JPH02233752A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH02233752A
JPH02233752A JP5544489A JP5544489A JPH02233752A JP H02233752 A JPH02233752 A JP H02233752A JP 5544489 A JP5544489 A JP 5544489A JP 5544489 A JP5544489 A JP 5544489A JP H02233752 A JPH02233752 A JP H02233752A
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JP
Japan
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group
compound
polymerizable unsaturated
carbon atoms
formula
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Pending
Application number
JP5544489A
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English (en)
Inventor
Takao Matoba
的場 隆夫
Satoru Ito
悟 伊藤
Shinji Sugiura
杉浦 新治
Osamu Isozaki
理 磯崎
Noboru Nakai
中井 昇
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 髪墓上Ωfil玉! 本発明は、新規な硬化性組成物に関する.の ′J び
その口8,申 従来、常温乃至100℃の比較的低い温度で架橋硬化で
きる組成物としてアルコキシシラン含有ビニル重合体に
、酸、塩基、有機金属触媒等を添加したものが公知であ
る.例えば、特開昭60−67553号にはメククリ口
キシブ口ビルトリメトキシシラン等のアルコキシシラン
を含有するビニル重合体にアルミニウムキレート化合物
を配合した組成物が開示されている. しかしながら、上記従来の組成物には、アルコキシシラ
ンが加水分解して生じるシラノール基のみが架橋官能基
であるため硬化には多量の水を要すること、従ってこの
加水分解時にアルコール等の副生物が多量に生ずるため
硬化物の物性が低下すること、又空気中の水分のみで硬
化させる場合空気と接触する表面のみが硬化して内部が
殆んど硬化しないため表面と内部との硬化の差により硬
化物にチヂミを生じ易いこと等の欠点があった. 口題点を解決するための l1 本発明の目的は、少量の水で充分に硬化する新規な硬化
性組成物を提供することにある.本発明の他の目的は、
硬化物の物性に優れた新規硬化性組成物及び硬化方法を
提供することにある. 本発明の他の目的は、空気中の水分のみで硬化させる場
合に表面と内部の硬化の差が少なくチヂミを生じない新
規硬化性組成物を提供することにある. 本発明のこれら及び更に他の目的は、以下の記載により
明らかにされるであろう. 本発明は、一般式 CH2”C−A−Rx−SL−Rs 夏 R4 (I) 水素原子又はメチル基を、R2は炭素数1〜6の2価の
脂肪族飽和炭化水素基を、R3、R4及びRsは同一又
は異なって水酸基、フェニル基、炭素数1〜6のアルキ
ル基又は炭素数l〜6のアルコキシ基をそれぞれ示す.
但し、R,、R4及びR,のいずれか1個は水酸基又は
アルコキシ基を示す.] で表わされる化合物(A)及び/又は 一般式 OR. (式中、R6は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基もしく
はフェニル基を、R,.’R,およびR9は炭素数1〜
4の脂肪族炭化水素基もしくは水素原子を示す.) で表わされる化合物(B)一と前記一般式(I)で表わ
される化合物(A)とを反応させてなり、且つその1分
子あたり平均1個の重合性不飽和結合と水酸基および(
または)アルコキシ基とを有するシロキサン系マクロモ
ノマー(C)と、エボキシ基含有重合性不飽和単量体及
び水酸基含有重合性不飽和単量体を必須単量体成分とす
る共重合体に、金属キレート化合物を含有することを特
徴とする硬化性組成物に関する。
一般式(I)において、R2によって示される炭素数1
〜6の2価の脂肪族飽和炭化水素基としては、直鎖又は
分枝状のアルキレン基例えばメチレン、エチレン、ブロ
ビレン、テトラメチレン、エチルエチレン、ペンタメチ
レン、ヘキサメチレン基等を挙げることができる.Rs
 .R4及びR,で示される炭素数1〜6のアルキル基
としては、直鎖又は分枝状のアルキル基例えばメチル、
エチル、n−プロビル、イソブロビル、n−ブチル、イ
ソブチル、sec−ブチル、tert−プチル、n−ベ
ンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n一ヘキシル、
イソヘキシル基等を挙げることができる.’R..R.
