JPH0223419Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223419Y2
JPH0223419Y2 JP20245683U JP20245683U JPH0223419Y2 JP H0223419 Y2 JPH0223419 Y2 JP H0223419Y2 JP 20245683 U JP20245683 U JP 20245683U JP 20245683 U JP20245683 U JP 20245683U JP H0223419 Y2 JPH0223419 Y2 JP H0223419Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
cover material
cylindrical object
pair
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP20245683U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60114775U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP20245683U priority Critical patent/JPS60114775U/ja
Publication of JPS60114775U publication Critical patent/JPS60114775U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0223419Y2 publication Critical patent/JPH0223419Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ペン、サインペン、マジツク(登
録商標名)マーカー等の細筒状物にカバー類を施
すために用いられる自動挿入機における拡張装置
に関する。
従来技術とその問題点 従来、びん等の比較的大径の筒状物に対して熱
収縮性フイルム等よりなるカバー類を自動的に施
す装置は種々存在している。しかしながら、ペ
ン、サインペン、マジツク(登録商標名)マーカ
ー等の細筒状物では、カバー類の径が小さいので
従来の吸着盤では、筒状を形成するように広げた
状態で確実に保持することが困難であつたため、
これらの作業は人手によらなければならず、非能
率的なものであつた。
この考案は上述の実情に鑑みてなされたもの
で、細筒状物の挿入にさいして、当初は偏平状態
にあるカバー類を、筒状を形成するように広げて
確実に保持する、自動挿入機における拡張装置の
構成を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は上述の目的を達成するために、筒状
に保持されたフイルム製のカバー材Cに一方より
細筒状物Tが挿入されることにより、細筒状物T
にカバー材Cが施されるようになされた自動挿入
機において、偏平状態にあるカバー材Cを筒状を
形成するように左右両側から吸着して広げて保持
する吸着ゴム片51が一対の吸着部材22,23
の各先端に対向状に取付けられ、これらの一対の
吸着部材22,23のうち少なくとも一方が左右
動および昇降動されるようになされており、上記
吸着ゴム片51は、上下部水平壁52a,52b
と前後両端部垂直壁52c,52dとからなる前
後に長い枠形の基部52と、基部52を前後に仕
切る複数の仕切壁54と、上部水平壁52aの対
向側面より斜め上方に伸びる上側リツプ部53a
と、下部水平壁52bの対向側面より斜め下方に
伸びる下側リツプ部53bとからなり、前後両端
部垂直壁52c,52dと複数の仕切壁54の対
向側面が細筒状物Tの周面に沿うように、横断面
凹弧状に形成されているものである。
実施例 以下この考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
なお、この明細書において左右とは、第1図に
おける左右をいい、前とは、第3図における左を
いい、後とは、第3図における右をそれぞれいう
ものとする。
第1図から第5図には、この考案に係る拡張装
置を備えた自動挿入機が示されている。
図において、1はフレーム、2はテーブル、3
はテーブル2の下側に左右方向に配置されたチエ
ンコンベヤ、4はペン等の細筒状物Tを貯えるホ
ツパーでこれに内蔵されたドラム5が周期的に回
動することにより、排出口6より1本ずつ排出さ
れて、樋状の受け部7上に載るようになされてい
る。8はドラム回動用のモータ、9は受け部7上
の細筒状物Tを前方に押す押し棒で、スリーブ1
0に前後動自在に案内されており、この押し棒9
の後端と押し棒前後用シリンダ11のロツド12
の先端とが連結片13で連結されている。
14は受け部7の前側に配置された挿入用案内
装置で、これは第18図イ,ロに示すように前後
方向に円形の貫通孔16を有する基体15と、こ
れに設けられた4枚の薄板状案内片17とからな
る。各案内片17は矩形部17aと略鋭角二等辺
三角形部17bとからなり、矩形部17aが基体
15の外側周面の凹所18にビス止めされてい
る。また略鋭角二等辺三角形部17bは、4枚の
薄板状案内片17全体が先細り状の角錐形を形成
するように、矩形部17aとの境界部で内側に屈
曲している。
19は挿入用案内装置14を前進運動させるシ
リンダ、20は挿入用案内装置14を前進位置か
ら元の位置まで後退させる戻し用バネである。2
1は挿入用案内装置14に取付けられたブラケツ
トで、これにシリンダ19のロツド先端および戻
し用バネ20の前端がそれぞれ連結されている。
なお、図は省略したが挿入用案内装置14を前
