JPH0223601A - 磁気記録用磁性粉 - Google Patents
磁気記録用磁性粉Info
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- JPH0223601A JPH0223601A JP63173111A JP17311188A JPH0223601A JP H0223601 A JPH0223601 A JP H0223601A JP 63173111 A JP63173111 A JP 63173111A JP 17311188 A JP17311188 A JP 17311188A JP H0223601 A JPH0223601 A JP H0223601A
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
- Compounds Of Iron (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は、特に高密度磁気記録に適した磁気記録用磁性
粉に関する。
粉に関する。
(従来の技術)
塗布形の磁気記録用媒体は、ポリエチレンテレフタレー
ト等の非磁性支持体と、この支持体上に設けられた磁性
粉および樹脂バインダを主成分とする磁性層とから構成
されている。
ト等の非磁性支持体と、この支持体上に設けられた磁性
粉および樹脂バインダを主成分とする磁性層とから構成
されている。
磁性粉としては、従来よりγ−Fe203、CrO2、
co−γFe2O3等の針状磁性粉が広く用いられてい
る。
co−γFe2O3等の針状磁性粉が広く用いられてい
る。
最近、磁気記録密度の大幅な向上を図るために、垂直磁
気記録のできる磁気記録用媒体が強く望まれており、こ
れに適する磁気記録用磁性粉として六方晶系フェライト
の超微粒子状磁性粉を用いたものか研究され、高密度記
録が可能であることが見出されている。
気記録のできる磁気記録用媒体が強く望まれており、こ
れに適する磁気記録用磁性粉として六方晶系フェライト
の超微粒子状磁性粉を用いたものか研究され、高密度記
録が可能であることが見出されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかし六方晶系フェライトは、通常それ自体では保磁力
(Hc)が高過ぎて磁気記録ができないため、構成原子
の一部を特定の原子で置換して保磁力(He)の低減化
を行うことか必要になるが、このような置換操作を行う
と、例えばCo−Tl置換型Baフェライト等では、置
換前と比較してその飽和磁化(σ )か低下するという
欠点を有していた。
(Hc)が高過ぎて磁気記録ができないため、構成原子
の一部を特定の原子で置換して保磁力(He)の低減化
を行うことか必要になるが、このような置換操作を行う
と、例えばCo−Tl置換型Baフェライト等では、置
換前と比較してその飽和磁化(σ )か低下するという
欠点を有していた。
ところでBaフェライトの置換固溶体では、置換しない
ものに比べて飽和磁化(σ )が向上することが知られ
ている(例えば、東北大学科学、1lIlll+研究所
報告第18巻 第2−3号 昭和44年 第61〜69
頁参照)。
ものに比べて飽和磁化(σ )が向上することが知られ
ている(例えば、東北大学科学、1lIlll+研究所
報告第18巻 第2−3号 昭和44年 第61〜69
頁参照)。
3+
すなわち、BaフェライI’ (Babe120,9)
のFeイオンをIn 、(Zn2+Ge”)、(Zn
2+−Nb5+)3+ あるいは(Zn2” −Ta””)で置換して得られる
置換固溶体では、置換前よりも飽和磁化(σ )か高く
なっている。
のFeイオンをIn 、(Zn2+Ge”)、(Zn
2+−Nb5+)3+ あるいは(Zn2” −Ta””)で置換して得られる
置換固溶体では、置換前よりも飽和磁化(σ )か高く
なっている。
しかしこのような置換固溶体では、飽和磁化(σ )の
向上が明瞭に観察できるのは室温以下の温度条件下であ
り、温度が上昇するにつれて飽和磁化(σ )は低下し
てしまう。したかって、これらの置換固溶体を室温ある
いは高温で高い飽和磁化(σ )を必要とする磁気記録
用磁性粉に用いることは・不適当てあった。
向上が明瞭に観察できるのは室温以下の温度条件下であ
り、温度が上昇するにつれて飽和磁化(σ )は低下し
てしまう。したかって、これらの置換固溶体を室温ある
いは高温で高い飽和磁化(σ )を必要とする磁気記録
用磁性粉に用いることは・不適当てあった。