及びR,で表わされる炭素数1〜6のアルコキシ基とし
ては、直鎖又は分枝状のアルコキシ基例えばメトキシ、
エトキシ、n−プロボキシ、イソブロボキシ、n−ブト
キシ、イソブトキシ、 sec−プトキシ、tert−
プドキ゛シ、n−ベントキシ、イソペントキシ、n−へ
ギシル才キシ、イソへキシル才キシ基等を挙げることが
できる. 上記一般式(1)の化合物の内、Aが−C一叶であるも
のとしては、例えばβ−(メク)アクリロキシエチルト
リエトキシシラン・、γ一(メク)アクリロキシブ口ビ
ルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシブ口
ビルトリエトキシシラン、γ−(メク)アクリロキシブ
口ビルトリブ口ボキシシラン、γ−(メク)アクリロキ
シブ口ビルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)アク
リロキシブロビ、ルメチルジエトキシシラン、γ一(メ
タ)アクリロキシブ口ビルメチルジブロボキシシラン、
γ一(メタ)アクリロキシブチルフエニルジメトキシシ
ラン、γ一(メタ)アクリロキシブチルフエニルジエト
キシシラン、γ一(メタ)アクリロキシブチルフエニル
ジブ口ボキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプ口ビ
ルジメチルメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシ
ブロビルジメチルエトキシシラン、γ一(メタ)アクリ
ロキシブ口ビルフエニルメチルメトキシシラン、γ−(
メタ)アクリロキシブ口ビルフエニルメチルエトキシシ
ランを挙げることができる.であるものとしては、例え
ば OCH. CH. OCH3 等を挙げることができる. シロキサン系マクロモノマーは、主骨格がシロキサン結
合で構成され、この主骨格の81に脂肪族炭化水素基、
フエニル基、水酸基、アルコキシ基,重合性不飽和結合
などが直接もしくは間接的に結合しているものであって
,前記一般式(I)で表わされる化合物(A)と−ll
q式(II)OR, で表わされる化合物(B)とを反応させることによって
得られる. 上記化合物(B)において、R6は、炭素数1〜8の脂
肪族炭化水素基又はフエニル基を示し“、R,、R6及
びR9は炭素数1〜4の脂肪族炭化水素基又は水素原子
を示す.R,:’R.及びR,は、すべて同一でも一部
又は全部が異なっていてもさしつかえない. 化合物(B)において、炭素数1〜4の脂肪族炭化水素
基としては、例えばメチル基、エチル基、プロビル基、
ブヂル基等の直鎖又は分枝したもの等を挙げることがで
き、また炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基としてはメチ
ル基、エチル基、プロビル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基、ヘブチル基、才クチル基等の直鎖又は分枝
したもの等を挙げることができる. 上記化合物(B)において゛、R,としてはメチル基、
フエニル基が特に好ましい.R7、R8及びR,として
は特にメチル基、エチル基、プロビル基、プチル基、水
素原子が好ましし1。化合物(B)の好ましい具体例と
しては、メチルトリメトキシシラン、フエニルトリメト
キシシラン、プチルトリメトキシシラン、メチルトリエ
トキシシラン、メチルトリブトキシシラン、フエニルト
リシラノール、メチルトリシラノールなどが挙げられる
.これらのうちメチルトリメトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、フエニルI−リシラノールなどが特
に好ましく用いられる,化合物(B)は、単独又は組合
わせて用いることができる. シロキサン系マクロモノマー(C)は、上記化合物(A
)と化合物(B)とを混合し、反応させることによって
得られる.両化合物の混合比率は、該両化合物の合計量
にもとづいて、化合物(B)が70〜99.999モル
%、好ましくは90〜99− 9モル%、より好ましく
は95〜99モル%、化合物(A)が30〜0.001
モル%、好ましくは10〜0.1モル%、より好ましく
は5〜1モル%の範囲内である.化合物(B)が70モ
ル%より少なくなると共重合反応でゲル化し易く、一方
99.999モル%よりも多くなると共重合しないボリ
シロキサン量が多・《なり樹脂液ににごりが生ずるので
好ましくない. 化合物(A)と化合物(B)との反応は、両化合物が有
する水酸基、又はアルコキシル基が加水分解して生ずる
水酸基が脱水縮合することにより行なわれる.この際、
反応条件によっては脱水縮合のみではなく、一部脱アル
コール縮合も起こる. この反応は、無溶媒でも行なうことができるが、化合物
(A)及び化合物(B)を溶解できる有機溶媒、又は水
を溶媒として行なうことが好ましい.この様な有機冫容
媒としては、好ましくは、ヘブクン、トルエン、キシレ
ン、オクタン、ミネラルスピリット等の炭化水素系溶媒
、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、メチ
ルセロソルブアセテート、プチルカルビトールアセテー
ト等のエステル系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、ジイソブチルケトン等のケトン系溶媒
、エタノール、イソブロパノール、n−ブタノール、s
ec−プクノール、インプタノール等のアルコール系溶
媒、n−プチルエーテル、ジオキサン、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチ
ルエーテル等のエーテル系溶媒等を使用できる.これら
の溶媒は単独又は適宜組み合わせて用いることができる
. 溶液状態で用いる場合の化合物(A)と化合物(B)の
濃度は、合計量として5重量%程度以上とすることが適
当である. 本発明における化合物(A)と化合物(B)との反応で
は、反応温度は、通常20〜180゜C程度が適当であ
り、好ましくは50〜120゜C程度である.また、反
応時間は、通常1〜40時間程度とするのが適当である
. また、この反応において、必要に応じて、重合禁止剤を
添加してもよい.重合禁止剤は、化合物(B)に含まれ
る不飽和結合が化合物(A)との反応中に重合するのを
防ぐために有効であって、具体的には、例えばハイドロ
キノン、ハイドロキノンモノメチルエーテルなどが使用
できる.また、このシロキサン系マクロモノマー(C)
の製造において、上記化合物(A)と化合物(B)との
反応系中に、更にテトラアルコキシシランやジアルキル
ジアルコキシシランなどを添加しても差支えなく、該両
化合物の20モル%程度以下で添加することができる. 化合物(A)と化合物(B)との反応において、R,、
R4、R,が水酸基及びR,、R.、R9が水素原子で
ある場合には、有機溶媒中で加熱撹拌下に脱水縮合する
ことが好ましい.また、化合物(A)及び(又は)化合
物(B)が、Siに結合するアルコキシ基を有するとき
には、縮合に先立って加水分解させるのが好ましく、通
常水及び触媒の存在下で加熱撹拌することにより加水分
解反応及び縮合反応を連続して行なうことができる.こ
の場合の水の使用量は、特に限定されないが、アルコキ
シ基1モル当り約0.1モル以上とするのが好ましい.
