JPH02234144A

JPH02234144A - ビデオカメラ

Info

Publication number: JPH02234144A
Application number: JP1054163A
Authority: JP
Inventors: Isao Harigaya; 針ケ谷　勲; Teruo Hieda; 輝夫稗田; Hideo Kawahara; 英夫河原
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-03-07
Filing date: 1989-03-07
Publication date: 1990-09-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ業上の利用分野）この発明はビデオカメラに関し、特に、露出手段を備え
たアダプタが着脱可能に装着ざれているビデオカメラも
しくはアダプタに関するものである。・（従来の技術）従来公知のビデオカメラはレンズユニットとカメラ本体
とが分離できるように構成されているので形態的な点か
らみると一眼レフレックスカメラと同様に多種類のレン
ズユニットを装着して使用することができる構造となっ
ている．従って、カメラ本体に望遠レンズや顕微鏡を装
着すれば、たとえば星座の動きや細胞の変化を撮影する
ことができ、また、カメラ本体に一眼レフレックスカメ
ラ用の各種交換レンズを装着すれば、たとえば運動会で
の子供の喜怒哀楽の表情をアップにして撮影することも
できる。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、最近のビデオカメラでは露出が自動化さ
れているのでカメラ本体には露出表示装置が設けられて
おらず、従って、自動絞り機能のないレンズユニットを
カメラ本体に装着した場合は撮影者が露出状態をわから
ぬままで撮影しなければならないので実質的に前記のよ
うな撮影（ビデオカメラのカメラ本体に公知の望遠レン
ズや顕微鏡などを装着して露出を手動で行う撮影）は不
可能であった．本発明の目的は、自動露出機能のないレンズユニットを
使用した時にも撮影者が露出状態を確認することができ
るビデオカメラを提供することである．（課題を解決するための手段）本発明によるビデオカメラは自動露出機能のないレンズ
ユニットが使用される時に該レンズユニットとカメラ本
体との間に装着されるアダプタを有していることを特徴
とするものである．該アダプタはカメラ本体内のマイク
ロコンピュータとの間で各種データの授受を行う手段を
内蔵するとともに外面には露出状態表示手段を備えてい
る。本発明によるビデオカメラでは、自動露出機能のな
いレンズユニットを使用する場合には、該アダプタを該
レンズユニットとカメラ本体との間に装着することによ
って露出状態を撮影者が確認しながら露出調整操作を行
うことができる．（作　　　用）３４１図の構成のビデオカメラで撮影を行う時には、信
号処理回路６の出力信号の中から輝度信号を抽出して積
分することによってＡＥ回路フが撮影素子９の結像面上
の露出情報を出力すると、マイコン８は該露出情報と基
準値とを比較し、両者の間にどれ位のレベル差があるか
を演算するとともにＡＥ回路７からの入力と基準値との
差を下記の第１表に示すようにシリアルデータに変換し
てアダプタ３内のマイコン１０にシリアル伝送する．アダプタ３内のマイコン１０はカメラ本体ｚ内のマイコ
ン８から伝送されてきたシリアルデータをパラレルデー
タに変換し、更にそれをＥＶ値として表示器１１に表示
させる．従って、撮影者は表示器１１に表示された露出
情報を見ることによってその時の露出状態を知ることが
で診るので該表示器１１上の表示を見ながらレンズユニ
ット１上の絞りリングｌａを回動することによって自己
の望む露出状態を実現することができる．本発明のビデオカメラは前記アダプタを装着すればどん
なレンズユニットをも使用することができるため、撮影
を従来のビデオカメラよりも非常に多様に行うことがで
きる．（実　施　例）第１図は本発明によるビデオカメラの概略構成を示した
ブロック図であり、第２図は外観図である．第１図及び第２図において、１はレンズユニット、２は
カメラ本体．３はレンズユニット１とカメラ本体２との
間に装着されたアダプタ，である．レンズユニット１内
にはレンズ４及び絞り５が内蔵され、レンズユニットの
外周には絞り５を駆動する絞りリングが設けられている
．カメラ本体２内には、レンズユニット１を通して入射し
た光線の結像面を構成するとともに、結像面上の光学像
を表わす電気信号を発生するＣＣＤ等の橋像素子９，撮
像素子９で発生した画像信号に基いたテレビジョン信号
を発生する信号処理回路６．信号処理回路６の出力たる
テレビジョン信号の中から輝度信号を抽出して該輝度信
号を積分することにより撮像画面の露出情報を発生する
とともに該露出情報をアナログ値からディジタル値に変
換して出力するＡＥ回路（自動露出制御回路）フ，カメ
ラ内の各種機構の制御を行うとともに演算及び情報記憶
などを行うマイクロコンピュータ（以下にはマイコンと
略記）８，が塔載されている．一方、アダプタ３内には
カメラ本体２内のマイコン８と電気的に接続されるマイ
コン１０が設けられ、アダプタ３の外面にはマイコン１
ｏによって制御される表示器１１が設けられている。

前記の如き構成のビデオカメラで撮影を行う時には、信
号処理回路６の出力信号の中から輝度信号を抽出して積
分することによってＡＥ回路７が撮像素子９の結像面上
の露出情報を出力すると、マイコン８は該露出情報と基
準値とを比較し、両者の間にどれ位のレベル差があるか
を演算するとともにＡＥ回路７からの入力と基準値との
差を下記の第１表に示すようにシリアルデータに変換し
てアダプタ３内のマイコン１０にシリアル伝送する。