本発明は、このような従来の問題を解決すべくくなされ
たもので、磁気記録に適した範囲となるよう、上記六方
晶系フェライトの飽和磁化(σS)の向上および保磁力
(Ilc)の低減化のなされた磁気記録用磁性粉を提供
することを目的とする。
たもので、磁気記録に適した範囲となるよう、上記六方
晶系フェライトの飽和磁化(σS)の向上および保磁力
(Ilc)の低減化のなされた磁気記録用磁性粉を提供
することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
第1の発明の磁気記録用磁性粉は、
一般式
%式%
(式中、八はBas 5rSPbまたはCaを表わし、
DはTi5SnおよびGeの4価の金属から選ばれた
1種以上を表ワシ、N−5,5〜10.0.0.7≦X
≦1.4.0< (X−Y) ≦1.4、O< a
≦0.35を表ワス。)で示される六方晶系フェライト
磁性粉からなることを特徴としている。
DはTi5SnおよびGeの4価の金属から選ばれた
1種以上を表ワシ、N−5,5〜10.0.0.7≦X
≦1.4.0< (X−Y) ≦1.4、O< a
≦0.35を表ワス。)で示される六方晶系フェライト
磁性粉からなることを特徴としている。
第2の発明の磁気記録用磁性粉は、
一般式:
%式%
(式中、AはBas 5r1PbまたはCaを表わし、
DはV 、Nb、 Taおよびsbの5価の金属から選
ばれた 1種以上を表わし、N−5,5−10,0,0
,7≦X≦ 1.4、0< (X−Y) ≦1.4、
Q<α≦ 0.2を表わす。)で示される六方晶系フ
ェライト磁性粉からなることを特徴としている。
DはV 、Nb、 Taおよびsbの5価の金属から選
ばれた 1種以上を表わし、N−5,5−10,0,0
,7≦X≦ 1.4、0< (X−Y) ≦1.4、
Q<α≦ 0.2を表わす。)で示される六方晶系フ
ェライト磁性粉からなることを特徴としている。
また、第3の発明の磁気記録用磁性粉は、一般式:
%式%
(式中、AはBa5SrSPbまたはCaを表わし、D
はνおよびMOの6価の金属から選ばれた 1種以上を
表わし、 N−5,5〜10.0.0.9≦X≦ 1.
4.0<(X−Y) ≦1.4、Q< a ≦0.1を
表わす。)で示される六方晶系フェライト磁性粉からな
ることを特徴としている。
はνおよびMOの6価の金属から選ばれた 1種以上を
表わし、 N−5,5〜10.0.0.9≦X≦ 1.
4.0<(X−Y) ≦1.4、Q< a ≦0.1を
表わす。)で示される六方晶系フェライト磁性粉からな
ることを特徴としている。
本発明に用いられる六方晶系フェライトには、例えばM
型(Magnetoplumbite Hpe) 、W
型の六方晶系の、Baフェライト、Srフェライト、P
bフェライト、Caフェライトあるいはこれらの固溶体
、もしくはイオン置換体等が包含される。
型(Magnetoplumbite Hpe) 、W
型の六方晶系の、Baフェライト、Srフェライト、P
bフェライト、Caフェライトあるいはこれらの固溶体
、もしくはイオン置換体等が包含される。
本発明にお゛いて、NおよびC05TISSn、 Ge
s V、Nb% Ta% 5bSW 、No等の置換量
のx、yの範囲を上記のように限定したのは次の理由に
よる。
s V、Nb% Ta% 5bSW 、No等の置換量
のx、yの範囲を上記のように限定したのは次の理由に
よる。
すなわち、Nは6の値をとったとき完全な六方晶系フェ
ライトを形成するが、実用上は、5.5〜10.0の範
囲で充分所望の特性を有する大方晶系フェライト粉末が
得られるがらである。
ライトを形成するが、実用上は、5.5〜10.0の範
囲で充分所望の特性を有する大方晶系フェライト粉末が
得られるがらである。
またXか0.7未満(第3の発明では0.9未満)であ
ると得られる六方晶系フェライト粉末の保磁力が200
00[!を越えるようになってヘッド磁界が飽和減少を
起こして磁気記録が困難となり、逆にXが1.4を越え
ると得られる六方晶系フェライトの保磁力が2000e
未満になってこれを用いた磁気記録媒体は記録信号の保
持が困難になるためである。
ると得られる六方晶系フェライト粉末の保磁力が200
00[!を越えるようになってヘッド磁界が飽和減少を
起こして磁気記録が困難となり、逆にXが1.4を越え
ると得られる六方晶系フェライトの保磁力が2000e
未満になってこれを用いた磁気記録媒体は記録信号の保
持が困難になるためである。
また、(X−Y)の値が0.7より大きくなると角形比
が低下し、媒体出力が低下するようになり、特に 1.
