JPH02232864A - スチルビデオ装置のデータ信号再生回路 - Google Patents

スチルビデオ装置のデータ信号再生回路

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JPH02232864A
JPH02232864A JP1054176A JP5417689A JPH02232864A JP H02232864 A JPH02232864 A JP H02232864A JP 1054176 A JP1054176 A JP 1054176A JP 5417689 A JP5417689 A JP 5417689A JP H02232864 A JPH02232864 A JP H02232864A
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Koichi Sato
公一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、スチルビデオカメラ、スチルビデオ装置など
のスチルビデオ再生装置におけるデータ信号再生回路に
関する. 「従来技術およびその問題点」 従来のスチルビデオカメラは、被写体像を撮像素子で光
電変換し、輝度信号(Y)および色差信号(C)として
捕捉してこれらの映像信号をFM変調により合成し、磁
気ディスクに記録している.さらに近年のスチルビデオ
カメラの統一規格では、フィールド記録なのかフレーム
記録なのか、何番目のトラックなのか、などのデータ信
号を周波数多重方式によって上記映像信号に重ねて磁気
ディスクに記録している. このデータ信号の変調方式としては、DPSK(Dif
ferential Phase Shift Key
ing )変調が採用されている。したがってデータ信
号は、DPSK変調され、映像信号に多重して磁気ディ
スクに記録している。そして再生時には、磁気ディスク
から読出したFM変調信号の中からデータ信号を抽出し
、波形整形してからDPSK復調していた.しかし、D
PSK信号の波形整形を行なうと、DPSK信号の振幅
が太き《なり、その立ち上がり、立ち下がりにおいて強
力なノイズが発生し、このノイズが映像信号を損ねてい
た.しかもDPSK信号は水平同期信号と同期している
ので、同一のトラックの映像信号を繰り返して再生し、
モニタテレビでモニタする場合、上記ノイズは、画面上
に固定したノイズ(縦線)として現われ、目に付きゃす
かった。
「発明の目的」 本発明は、上記従来のスチルビデオ装置の問題点に鑑み
てなされたもので、再生時に、データ信号によるノイズ
が出ないスチルビデオ装置のデータ信号再生回路を提供
することを目的とする.「発明の概要」 上記目的を達成する本発明は,映像信号とDPSK変調
により変調されたデータ信号とが多重記録された磁気デ
ィスクから該多重記録信号を読取る読取り手段と、該読
取り手段が読取った多重記録信号からデータ信号を抽出
し、再生するデータ信号再生手段と、該再生手段の再生
動作をON/OFF制御する制御手段とを有することに
特徴を有する.上記構成によれば、記録媒体から読出さ
れたデータ信号の波形整形をON/OFFできるので、
波形整形をオフすれば、波形整形に伴うノイズの発生が
無くなり、綺麗な再生映像を得ることができる.また、
同一の多重記録信号を複数回再生する場合には、波形整
形を最初の1回のみ行ない、その後は行なわないように
しておけば、所定のデータを得た上で、ノイズのない綺
麗な再生映像を得ることができる. 「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図は、
本発明を適用したスチルビデオ再生装置の回路構成の概
要を示したブロック図である.磁気ディスク10には、
周知の通り輝度信号および色信号からなる映像信号と、
データ信号とが多重されて記録されている.輝度信号は
高周波数帯域、色信号は低周波数帯域でそれぞれFM変
調され、データ信号は、色信号よりも低い周波数帯域で
DPSK変調されている. 磁気ディスク10は、マイコン12によって制御される
サーボモータ14により回転駆動される.磁気ディスク
10に記録された多重信号は、磁気ヘッドl6により読
