JPH02233265A - 印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気的手段により情報を記録し、磁性インク
により紙へ情報を転写する印字装置に関するものである
。

従来の技術 以下、従来のこの種の印字装置について図面を参照しな
がら説明する。第８図において、図示していない駆動手
段により軸１２０を中心として時計方向に回転する円筒
状磁気ドラム１２１の表面には、磁気記録材１２２が均
質にコーティングされており、さらにその表面には、例
えばフッソ樹脂や、シリコン樹脂のごとき発水性物質薄
膜１２３が均質にコーティングされている。この発水性
物質薄膜１２３の表面には、磁気ヘツ１〜１２４が接触
している。記録されるべき情報は、図示していない磁気
ヘッド制御回路からの信号に従って制御されている磁気
ヘッド１２４により、発水性物質薄膜１２３越しに前記
磁気記録材１２２に磁気情報として七して記録される。

磁気記録トラム１２１の記録完了部分は、回転に従って
磁性インク１２５で満たされたインクタンク１２６へ案
内される。この磁性インク１２５の液面１２５ａは、常
に発水性物質薄膜１２３に接触した状態に保持されてい
る。磁性インク１２５通過後の発水性物質薄膜１２３の
表面には、磁気ヘッド１２４て着磁された磁気パターン
に従って磁］生インク１２５が付着する。着磁されてい
ない部分は、発水性物質薄膜１２３の発水性により研１
生インクは付着しない。磁性インク付着後さらに磁気記
録ドラム１２１が時計方向に回転すると、発水性物質薄
膜１２３の表面は、プラテン１２７、押圧ローラー１２
８によって搬送されている記録紙１２９に当接し付着イ
ンクは記録紙１２９に転写される。さらに磁気記録ドラ
ム１２１が時計方向に回転すると発水性物質薄膜１２３
の表面は、クリーニング部材１３０により、洗浄される
。洗浄後消磁ヘッド１３１により磁気記録材］２２は、
初期の状態になり、次の情報の書き込みが行われる。

発明が解決しようとする課題 この様に構成されたプリンターには次のような問題点が
ある。

１、記録紙１２９の繊維内に吸収された磁性インクはす
くには乾燥しないため押圧ローラ］２８と紙面か接触す
るとインクで抑圧ローラが汚れてしまい、さらに紙面を
汚してしまう。

２、磁気記録材１２２に記録された情報を消去するため
に消磁ヘッド３１が必要てあり、装置が大型になりコス
１・か上昇する。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために本発明は、磁気記録ドラムに
付着したインクを転写する記録紙に転写するために、記
録紙を保持するプラテンとこのプラテンを加熱する加熱
手段とを備える。

作用 プラテンを加熱することにより記録紙の繊維内に吸収さ
れた磁性インクの乾燥と、磁気記録情報の熱的消去を同
時に達成できる。

実施例 本発明の一実施例における印字装置の概略図を第１図に
示す。

第１図において、図示していない駆動手段により軸１を
中心として時計方向に回転ずる円筒状磁気記録ドラム２
の表面には、ひ？気記録材３が均質にコーティングされ
ており、さらにその表面には、例えばフッソ樹脂や、シ
リコン樹脂のごとき発水性物質薄膜４か均質にコーティ
ングされている。

この発水性物質薄１１Ｍ　４の表面には磁気ヘッド５が
接触している。記録されるべき情報は、図示していない
磁気ヘッド制御回路からの信号に従って制御されている
磁気ヘッド５により、発水性物質薄膜４越しに磁気記録
材３に磁気情報として記録される。磁気記録ドラム２の
記録完了部分は、回転に従って磁性インク６で満たされ
たインクタンク７へ案内される。この磁性インク６の液
而６ａは、常に発水１生物質薄膜４に接触した状態に保
持されている。磁１生インク６通過後の発水性物質薄膜
４の表面には、磁気ヘッド５で着磁された磁気パターン
に従って磁性インク６か付着する。着磁されていない部
分は、発水１生物質薄膜４の発水性により磁性インクは
付着しない。磁性インクイ１着後さらに磁気記録ドラム
２が時ｄ１方向に回転ずると、発水性物質薄膜４の表面
は、プラテン８、押圧ローラー９によって搬送されてい
る記録紙１０に当接し付着インクは記録紙１０に転写さ
れる。

プラテン８の内部には、ハロゲンランブ１８が組み込ま
れ、プラテン８の回転に対して独立に保持されている。

このハロゲンランプ１８の作用は、裏面から記録紙１０
を加熱し記録紙１０の繊維内に吸収された磁１生インク
を乾燥させると同時に、記録紙１０，発水性物質薄膜４
を介して磁気記録材３をキュリー点以上に加熱し磁気記
録材３に形成された記釘情報を消去することてある。

さらに磁気記録Ｉ・ラム２が時計方向に回転ずると発水
性物質薄膜４の表面は、クリーニング部材１１により、
洗浄される。

以上か、本発明のプリンターの１サイクルを示したもの
であるが、次にそれぞれのプロセスをもう少し詳細に説
明する。

第２図は、磁気ヘッ１・５と磁気記録トラム２との配置
状況を示したものである。磁気ヘッ１・５は、薄膜プロ
セスによりベース基板５ａｌに多数の磁気ヘッドエレメ
ント５ｂが高密度に形成されている。磁気ヘッド５はほ
ぼプラテン２のｍ　Ｌをノノハーしている。磁気ヘッド
５の先端５Ｃは、精密な真直度に加工されていて、発水
性物質薄膜４に一様な接触圧て接触保持されている。そ
れぞれの磁気ヘッドエレメントは図示していない磁気ヘ
ッド制御回路によりコンｌ・ロールされている。