4より大きくなると実用上問題が生ずるようになる。
が低下し、媒体出力が低下するようになり、特に 1.
4より大きくなると実用上問題が生ずるようになる。
なお、本発明の磁性粉においては、六方晶系フェライト
結晶の平均粒径は0.02μm −0,2μ■の範囲と
することが望ましい。0.02μm未満では、磁化およ
び保磁力が減少して磁気記録用媒体の再生出力が低下し
、逆に0.2μmを越えると、多磁区構造となって高密
度記録の際に再生時のノイズが著しくなる。
結晶の平均粒径は0.02μm −0,2μ■の範囲と
することが望ましい。0.02μm未満では、磁化およ
び保磁力が減少して磁気記録用媒体の再生出力が低下し
、逆に0.2μmを越えると、多磁区構造となって高密
度記録の際に再生時のノイズが著しくなる。
また、前述した理由により本発明の六方晶系フェライト
粉末の保磁力は、2000e、〜20000e、の範囲
にあることが望ましい。
粉末の保磁力は、2000e、〜20000e、の範囲
にあることが望ましい。
本発明の磁性粉を製造する方法としては、例えば、目的
とする六方晶系フェライトを形成するのに必要な各元素
の酸化物、炭酸化物等をホウ酸のようなガラス形成物質
とともに溶融し、得られた融液を急冷してガラスを形成
し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目的とす
るフェライトの結晶を析出させ、最後にガラス成分を酸
処理によって除去するガラス結晶化法の他、共沈−焼成
法、水熱法等が適用可能であるが、特にこの内力ラス結
晶化法が好適である。
とする六方晶系フェライトを形成するのに必要な各元素
の酸化物、炭酸化物等をホウ酸のようなガラス形成物質
とともに溶融し、得られた融液を急冷してガラスを形成
し、次いでこのガラスを所定温度で熱処理して目的とす
るフェライトの結晶を析出させ、最後にガラス成分を酸
処理によって除去するガラス結晶化法の他、共沈−焼成
法、水熱法等が適用可能であるが、特にこの内力ラス結
晶化法が好適である。
本発明の六方晶系フェライト磁性粉は、通常バインダ樹
脂と共に、支持体表面に塗布されて磁気記録用媒体とし
て用いられる。この磁性微粒子と共に磁性層を構成する
バインダ樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニリデン系共重合体、アクリル酸エス
テル系共重合体、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体
、エポキン樹脂あるいはこれらの2種以上の混合物等が
用いられる。また磁性層中には前記磁性粉やバインダ樹
脂の他に分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等の添加
剤を必要に応じて適宜含有させることができる。
脂と共に、支持体表面に塗布されて磁気記録用媒体とし
て用いられる。この磁性微粒子と共に磁性層を構成する
バインダ樹脂としては、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニリデン系共重合体、アクリル酸エス
テル系共重合体、ポリビニルブチラール系樹脂、ポリウ
レタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、セルロース誘導体
、エポキン樹脂あるいはこれらの2種以上の混合物等が
用いられる。また磁性層中には前記磁性粉やバインダ樹
脂の他に分散剤、潤滑剤、研磨剤、帯電防止剤等の添加
剤を必要に応じて適宜含有させることができる。
(作 用)
本発明の磁気記録用磁性粉は、フェライトを構成するF
e原子の一部が、COと、Dて示したTi1Sns G
e、 V 、Nbs Ta、 Sbq WおよびMOの
少なくとも 1種で置換されており、磁気記録用磁性粉
として適当な保磁力を有するとともに、CoよりもDて
示した元素の置換量を少なくする効果により、高い飽和
磁化を有している。
e原子の一部が、COと、Dて示したTi1Sns G
e、 V 、Nbs Ta、 Sbq WおよびMOの
少なくとも 1種で置換されており、磁気記録用磁性粉
として適当な保磁力を有するとともに、CoよりもDて
示した元素の置換量を少なくする効果により、高い飽和
磁化を有している。
(実施例)
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例1〜9
化学式:
%式%
で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、x−1
,10として(X−Y)−0、l Olo、40.07
0.080、1.lOとした 5種類と、x−0,70
、(X−Y)−0,25と x−1,40、(X−Y)
−0,[ioとした2種類のCo−Ti置換のBaフェ
ライトと、化学式; %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、x−1