取られるが、磁気ヘッド16は、ヘッドトラッキング手
段としてのヘッドトラッキング機構18によって所定の
トラックにトラッキングされる。ヘッドトラッキング機
構18は、マイコン12によっ゛て制御され、所定のピ
ッチで磁気ヘッドl6をトラッキング動作させる. 磁気ヘッド16で読取られた多重記録信号はブリアンブ
20で増幅され、ハイバスフィルタ(HPF)22、ロ
ーパスフィルタ(L P F)24およびバンドバスフ
ィルタ(BPF)26にそれぞれ出力される.ハイバス
フィルタ22は、輝度信号に関する高周波帯域の信号の
みを通し、ローパスフィルタ24は、色信号に関する低
周波帯域の信号のみを通す。データ信号抽出手段として
のバンドバスフィルタ26は、データ信号に関するDP
SK信号のみを通す. ハイバスフィルタ22を通った輝度信号およびローパス
フィルタ24を通った色信号は、それぞれ輝度信号処理
回路28および色信号処理回路30で所定の処理が施さ
れてエンコーダ34に出力される。エンコーダ34は、
FM変調された輝度信号および色信号を復調し、合成し
て複合ビデオ信号としてビデオ端子38に出力する。
一方、バンドパスフィルタ26を通ったDPSK再生信
号は波形整形回路32に入力され、ここで波形整形が施
されてDPSK復調回路36に出力される。DPSK復
調回路36は、波形整形されたDPSK再生信号をデー
タ信号(差分データ)に復調し、これをマイコンl2に
出力する. マイコン12は、このデータ信号を解読し、解読したデ
ータに基づいた制御および必要に応じてメモリを実行す
る. さらにマイコン12は、データリード信号を波形整形回
路32に出力し、ミュート信号をエンコーダ34に出力
する.データリード信号は、波形整形回路32の波形整
形動作をON/OFFする制御信号であり、ミュート信
号は、エンコーダ34に、エンコード動作を中止させて
映像ミュート信号を出力させる制御信号である. また、マイコン12には操作スイッチ40が入力されて
いる.この操作スイッチ40は複数のスイッチを有し、
これらスイッチのON/OFF操作によって、マイコン
12に再生開始、停止または再生トラックの選択などの
動作を実行させることができる. 次に、上記構成のスチルビデオ再生装置の再生動作につ
いて説明する.なおこの再生動作は、マイコン12にメ
モリされた制御プログラムにしたがって実行される。
操作スイッチ40によって再生オン操作がなされると、
マイコン12はサーボモータ14を起動し、ヘッドトラ
ッキング機構18を起動して磁気ヘッド16のトラッキ
ング動作を開始し、これを所定のトラックにトラッキン
グさせる.磁気ヘッド16は、所定のトラックにトラッ
キングされると、そのトラックに記録されている多重記
録信号の読取りを行なう. ここで、本装置はスチルビデオなので、再生の間磁気デ
ィスクlOは一定速度で回転し、磁気ヘッド16は、所
定のトラックから信号を繰り返し読取る.また、フィー
ルド記録の場合は1トラックで1画面を構成し、フレー
ム記録の場合は2トラックで1画面を構成する.したが
って磁気ディスク10は、毎秒60回転し、約1760
秒で1フィールド分の映像信号を読取る。
磁気ヘッド16が読取った多重記録信号は、ブリアンブ
20で増幅し、ハイバスフィルタ22、ローパスフィル
タ24およびバンドバスフィルタ26に送る.ハイバス
フィルタ22、ローバスフィルタ24およびバンドバス
フィルタ26は、それぞれ搬送波の周波数に応じて輝度
信号、色信号およびDPSK変調信号のみを抽出し、そ
れぞれを輝度信号処理回路28、色信号処理回路30お
よび波形整形回路32に出力する。
映像に関する輝度信号および色信号は、輝度信号処理回
路28、32j5よびエンコーダ34を介して複合ビデ
オ信号に加工してビデオ端子38に出力する.このビデ
オ端子38にモニタテレビを接続しておけば、その映像
を静止画として見ることができる。
一方、データに関するDPSK変調信号は、波形整形回
路32で波形整形し、DPSK復調回路36で復調して
マイコン12に出力する. マイコン12は、上記復調データを解読し、メモリする
とともに所定の処理を実行する.所定の処理とは、例え
ば、トラック番号をディスプレイに表示させたり、フィ
ールド記録であれば、磁気ヘッドl6に第2トラックの