約0.1モルよりも少なくなると両化合物の反応が低下
するおそれがある.最も好ましいのは、水を溶媒として
大過剰に用いる方法である.また、この反応において、
水と水溶性有機溶媒とを併用すれば、縮合により水に難
溶性のアルコールが生成する場合に反応系を均一化する
ことができる.水溶性有機溶媒としては、前記したアル
コール系、エステル系、エーテル系、ケトン系などのも
のを好ましく使用できる.この加水分解反応の触媒とし
ては、酸触媒又はアルカリ触媒が使用でき、具体的には
、酸触媒として塩酸、硫酸、リン酸、ギ酸、酢酸、プロ
ビ才ン酸、アクリル酸、メタクリル酸などが使用でき、
アルカリ触媒として水酸化ナトリウム、トリエチルアミ
ン、アンモニア等が使用できる.触媒の添加量は、上記
化合物(A)と化合物CB)との合計量に対し、0.0
001〜5重量%程度好ましくは0.01〜0.1重量
%程度の範囲内が適している. 本発明では、シロキサン系マクロモノマー(C)として
は、好ましくは数平均分子量が400〜100.000
程度、更に好ましくは1 000〜20.000程度の
ものを用いる.数平均分子量が400程度未満では共重
合時にゲル化し易い傾向にあり、また100.000程
度を越えると相溶性が低下する傾向にあるので好ましく
ない. 本発明において、化合物(A)と化合物(B)との反応
によって得られるシロキサン系マクロモノマー(C)の
主骨格はシロキサン結合によって構成され、その主骨格
の構造は、主として長鎖(linear)状、梯子( 
ladder)状又はこれらの混合系等からなる.これ
らのうち梯子状の構造からなるもの又は混合系であって
、梯子状の部分を多く有するものを使用するのが耐水性
、耐熱性、耐光性等の点から好ましい.これらの構造は
、化合物(A)と化合物(B)との混合比率、水ならび
に酸触媒などの配合量などによって任意に退択できる.
そして、該シロキサン系マクロモノマーはこのシロキサ
ン結合の81に、前記一般式(I)及び(II)のR,
〜R5のいずれか、CH2=C−A−R2−.RI R6、OR,〜OR.のいずれかなどが結合している構
造であって、Siに結合した水酸基及び/又は炭素数が
1〜4のアルコキシル基等の遊離の官能基(即ち、シラ
ノール基及び/又はアルコキシシラン基)を1分子当り
平均2個以上有する. また、該ポリシロキサン系マクロモノマーは、重合性不
飽和結合を1分子当り平均して0 2〜1.9個有する
ことが好まし《、0 6〜14個有することがより好ま
し《、0.9〜1 2個有することが最も好ましい.重
合性不飽和結合が少な過ぎると、該マクロモノマーとビ
ニルモノマーとの共重合反応生成物が白濁し易く、一方
重合性不飽和結合が多過ぎると、共重合反応中にゲル化
するおそれがあるので好ましくない.本発明で用いるエ
ボキシ基含有重合性不飽和単二体としては、例えば下記
の各一般式( II1 )〜(X■)で表わされるもの
を挙げることができる. が、硬化性の点から好ましい. 上記において、炭素数1〜6の2価の脂肪族飽和炭化水
素基としては、例えばメチレン、エチレン、プロピレン
、テトラメチレン、エチルエチレン、ペンクメチレン、
ヘキサメチレン基等を挙げることができる.また、炭素
数1〜loの2価の炭化水素基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、プロピレン、テトラメチレン、エチルエ
チレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、ポリメチ[
各一般式中、R,は前記と同様の意味を有しR1。は炭
素数1〜6の2価の脂肪族飽和炭化水素基を、R I+
は炭素数1〜lOの2価の炭化水素基を示す.mは0及
び1〜10の整数を示す.コこれらのエボキシ基含有重
合性不飽和単量体の内、特に一般式(II+)〜(X■
)で表わされる脂環式エボキシ基重合性不飽和単量体を
用いるのを挙げることができる. 更に、本発明で用いる水酸基含有重合性不飽和単量体と
しては下記一般式(XrX)〜(XXII)で表わされ
る化合物を挙げることができる.一般式(XIX) OR,2 式中、Rl2は水素原子又はヒドロキシアルキル基を示
す. 一般式(XX) CHz−○−RI2 式中、R1,は前記と同じ意味を有する。
一般式( x xr ) 式中、R1は前記と同様の意味を有し、nは2〜8の整
数、Pは2〜18の整数、qは0及び1〜7の整数を示
す. 一般式(XX[l) CM,=CR. C−0{CJ−0}r{C−H−0}−I−H    
( X X[I )!I 式中、R1は前記と同様の意味を有し、S及びTはそれ
ぞれO及び1〜8の整数、ただしSとTの和は1〜8で
ある. 一般式(XIX)及び(XX)における「ヒドロキシア
ルキル基」は01〜6個のものである.具体的+.= 
ハ、例えばCJ40H. CaHsOH. C4H−O
H等を挙げることかできる. 一般式(xrx)の単量体成分としては、例えば CH2=CHOH CHz”CHOC4HaOH 等を挙げることができる. −IilQ式(XX)の単量体成分としては、例えば CH.=CHCH.OH CH.=CHCH20CH2CH.OH(:H.=C}
IC}1.0イCH−CH 20}THCH.=CHC