,15で(X−Y)−0,50としてTj/5n−0,
50,0,20とした 2種類のCo−Ti−8n置換
のBaフェライトとをガラス結晶化法により作製した。
,10として(X−Y)−0、l Olo、40.07
0.080、1.lOとした 5種類と、x−0,70
、(X−Y)−0,25と x−1,40、(X−Y)
−0,[ioとした2種類のCo−Ti置換のBaフェ
ライトと、化学式; %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、x−1
,15で(X−Y)−0,50としてTj/5n−0,
50,0,20とした 2種類のCo−Ti−8n置換
のBaフェライトとをガラス結晶化法により作製した。
まずB2O3・BaOガラスに上記Baフェライト組成
を構成するように調合されたBaO、Pe203、Co
o、TiO2を同時に加えて、1350℃にて溶融し、
圧延急冷して上記成分を含むガラスを作製した。
を構成するように調合されたBaO、Pe203、Co
o、TiO2を同時に加えて、1350℃にて溶融し、
圧延急冷して上記成分を含むガラスを作製した。
次に、このガラスを800℃で4時間加熱することによ
りガラスマトリックス中に、Co−Ti置換のBaフェ
ライトを析出させた。最後にこのガラスを酢酸で洗浄し
てCo−Ti置換のBaフェライト磁性粉を得た。
りガラスマトリックス中に、Co−Ti置換のBaフェ
ライトを析出させた。最後にこのガラスを酢酸で洗浄し
てCo−Ti置換のBaフェライト磁性粉を得た。
またフェライi・組成に5n02を用いたCo−Ti−
8n置換のBaフェライI・も同様にして得た。
8n置換のBaフェライI・も同様にして得た。
得られた磁性粉の飽和磁化(σ )は、いずれも59.
0〜02.Ocmu/gてあった。また、平均粒径はそ
れぞれ約800人と微細なものであった。
0〜02.Ocmu/gてあった。また、平均粒径はそ
れぞれ約800人と微細なものであった。
得られた磁性粉の保磁力(lie)および飽和磁化(σ
)の値を第1表および第2表に示す。
)の値を第1表および第2表に示す。
また、本発明との比較のために、Co−T i置換およ
びGo−′ri−3n置換のBaフェライトにおいて、
上記実施例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設
定して製作したBaフェライト(比較例1〜5)の保磁
力(He)および飽和磁化(σS)の値も併せて第1表
および第2表に示す。
びGo−′ri−3n置換のBaフェライトにおいて、
上記実施例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設
定して製作したBaフェライト(比較例1〜5)の保磁
力(He)および飽和磁化(σS)の値も併せて第1表
および第2表に示す。
(以下余白)
実施例10
実施例1〜9の化学式において、Co(X)よりTI(
Y)の置換量を少なくしたCo−T i置換のBaフェ
ライトにおいて、約8000eの保磁力が得られるよう
に、Xを設定し、(X−Y)を変化させて製作したBa
フェライトの角形比(σ /σ )の測定結果をS 図面に示す。なお、測定は1Okoc一定で測定したも
のである。
Y)の置換量を少なくしたCo−T i置換のBaフェ
ライトにおいて、約8000eの保磁力が得られるよう
に、Xを設定し、(X−Y)を変化させて製作したBa
フェライトの角形比(σ /σ )の測定結果をS 図面に示す。なお、測定は1Okoc一定で測定したも
のである。
図から明らかなように、(X−Y)の値が0170より
大きくなると角形比か低下し、媒体出力が低下するよう
になる。
大きくなると角形比か低下し、媒体出力が低下するよう
になる。
なお、実施例1〜10においてA成分としてS r %
Pbs Caを用いた場合、D成分としてGeを使用し
た場合、およびD成分として前述した元素のどの組合せ
を用いた場合も、CoよりDを少なく置換することによ
り高い飽和磁化の値が得られた。
Pbs Caを用いた場合、D成分としてGeを使用し
た場合、およびD成分として前述した元素のどの組合せ
を用いた場合も、CoよりDを少なく置換することによ
り高い飽和磁化の値が得られた。
実施例11〜17
化学式:
%式%
で表されるフェライトにおいて、AをHaとし、X−1
,10としテ(X−Y)−0,10、0,60、1,I
Oとした3種類と、X−0,70テ(X−Y)−0,2
0とX−1,40テ、(X−Y)−0,60とした2種
類のCo−Nb置換のBaフェライトと、化学式: %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、X−1
,15テ(X−Y)−0,50としテNb/5b−0,
50、0,2とした 2種類のCo−Nb−8b置換の
Baフェライトとを、これらの構成成分の酸化物を用い