記録を読み取らせるなどである. 以上は従来のスチルビデオ再生装置でも行なわれる基本
動作であるが、次に本発明の特徴である動作について説
明する. 磁気ヘッド16のトラッキングが完了し、多重記録信号
の読取りが開始されると、マイコン12はデータリード
信号をオンする。したがって、磁気ヘッド16が読取っ
た多重記録信号の内、バンドバスフィルタ26を通った
データ信号は、波形整形回路32で波形整形され、DP
SK復調回路36で復調され、マイコンl2で処理がな
される.マイコンl2は,上記復調データを解読し、メ
モリするとともに所定の処理を実行する.以下説明を簡
単にするため、フィールド記録の場合について説明する
. 一回目の読取りが終了すると、マイコン12はデータリ
ード信号およびミエート信号をオフする.したがって、
磁気ヘッド16が読取った同一トラックの2回目以降の
多重記録信号の内、映像信号は、エンコーダ34で復調
されて複合ビデオ信号として出力されるが、データ信号
は、波形整形回路32の波形整形動作が停止するので、
波形整形されない.つまりマイコン12は、一回データ
信号を解読するとデータリード信号をオフし、波形整形
回路32における波形整形動作を停止させる. したがって、磁気ディスクlOの所定のトラックから読
み出される2回目以降のデータ信号は、波形整形されず
、マイコン12に出力されない.これにより、2回目以
降の再生映像信号に、波形整形時に生じていたノイズが
入らないので、ノイズの無い綺麗な映像を得ることがで
きる.次に,上記波形整形回路32の具体的な実施例に
ついて、第2図および第3図を参照して説明する. バンドパスフィルタ26を゛通ったDPSK再生信号は
、コンデンサCIを介してトランジスタTriのベース
に入力される.トランジスタTriのエミッタは、抵抗
Rlを介してトランジスタTr2のべ一スに接続されて
いる.このトランジスタTr2のコレクタは、並列のコ
ンデンサC2およびコイルLlを介して電源VCCに接
続されていて、これらで帯域増幅器を構成している. コンデンサC2およびコイルLlとコレクタとの接続点
は、トランジスタTr3のベースに接続されている.ト
ランジスタTr3のコレクタおよびエミッタは、それぞ
れコンデンサC3 ,C4を介してコンバレータ42の
非反転入力端子および反転入力端子に接続されている.
さらに、コンデンサC3と非反転入力端子との間にはプ
ルダウン抵抗R2が、コンデンサC4と反転入力端子と
の間にはプルダウン抵抗R3が接続されている.そして
コンバレータ42の出力は、DPSK復調回路36に接
続されている. また、データリード信号は、トランジスタTr4のベー
ス、およびインバータを介してトランジスタTr5のベ
ースに入力されている.トランジスタTr4のコレクタ
はコンデンサC4と反転入力端子との間に、トランジス
タTr5のコレクタはコンデンサC3と非反転入端子と
の間に接続されている. 上記回路構成によれば、波形整形回路32に入力された
DPSK再生信号は、直流成分、高周波成分およびノイ
ズが取り除かれ、増幅される.そして、トランジスタT
r3のコレクタおよびエミッタに、逆位相の波形として
表われる.ここで、データリード信号がオン(“L”レ
ベル)のときは、コンバレータ42の非反転、反転入力
端子が、互いに逆位相の電位となる.したがって、コン
パレータ42の出力は、DPSK変調信号を波形整形し
た信号となる. データリード信号がオフする(“H”レベルになる)と
、トランジスタTr4およびTr5がオンし、コレクタ
電流が流れる.これにより,コンバレータ42の反転入
力端子のレベルがグランドレベルに、非反転入力端子の
レベルが“H”レベルにそれぞれなるので、コンバレー
タ42の出力は常時“H“になる. 以上のように、本回路は、データリード信号がオンして
いる間(”L”のとき)は波形整形動作を実行し、デー
タリード信号がオフしている間(“H”のとき)は波形
整形動作を停止するのである. 次に、第3図に示した別の実施例について説明する.こ
の回路は、第2図に示した回路と、データリード信号の
接続回路を除いて同一構成である.この第二の実施例で
は、コンバレータ42の電源端子と電源Vccとの間に
、スイッチングトランジスタTr6を介在させてある.
