 1998-07-21 Seiko Epson Corp カラー画像の黒点および白点の検出システムおよび方法

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