JPH02233832A - ガスタービンの始動装置 - Google Patents

ガスタービンの始動装置

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JPH02233832A
JPH02233832A JP5334689A JP5334689A JPH02233832A JP H02233832 A JPH02233832 A JP H02233832A JP 5334689 A JP5334689 A JP 5334689A JP 5334689 A JP5334689 A JP 5334689A JP H02233832 A JPH02233832 A JP H02233832A
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JP
Japan
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turbine
resistor
rotational speed
set value
temperature
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Pending
Application number
JP5334689A
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English (en)
Inventor
Osamu Matsutani
修 松谷
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、特に非常時用として好適なガスタービンの始
動装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示す非常用ガスタービンの始動装置が公
知である。
この非常用の装置については、消防庁告示等により一定
の始動性能以上のものであることが要求されており、こ
の装置はこの要求を考慮した構造となっている。
即ち、圧縮機(以下、本明細書では圧縮機は増速機を含
めていうものとする。).燃焼器およびタービンからな
るガスタービン本体部のこの圧縮機とクラッチを介して
結合した直流モータ2lと抵抗器22と直流電源23と
スイッチ24とを直列に、かつこのスイッチ24をオン
にした状態で閉回路を形成するように配設するとともに
、抵抗器22と並列に電磁接触器25の接点が設けてあ
る。
さらに、スイッチ24と電磁接触器25との間にタイマ
26を介在させて、スイッチ24をオンにした後、設定
時間(1.)経過すると、電磁接触器25の接点がオン
になって抵抗器22の両端を短絡するように形成してあ
る。
そして、まずスイッチ24をオンにすると、上述のよう
に閉回路が構成され、直流モータ21が始動すると同時
に、タイマ26が作動し始める。
この時、閉回路を流れる電流を11直流電源23の起電
力をE1抵抗器22の抵抗値をRとすると直流モータ2
lには(E−i−R)の始動電圧がかかり、その後設定
時間七〇が経過するとタイマ26により電磁接触器25
の接点が動作して抵抗器22の両端が短絡し、直流モー
タ2lには電圧Eがかかる, 第4図は、一般的な直流モータのトルク特性を示す図で
、E,,Etはモータにかかる電圧を示しており、回転
数の増加とともにトルクは減少し、また回転数が同じ場
合は電圧が大きい程トルクは大きくなることを示してい
る。この特性を、上記装置の動作にあてはめると、第5
図中実線で示すようなトルク特性となる。即ち、第3図
に示す構成により、始動直後はトルクを絞り、タービン
の回転数を抑えて着火性能をよくし、着火した後にトル
クを増大させて、始動時間を短縮させ、上記告示による
始動性能に対する要求を満たすことを意図したものと解
される。
(発明が解決しようとする課題) 一般的にガスタービン本体部の燃焼器の着火時期は、周
囲の温度に影響されるので、大気温度や燃焼器本体の温
度によって変わってくる。また、初めて始動させる場合
と、何回か連続運転させた後に始動させる場合とでは、
自ずと着火時期は変化する。
このため、上記従来の装置では、本体機器が暖まってい
る場合は着火し易く、第6図に示すようにタイマ26の
接点時間L。h<C,−Pで示す着火時までの時間t1
に比べて相対的に大きくなり、時間(to  tυの間
不必要にわざわざトルクを絞ることになり、始動時間を
延長することになるという問題がある。
また、逆に本体機器の温度が低い場合は、着火しにくク
、第7図に示すように、タイマ26の設定時間t0が着
火時までの時間t1に比べて相対的に小さくなり、着火
する前にタービンのトルクが大きくなるため、その回転
数は急大し、流入空気量が急増する結果、着火失敗とな
ることがあるという問題がある。
なお、第6図.第7図中曲線Iは直流モータ2lのトル
ク、曲線■はタービン3のトルクの変化を示している。
本発明は、上記従来の問題点を課題としてなされたもの
で、最短時間で、確実に着火させることを可能としたガ
スタービンの始動装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明は、圧縮機,燃焼器
およびタービンからなるガスタービン本体部におけるこ
の圧縮機とクラッチを介して結合した直流モータと抵抗
器と直流電源とスイッチとを直列に、かつこのスイッチ
をオンにした状態で閉回路を形成するように配設すると
ともに、上記抵抗器と並列に電磁接触器の接点を設けた
始動回路部と、上記本体部のタービンの回転速度を検出
して、この検出回転速度が第1設定値を超えた場合には