つまり、データリード信号がオンしているとき(“L″
′レベルのとき)にコンバレータ42の電源がオンし、
データリード信号がオフしているとき(“H”レベルの
とき)には同電源がオフするのである.したがってコン
バレータ42は、データリード信号がオンしているとき
に上記同様の波形整形動作を実行し、データリード信号
がオフしているときに波形動作を停止する。
以上の通り本実施例によれば、映像の再生時に、各フィ
ールドの最初の再生時にのみデータ信号の波形整形を行
なって読み込むが、一度読み込んだらそれ以降は波形整
形を行なわないので、波形整形に伴うノイズの発生およ
びそのノイズが映像信号に混入することが無くなる. また、再生画像をプリントする場合は、2回目以降の再
生映像信号によってプリントすれば、ノイズのない奇麗
なプリントを得ることができる.以上本発明の実施例に
ついて説明したが、本発明はこの実施例に限定されるも
のではなく、例えばデータの再生処理は、データの再生
および解読が一回で完了すればよいが、エラーを生じた
場合は、二回目またはそれ以降所定回数の読み込みデー
タを再生する構成としてもよい.波形整形回路32は、
図示の回路以外に、公知の種々の回路も利用できる. 本実施例では、再生専用の装置について説明したが、本
発明は,再生機能を有するスチルビデオカメラにも適用
できる。
「発明の効果」 以上の説明から明らかな通り本発明によれば、記録媒体
から読出されたデータ信号の波形整形をON/OFFで
きるので、記録媒体に記録されたスチル映像を再生する
場合において、波形整形をオフすれば、波形整形に伴う
ノイズの発生が無くなり、綺麗な再生映像を得ることが
できる。しかも、上記ノイズの影響を考慮しなくても済
むので、ノイズ対策が不要になり、回路設計が容易にな
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のスチルビデオ再生装置の実施例の回
路の概要を示したブロック図、第2図は、同再生装置の
波形整形回路の具体的回路図、 第3図は同波形整形回路の別の具体的回路図である。 10・・・磁気ディスク(記録媒体)、12・・・マイ
コン(制御手段)、16・・・磁気ヘッド(読取り手段
)、22・・・ハイバスフィルタ、24・・・ローパス
フィルタ、26・・・バンドバスフィルタ(データ信号
抽出手段)、28・・・輝度信号処理回路、30・・・
色処理回路、32・・・波形整形回路、34・・・エン
コーダ、36・・・DPSK信号復調回路、40・・・
コンバレータ. 特許出願人   旭光学工業株式会社 同代理人    三 浦 邦 夫

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)映像信号とデータ信号とが多重記録された磁気デ
    ィスクから該多重記録信号を読取る読取り手段と、該読
    取り手段が読取った多重記録信号からデータ信号を抽出
    し、再生するデータ信号再生手段と、該再生手段の再生
    動作をON/OFF制御する制御手段とを有することを
    特徴とするスチルビデオ装置のデータ信号再生回路。
  2. (2)請求項1において、同一の多重記録信号を複数回
    読取る場合において、制御手段は、データ信号再生手段
    に、読取り手段が読取った最初または所定回数までのデ
    ータ信号は再生させる、それ以降に読取ったデータ信号
    は再生させないことを特徴とするスチルビデオ装置のデ
    ータ信号再生回路。
  3. (3)請求項1において、データ信号再生手段は、多重
    記録信号からデータ信号を抽出するデータ信号抽出手段
    と、該データ信号の波形整形を行なう波形整形手段と、
    該波形整形されたデータ信号をDPSK復調するDPS
    K復調回路とを有し、制御手段は、同一の多重記録信号
    を複数回読取る場合には、上記波形整形手段に、読取り
    手段が読取った最初または所定回数までのデータ信号の
    波形整形は行なわせ、それ以降に読取ったデータ信号の
    波形整形は禁止することを特徴とするスチルビデオ装置
    のデータ信号再生回路。
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DE4007205A DE4007205C2 (de) 1989-03-07 1990-03-07 Einzelbild-Videogerät
US08/395,537 US5748833A (en) 1989-03-07 1995-02-28 Still video apparatus having data signal suppression

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JPH02136649U (ja) * 1989-04-19 1990-11-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02136649U (ja) * 1989-04-19 1990-11-14

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