I{20イCH−CH−0 +TH等を挙げることがで
きる. −at(xxnの単量体成分としては、例えば CH.=CCH.COOC.H40H CI.=CHCOOC,H.OH (:H.=CC}I.C00−CJ.−0イC−CHz
−CH2−CH2−(:}I−−C}I−−0′FT−
,−1{等を挙げることができる. 一般式(XX[l)の単量体成分としては、例えば、 CH.・CC:HsCOO{CH2CHCHsOh−T
HCH.二CH(:00{C,Hz(JlxOh=rH
CH.・CCH3COO{CH.CH.O←1H等を挙
げることができる. 更に、上記以外にも前記一般式(XIX)〜(XXI+
)で表わされる水酸基含有不飽和単量体とεカブロラク
トン、γ−バレロラクトン等のラクトン類との付加物等
が使用できる。
本発明組成物で用いる共重合体は上記した星量体以外に
もその他の重合性不飽和モノマーを単量体成分として用
いることもできる. この様な他の重合性不飽和単量体としては、望まれる性
能に応じて広範に選択することができる.斯かる不飽和
単量体の代表例を示せば次の通りである. (a)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル 例えば
、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プ
ロビル、アクリル酸イソブロビル、アクリル酸プチル、
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸才クチル、アクリル酸
ラウリル、メタクノル酸メチル、メククリル酸エチル、
メククリル酸プロビル、メククリル酸イソブロビル、メ
タクノル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メククリル
酸才クチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸又は
メタクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル,ア
クリル酸メトキシブチル、メタクノル酸メトキシブチル
、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキシエ
チル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリル酸エトキ
シブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数2〜
l8のアルコキシアルキルエステル;アリルアクリレー
ト、アリルメタクリレート等のアクリル酸又はメタクリ
ル酸の炭素数2〜8のアルケニルエステル:アリル才キ
シエチルアクリレート、アリル才キシメタクリレート等
のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数3〜〕8のアル
ケニル才キシアルキルエステル. (b)ビニル芳香族化合物.例えば、スチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、p −クロルスチレン
. (C)ボリ才レフィン系化合物 例えば、ブタジエン、
イソブレン、クロロブレン。
(d)その他・アクリロニトリル、メククリ口ニトリル
、メチルイソブロベニルケトン、酢酸ビニルベ才バモノ
マ=(シェル化学製品)、ビニルブロビ才ネート、ビニ
ルビパレート等.本発明組成物で用いる共重合体では、
各単量体の使用量は、化合物(A)及び/又はシロキサ
ン系マクロモノマー(C)約0.01〜80重量%、好
ましくは約0 1〜60重量%、エポキシ基含有重合性
不飽和単量体約1〜90重量%、好ましくは約3〜60
重量%、水酸基含有重合性不飽和単量体約1〜60重量
%、好ましくは約12〜50重量%、その他重合性不飽
和単量体約0〜97重量%、好ましくは約0〜90重量
%である.化合物(A)シロキサン系マクロモノマ−(
C)、エボキシ基含有重合性不飽和単量体及び水酸基含
有重合性不飽和単量体の使用量が上記範囲より少ないと
硬化性が低下し、また上記範囲より多いと硬化物の物性
が低下しチヂミが発生し易くなる傾向にあるので好まし
くない. 上記共重合体は、通常のアクリル樹脂やビニル樹脂等の
合成反応と同様の方法、条件で得ることができる。この
様な合成反応の一例として、各単量体成分を有機溶剤に
箔解もし《は、分散せしめ、ラジカル重合開始剤の存在
下で60〜180゜C程度の温度で撹拌しながら加熱す
る方法を示すことができる.反応時間は、通常1〜10
時間程度とすればよい.また、有磯溶剤としては、前述
したものと同様のアルコール系溶媒、エーテル系溶媒、
エステル系溶媒、炭化水素系溶媒等を使用できる。炭化
水素系(容媒を用いる場合には、溶解性の点から伯の溶
媒を併用することが好ましい。またラジカル開始剤とし
ては、通常用いられているものをいずれも用いることが
でき、その一例として、過酸化ベンゾイル、t−プチル
バーオキシー2−エチルヘキサノエート、等の過酸化物
,アゾイソプチルニトリル、アゾピスジメチルバレ口ニ
トリル等のアゾ化合物等を示すことができる. 上記共重合体は、数平均分子量1、000〜200.0
