JPH02235561A - ブレークアウト検知装置 - Google Patents

ブレークアウト検知装置

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JPH02235561A
JPH02235561A JP5589089A JP5589089A JPH02235561A JP H02235561 A JPH02235561 A JP H02235561A JP 5589089 A JP5589089 A JP 5589089A JP 5589089 A JP5589089 A JP 5589089A JP H02235561 A JPH02235561 A JP H02235561A
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JP
Japan
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light
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light receiving
breakout
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Pending
Application number
JP5589089A
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English (en)
Inventor
Atsuhiro Goto
淳浩 後藤
Akira Takahashi
亮 高橋
Masami Tenma
天満 雅美
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、鋼の連続鋳造操業のトラブルであるプレー
クアウト(以下BOと称する)の発生を検知する装置に
関する. 〔従来の技術〕 BOとは、連続鋳造操業において凝固シェルが破断し、
溶鋼が流出する最悪のトラブルである。
このBOが発生すれば、ただちに鋳型への溶澗注入を停
止し、溶鋼流出による設備被害を最小限に止める必要が
ある.而してBOを自動的に即座に検知し、鋳型への溶
鋼注入を自動的に停止することができれば、設備被害を
最小限に止めることが可能となる。
BOの発生を予知する技術は、従来から多くの提案があ
る.例えば、特開昭60− 99467号公報に開示さ
れているように、鋳型に熱電対を埋設し温度変化や抜熱
量を検出してBOを予知する方法、特開昭55−103
262号公報に開示されているように、鋳型に作用する
力を検出してBOを予知する方法、特開昭48 − 9
3531号公報に開示されているように、鋳型直下の鋳
片温度を検出してBOを予知する方法等がある.しかし
BOの予知技術がいかに進歩してきても、BOの発生を
完全に予知し未然にこれを防止することは非常に困難・
である。従ってなんらかの手段でBOの発生を検出し、
鋳型への溶鋼注入を停止する必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような問題を解決する手段の一例として、鋳型直下
の鋳片の周辺に細い金属導線を張り巡らすと共に、この
導線に電流を流し、BOによって流出した溶鋼の熱で導
線が切断し、電流の導通が切れることを検出してBOの
発生を検知する試みもなされていた。しかしながらこの
ような手段では、繰り返し使用が出来ない上に信軌性が
悪く、実用に耐えるものとはなり得なかった。
また、鋳型直下のBOによる溶鋼が流出しやすい部位に
電極を多数配設し、前記流出した溶鋼で電極を短絡させ
るという原理を利用したBO検知手段も考えられるが、
この手段も前述したと同様の理由で実用には堪え難いと
いう欠点を有している。
このため従来は、専ら作業者が溶鋼の流出による火炎の
発生を、目視であるいは水薫気爆発音で判断していた。
しかしながらこのような判断では鋳型への溶鋼注入を停
止する操作が遅延し、設備被害が増大する大きな問題が
あった。従ってBOの発生を自動的に、かつ精度良く検
知する技術が待ち望まれていたのである。
さらに近年、連続鋳造の無人鋳込作業が指向されている
が、その際にはBOを自動的に即座に検知する技術は必
須となる。
本発明は、前述したBOの発生を自動的にかつ精度良く
検知するとともに、耐久性および信頼性のある検知装置
を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するための本発明は、綱の連続鋳造鋳型
とそれに続く鋳片サポート装置からなるクイックチェン
ジスタンド装置の前記サポート装置を臨む部位に配設さ
れた可視光線受光装置と、BO発生時における前記サポ
ート装置での光量変化量から求められたBO発生基準値
をあらかじめ入力せしめる入力部および前記受光装置か
らの検出光量と前記BO発生基準値とを比較する比較演
算部とからなるBO発生判断装置とから構成されたこと
を特徴とするブレークアウト検知装置である。
(作 用〕 BOの発生原因としては、鋳型と凝固シェルの焼付によ
る凝固シェルの破断によるもの、潤滑用パウダーのf4