第１表アダプタ３内のマイコン１０はカメラ本体２内のマイコ
ン８から伝送されてきたシリアルデータをパラレルデー
タに変換し、更にそれをＥＶ値として表示器１１に表示
させる．従って、撮影者は表示器１１に表示ざれた露出
情報を見ることによフてその時の露出状態を知ることが
できるので該表示器１１上の表示を見ながらレンズユニ
ットｔ上の絞りリング１ａを回勅することによって自己
の望む露出状態を実現することができる。

第３図は前記のビデオカメラにおいて、マイコン８及び
マイコン１０内で実行されるプログラムと両者の間で行
われる通信内容とを示したフローチャートであり、同図
において左側に記載したフローはマイコン８によって実
行されるプログラムを、右側に記載したフローはマイコ
ン１０によって実行されるプログラムを、それぞれ表わ
している。

次に第３図を参照してカメラ本体２内のマイコン８とア
ダプタ３内のマイコン１０の動作を説明する。

カメラ本体２にアダプタ３を装着した後、カメラ本体２
の電源スイッチを投入すると、マイコン８及び１０に電
源が接続されて両マイコンが作動可能となる．ここでレ
ンズユニット１をアダプタ３に装着すると、レンズ装着
を知らせる信号がマイコン１０からマイコン８に伝送さ
れる。この信号をマイコン８が受信すると、マイコン８
はマイコン１０に対してレンズ仕様要求の信号を送り、
これに応じてマイコン１ｏはマイコン８にレンズ仕様を
送信する．なお、マイコン８とマイコン１０とはシリアル伝送ライ
ンで接続されているので両マイコン間の情報通信はシリ
アル通信で行われる。具体的。

には、マイコン８からマイコン１０に送られるクロツク
信号に同期して１パケット単位でデータ伝送が行われる
。１パケットはヘッダ一部と各ユニット（レンズユニッ
ト側の各機能）に対するデータ部とから成っている。ヘ
ッダ一部はレンズの素姓を表わすデータが乗せられてお
り、たとえば、レンズのメーカー名，レンズ名，レンズ
のシリアルＮＯ．レンズユニットの機能（ＡＦ．ＡＥ．
ズーム．等）などがヘッダ一部を構成している．第３図において、＃９でマイコン１０はマイコン８にレ
ンズ仕様を送るが、このレンズ仕様は上記のようにヘッ
ダ一部を構成している情報である。

マイコン１０からシリアル伝送ラインを通じてレンズ仕
様データがマイコン８に送信されると、マイコン８は続
いて第３図の＃３においてレンズユニットの仕様を要求
する指令をマイコン１０に送る。これに応じてマイコン
１０はレンズユニット１の仕様（たとえば、露出情報で
あればＦナンバー等）を表わすユニットスペックパケッ
トを第３図の＃９においてマイコン８に送信する．以上
によってイニシャル時のデータ通信が終り、次にレンズ
制御部のデータ通信が行われる。

＃５においてマイコン８が制御コマンドをマイコン１０
に送る。一方、カメラ本体２内ではＡＥ回路７が信号処
理回９！！ｒ６の出力から輝度信号を抽出して積分しす
ることにより露出情報を発生し、該露出情報がマイコン
８に取込まれる．マイコン８は該露出情報から得られた
輝度レベルを第１表に示すように基準値と比較して基準
値に対して何段のレベル差があるかを演算し、その結果
を露出情報としてシリアルデータに変換してマイコン１
０に送信する．具体的に言えば、ＡＥ回路７の出力が基
準値と同じ場合はマイコン１０への送信データ１０は１
０進データでは３２．１６進データでは２０ｈ，となる
。

マイコン１０は＃１１の制御ステータスで露出情報を受
取り、その結果を表示器１１に表示させる。

その後、マイコン８は＃６でレンズユニット１がアダプ
タ３から取外されているか否かをチェックし、更に＃７
でカメラ本体２の電源スイッチがＯＦＦになっているか
否かをチェックする。

また、マイコン１０も＃１３でレンズユニット１が装着
されているか否かをチェックし、更に、＃１４でカメラ
本体２の電源スイッチがＯＦＦになフているか否かをチ
ェックする。

そして、レンズユニット１が取外されたか、または電源
スイッチがＯＦＦされていれば＃１５へ、それ以外なら
＃５もしくは＃１１へ戻る。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明のビデオカメラは露出表
示手段を有するアダプタが着脱可能に装着されているの
で、どのようなレンズユニットをも使用することができ
、どのようなレンズユニット（カメラ本体２に本来は電
気的に接続できないレンズユニット）を使用する場合で
あっても該アダプタ上の露出表示を見ながら適正露出調
整操作を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のビデオカメラの構成を示す概略図、第
２図は該カメラの外観図、第３図はカメラ本体内のマイ
コンとアダプタ内のマイコンとにおいて実行される制御
動作のフローチャートである。１・・・レンズユニット　２・・・カメラ本体３・・・
アダプタ　　　　６・・・信号処理回路７・・・ＡＥ回
路８・・・マイクロコンピエータ９・・・撮像素子１０・・・マイクロコンピュータ１１・・・表示器第１図ｉＥ２図他４名表示器

Claims

【特許請求の範囲】１　レンズユニットとカメラ本体とが分離可能なビデオ
カメラにおいて、前記カメラ本体との通信を行なう通信手段と露出表示手段とを具備したアダプタが、該レンズユニ
ットと該カメラ本体との間に着脱可能に装着されること
を特徴とするビデオカメラ。２　レンズユニットとカメラ本体とが分離可能なビデオ
カメラにおける両者間に装着可能なアダプタにおいて、前記カメラ本体との通信を行なう通信手段と露出表示手段とを設けたことを特徴とするアダプタ。