JPH0223320B2 - - Google Patents

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JPH0223320B2
JPH0223320B2 JP61176515A JP17651586A JPH0223320B2 JP H0223320 B2 JPH0223320 B2 JP H0223320B2 JP 61176515 A JP61176515 A JP 61176515A JP 17651586 A JP17651586 A JP 17651586A JP H0223320 B2 JPH0223320 B2 JP H0223320B2
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JP
Japan
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cutting
cut
mounting surface
drive device
cutting board
Prior art date
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JP61176515A
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English (en)
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JPS6334096A (ja
Inventor
Tatsuo Yamazaki
Koichi Tanaka
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NIIGATA PLANT SERVICE KK
Original Assignee
NIIGATA PLANT SERVICE KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動物や魚の冷凍肉やこれに類する物
体(以下、冷凍肉等と言う)を切断する切断装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、冷凍肉等の切断は、丸鋸や帯鋸を用いた
切断装置によつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記従来の切断装置は、歯幅の大き
い鋸刃を用いるので、切り屑が多く出て歩止まり
が悪いうえ、刃先の切断寿命が短く、頻繁にその
研摩が必要であり、しかも切断面が粗く商品価値
が低くなるという致命的な欠点がある。
また、作業員が冷凍肉等を丸鋸や帯鋸に向かつ
て直接押し動かしているため、作業能率が悪く、
しかも危険である。
本発明は、切り屑が少なくて歩止まりが良く、
刃先の切断寿命が長いとともに、切断面がきれい
で高い商品価値が得られる上、危険なく能率的に
切断することができる冷凍肉等の切断装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明は冷凍肉
等の被切断物を載せる載置面を有する台体と、上
記載置面の側部に配設され、幅方向移動手段によ
つて載置面の幅方向に横移動させられて載置面の
実質的な幅を変える側板と、上記載置面の前部に
設けられた排出シユートと、該排出シユートの底
部に設けられ、揺動用駆動装置によつて載置面の
幅方向に揺動させられるまな板と、上記載置面の
中央部に配設され、押圧用駆動装置によつて動か
されて載置面上の被切断物を側板に沿つてまな板
に向けて移動させる押し板と、振動装置により微
振動させられながら切断用駆動装置で降下させら
れて上記まな板上の被切断物を切断する切断刃
と、該切断刃によつて切断されたまな板上の被切
断物を、排出用駆動装置によつて動かされて排出
シユートから排出させる払出し板とを具備した構
成とした。
〔作用〕
台体に設けられた載置面に被切断物を載せ、幅
方向移動手段によつて側板を横移動させて載置面
の実質的な幅を上記被切断物の大きさに合わせ
る。次に押圧用駆動装置で押し板を動かして載置
面上の被切断物を側板に沿つて移動させ、その前
端部をまな板の上に載せる。
次いで揺動用駆動装置でまな板を載置面の幅方
向に揺動させながら、振動装置を作動させて切断
刃を微振動させ、切断用駆動装置を作動させる。
切断用駆動装置の作動により切断刃は被切断物に
向かつて移動し、被切断物に食い込んでこれを切
断する。この際、切断刃は、被切断物に刃先を当
ててこれを単に押すだけでなく、振動装置によつ
て刃先を被切断物に対して微振動させ、被切断物
を擦り切るため、良好な切れ味が発揮されること
になる。まな板は被切断物を載置面の幅方向に揺
動させて被切断の切断を一層良好にする。また、
側板は、切断刃の微振動とまな板の揺動によつて