た以外は実施例1〜9と同じガラス結晶化法により作製
した。
,10としテ(X−Y)−0,10、0,60、1,I
Oとした3種類と、X−0,70テ(X−Y)−0,2
0とX−1,40テ、(X−Y)−0,60とした2種
類のCo−Nb置換のBaフェライトと、化学式: %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、X−1
,15テ(X−Y)−0,50としテNb/5b−0,
50、0,2とした 2種類のCo−Nb−8b置換の
Baフェライトとを、これらの構成成分の酸化物を用い
た以外は実施例1〜9と同じガラス結晶化法により作製
した。
得られた磁性粉の飽和磁化(σ )は、いずれも59e
mu/g 〜fi2e11u/gであった。また、平均
粒径はそれぞれ約800人と微細なものであった。
mu/g 〜fi2e11u/gであった。また、平均
粒径はそれぞれ約800人と微細なものであった。
これらの磁性粉の保磁力(He)および飽和磁化(σ
)の値を第3表および第4表に示す。
)の値を第3表および第4表に示す。
また本発明との比較のために、Co−Nb置換およびG
o−Nb−8b置換のBaフェライトにおいて、上記実
施例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設定して
製作したI3aフェライト(比較例6〜10)の保磁力
(llc)および飽和磁化(σ )の値も合せて第3表
および第4表に示す。
o−Nb−8b置換のBaフェライトにおいて、上記実
施例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設定して
製作したI3aフェライト(比較例6〜10)の保磁力
(llc)および飽和磁化(σ )の値も合せて第3表
および第4表に示す。
なお、実施例11〜17においてA成分として5rSP
bs Caを用いた場合、D成分として■、Taを使用
した場合、およびD成分として前述した元素のどの組合
せを用いた場合も高い飽和磁化の値が得られた。
bs Caを用いた場合、D成分として■、Taを使用
した場合、およびD成分として前述した元素のどの組合
せを用いた場合も高い飽和磁化の値が得られた。
(以下余白)
実施例18〜24
化学式
%式%
で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、X−1
,20とし−c (X−Y)−0,10、0,6、1,
2とした 3種類と、X−0,98テ(X−Y)−0,
20とX−1,40テ、(X−Y)−0,6とした 2
種類のCo−W置換のBaフェライトと、化学式: %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、X−1
,20テ(X−Y)−0,50としテW/No−0,5
0、0,2とした2種類のGo−W−No置換のBaフ
ェライトとをこれらの構成成分の酸化物を用いた以外は
実施例1〜9と同じガラス結晶化法により作製した。
,20とし−c (X−Y)−0,10、0,6、1,
2とした 3種類と、X−0,98テ(X−Y)−0,
20とX−1,40テ、(X−Y)−0,6とした 2
種類のCo−W置換のBaフェライトと、化学式: %式% で表されるフェライトにおいて、AをBaとし、X−1
,20テ(X−Y)−0,50としテW/No−0,5
0、0,2とした2種類のGo−W−No置換のBaフ
ェライトとをこれらの構成成分の酸化物を用いた以外は
実施例1〜9と同じガラス結晶化法により作製した。
得られた磁性粉の飽和磁化(σ )は、いずれも80c
mu/g〜62cmu/gであった。また、平均粒径は
それぞれ約800人と微細なものであった。
mu/g〜62cmu/gであった。また、平均粒径は
それぞれ約800人と微細なものであった。
これらの磁性粉の保磁力(He)および飽和磁化(σ
)の値を第5表および第6表に示す。
)の値を第5表および第6表に示す。
また、本発明との比較のために、Co−W置換およびC
o−W−No置換のBaフェライトにおいて、上記実施
例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設定して製
作したBaフェライト(比較例11〜15)の保磁力(
、It c )および飽和磁化(σ )の値も併せて第
5表および第6表に示す。
o−W−No置換のBaフェライトにおいて、上記実施
例とほぼ同じ保磁力が得られるように、Xを設定して製
作したBaフェライト(比較例11〜15)の保磁力(
、It c )および飽和磁化(σ )の値も併せて第
5表および第6表に示す。
(以下余白)
[発明の効果コ
以上の実施例からも明らかなように、本発明の磁気記録
用磁性粉は、粒径か微細で高密度記録か可能であるばか
りでなく、磁気記録用磁性粉として適当な範囲の保磁力
(He)を有し、かつ飽和磁化(σ )、角形比が向上
されている。