綱への巻き込みによる凝固シェルの破断によるもの、凝
固シェルの厚みが薄く熔鋼静圧に耐えきれず凝固シェル
が破断ずることによるもの等、様々な原因がある。
ところでBOが発生したときの凝固シェルの破断は、鋳
型直下であることが殆どである。このような状況に鑑み
近年の綱の連続鋳造設備では、鋳型と、この鋳型より引
抜かれた直後の鋳片を案内支持する鋳片サポート装置を
単一の着脱可能な架台に配設したクイックチェンジスタ
ンド装置を備えている。つまり前記凝固シェルの破断位
置は、鋳片サポート装置内であることが殆どであり、B
Oによって鋳片サポート装置等が被害を受けた場合でも
、前記クイックチェンジスタンド装置を一括交換するこ
とで、短時間で連続鋳造操業再開が可能となるよう構成
することが普通である。
さて、BOの発生がなく安定的な鋳造を行っている場合
、鋳片サポート装置位置では鋳片の温度は鋳造速度、鋳
片サポート装置位置でスプレー冷却水量によって若干差
異はあるものの概ね1000〜1200゜C程度に維持
され、さらに鋳片は鋳片サポート装置で大部分が覆われ
ているので、鋳片サポート装置近傍の明るさ(以下光量
と言う)は比較的安定した状態となっている。ところが
BOが発生すると、1500〜1550゜Cの高温の溶
鋼が鋳片破断部位より流出し、鋳片サポート装置の外部
まで飛散し、さらにはクイックチェンジスタンド装置の
潤滑用の油脂類に引火し火炎を発生することもある。
このため前記の安定的な鋳造を行っている場合と比較し
て、鋳片サポート装置近傍の光量は格段に明るくなる。
本発明者らは、鋳片サポート装置における安定鋳造のと
きと、BO発生のときの光量の変化に着目して研究を重
ねた結果、鋳片サポート装置での光量の検出によってB
Oの検知の可能性があることを見出した.すなわち鋳片
サポート装置での光量の検出を継続的に行って、予め安
定鋳造時とBO発生時の光量を正確に区別できるBO発
生基準{! (以下基準値と言う)を設定しておき、連
続鋳造中の光量の検出を時々刻々行い、検出された光量
が当該基準値を比較することによってBOの発生を検知
できることを知見したものである。
〔実施例〕
本発明の具体的な構成を、実施例を示す第1図〜第3図
に基づいて説明する。
本実施例における連続鋳造設備の主要な操業条件は、鋳
片サイズが950mmX 250mm、鋳造速度は1.
6m/IIin,溶鋼注入温度は1550゜C、クイッ
クチェンジスタンド装置でのスプレー冷却水量は193
0 f/sinである。第1図は本発明に基づくブレー
クアウト検知装置の全体構成図であり、第2図は前記第
1図のA−A断面図である。
図において1はクイックチェンジスタンド装置であり、
着脱可能な架台2に配設された鋳型3と、この鋳型3に
続く鋳片サポート装置4とより構成されている。本実施
例における鋳片サポート装置4は、ガイドロール4aを
密に配列したロール方式となっているが、周知のウォー
キングバ一方式、あるいはその他の方式のものにも本発
明の適用は可能である。5は鋳型3より引き抜かれた鋳
片であり、鋳片サポート装置4では凝固シエル5aの内
部に未凝固の熔#5bが残留した状態となっている。6
は注入ノズル、7はスライディングノズル制御装置、8
はスライディングノズルである。
11は前記鋳片サポート装置4を臨む位置に配設された
可視光線受光装置(以下単に受光装置と言う)であり、
CCDカメラ、ビジコン管、カドミウムセル、フォトト
ランジスタなどを用いることが可能である。本実施例で
は安価で信頼性の高い太陽電池方弐を採用した。この受
光装置11は、第1図および第2図に示すように鋳片サ
ポート装置4の上部で、しかも鋳片のほぼ対角線上に一
対配設した。これは受光装置11にBOによる被害が及
ばない位置とすることで耐久性、信頼性を高め、しかも
鋳片サポート装置4のいかなる部位において、BOが発
生した場合でもその検知が精度良く出来るようにしたた
めである。さらに受光装置11の環境対策としては、水
冷ジャケットで冷却するとともにエアーパージを行い、
耐久性および信虻性を高めた。
12はBO発生判断装置(以下判断装置と称する)であ
り、入力部13と比較演算部14とより構成され、また
前述した受光装置11と共に本発明のBO検知装置を構
成する。
さて図示はしていないが、周知のタンディッシュに貯留
された溶綱はスライディングノズル8で注入量制御が行
われ、注入ノズル6を通って鋳型3に注入される。鋳型
3で冷却された溶鋼5bは凝固シェル5aを形成しなが
ら鋳片サポート装置4によって順次引き抜かれていく。
受光装置11は時々刻々の鋳片サポート装置4位置での
光量を検出する。
本発明者らは、種々の操業条件において継続的に光量の
検出を行い、安定操業時とBO発生時の検出光量の差異
を調査研究した。第3図はその調査結果の一例を示すも
ので、安定化した鋳造状態からBO発生したときの検出
光量の変化状態を示している。
この第3図において、横軸は経過時間(秒)、縦軸は検
出光量である。検出光量は受光装置l1として太陽電池
を用いていることから、この太陽電池に光が入射したと
きに発生する起電圧で表した。
この図において実線が検出光量の推移を示すもので、安