被切断物が過度に暴れ動くのを抑制する。
したがつて、被切断物の切断面が滑らかとな
り、商品価値が高められるうえ、切り屑が出ない
ため、歩止まりが高い。しかも常に鋭い切れ味が
得られ、頻繁に研摩する必要がないため、作業性
が良く、また長期に互つて切断刃を使用すること
ができる。
〔実施例〕
添付図面は本発明の一実施例を示すもので、図
中1は台体である。この台体1の下部には、キヤ
スタ2とボルト構造の固定座3とが設けられ、ま
た上面には、載置面4が設けられている。載置面
4は、冷凍肉等の被切断物Wを載せるためのもの
であり、台体1の前部(第2図において右方の端
部)より後部にかけて下方にくぼめて形成され、
その両端部には、側板5,5が、また中央部に
は、押し板6がそれぞれ配設されている。
側板5は、可動部材7に取付け棒8によつて取
り付けられ、また可動部材7は、ガイド棒9に案
内管10を嵌合するとともに、側板用ハンドル1
1により回転させられるネジ軸12の逆ネジ構造
のネジ12a,12bにナツト部材13を螺合さ
せて設けられており、側板用ハンドル11でネジ
軸12を回転させると、左右2枚の側板5,5が
互いに近付いたり、離れたりして、載置面4の実
質的な幅を変える構成とされている。上記側板用
ハンドル11とネジ軸12等は幅方向移動手段を
構成する。また、上記の押し板6は、ロツドレス
シリンダよりなる押圧用駆動装置14の可動アー
ム15に取り付けられており、押圧用駆動装置1
4の作動によつて載置面4を後方から前方に動い
て載置面4上の被切断物Wを押し動かす。
台体1の前部には、上記押し板6によつて前に
押し動かされる被切断物Wを当接させるストツパ
16が、ストツパ用ハンドル17によつて回転さ
せられるネジ軸18にナツト部材19を螺合さ
せ、またネジ軸18に平行に設けられたガイド棒
20に案内管21を嵌合させて前後方向に調節自
在に設けられている。
上記台体1の、載置面4とストツパ16との間
には、排出シユート22が設けられるとともに、
ストツパ16の上方には、上下フレーム23が支
柱24に支持され、ラツク26に噛み合わせれた
ピニオン(図示せず)を上下用ハンドル25の操
作で回すと、支柱24に沿つて上下させられる構
成とされている。そして、上下フレーム23に
は、シリンダよりなる切断用駆動装置27が取り
付けられ、該切断用駆動装置24には、切断刃2
8を取付けネジ30で着脱自在に取り付けたアル
ミ製のホーン29が振動装置31を介して取り付
けられている。切断刃28は、切断用駆動装置2
7により排出シユート22の部分に押し下げられ
て、載置面4から排出シユート22の上に出てい
る被切断物Wを切断するものである。
上記排出シユート22の底部には、上面にゴム
等の柔軟シート32を取り付けたまな板33が、
アリ溝34のアリ35を嵌入させるとともに、揺
動用駆動装置36によつて中心軸37を中心に揺
動させられる揺動アーム38の自由端にピン39
で連結して設けられている。また、排出シユート
22には、ロツドレスシリンダよりなる排出用駆
動装置40によつて動かされて、排出シユート2
2内の切断物を排出する払出し板41が配設され
ている。
なお、切断刃28の振動数は、あまり低いと騒
音を発生し、また高すぎると効果がないので、通
常、15〜30KHz/secの範囲、好ましくは、19〜
22KHz/secに設定される。また、図の実施例の
まな板33の振動幅は、約20mm、揺動サイクル
は、1〜5回/secに定められているが、これは
上記に限られるものではない。
次に上記のように構成された本発明に係る冷凍
肉等の切断装置の作用を使用例とともに説明す
る。
まず、被切断物Wを載置面4の上に載せ、側板
用ハンドル11で側板5,5を動かして被切断物
Wに近付け、被切断物Wの大きな横ずれを止める
とともに、ストツパ用ハンドル17によりストツ
パ16を希望する位置に動かして被断物Wの切断
幅を調節する。
次に、押圧用駆動装置14により可動アーム1
5を動かして載置面4上の被切断物Wをストツパ
16に当接させる。次いで、揺動用駆動装置36
を作動させてまな板33を載置面4の方向に揺動
させる一方、振動装置31を作動させて切断刃2
8を微振動させながら、切断用駆動装置27を作
動させて切断刃28を降下させ、被切断物Wを切
断する。この際、切断刃28は切断用駆動装置2
7によつて被切断物Wに対して微振動するととも
に、まな板33は揺動用駆動装置36により揺動
させられ、被切断物Wを切断刃28に対して揺動
させているため、切断刃28は被切断物Wを鋭く
切断することになる。
このようにして一回の切断が終了したら、切断
刃28を上昇させ、排出用駆動装置40により払
出し板41を移動させて切断物を排出シユート2
2に沿つて外部に取り出す。その後再び押圧用駆
動装置14で被切断物Wを押し動かし、ストツパ