00程度のものが好ましく、3.500〜so.ooo
程度のものがより好ましい. 本発明組成物は、上記した共重合体に金属キレート化合
物を配合したものである. 該金属キレート化合物としてはアルミニウムキレート化
合物、チタニウムキレート化合物、ジルコニウムキレー
ト化合物が好ましい.また、これらのキレート化合物の
なかでも、ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合
物を安定なキレート環を形成する配位子として含むキレ
ート化合物が好ましい. ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物ヴ としては、β−ジ●トン類(アセチルアセトン等)、ア
セト酢酸エステル類(アセト酢酸メチル等)、マロン酸
エステル頽(マロン酸エチル等)、及びβ位に水酸基を
有するケトン類(ダイアセトンアルコール等)、β位に
水酸基を有するアルデヒド類(サリチルアルデヒド等)
、β位に水酸基を有するエステル類(サリチル酸メチル
)等を使用することができる.特に、アセト酢酸エステ
ル類、β−ジケトン類を使用すると好適な結果が得られ
る. アルミニウムキレート化合物は、例えば一般式 [式中、Rl1は、同一もしくは異なって炭素数1〜2
0のアルキル基又はアルケニル基を示す.] で表わされるアルミニウムアルコキシド類1モルに対し
、上記ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物を
通常3モル以下程度のモル比で混合し、必要に応じて加
熱することにより好適に調製することができる. 炭素数1〜20のアルキル基としては、前記炭素数1〜
10のアルキル基に加えて、ウンデシル,ドデシル、ト
リデシル、テトラデシル、オクタデシル基等を、アルケ
ニル基としては、ビニル、アリル基等をそれぞれ例示で
きる.一般式(xxm)で表わされるアルミニウムアル
コラート類としては,アルミニウムトリメトキシド、ア
ルミニウムトリエトキシド、アルミニウムトリーn−プ
ロボキシド、アルミニウムトリイソプロポキシド、アル
ミニウムトリーn−ブトキシド、アルミニウムトリイソ
ブトキシド、アルミニウムトリーsec−プトキシド、
アルミニウムトリ− tert−ブトキシド等があり、
特にアルミニウムトリイソブロボキシド,アルミニウム
トリーsee一ブトキシド、アルミニウムトリーn−プ
トキシド等を使用するのが好ましい. チタニウムキレート化合物は、例えば一般式[式中、m
及びR1,は前記と同じ意味を示す.] で表わされるチタネート類中のTi  1モルに対し、
上記ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物を通
常4モル以下程度のモル比で混合し,必要に応じて加熱
することにより好適に調製することができる. −M式(XXIV)で表わされるチクネート類としては
、mが1のものでは、テトラメチルチタネート、テトラ
エチルチタネート、テトラーn−プロビルチタネート、
テトライソブ口ビルチタネート、テトラーn−プチルチ
タネート、テトライソブチルチタネート,テトラーte
rt−プチルチタネート、テトラーn−ペンチルチタネ
ート、テトラーn−へキシルチタネート、テトライソオ
クチルチタネート、テトラーn−ラウリルチタネート等
があり,特にテトライソブ口ピルチタネート、テトラー
n−プチルチクネート、テトライソブチルチタネート,
テトラーtert−プチルチタネート等を使用すると好
適な結果を得る.また,mがl以上のものについては、
テトライソブ口ビルチタネート、テトラーn−プチルチ
クネート、テトライソブチルチタネート、テトラーte
rt−プチルチタネートの2M体からllfi体(一穀
式(XW)におけるm=1〜10)のものが好適な結果
を与える. ジルコニウムキレート化合物は、例えば一般式 [式中、m及びR +3は前記と同じ意味を示す.] で表わされるジルコネート類中のZr  lモルに対し
、上記ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物を
通常4モル以下程度のモル比で混合し、必要に応じて加
熱することにより好適に調製することができる. −8Ω式(XXV)で表わされるジルコネート類として
は、テトラエチルジルコネート、テトラーnプロビルジ
コネート、テトライソプ口ビルジルコネート、テトラー
n−プチルジルコネート、テトラーsec−プチルジル
コネート、テトラーtert一プチルジルコネート、テ
トラーn−ベンチルジルコネート、.テトラーtert
−ベンチルジルコネート、テトラーtert−へキシル
ジルコネート、テトラーn−ヘフ゛チルジルコネート、
テトラーn一才クチルジルコネート、テトラーn−ステ
アリルジルコネート等があり、特にテトライソブ口ピル
ジルコネ−1・、テトラーn−プロビルジルコネート、
テトライソブチルジルコネート、テトラーn−プチルジ
ルコネート、テトラーsec−プチルジルコネート、テ
トラーtert−プチルジルコネート等を使用すると好
適な結果を得る。また、mが1以上のものについては、
テトライソブ口ビルジルコネ−1・、テトラー口−プロ