第３図は、磁気ヘツｌ”　５による研気記録材３への記
録状態を説明したものである。磁気記録材３は垂直磁化
膜てあり、それぞれの磁気ヘッドエレメント５ｂにより
磁気ヘッド５側がＮ極、他方がＳ極に着磁され潜像が形
成される。磁気ヘッｌ’　５と磁気記録材３の間には発
水Ｉ化物質薄膜４がコーティングされているがその厚み
は、非常に薄いのて磁気記録の妨げにはならない。

第゜４図は、潜像の現像プロセスの説明図である。イン
クタンク７は磁性インク６で満たされており液面６ａは
発水性物質薄膜４の表面に接触している。この状態で、
磁気記録材３に着磁されていると磁性インクが引き寄せ
られ発水性物質薄膜４越しに付着し側着インク１３とな
り現像される。一方非着磁部分は、発水性物質薄膜４が
液体をはし《のて磁性インク６は付着しない。

第５図は、記録紙・＼のインク転写プロセスの説明図で
ある。プラテン８は軸１４を中心として反時計方向に回
転し、２個の抑圧ローラー９との間で記録紙１０を搬送
している。発水腫物質４の表面４ａのイ；１着インク１
３は接線１４の位置において記録紙１０の繊維の中へ転
写吸収される。プラテン８の内部には、ハロゲンランブ
１８が組み込まれ、プラテン８の回転が影響しないよう
に保持された加熱部材１９が配設されている。この加熱
部材の作用は、裏面から記録紙１０を加熱し記録紙１０
の繊維内に吸収された磁はインクを乾燥させると同時に
、記録紙１０１発水］生物質薄膜４を介して磁気記録材
３をキ。り一点以上に加熱し磁気記録材３に形成された
記録情報を消去することである。される。

第６図は、プラテン部のクリーニングプロセスを説明し
たものである。繊維状の液体吸収材でできた、クリーニ
ング部材１１は、保持部材１５に保持され抑圧バネ１６
によって発水圓−物質薄膜４の表面４ａに圧接されてお
り、記録紙］○への転写残りインク１７を吸収し表面４
ａをクリーニングする。

プラテン８の断面を第７図に示す。ここで１８はハロゲ
ンランプでフレーム２８に固定されている。２２、２３
はプラテン８を構成する側板で軸を一体に形成した軸部
材である。軸部材２２はベアリング２６を介してフレー
ム２８に架けられており、軸部利２３はベアリング２５
を介してフレーム２８に架けられている。２７は記録案
内ローラ８を回転さセる動力を伝えるキアである。

以」一のように併気記録材の表面に発水性材質の薄膜を
形成してなる円筒状のプラテンと、該プラテンに磁気的
情報を記録する磁気記録手段と、磁性インクで｝μｉた
されインクの液面が磁気情報記録後の発水性薄膜に接触
しているインクタンクと、該インクタンク通過後に発水
１１：薄膜に接触すへ《案内された記録紙と、該記録紙
を外周に捲回して案内する記録紙案内部材と、該記録紙
案内部利の内部に配設され、発水性薄膜と記録紙の接線
近傍を記録紙の裏面より加熱する加熱部材を有すること
により、次のような効果を有する。

１、１つ乾燥部材で記録紙の繊維内に吸収された磁性イ
ンクの乾燥と、磁気記録材をキコリー点以上まで加熱ず
ろことにより磁気記録情報の熱的消去を同時に達成でき
る。

２、特別な消磁ヘッドが不必要なため装置の小型か、低
消費電力化が可能となり、当然コストの低減も可能とな
る。

発明の効果 以上のように本発明は、画像を着磁形成した磁気記録ド
ラムに付着したインクを記録紙に転写するために記録紙
を保持するプラテンと、このプラテンを加熱する加熱手
段を備え、プラテンの熱によって磁気記録ドラムを消磁
し、記録紙にのったインクを乾燥するようにしたのて、
別途消磁装置や乾燥装置を設ける必要がなく、簡単な横
成の印字装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にお（Ｊる印字装置の概略図
、第２図は本実施例における磁気記録ドラムと磁気ヘッ
ドの配置関係説明図、第３図は本実施例における潜像形
成プロセス説明図、第４図は現像プロセス説明図、第５
図は本実施例の記録紙への転写プロセス説明図、第６図
は本実施例のクリーニングプロセスの説明図、第７図は
本実施例におけるプラテンの断面図、第８図は従来の印
字装置の概略図である。 ２・・・磁気記録ドラム、３・・・磁気記録材、４・・
・発水性物質薄膜、５・・・磁気ヘッド、６・・・磁性
インク、７・・・インクタンク、８・・・プラテン、９
・・・押圧ローラ、１０・・・記録紙、１１・・・クリ
ーニング部材ｌ２・・・消磁ヘッド 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝 ほか１名 第 図 ２Ｂ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 発水性材質の薄膜を側面に有する磁気記録ドラムと、 前記磁気記録ドラムに画像を着磁形成する磁気ヘッドと
   、 前記磁気ヘッドによって着磁形成された前記磁気記録ド
   ラムに磁性インクを付着させるインク付着手段と、 前記磁気記録ドラムに対向して設けられ前記インク付着
   手段によって前記磁気記録ドラムに付着したインクを転
   写すべき記録紙を保持するプラテンと、 前記プラテンを加熱する加熱手段と、 を有することを特徴とする印字装置。