後動自在に支持する案内部材がテーブル2上の所
要位置に設けられている。
37は細筒状物Tの位置決めストツパで、これ
は一対の吸着部材22,23の前方においてテー
ブル2上に設けられた垂直断面L形のブラケツト
38と、これの上端部に設けられた円柱状のスト
ツパ片39とからなる。
22,23は挿入用案内装置14と位置決めス
トツパ37との間に配された左右一対の吸着部材
で、第2図において右側の吸着部材23はテーブ
ル2上に取付ブラケツト24を介して取付けられ
ている。左側の吸着部材22は、左右動用シリン
ダ26のロツド27と一対の水平案内棒28の各
先端に固定された取付板29に取付けられるとと
もに、吸着部材23に対向させられている。左右
動用シリンダ26は横断面L形の支持部材25の
垂直壁25aの高さ中央に設けられ、また一対の
水平案内棒28は同シリンダ26の前後両側に設
けられている。30は水平案内棒28の案内用ス
リーブである。
32は水平板31の右半部中央に設けられた昇
降用シリンダ、33はそれの前後両側に配された
一対の垂直案内棒、34は垂直案内棒33の案内
用スリーブである。35は昇降用シリンダのロツ
ド36および一対の垂直案内棒33の各下端に連
結された吊持ブラケツトで、これのほぼ中央に設
けられた垂下状取付け部35aに支持部材25の
垂直壁25aの上部が固定されている。60は真
空ポンプ(図示略)に連通する吸引ホース61の
接続部である。
左右一対の吸着部材22,23の各先端部には
吸着ゴム片51が対向状に取付けられている。こ
れは、第6図および第7図に示すように上下部水
平壁52a,52bと前後両端部垂直壁52c,
52dとからなる前後に長い枠形の基部52と、
基部52を前後に仕切る2個の仕切壁54と、上
部水平壁52aの対向側面より斜め上方に伸びる
上側リツプ部53aと、下部水平壁52bの対向
側面より斜め下方に伸びる下側リツプ部53bと
からなり、前後両端部垂直壁52c,52dと複
数の仕切壁54の対向側面が細筒状物Tの周面に
沿うように、横断面凹弧状に形成されている。5
5は上部水平壁52aの下面および下部水平壁5
2bの上面に形成された取付用の蟻溝である。
40は第8図に示すような熱収縮性フイルムか
らなる偏平筒状のカバー材Cが、積層状態で収納
されたカバーホルダーで、上方に開放する横断面
溝形の収納部41と、この収納部41の一対の垂
直壁42,43上端にそれぞれ設けられた帯板状
の脱出防止片44を備えている。45はカバーホ
ルダー40のカバー材C取出し側において垂直壁
42,43に渡つて設けられた上下一対のツメ部
材である。46は積層状態のカバー材Cを取出し
側に向つて押すプツシヤ、47はカバーホルダー
40の支持台である。なお、図示は省略したがプ
ツシヤ46がカバー材Cを常時一定圧で押すよう
に、プーリ、ロープおよびおもりからなる押圧手
段が設けられている。
Hはチエンコンベヤ3の右半部の上側に設置さ
れた加熱用ヒータである。
次に作動順序について説明する。
まず第9図に示すように、吸着部材22が昇降
用シリンダ32により上昇し、シリンダ26によ
つて左右に1往復する。このとき、吸着部材22
の吸着ゴム片51は右側移動端にてカバーホルダ
ー40からカバー材Cを1枚吸着して取り出し、
カバー材Cを吸着したままで下降する。ついで、
下降位置において、シリンダ26によつて左右に
1往復動する。このとき、第10図に示すよう
に、吸着部材22の吸着ゴム片51は、右側移動
端にて、右側の吸着部材23の吸着ゴム片51と
カバー材Cを介して接触し、これと同時に、右側
吸着部材23吸着ゴム片51によつてもカバー材
を吸着する。そうして、左側吸着部材22が左方
に戻ることにより第10図に想像線で示すよう
に、カバー材Cは左右の吸着ゴム片51,51で
もつて筒状に形成された状態に保持される。
一方、細筒状物Tはドラム5の回動によつて一
本だけ排出口6から排出されて樋状の受け部7上
に受けられており、これが押し棒9の前進に伴つ
て前方に押される(第11図参照)。挿入用案内
装置14は前進用シリンダ19によつて前進し、
筒状に形成保持されているカバー材Cの後端部5
mm程案内片17の先端部が差し込まれる(第12
図参照)。細筒状物Tはなおも前方に押され、先
細り状の案内片17を広げながらカバー材C内に
挿入され始める(第13図参照)。そうして細筒
状物Tの肩部が挿入されると同時に、挿入案内装
置14は戻し用バネ20によつて元の位置に強制
的に復帰せしめられ、細筒状物Tは押し棒9によ
つて前方に押し続けられる(第15図参照)。細
筒状物Tの先端が前方のストツパ片39に当接す
るまで押すと、押し棒9は後退を始めて元の位置
に復帰する(第15図参照)。こうして、カバー
材Cに細筒状物Tを挿入し終えると、左右吸着部
材22,23の吸着ゴム片51,51の吸着が解
除されて、第16図に示す状態になり、このまま
テーブル2下のチエンコンベヤ3上に落下せしめ
られる。この後、チエンコンベヤ3上を移送中に
ヒータHにより加熱せしめられて、第17図に示
すようにカバー材Cが熱収縮することにより細筒
状物Tの外面に密着せしめられる。
考案の効果 この考案は上述の構成を有するから、カバー材
の左右両側の前後方向に長い範囲を吸着し得、し
かも偏平状態のカバー材を、筒状を形成せしめて
保持することができて、細筒状物の挿入を容易に
行なうことができる。また、吸着ゴム片の上下部
水平壁および前後両端部垂直壁で囲まれた空間が
仕切壁によつて区割りされて吸着部が分割されて
いるから、万一そのうちのどれかからカバー材が
外れても、他の部分が吸着しており、カバー材の
脱落を完全に防止することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動挿入機の全体正面図、第2図は第