ビルジルコネート、テトラーn−プチルジルコネート、
テトライソブチルジルコネート、テトラーsec−プチ
ルジルコネート、テトラーtert−プチルジルコネー
トの2量体から1l量体(一般式(XXV)におけるm
=1〜10)のものが好適な結果を与える.また、これ
らジルコネート類同志が会合した構成単位を含んでいて
も良い. 而して、本発明における特に好ましいキレート化合物と
しては、トリス(エチルアセトアセテート)アルミニウ
ム、トリス(n−プロピルアセトアセテート)アルミニ
ウム、トリス(イソブロピルアセトアセテート)アルミ
ニウム、トリス(nブチルアセトアセテート)アルミニ
ウム、インプロボキシビス(エチルアセトアセテート)
アルミニウム、ジイソブ口ボキシエチルアセトアセテー
トアルミニウム、トリス(アセチルアセトナト)アルミ
ニウム、トリス(プロビ才ニルアセトナト)アルミニウ
ム、ジイソブ口ボキシブ口ビ才ニルアセトナトアルミニ
ウム、アセチルアセトナト・ビス(プロビ才ニルアセト
ナト)アルミニウム、千ノエチルアセトアセテートビス
(アセチルアセトナト)アルミニウム、トリス(アセチ
ルアセトナト)アルミニウム等のアルミニウムキレート
化合物:ジイソブロボキシ・ビス(エチルアセトアセテ
ート)チクネート、ジイソブ口ポキシビス(アセチルア
セトナト)チタネート、ジイソブ口ポキシ ビス(アセ
チルアセトナト)チタネート等のチタニウムキレート化
合物.テトラキス(アセチルアセトナト)ジルコニウム
、テトラキス(n−プロビルアセトアセテート)ジルコ
ニウム、テトラキス(アセチルアセトナト)ジルコニウ
ム、テトラキス(エチルアセトアセテート)ジルコニウ
ム等のジ・ルコニウムキレート化合物を挙げることがで
きる。
該アルミニウムキレート化合物、ジルコニウムキレート
化合物、チタニウムキレート化合物は、いずれか1種を
用いても良いし、2種以上を適宜併用しても良い.架橋
反応硬化剤の配合量は、前記重合体の固形分100重1
部に対して0.01〜30重量部程度とするのが適当で
ある.この範囲より少ないと架橋硬化性が低下する傾向
にあり、又この範囲より多いと硬化物中に残存して副水
性を低下させる傾向にあるので好まし《ない.・好まし
い配合量は0.1〜10重量部である. 本発明組成物には、必要に応じて、例えばエビコート1
001 (シェル化学製)等のエボキシ基含有樹脂;例
えば,スチレンアリルアルコール共重合体等の水酸基含
有樹脂:一官能性又は多官能性のエボキシ化合物;トリ
フェニルメトキシシラン、ジフエニルジメトキシシラン
等の低分子量のシラン化合物等や、一般的なアルコキシ
シラン基を有するシリコン樹脂等の他の樹脂を添加する
こともできる.中でも1分子中に2ヶ以上の脂環式オキ
シラン基を含有する化合物を添加すると、硬化性を低下
することなく、硬化性組成物の高固形分化を達成するこ
とができ好都合である。かかる化合物としては、例えば
下記の化学式で示される化合物 O ト化合物との付加物(使用し得るポリイソシアネート化
合物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネー
トもしくはトリメチルへキサメチレンジイソシアネート
の如き脂肪族ジイソシアネート類:キシリレンジイソシ
アネートもしくはイソホロンジイソシアネートの如き環
状脂肪族ジイソシアネート類;トリレンジイソシアネー
トもしくは4.4′−ジフエニルメタンジイソシアネー
トの如き芳香族ジイソシアネート類の如き有機ジイソシ
アネートそれ自体、またはこれらの各有機ジイソシアネ
ートと多価アルコール、低分子量ポリエステル樹脂もし
くは水などとの付加物あるいは上掲した如き各有機ジイ
ソシアネート同志の重合体、さらにはイソシアネート・
ビウレット体などが挙げられるが、それらの代表的な市
版品の例としては「パーノックD−750、800、D
N−950、−970もしくは15−455J  [以
上、大日本インキ化学工業■製品]、「デスモジュール
L.NHL.ILもしくはN3390J  [西ドイツ
国バイエル社製品]、[タケネートD−102、−20
2、−110Nもしくは−123NJ  [武田薬品工
業■製品]、[コロネートL.HL.EHもしくは20
3」[日本ポリウレタン工業■製品]または「デュラネ
ート24A−90Cx」 [旭化成工業■製品]などで
ある): n ステル化物(例えば、テトラヒド口無水フクル酸、トリ
メチロールプロパン及び1.4−ブタンジ才一ル等をエ
ステル化反応して得られるポリエステルを過酢酸等で酸
化して得られるもの等が挙げられる. 本発明組成物には、必要に応じて、無機顔料、有機顔料
等を配合できる.無機顔料としては、酸化物系(二酸化
チタン、ペンガラ、酸化クロム等)、硫酸塩系(沈降性
硫酸バリウム等)、炭酸塩系(沈降性炭酸カルシウム系
等)、硫酸塩系(クレー等)、炭素系(カーボンブラッ
ク等)、金属粉(アルミニウム粉、ブロンズ粉、亜鉛末
等)が挙げられる.また有機顔料としては、アゾ系(レ
ーキレッド、ファースト二ロ一等)、フタ口シアニン系
(フタロシアニンブル一等)が挙げられる. 本発明組成物は、必要に応じて有機溶剤を使用すること
ができる. 有機溶剤としては、組成物の硬化速度の点からは、沸点
が150℃程度以下のものが好ましいが、これに限定さ