16に当接させて、次の切断に入る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の冷凍肉等の切断
装置は、冷凍肉等の被切断物を載せる載置面を有
する台体と、上記載置面の側部に配設され、幅方
向移動手段によつて載置面の幅方向に横移動させ
られて載置面の実質的な幅を変える側板と、上記
載置面の前部に設けられた排出シユートと、該排
出シユートの底部に設けられ、揺動用駆動装置に
よつて載置面の幅方向に揺動させられるまな板
と、上記載置面の中央部に配設され、押圧用駆動
装置によつて動かされて載置面上の被切断物を側
面に沿つてまな板に向けて移動させる押し板と、
振動装置により微振動させられながら切断用駆動
装置で降下させられて上記まな板の被切断物を切
断する切断刃と、該切断刃によつて切断されたま
な板上の被切断物を、排出用駆動装置によつて動
かされて排出シユートから排出させる払出し板と
を具備した構成となつており、切断刃は、被切断
刃に刃先を当ててこれを単に押すだけでなく、振
動装置によつて刃先を被切断物に対して微振動さ
せ、被切断物を擦り切るため、良好な切れ味が発
揮されることになる。まな板による被切断物の揺
動は切断刃による切断を一層良好にするととも
に、側板は切断刃の微振動とまな板の揺動による
被切断物の暴れを抑制する。
このため、被切断物の切断面が滑らかとなり、
商品価値が高められるとともに、切り屑が出ない
ため、歩止まりが高い。その上、常に鋭い切れ味
が得られ、頻繁に研摩する必要がないため、作業
性が良く、また長期に互つて切断刃を使用するこ
とができる。さらにまた、押し板と払出し板によ
つて被切断物を動かすため、作業員が切断刃に近
付く必要がなく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷凍肉等の切断装置の一
部を切断した正面図、第2図は載置面の部分を切
断した側面図、第3図は同、背面図、第4図は支
柱と上下フレームを取り外し、かつ排出用駆動装
置の一部分を破断して示した平面図、第5図は切
断刃とまな板等の関係を示す断面図、第6図は揺
動装置の側面図である。 台体……1、載置面……4、切断用駆動装置…
…27、切断刃……28、振動装置……31、被
切断物……W。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷凍肉等の被切断物Wを載せる載置面4を有
    する台体1と、上記載置面4の側部に配設され、
    幅方向移動手段11,12によつて載置面4の幅
    方向に横移動させられて載置面4の実質的な幅を
    変える側板5と、上記載置面4の前部に設けられ
    た排出シユート22と、該排出シユート22の底
    部に設けられ、揺動用駆動装置36によつて載置
    面4の幅方向に揺動させられるまな板33と、上
    記載置面4の中央部に配設され、押圧用駆動装置
    14によつて動かされて載置面4上の被切断物W
    を側板5に沿つてまな板33に向けて移動させる
    押し板6と、振動装置31により微振動させられ
    ながら切断用駆動装置27で降下させられて上記
    まな板33上の被切断物Wを切断する切断刃28
    と、該切断刃28によつて切断されたまな板33
    上の被切断物Wを、排出用駆動装置40によつて
    動かされて排出シユート22から排出させる払出
    し板41とを具備したことを特徴とする冷凍肉等
    の切断装置。
JP17651586A 1986-07-26 1986-07-26 冷凍肉等の切断装置 Granted JPS6334096A (ja)

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JPS6334096A JPS6334096A (ja) 1988-02-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0588896U (ja) * 1992-05-21 1993-12-03 ワタナベフーマック株式会社 食品スライサの刃物受け装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5866699A (ja) * 1981-10-15 1983-04-20 日本電子工業株式会社 食品の切断方法
JPS58132500A (ja) * 1982-01-26 1983-08-06 日本電子工業株式会社 超音波切断加工装置の加工用工具
JPS6156895A (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 ニイガタプラントサ−ビス株式会社 パン類、畜肉加工品等の切断装置

Patent Citations (3)

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