定操業時には低レベルの比較的安定した推移となってい
る。ところが一旦BOが発生すればほぼ一瞬のうちに電
圧、即ち検出光量が増加する。
即ち安定操業時においても、スプレー冷却水に伴う蒸気
やその他のノイズ等によって検出光量はばらついている
が、BO発生時には前記ばらつきとは比較にならない著
しい増加量である。従って前述した安定操業時のばらつ
きの最大検出光量で、かつBO発生時の最大検出量以下
の適宜なレベルを基準値として設定し、検出光量が前記
基準値を上まわったことを検出することによってBO発
生が即座に検知できる。
本実施例においては、第3図に相当する多くの検出光量
データ採取を行った結果、第3図に点線で示すごとく、
電圧0.4ボルトを基準値とすることによってBO発生
を精度良く判断できることが確認できた。而して鋳片サ
ポート装置4の構造が異なると前記基準値も当然異なる
。従って前記基準値は、鋳片サポート装置4および操業
条件等に応じて前述した検出光量の変化量を予め求めて
おき、外乱の影響を受けない値に設定すればよい。
以上のようにして受光装置l1で検出された検出光量は
、時々刻々判断装置l2に入力される。判断装置12に
は、入力部13を介して前述した基準値が入力され、記
憶されている。而して比較演算部14では実際の連続鋳
造中に検出される検出光量と基準値とをリアルタイムで
比較し、検出光量が基準値を上回れば直ちにBO発生と
判断して警報を発するか、あるいはスライディングノズ
ル制御装置7に信号を発し、スライディングノズル8を
自動的に閉鎖させる処置を講ずる。
〔発明の効果〕
以上説明したごとく本発明は、従来専ら作業者の判断に
依存していたBO発生を自動的にかつ精度良く検知する
とともに、耐久性もよくなり、しかも信舷性も高く出来
るようになった。加えて本発明を利用することによって
、BO発生時に即座にかつ自動的に鋳造を停止すること
もできるようになり、BOによる設備被害を最小限にお
さえることができる。さらに本発明は、連続鋳造の無人
運転の指向に効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例におけるプレークアウト検出装置
の全体構成図、第2図は第1図のA−A断面図であり、
受光装置の設置状況の一例を示す図面、第3図はプレー
クアウトが発生したときの検出光量の変化の一例を示す
図面である。 1・・・クイックチェンジスタンド装置、2・・・架台
、3・・・鋳型、4・・・鋳片サポート装置、4a・・
・ガイドロール、5・・・鋳片、5a・・・凝固シェル
、5b・・・溶鋼、6・・・注入ノズル、7・・・スラ
イディングノズル制御装置、8・・・スライディングノ
ズル、11・・・可視光線受光装置、l2・・・BO発
生判断装置、13・・・入力部、14・・・比較演算部 片1図 代理人 弁理士 秋 沢 政 光 他1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 鋼の連続鋳造鋳型とそれに続く鋳片サポート装置からな
    るクイックチェンジスタンド装置の前記サポート装置を
    臨む部位に配設された可視光線受光装置と、ブレークア
    ウト発生時における前記サポート装置での光量変化量か
    ら求められたブレークアウト発生基準値をあらかじめ入
    力せしめる入力部および前記受光装置からの検出光量と
    前記ブレークアウト発生基準値とを比較する比較演算部
    とからなるブレークアウト発生判断装置とから構成され
    たことを特徴とするブレークアウト検知装置。
JP5589089A 1989-03-08 1989-03-08 ブレークアウト検知装置 Pending JPH02235561A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5589089A JPH02235561A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 ブレークアウト検知装置

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JP5589089A JPH02235561A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 ブレークアウト検知装置

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JPH02235561A true JPH02235561A (ja) 1990-09-18

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ID=13011706

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JP5589089A Pending JPH02235561A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 ブレークアウト検知装置

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