れるものではない.好ましい有機溶剤としては、例えば
トルエン、キシレン等の炭化水素系溶剤、メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン系溶剤、酢
酸エチル、酢酸ブチル等のエステル系溶剤、ジ才キサン
、エチレングリコールジエチルエーテル等のエーテル系
溶剤、ブタノール、プロパノール等のアルコール系溶剤
等を挙げることができる.これらの(容剤は、単独又は
適宜混合して用いることができるが、アルコール系溶剤
を用いる場合には、田脂の溶解性の点から他の溶剤と併
用することが好ましい.樹脂溶剤の濃度は、使用目的に
よって一様ではないが、一般に10〜70重量%程度と
すればよい. また上記以外にも前記キレート化剤を添加することがで
きる. 本発明の硬化性組成物は塗料、接着剤、インキ等に好適
に使用できる。塗料としては室温乾燥のものから60〜
100゜Cの低温焼き付け型、100−160゜Cの高
温焼付型のものまで、Φ広く適用できる。被塗物として
は、例えば鉄板、プラスチック素材、木材等、従来塗料
が塗られているあらゆるものに塗装することができる.
自動車車体の塗装も本発明の硬化性組成物が好適に適用
される例である。
上塗り塗オ4としてソリッドカラー、メタリックカラー
、クリヤー2+4などの形で、ウエット才ンウエットの
塗り重ね塗装方式(いわゆる2CIB塗装)、モノコー
ト塗装方式などの塗装方式で塗装できる. 自動車車体の中塗り塗料としても、自動車部品としての
各種プラスチックス材や金属部品材用の上塗り用、下塗
り用としても適用できる。
本発明の硬化性組成物を塗料として用いる場合の塗装方
法は特に限定がなく、従来の方法をそのまま用いること
ができる。例えばエアスブレ静電エアスプレー、エアレ
ススプレー、ベル静電塗装、ミニベル静電塗装、ロール
塗装、八ヶ塗りなどの方法が適用できる。
本発明の硬化性組成物は、140゜C以下の低温で容易
に架橋硬化させることができ、例えば、何ら加熱せず常
温で硬化させる場合には、通常8時間〜7日間程度で充
分に硬化させることができ、また40〜100゜C程度
に加執する場合には、5分〜3時間程度で充分に硬化さ
せることができる. 本発明の硬化i生組成物が優れた低温硬化性を有する理
由は、次の様に考えられる.即ち、一段目の反応として
、金属キレート化合物がシラン基と反応して次の結合を
生じる. /     \ 次いで、この結合がシラノール基(アルコキシシラレ基
           については、′空気中の水分に
よってシラノール基となる)に配位して、 \ / I ■ /     \ となってシラノール基を分極させる.この分極したシラ
ノール基がエポキシ基と反応して、となる。次いで、こ
れが水酸基と反応してc−o−c−c OH となる.このエボキシ基と水酸基との反応は比較的低温
で進行する。
本発明の硬化性組成物は、水酸基を含有する化合物を必
須成分とし、更に、組成物中にエポキシ基、シラン基及
び金属キレート化合物が存在ずるので上記反応が速やか
に進行し、低温硬化性に優れたものになると推定される
夫忘困 以下、実施例、比較例をあげて本発明を更に具体的に説
明する.特に断わらない限り「部」「%」は重量部、重
量%を意味する。
1.共重合体溶液Aの製造 下記単量体組成の共重合体をトルエン/n−ブタノール
混合溶剤中でAIBN(α.α′−アソビスイソブチロ
ニトリル)を重合開始剤として用いて、合成した. (部) アクリレート スチレン            20.On−プチル
メククリレート    l5.0得られた共重合体溶液
の固形分濃度は50.0%、渚剤組成はトルエン/n−
ブタノール=8 0/2 0であり、樹脂の数平均分子
量は8.100であった.(ボリスチレンを基準とする
GPC測定による.) 2.共重合体溶液Bの製造 (部) メチルトリメトキシシラン    2720脱イ才ン水 60%塩酸 ハイドロキノン            1これらの混
合物をso’c、5時間反応させた.得られたボリシロ
キサンマクロモノマーの数平均分子量は2.000、平
均的に1分子当り1ヶのビニル基(重合性不飽和基)と
4ヶの水酸基を有していた.このマクロモノマー30部
と(部) グリシジルメタクリレート      301.4−ブ
クンジ才一ルモノ     20アクリレート n−プチルメククリレート      20AIBN 
                3の混合物をキシレ
ン/n−ブタノール=80/20の混合溶剤100部中
に120″Cで適下重合し、共重合体溶液Bを得た. 共重合体溶液Bの固形分濃度は50%、樹脂の数平均分
子量は13.000であった.3 共重合体溶液Cの製
造 共重合体溶液Bの製造に用いたポリシロキサンマクロモ
ノマ−25部と (部) CH3  0 ブラクセルFM−3 (注1)      40n−プ
チルメタクリレート       10(バl)プラク
セルFM−3: 2−ヒドロキシエチルメタクリレー ト1モルとε一カブロラクトン3モ ルの付加物(ダイセル化学工業(掬製 品) をキシレン/n−ブタノール=80/20中でAIBN
を用いて重合させ共重合体溶液Cを得た.共重合体溶液
Cの固形分濃度は50%、樹脂の数平均分子量は16.