上記本体部の燃焼器に燃料噴射を開始させると同時に点
火装置を作動させるとともに、第1設定値よりも大きい
第2設定値をタービンの回転速度が超えた場合には上記
クラッチを切るクラッチ操作手段と、タービンの出口温
度を検出する温度検出部と、この温度検出部により検出
された温度が設定値を超えた場合には信号を発するコン
パレータと、この信号を受けて上記電磁接触器に対して
パルス信号を送り、電磁樟触器の接点をオンにして上記
抵抗器の両端を短絡させるパルス発生器とから形成した
(作用) 上記のように形成することにより、着火とトルクの切換
えを、それぞれの最適時期を別個に選んで行えるように
なり、タービンの始動時期を必要もないのに遅らせたり
、着火時期が遅れたりすることはなくなる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
第l図は、本発明に係るガスタービンの始動装置を示し
、圧縮機l,燃焼器2およびタービン3からなるガスタ
ービン本体部4の圧縮機lにクラッチ5を介して始動回
路部6の始動用直流モータ7が結合してある。
この始動回路部6は、直流モータ7、抵抗器8、直流電
源9およびスイッチlOを直列に、かつこのスイッチI
Oをオンにした状態で閉回路を形成するように配設する
とともに、上記抵抗器8と並列に電磁接触器11の接点
を設けて形成してある。
また、タービン3には、タービン3の回転速度を検出し
て、燃焼器2への燃料噴射,点火の制御、およびクラッ
チ5の大切を行わせる回転速度検出部l2が設けてある
。具体的には、この回転速度検出部12により、タービ
ン3の検出回転速度Noが予め定めた値、例えば15%
定格回転速度とした第1設定値N,を超えた場合には燃
料噴射を行わせると同時に図示しない点火装置を作動さ
せて点火を行わせ、回転速度Nが、予め定めた値、例え
ば50%定格回転速度とした第2設定値N,を超えた場
合にはクラッチ5を切らせるように形成してある。
さらに、タービン3の出側には温度検出可能に、プロー
ブl3、変換器l4からなる温度検出部15が設けてあ
り、これとコンパレータl6とパルス発生器l7と電磁
接触器11とが直列に接続してある。そして、温度検出
部l5による検出温度T0をコンパレータl6に入力し
、ここでこの検出温度T0と予め定めた設定温度TIの
大小を比較して、検出温度T。の方が大きい場合にはこ
のコンパレータ16からの信号によってパルス発生器1
7よりパルス信号を発生させて電磁接触器l1の接点を
オンにするようになっている。このように形成すること
により、スイッチ10をオンにして、しばらくの間直流
モータ7は電圧(E−i−R)で作動し、タービン出口
の検出温度T0が設定温度Ttを超えると、抵抗器8の
両端が短絡して直流モータ7には電圧Eがかかり大トル
クへのトルク切換えが行なわれる。
次に、第2図を参照して上記構成からなる装置の制御に
ついて説明する。
まず、第1ステップ(# l )、でスイッチ10をオ
ンにして直流モータ7を始動させる。この時、直流モー
タ7には電圧(E−i−R)がかかつている。
第2ステップ(#2)で、回転速度検出部l2によりタ
ービン3の検出回転速度N。と第1設定値N,との大小
を比較し、検出回転速度N0が第1設定値N.以下の場
合には検出,比較を繰返し、検出回転速度N。が第1設
定値N,より大きくなると第3ステップ(#3)に進む
第3ステップで、回転速度検出部l2からの信号に基づ
いて燃焼器2に対して燃焼噴射を開始すると同時に、上
記点火装置をオンにする。
第4ステップ(#4)で、コンパレータ16により、温
度検出部l5による検出温度T0と設定温度T,の大小
を比較して、検出温度T。が設定温度T1以下の場合に
は第3ステップに戻り、検出温Ilf’r.が設定温度
T,より高くなると第5ステップ(#5)に進む。
第5ステップで、コンパレータl6からの信号に基づい
てパルス発生器17より電磁接触器11に対してパルス
信号を発信させる。この結果、電磁接触器l1の接点が
オンになり、抵抗器8の両端が短絡し、直流モータ7の
大トルクへのトルク切換えが行なわれる。
第6ステップ(#6)で、回転速度検出部12により検
出回転速度N0と第2設定値N,との大小を比較させ、
検出回転速度N0が第2設定値N,以下の場合はこの回
転速度の検出.比較を繰返させ、検出回転速度N。が第
2設定値N,より大きい場合には第7ステップ(#7)
に進む。
第7ステップで、回転速度検出部l2からの信号に基づ
いてクラッチ5を切り、以下ガスタービン本体部4だけ
の自力運転に切換えて、始動時の制御を終了する。
したがって、燃料噴射、点火はタービン3が所定回転速
度に達した後に行なわれ、直流モータ7の大トルクへの
トルク切換えはタービン3の出口温度が所定温度に達し
た後に行なわれ、達しない場合は燃料噴射、点火が繰返
され、ガスタービン本体部4の自力運転への切換えはタ
ービン3が所定回転速度に達した後に行なわれる。
なお、上記実施例では、クラッチ5を切る動作を回転速
度検出郎l2における検出信号によって行う電気制御タ
イプのものを示したが、本発明はこれに呵るものでなく
、次のような機械制御タイプのものも含むものである。
即ち、タービン3とクラッチ5との間に回転伝達手段を
介在させ、タービン3の回転速度に応じたこの回転伝達
手段における伝達トルクによりクラッチ5を切るように
してもよい。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明によれば、圧縮
機.燃焼器およびタービンからなるガスタービン本体部
におけるこの圧縮機とクラッチを介して結合した直流モ
ータと抵抗器と直流電源とスイッチとを直列に、かつこ