1図の要部拡大図、第3図は第2図の−線に
沿う断面図、第4図は第2図の−線に沿う断
面図、第5図は第2図の−線に沿う断面図、
第6図は吸着ゴム片の斜視図、第7図は第6図の
−線に沿う拡大断面図、、第8図はカバー材
の斜視図、第9図ないし第15図は動作説明図、
第16図はカバー材を挿入した細筒状物の斜視
図、第17図は加熱後の細筒状物の斜視図、第1
8図イは挿入案内装置の正面図、第18図ロは同
側面図である。 22,23……吸着部材、51……吸着ゴム
片、52……基部、52a……上部水平壁、52
b……下部水平壁、52c……前端部垂直壁、5
2d……後端部垂直壁、53a,53b……リツ
プ部、54……仕切壁、T……細筒状物、C……
カバー材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状に保持されたフイルム製のカバー材Cに一
    方より細筒状物Tが挿入されることにより、細筒
    状物Tにカバー材Cが施されるようになされた自
    動挿入機において、偏平状態にあるカバー材Cを
    筒状を形成するように左右両側から吸着して広げ
    て保持する吸着ゴム片51が一対の吸着部材2
    2,23の各先端に対向状に取付けられ、これら
    の一対の吸着部材22,23のうち少なくとも一
    方が左右動および昇降動されるようになされてお
    り、上記吸着ゴム片51は、上下部水平壁52
    a,52bと前後両端部垂直壁52c,52dと
    からなる前後に長い枠形の基部52と、基部52
    を前後に仕切る複数の仕切壁54と、上部水平壁
    52aの対向側面より斜め上方に伸びる上側リツ
    プ部53aと、下部水平壁52bの対向側面より
    斜め下方に伸びる下側リツプ部53bとからな
    り、前後両端部垂直壁52c,52dと複数の仕
    切壁54の対向側面が細筒状物Tの周面に沿うよ
    うに、横断面凹弧状に形成されている自動挿入機
    における拡張装置。
JP20245683U 1983-12-29 1983-12-29 自動挿入機における拡張装置 Granted JPS60114775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20245683U JPS60114775U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 自動挿入機における拡張装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20245683U JPS60114775U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 自動挿入機における拡張装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60114775U JPS60114775U (ja) 1985-08-03
JPH0223419Y2 true JPH0223419Y2 (ja) 1990-06-26

Family

ID=30764897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20245683U Granted JPS60114775U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 自動挿入機における拡張装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60114775U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102555598B (zh) * 2011-12-29 2015-02-04 贝发集团股份有限公司 一种扁形笔自动装配线

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60114775U (ja) 1985-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0223419Y2 (ja)
CA1099601A (en) Envelope opener
JPH0478529B2 (ja)
JPH0822696B2 (ja) 板状材移送方法
ES2170225T3 (es) Aparato para la seleccion y suministro de articulos.
JPH0455216A (ja) トレー供給機
JPH0678107B2 (ja) 缶蓋の自動取付け装置
JP2569048Y2 (ja) ブランク供給装置
JPH0120251Y2 (ja)
JP2774248B2 (ja) 小袋物供給装置
CN216270078U (zh) 一种手机护套的海绵压入机构
JPS6344198Y2 (ja)
CN210012320U (zh) 一种分板送板装置
JPS6130811Y2 (ja)
JPS5911044Y2 (ja) チユ−ブケ−サ−
JPS6344328Y2 (ja)
JPH0629959Y2 (ja) 突起付吊具の供給装置
JPS6116951Y2 (ja)
JPS6025319Y2 (ja) 板材のホルダ装置
JPH09255159A (ja) 袋内の粉体流動化装置
JP3066617U (ja) 台紙自動供給装置における台紙供給具
JP3070310U (ja) 自動式包装シ―リングマシン
JPS5816486Y2 (ja) 箱入り包装袋の拡開成型装置
JPS6130807Y2 (ja)
JPH0958617A (ja) 包装方法及びその装置