000であった.4,共重合体溶液Dの製造 下記単量体の混合物を共重合体溶液Aの場合と同様にし
て共重合体溶液Dを製造した.しtls n−プチルアクリレート       20スチレン 
             25共重合体滴液Dの瀉剤
組或はトルエン/n−ブタノール=80/20、固形分
濃度は50%、樹脂の数平均分子量は21.000であ
った.5、共重合体溶液Eの製造 下記単量体の混合物を共重合体溶液Aの場合と同様にし
て共重合体溶液Eを製造した.(部) n−プチルメタクリレート80 共重合体溶液Eの溶剤組成はキシレン/n−ブタノール
= 8 0/2 0、固形分濃度は50%,樹脂の数平
均分子量は15.000であった.6.共重合体店}夜
Fの製造 下記単量体浪合物を共重合体溶液八の場合と同様にして
共重合体溶液Fを製造した. (部) スチレン            30n−プチルメタ
クリレート    24.52−エチルヘキシル   
    20メタアクリレート 2−ヒドロキシエチル      25アクリレート アクリル酸            0.  5共重合
体溶液Fの溶剤組成はキシレン/n−ブタノール= 8
 0/2 0、固形分濃度は50%、樹脂の数平均分子
量は13.000であった.実施例1〜5、比較例1〜
2 第1表の配合で硬化性組成物を調製した。配合量は固形
分で示した.希釈溶剤としてキシレン/n−プタノール
=80/20の混合滴剤を用い、# 4 Ford C
upで25秒に粘度調整(25゜C) Lスプレー塗装
用とした. 表1中チタン白を含む組成物は共重合体Fを用いて顔料
分散を行なった. 塗装素材は試験項目によりガラス板、軟1岡板、アルミ
板を用いた. 塗装はエアスプレーガンを用い乾燥後膜厚が約60LL
となるよう塗装し、室温で15分間セッティングした後
、80゜Cで30分加温し、硬化させた. 各塗板の試験結果を表2に示す. 性能試験 ゲル分率:乾燥させた塗膜をガラス板からはがしとりソ
ックスレー抽出器で還流温度でアセトンを用いて6時間
抽出した後、塗膜の残分を%で表わした. 耐衝撃性;素材は軟鋼板を用いた.デュポン衝撃試験器
を用い、500gのおもりを塗面に落下せしめ、塗膜の
ワレ、ハガレのない最大落下距離(cm)を調べた. 耐水性:素材は軟鋼板を用いた。試験片を温水(40℃
)に60日間浸漬し、その後塗面状態の異常の有無を調
べた. 耐ガソリン性:日石シルバーガソリンに20℃で24時
間浸漬したあとの塗面状態を観察した. 耐候性:素材はアルミ板を用いた.ザQバネル社製のQ
UV式ウエザーメーター(紫外線蛍光ランプr No.
 Q F S − 4 0 . U V一B、波長域3
 2 0〜2 8 0nm)を用いて温度40〜70℃
で照射(15分)と結露(15分)というサイクルを 2.000時間繰返した後塗膜劣化の程度を1察した.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼又は▲
    数式、化学式、表等があります▼を示す。R_1は水素
    原子又はメチル基を、R_2は炭素数1〜6の2価の脂
    肪族飽和炭化水素基を、R_3、R_4及びR_5は同
    一又は異なって水酸基、フェニル基、炭素数1〜6のア
    ルキル基又は炭素数1〜6のアルコキシ基をそれぞれ示
    す。但し、R_3、R_4及びR_5のいずれか1個は
    水酸基又はアルコキシ基を示す。] で表わされる化合物である(A)及び/又は一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R_6は炭素数1〜8の脂肪族炭化水素基もし
    くはフェニル基を、R_7、R_8およびR_9は炭素
    数1〜4の脂肪族炭化水素基もしくは水素原子を示す。 ) で表わされる化合物(B)と前記一般式( I )で表わ
    される化合物(A)とを反応させてなり、且つその1分
    子あたり平均1個の重合性不飽和結合と水酸基および(
    または)アルコキシ基とを有するシロキサン系マクロモ
    ノマー(C)と、エポキシ基含有重合性不飽和単量体及
    び水酸基含有重合性不飽和単量体を必須単量体成分とす
    る共重合体に、金属キレート化合物を含有することを特
    徴とする硬化性組成物。
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