のスイッチをオンにした状態で閉回路を形成するように
配設するとともに、上記抵抗器と並列に電磁接触器の接
点を設けた始動回路郎と、上記本体部のタービンの回転
速度を検出して、この検出回転速度が第【設定値を超え
た場合には上記本体部の燃焼器に燃料噴射を開始させる
と同時に点火装置を作動させるとともに、第1設定値よ
りも大きい第2設定値をタービンの回転速度が超えた場
合には上記クラッチを切るクラッチ操作手段と、タービ
ンの出口温度を検出する温度検出部と、この温度検出部
により検出された温度が設定値を超えた場合には信号を
発するコンパレータと、この信号を受けて上記電磁接触
器に対してパルス信号を送り、電磁接触器の接点をオン
にして上記抵抗器の両端を短絡させるパルス発生器とか
ら形成してある。
このため、着火とトルクの切換えを、それぞれの最適時
期を別個に選んで行えるようになり、タービンの始動時
期を必要もないのに遅らせたり、着火時期が遅れたりす
るのを回避し、最短時間で、確実に着火させることが可
能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るガスタービンの始動装置およびガ
スタービンの全体構成図、第2図は第1図に示す装置の
制御フローを示す図、第3図は従来のガスタービンの始
動装置の全体構成図、第4図は直流モータのトルク特性
を示す図、第5図は第3図に示す装置における直流モー
タのトルク特性を示す図、第6図,第7図は第5図に示
すトルク特性と着火時期とタービンのトルク特性との関
係を示す図である。 l・・・圧縮機、2・・・燃焼器、3・・・タービン、
4・・ガスタービン本体部、5・・・クラッチ、6・・
・始動回路部、7・・・直流モータ、8・・・抵抗器、
9・・・直流電源、IO・・・スイッチ、II・・・電
磁接触器、12.・・回転速度検出郎、15・・・温度
検出部、l6・・・コンパレータ、17・・・パルス発
生器。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代 理 人 
弁理士 青山 葆 はかl名第1z 第3図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧縮機、燃焼器およびタービンからなるガスター
    ビン本体部におけるこの圧縮機とクラッチを介して結合
    した直流モータと抵抗器と直流電源とスイッチとを直列
    に、かつこのスイッチをオンにした状態で閉回路を形成
    するように配設するとともに、上記抵抗器と並列に電磁
    接触器の接点を設けた始動回路部と、上記本体部のター
    ビンの回転速度を検出して、この検出回転速度が第1設
    定値を超えた場合には上記本体部の燃焼器に燃料噴射を
    開始させると同時に点火装置を作動させるとともに、第
    1設定値よりも大きい第2設定値をタービンの回転速度
    が超えた場合には上記クラッチを切るクラッチ操作手段
    と、タービンの出口温度を検出する温度検出部と、この
    温度検出部により検出された温度が設定値を超えた場合
    には信号を発するコンパレータと、この信号を受けて上
    記電磁接触器に対してパルス信号を送り、電磁接触器の
    接点をオンにして上記抵抗器の両端を短絡させるパルス
    発生器とから形成したことを特徴とするガスタービンの
    始動装置。
JP5334689A 1989-03-06 1989-03-06 ガスタービンの始動装置 Pending JPH02233832A (ja)

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JP5334689A JPH02233832A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 ガスタービンの始動装置

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JP5334689A JPH02233832A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 ガスタービンの始動装置

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JPH02233832A true JPH02233832A (ja) 1990-09-17

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ID=12940214

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JP5334689A Pending JPH02233832A (ja) 1989-03-06 1989-03-06 ガスタービンの始動装置

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JP (1) JPH02233832A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0634141U (ja) * 1992-10-02 1994-05-06 三菱重工業株式会社 機関の始動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0634141U (ja) * 1992-10-02 1994-05-06 三菱重工業株式会社 機関の始動装置

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