用磁性粉は、粒径か微細で高密度記録か可能であるばか
りでなく、磁気記録用磁性粉として適当な範囲の保磁力
(He)を有し、かつ飽和磁化(σ )、角形比が向上
されている。
図面は、実施例10の(X−Y)の値と角形比の関係を
示すグラフである。
示すグラフである。
Claims (6)
- (1)一般式: AO・Fe_2_N_−_X_−_YCo_XD_YO
_3_N_−_α(式中、AはBa、Sr、Pbまたは
Caを表わし、DはTi、SnおよびGeの4価の金属
から選ばれた1種以上を表わし、N=5.5〜10.0
、0.7≦X≦1.4、0<(X−Y)≦1.4、0<
α≦0.35を表わす。)で示される六方晶系フェライ
ト磁性粉からなることを特徴とする磁気記録用磁性粉。 - (2)0<(X−Y)≦0.7である請求項1の磁気記
録用磁性粉。 - (3)一般式: AO・Fe_2_N_−_X_−_Y_/_2Co_X
D_Y_/_2O_3_N_−_α(式中、AはBa、
Sr、PbまたはCaを表わし、DはV、Nb、Taお
よびSbの5価の金属から選ばれた1種以上を表わし、
N=5.5〜10.0、0.7≦x≦1.4、0<(X
−Y)≦1.4、0<α≦0.2を表わす。)で示され
る六方晶系フェライト磁性粉からなることを特徴とする
磁気記録用磁性粉。 - (4)0<(X−Y)≦0.7である請求項3の磁気記
録用磁性粉。 - (5)一般式; AO・Fe_2_N_−_X_−_Y_/_2Co_X
D_Y_2O_3_N_−_α(式中、AはBa、Sr
、PbまたはCaを表わし、DはWおよびMoの6価の
金属から選ばれた1種以上を表わし、N=5.5〜10
.0、0.9≦x≦1.4、0<(X−Y)≦1.4、
0<α≦0.1を表わす。)で示される六方晶系フェラ
イト磁性粉からなることを特徴とする磁気記録用磁性粉
。 - (6)0<(X−Y)≦0.7である請求項5の磁気記
録用磁性粉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63173111A JPH0223601A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 磁気記録用磁性粉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63173111A JPH0223601A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 磁気記録用磁性粉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223601A true JPH0223601A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15954362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63173111A Pending JPH0223601A (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | 磁気記録用磁性粉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223601A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6442328A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-14 | Ube Industries | Magnetoplumbite type ferrite magnetic powder and magnetic recording medium using same |
JPH01282129A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-14 | Ube Ind Ltd | バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP63173111A patent/JPH0223601A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6442328A (en) * | 1987-08-11 | 1989-02-14 | Ube Industries | Magnetoplumbite type ferrite magnetic powder and magnetic recording medium using same |
JPH01282129A (ja) * | 1988-05-10 | 1989-11-14 | Ube Ind Ltd | バリウムフェライト磁性粉およびその製造方法 |
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